JP5410901B2 - 光検出装置 - Google Patents

光検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5410901B2
JP5410901B2 JP2009221037A JP2009221037A JP5410901B2 JP 5410901 B2 JP5410901 B2 JP 5410901B2 JP 2009221037 A JP2009221037 A JP 2009221037A JP 2009221037 A JP2009221037 A JP 2009221037A JP 5410901 B2 JP5410901 B2 JP 5410901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode layer
semiconductor region
electrode
semiconductor substrate
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009221037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011071312A (ja
Inventor
高志 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2009221037A priority Critical patent/JP5410901B2/ja
Priority to US12/888,739 priority patent/US8368131B2/en
Priority to DE102010046455.4A priority patent/DE102010046455B4/de
Publication of JP2011071312A publication Critical patent/JP2011071312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5410901B2 publication Critical patent/JP5410901B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/0224Electrodes
    • H01L31/022408Electrodes for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/08Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
    • H01L31/101Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
    • H01L31/102Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by only one potential barrier
    • H01L31/103Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by only one potential barrier the potential barrier being of the PN homojunction type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
    • H03F3/08Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light
    • H03F3/087Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with IC amplifier blocks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

本発明は、光検出装置に関する。
光検出装置として、受光素子の出力が結合コンデンサを介して増幅回路に接続されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された光検出装置によれば、受光素子側のインピーダンスが小さくなり、等価入力雑音レベルを低減して、C/N比の向上を図ることができる。
特開平2−263123号公報
特許文献1に記載された光検出装置では、結合コンデンサを具体的にどのように配置、又は、形成するのかという事項については、何ら考慮されていない。例えば、結合コンデンサとしてチップコンデンサ等を採用し、受光素子やチップコンデンサといった個々の部品をプリント基板に実装した場合、それぞれの部品やプリント基板上の配線に寄生容量が発生し、ノイズ特性及び高周波特性が劣化してしまう。
本発明は、寄生容量が生じるのを抑制して、ノイズ特性及び高周波特性に優れた光検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光検出装置は、第1導電型の第1半導体領域と、第1半導体領域上に形成され、該第1半導体領域との間に形成されるpn接合によってフォトダイオードを構成する第2導電型の第2半導体領域と、を有する半導体基板と、第2半導体領域と対向するように第2半導体領域上に配置されると共に、第2半導体領域に電気的に接続された第1の電極層と、第1の電極層と対向するように第1の電極層上に配置され、第1の電極層との間にフォトダイオードに接続される容量成分を形成する第2の電極層と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る光検出装置では、第2半導体領域上に配置された第1の電極層と、第1の電極層と対向するように第1の電極層上に配置された第2の電極層との間に、容量成分が形成され、当該容量成分がフォトダイオードに直列接続される結合コンデンサとして機能する。このように、本発明では、結合コンデンサとして機能する容量成分が半導体基板上に直接形成されるため、個々の部品を基板に実装する上記構成に比して、発生する寄生容量が小さい。
結合コンデンサとして機能する容量成分が半導体基板上に直接形成された構成として、第2半導体領域以外の領域、例えば、第1半導体領域上に互いに対向する一対の電極層を形成することも考えられる。しかしながら、この構成では、第1半導体領域と当該第1半導体領域に対向する電極層との間に寄生容量が生じ、この寄生容量は、フォトダイオードを構成する第1半導体領域と第2半導体領域とで形成される接合容量に並列接続されることとなる。このため、ノイズの増加を招き、SN比が低下する懼れがある。また、高周波特性を劣化させる懼れもある。
本発明では、第1の電極層が第2半導体領域上に配置されていることから、第1の電極層と第2半導体領域との間に寄生容量が生じることとなる。しかしながら、第1の電極層と第2半導体領域とは電気的に接続されており、第1の電極層と第2半導体領域との間には電位差が生じ難く、第1の電極層と第2半導体領域との間に生じる寄生容量は極めて小さい。
以上のように、本発明によれば、寄生容量の発生が抑制され、ノイズ特性及び高周波特性に優れた光検出装置を実現することができる。
好ましくは、半導体基板は、互いに対向する第1及び第2主面を含み、第2半導体領域は、半導体基板の第2主面側に形成されており、半導体基板の第2主面に対して配置されると共に、増幅手段が設けられた素子を、更に備え、第2の電極層と増幅手段の入力端子とがパンプを通して電気的に接続されている。この場合、半導体基板の第1主面を光入射面とすることができ、各種電極がフォトダイオードへの光入射に障害となることはない。また、第1及び第2の電極層が形成された半導体基板と素子とがバンプにより接続されるため、これらがワイヤボンディング等の手法により接続されている構成に比して、外部からノイズが混入する可能性は低く、ノイズ特性が劣化するのを抑制することができる。
好ましくは、第2の電極層が、接続用電極としてバンプと直接接続されている。この場合、容量成分を構成するための電極と、素子と接続するための電極とが共用され、構成を簡素化することができる。
好ましくは、第2の電極層と電気的に接続された接続用電極を更に備え、接続用電極とバンプとが直接接続されている。この場合、容量成分を構成するための電極と、素子と接続するための電極と、を備えるため、それぞれの電極に適した要件にて第2の電極層と接続用電極とを設計することができる。
本発明は、第1半導体領域と対向するように第1半導体領域上に配置されると共に、第1半導体領域に電気的に接続された第3の電極層と、第3の電極層と対向するように第3の電極層上に配置され、第1の電極層との間にフォトダイオードに接続される容量成分を形成する第4の電極層と、を更に備えていてもよい。
この場合、第3の電極層が第1半導体領域上に配置されていることから、第3の電極層と第1半導体領域との間に寄生容量が生じることとなる。しかしながら、第3の電極層と第1半導体領域とは電気的に接続されており、第3の電極層と第1半導体領域との間には電位差が生じ難く、第3の電極層と第1半導体領域との間に生じる寄生容量は極めて小さい。
好ましくは、半導体基板は、互いに対向する第1及び第2主面を含み、第2半導体領域は、半導体基板の第2主面側に形成されており、半導体基板の第2主面に対して配置されると共に、増幅手段が設けられた素子を、更に備え、第2及び第4の電極層と増幅手段の入力端子とがパンプを通して電気的に接続されている。この場合、半導体基板の第1主面を光入射面とすることができ、各種電極がフォトダイオードへの光入射に障害となることはない。また、第1〜第4の電極層が形成された半導体基板と素子とがバンプにより接続されるため、これらがワイヤボンディング等の手法により接続されている構成に比して、外部からノイズが混入する可能性は低く、ノイズ特性が劣化するのを抑制することができる。
好ましくは、第4の電極層が、接続用電極としてバンプと直接接続されている。この場合、容量成分を構成するための電極と、素子と接続するための電極とが共用され、構成を簡素化することができる。
好ましくは、第4の電極層と電気的に接続された接続用電極を更に備え、接続用電極とバンプとが直接接続されている。この場合、容量成分を構成するための電極と、素子と接続するための電極と、を備えるため、それぞれの電極に適した要件にて第4の電極層と接続用電極とを設計することができる。
本発明によれば、寄生容量が生じるのを抑制して、ノイズ特性及び高周波特性に優れた光検出装置を提供することができる。
本実施形態に係る光検出装置を示す概略平面図である。 本実施形態に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。 本実施形態に係る光検出装置の等価回路を示す回路図である。 対比例に係る光検出装置を示す概略平面図である。 対比例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。 対比例に係る光検出装置の等価回路を示す回路図である。 周波数と入力変換雑音電流との関係を示す線図である。 周波数とレスポンスとの関係を示す線図である。 半導体基板を素子に実装した構成を示す図である。 本実施形態に係る光検出装置において、素子を含む等価回路を示す回路図である。 本実施形態の変形例に係る光検出装置を示す概略平面図である。 本実施形態の変形例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。 本実施形態の更なる変形例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。 本実施形態の更なる変形例に係る光検出装置の等価回路を示す回路図である。 本実施形態の別の変形例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図3を参照して、本実施形態に係る光検出装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る光検出装置を示す概略平面図である。図2は、本実施形態に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。図3は、本実施形態に係る光検出装置の等価回路を示す回路図である。図1では、後述する絶縁層9の図示を省略している。
光検出装置1は、図1及び図2に示されるように、半導体基板3を備えている。半導体基板3は、シリコン(Si)結晶からなり、互いに対向する第1及び第2主面3a,3bを含んでいる。半導体基板3の第1主面3aが光入射面とされる。
半導体基板3は、p型の第1半導体領域5と、第1半導体領域5上に形成されたn型の第2半導体領域7と、を有している。第1半導体領域5と第2半導体領域7との間にはpn接合が形成され、このpn接合によりフォトダイオードが構成されることとなる。本実施形態では、第2半導体領域7は、半導体基板3の第2主面3b側に形成されている。第2半導体領域7は、平面視で矩形状を呈している。第2半導体領域7の平面サイズは、例えば、0.15mm×0.15mmである。
半導体基板3は、p型半導体基板を用意し、このp型半導体基板内において第2主面3b側からn型不純物(例えば、アンチモン(Sb)や砒素(As)等)を拡散させることにより第2半導体領域を形成することで得ることができる。本実施形態では、「高不純物濃度」とは例えばであって、導電型に付した「+」は「高不純物濃度」であることを示す。なお、「低不純物濃度」は「−」を導電型に付けて示す。
各半導体領域の厚さ/不純物濃度は以下の通りである。
第1半導体領域5:厚み10〜1000μm/不純物濃度1×1012〜1015cm−3
第2半導体領域7:厚み0.1〜10μm/不純物濃度1×1013〜1021cm−3
半導体基板3は、第2半導体領域7に対応する部分を当該部分の周辺部分を残して第1主面3a側から薄化されている。薄化は、例えば水酸化カリウム溶液やTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム溶液)などを用いたアルカリエッチングによる異方性エッチングにより行なわれる。半導体基板3における第2半導体領域7に対応する部分の厚みは、例えば30μm程度である。半導体基板3は、その厚みが所望の値となるように、基板全体が第1主面3a側から薄化されていてもよい。
半導体基板3の第2主面3b上には、絶縁層9が形成されている。絶縁層9は、例えばポリイミド樹脂等の絶縁性材料からなる。絶縁層9内には、第1電極層11、第2電極層13、及び抵抗体15が配置されている。
第1電極層11は、絶縁層9を介して第2半導体領域7と対向するように第2半導体領域7上に配置されている。第1電極層11は、平面視で矩形状を呈している。第1電極層11の平面サイズは、例えば、0.12mm×0.12mmである。第1電極層11は、半導体基板3の第2主面3bに直交する方向から見て、その全体が第2半導体領域7と重なっている。第1電極層11は、例えばポリシリコンからなる。
第1電極層11は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH1,TH2及び絶縁層9上に形成された配線W1を通して第2半導体領域7と電気的に接続されている。スルーホールTH1,TH2は、例えばアルミニウム(Al)からなる。配線W1は、例えばアルミニウム等の金属からなる。
第2電極層13は、絶縁層9を介して第1電極層11と対向するように第1電極層11上に配置されている。第2電極層13は、平面視で矩形状を呈している。第2電極層13の平面サイズは、例えば、0.11mm×0.11mmである。第2電極層13は、半導体基板3の第2主面3bに直交する方向から見て、その全体が第2電極層13と重なっている。第2電極層13は、例えばポリシリコンからなる。
第2電極層13は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH3を通して、絶縁層9上に形成された接続用電極E1と電気的に接続されている。スルーホールTH3は、例えばアルミニウム(Al)からなる。接続用電極E1は、平面視で矩形状を呈しており、その平面サイズは、例えば、0.1mm×0.1mmである。接続用電極E1は、例えばアルミニウム等の金属からなる。
抵抗体15は、その一端が、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH4を通して、配線W1に電気的に接続されている。抵抗体15の他端は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH5を通して、絶縁層9上に形成された配線W2と電気的に接続されている。
第1電極層11と第2電極層13とが絶縁層9を介して対向しているので、図3に示されるように、第1電極層11と第2電極層13との間に容量成分Cが形成される。容量成分Cは、第1半導体領域5と第2半導体領域7との間のpn接合により構成されるフォトダイオードPDのカソードに接続されており、フォトダイオードPDに直列接続される結合コンデンサとして機能する。フォトダイオードPDのカソードには、抵抗体15により構成される抵抗成分Zを介して逆バイアス電位が与えられている。第1半導体領域5には、バックゲート又は貫通電極などを介してグランド電位が与えられており、フォトダイオードPDのアノードが接地されている。第1半導体領域5と第2半導体領域7との間には、接合容量Cjが生じている。この接合容量Cjは、フォトダイオードPDに並列接続されている。
第2半導体領域7と第1電極層11とが絶縁層9を介して対向しているので、第2半導体領域7と第1電極層11との間には寄生容量Cpが生じることとなる。しかしながら、第2半導体領域7と第1電極層11とは、スルーホールTH1,TH2及び配線W1を通して電気的に接続されており、第2半導体領域7と第1電極層11との間には電位差が生じ難く、寄生容量Cpは極めて小さく、実質的に零である。
ところで、図4及び図5に示されるように、第1電極層11が、絶縁層9を介して第1半導体領域5と対向するように第1半導体領域5上に配置されている場合、以下のような問題点が生じる。図6に示されるように、第1半導体領域5と第1電極層11との間に寄生容量Cpが生じ、寄生容量Cpは、接合容量Cjに並列接続されることとなり、フォトダイオードPDに並列接続される容量成分が大きくなってしまう。このため、ノイズの増加を招いて、SN比が低下すると共に、高周波特性が劣化してしまう。
図7は、周波数(Hz)と入力変換雑音電流(pAHz−1/2)との関係を示す線図である。実線が図1及び図2に示された光検出装置1の特性を示し、破線が図4及び図5に示された光検出装置の特性を示している。図7から分かるように、本実施形態の光検出装置1によれば、寄生容量の発生が抑制され、優れたノイズ特性を得ることができる。
図8は、周波数(Hz)とレスポンス(dB)との関係を示す線図である。実線が図1及び図2に示された光検出装置1の特性を示し、破線が図4及び図5に示された光検出装置の特性を示している。図8から分かるように、本実施形態の光検出装置1によれば、寄生容量の発生が抑制され、優れた高周波特性を得ることができ、特性の広帯域化を図ることができる。
本実施形態によれば、半導体基板3の第2主面3b側に第1及び第2電極層11,13を配置することにより、フォトダイオードPDに直列接続される結合コンデンサを形成しており、光検出装置1の構成のコンパクト化を図ることができる。すなわち、結合コンデンサとしてチップコンデンサを採用する必要がなく、半導体基板3やチップコンデンサを実装する基板等も必要としない。このため、受光素子やチップコンデンサを基板実装することにより生じる寄生容量は、本実施形態の光検出装置1では生じ得ない。
図9は、半導体基板3の実装例を示す図である。図9に示されるように、半導体基板3は、第2主面3aが絶縁層9を介して素子21と対向するように、素子21に実装されている。素子21は、図10に示されるように、増幅手段としてのアンプAP1が設けられている。
素子21には、半導体基板3と対向する主面における接続用電極E1に対向する位置に、接続用電極E2が形成されている。接続用電極E2は、アンプAP1の入力端子に電気的に接続されている。また、素子21の半導体基板3と対向する主面には、スルーホールTH6を介して第1半導体領域5と電気的に接続される接続用電極E3に対向する位置に、接続用電極E4が形成されている。接続用電極E4は、接地される。
接続用電極E1と接続用電極E2とは、また、接続用電極E3と接続用電極E4とは、バンプBPにより電気的且つ物理的に接続されている。これにより、第2の電極層13とアンプAP1の入力端子とがパンプBPを通して電気的に接続されることとなる。素子21には、当該素子21にて信号処理された信号を外部に出力するための接続用電極E5も設けられている。
この場合、半導体基板3の第1主面3aが光入射面であり、接続用電極E1,E3を含め各種電極が半導体基板3(フォトダイオードPD)への光入射に障害となることはない。また、半導体基板3と素子21とがバンプBPにより接続されるため、これらがワイヤボンディング等の手法により接続されている構成に比して、外部からノイズが混入する可能性は低く、ノイズ特性が劣化するのを抑制することができる。そして、半導体基板3と素子21とを基板に実装する構成に比して、不要な寄生容量が発生し難く、ノイズ特性及び高周波特性が劣化するのを防ぐことができる。
本実施形態では、第2の電極層13と接続用電極E1とが別体に構成されている。この場合、上記容量成分Cを構成するための電極と、素子21と接続するための電極と、が別々に構成されるため、それぞれの電極に適した要件にて第2の電極層13と接続用電極E1とを設計することができる。例えば、第2の電極層13に関しては、容量成分Cを所望の値とするための平面サイズや、形成プロセス等を考慮した材料選択等が要件として挙げられる。接続用電極E1に関しては、素子21との接続強度確保や、接続手法等を考慮した材料選択等が要件として挙げられる。
続いて、図11及び図12を参照して、本実施形態の変形例に係る光検出装置31について説明する。図11は、本実施形態の変形例に係る光検出装置を示す概略平面図である。図12は、本実施形態の変形例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。図11では、後述する絶縁層9の図示を省略している。
光検出装置31は、図11及び図12に示されるように、光検出装置1と同じく、半導体基板3を備えている。半導体基板3は、第1半導体領域5と、第2半導体領域7と、を有している。半導体基板3の第2主面3b上には、絶縁層9が形成されている。絶縁層9には、第1電極層11、第2電極層13、及び抵抗体15が配置されている。
第1電極層11は、絶縁層9を介して第2半導体領域7と対向するように第2半導体領域7上に配置されている。第1電極層11は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH1,TH2及び絶縁層9上に形成された配線W1を通して第2半導体領域7と電気的に接続されている。
第2電極層13は、絶縁層9上に形成されており、絶縁層9を介して第1電極層11と対向するように第1電極層11上に配置されている。本変形例では、第2電極層13は、例えばアルミニウム(Al)等の金属からなる。第2電極層13は、光検出装置1が備えていた接続用電極E1と同様の機能も有している。
第1電極層11と第2電極層13とが絶縁層9を介して対向しているので、図3に示されるように、第1電極層11と第2電極層13との間に容量成分Cが形成される。容量成分Cは、フォトダイオードPDに直列接続される結合コンデンサとして機能する。第2半導体領域7と第1電極層11との間に生じることとなる寄生容量Cpは、上述したように、極めて小さく、実質的に零である。
以上のことから、本変形例においても、寄生容量Cpの発生が抑制され、ノイズ特性及び高周波特性に優れた光検出装置31を実現することができる。
本変形例においては、第2電極層13が、接続用電極としてバンプBPと直接接続される。これにより、容量成分Cを構成するための電極と、素子21と接続するための電極とが共用されることとなり、光検出装置31の構成の簡素化を図ることができる。
続いて、図13及び図14を参照して、本実施形態の更なる変形例に係る光検出装置41について説明する。図13は、本実施形態の更なる変形例に係る光検出装置の断面構成を説明するための図である。図14は、本実施形態の更なる変形例に係る光検出装置の等価回路を示す回路図である。
光検出装置41は、図13に示されるように、光検出装置1,31と同じく、半導体基板3を備えている。半導体基板3は、第1半導体領域5と、第2半導体領域7と、を有している。半導体基板3の第2主面3b上には、絶縁層9が形成されている。絶縁層9内には、第1電極層11及び第2電極層13が配置されている。図示は省略するが、絶縁層9には、フォトダイオードPDのカソード及びアノードにそれぞれ接続される抵抗成分を構成する抵抗体も配置されている。
第1電極層11は、絶縁層9を介して第2半導体領域7と対向するように第2半導体領域7上に配置されている。第1電極層11は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH1,TH2及び配線W1を通して、第2半導体領域7と電気的に接続されている。
第2電極層13は、絶縁層9を介して第1電極層11と対向するように第1電極層11上に配置されている。第2電極層13は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH3を通して、絶縁層9上に形成された接続用電極E1と電気的に接続されている。
絶縁層9内には、更に、第3電極層43及び第4電極層45が配置されている。第3電極層43は、絶縁層9を介して第1半導体領域5と対向するように第1半導体領域5上に配置されている。第3電極層43は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH11を通して、第1半導体領域5と電気的に接続されている。第3電極層43は、第1電極層11と同じく、平面視で矩形状を呈している。第1電極層11の平面サイズは、例えば、0.12mm×0.12mmである。第3電極層43は、例えばポリシリコンからなる。
第4電極層45は、絶縁層9を介して第3電極層43と対向するように第3電極層43上に配置されている。第4電極層45は、絶縁層9内に形成されたスルーホールTH12を通して、絶縁層9上に形成された接続用電極E11と電気的に接続されている。スルーホールTH12は、例えばアルミニウム(Al)からなる。接続用電極E11は、接続用電極E1と同様に、平面視で矩形状を呈している。接続用電極E11の平面サイズは、例えば、0.1mm×0.1mmである。接続用電極E11は、例えばアルミニウム等の金属からなる。
半導体基板3は、第2主面3aが絶縁層9を介して素子51と対向するように、素子51に実装されている。素子51は、図14に示されるように、増幅手段としてのアンプAP2が設けられている。
素子51には、半導体基板3と対向する主面に、接続用電極E2,E12が形成されている。接続用電極E12は、半導体基板3と対向する主面における接続用電極E11に対向するように配置されている。接続用電極E2,E12は、アンプAP2の入力端子にそれぞれ電気的に接続されている。
接続用電極E1と接続用電極E2とは、また、接続用電極E11と接続用電極E12とは、バンプBPにより電気的且つ物理的に接続されている。これにより、第2の電極層13とアンプAP2の入力端子とがパンプBPを通して電気的に接続されると共に、第4の電極層45とアンプAP2の入力端子とがパンプBPを通して電気的に接続されることとなる。
第1電極層11と第2電極層13とが絶縁層9を介して対向しているので、図14に示されるように、第1電極層11と第2電極層13との間に容量成分Cが形成される。第3電極層43と第4電極層45とが絶縁層9を介して対向しているので、第3電極層43と第4電極層45との間に容量成分Cが形成される。容量成分C,Cは、フォトダイオードPDに直列接続される結合コンデンサとして機能する。
第2半導体領域7と第1電極層11とが絶縁層9を介して対向しているので、第2半導体領域7と第1電極層11との間には寄生容量Cpが生じることとなる。しかしながら、上述したように、寄生容量Cpは極めて小さく、実質的に零である。
第1半導体領域5と第3電極層43とが絶縁層9を介して対向しているので、第1半導体領域5と第3電極層43との間には寄生容量Cpが生じることとなる。しかしながら、第1半導体領域5と第3電極層43とは、スルーホールTH11を通して電気的に接続されており、第1半導体領域5と第3電極層43との間には電位差が生じ難く、寄生容量Cpは極めて小さく、実質的に零である。
以上のことから、本変形例においても、寄生容量Cp,CPの発生が抑制され、ノイズ特性及び高周波特性に優れた光検出装置41実現することができる。
第2電極層13及び第4電極層45は、図15に示されるように、絶縁層9上に形成されていてもよく、この場合には、第2電極層13及び第4電極層45は、それぞれ接続用電極として機能する。また、第1電極層11は、スルーホールTH21を通して第2半導体領域7と電気的に接続されていてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第2半導体領域7及び第1〜第4電極層11,13,43,45の平面形状は、上述した矩形状に限られず、円形状等の他の形状であってもよい。
半導体基板3におけるp型及びn型の各導電型を上述したものとは逆になるよう入れ替えてもよい。
本発明は、上記実施形態として例示したフォトダイオードに限られることなく、フォトダイオードアレイ、アバランシェフォトダイオード、アバランシェフォトダイオードアレイなどの、pn接合によってフォトダイオードを構成する半導体基板を備えた光検出装置に適用することができる。
1,31,41…光検出装置、3…半導体基板、3a…第1主面、3b…第2主面、5…第1半導体領域、7…第2半導体領域、11…第1電極層、13…第2電極層、21,51…素子、43…第3電極層、45…第4電極層、AP1,AP2…アンプ、BP…バンプ、C…容量成分、Cp,Cp,CP…寄生容量、E1〜E5,E11,E12…接続用電極、PD…フォトダイオード。

Claims (8)

  1. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に形成され、該第1半導体領域との間に形成されるpn接合によってフォトダイオードを構成する第2導電型の第2半導体領域と、を有する半導体基板と、
    絶縁層を介して前記第2半導体領域と対向し且つ前記半導体基板の主面に直交する方向から見て全体が前記第2半導体領域と重なるように前記第2半導体領域上に配置されると共に、前記第2半導体領域に電気的に接続された第1の電極層と、
    絶縁層を介して前記第1の電極層と対向し且つ前記半導体基板の前記主面に直交する方向から見て全体が前記第1の電極層と重なるように前記第1の電極層上に配置され、前記第1の電極層との間に前記フォトダイオードに接続される容量成分を形成する第2の電極層と、を備えていることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記半導体基板は、互いに対向する第1及び第2主面を含み、
    前記第2半導体領域は、前記半導体基板の前記第2主面側に形成されており、
    前記半導体基板の前記第2主面に対して配置されると共に、増幅手段が設けられた素子を、更に備え、
    前記第2の電極層と前記増幅手段の入力端子とがバンプを通して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記第2の電極層が、接続用電極として前記バンプと直接接続されていることを特徴とする請求項2に記載の光検出装置。
  4. 前記第2の電極層と電気的に接続された接続用電極を更に備え、
    前記接続用電極と前記バンプとが直接接続されていることを特徴とする請求項2に記載の光検出装置。
  5. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域上に形成され、該第1半導体領域との間に形成されるpn接合によってフォトダイオードを構成する第2導電型の第2半導体領域と、を有する半導体基板と、
    前記第2半導体領域と対向するように前記第2半導体領域上に配置されると共に、前記第2半導体領域に電気的に接続された第1の電極層と、
    前記第1の電極層と対向するように前記第1の電極層上に配置され、前記第1の電極層との間に前記フォトダイオードに接続される容量成分を形成する第2の電極層と、
    前記第1半導体領域と対向するように前記第1半導体領域上に配置されると共に、前記第1半導体領域に電気的に接続された第3の電極層と、
    前記第3の電極層と対向するように前記第3の電極層上に配置され、前記第の電極層との間に前記フォトダイオードに接続される容量成分を形成する第4の電極層と、を備えていることを特徴とする光検出装置。
  6. 前記半導体基板は、互いに対向する第1及び第2主面を含み、
    前記第2半導体領域は、前記半導体基板の前記第2主面側に形成されており、
    前記半導体基板の前記第2主面に対して配置されると共に、増幅手段が設けられた素子を、更に備え、
    前記第2及び第4の電極層と前記増幅手段の入力端子とがバンプを通して電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の光検出装置。
  7. 前記第4の電極層が、接続用電極として前記バンプと直接接続されていることを特徴とする請求項6に記載の光検出装置。
  8. 前記第4の電極層と電気的に接続された接続用電極を更に備え、
    前記接続用電極と前記バンプとが直接接続されていることを特徴とする請求項6に記載の光検出装置。
JP2009221037A 2009-09-25 2009-09-25 光検出装置 Active JP5410901B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221037A JP5410901B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 光検出装置
US12/888,739 US8368131B2 (en) 2009-09-25 2010-09-23 Light detecting apparatus
DE102010046455.4A DE102010046455B4 (de) 2009-09-25 2010-09-24 Lichtempfangsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221037A JP5410901B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 光検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011071312A JP2011071312A (ja) 2011-04-07
JP5410901B2 true JP5410901B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43734780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009221037A Active JP5410901B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 光検出装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8368131B2 (ja)
JP (1) JP5410901B2 (ja)
DE (1) DE102010046455B4 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5766518B2 (ja) * 2011-06-07 2015-08-19 株式会社ディスコ 電極が埋設されたウエーハの加工方法
JP6986857B2 (ja) * 2017-05-17 2021-12-22 アズビル株式会社 光電センサ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4479139A (en) 1980-11-10 1984-10-23 Santa Barbara Research Center Charge coupled device open circuit image detector
JP2794760B2 (ja) * 1989-04-04 1998-09-10 ソニー株式会社 受光回路
JP3356816B2 (ja) * 1992-03-24 2002-12-16 セイコーインスツルメンツ株式会社 半導体光電気変換装置
JP3419312B2 (ja) * 1998-07-21 2003-06-23 住友電気工業株式会社 受光素子及び受光素子モジュール
JP2002231974A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光受信装置及びその実装構造及びその製造方法
JP2008251770A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Smk Corp 光電変換回路

Also Published As

Publication number Publication date
DE102010046455A1 (de) 2011-04-14
US8368131B2 (en) 2013-02-05
US20110073980A1 (en) 2011-03-31
JP2011071312A (ja) 2011-04-07
DE102010046455B4 (de) 2023-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832852B2 (ja) 光検出装置
JP6282368B2 (ja) 光検出装置
JP5926921B2 (ja) 光検出装置
JP5791461B2 (ja) 光検出装置
JP5405512B2 (ja) 半導体光検出素子及び放射線検出装置
JP5052007B2 (ja) 半導体装置
JP6319426B2 (ja) 検出装置、電子機器および製造方法
WO2003069288A1 (en) Optical sensor
WO2011065286A1 (ja) 距離センサ及び距離画像センサ
JP6393347B2 (ja) 電荷検出増幅器
JP2009533870A (ja) コンピュータ断層撮影及び他の撮像用途のための背面照射式フォトトランジスタ・アレイ
JP5410901B2 (ja) 光検出装置
JP5085122B2 (ja) 半導体光検出素子及び放射線検出装置
JP6140868B2 (ja) 半導体光検出素子
JP5927334B2 (ja) 光検出装置
JP6318190B2 (ja) 光検出装置
WO2019146725A1 (ja) 光検出装置
US9780249B2 (en) Semiconductor light-receiving device
JP6186038B2 (ja) 半導体光検出素子
JP2016151523A (ja) 赤外線検出装置
JP3504114B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JP6529679B2 (ja) 赤外線撮像素子、赤外線撮像アレイおよび赤外線撮像素子の製造方法
US20050279920A1 (en) Self-pixelating focal plane array with electronic output
JP2013030689A (ja) 半導体受光装置
JP2016014627A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法及び赤外線センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5410901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250