JP5420466B2 - 逆流防止弁及び医療用カテーテル - Google Patents

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この発明は、逆流防止弁及び医療用カテーテルに関し、さらに詳しくは、胃瘻カテーテルなどの医療用カテーテルである、例えば胃瘻栄養ボタンに用いられる、いわゆるダックビル弁においてその閉止機能を改善した技術に係るものである。
胃瘻造設後、体内に留置した胃瘻栄養ボタンを用いて体内に栄養剤を供給する胃瘻栄養を行うが、供給後の栄養剤の逆流を防ぐために、該ボタンの一部分に逆流防止弁を設けることがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている逆流防止弁は、円形のシリコン薄板に一線の切れ込み(スリット)を設けたスリット弁であり、栄養剤供給時には栄養剤供給アダプタの先端部により押し開かれる一方、通常時は閉塞されることにより胃内部側からの逆流を防止するものである。しかし、このスリット弁においては、繰り返し使用によるアダプタの先端部の挿入によって次第にスリットに開口癖が付いて、通常時に閉塞しなくなることがあった。
そこで、通常時に閉塞し易いようにと新たに考えられたのが、スリットが設けられる部分をアヒルの嘴のような形にしたダックビル弁である(例えば、特許文献2参照)。このダックビル弁では、通常時でのスリットの閉塞性がスリット弁に比べて高いものとなり、それ相当の効果が期待できる構造となっている。
ところで、最近では栄養剤を供給するだけではなく、胃瘻カテーテルに挿入し胃内を直視するPEG内視鏡の使用する機会が増え、PEG内視鏡が通過できるようなサイズの逆流防止弁が必要となっている。そのため、スリットも長くなるので、特許文献2に開示されているダックビル弁でさえも、PEG内視鏡の通過に伴って起きるスリットの歪みなどによる影響でスリットの閉鎖不良を起こし易くなり、栄養剤の逆流が生じてしまうという問題があった。
特開2003−38655号公報 特表2001−510272号公報
そこで、この発明は、前記のような従来の問題点に鑑み、スリットの閉止機能を改善することができて、逆流を防止することができる逆流防止弁及び該弁を具えた医療用カテーテルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、医療用カテーテルに用いる逆流防止弁であって、全体がシリコーンゴムなどエラストマーからなり、環状平板に形成された基部と、該基部から下に向けて相対向して傾斜した両側壁部により窄まり状に延び下端が平べったい細長の方形状に形成された本体部とを具え、前記本体部の下端にスリットが形成された逆流防止弁において、前記本体部は、前記基部と接した円筒部と、該円筒部の下端と接し窄まり状となった傾斜両側壁部と、該両側壁部の下端と接したスリットをもった細長の方形状の閉鎖下端壁とが一体になって構成されており、また前記スリットを挟む本体部の両外側面であって、逆流防止弁の中心線上で相対向する位置に、柱状を呈し、垂直方向に延びる弾性力のある圧受凸部が一体に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の逆流防止弁において、圧受凸部は、傾斜両側壁部の下端から垂直方向中間部付近まで設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の逆流防止弁において、圧受凸部は、基部又は/及び本体部と同じ材質で設けられた弾性部材であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、チューブ状のカテーテル本体を有する医療用カテーテルであって、前記カテーテル本体の任意の箇所に請求項1ないしのいずれかに記載の逆流防止弁を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の医療用カテーテルにおいて、医療用カテーテルが逆流防止弁を装着する弁収納凹部をチューブ状のカテーテル本体の後端部に形成した胃瘻カテーテルであり、この胃瘻カテーテルの弁収納凹部に逆流防止弁を装着すると、圧受凸部が弁収納凹部の側壁から圧を受けてスリットを閉じるように作用することを特徴とする。
この発明は、前記のようであって、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明によれば、全体がシリコーンゴムなどエラストマーからなり、環状平板に形成された基部と、該基部から下に向けて相対向して傾斜した両側壁部により窄まり状に延び下端が平べったい細長の方形状に形成された本体部とを具え、前記本体部の下端にスリットが形成された逆流防止弁において、前記本体部は、基部と接した円筒部と、該円筒部の下端と接し窄まり状となった傾斜両側壁部と、該両側壁部の下端と接したスリットをもった細長の方形状の閉鎖下端壁とが一体になって構成されており、また前記スリットを挟む本体部の両外側面であって、逆流防止弁の中心線上で相対向する位置に、柱状を呈し、垂直方向に延びる弾性力のある圧受凸部が一体に設けられているので、胃瘻カテーテルなどの医療用カテーテルに前記逆流防止弁を用いても、従来できなかったスリットの閉鎖不良が起きることがないようその閉止機能を改善することができて、逆流現象を防止することができる。しかも、圧受凸部による作用が良好に行え、スリットの開閉を常にスムーズに行うことができるという優れた効果がある。
請求項4,5に記載の発明によれば、医療用カテーテルに前記のような逆流防止弁を用いるので、医療用カテーテルを用いて行う栄養剤等の各種の剤の供給において、その逆流現象を適時に防止することができる。
この発明の一実施の形態である逆流防止弁付き胃瘻栄養ボタンを示し、(A)は胃瘻栄養ボタンの後端部にアダプタを装着前の一部省略した要部縦断正面図、(B)は同アダプタを装着後の一部省略した要部縦断正面図である。 同上に用いられる逆流防止弁を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は側面図、(E)は底面図である。 胃瘻栄養ボタンにアダプタを装着し、該アダプタを介してPEG用内視鏡を挿入した状態を示す、一部省略した要部縦断正面図である。 逆流防止弁の変形例を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は側面図、(E)は底面図である。 逆流防止弁の変形例を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は側面図、(E)は底面図である。 逆流防止弁の変形例を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は側面図、(E)は底面図である。 逆流防止弁の変形例を示し、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は正面図、(D)は側面図、(E)は底面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係る逆流防止弁付き医療用カテーテル(胃瘻カテーテル)としての胃瘻栄養ボタンについて、説明する。
図1において1は胃瘻栄養ボタンであり、この胃瘻栄養ボタン1は、全体がシリコーンゴムなどエラストマー(弾性体)からなるチューブ状のボタン本体2と、該本体の後端部に着脱可能に装着される合成樹脂製のアダプタ3とを具えている。
ボタン本体2は、5〜6cm程度の長さからなり、前端側が省略されているが、前端部の外周にバルーン(図示せず)を有している。ボタン本体2の後端部には大径の弁収納凹所5が本体内腔4と連通して設けられ、該収納凹所には逆流防止弁10が収納されている。なお、図1ではボタン本体2の後端部に設けられている胃瘻栄養剤供給口装着用のキャップやバルーン膨張用のアダプタ等を図示省略している。
逆流防止弁10は、図2に詳示するように、全体がシリコーンゴムなどエラストマー(弾性体)からなり、環状平板に形成された基部11と、該基部から下に向けて延び下端が平べったい細長の方形状に形成された本体部12とを具えている。本体部12は、基部11の内周側下面と接した円筒部13と、該円筒部の下端と接して相対向する側に下端に向けて徐々にその間隔が狭くなるように内向きに傾斜した両側壁部14と、該両側壁部の下端と接した細長の方形状の閉鎖下端壁15とが一体になった構成で、内部が中空状となっている。円筒部13の下端と接する両側壁部14の上端は、図2(D)に示すように円弧状の放物線を描くように形成されている。閉鎖下端壁15にはその長さ方向に沿って一線のスリット16が開閉可能に形成されている。スリット16は後述するアダプタの先端部を通すことができる長さにわたり形成されている。
スリット16を挟む本体部12の両外側面であって、逆流防止弁10の中心線上で相対向する位置には垂直方向に延びる圧受凸部17が一体に設けられている。圧受凸部17は、本体部12の窄まり状となった部分に接した状態となって、その下端が垂直方向中間部に達した構成となっている。すなわち、圧受凸部17は、外向き面がやや丸みのある柱状を呈し、上端が基部11の下面と一体に接し、下端が両側壁部14の垂直方向中間部に一体に接している。圧受凸部17の下端を両側壁部14の垂直方向中間部にまで位置させているのは、スリット16の閉止機能を減退させることなく、常に開閉動作を良好に保つためである。
図2(A)に示すように円筒部13と両側壁部14によって中空状に形成されている内腔18は、基部11側から見て、比較的広い横断面領域となる近位端から比較的狭い横断面領域となる遠位端へ向けて一体に延びた先細状になっている。図2(B)において19は基部11の内周面に形成された環状突部であり、後述するアダプタの環状凹部と嵌合してその位置決めと栄養剤の漏れ等を防止する役目をする。
逆流防止弁10は、前記のように弁収納凹所5に、その基部11を環状凹溝6に係合させて装着され、収納される。前記装着に際し、基部11の下面に予め接着剤を塗布しておき、該接着剤を介して環状凹溝6の上面に接着してもよい。このように接着すれば、逆流防止弁10の収納が安定し、収納後に位置がずれたりするようなことが無くなる。さらに、逆流防止弁10の上からリング状に形成された弁押え部材21が、その下端脚部22を逆流防止弁10の基部11の上面に載せて環状凹溝6に係合させるとともに、上端フランジ23をボタン本体2の後端面に当接させて嵌合凹所8に装着され、収容される。このように逆流防止弁10が弁収納凹所5に装着された状態で、圧受凸部17は外向き面が弁収納凹所5の内周壁に当たって押圧力を受ける。また、両側壁部14も互いに接近する方向に押圧される。そのため、スリット16には閉じる方向の力が作用し、通常時のスリット16の閉塞性がよくなる。
栄養剤供給時には、図1に示すように逆流防止弁10及び弁押え部材21が収容された後のボタン本体2に栄養剤供給アダプタ3の小径先端部25が挿入されて装着される。装着には先端部25を弁押え部材21に設けた開孔26から入れてやり、大径基部27の先端面が弁押え部材21の上端フランジ23に当接した後にアダプタ3を所定角度回転すると図示しないロックがかかり、装着が完了する。このとき先端部25の中間部に設けた環状凹部29が基部11に形成した環状突部19と嵌合する。図1(B)から明らかなように、挿入されたアダプタ3の先端部25は逆流防止弁10の内腔18を経て両側壁部14を押し広げるようにしてスリット16を開口させる。両側壁部14の押し広げにより、外向き面が弁収納凹所5の内周壁に当たって押圧力を受けた状態にある圧受凸部17は圧縮された状態にされる。なお、前記ロックの機構は周知の技術であり、詳細な説明は省略する。
栄養剤を供給する胃瘻栄養ボタン1の使用に際しては、ボタン本体2に装着されたアダプタ3の大径基部27に先端部25と反対向きに連接された接続部28に供給したい胃瘻栄養剤供給部材として、例えば図示しない栄養剤供給用チューブを接続する。そして、前記栄養剤供給用チューブから胃瘻栄養剤を、アダプタ3内を経て供給することとなるが、供給される胃瘻栄養剤は、逆流防止弁10の内腔18からボタン本体2の内腔4を通り、その先端開口から胃内に供給される。供給が終了した後、アダプタ3は前記と逆の手順をとることによりロックが解除されて取り外される。この取り外しの際に、アダプタ3をボタン本体2から引き抜くと前記圧縮状態に保たれていた逆流防止弁10の圧受凸部17が弾性復元する。この状態でも前記のように圧受凸部17から押圧される両側壁部14によりスリット16は一瞬たりとも開くことなく閉口させられ、閉鎖を保つ。
この実施の形態では、圧受凸部17がその下端を両側壁部14の垂直方向中間部に位置させているため、スリット16に従来のような開口癖が付くことがなく、スリット16の閉口がスムーズに行き、通常時にスリット16が閉塞しなくなるという懸念がない。また、再度の挿入による装着及び取り外し時でも同様であり、これによりスリット16の開閉を常に良好に保つ。胃瘻栄養ボタン1を使用しないときは、アダプタ3を取り外した後のボタン本体2に前記図示しないキャップを装着する。
前記のようであって、逆流防止弁10が弁収納凹所5に装着されると、逆流防止弁10に設けた圧受凸部17が弁収納凹所5の側壁から押圧力を受け、この力が圧受凸部17から両側壁部14にも作用するので、スリット16は従来のように閉鎖不良になるというようなことがなく、その閉止機能を良好に保つことができる。そのため、逆流防止弁10を胃瘻栄養ボタン1に用いても、スリット16の開閉を常にスムーズに行うことができて、逆流現象を防止することができる。
なお、本発明者の実験によれば、圧受凸部17の無い逆流防止弁を使用した場合は、アダプタ3を引き抜くと、スリット16に一瞬隙間が開いて見えて閉止が十分でないのに対し、圧受凸部17の有る逆流防止弁10を使用した場合は、アダプタ3を引き抜いても、スリット16の開きは確認できず、十分に閉止されていることがわかった。また、圧受凸部17の有る逆流防止弁10の耐久性に関しても、アダプタ3の抜き差しを繰り返し行い、1日連続100回、5日間、合計1500回行ったが、スリット16の開きは確認できなかった(1日連続100回という回数は実使用ではあり得ない過酷さ、また摩擦抵抗も考慮した過酷さでの試験の実施、検証)。
前記では通常の胃瘻栄養剤の供給におけるアダプタ3の装着のことについて説明したが、図3のようにPEG用内視鏡30を挿入する時も同様である。すなわち、内視鏡30をアダプタ3内、及び胃瘻ボタン2内に入れる際に、内視鏡30は逆流防止弁10の内腔18を経てアダプタ3の先端部25により両側壁部14が押し広げられて開口したスリット16を通して挿入される。そして、このような場合も、両側壁部14の押し広げにより、圧受凸部17の外向きの面が弁収納凹所5の内周壁に当たって押圧力を受けた状態にある圧受凸部17は圧縮された状態にされるのは前述した通りである。ただ、この場合は、内視鏡30の径が2.2φとアダプタ3の先端部25の径の4.0φに比べて小さいが、やはり圧受凸部17は圧縮され、それが内視鏡30を抜くことにより弾性復元し、スリット16の開閉を良好に保つことができる。また、従来のようにスリット16が歪むようなこともない。
図4以降に逆流防止弁の各種変形例を示す。
図4の逆流防止弁10aは、圧受凸部17aが両側壁部14aの下端から垂直方向中間部付近まで設けられている点で、逆流防止弁10と相違し、そのほかはほぼ同様である。同様の構成には同様の符号にアルファベットのaを付して、詳しい説明を省略する。
図5の逆流防止弁10bは、圧受凸部17bが両側壁部14bの上端から下端まで各壁に複数個(3個)ずつ設けられている点で、逆流防止弁10と相違し、そのほかはほぼ同様である。同様の構成には同様の符号にアルファベットのbを付して、詳しい説明を省略する。
図6の逆流防止弁10cは、圧受凸部17cが両側壁部14cの下端から垂直方向中間部付近まで各壁に複数個(3個)ずつ設けられている点で、逆流防止弁10bと相違し、そのほかはほぼ同様である。同様の構成には同様の符号にアルファベットのcを付して、詳しい説明を省略する。
以上の逆流防止弁10a,10b,10cの圧受凸部17a,17b,17cは、弾性部材からなるが、図7に示す逆流防止弁10dは、前記のような弾性部材に代えて付勢部材を採用している。すなわち、図7の逆流防止弁10dは、付勢部材である鶴巻ばね17dが両側壁部14dの中間部付近に設けられている点で、逆流防止弁10と相違し、そのほかはほぼ同様である。同様の構成には同様の符号にアルファベットのdを付して、詳しい説明を省略する。鶴巻ばね17dは一般的にはコイルで製作するが、場合によっては樹脂など任意の材料で製作してもよい。
なお、前記実施の形態では、医療用カテーテルである胃瘻カテーテルの例として、胃瘻栄養ボタン1を示したが、この胃瘻栄養ボタン1に代えてほかの胃瘻カテーテルとしてもよく、つまり他の医療用カテーテルにも使用できる。また、各種変形例として示したものも、代表的な例を挙げたにすぎず、細部の設計的な事項は特許請求の範囲に記載の範囲内で任意に変更、修正することができることは言うまでもない。
1 胃瘻栄養ボタン(胃瘻カテーテル)
2 ボタン本体(カテーテル本体)
3 栄養剤供給アダプタ
4 本体内腔
5 弁収納凹所
6 環状凹溝
8 嵌合凹所
10 逆流防止弁
11 基部
12 本体部
13 円筒部
14 側壁部
15 閉鎖下端壁
16 スリット
17 圧受凸部(圧受部材)
18 内腔
21 弁押え部材
22 下端脚部
23 上端フランジ
25 小径先端部
26 開孔
27 大径基部
28 接続部
29 環状凹部
30 PEG用内視鏡

Claims (5)

  1. 医療用カテーテルに用いる逆流防止弁であって、全体がシリコーンゴムなどエラストマーからなり、環状平板に形成された基部と、該基部から下に向けて相対向して傾斜した両側壁部により窄まり状に延び下端が平べったい細長の方形状に形成された本体部とを具え、前記本体部の下端にスリットが形成された逆流防止弁において、前記本体部は、前記基部と接した円筒部と、該円筒部の下端と接し窄まり状となった傾斜両側壁部と、該両側壁部の下端と接したスリットをもった細長の方形状の閉鎖下端壁とが一体になって構成されており、また前記スリットを挟む本体部の両外側面であって、逆流防止弁の中心線上で相対向する位置に、柱状を呈し、垂直方向に延びる弾性力のある圧受凸部が一体に設けられていることを特徴とする逆流防止弁。
  2. 請求項1に記載の逆流防止弁において、圧受凸部は、傾斜両側壁部の下端から垂直方向中間部付近まで設けられていることを特徴とする逆流防止弁。
  3. 請求項1又は2に記載の逆流防止弁において、圧受凸部は、基部又は/及び本体部と同じ材質で設けられた弾性部材であることを特徴とする逆流防止弁。
  4. チューブ状のカテーテル本体を有する医療用カテーテルであって、前記カテーテル本体の任意の箇所に請求項1ないしのいずれかに記載の逆流防止弁を備えたことを特徴とする医療用カテーテル。
  5. 請求項に記載の医療用カテーテルにおいて、医療用カテーテルが逆流防止弁を装着する弁収納凹部をチューブ状のカテーテル本体の後端部に形成した胃瘻カテーテルであり、この胃瘻カテーテルの弁収納凹部に逆流防止弁を装着すると、圧受凸部が弁収納凹部の側壁から圧を受けてスリットを閉じるように作用することを特徴とする医療用カテーテル。
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