JP5414887B2 - 永久磁石式同期モータ - Google Patents

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Description

この発明は、3相電源で駆動する永久磁石式同期モータに関し、特にコギングトルクを確実に抑制するための新規な改良技術に関するものである。
一般に、永久磁石式同期モータにおいては、巻線無通電時に、外部駆動にてロータ磁石(回転子)を回転したときに、ステータコア(固定子鉄心)とロータとの間でコギングトルクが発生する。
この種のコギングトルクは、ロータの機械的な1回転につき、ステータのスロット数と永久磁石の磁極数との最小公倍数の脈動が発生することに起因しており、コギングトルクの大きさは、脈動数に反比例する。
3相交流で駆動される永久磁石式同期モータにおいては、磁極数とスロット数との組み合わせを適切に選択することにより、無通電時に発生するコギングトルクを低減することが可能となる。
通常、永久磁石式同期モータのコギングトルクを抑制するためには、ステータのスロット数と永久磁石の磁極数との最小公倍数の大きな組み合わせを選ぶ必要がある。
最小公倍数の大きな組み合わせの例としては、いわゆる3相電源で駆動する永久磁石式同期モータにおいて、円環状に形成されて巻線(コイル)が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロットを有し、かつ2P極(Pは自然数)の永久磁石を有する場合に、Z/{3(相)×2P}の値が「2/5」または「2/7」となる構成があげられる。
たとえば、Z/{3(相)×2P}の値が「2/5」の永久磁石式同期モータにおいて、磁極数が「10」の場合、スロット数は「12」となり、極数とスロット数との組み合わせによって発生するコギングトルクは、ロータが1回転する間に「60山」だけ発生することになる。
また、一般に、永久磁石式同期モータにおいては、工作誤差や電磁鋼板の磁気異方性などによって発生するコギングトルクも存在し、通電する電流波形の基本波(つまり、電気角360度)を「1f」と称した場合、ステータの工作誤差などによって、2f成分(電気角180度で1周期となる)、4f成分(電気角90度で1周期となる)のコギングトルクが発生する。
特に、フレーム内径が円形で外側が四角形状のフレームの径内にステータコアの焼嵌すること、または電磁鋼板の圧延方向を同一方向に積上げることによって、ステータコアを作製した場合、コギングトルクの4f成分が大きく発生する。
一方、従来から、スキュー(Skew:コアまたは着磁を、軸方向に対して斜めに形成すること)を設けることにより、コギングトルクの発生を抑制する技術も提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
実用新案第2558514号公報
従来の永久磁石式同期モータにおいては、脈動に起因したコギングトルクを小さくするために、ステータのスロット数と永久磁石の磁極数との最小公倍数の大きな組み合わせを選んでいたが、磁極数が10極でスロット数が12の場合に発生するコギングトルクは、ロータが1回転する間に60山発生するうえ、工作誤差や電磁鋼板の磁気異方性などに起因して4f成分のコギングトルクが大きく発生するという課題があった。
また、特許文献1のようにスキューを設けた場合においても、スキューの電気角度が浅い(20度〜40度程度)ことから、十分にコギングトルクを抑制することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、2f成分および4f成分のコギングトルクを十分に抑制することのできる永久磁石式同期モータを得ることを目的とする。
この発明に係る永久磁石式同期モータは、円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロットと、ステータスロットの円環状内に配置されたロータと、ロータと一体構成されてステータスロットと対向するように配置された2P極(Pは自然数)の永久磁石とを備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成された永久磁石式同期モータにおいて、ステータスロットを有するステータを固定するためのフレームの外側が四角形状を有し、コギングトルクの4f成分が大きく発生する環境下で、ステータの磁気的なアンバランスに起因した脈動成分が許容脈動値以下となるように抑制し、かつ、モータ出力が許容出力値以上となるようにモータ出力の低減量を抑制するように、永久磁石のステータスロットとの対向面には、ロータの軸方向に対して電気角度が42度〜128度となる連続スキューが設けられたものである。
この発明によれば、永久磁石(ロータ)に電気角度42〜128度の連続スキューを設けることにより、ステータばらつきに起因して発生するコギングトルクの4f成分を確実に抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る永久磁石式同期モータの軸方向に垂直な断面を示す断面図である。(実施例1) 図1内のステータが焼嵌されるフレームの軸方向に垂直な断面を示す断面図である。(実施例1) スキューを設けない場合でのステータのフレーム内への焼嵌や圧延方向などの磁気的な非対称性によって生じるコギングトルクを示す説明図である。(実施例1) 図3のコギングトルクを周波数分析した結果を示す説明図である。(実施例1) 一般的な電磁鋼板の圧延方向をステータの断面図とともに示す説明図である。(実施例1) 図1内のリング磁石(ロータ)にスキューを設けない状態を示す斜視図である。(実施例1) この発明の実施の形態1による連続スキューを設けたリング磁石およびロータを示す斜視図である。(実施例1) 図7のロータを用いた永久磁石式同期モータのスキュー角度とコギングトルク(4f成分)との関係を示す説明図である。(実施例1) 図7のロータを用いた永久磁石式同期モータのスキュー角度とモータ出力との関係を示す説明図である。(実施例1) この発明の実施の形態2による連続スキューを設けたリング磁石およびロータを示す斜視図である。(実施例2) 図10のリング磁石の製法を説明するための展開図である。(実施例2) 図11内の2個のリング磁石を組み合わせた状態を示す展開図である。(実施例2) 図11の2段のリング磁石を1つのリング磁石で構成した場合の展開図である。(実施例2) この発明の実施の形態3による段スキューを設けたリング磁石およびロータを示す斜視図である。(実施例3) 図14のリング磁石の製法を説明するための展開図である。(実施例3) 図14のロータを用いた永久磁石式同期モータのスキュー角度とモータ出力との関係を示す説明図である。(実施例3) この発明の実施の形態3によるセグメント磁石を用いた永久磁石式同期モータの軸方向に垂直な断面を示す断面図である。(実施例3) 図17内のリング磁石(ロータ)にスキューを設けない状態を示す斜視図である。(実施例3) この発明の実施の形態3による段スキューを設けたセグメント磁石およびロータを示す斜視図である。(実施例3) この発明の実施の形態4による段スキューを設けたリング磁石およびロータを示す斜視図である。(実施例4) この発明の実施の形態4によるセグメント磁石を用いた場合のロータの斜視図である。(実施例4) この発明の実施の形態5によるステータスロットの1ティースの軸方向上端部の断面形状を示す断面図である。(実施例5) この発明の実施の形態5によるステータスロットの1ティースの軸方向下端部の断面形状を示す断面図である。(実施例5) この発明の実施の形態5による連続スキューを設けたステータスロットの1ティースの外観を示す斜視図である。(実施例5) 図24のティースを複数個配列して作成したステータの一部の内面構成を示す斜視図である。(実施例5) 図25のステータスロットのティース端面形状を平面的に示す展開図である。(実施例5) この発明の実施の形態5による連続スキューを設けたステータスロットの他の構成例を示す斜視図である。(実施例5) 図27のステータスロットのティース端面形状を平面的に示す展開図である。(実施例5) この発明の実施の形態5による段スキューを設けたステータスロットの1ティースの外観を示す斜視図である。(実施例5) 図29のティースを複数個配列して作成したステータの一部の内面構成を示す斜視図である。(実施例5) 図30のステータスロットのティース端面形状を平面的に示す展開図である。(実施例5) この発明の実施の形態5による段スキューを設けたステータスロットの他の構成例を示す斜視図である。(実施例5) 図32のステータスロットのティース端面形状を平面的に示す展開図である。(実施例5)
(実施例1)
図1はこの発明の実施の形態1に係る永久磁石式同期モータの基本構造を示す断面図であり、ロータ軸方向に対して垂直な断面を示している。
図1において、回転シャフトからなるロータ1の外周部には、複数極(ここでは、10極)のリング磁石(永久磁石)11が一体的に形成されている。
なお、リング磁石11は、単一の永久磁石の中に複数の磁極が形成されているので、各磁極間の境界を目視することはできないが、図1においては、理解しやすいように、各磁極間の境界線を示している。
ロータ1の外周部には、リング磁石11と対向する複数極(ここでは、12極)のステータスロット21を有するステータ2が配置されている。なお、ここでは図示しないが、各ステータスロット21には、巻線が巻回されている。
また、図1においては、リング磁石11の磁極数2Pが10極(P=5)で、スロット数Zが12個の場合を例にとり、Z/{3(相)×2P}の値が2/5となる組み合わせに設定したが、この組み合わせに限定されることはなく、14極(P=7)のロータ1と12スロットとを組み合わせて、Z/{3(相)×2P}の値が2/7となるように設定してもよい。
まず、図2〜図6を参照しながら、図1の永久磁石式同期モータにおいて、スキューを設けない場合でのコギングトルクの発生原因について説明する。
図2は図1内のステータ2を焼嵌などによって固定するためのフレーム3を示す断面図であり、フレームの軸方向に垂直な断面を示している。
図2において、フレーム3の形状は、ステータ2が焼嵌される内径部31が円形に加工され、外側が四角形状に加工される場合がある。
図2のように、内側と外側とで形状が異なるフレーム3を用いた場合には、内径部31にステータ2を焼嵌する際に、ステータ2に加わる応力が異なることから、焼嵌応力によってステータ2のコア部のBHカーブが変化する。
すなわち、図1内のステータ2を図2のフレーム3に焼嵌した場合、フレーム3の肉厚が大きい部分と肉厚が小さい部分とにおいて、ステータ2のコア部がうける応力が異なっており、ステータ2に加わる焼嵌応力にも差異が生じる。
したがって、焼嵌後のステータ2においては、特に、ステータ2のコアバック部分においてBHカーブに差異が生じるので、リング磁石11の磁極数とステータスロット21のスロット数との組み合わせに応じて、ロータ1が1回転する間に10個および20個のトルク脈動が生じる。
特に、図2のような四角のフレーム3に焼嵌した場合、磁気的なアンバランスが生じるので、20個の脈動成分が強く生じる。
ここでは、リング磁石11(ロータ1)の磁極数が10個なので、モータ駆動用の通電電流の周波数を1fとした場合、10個の脈動成分は電気角的にいうと「2f成分」となり、20個の脈動成分は「4f成分」となる。
図3は磁極数「10極」およびスロット数「12スロット」の永久磁石式同期モータのコギングトルクを示す説明図であり、スキューを設けない場合に、ロータ1が1回転する間(0度〜360度)に実際に発生するコギングトルク波形を示している。
図3において、コギングトルクの振幅は、ステータ2を四角形状のフレーム3内に焼嵌することや、ステータ2の圧延方向(図5とともに後述する)などの磁気的な非対称性によって、複数回変動する。
図4は図3のコギングトルク波形を周波数分析した結果を示す説明図であり、横軸はロータ1の1回転におけるコギングトルクの次数を示し、縦軸はコギングトルクの大きさを示している。
ここでは、永久磁石式同期モータが磁極数「10極」とスロット数「12スロット」との組み合わせであることから、図4においては、ロータ1の着磁ばらつきなどによって、ロータ1が機械的に1回転する間に「12個」および「24個」の脈動が生じる。
また、磁極数「10」およびスロット数「12」の最小公倍数である「60個」の脈動が生じる。
ただし、図4に示すように、焼嵌応力によって生じた磁気的なアンバランスによって、「20個」の脈動成分(電気的な4f成分)が大きく発生している。
なお、前述の通り、永久磁石式同期モータの磁気的なアンバランスは、電磁鋼板の圧延方向によっても生じる。
一般に、電気モータにおいては、ステータ2に発生する渦電流損を低減するために、電磁鋼板を積上げられて製作されるが、電磁鋼板には、方向性電磁鋼板と無方向性電磁鋼板とがある。
これら電磁鋼板のいずれの場合も、コア組を形成する帯板段階において、その発生量は異なるものの、圧延方向と非圧延方向とに起因すると考えられる「結晶形の差異による磁気的方向性」が現れ、鉄損および磁束密度が、圧延方向と非圧延方向とで異なっている。
すなわち、図5に示すように、圧延方向(矢印参照)を常に同じ向きとして、ステータ2を積上げて組立てた場合、ステータ2の磁気的方向性の違いによってコギングトルクが生じる。
このように磁気的方向性の違いによって発生するコギングトルクも、図3および図4に示したように、20個の脈動成分が大きく生じる。
図6は一般的なリング磁石11を軸方向から見た斜視図であり、スキュー角度θが0度(スキュー無し)の状態を示している。
次に、図1および図7〜図9を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る永久磁石式同期モータについて説明する。
図7はこの発明の実施の形態1によるスキューを設けたリング磁石11およびロータ1を示す斜視図である。
なお、図7のようなスキュー構成は、リング磁石11を着磁する際に、着磁ヨーク(図示せず)の形状にあらかじめスキュー角度θを設けておくことにより、実現することができる。
図7のように、リング磁石11(ロータ1)にスキューを設けることにより、図3および図4に示したコギングトルクの20個の脈動成分を低減することが可能となる。
図8は図7のロータ1を用いた場合のコギングトルク特性を示す説明図であり、スキュー角度θ(横軸)と、20個の脈動成分のコギングトルクの大きさ(縦軸)との関係を示している。
なお、図7に示すスキュー角度θは機械角度で示しているが、図8に示すスキュー角度は電気角度で示している。
図8から明らかなように、スキュー角度θを大きい領域(たとえば、42度以上)に設定することにより、20個の脈動成分(4f成分)を抑制することが可能となる。
一方、前述の特許文献1の場合には、スキュー角度θが小さい領域(20度〜40度の電気角度)に設定されているので、4f成分を十分に抑制することはできない。
また、図9はスキュー角度θ(横軸)と永久磁石式同期モータの出力(縦軸)との関係を示す説明図である。
図9から明らかなように、スキュー角度θが0度から大きい値になるほど、モータ出力は低下するので、スキュー角度θを過大に大きく設定することはモータ出力の低下につながる。
したがって、図8および図9に鑑みて、スキュー角度θは、4f成分が2/3以上低減する(効果が明白となる)電気角度42度以上であって、モータ出力が大きく低減することなく抑制効果が十分に得られる電気角度128度以下に設定することが望ましい。
これにより、モータ出力を大きく低減せずに、コギングトルクの4f成分を十分に低減することが可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態1(図1、図7)に係る永久磁石式同期モータは、円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロット21と、ステータスロット21の円環状内に配置されたロータ1と、ロータ1と一体構成されてステータスロット21と対向するように配置された2P極(Pは自然数)のリング磁石(永久磁石)11とを備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成されている。
リング磁石11のステータスロット21との対向面には、ロータ1の軸方向に対して電気角度が42度〜128度となる連続スキューが設けられている。
これにより、コギングトルクの4f成分および2f成分を抑制し、特に、ステータ2のばらつきに起因して発生するコギングトルクの4f成分を確実に抑制することができる。
(実施例2)
なお、上記実施の形態1(図7)では、単一方向の連続スキューを設けたが、図10のように、連続スキューを中央部で対称的に折り返して、ロータ1の回転方向に対するスキュー角度θの始まりの位置と終わりの位置とが等しくなるように、連続スキューを設けてもよい。
図10はこの発明の実施の形態2に係る永久磁石式同期モータのロータ1およびリング磁石11を示す斜視図であり、前述と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。また、この発明の実施の形態2の全体構成は、図1に示した通りである。
前述の実施の形態1(図7)のように、単一方向の連続スキューを設けた場合には、永久磁石式同期モータに通電して負荷をかけた状態において、ロータ1の軸方向(スラスト方向)に力が発生し、軸受部のベアリング(図示せず)を破損する可能性があり、このようなベアリング破損は、異音発生や機械損失の増加につながる。
これに対し、この発明の実施の形態2(図10)のように、ロータ1の回転方向に対するスキュー角度θの始まりの位置と終わりの位置とが等しくなるようにロータ着磁を行うことにより、スラスト方向への力を相殺することが可能となる。
すなわち、図10のように、リング磁石11の軸方向の端部の磁極間の位置が同一となり、かつ軸方向の中央部分の磁極間の位置がスキュー角度θだけずれるように、着磁を行うことにより、軸方向にかかるスラスト力を無くすことが可能となる。
図10のリング磁石11(ロータ1)を製作する際には、まず、図11の展開図のように、ロータ1の軸方向の半分の長さのリング磁石11を2個準備して、それぞれ傾きが反対方向となるように、図8に示したスキュー角度θ(42度〜128度)で着磁する。
続いて、図12の展開図のように、着磁後の2個のリング磁石11を、軸方向に組み合わせて一体化することにより、図10のリング磁石11を製作することが可能となる。
また、図13の展開図のように、ロータ1の軸方向と同一長さの単一のリング磁石11を準備して、軸方向の端部の磁極間の位置が同一に設定された着磁用ヨーク(図示せず)を用いて着磁しても、図10のリング磁石11の製作が可能である。
なお、図10においては、磁極数が10極(P=5)のリング磁石11(ロータ1)を示しているが、これに限定されることはなく、磁極数が14極のロータ1と12スロットとを組み合わせて、Z/{3(相)×2P}の値が2/7となるように設定された永久磁石式同期モータに適用してもよい。
以上のように、この発明の実施の形態2(図1、図10)によれば、連続スキューは、ロータ1の軸方向のスキュー角度θの始まりの位置と終わりの位置とが等しくなるように設けられているので、コギングトルクの4f成分を低減しつつ、スキューによって発生するスラスト力を打ち消すことができ、ベアリング破損を回避することができる。
(実施例3)
なお、上記実施の形態1、2(図7、図10)では、連続スキューを設けたが、図14のように、段スキューを設けてもよい。
図14はこの発明の実施の形態3に係る永久磁石式同期モータのロータ1およびリング磁石11を示す斜視図であり、前述と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。また、この発明の実施の形態3の全体構成は、図1に示した通りである。
図14において、リング磁石11は、ロータ1の軸方向に分割されて2段構成からなり、それぞれの磁極位置が、ロータ1の回転方向に対してスキュー角度θだけシフトされている。
図15は図14内のリング磁石11(ロータ1)の製法を説明するための展開図である。
図14および図15のように、スキューが設けられていない2個のリング磁石11を軸方向に2段用い、軸方向の端部の磁極間の位置を、図8に示すスキュー角度θ(42度〜128度)だけシフトさせることにより、前述の実施の形態1と同様の効果が得られる。
図16は図14のリング磁石11(ロータ1)を用いた永久磁石式同期モータのスキュー角度θとモータ出力との関係を示す説明図である。
図16において、スキュー角度θに対するモータ出力特性は、前述の実施の形態1(図9)の場合よりも向上している。
すなわち、図9の場合には、モータ出力≧0.8を満たすスキュー角度θは、0度〜約130度であるが、図16の場合には、モータ出力≧0.8を満たすスキュー角度θは、0度〜約150度となる。
したがって、この発明の実施の形態3(図14)のような段スキューを設けることにより、モータ出力を低下させることなく、コギングトルクの4f成分を低減することが可能となる。
なお、図14においては、一体形式のリング磁石11を用いたが、図17および図19のように、磁極ごとに分割されたセグメント磁石12を用いてもよい。
図17はこの発明の実施の形態3による他の構成例を示す断面図であり、セグメント磁石12を用いた永久磁石式同期モータの軸方向に垂直な断面を示している。
図18はセグメント磁石12に段スキューを設けない状態を示す斜視図である。
図19はこの発明の実施の形態3によるセグメント磁石12に段スキューを設けた(磁極間の位置をシフトした)状態を示す斜視図である。
図19のようにセグメント磁石12を用いた場合においても、セグメント磁石12を軸方向に2段以上に分割して、軸方向の磁極間の貼り付け位置をシフトすることにより、前述の実施の形態1と同様に、コギングトルクの4f成分を十分に抑制することが可能となる。
また、この場合も、永久磁石式同期モータのスキュー角度θに対するモータ出力特性は図16に示した通りであり、リング磁石11の場合と同様にモータ出力特性が向上する。
なお、図14〜図19においては、リング磁石11またはセグメント磁石12(ロータ1)の磁極数が10極の場合を示しているが、これに限定されることはなく、前述と同様に、Z/{3(相)×2P}の値が2/7となる14極のロータ1と組み合わせて、14極12スロットのモータ構成であってもよい。
以上のように、この発明の実施の形態3(図1、図14、図19)に係る永久磁石式同期モータは、円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロット21と、ステータスロット21の円環状内に配置されたロータ1と、ロータと一体構成されてステータスロット21と対向するように配置された2P極(Pは自然数)のリング磁石11またはセグメント磁石12(永久磁石)とを備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成されている。
リング磁石11またはセグメント磁石12のステータスロット21との対向面には、ロータ1の軸方向に対して電気角度が42度〜128度となるように、少なくとも2段以上の段スキューが設けられている。
これにより、前述の実施の形態1、2と同様に、コギングトルクの4f成分を十分に抑制するとともに、段スキューにおけるモータ出力特性(図16)のように、前述の連続スキューを設けた場合よりも基本波の低減を小さくできるので、出力特性を向上させることも可能となる。
(実施例4)
なお、上記実施の形態3(図14、図19)では、2段のリング磁石11またはセグメント磁石12を用いて段スキューを形成したが、図20、図21のように、3段のリング磁石11a〜11cまたはセグメント磁石12a〜12cを用いて、中央部で対称関係となるように段スキューを形成し、前述の実施の形態2と同様に、ロータ1の回転方向に対するスキュー角度θの始まりの位置と終わりの位置とが等しくなるように構成してもよい。
図20(図21)はこの発明の実施の形態4に係る永久磁石式同期モータのロータ1およびリング磁石11(セグメント磁石12)を示す斜視図であり、前述と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。また、この発明の実施の形態4の全体構成は、図1に示した通りである。
図20(図21)において、リング磁石11(セグメント磁石12)のうち、軸方向の両端部のリング磁石11a、11c(セグメント磁石12a、12c)の回転方向位置は同一に設定されている。
また、軸方向の中央部のリング磁石11b(セグメント磁石12b)の回転方向位置は、両端部の磁石に対してスキュー角度θだけシフトされている。
さらに、両端部のリング磁石11a、11c(セグメント磁石12a、12c)の各軸方向の長さHa、Hcは同一値に設定されており、これら両端部の磁石長さの和(Ha+Hc)は、中央部のリング磁石11b(セグメント磁石12b)の磁石長さHbと同一値に設定されている。
これにより、コギングトルクの4f成分を確実に抑制しつつ、前述の実施の形態2と同様に、モータ電流を通電して負荷をかけた状態において、スキューによって軸方向に発生するスラスト力を無くすことが可能となる。
特に、両端部の磁石長さの和(Ha+Hc)と、中央部の磁石長さHbとを同一値に設定することにより、スラスト力を確実に相殺することができる。
なお、図20、図21においては、リング磁石11またはセグメント磁石12(ロータ1)の磁極数が10極の場合を示しているが、これに限定されることはなく、前述と同様に、Z/{3(相)×2P}の値が2/7となる14極のロータ1と組み合わせて、14極12スロットのモータ構成であってもよい。
また、ここでは、3段の段スキューを構成したが、スキュー角度の始まりの位置と終わりの位置とが等しくなればよく、任意数の(2n+1)段(nは自然数)で構成することが可能である。
(実施例5)
なお、上記実施の形態1〜4(図7〜図21)においては、コギングトルクの4f成分を抑制するために、ロータ1側にスキューを設けたが、図22〜図33に示すように、ステータ2側(ステータスロット21)にスキューを設けてもよい。
この場合、ロータ1としては、たとえば、スキューが設けられていない構成(図6、図18参照)も適用可能となる。また、この発明の実施の形態5の全体構成は、図1に示した通りである。
図22〜図33はこの発明の実施の形態5によるステータスロット21を示しており、図22は連続スキューを設けた場合のステータスロット21の1ティースの軸方向上端部の断面形状を示す断面図である。
また、図23は連続スキューを設けた場合のステータスロット21の1ティースの軸方向下端部の断面形状を示す断面図である。
図24は図22および図23(軸方向の手前側および奥側)の上下断面形状を有するステータスロット21の1ティースを示す斜視図である。
図24において、ステータスロット21の1ティース形状は、ティース端面のみが軸方向に変化することにより連続スキューを形成しており、前述と同様のスキュー角度θを有している。
図25は図24のティースを複数個配列してステータ2を製作した場合の内面構造を示す斜視図であり、図26は図25のステータスロット21のティース端面形状を平面的に示す展開図である。
図22〜図26に示すステータスロット21を用いた永久磁石式同期モータにおいて、スキュー角度θに対するコギングトルクの関係は、前述の図8に示した通りである。
なお、図22〜図26のようにステータスロット21(ステータ2)に連続スキューを設けた場合においても、図27に示すように、回転方向に関するティース位置を、軸方向の上面(手前)側と下面(奥)側とで同一位置に設定し、中央部分のティース位置をシフトした形状とすることにより、スキューによってロータ1に発生するスラスト力を無くすことが可能となる。
図27において、ティース端面は、軸方向の上端側と下端側とで同一位置にあり、ティース中央部分が異なる位置関係にある。
図28は図27のステータスロット21の端面形状を平面的に示す展開図である。
なお、図22〜図28では、ステータスロット21に連続スキューを設けたが、図29〜図33に示すように、ステータスロット21に段スキューを設けてもよい。
図29は段スキューを設けた場合のステータスロット21の1ティースを示す斜視図であり、ティースの中央部分でティース端面形状が変化した状態を示している。
図29において、ステータスロット21のティース端面は、軸方向に対してティース中央部分以降で点対称形状となっている。
図30は図29のティースを複数個配列したステータスロット21の内面構造を示す斜視図であり、図31は図30のステータスロット21の端面形状を平面的に示す展開図である。
図30において、ステータスロット21の各ティースは、軸方向の中心部分まで同一形状となるので、多くの金型を持つ必要がなくなる。
図30、図31のように、各ティースの中央部分で端面形状が切り替わる場合においても、前述と同様に、スキュー角度θに対するコギングトルクの4f成分を十分に抑制することができる。
また、図29〜図31のように、ステータスロット21に段スキューを設けた場合も、図32に示すように、ティースの軸方向の手前側と奥側との位置関係は変わらず、中央部の位置関係のみが変化する形状とすることができる。
図32において、ステータスロット21の各ティースの端面は、軸方向の上側と下側とで同一位置にあり、ティース中央部分は異なる位置関係にある。
図33は図32のステータスロット21の端面形成を平面的に示す展開図である。
図31〜図33のステータ2を用いた永久磁石式同期モータにおいても、前述と同様にコギングトルクの4f成分に対する抑制効果を達成することができる。
また、図32のステータ形状とすることのより、スキューによってロータ1に発生するスラスト力を無くすことが可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態5(図1、図6、図18、図22〜図33)に係る永久磁石式同期モータは、円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロット21と、ステータスロット21の円環状内に配置されたロータ1と、ロータ1と一体構成されてステータスロット21と対向するように配置された2P極(Pは自然数)のリング磁石11またはセグメント磁石12(永久磁石)とを備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成されている。
リング磁石11またはセグメント磁石12に対向するステータスロット21の先端形状には、ロータ1の軸方向に対して電気角度が42度〜128度となる連続スキューまたは段スキューが設けられている。
このように、ステータスロット21の端面にスキュー構造を設けることにより、前述と同様に、コギングトルクの4f成分を十分に抑制することができる。
また、ロータ1側にもスキューを設けた場合には、別のコギングトルクの成分を抑制することができ、さらにコギングトルクを低減することが可能となる。
さらに、図32のように、連続スキューまたは段スキューにおいて、スキュー角度の始まりの位置と終わりの位置とを、ロータ1の回転方向に関して等しくなるように設定することにより、スラスト力の発生を抑制することができる。
1 ロータ、2 ステータ、3 フレーム、11、11a〜11c リング磁石、12、12a〜12c セグメント磁石、21 ステータスロット、31 内径部、θ スキュー角度。

Claims (6)

  1. 円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロットと、
    前記ステータスロットの円環状内に配置されたロータと、
    前記ロータと一体構成されて前記ステータスロットと対向するように配置された2P極(Pは自然数)の永久磁石と
    を備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成された永久磁石式同期モータにおいて、
    前記ステータスロットを有するステータを固定するためのフレームの外側が四角形状を有し、コギングトルクの4f成分が大きく発生する環境下で、前記ステータの磁気的なアンバランスに起因した脈動成分が許容脈動値以下となるように抑制し、かつ、モータ出力が許容出力値以上となるように前記モータ出力の低減量を抑制するように、
    前記永久磁石の前記ステータスロットとの対向面には、前記ロータの軸方向に対して電気角度が42度〜128度となる連続スキューが設けられたことを特徴とする永久磁石式同期モータ。
  2. 前記連続スキューは、前記ロータの軸方向のスキュー角度の始まりの位置と終わりの位置とが、前記ロータの回転方向に関して等しくなるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石式同期モータ。
  3. 円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロットと、
    前記Z個のステータスロットの円環状内に配置されたロータと、
    前記ロータと一体構成されて前記ステータスロットと対向するように配置された2P極(Pは自然数)の永久磁石と
    を備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成された永久磁石式同期モータにおいて、
    前記ステータスロットを有するステータを固定するためのフレームの外側が四角形状を有し、コギングトルクの4f成分が大きく発生する環境下で、前記ステータの磁気的なアンバランスに起因した脈動成分が許容脈動値以下となるように抑制し、かつ、モータ出力が許容出力値以上となるように前記モータ出力の低減量を抑制するように、
    前記永久磁石の前記ステータスロットとの対向面には、前記ロータの軸方向に対して電気角度が42度〜128度となるように、少なくとも2段以上の段スキューが設けられたことを特徴とする永久磁石式同期モータ。
  4. 前記段スキューは、2n+1段(nは自然数)で構成され、スキュー角度の始まりの位置と終わりの位置とが、前記ロータの回転方向に関して等しくなるように設けられたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石式同期モータ。
  5. 円環状に形成されて巻線が施されたZ個(Zは自然数)のステータスロットと、
    前記Z個のステータスロットの円環状内に配置されたロータと、
    前記ロータと一体構成されて前記ステータスロットと対向するように配置された2P極(Pは自然数)の永久磁石と
    を備え、Z/{3(相)×2P}の値が2/5または2/7となるように構成された永久磁石式同期モータにおいて、
    前記ステータスロットを有するステータを固定するためのフレームの外側が四角形状を有し、コギングトルクの4f成分が大きく発生する環境下で、前記ステータの磁気的なアンバランスに起因した脈動成分が許容脈動値以下となるように抑制し、かつ、モータ出力が許容出力値以上となるように前記モータ出力の低減量を抑制するように、
    前記永久磁石に対向する前記ステータスロットの先端形状には、前記ロータの軸方向に対して電気角度が42度〜128度となる連続スキューまたは段スキューが設けられたことを特徴とする永久磁石式同期モータ。
  6. 前記連続スキューまたは前記段スキューは、スキュー角度の始まりの位置と終わりの位置とが、前記ロータの回転方向に関して等しくなるように設けられたことを特徴とする請求項5に記載の永久磁石式同期モータ。
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