JP2012220398A - 回転トランス型レゾルバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による回転トランス型レゾルバは、各輪状ステータコア部材(5,6)の内径側(B)に軸方向(A)に沿って内方に突出する各輪状突起(30,31)は互いに対向配置され、各輪状突起(30,31)は輪状ロータトランスコア(13b)の外周面(32)と輪状ボビン(7)のボビン内周面(7a)との間に位置し、ギャップ面積を広くするようにした構成である。
【選択図】図1
Description
すなわち、図4において符号1で示されるものは、全体形状が筒形をなすケースであり、このケース1の内壁1aには、輪状に形成された回転トランス2のステータトランス5Aを形成するための輪状ステータトランスコア3が設けられ、この輪状ステータトランスコア3に対して軸方向Aに沿って離間した状態でレゾルバステータ4が設けられている。
また、前記レゾルバステータ4には、レゾルバステータ巻線9が設けられている。
尚、前述の輪状ステータトランスコア3とロータトランス13とは、互いに同芯配置で対応すると共に前記回転トランス2を構成し、前記レゾルバステータ4とレゾルバロータ14とによってレゾルバ部15が構成されている。
すなわち、回転トランスの磁気効率を上げるために、輪状ステータトランスコアの内周面と輪状ロータトランスコアの外周面との間のギャップ距離を極力小さくするようにして解決していたが、このギャップ距離を小さくするためには、各トランスコアの加工精度を上げて同芯度を向上させることであるが、高い加工精度を向上させるには多大のコストアップとなり、さらに、レゾルバ全体の剛性を上げて外力によるギャップ変動を避けるためには、軸受等の各部品のコストアップを避けることは困難であった。
すなわち、ケースに設けられた一対の軸受により回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に互いに離間して設けられたレゾルバロータ及びロータトランスと、前記ケースの内壁に互いに離間して設けられたレゾルバステータ及びステータトランスと、を備え、前記ロータトランスとステータトランスによって回転トランスを形成する回転トランス型レゾルバにおいて、前記ステータトランスは、前記ケースに設けられ互いに対向する第1、第2輪状ステータ部材からなる輪状ステータトランスコアと、前記輪状ステータトランスコアの内側に断面コ字型をなす輪状ボビンを介して設けられたステータトランス巻線とからなり、前記ロータトランスは、前記回転軸に設けられ断面コ字型をなす輪状ロータトランスコアと、前記輪状ロータトランスコアの内側に設けられたロータトランス巻線とからなり、前記各輪状ステータコア部材の内径側に軸方向に沿って内方に突出す第1、第2輪状突起は互いに対向配置され、前記各輪状突起は、前記輪状ロータトランスコアの外周面と前記輪状ボビンのボビン内周面との間に位置していることにより、各トランスコア間のギャップ距離を狭くしなくても、従来よりも各トランスコアが対向するギャップ面積を広く取ることができ、各部品の加工精度を必要以上に上げることなく、磁気効率を向上させることができる。
また、前記各輪状突起の先端の内端面は、前記輪状ロータトランスコアの各外周面の各内端より軸方向に沿って内側に突出していることにより、各トランスコア間のギャップ面積を大幅に向上させることができる。
また、前記輪状ボビンのボビン内周面の両側には、前記各輪状突起の突起内周面が接していることにより、薄い各輪状突起を安定して輪状ボビンに保持することができる。
また、前記輪状ボビンのボビン内周面の両側には、外側へ向けて下がるボビンテーパ面が形成され、前記各輪状突起の内面に形成された突起テーパ面は前記ボビンテーパ面に接していることにより、前述と同様に、薄い輪状突起を安定して輪状ボビンに保持することができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、全体形状が筒形をなすケースであり、このケース1の内壁1aには、輪状に形成された回転トランス2のステータトランス5Aを形成するための輪状ステータトランスコア3が設けられ、この輪状ステータトランスコア3に対して軸方向Aに沿って離間した状態でレゾルバステータ4が設けられている。
また、前記レゾルバステータ4には、レゾルバステータ巻線9が設けられている。
尚、前述の輪状ステータトランスコア3とロータトランス13とは、互いに同芯配置で対応すると共に前記回転トランス2を構成し、前記レゾルバステータ4とレゾルバロータ14とによってレゾルバ部15が構成されている。
また、前記輪状ボビン7のボビン内周面7aの両側には、前記各輪状突起30,31の突起内周面34が接している。
また、前記輪状ボビン7のボビン内周面7aの両側には、外側へ向けて下がるように形成されたボビンテーパ面35が形成され、前記各輪状突起30,31の内面に形成された突起テーパ面36は前記ボビンテーパ面35に接している。
1a 内壁
2 回転トランス
3 輪状ステータトランスコア
4 レゾルバステータ
5 第1輪状ステータコア部材
5A ステータトランス
6 第2輪状ステータコア部材
A 軸方向
B 内径側
7 輪状ボビン
7a ボビン内周面
8 ステータトランス巻線
9 レゾルバステータ巻線
10 第1軸受
11 第2軸受
12 回転軸
13 ロータトランス
13a ロータトランス巻線
13b 輪状ロータトランスコア
14 レゾルバロータ
14a レゾルバロータ巻線
15 レゾルバ部
30 第1輪状突起
30a 内端面
31 第2輪状突起
31a 内端面
32 外周面
33 内端
34 突起内周面
35 ボビンテーパ面
36 突起テーパ面
Claims (4)
- ケース(1)に設けられた一対の軸受(10,11)により回転自在に設けられた回転軸(12)と、前記回転軸(12)に互いに離間して設けられたレゾルバロータ(14)及びロータトランス(13)と、前記ケース(1)の内壁(1a)に互いに離間して設けられたレゾルバステータ(4)及びステータトランス(5A)と、を備え、前記ロータトランス(13)とステータトランス(5A)によって回転トランス(2)を形成する回転トランス型レゾルバにおいて、
前記ステータトランス(5A)は、前記ケース(1)に設けられ互いに対向する第1、第2輪状ステータコア部材(5,6)からなる輪状ステータトランスコア(3)と、前記輪状ステータトランスコア(3)の内側に断面コ字型をなす輪状ボビン(7)を介して設けられたステータトランス巻線(8)とからなり、前記ロータトランス(13)は、前記回転軸(12)に設けられ断面コ字型をなす輪状ロータトランスコア(13b)と、前記輪状ロータトランスコア(13b)の内側に設けられたロータトランス巻線(13a)とからなり、
前記各輪状ステータコア部材(5,6)の内径側(B)に軸方向(A)に沿って内方に突出す第1、第2輪状突起は互いに対向配置され、前記各輪状突起(30,31)は、前記輪状ロータトランスコア(13b)の外周面(32)と前記輪状ボビン(7)のボビン内周面(7a)との間に位置していることを特徴とする回転トランス型レゾルバ。 - 前記各輪状突起(30,31)の先端の内端面(30a,31a)は、前記輪状ロータトランスコア(13b)の各外周面(32)の各内端(33)より軸方向(A)に沿って内側に突出していることを特徴とする請求項1記載の回転トランス型レゾルバ。
- 前記輪状ボビン(7)のボビン内周面(7a)の両側には、前記各輪状突起(30,31)の突起内周面(34)が接していることを特徴とする請求項1又は2記載の回転トランス型レゾルバ。
- 前記輪状ボビン(7)のボビン内周面(7a)の両側には、外側へ向けて下がるボビンテーパ面(35)が形成され、前記各輪状突起(30,31)の内面に形成された突起テーパ面(36)は前記ボビンテーパ面(35)に接していることを特徴とする請求項1又は2記載の回転トランス型レゾルバ。
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