JP5418100B2 - 反射型光学センサアレイおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
現像方式には「トナーとキャリアを含む2成分系の現像剤」を用いる方式や、「トナーのみで構成された現像剤」を用いるモノトナー現像方式等、種々の方式が知られているが、これら各種の現像方式において、静電潜像が現像される現像部へ供給されるトナー量は「トナー濃度」とも呼ばれている。
従って、良好な出力画像を得るためには、トナー濃度を適正な範囲内に制御する必要があり、そのために「トナー濃度の検出」が必要である。
まず、1単位をなす反射型光学センサを説明する。
「反射型光学センサ」は、トナーパタンを担持する担持媒体の表面に形成された定形態のトナーパタンの、位置およびトナー濃度の少なくとも一方を検出する反射型光学センサである。
形状に関して言えば「定形態」は「定形状」即ち、予め定められた形状であるが、定形状は1種に限らない。
「形態」は、トナーパタンの形状以外の形成条件であり、例えば、トナーパタンの濃度(予め設定されている濃度)である。
即ち、半導体発光素子の「発光軸」と、フォトダイオードの「受光軸」とが、互いに平行となるように、且つ、発光軸および受光軸が相互に近接して配置される。
フォトダイオードの「受光軸」は、フォトダイオードの受光面の中心を通り、受光面に直交する軸である。
上記発光軸・受光軸とも「仮想的な軸」であることは言うまでもない。
保持基板の半導体発光素子が設けられる面部分と、フォトダイオードが設けられる面部分とは、若干の段差をなしていても良い。
このように、照明用集光レンズの光軸が、フォトダイオード側へずれているので、半導体発光素子の発光軸に合致して放射される「強度の最も大きい光線」は、照明用集光レンズの光軸に平行に、光軸からずれて入射し、照明用集光レンズの光軸方向へ、即ち、フォトダイオード側へ屈折される。
「基準状態」は、半導体発光素子・フォトダイオード・照明用集光レンズと、担持媒体表面との位置関係が設計上の位置関係に合致している場合である。
「照明用集光レンズと受光用集光レンズの一体構造」は、照明用集光レンズと受光用集光レンズが、例えば「同一のレンズ材料基板」にマイクロレンズとして形成されている形態でもよいし、別個に製造された照明用集光レンズと受光用集光レンズとを、適当な連結具により相互に連結一体化した形態でもよい。
図1は、画像形成装置の1例としてカラープリンタの概略構成を示している。
また符合2058は排紙ローラ、符号2060は給紙トレイ、符号2070は排紙トレイ、符号2080は通信制御装置、符号2245は反射型光学センサアレイを示す。
光走査により各感光体ドラムの表面の「光が照射された部分」の電荷が消失し、各色画像情報に対応した静電潜像が、各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。
形成された各静電潜像は、各感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方へ移動する。光走査装置2010の構成については後述する。
トナーカートリッジ2034cに収納されたマゼンタトナーは現像ローラ2033cに供給され、トナーカートリッジ2034dに収納されたイエロートナーは現像ローラ2033dに供給される。
各現像ローラ表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における「光が照射された部分」に移行して付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された静電潜像にトナーを付着させ、トナー画像として顕像化する。
説明は省くが、現像ローラによって前記潜像にトナーが付着後の感光体ドラム上におけるトナー濃度および/またはトナー位置を検出する方法も存在する。
給紙トレイ2060の近傍には配設された給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から記録紙を1枚づつ、レジストローラ対2056に向けて給送する。
レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を中間転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出す。
これらは、光学ハウジング2300(図5参照)の所定位置に組み付けられている。
同様に、カップリングレンズ2201c及びカップリングレンズ2201dの光軸に沿った方向を「w2方向」、光源2200c及び光源2200dにおける主走査対応方向を「m2方向」とする。
光源2200a及び光源2200bにおける副走査対応方向、光源2200c及び光源2200dにおける副走査対応方向は、いずれもZ軸方向と同じ方向である。
カップリングレンズ2201aを介した光束は開口板2202aの開口部を通過して整形され、カップリングレンズ2201b〜220dを介した光束はそれぞれ、開口板220b〜2202dの開口を通過して整形される。
同様に、fθレンズ2105cとfθレンズ2105dはZ軸方向に積層され、fθレンズ2105cは2段目の4面鏡に対向し、fθレンズ2105dは1段目の4面鏡に対向している。
このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030aでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030aの回転方向が、感光体ドラム2030aでの「副走査方向」である。
このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030bでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030bの回転方向が、感光体ドラム2030bでの「副走査方向」である。
このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030dでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030dの回転方向が、感光体ドラム2030dでの「副走査方向」である。
同様に、fθレンズ2105bとトロイダルレンズ2107bと折り返しミラー(2106b、2108b)とからCステーションの走査光学系が、fθレンズ2105cとトロイダルレンズ2107cと折り返しミラー(2106c、2108c)とによりMステーションの走査光学系がそれぞれ構成され、fθレンズ2105dとトロイダルレンズ2107dと折り返しミラー(2106d、2108d)とによりYステーションの走査光学系が構成されている。
これら各光検知センサはいずれも、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
反射型光学センサアレイ2245bは検出センサ2245aの「−Y側」に、反射型光学センサアレイ2245cは、反射型光学センサ2245dの「+Y側」にそれぞれ配置されている。
即ち、中間転写ベルト2040上には未定着のトナーが付着しており、中間転写ベルト2040が数100mm/sという周速で移動するところとから、上記距離が小さすぎると、転写ベルトやトナーと反射型光学センサアレイが接触する懸念があり、また、中間転写ベルト近傍を舞っているトナーが、発光部や受光部、あるいは照明用や受光用の集光レンズに付着してしまう懸念もある。
以下では、トナーパタンを区別する必要がない場合、トナーパタンを総称して「トナーパタンTP」ともいう。
各矩形パタンは、転写ベルト2040の進行方向に沿って一列に並び、それぞれトナー濃度の階調が異なっている。なお、各矩形パタンのY軸方向の長さをLp、転写ベルト2040の進行方向の長さをWpとする。
反射型光学センサアレイ2245aは、1例として図9〜図11に示すように、19個の発光部(E1〜E19)、19個の照射用集光レンズ(LE1〜LE19)、19個の受光部(D1〜D19)、及び図示されない処理装置を有している。
発光部E1〜E19を構成するの「半導体発光素子」であり、受光部D1〜D19を構成するのはフォトダイオード(あるいはフォトトランジスタ)である。
1例として示せば、各照明用集光レンズの大きさは直径:0.4mmである。すなわち、発光部E1〜E19の配列ピッチと照明用集光レンズLE1〜LE19の配列ピッチを等しくしている。
配列方向(Y方向)に垂直な方向(Z方向)に大きくすることにより「円形のときよりも光スポットの光量を向上させる」ことができる。
「照明用集光レンズによって中間転写ベルト2040上に導光される光学レイアウト」について、発光部Ei(i=1〜19)、受光部Di(i=1〜19)、照射用レンズLEi(i=1〜19)と中間転写ベルト2040のみを取り出した光路図(XZ断面図)を図12に示す。
受光部Diは「一辺360μmの略正方形形状」とした。
照明用集光レンズLEiの光軸は発光部Eiの発光面に直交し、−Z方向、即ち、受光部Diであるフォトダイオード(PD)側に、シフト量(Δ):0.045mmでシフトされている。
19個の発光部Eiと受光部Diは、図示されない基板上に半導体プロセスにより一体的に形成され「一体型発光受光素子」をなす。
発光部Eiと受光部DiのZ方向の中心間距離は500μmである。
別体である発光素子と受光素子を配置させて1mm以下に近接させることは不可能である。
図13に示す具体例2では、発光部Eiから射出した光束は照明用集光レンズLEiにより収束光束に変換されて中間転写ベルト2040に導光される。このようにするには、例えば、照明用集光レンズLEiの屈折力を大きくすればよい。
この具体例2において用いられる照明用集光レンズLEiは発光部Ei側に凸の凸平レンズで、発光部側の凸面の曲率半径:R=0.50mmであり、図示の如く、光軸は発光部Eiの発光軸と平行で−Z方向へシフトされている。
凸面の曲率半径:Rを、具体例1におけるR=0.53mmから0.5mmに小さくしたことにより、照明用集光レンズLEiの屈折力が強くなり、レンズ透過後の光束が収束光束となっている。
他の光学レイアウト条件はすべて具体例1と同じである。
図14に示す具体例3は、具体例1の光学的レイアウトを基に、照明用集光レンズLEiから転写ベルト2040までの距離:L2を変えたものである。
照明用集光レンズLEiは具体例1と同一のもので、距離:L0も具体例1と同じであり、発光部Eiから放射された光束は、照明用集光レンズLEiにより略平行光束に変換される。
他の光学レイアウト条件はすべて具体例1と同じである。
図15に示す具体例4は、具体例1の光学的レイアウトを基とし、照明用集光レンズLEiの厚さ:L1、照明用集光レンズLEiから転写ベルト2040までの距離:L2を、上記具体例3よりもさらに小さくした場合である。
照明用集光レンズLEiの発光部側の凸面の曲率半径:Rは具体例1におけると同じくR=0.53mmであり、レンズ材質は具体例1におけると同じで、照明用集光レンズは平凸レンズである。
従って、照明用集光レンズの屈折力は具体例1のものと変わらず、発光部Eiから放射された光束は、照明用集光レンズLEiにより略平行光束化される。
上に説明した照明用集光レンズLEiから転写ベルト2040までの距離:L2の範囲としては、2mm〜10mm程度が良く、より好適には4mm〜7mmが良い。
また、担持媒体が感光体ドラムである場合にも、回転軸の偏心やドラム径の加工精度等により、感光体ドラムの回転に伴い、感光面は、感光面の直交する方向へ変動する。
担持媒体表面での正反射を考えているから、反射角は入射角:Θaに等しい。
Za=L・tanΘa
となる。
この状態において距離:Lが±δだけ変動すると、中心光線の受光部への入射位置のズレ量:ΔZaは,
ΔZa=±2δ・tanΘa
となる。
この条件では、上記「δ」の変動量:±0.5mmに対し、受光部に入射する中心光線のズレの範囲は、中心に対する上記受光領域:±180μmの範囲であるから、受光部Diは正反射光を有効に受光してトナーパタンに対する検出が可能である。
中心光線が受光部領域の端部に入射する場合、受光部に入る光束(転写ベルトから正反射された光)は略1/2となるため、上記位置変動がないときに対して「少なくとも50%の検知効率」を確保できる。
もちろん、担持媒体の位置変動が0.5mm程度以下であれば、受光部内に入る光束は3/4以上となるため検知効率の低下は十分に抑えられる。
図17では、照明用集光レンズLEiがないため、発光部中央からは光軸に沿って射出する光線(前述の中心光線)は、中間転写ベルト2040で正反射され、発光部中央に戻るため、受光部Diに到達できない。
この「斜め光線」が中間転写ベルト2040の表面に入射する入射角を「Θb」とすると、図17において、Θb=arctan(0.25/6.5)=2.20°であり、具体例1における入射角:Θa(=2.44°)に対し、Θb<Θaである。
図18と図12とを比較すれば明らかなように、照明用集光レンズの有無により、発光部Eiから射出される光が受光部Diに到達できる光量、即ち検知効率が大きく異なる。図12のように、照明用集光レンズLEiを備えることは検知効率を向上させる上で必要である。
図22に示す具体例5は、先述の具体例1(図12)に、受光用集光レンズを更に備えた場合であり、この発明の反射型光学センサアレイの具体的な実施の1形態である。
受光用集光レンズLDiのレンズサイズは、配列方向(Y方向)に0.4mmm、Z方向に0.44mmである。受光用集光レンズLDiは「すべて同一形状」であり、上記の如く一体的に形成されている。
受光用集光レンズLDiは受光部Diの中心における法線(受光軸)に対し、+Z方向にシフトされ、シフト量:ΔD=0.015mmである。
他の光学的レイアウトは図12と同一である。
受光用集光レンズLDiを設けることにより、正反射光束を有効に受光部へ到達させることができ検知効率が向上する。
図23の(a)は、中間転写ベルト2040がX方向に−1mm移動したとき、(b)はX方向に+1mm変動したときの状態を示す。
一体的に形成するメリットとして、個別のレンズではその各々を位置合わせしなければならないが、例えば19個の照明用レンズLEiと19個の受光用レンズLDiを一体化して1ユニットにできれば、1回の位置合わせを行えばよく、発光部、受光部と照明用集光レンズ及び受光用集光レンズの位置合わせ精度を大きく向上でき、延いてはこれらレンズの位置ずれによって生じる光量ロス(検知効率の低下)を抑えることができる。
図24は、反射型光学センサアレイ2245を、X方向(中間転写ベルト表面に直交する方向)からみた図である。
トナー位置検出に用いられる位置検出用パタンPP1は、図25に示すように、主方向(図中のY方向)に平行なライン状パタンLPY1、LPM1、LPC1、LPB1と、主方向に対して斜めに傾斜したライン状パタンLPY2、LPM2、LPC2、LPB2とにより構成されている。
この時間間隔が等間隔であれば、各色のトナーパタン相互の副方向の位置関係は適正であり、等間隔でなければ相互の位置関係にずれがあり、そのずれ量を知ることもでき、このずれを補正するように光走査開始のタイミングを制御できる。
ΔS・tanθ=V・ΔT
であるから、主方向のずれ量:ΔSは、
ΔS=V・ΔT・cotθ
として知ることができる。
例えば、図26において、発光部E9〜E11を、E9〜E10〜E11、E9〜E10〜E11のように繰り返して順次点灯させる。
これら3つの出力信号を平均することにより、計測精度の向上や、位置ずれの影響も知ることができる。
ここでは、Lp=1.0mmとしている。トナーパタンがこの大きさとなれば、少なくとも1つ以上の検出用光で照射されることとなる。
この時、発光部E7〜E12に着目すると、図27(a)〜(c)に1例を示すように、発光部E7〜E12から放射された検出用光S7〜S12は、転写ベルトによって正反射し、対応する受光部D7〜D12に導光される。
図27(a)は、反射型光学センサを副方向から見た様子、図27(b)は、各発光部E1〜E19から射出される検出用光S1〜S19が転写ベルトに入射する様子を、図27(c)は、転写ベルトによって正反射した検出用光S1〜S19が、各受光部D1〜D19で受光される様子を示している。
これに対し、発光部E9およびE10から放射された検出用光S9およびS10は、図27(e)に示すように、トナーパタンTP1を照射し、図27(f)に示されるように、検出用光S9およびS10はトナーパタンTP1の表面で、正反射及び拡散反射する。
図27(e)は、各発光部E1〜E19から射出される検出用光S1〜S19が中間転写ベルト2040の表面やトナーパタンTP1に入射する様子を、図27(f)は、中間転写ベルト2040表面によって正反射した検出用光、トナーパタンTP1によって正反射・拡散反射された検出用光を各受光部D1〜D19で受光する様子を示している。
発光部E10が発光した状態では、受光部D10の受光量は低いものとなり、他の受光部での出力は0以外の値になる。
この結果から、トナーパタンTP1は、発光部E9と発光部E10によって照射される位置にあることが分かる。このとき、発光部E9が発光した状態での受光部D9の出力の方が、発光部E10が発光した状態での受光部D10の出力よりも小さければ、トナーパタンは「発光部E9に寄った側」にあることがわかる。
たとえば、最初の1回の順次点灯のみE1〜E19の全ての発光部を点灯させ、2回目からはトナーパタンTP1の存在の範囲が最初の順次点灯の結果、ある程度わかるのでその近傍部分のみの発光部を点灯させて位置検出を行なうことができる。
反射型光学センサアレイは、図22に示したものを想定する。
点灯させる発光部はE10のみとし、受光部D7〜D12の受光量に着目する。
複数のトナーパタンTP1を、トナー濃度の低いパタンから順にp1、p2、p3、p4、p5とする。
プリンタ制御装置2090は各トナー濃度の適・否に応じ、適切となるように対応するステーションの現像処理系を制御する。
Di 受光部
LEi 照明用集光レンズ
2040 中間転写ベルト(担持媒体)
Claims (5)
- トナーパタンを担持する担持媒体の表面に形成された定形態のトナーパタンの、位置およびトナー濃度の少なくとも一方を検出する反射型光学センサアレイであって、
2単位以上の反射型光学センサを有し、
1単位の反射型光学センサは、
半導体発光素子およびフォトダイオードを、上記半導体発光素子の発光軸と上記フォトダイオードの受光軸とが互いに平行となるようにして、上記発光軸と受光軸を相互に近接さて配置一体化してなる一体型発光受光素子と、
上記半導体発光素子から放射されて上記担持媒体の表面に照射される光束に、収束作用を及ぼす照明用集光レンズと、
上記担持媒体側からの反射光を上記フォトダイオードに向けて集光的に導く受光用集光レンズと、を有し、
上記照明用集光レンズは、その光軸を上記発光軸と平行にして、上記フォトダイオード側へシフト量:Δだけシフトし、
上記受光用集光レンズはその光軸が、照明用集光レンズの光軸と平行で、かつ、上記照明用集光レンズ側へシフトし、且つ、照明用集光レンズとは別のレンズであり、
上記半導体発光素子から上記発光軸上に放射される光線が、上記照明用集光レンズにより屈折されて、上記発光軸に直交する担持媒体表面に入射角:Θをもって斜め入射し、上記担持媒体表面により正反射されて上記フォトダイオードの受光部の中心部に入射するように、上記半導体発光素子とフォトダイオードと照明用集光レンズとの位置関係が調整されるとともに、上記入射角:Θが10度以下に設定され、
上記2単位以上の反射型光学センサは、
上記半導体発光素子の発光軸と、上記フォトダイオードの受光軸とに直交し、これら発光軸と受光軸の中間を通る直線の方向へ、この方向における上記トナーパタンの大きさよりも小さいピッチでアレイ配列し、少なくとも、上記半導体発光素子と上記フォトダイオードを全体として一体化し、各反射型光学センサ単位で、半導体発光素子の点滅が独立して可能であり、且つ、上記アレイ配列された2単位以上の反射型光学センサにおける、照明用集光レンズと受光用レンズとが一体化されていることを特徴とする反射型光学センサアレイ。 - 請求項1記載の反射型光学センサアレイにおいて、
照明用集光レンズと受光用集光レンズが一体構造であることを特徴とする反射型光学センサアレイ。 - 請求項1または2記載の反射型光学センサアレイにおいて、
半導体発光素子から発光軸上に放射され、照明用集光レンズにより屈折された光線が、担持媒体表面に斜め入射する入射角:Θが5度以下に設定されたことを特徴とする反射型光学センサアレイ。 - トナーにより画像を形成する画像形成装置において、トナーパタンを担持する担持媒体に、トナーパタンと画像形成用のトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、担持媒体上に形成されたトナーパタンの位置およびトナー濃度の少なくとも一方を検知するための反射型光学センサアレイと、を有し、上記反射型光学センサアレイが、請求項1〜3の任意の1に記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4記載の画像形成装置において、
形成される画像が、色の異なる複数種のトナーによる多色画像もしくはカラー画像であることを特徴とする画像形成装置。
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