JP5419578B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)画像形成装置例の全体的な概略構成
図1の(a)は本実施例における画像形成装置100の概略構成図、(b)は部分的な拡大図である。この画像形成装置100は乾式電子写真プロセスを用いたレーザービームプリンタである。画像形成装置100はホスト装置300から制御回路部(CPU:制御手段)200に入力する画像情報(電気的画像信号)に基づいてシート状の記録材Pに画像形成を行う。ホスト装置300はパーソナルコンピュータ・イメージリーダー等である。制御回路部200はホスト装置300や画像形成装置の操作パネル(不図示)との間で各種の電気的情報の授受をする。また、制御回路部200は画像形成装置100の画像形成動作を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。
本実施例における現像手段である現像装置30は、現像剤として非磁性一成分現像剤を用い、現像剤担持体を像担持体に当接させ、現像剤を像担持体と接触させた状態で静電潜像を反転現像する、非磁性一成分接触現像方式、反転現像方式の装置である。この現像装置30は、負帯電性の非磁性一成分現像剤(トナー)tを収容するための現像容器(トナー収容部)31を有する。現像剤としては、転写性に優れた球形のトナーが用いられている。また、現像容器31に回転可能に配設されていて、像担持体としてのドラム1に接触してドラム1に形成された潜像を現像剤画像として現像する現像剤担持体としての現像ローラ3を有する。現像ローラ3の回転軸線はドラム1の回転軸線に対してほぼ並行である。また、現像容器31に回転可能に配設されていて、現像ローラ3に接触して現像ローラへ現像剤を供給する現像剤供給部材としての現像剤供給ローラ4を有する。供給ローラ4の回転軸線は現像ローラ3の回転軸線に対してほぼ並行である。また、現像容器31に配設されていて、供給ローラ4により現像ローラ3に供給された現像剤を規制して現像ローラ3の表面に現像剤の薄層を形成する現像剤規制部材(層厚規制部材)としての現像ブレード5を有する。また、現像容器31に回転可能に配設されていて、現像容器内の現像剤tをほぐし、さらに現像剤tを供給ローラ4に搬送するための現像剤攪拌・搬送部材6を有する。また、図2の(a)のように、現像ローラ3の両端部とそれぞれその側の現像容器側壁31aの内面との間には端部シール32が側壁31aの内面に貼り付けられて配設されている。端部シール32は現像ローラ3の端部とオーバーラップすることで、現像ローラ3の両端部とそれぞれその側の現像容器側壁31aの内面との間からの現像剤の漏れを防止している。現像ローラ3の両端部側の端部シール32・32の間が現像ローラ3に現像剤が供給される現像開口部33となる。供給ローラ4の端部と端部シール32が接触していると、供給ローラ端部のスポンジ部分の削れを引き起こすことがある。そこで、供給ローラ4の長手幅Fは現像開口部33の長手幅Eよりも短くして、供給ローラ4の両端部の端面とそれぞれその側の端部シール32との間に隙間αを設けて供給ローラ4の端部と端部シール32とを非接触状態にしている。現像開口部33の長手幅Eは、現像ローラ3の長手幅Cよりも短かく、供給ローラ4の長手幅Fよりも上記の隙間α・αを形成する分だけ長い。
次に、上記画像形成装置の長手配置について説明する。ここで、画像形成装置及び現像装置の構成部材に関して、長手、或いは長手方向、或いは長手幅とは、像担持体であるドラム1の回転軸線方向に平行な方向、或いはその方向の寸法である。図2の(b)は、本実施例における、ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、通紙可能領域、現像開口部33、供給ローラ4、の長手配置模式図、及び長手方向に関するドラム上の電位分布を説明するための図である。Aはドラム1の長手幅、Bは帯電ローラ2の長手幅、Cは現像ローラ3の長手幅、Dは通紙可能領域幅、Eは現像開口部33の長手幅、Fは供給ローラ4の長手幅である。A>B>C>D>E>Fの長手幅関係になっている。現像開口部33と現像ローラ3と供給ローラ4の長手幅の関係は、長い方から、現像ローラ3>現像開口部33>供給ローラ4の順になっている。これは、図2の(a)で説明したように、現像ローラ3の端部と現像容器側壁31aとの間に端部シール32を配設して現像剤の漏れを防止するためと、供給ローラ4の端面と端部シール32との接触防止のために両者間に隙間αを設けるためである。Nは上記の隙間αの位置に対応している現像ローラ領域である。この領域Nは、現像開口部33の長手幅Eの内側に位置しているので現像剤が供給されるけれども、供給ローラ4の長手幅Fの外側であるので現像ローラ3上の現像剤が供給ローラ4によって掻き取られない領域である。即ち、現像ローラ3の上記の領域Nは、隙間αの形成のために、現像ローラ3と供給ローラ4が接触せずに、現像剤が現像ローラにコートされる部分である。この領域Nでは、供給ローラ4によって現像ローラ上の現像剤が掻き取られず現像剤が現像ローラ上に残留する。そのために、印刷を進めていくに連れて、現像時に地カブリが発生することがある。特に、このカブリ現像剤(カブリトナー)が転写ローラ11を汚染したり、その現像剤が飛散して、画像形成装置本体内を汚してしまうことがある。また、ノビサイズ等の幅広紙を通紙した場合、紙の余白部や裏面を現像剤で汚してしまうということがある。
上記の実施例1では、画像領域Hで弱露光(バックグラウンド露光)することによって、相対的に領域Nを含む非画像領域Iのドラム電位を上げる手段としたが、この限りではなく、別途、非画像領域Iの電位を上げる手段を設けても良い。本実施例は、その別途の手段例であり、補助帯電部材を用いて、画像領域Hに対して非画像領域Iの電位を高くすることを特徴とする。本実施例においては、実施例1の画像形成装置100に対して、図3の(a)ように、補助帯電部材としての補助帯電ローラ2Aが追加されている。補助帯電ローラ2Aは直径が6mmでドラム1に接触し、ドラム1の回転に従動して矢印R16の方向に回転する。補助帯電ローラ2Aは、ドラム1の長手方向両端側の、領域Nを含む非画像領域Iに対応して存在しており、ドラム1の両端部の非画像領域Iに対応する部分のみを帯電できるようになっている。図3の(b)は、本実施例における、ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、通紙可能領域、現像開口部33、供給ローラ4、補助帯電ローラ2A、の長手配置模式図、及び長手方向に関するドラム上の電位分布を説明するための図である。
1)実施例1・2は単色の画像形成を行う画像形成装置について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、複数色の画像形成を行うカラー画像形成装置にも適用できる。2)また、本発明は電子写真方式で非磁性一成分接触現像方式の画像形成装置に限られず、静電記録方式で非磁性一成分接触現像方式の画像形成装置にも適用できる。この画像形成装置の場合は、像担持体として静電記録誘電体を用い、これを帯電手段により一様に帯電する。そして、その帯電面を除電針アレイや電子銃ユニットなどを潜像形成手段として画像情報信号に対応して選択的に除電処理することで静電潜像の形成がなされる。3)静電潜像の現像は、反転現像に限られず、正規現像にすることもできる。ただし、正規現像の場合には、領域Nの電位の絶対値をV1、画像領域の非印字部の電位の絶対値をV2とすると、V1<V2とすることになる。実施例1のように、レーザー露光で感光ドラム上の電位を制御する場合、反転現像の場合には、非画像領域は露光しないで、画像領域の白地部(非印字部)は弱露光していた。これに対して、正規現像の場合には、非画像領域は露光し、画像領域の白地部(非印字部)は弱露光することになる。
Claims (1)
- 静電潜像が形成される回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電するための帯電手段と、前記帯電手段によって帯電された像担持体に静電潜像を形成するための露光手段と、前記静電潜像を可視像とするための反転現像方式の現像手段であって、非磁性一成分現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器に回転可能に設けられ、前記像担持体に接触して前記現像剤を供給するための現像剤担持体と、前記現像容器に設けられ、前記現像剤担持体に前記非磁性一成分現像剤を供給するための現像開口部と、前記現像容器に回転可能に設けられ、前記現像剤担持体に接触して前記非磁性一成分現像剤を供給するための現像剤供給部材であって、長手幅が前記現像開口部の長手幅よりも短い現像剤供給部材と、を備えた現像手段と、を有する画像形成装置において、前記像担持体に対する画像形成において、像担持体の長手方向に関して、少なくとも、前記現像剤供給部材の長手幅の端部から前記現像開口部の長手幅の端部に至る領域の電位の絶対値をV1、画像領域の非印字部の電位の絶対値をV2としたとき、像担持体と現像剤担持体とが対向する位置においてV1>V2、であって、前記画像領域の領域内では、前記帯電手段によって絶対値がV1となる電位を形成し、その後、前記露光手段によって絶対値がV2となる前記非印字部の電位を形成することを特徴とする画像形成装置。
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