JP5420501B2 - 蓄冷体 - Google Patents

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本発明は、蓄冷剤と該蓄冷剤を収容する扁平容器とからなる蓄冷体に関するものである。
従来、蓄冷体が積み重ねられた状態で、保冷庫に収容し、蓄冷体を冷却することが行われているが、隣接する蓄冷体間に、所定の間隙を形成することにより、蓄冷体の冷却効率を上げる必要がある。このように、蓄冷体の冷却効率を上げるために、蓄冷体の両面に、それぞれ、互いに嵌合可能な位置決め凹部と位置決め凸部を形成し、蓄冷体が積み重ねられた際に、隣接する蓄冷体間に、所定の間隙が形成されるように構成されている蓄冷体が、一例として、特許文献1に開示されている。
特許第3919417号公報
上述した蓄冷体が積み重ねられた状態に収容された蓄冷体収容容器を、保冷庫に入れて、蓄冷体を冷却する際には、蓄冷体の冷却効率を上げるために、隣接する蓄冷体間に、所定の間隙が形成される必要があるが、蓄冷体を、冷却することなく、単に、保管のために、蓄冷体収容容器に収容しておく場合には、隣接する蓄冷体間に、間隙が形成されているために、蓄冷体収容容器への蓄冷体の収容効率が悪いという問題があった。
また、中仕切りが配設されていない蓄冷体収容容器に、蓄冷体を立てて、換言すれば、蓄冷体を、蓄冷体収容容器の底部に対して垂直に配設すると、蓄冷体が傾いて収容されるという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の蓄冷体が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、蓄冷剤と該蓄冷剤を収容する扁平容器とからなる蓄冷体において、前記扁平容器を構成する上部水平端側面の両端部に位置する角部には、角部嵌合切欠部が形成されており、また、前記扁平容器を構成する相対する主面のうちの一方の下部水平端側面の両端部に位置する角部には、一方の主面に対して垂直に突出した角部衝合部が形成されているとともに、もう一方の主面は、角部衝合部が形成されていない平坦に形成されており、複数の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部が上方に位置し、また、前記角部衝合部が下方に位置するように配置するとともに、一方の蓄冷体の前記角部衝合部を、隣接するもう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に対向するように配置した際には、一方の蓄冷体の角部衝合部の垂直先端面が、もう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に衝合し、隣接する蓄冷体間に、冷気が通過することができる間隙が形成されるように構成されており、複数の蓄冷体のうち、一方の蓄冷体の前記角部衝合部ともう一方の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部とが対向するように配置された際には、一方の蓄冷体の前記角部衝合部が、もう一方の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部に嵌合されるように構成したものである。
蓄冷剤と該蓄冷剤を収容する扁平容器とからなる蓄冷体において、扁平容器を構成する相対する主面の上部水平端側面の両端部に位置する角部には、主面に対して垂直に突出した角部衝合部が形成されているとともに、相対する主面の下部水平端側面の両端部に位置する角部には、角部衝合部が嵌合される角部嵌合凹部が形成されており、複数の蓄冷体の角部衝合部同士を、互いに対向するように配置した際には、角部衝合部の垂直先端面同士が衝合し、隣接する蓄冷体間に、冷気が通過することができる間隙が形成されるように構成されており、複数の蓄冷体のうち、一方の蓄冷体の角部衝合部ともう一方の蓄冷体の角部嵌合凹部とが対向するように配置した際には、一方の蓄冷体の角部衝合部が、もう一方の蓄冷体の角部嵌合凹部に嵌合されるように構成したので、蓄冷体収容容器に収容された蓄冷体を効果的に冷却することができるとともに、蓄冷体の蓄冷体収容容器への収容効率を上げることができる。
蓄冷剤と該蓄冷剤を収容する扁平容器とからなる蓄冷体において、扁平容器を構成する上部水平端側面の両端部に位置する角部に、角部嵌合切欠部を形成し、また、扁平容器を構成する相対する主面のうちの一方の下部水平端側面の両端部に位置する角部に、一方の主面に対して垂直に突出した角部衝合部を形成するとともに、もう一方の主面は、角部衝合部が形成されていない平坦に形成されており、複数の蓄冷体の角部嵌合切欠部が上方に位置し、また、角部衝合部が下方に位置するように配置するとともに、一方の蓄冷体の角部衝合部を、隣接するもう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に対向するように配置した際には、一方の蓄冷体の角部衝合部の垂直先端面が、もう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に衝合し、隣接する蓄冷体間に、冷気が通過することができる間隙が形成されるように構成されており、複数の蓄冷体のうち、一方の蓄冷体の角部衝合部ともう一方の蓄冷体の角部嵌合切欠部とが対向するように配置された際には、一方の蓄冷体の角部衝合部が、もう一方の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部に嵌合されるように構成したので、蓄冷体収容容器に収容された蓄冷体を効果的に冷却することができるとともに、蓄冷体の蓄冷体収容容器への収容効率を上げることができる。
図1は、本発明の蓄冷体の斜視図である。 図2は、同じく、本発明の蓄冷体の斜視図である。 図3は、本発明の一対の蓄冷体が、対向するように配置された状態の斜視図である。 図4は、本発明の一対の蓄冷体が、蓄冷体冷却状態に積み重ねられた斜視図である。 図5は、本発明の一対の蓄冷体が、対向するように配置された状態の斜視図である。 図6は、本発明の一対の蓄冷体が、蓄冷体収容状態に積み重ねられた斜視図である。 図7は、本発明の別の実施例の蓄冷体の斜視図である。 図8は、同じく、本発明の別の実施例の蓄冷体の斜視図である。 図9は、図7に示されている一対の蓄冷体が、対向するように配置された状態の斜視図である。 図10は、図7に示されている一対の蓄冷体が、蓄冷体冷却状態に積み重ねられた斜視図である。 図11は、図7に示されている一対の蓄冷体が、対向するように配置された状態の斜視図である。 図12は、図7に示されている一対の蓄冷体が、蓄冷体収容状態に積み重ねられた斜視図である。 図13は、図7に示されている一対の蓄冷体の一方が傾動した状態の側面図である。
図1において、C1は、蓄冷体であり、蓄冷体C1は、蓄冷剤と該蓄冷剤が収容された、正面形状が略方形状な扁平容器C1’とから構成されている。
扁平容器C1’は、蓄冷体C1同士を重ねて蓄冷体収容容器に収容する際に、互いに対向する平坦な相対する主面1と、扁平容器C1’の相対する水平端側面2と、扁平容器C1’の相対する垂直端側面3とから形成されている。
一方の主面1の4つの角部のうち、一方の水平端側面2(図1において、上方に位置する水平端側面で、以下、便宜的に、上部水平端側面と称し、符号2’を付す。)の両端部に位置する2つの角部には、主面1に対して垂直に突出した角部衝合部S1が形成されている。また、もう一方の主面1の4つの角部のうち、上部水平端側面2’の両端部に位置する2つの角部にも、もう一方の主面1に対して垂直に突出した角部衝合部S1が形成されている。角部衝合部S1の垂直先端面s1は、主面1と平行に形成されている。
また、上部水平端側面2’の両端部に位置する角部に形成された角部衝合部S1間の中間部には、中間嵌合凹部H1が形成されている。中間嵌合凹部H1は、相対する主面1を、互いに接近するように凹ますことにより、一方の主面1及びもう一方の主面1に形成されており、上方と前方が開放されている。
一方の主面1の4つの角部のうち、もう一方の水平端側面(図1において、下方に位置する水平端側面で、以下、便宜的に、下部水平端側面と称し、符号2”を付す。)の両端部に位置する2つの角部には、上述した角部衝合部S1が嵌合される角部嵌合凹部H2が形成されている。また、もう一方の主面1の4つの角部のうち、下部水平端側面2”の両端部に位置する2つの角部にも、上述した角部衝合部S1が嵌合される角部嵌合凹部H2が形成されている。角部嵌合凹部H2も、上述した中間嵌合凹部H1と同様に、相対する主面1を、互いに接近するように凹ますことにより形成されており、角部嵌合凹部H2は、垂直端側面3側と下方と前方が開放されている。また、上述した、角部嵌合凹部H2間の中間部には、上述した角部衝合部S1と同様の中間衝合部S2が形成されている。
上述した角部衝合部S1の垂直先端面s1及び中間衝合部S2の垂直先端面s2の主面1からの高さP1は、中間嵌合凹部H1及び角部嵌合凹部H2の主面1からの深さV1と略同じか、それより低く形成されている。
図3に示されているように、複数の蓄冷体C1を、扁平容器C1’の主面1が、互いに対向するように、且つ、角部衝合部S1同士及び中間衝合部S2同士が、互いに対向するように配置し、その後、隣接する蓄冷体C1を、互いに接近させた場合には、図4に示されているように、一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1の垂直先端面s1ともう一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1の垂直先端面s1とが、互いに衝合するとともに、一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2の垂直先端面s2ともう一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2の垂直先端面s2とが、互いに衝合し、一方の蓄冷体C1の主面1ともう一方の蓄冷体C1の主面1との間に、蓄冷体C1を冷却する際に、冷気が通過することができる間隙D1が形成されるように構成されている。このように構成することにより、蓄冷体収容容器に収容された複数の蓄冷体C1を効果的に冷却することができる。以下、このような、隣接する蓄冷体C1間に、冷気が通過することができる間隙D1が形成されている状態を、蓄冷体冷却状態という。
上述した蓄冷体冷却状態から、一方の蓄冷体C1(図5において、手前に位置する蓄冷体C1)を、該蓄冷体C1の上部水平端側面2’と下部水平端側面2”に平行な中間水平線を中心に、180度回転させて、一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1ともう一方の蓄冷体C1の角部嵌合凹部H2とが対向するように配置するとともに、一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2が、もう一方の蓄冷体C1の中間嵌合凹部H1とが対向するように配置し、その後、隣接する蓄冷体C1を、互いに接近させると、図6に示されているように、一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1が、もう一方の蓄冷体C1の角部嵌合凹部H2に嵌合され、また、一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2が、もう一方の蓄冷体C1の中間嵌合凹部H1に嵌合されることになる。
上述したように、一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1が、もう一方の蓄冷体C1の角部嵌合凹部H2に嵌合され、また、一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2が、もう一方の蓄冷体C1の中間嵌合凹部H1に嵌合されるように構成することにより、複数の蓄冷体C1を、主面1が対向するように積み重ねた際には、主面1間の距離を短縮することができる。従って、より多くの蓄冷体C1を、蓄冷体収容容器に収容することができる。以下、このような、一方の蓄冷体C1の角部衝合部S1が、もう一方の蓄冷体C1の角部嵌合凹部H2に嵌合され、また、一方の蓄冷体C1の中間衝合部S2が、もう一方の蓄冷体C1の中間嵌合凹部H1に嵌合された状態を、蓄冷体収容状態という。
上述したように、蓄冷体C1に形成された角部衝合部S1及び中間衝合部S2の主面1からの高さP1が、中間嵌合凹部H1及び角部嵌合凹部H2の主面1からの深さV1と略同じか、それより低く形成されているので、蓄冷体C1の蓄冷体収容状態においては、隣接する蓄冷体C1の相対する主面1が、略当接、或いは、当接することができるので、蓄冷体収容状態のより多くの蓄冷体C1を、蓄冷体収容容器に収容することができ、蓄冷体収容状態の蓄冷体C1の、蓄冷体収容容器への収容効率を上げることができる。
また、蓄冷体C1を構成する角部衝合部S1及び角部嵌合凹部H2が、蓄冷体C1の主面1の角部に形成されているとともに、蓄冷体C1を構成する中間衝合部S2及び中間嵌合凹部H1が、それぞれ、蓄冷体C1の相対する水平端側面2に接近して位置する主面1に形成されており、それ以外の主面1には、従来の蓄冷体のように、衝合部や嵌合凹部が形成されていない。
ところで、蓄冷体C1を冷却する際には、蓄冷体C1の主面1の中央部領域が、外側に膨出することが知られているが、本発明においては、角部衝合部S1、中間衝合部S2、中間嵌合凹部H1及び角部嵌合凹部H2が、全て、蓄冷体C1の角部及び水平端側面2に接近して形成されており、従来の蓄冷体のように、蓄冷体の中央部領域には形成されていないので、蓄冷体の主面の中央部領域の外側への膨出により、蓄冷体収容状態における、角部衝合部S1への角部嵌合凹部H2の嵌合及び中間衝合部S2の中間嵌合凹部H1への嵌合が阻害されるようなことを防止することができる。
なお、上述した実施例における中間嵌合凹部H1及び中間衝合部S2を、適宜、省略することもできる。
次に、図7及び図8を用いて、本発明の別の実施例の蓄冷体C2について説明する。なお、上述した実施例と共通の部分については、同じ符号が使用されている。
扁平容器C2’は、上述した実施例における扁平容器C1’と同様の扁平容器C2’であり、本実施例においても、互いに対向する平坦な相対する主面1と、扁平容器C2’の相対する水平端側面2と、扁平容器C2’の相対する垂直端側面3とから形成されている。
本実施例においては、一方の主面1の4つの角部のうち、上部水平端側面2’と相対する垂直端側面3とにより形成される角部分を切り欠くことにより、上部水平端側面2’の両端部に位置する2つの角部に、角部嵌合切欠部H2’が形成されている。角部嵌合切欠部H2’は、上部水平端側面2’に平行な水平部h1と上部水平端側面2’に垂直な垂直部h2とにより形成されている。このように、扁平容器C2’に、角部嵌合切欠部H2’を形成することにより、扁平容器C2’の上部中央部には、上部凸部C2”が形成されることになる。
また、一方の主面1の4つの角部のうち、下部水平端側面2”の両端部に位置する2つの角部には、一方の主面1に対して垂直に突出した自立兼角部衝合部S3が形成されている。自立兼角部衝合部S3は、蓄冷体収容状態において、上述した角部嵌合切欠部H2’に挿入されるように構成されている。自立兼角部衝合部S3の主面1から高さP1’は、扁平容器C2’の厚さV1’、換言すれば、相対する主面1間の距離と同じか、それよりも若干短く形成されており、自立兼角部衝合部S3の垂直先端面s3は、主面1と平行に形成されている。また、自立兼角部衝合部S3の底面s4は、平坦で、主面1に対して垂直に形成されている。このように構成することにより、自立兼角部衝合部S3の底面s4を、蓄冷体収容容器の平坦な底部に載置した際に、自立兼角部衝合部S3が、簡単には、倒れることがないように構成されている。
更に、上述した自立兼角部衝合部S3が形成されている一方の主面1と相対するもう一方の主面1は、図8に示されているように、平坦に形成されており、もう一方の主面1には、自立兼角部衝合部S3は形成されていない。
上述した上部凸部C2”の自立兼角部衝合部S3が形成されている一方の主面1側の上端部には、上部水平端側面2’に接近して、傾倒抑制凸部S4が形成されている。傾倒抑制凸部S4の主面1から高さP2’は、自立兼角部衝合部S3の主面1から高さP1’より、低く形成されている。
また、上述した自立兼角部衝合部S3が形成されている一方の主面1の下部水平端側面2”の中央部近傍には、傾倒抑制凸部S4が嵌合される傾倒抑制凸部用嵌合凹部H3が形成されている。
図9に示されているように、一方の蓄冷体C2の自立兼角部衝合部S3や傾倒抑制凸部S4が形成されている扁平容器C2’の一方の主面1と、このような自立兼角部衝合部S3や傾倒抑制凸部S4が形成されていない、もう一方の蓄冷体C2の平坦な主面1が、互いに対向するように配置し、その後、隣接する蓄冷体C2を、互いに接近させた場合には、図10に示されているように、一方の蓄冷体C2に形成された自立兼角部衝合部S3が、もう一方の蓄冷体C2の自立兼角部衝合部S3や傾倒抑制凸部S4が形成されていない平坦な主面1に当接し、一方の蓄冷体C2の主面1ともう一方の蓄冷体C2の主面1との間に、蓄冷体C2を冷却する際に、冷気が通過することができる間隙D1’が形成されることになる。従って、蓄冷体収容容器に収容された複数の蓄冷体C1を効果的に冷却することができる。
上述した蓄冷体冷却状態から、一方の蓄冷体C2(図11において、手前に位置する蓄冷体C2)を、該蓄冷体C2の上部水平端側面2’と下部水平端側面2”に平行な中間水平線を中心に、180度回転させて、一方の蓄冷体C2の自立兼角部衝合部S3ともう一方の蓄冷体C2の角部嵌合切欠部H2’とが対向するように配置するとともに、その後、一方の蓄冷体C2ともう一方の蓄冷体C2とを、互いに接近させた場合には、図12に示されているように、一方の蓄冷体C2に形成された自立兼角部衝合部S3が、もう一方の蓄冷体C2に形成された角部嵌合切欠部H2’に嵌合され、また、一方の蓄冷体C2のに形成された傾倒抑制凸部S4が、もう一方の蓄冷体C2に形成された傾倒抑制凸部用嵌合凹部H3に、挿入されるように構成されている。
上述したように構成されているので、蓄冷体C2の蓄冷体収容状態においては、隣接する蓄冷体C2の相対する主面1を、略当接、或いは、当接することができるので、蓄冷体収容状態のより多くの蓄冷体C2を、蓄冷体収容容器に収容することができ、蓄冷体収容状態の蓄冷体C2の、蓄冷体収容容器への収容効率を上げることができる。
また、図13に示されているように、蓄冷体冷却状態になるように、複数の蓄冷体C2の自立兼角部衝合部S3の底面s4を、蓄冷体収容容器の平坦な底部Fに載置した際に、隣接する一方の蓄冷体(図13において、右側に位置する蓄冷体)C2が、もう一方の蓄冷体(図13において、左側に位置する蓄冷体)C2方向に傾動した場合には、もう一方の蓄冷体C2の上部凸部C2”に形成された傾倒抑制凸部S4に、一方の蓄冷体C2の自立兼角部衝合部S3や傾倒抑制凸部S4が形成されていない、平坦な主面1が当接し、一方の蓄冷体C2のもう一方の蓄冷体C2への傾動を抑制することができるので、蓄冷体C2が倒れるようなことを防止することができる。
なお、傾倒抑制凸部S4を省略するとともに、蓄冷体収容状態において、傾倒抑制凸部S4が嵌合される傾倒抑制凸部用嵌合凹部H3を省略することもできる。また、自立兼角部衝合部S3を、上述した角部衝合部S1や中間衝合部S2と同様に、単なる、角部衝合部S3とすることもできる。このように、蓄冷体C2を構成した場合における蓄冷体C2の蓄冷体冷却状態及び蓄冷体収容状態は、基本的に、上述した説明と同じであるので、その説明は省略する。
C1、C2・・・・・・・・・・・・・・蓄冷体
C1’・・・・・・・・・・・・・・・・扁平容器
S1・・・・・・・・・・・・・・・・・角部衝合部
S2・・・・・・・・・・・・・・・・・中間衝合部
S3・・・・・・・・・・・・・・・・・自立兼角部衝合部
S4・・・・・・・・・・・・・・・・・傾倒抑制凸部
H1・・・・・・・・・・・・・・・・・中間嵌合凹部
H2・・・・・・・・・・・・・・・・・角部嵌合凹部
H3・・・・・・・・・・・・・・・・・傾倒抑制凸部用嵌合凹部
1・・・・・・・・・・・・・・・・・・主面
2・・・・・・・・・・・・・・・・・・水平短側壁面
3・・・・・・・・・・・・・・・・・・垂直短側壁面

Claims (1)

  1. 蓄冷剤と該蓄冷剤を収容する扁平容器とからなる蓄冷体において、前記扁平容器を構成する上部水平端側面の両端部に位置する角部には、角部嵌合切欠部が形成されており、また、前記扁平容器を構成する相対する主面のうちの一方の下部水平端側面の両端部に位置する角部には、一方の主面に対して垂直に突出した角部衝合部が形成されているとともに、もう一方の主面は、角部衝合部が形成されていない平坦に形成されており、複数の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部が上方に位置し、また、前記角部衝合部が下方に位置するように配置するとともに、一方の蓄冷体の前記角部衝合部を、隣接するもう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に対向するように配置した際には、一方の蓄冷体の角部衝合部の垂直先端面が、もう一方の蓄冷体の前記もう一方の主面に衝合し、隣接する蓄冷体間に、冷気が通過することができる間隙が形成されるように構成されており、複数の蓄冷体のうち、一方の蓄冷体の前記角部衝合部ともう一方の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部とが対向するように配置された際には、一方の蓄冷体の前記角部衝合部が、もう一方の蓄冷体の前記角部嵌合切欠部に嵌合されるように構成されていることを特徴とする蓄冷体。
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