JP5411014B2 - ステータの製造装置及びステータの製造方法 - Google Patents

ステータの製造装置及びステータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ティース毎に分割された分割コアによりステータコアが構成されるステータの製造装置及び同ステータの製造方法に関するものである。
従来、ブラシレスモータのステータとしては、環状部及びこの環状部から径方向内側に突出する複数のティース部を有するステータコアと、各ティース部にそれぞれ巻線が巻装されてなるコイルとを備えたものがある。このようなステータのステータコアとしては、例えば、環状部を周方向に分割した形状の分割環状部とその分割環状部から突出する上記ティース部とをそれぞれ有する複数の分割コアからなり、分割環状部が環状とされる前にティース部に巻線を巻装することでその巻装作業を容易にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、各分割コアが内周側に配置される筒状の保持部材と保持部材の挿入孔に径方向移動可能に挿入されるとともに周方向に複数配置される加圧片とを備えた加圧治具と、この加圧治具を外嵌する筒状の操作治具とを備えたステータの製造装置が開示されている。この製造装置では、操作治具を構成する有底円筒状の上側部材及び下側部材の内周面が開口部側ほど拡開されるテーパ形状に形成されるとともに、このテーパ形状の内周面と対向配置される前記加圧治具の加圧片の径方向外側面が軸方向中心から両端側に向かって径方向長さが短くなるようテーパ形状に形成されている。このため、上側部材及び下側部材を加圧治具側となるよう軸方向に摺動させることで、上側部材及び下側部材の内周面と加圧片の径方向外側面とが摺接して各加圧片に径方向内側の力が作用するようになっている。これにより、保持部材の内周側に周方向に複数配置される各分割コアが径方向内側に押圧され、各分割コアを高精度に環状化している。
特開2009−268179号公報
ところで、上記のようなステータの製造装置においては、分割コア同士をレーザ等によって溶接するため、例えば分割コアに付着した油分等の影響でヒューム(油分を含んだ煙)が発生する虞がある。このヒュームが前記操作治具等に付着するとそれら治具を摺動させ難くなり、結果として分割コアの環状化精度が低下する虞があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、より高精度に分割コアを環状化することができるステータの製造装置及びステータの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ティース部をそれぞれ有する複数の分割コアを前記ティース部の先端側が径方向内側を向くように環状に配置して構成されるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻装された複数のコイルとを備え、隣接の分割コアの周方向端部間を溶接にて固定させて構成されるステータの製造装置であって、筒状の操作治具と、前記操作治具が外嵌される加圧治具とを備え、前記加圧治具は、前記各分割コアが内周側に配置されるとともに径方向に貫通した複数の挿入孔が形成された筒状の保持部材と、前記各挿入孔に径方向移動可能に挿入された複数の加圧片とを有し、前記各加圧片における前記保持部材の径方向外側及び前記操作治具における内周の少なくとも一方には、前記加圧治具に外嵌された前記操作治具の軸方向移動に伴って前記各加圧片を径方向内側に移動させるテーパ面が形成され、前記保持部材には、それぞれ径方向に貫通し、前記隣接の分割コアの周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔が形成され、前記操作治具には、前記各内側貫通孔と同一径方向線上に配置されるとともにそれぞれ径方向に貫通して前記隣接の分割コアの周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔と、該外側貫通孔と連通するとともに外部から流体を流入可能な流体流入孔が形成され、前記流体流入孔から流入した前記流体を前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔を介して外部に排出させるようにしたことをその要旨とする。
この発明では、筒状の操作治具と、操作治具が外嵌される加圧治具とを備え、加圧治具は、各分割コアが内周側に配置されるとともに径方向に貫通した複数の挿入孔が形成された筒状の保持部材と、各挿入孔に径方向移動可能に挿入された複数の加圧片とを有する。各加圧片における保持部材の径方向外側及び操作治具における内周の少なくとも一方には、加圧治具に外嵌された操作治具の軸方向移動に伴って前記各加圧片を径方向内側に移動させるテーパ面が形成される。保持部材には、それぞれ径方向に貫通し、隣接の分割コアの周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔が形成されるとともに、操作治具には各内側貫通孔と同一径方向線上に配置されるとともにそれぞれ径方向に貫通して隣接の分割コアの周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔が形成される。このような構成において、外側貫通孔及び内側貫通孔を介して隣接する分割コアの周方向両端部を溶接することで、分割コア同士を高精度に環状化した状態で固定することができる。また、操作治具には、外側貫通孔と連通するとともに外部から流体を流入可能な流体流入孔が形成され、流体流入孔から流入した流体を内側貫通孔及び外側貫通孔を介して外部に排出可能に構成される。このように流体流入孔が形成されることで、外部から窒素ガス等の流体を流入して、前記外側貫通孔から外部に排出させることが可能となる。これにより、外側貫通孔及び内側貫通孔を介して分割コアの周方向両端部を溶接する際に生じ得るヒュームが治具等に付着することを抑制させることができ、容易に摺動させることができるため、より高精度に分割コアを環状化させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のステータの製造装置において、前記流体流入孔は、前記加圧治具の軸方向両側に設けられるとともに軸方向に沿って形成されたことをその要旨とする。
この発明では、流体流入孔は、加圧治具の軸方向両側に設けられるとともに軸方向に沿って形成される。このような構成とすることで、軸方向両側から窒素ガス等の流体を供給でき、例えば軸方向両側から流入される流体同士の衝突により径方向外側に流体の流れる方向を変更することができる。また、操作治具及び加圧治具(加圧片)の摺動方向である軸方向に沿って流体を流入することで、より好適に操作治具及び加圧治具(加圧片)の摺動面にヒュームが付着することを抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステータの製造装置において、前記操作治具は、前記加圧治具の軸方向一端側に外嵌される有底筒状の第1部材と、前記加圧治具の軸方向他端側に外嵌される有底筒状の第2部材とを有し、前記第1部材及び第2部材の少なくとも一方には軸方向に弾性変形可能な弾性部材が設けられたことをその要旨とする。
この発明では、操作治具は、加圧治具の軸方向一端側に外嵌される有底筒状の第1部材と、加圧治具の軸方向他端側に外嵌される有底筒状の第2部材とを有し、第1部材及び第2部材の少なくとも一方には軸方向に弾性変形可能な弾性部材が設けられる。このように、弾性部材を設けることで第1部材及び第2部材の軸方向の間隙を好適に閉塞することができる。このため、流体流入孔から流入される窒素ガス等の流体を外側貫通孔からより確実に排出することができ、より好適に操作治具及び加圧治具(加圧片)の摺動面にヒュームが付着することを抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、ティース部をそれぞれ有する複数の分割コアを前記ティース部の先端側が径方向内側を向くように環状に配置して構成されるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻装された複数のコイルとを備え、隣接の分割コアの周方向端部間を溶接にて固定させて構成されるステータの製造方法であって、前記各分割コアの周囲に、複数の加圧片を径方向移動可能に保持する筒状の保持部材を有する加圧治具を配置する配置工程と、前記加圧治具に外嵌された筒状の操作治具を軸方向に押圧して軸方向移動させることで、前記各加圧片における前記保持部材の径方向外側及び前記操作治具における内周の少なくとも一方に形成されたテーパ面により、前記各加圧片を径方向内側に移動させる加圧工程と、前記加圧工程にて前記ステータコアが加圧された状態で、前記操作治具にそれぞれ径方向に貫通し前記隣接の分割コアの周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔、及び前記各内側貫通孔と同一径方向線上に配置されるとともに前記保持部材にそれぞれ径方向に貫通して前記隣接の分割コアの周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔を介して前記各分割コア同士を溶接固定する溶接工程と、前記溶接工程と同時若しくは溶接工程後に、前記操作治具に形成されて前記外側貫通孔と連通される流体流入孔から流体を流入させるとともに前記流体を前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔を介して外部に排出させる排出工程とを備えたことをその要旨とする。
この発明によれば、請求項1に記載の効果と同様の効果を奏することができる。
従って、上記記載の発明によれば、より高精度に分割コアを環状化することができるステータの製造装置及びステータの製造方法を提供することができる。
(a)ブラシレスモータの平面図、(b)図1(a)におけるA−A線断面図。 (a)ステータをホルダ側から見た平面図、(b)図2(b)におけるB−B線断面図。 内部にステータが配置された状態の製造装置を正面から見た一部断面図。 (a)上側部材を正面から見た一部断面図、(b)上側部材の底面図、(c)下側部材の平面図、(d)下側部材を正面から見た一部断面図。 (a)加圧治具の平面図、(b)加圧治具を正面から見た一部断面図。 保持部材を正面から見た一部断面図。 (a)加圧片の平面図、(b)加圧片の側面図。 (a)環状部材の平面図、(b)環状部材の正面図。 芯金が設けられた下側部材を正面から見た一部断面図。 (a)各分割コアが位置合わせ部に支持された状態の下側部材の平面図、(b)各分割コアが位置合わせ部に支持された状態の下側部材を正面から見た一部断面図。 各分割コアを押圧した状態の製造装置を正面から見た一部断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
まず、本実施形態のステータの製造装置及び製造方法を説明する前に、その製造装置及び製造方法にて製造されたステータを備えるブラシレスモータについて説明する。
図1(a),(b)に示すように、ブラシレスモータ1のハウジング2は、有底筒状に形成されるとともに、その内周面には略円筒状のステータ3が固定されている。ステータ3の内側には、ハウジング2の底部中央に設けられた軸受4を介してロータ5が回転可能に配置されている。また、ロータ5を構成する回転軸6には、円筒状のロータコア7が固定されるとともに、このロータコア7の外周面には所定角度ごとに異なる極性(N極、S極)に着磁されたマグネット8が固着されている。そして、ステータ3におけるハウジング2の開口部側の端部には、絶縁性を有する合成樹脂材料よりなるホルダ9が固定されるとともに、該ホルダ9は、ステータ3の軸線方向一端側を覆っている。
図2(a),(b)に示すように、ステータ3を構成するステータコア10は、軸方向から見た形状がT字状をなす12個の分割コア11を周方向に連結して円環状に構成されている。各分割コア11は、軸方向から見た形状が円弧状をなす分割環状部12と、この分割環状部12の周方向の中央部から径方向内側に延びるティース部13とから構成されている。本実施形態では、各分割コア11同士は分割環状部12の周方向両端部がレーザ溶接されることで固定されている。各分割コア11には、各分割コア11の軸方向の両端面及び周方向の両側面を被覆するボビン14が軸方向の両側から装着されている。そして、ティース部13には、ボビン14の上から巻線15が集中巻きにて複数回巻回されることによりコイル16がそれぞれ巻装されている。
そして、図1(a)に示すように、各コイル16の接続端部16aは、ホルダ9のステータ3と反対側の面まで引き出されて、ホルダ9におけるステータ3と反対側の面に配置された複数(本実施形態では4個)のターミナル17にそれぞれ結線される。このように構成されたブラシレスモータ1では、駆動電源(図示略)から三相の励磁電流が各ターミナル17(本実施形態では、図1(a)における上側に配置された3つ)を介して各コイル16に対して供給されると、各コイル16がそれぞれ励磁されてステータ3に回転磁界が発生し、その回転磁界に基づいてロータ5が回転するようになっている。
次に、ブラシレスモータ1に備えられる上記のステータ3を製造する製造装置21について説明する。
図3に示すように、製造装置21は、円筒状の操作治具22と、操作治具22が外嵌される加圧治具23とを備えている。本実施形態では、操作治具22は、有底筒状に形成される第1部材としての上側部材31と、この上側部材31と同軸上に配置されるとともに有底筒状に形成される第2部材としての下側部材32と、下側部材32の下底部43に形成される軸方向に貫通した設置孔44を閉塞するとともに前記分割コア11の内周側に配置される芯金71(図9参照)とから構成されている。
詳述すると、図4(a),(b)に示すように、上側部材31は、その内周に軸方向下側(軸方向他端側)に向かうにつれて拡径する第1内側テーパ面33が形成されている。また、上側部材31の円筒部34には、径方向及び軸方向下側に貫通するとともに、軸方向に沿った12個の第1外側貫通孔35が周方向に沿って等間隔を空けて形成されている。さらに、上側部材31の上底部36には、軸方向の開口端と反対側(図4(a)における上側)に突出したノックアウトボルト37が設けられている。また、上側部材31の上底部36には、軸方向に貫通する流体流入孔38が周方向略120度等間隔となるよう計3つ形成されている。
一方、図4(c),(d)に示すように、下側部材32は、上側部材31と同径の円筒状に形成されるとともに、その内周には、軸方向上側(軸方向一端側)に向かうにつれて拡径する第2内側テーパ面41が形成されている。また、下側部材32の円筒部34には、径方向及び軸方向上側に貫通するとともに、軸方向に沿った12個の第2外側貫通孔42が周方向に沿って等間隔を空けて形成されている。さらに、下側部材32の下底部43中央には、軸方向に貫通した設置孔44が形成されている。下側部材32の開口端部45には、軸方向に弾性変形可能な弾性部材としてのシールゴム46が取着されている。シールゴム46における前記第2外側貫通孔42の軸方向延長位置には、間隙46aが形成されている。なお、本実施形態では、第1外側貫通孔35及び第2外側貫通孔42により外側貫通孔が構成されている。
図5(a),(b)に示すように、加圧治具23は、略円筒形状の保持部材51と、環状に配置されるとともに保持部材51に径方向移動可能に保持される複数の加圧片52とを備えている。詳しくは、図6に示すように、保持部材51の側壁53には、径方向に貫通し軸方向に沿った複数の挿入孔54が周方向に等間隔を空けて形成されている。また、側壁53には、径方向に貫通し軸方向に沿った複数の内側貫通孔55が各挿入孔54の間に形成されている。各内側貫通孔55は、上側部材31及び下側部材32が加圧治具23の軸方向両端に外嵌された状態で、各第1外側貫通孔35及び各第2外側貫通孔42と同一径方向線上に配置可能に形成されている。なお、保持部材51の外径は、上側部材31内周における上端での内径及び下側部材32内周における下端での内径よりも小さく形成されている。
図7(a),(b)に示すように、加圧片52は、略四角柱状に形成されるとともに、各加圧片52は、それぞれ各挿入孔54内で径方向移動可能に挿入されるようになっている。各加圧片52における保持部材51の径方向外側、即ち各加圧片52が環状に配置された状態での径方向外側(図7における右側)には、その略中央から軸方向両端側に向かうにつれてその径方向厚さが薄くなる第1外側テーパ面56及び第2外側テーパ面57がそれぞれ形成されている。本実施形態では、第1外側テーパ面56は前記上側部材31の第1内側テーパ面33と面接触するとともに、第2外側テーパ面57は前記下側部材32の第2内側テーパ面41と面接触するようになっている。また、加圧片52における保持部材51の径方向内側(図7における左側)は、ステータ3(ステータコア10)の外周の曲率に応じた内曲面58が形成されている。さらに、内曲面58の軸方向両端側には、加圧片52の径方向厚さが軸方向中央に比べて薄くなる段差部59がそれぞれ形成されている。なお、本実施形態では、第1及び第2内側テーパ面33,41、第1及び第2外側テーパ面56,57によりテーパ面が構成されている。
本実施形態では、図3に示すように、加圧治具23は、弾性縮径可能な環状部材61を備え、各加圧片52はそれらの軸方向両端部が環状部材61に固定されて保持部材51に環状に配置されている。具体的には、図8(a),(b)に示すように、環状部材61は、合口部62を有する環状に形成されるとともに、径方向に貫通したねじ孔63が周方向に沿って等間隔を空けて形成されている。なお、環状部材61は薄板金属材料からなる。各環状部材61は、各加圧片52の段差部59に配置され、ねじ(図示略)により各加圧片52に固定されている。また、合口部62の周方向長さは、保持部材51に保持された状態の隣接する加圧片52同士の間隔と略等しく形成されている。そして、各加圧片52は、各環状部材61が弾性変形することで、各環状部材61と一体のまま、保持部材51の各挿入孔54に着脱可能となっている。なお、各環状部材61が弾性縮径していない状態において、各加圧片52の軸方向両端で規定される外径は、上側部材31内周における下端(開口端)での内径及び下側部材32内周における上端(開口端)での内径よりも小さく、上側部材31内周における上端での内径及び下側部材32内周における下端での内径よりも大きくなっている。
さらに、製造装置21は、図9に示すように、下側部材32の設置孔44に設置される芯金71を備えている。詳しくは、芯金71は設置孔44内に嵌入される台座部72と、台座部72に連結部73を介して設けられた内型部材としての内型部74とを備えている。芯金71の台座部72には、その上下方向に貫通する流体流入孔76が周方向略180度等間隔となるよう計2つ形成されている。
芯金71の内型部74は、上記ステータコア10の内径と略同径の円柱状に形成されており、加圧された各分割コア11のティース部13の先端が当接する。また、芯金71には、台座部72の上端から軸方向上側に突出する複数(本実施形態では、3本)の位置決め部材としての位置決め部75が、周方向に等間隔を空けて設けられている。各位置決め部75の少なくとも1つの先端には、係合凸部75aが形成されている。ここで、上述したボビン14には、これら位置決め部75の係合凸部75aに対応する係合凹部(図示略)が形成されている。そして、略環状に配置された加圧前の各分割コア11を内型部74に挿入すると、位置決め部75の係合凸部75aが上記係合凹部に係合されて、各分割コア11の下側部材32に対する周方向の位置決めがされるとともに、各位置決め部75に支持されて軸方向の位置決めがされる。具体的には、略環状に配置された各分割コア11が位置決め部75に支持された状態で、各分割コア11の周方向両端部、即ちステータコア10における分割コア11の周方向両端部が第1外側貫通孔35、第2外側貫通孔42及び内側貫通孔55から露出するようになっている。
次に、ブラシレスモータ1に備えられるステータ3の製造方法について、各分割コア11の環状化及びその固定を中心として説明する。
先ず、図10(a),(b)に示すように、下側部材32に芯金71を設置し(図9参照)、各ティース部13に巻線15が巻装された状態の各分割コア11を略環状にするとともに、その内周側に内型部74が配置されるようにして、位置決め部75に各分割コア11を支持させる。そして、配置工程では、加圧治具23を位置決め部75に支持された各分割コア11の周囲に配置する。なお、加圧治具23は、保持部材51の各内側貫通孔55の周方向位置と、下側部材32の各第2外側貫通孔42の周方向位置とが一致するようにして、下側部材32の第2内側テーパ面41上に載置される。このとき、各加圧片52は、各分割環状部12の周方向略中央に位置する。
次に、加圧工程では、図3に示すように、各第1外側貫通孔35の周方向位置と各第2外側貫通孔42の周方向位置とが一致するように、上側部材31を加圧治具23の上方から覆いかぶせる。そして、押圧装置(図示略)により、上側部材31を下側部材32に近接するように下方へ押し付ける、即ち上側部材31及び下側部材32(操作治具22)を加圧治具23に対して軸方向に相対移動させる。これにより、上側部材31の第1内側テーパ面33と加圧片52の第1外側テーパ面56、及び下側部材32の第2内側テーパ面41と加圧片52の第2外側テーパ面57とがそれぞれ摺動し、上側部材31及び下側部材32から各加圧片52にそれぞれ径方向中心側の力が作用する。尚、上側部材31及び下側部材32(操作治具22)を加圧治具23に対して軸方向に相対移動させる際には、下側部材32の開口端部45に設けられるシールゴム46が押圧されるまで移動されて上側部材31及び下側部材32間に間隙を生じさせないようになっている。
そして、図11に示すように、環状部材61が弾性縮径するとともに各加圧片52が径方向に移動し、各分割コア11を押圧する。このようにすることで、各加圧片52により各分割コア11が周方向に沿って均等に押圧され、各分割コア11が高精度に環状化される。
続いて、溶接工程では、各第1外側貫通孔35、各第2外側貫通孔42及び各内側貫通孔55から外部に露出した分割コア11の周方向両端部同士をレーザ溶接により固定する。これにより、各分割コア11が高精度に環状化された状態で固定されてステータ3が製造される。なお、溶接工程及び排出工程の後は、例えば作業者がノックアウトボルト37を把持して上側部材31を取り外してステータ3を取り出す。
また、レーザ溶接を行う溶接工程の際には、上側部材31の流体流入孔38及び台座部72の流体流入孔76に流体供給装置(図示略)のノズルNが装着され、前記流体供給装置から供給される窒素ガス等の不活性ガスG(図11において矢印付き太線で図示)が供給されて外側貫通孔42から前記不活性ガスGを排出させる排出工程が実施される。この排出工程では、軸方向に沿って形成される上側部材31の流体流入孔38及び台座部72の流体流入孔76から軸方向に不活性ガスが供給される。そして、加圧治具23の軸方向略中間位置で各流入孔から供給される不活性ガスGが衝突するため、その不活性ガスGの流れる方向が自ずと変更され、第1及び第2外側貫通孔35,42から不活性ガスGが排出される。このため、レーザ溶接によって分割コア11に付着した油分等の影響で発生するヒューム(油分を含んだ煙)が操作治具22の外部に排出されるため、操作治具22等に付着することを抑えることができる。これにより、操作治具22の加圧片52との摺動面である第1内側テーパ面33及び第2内側テーパ面41にヒュームが付着することによる摺動の悪化を抑えることができるため、より高精度に分割コア11を環状化させることができる。また、上側部材31及び下側部材32間には、シールゴム46が設けられるため、上側部材31及び下側部材32の軸方向における間隙を好適に閉塞することができる。このため、流体流入孔38,76から流入される窒素ガス等の不活性ガスGを外側貫通孔35,42からより確実に排出することができ、より好適に操作治具22(上側部材31及び下側部材32)における加圧片52との摺動面である第1内側テーパ面33及び第2内側テーパ面41にヒュームが付着することを抑制できるようになっている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)操作治具22と、操作治具22が外嵌される加圧治具23とが備えられる。加圧治具23は、各分割コア11が内周側に配置されるとともに径方向に貫通した複数の挿入孔54が形成された筒状の保持部材51と、各挿入孔54に径方向移動可能に挿入された複数の加圧片52とを有する。各加圧片52における保持部材51の径方向外側及び操作治具における内周には、加圧治具23に外嵌された操作治具22の軸方向移動に伴って各加圧片52を径方向内側に移動させる第1及び第2内側テーパ面33,41、第1及び第2外側テーパ面56,57が形成される。保持部材51には、径方向に貫通し、隣接の分割コア11の周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔55が形成されるとともに、操作治具22には各内側貫通孔55と同一径方向線上に配置されるとともにそれぞれ径方向に貫通して隣接の分割コア11の周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔35,42が形成される。このような構成において、外側貫通孔35,42及び内側貫通孔55を介して隣接する分割コア11の周方向両端部を溶接することで、分割コア11同士を高精度に環状化した状態で固定することができる。また、操作治具22には、外側貫通孔35,42と連通するとともに外部から不活性ガスGを流入可能な流体流入孔38,76が形成され、流体流入孔38,76から流入した不活性ガスGを内側貫通孔55及び外側貫通孔35,42を介して外部に排出可能に構成される。このように流体流入孔38,76が形成されることで、外部から窒素ガス等の不活性ガスGを流入して、内側貫通孔55及び外側貫通孔35,42を介して外部に排出させることが可能となる。これにより、内側貫通孔55及び外側貫通孔35,42を介して分割コア11の周方向両端部を溶接する際に生じ得るヒュームが操作治具22等に付着することを抑制させることができ、容易に摺動させることができるため、より高精度に分割コア11を環状化させることができる。
(2)流体流入孔38,76は、加圧治具23の軸方向両側に設けられるとともに軸方向に沿って形成される。具体的には、操作治具22には、加圧治具23の軸方向一端側に外嵌される有底筒状の上側部材31と、加圧治具23の軸方向他端側に外嵌されると下側部材32と、この下側部材32の下底部43において軸方向に貫通する設置孔44を閉塞するとともに分割コアの内周側に配置される芯金71とが備えられる。流体流入孔38,76は、加圧治具23の軸方向両側から流体を流入すべく、芯金71(台座部72)及び上側部材31の上底部36に形成される。このような構成とすることで、軸方向両側から窒素ガス等の不活性ガスGを供給でき、例えば軸方向両側から流入される不活性ガスG同士の衝突により径方向外側に不活性ガスGの流れる方向を変更することができる。また、操作治具22及び加圧治具23(加圧片52)の摺動方向である軸方向に沿って不活性ガスGを流入することで、より好適に操作治具22の加圧治具23(加圧片52)との摺動面である第1内側テーパ面33及び第2内側テーパ面41にヒュームが付着することを抑えることができる。
(3)操作治具22は、加圧治具23の軸方向一端側に外嵌される有底筒状の上側部材31と、加圧治具23の軸方向他端側に外嵌される有底筒状の下側部材32とを有し、下側部材32には軸方向に弾性変形可能なシールゴム46が設けられる。このように、シールゴム46を設けることで上側部材31及び下側部材32の軸方向の間隙を好適に閉塞することができる。このため、流体流入孔38,76から流入される窒素ガス等の不活性ガスGを外側貫通孔35,42からより確実に排出することができ、より好適に操作治具22の加圧治具23(加圧片52)との摺動面である第1内側テーパ面33及び第2内側テーパ面41にヒュームが付着することを抑えることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、外側貫通孔35,42及び内側貫通孔55を軸方向に沿って形成したが、これに限らず、例えば外側貫通孔35,42及び内側貫通孔55を軸方向に対して傾斜するように形成してもよい。
・上記実施形態では、芯金71の台座部72に流体流入孔76を形成したが、これに限らず、下側部材32の下底部43に流体流入孔を設ける構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、流体流入孔38,76を軸方向に沿って形成したが、これに限らない。
・上記実施形態では、溶接工程と同時に排出工程を実施する構成としたが、溶接工程の後に排出工程を実施する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1外側テーパ面56を第1内側テーパ面33と面接触するとともに、第2外側テーパ面57を第2内側テーパ面41と面接触するようにしたが、これに限らず、面接触しなくともよい。
・上記実施形態では、各加圧片52に第1外側テーパ面56及び第2外側テーパ面57を形成するとともに、上側部材31に第1内側テーパ面33、下側部材32に第2内側テーパ面41を形成した。しかしながら、これに限らず、上側部材及び下側部材の内周面を軸方向と平行に形成し、第1外側テーパ面56が上側部材の下端と接触し、第2外側テーパ面57が下側部材の上端と線状に接触するようにしてもよい。また、各加圧片の径方向外側面を軸方向と平行に形成し、各加圧片の上端が上側部材31の第1内側テーパ面33と接触し、各加圧片の下端が下側部材32の第2内側テーパ面41と接触するようにしてもよい。
・上記実施形態では、上側部材31及び下側部材32によって操作治具22を構成したが、これに限らず、上記上側部材31よりも軸方向に長い第1内側テーパ面33を有する治具のみから操作治具22を構成してもよい。この場合には、加圧片52の径方向外側に第1外側テーパ面56のみを形成することが好ましい。
3…ステータ、10…ステータコア、11…分割コア、13…ティース部、16…コイル、21…製造装置、22…操作治具、23…加圧治具、31…上側部材、32…下側部材、33…第1内側テーパ面、35…第1外側貫通孔、38…流体流入孔、41…第2内側テーパ面、42…第2外側貫通孔、44…設置孔(底部貫通孔)、46…シールゴム、51…保持部材、52…加圧片、54…挿入孔、55…内側貫通孔、56…第1外側テーパ面、57…第2外側テーパ面、71…芯金(芯金部材)、76…流体流入孔。

Claims (4)

  1. ティース部をそれぞれ有する複数の分割コアを前記ティース部の先端側が径方向内側を向くように環状に配置して構成されるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻装された複数のコイルとを備え、隣接の分割コアの周方向端部間を溶接にて固定させて構成されるステータの製造装置であって、
    筒状の操作治具と、前記操作治具が外嵌される加圧治具とを備え、
    前記加圧治具は、前記各分割コアが内周側に配置されるとともに径方向に貫通した複数の挿入孔が形成された筒状の保持部材と、前記各挿入孔に径方向移動可能に挿入された複数の加圧片とを有し、
    前記各加圧片における前記保持部材の径方向外側及び前記操作治具における内周の少なくとも一方には、前記加圧治具に外嵌された前記操作治具の軸方向移動に伴って前記各加圧片を径方向内側に移動させるテーパ面が形成され、前記保持部材には、それぞれ径方向に貫通し、前記隣接の分割コアの周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔が形成され、
    前記操作治具には、前記各内側貫通孔と同一径方向線上に配置されるとともにそれぞれ径方向に貫通して前記隣接の分割コアの周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔と、該外側貫通孔と連通するとともに外部から流体を流入可能な流体流入孔が形成され、前記流体流入孔から流入した前記流体を前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔を介して外部に排出させるようにしたことを特徴とするステータの製造装置。
  2. 前記流体流入孔は、前記加圧治具の軸方向両側に設けられるとともに軸方向に沿って形成されたことを特徴とする請求項1に記載のステータの製造装置。
  3. 前記操作治具は、前記加圧治具の軸方向一端側に外嵌される有底筒状の第1部材と、前記加圧治具の軸方向他端側に外嵌される有底筒状の第2部材とを有し、
    前記第1部材及び第2部材の少なくとも一方には軸方向に弾性変形可能な弾性部材が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のステータの製造装置。
  4. ティース部をそれぞれ有する複数の分割コアを前記ティース部の先端側が径方向内側を向くように環状に配置して構成されるステータコアと、前記ティース部にそれぞれ巻装された複数のコイルとを備え、隣接の分割コアの周方向端部間を溶接にて固定させて構成されるステータの製造方法であって、
    前記各分割コアの周囲に、複数の加圧片を径方向移動可能に保持する筒状の保持部材を有する加圧治具を配置する配置工程と、
    前記加圧治具に外嵌された筒状の操作治具を軸方向に押圧して軸方向移動させることで、前記各加圧片における前記保持部材の径方向外側及び前記操作治具における内周の少なくとも一方に形成されたテーパ面により、前記各加圧片を径方向内側に移動させる加圧工程と、
    前記加圧工程にて前記ステータコアが加圧された状態で、前記操作治具にそれぞれ径方向に貫通し前記隣接の分割コアの周方向端部に対応する位置に設けられる複数の内側貫通孔、及び前記各内側貫通孔と同一径方向線上に配置されるとともに前記保持部材にそれぞれ径方向に貫通して前記隣接の分割コアの周方向端部を外部に臨ませて外部からの溶接を可能とする複数の外側貫通孔を介して前記各分割コア同士を溶接固定する溶接工程と、
    前記溶接工程と同時若しくは溶接工程後に、前記操作治具に形成されて前記外側貫通孔と連通される流体流入孔から流体を流入させるとともに前記流体を前記内側貫通孔及び前記外側貫通孔を介して外部に排出させる排出工程と
    を備えたことを特徴とするステータの製造方法。
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