JP2005278333A - 永久磁石型モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した低コギングトルクの永久磁石型モータを得ること。
【解決手段】複数のティース部1aに巻線2が施され、磁性体から成る固定子コア1と、該固定子コア1を収容するフレーム3と、該フレーム3に回転可能に支持されて前記固定子コア1内に設置され、外周部に永久磁石6を有し、磁性体から成る回転子コア4と、を備えた永久磁石型モータ100において、前記フレーム3に、当該フレームとは別の押圧部材により構成され、前記固定子コア1の一部分を押圧して該固定子コア1内に所望の応力を発生させる押圧手段8を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のティース部1aに巻線2が施され、磁性体から成る固定子コア1と、該固定子コア1を収容するフレーム3と、該フレーム3に回転可能に支持されて前記固定子コア1内に設置され、外周部に永久磁石6を有し、磁性体から成る回転子コア4と、を備えた永久磁石型モータ100において、前記フレーム3に、当該フレームとは別の押圧部材により構成され、前記固定子コア1の一部分を押圧して該固定子コア1内に所望の応力を発生させる押圧手段8を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電動パワーステアリング用、サーボ用及びエレベータ用等に用いられる永久磁石型モータに関し、そのコギングトルクを低減したものに関する。
近年、様々な用途、特に電動パワーステアリング用、サーボ用、エレベータ用等に、コギングトルク及び負荷時のトルク脈動の小さいモータが求められている。そして、従来から、永久磁石型モータのコギングトルクを低減する方法として、スキューを設けたり、永久磁石形状を工夫したり、固定子コアに補助溝を設けるなど様々な技術が提案されている。
また、モータの固定子コアのヨーク部分が周方向に複数に分割されている構造をもつ固定子コアにおいて、固定子コアの組立後に固定子コアの内径精度または外転型モータの場合は外径精度、及びティース間のピッチを均等に保つ金型をコアのティース先端部に設置した状態で、コア外周または内周部から周方向に均等に外周または内周方向に向かう方向に応力を加え、組立られたモータの固定子コアが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、極数がP、固定子コアの溝数がSのモータにおいて、前記固定子コアに等間隔で設けられるカシメの数Nが、溝数がS未満であって、次式〔N=n(整数)×(SとPとの最小公倍数)/P〕で表されるモータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されているものでは、固定子コアの形状は、工作のばらつきによって変わるため、固定子コア内径の真円度をゼロにすることは困難であり、安定した低コギングトルクのモータを得ることができないという問題点があった。
また、特許文献2に開示されているものでは、3つのカシメの磁気影響が均一であればよいが、均一でなければ磁気的なアンバランスが生じて結果的にコギングトルクが増大してしまうという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、安定した低コギングトルクの永久磁石型モータを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の永久磁石型モータは、複数のティース部に巻線が施され、磁性体から成る固定子コアと、該固定子コアを収容するフレームと、該フレームに回転可能に支持されて前記固定子コア内に設置され、外周部に永久磁石を有し、磁性体から成る回転子コアと、を備えた永久磁石型モータにおいて、前記フレームに、当該フレームとは別の押圧部材により構成され、前記固定子コアの一部分を押圧して該固定子コア内に所望の応力を発生させる押圧手段を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、固定子コアの一部分が押圧されるので、固定子コア内に所望の応力が発生し、また、固定子コアが所望量微小変形する。
この発明によれば、固定子コアの所望量の微小変形により、固定子コアの内径精度が調整され、また、磁気特性が調整され、元々有しているコギングトルクをキャンセルするコギングトルクを発生させて、コギングトルクの絶対値を低減させることができる。
以下に、本発明にかかる永久磁石型モータの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の永久磁石型モータの横断面図、図2は実施の形態1の永久磁石型モータのコギングトルクを示す図である。
図1は本発明の実施の形態1の永久磁石型モータの横断面図、図2は実施の形態1の永久磁石型モータのコギングトルクを示す図である。
図1に示すように、実施の形態1の永久磁石型モータ100は、概ね円筒状に形成されフレーム3内に収容される固定子コア1と、シャフト5に支持され、固定子コア1内で回転する円柱状の回転子コア4とから構成されている。フレーム3と固定子コア1との間には、空隙9が設けられている。固定子コア1には、磁性体の板を積層したものや粉末状の磁性体を固めたもの等がある。固定子コア1の内周側には、12本のティース部1a及びスロット1bが形成されている。ティース部1aには、巻線2が施されている。
回転子コア4も、磁性体の板を積層するか、粉末状の磁性体を固めて製作され、外周部に、隣接する端部が互いに異極となるようにして円管状に連なった8個の永久磁石6が固着されている。永久磁石6の外周部と固定子コア1の内周部間には空隙7が設けられ、空隙7には永久磁石6の磁束を生じさせている。
上記のように構成された実施の形態1の永久磁石型モータ100は、永久磁石6による磁束と巻線2による磁束との作用で発生するマグネットトルクにより回転子コア4の回転力を得て回転する。
一般に、このような永久磁石型モータにおいては、様々な原因でコギングトルクが発生する。固定子コア1の内径精度の悪さや、磁気特性の不均一性により発生するコギングトルクは、回転子の一回転当り、モータの極数と同じ山を持つ成分として発生する。このようなコギングトルク成分、例えば、8極のモータでは回転子の一回転当り8山の成分を、通常の製造工程において除去することは困難である。
本発明の永久磁石型モータ100では、固定子コア1内に応力を発生させる機構を設け、コギングトルク成分を抑制する。この機構は、例えば、フレーム3にねじ孔を設け、押圧手段としてのフレームとは別の押圧部材であるねじやボルト等のねじ部材8をねじ込み、ねじ部材8の先端部で固定子コア1の外周部を押圧し、固定子コア1内に所望の応力を発生させるものである。ねじ部材8の押圧の程度により、固定子コア1内の応力と固定子コア1の微小変形を所望値に調整する。
固定子コア1内の応力を調整することによって、ティース1aを内外に微小変位させ、固定子コア1の内径精度を上げることができる。また、固定子コア1内に応力が発生して磁気特性が変化し、透磁率を低下させることができる。このように、固定子コア1の微小変形や磁気特性の変化を強制的に発生させることにより、永久磁石型モータ100が元々持っていたコギングトルク特性をキャンセルし、低減させることが可能である。
図2は、8極12スロットの永久磁石型モータ100のコギングトルクを示す図である。従来のもののコギングトルクには、主として、極数の成分(回転子一回転当り8山の成分)と、極数とスロット数の最小公倍数の成分(回転子一回転当り24山の成分)が含まれている。特に、8山の成分は、固定子コア1の内径加工精度の悪さや、固定子コア1の磁気特性の不均一性によって発生し、通常の製造方法において除去することは難しい。
実施の形態1の永久磁石型モータ100では、固定子コア1の外周部を押圧するねじ部材8をフレーム3に設け、固定子コア1に径方向の微小変位及び磁気特性の変化を発生させ、永久磁石型モータ100が元々持っていたコギングトルク特性をキャンセルし、コギングトルクの絶対値を低減させる。
固定子コア1内に応力を発生させる押圧手段を、ねじ部材8で構成することにより、固定子コア1の内径精度(例えば、真円度)及び内部応力の調整が容易であり、容易にコギングトルクを低減することができる。また、図1に示すように、ティース部1aの背面を押圧するねじ部材8を設けたことで、ティース部1aの変位量を調整しやすく、コギングトルクの調整が容易となっている。さらに、永久磁石型モータ100の製造ロット内で、ねじ部材8の締めつけトルクを管理するようにすれば、安定して、低コギングトルクの永久磁石型モータ100を供給することができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2の永久磁石型モータの縦断面図である。図3において、図1と同等のものには同一の符号を付してある。
図3は本発明の実施の形態2の永久磁石型モータの縦断面図である。図3において、図1と同等のものには同一の符号を付してある。
図3に示すように、実施の形態2の永久磁石型モータ200は、概ね円筒状に形成されフレーム3内に収容される固定子コア1と、シャフト5に支持され、固定子コア1内で回転する円柱状の回転子コア4とから構成されている。シャフト5は、軸受10によりフレーム3に支持されている。実施の形態1の永久磁石型モータ100とは異なり、永久磁石型モータ200のフレーム3と固定子コア1との間には空隙がなく、固定子コア1はフレーム3に焼き嵌めや圧入などによって固定されている。固定子コア1には、磁性体の板を積層したものや粉末状の磁性体を固めたもの等がある。図示はしないが、固定子コア1の内周側には、12本のティース1a及びスロット1bが形成されている。スロット1bには、巻線2が施されている。
回転子コア4も、磁性体の板を積層するか、粉末状の磁性体を固めて製作され、外周部に、隣接する端部が互いに異極となるようにして円管状に連なった8個の永久磁石6が固着されている。永久磁石6の外周部と固定子コア1の内周部間には空隙7が設けられ、空隙7には永久磁石6の磁束を生じさせている。
上記のように構成された実施の形態2の永久磁石型モータ200は、永久磁石6による磁束と巻線2による磁束との作用で発生するマグネットトルクにより回転子コア4の回転力を得て回転する。
実施の形態2の永久磁石型モータ200では、固定子コア1の外周部を押圧するねじ部材8をフレーム3に設け、特定のティース1aに径方向の所望の微小変位及び磁気特性の変化を発生させ、永久磁石型モータ200が元々持っていたコギングトルク特性をキャンセルし、コギングトルクの絶対値を低減させる。
実施の形態2の永久磁石型モータ200では、固定子コア1はフレーム3に焼き嵌めや圧入などによって固定されているので、ねじ部材8で固定子コア1の外周部を押圧しても、固定子コア1全体が変位することはなく、ねじ部材8で押圧された特定のティース1a及びその近傍のティースのみが微小変位し磁気特性が変化する。
このような、実施の形態2の永久磁石型モータ200でも、特定のティース1aに径方向の微小変位及び磁気特性の変化を発生させ、永久磁石型モータ200が元々持っていたコギングトルク特性をキャンセルし、コギングトルクの絶対値を低減させることができる。また、ねじ部材8は、固定子コア1とフレーム3との相対移動を防止する固定手段としての機能を持つ。
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3の永久磁石型モータの縦断面図、図5は実施の形態3の永久磁石型モータの変形例を示す縦断面図である。図4及び図5において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図4は本発明の実施の形態3の永久磁石型モータの縦断面図、図5は実施の形態3の永久磁石型モータの変形例を示す縦断面図である。図4及び図5において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
実施の形態3の図4に示す永久磁石型モータ301は、固定子コア1の負荷側軸端部を軸方向に押圧するねじ部材8をフレーム3の負荷側ブラケット3aに設けたものであり、図5に示す変形例の永久磁石型モータ302は、固定子コア1の反負荷側軸端部を軸方向に押圧するねじ部材8をフレーム3の後端部3bに設けたものである。
上記のように構成した実施の形態3の永久磁石型モータ301、302では、ねじ部材8により押圧された固定子コア1の軸端部の磁気特性が変化し透磁率が低下して、永久磁石型モータ301、302が元々持っていたコギングトルク特性をキャンセルし、コギングトルクの絶対値を低減させる。また、ねじ部材8を負荷側ブラケット3a又はフレーム3の後端部3bに設置したので、永久磁石型モータ301、302の径方向寸法を増大させずに済むという効果がある。
実施の形態4.
図6は本発明の実施の形態4の永久磁石型モータの横断面図、図7は実施の形態4の永久磁石型モータの変形例を示す横断面図、図8は実施の形態4の永久磁石型モータの他の変形例を示す縦断面図である。図6〜図8において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図6は本発明の実施の形態4の永久磁石型モータの横断面図、図7は実施の形態4の永久磁石型モータの変形例を示す横断面図、図8は実施の形態4の永久磁石型モータの他の変形例を示す縦断面図である。図6〜図8において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
実施の形態4の図6に示す永久磁石型モータ401は、固定子コア1の外周部を押圧する3本のねじ部材8をフレーム3に周方向に離間させて設けたものであり、図7に示す変形例の永久磁石型モータ402は、固定子コア1の負荷側又は反負荷側軸端部を軸方向に押圧する3本のねじ部材8をフレーム3の負荷側ブラケット3a又は後端部3bに周方向に離間させて設けたものであり、図8に示す他の変形例の永久磁石型モータ403は、固定子コア1の外周部を押圧する3本のねじ部材8をフレーム3に軸方向に離間させて設けたものである。
上記のように構成した実施の形態4の永久磁石型モータ401では、3本のねじ部材8をフレーム3に周方向に離間させて設けたので、固定子コア1の内径精度及び内部応力の調整を効率よく行うことができ、効率よくコギングトルクを低減することができる。
また、実施の形態4の変形例の永久磁石型モータ402では、固定子コア1の負荷側又は反負荷側軸端部を軸方向に押圧する3本のねじ部材8をフレーム3の負荷側ブラケット3a又は後端部3bに周方向に離間させて設けたので、固定子コア1の磁気特性の調整を効率的に行うことができ、コギングトルクの低減を効率よく行なうことができる。
また、実施の形態4の他の変形例の永久磁石型モータ403では、固定子コア1の外周部を押圧する3本のねじ部材8をフレーム3に軸方向に離間させて設けたので、軸方向の内径精度や磁気特性の不均一性を調整し、コギングトルクの低減を効率よく行なうことができる。
以上、3本のねじ部材8を設けた例を説明したが、ねじ部材8は、3本に限らず2本でも4本以上としてもよい。このように、固定子コア1内に所望の応力を発生させる押圧手段を離間させて複数設けたので、元々発生していたコギングトルクをキャンセルするために発生させるコギングトルクの位相や振幅を調整することができる。
実施の形態5.
図9は本発明の実施の形態5の永久磁石型モータの縦断面図である。図9において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図9は本発明の実施の形態5の永久磁石型モータの縦断面図である。図9において、図1及び図3と同等のものには同一の符号を付してその説明は省略する。
図3に示す実施の形態2の永久磁石型モータ200では、固定子コア1の軸方向中央付近に応力が集中してしまい、固定子コア1の内径精度及び磁気特性の調整を軸方向に均一に行うことが難しい。実施の形態5の永久磁石型モータ500では、ねじ部材8の先端に、ねじ部材8の押圧力を分散させる固定子コア1の軸長にほぼ等しい板部材8aを設置した。
板部材8aを設置したことで、固定子コア1の軸方向中央付近に応力が集中してしまうことがなく、軸方向にほぼ均一に応力を発生させることができる。
実施の形態6.
図10及び図11は、固定子コア1に用いられる磁性体における応力と比透磁率の関係を示す図である。
図10及び図11は、固定子コア1に用いられる磁性体における応力と比透磁率の関係を示す図である。
これらの図において、横軸は磁束密度を示し、縦軸は比透磁率を%値で示し応力がゼロのときの値を100%としている。図には、応力がゼロの状態のときと、応力が発生している状態のときの磁束密度と比透磁率の関係を示す。図11に示す磁性体は、図10に示すものよりグレードが高いものである。
いずれの図においても、応力がゼロの状態のとき比透磁率が最大となる磁束密度Bmax[T]付近において、応力が発生している状態のとき比透磁率%値が低い値を示している。すなわち、磁束密度Bmax[T]付近において、電磁鋼板の磁気特性の変化が最も顕著であるといえる。応力がゼロの状態において比透磁率が最大となる磁束密度Bmax[T]±0.5[T]の範囲では磁気特性の変化が顕著である。
したがって、本発明の永久磁石型モータの固定子コア1において、応力が発生する部分の磁束密度B[T]が、次式、
Bmax[T]−0.5[T]≦B[T]≦Bmax[T]+0.5[T]
をみたすようにすれば、応力による磁気特性の変化が顕著に出るので、より効率的にコギングトルクを低減することができる。また、好ましくは、次式、
B[T]=Bmax[T]
とするのがよい。
Bmax[T]−0.5[T]≦B[T]≦Bmax[T]+0.5[T]
をみたすようにすれば、応力による磁気特性の変化が顕著に出るので、より効率的にコギングトルクを低減することができる。また、好ましくは、次式、
B[T]=Bmax[T]
とするのがよい。
以上のように、本発明にかかる永久磁石型モータは、電動パワーステアリング用、サーボ用及びエレベータ用等の、小さなコギングトルク及び小さな負荷時のトルク脈動が求められるモータに適している。
1 固定子コア
1a ティース部
1b スロット
2 巻線
3 フレーム
3a 負荷側ブラケット
4 回転子コア
5 シャフト
6 永久磁石
7 空隙
8 ねじ部材(押圧手段)
8a 板部材
9 空隙
10 軸受
100,200,301,302,401,402,403,500 永久磁石型モータ
1a ティース部
1b スロット
2 巻線
3 フレーム
3a 負荷側ブラケット
4 回転子コア
5 シャフト
6 永久磁石
7 空隙
8 ねじ部材(押圧手段)
8a 板部材
9 空隙
10 軸受
100,200,301,302,401,402,403,500 永久磁石型モータ
Claims (10)
- 複数のティース部に巻線が施され、磁性体から成る固定子コアと、
該固定子コアを収容するフレームと、
該フレームに回転可能に支持されて前記固定子コア内に設置され、外周部に永久磁石を有し、磁性体から成る回転子コアと、を備えた永久磁石型モータにおいて、
前記フレームに、当該フレームとは別の押圧部材により構成され、前記固定子コアの一部分を押圧して該固定子コア内に所望の応力を発生させる押圧手段を設けたことを特徴とする永久磁石型モータ。 - 前記押圧手段は、フレームに設けられたねじ孔にねじ込まれ、先端で前記固定子コアの一部分を押圧するねじ部材であることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段は、前記固定子コアの外周部の一部分を押圧する押圧手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段は、前記固定子コアの軸端部の一部分を押圧する押圧手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段を、前記固定子コアの周方向に離間させて、前記フレームに複数設けたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段を、前記固定子コアの軸方向に離間させて、前記フレームに複数設けたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段を、前記固定子コアの周方向に離間させて、前記フレームに複数設けたことを特徴とする請求項4に記載の永久磁石型モータ。
- 前記押圧手段の先端に、該押圧手段の押圧力を分散させるための固定子コアの軸長に相当する長さの板部材を備えたことを特徴とする請求項3に記載の永久磁石型モータ。
- 前記固定子コアの応力がゼロの状態のときの比透磁率が最大となる磁束密度をBmax[T]とするとき、前記固定子コアの、前記押圧手段により押圧され応力を発生する部分の磁束密度B[T]が、
Bmax[T]−0.5[T]≦B[T]≦Bmax[T]+0.5[T]
とされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の永久磁石型モータ。 - 前記磁束密度B[T]が、
B[T]=Bmax[T]
とされていることを特徴とする請求項9に記載の永久磁石型モータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004089827A JP2005278333A (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 永久磁石型モータ |
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2004
- 2004-03-25 JP JP2004089827A patent/JP2005278333A/ja active Pending
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