JP5410625B2 - 反動吸収装置及び半導体組立装置 - Google Patents
反動吸収装置及び半導体組立装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5410625B2 JP5410625B2 JP2013026590A JP2013026590A JP5410625B2 JP 5410625 B2 JP5410625 B2 JP 5410625B2 JP 2013026590 A JP2013026590 A JP 2013026590A JP 2013026590 A JP2013026590 A JP 2013026590A JP 5410625 B2 JP5410625 B2 JP 5410625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball screw
- reaction
- load
- unit
- absorbing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Die Bonding (AREA)
Description
また、本発明の第2の目的は、軽量化を図った反動吸収装置を用い、更に処理時間の短い生産性或いは品質の高い半導体組立装置を提供することである。
前記負荷ユニットは、前記動力源の動作を第1のボールネジを介して移動し、前記カウンタ機構は、第2のボールネジを介して前記支持体に移動可能に支持されることを第2の特徴とする。
装置ベースと、装置ベースに固定された支持体と、第1のボールネジと、前記第1のボールネジによって所定方向に移動され、少なくとも半導体を組み立てる処理ヘッドを負荷とする負荷ユニットと、前記所定方向と逆の方向に反力を発生させる第2のボールネジと、前記第1のボールネジと前記第2のボールネジを駆動する動力源を有する駆動ユニットと、を具備するカウンタ機構部と、前記支持体と、前記カウンタ機構部を前記第2のボールネジにより移動可能に支持する支持部材とを備えている反動吸収ユニットと、を有することを第3の特徴とする。
上記の目的達成するために、前記第1のボールネジと前記第2のボールネジは一直線状に配置され、同一方向のリードネジを有する。
また、本発明によれば、軽量化を図った反動吸収装置を用い、更に処理時間の短い生産性或いは品質の高い半導体組立装置を提供できる。
図3は本発明の一実施形態であるダイボンダ10を上から見た概念図と、ボンディングヘッド部32を示す図である。ダイボンダは大別してウェハ供給部1と、ワーク供給・搬送部2と、ダイボンディング部3とを有する。
ダイボンディング部3はプリフォーム部31とボンディングヘッド部32とを有する。プリフォーム部31はフレームフィーダ22により搬送されてきたワークにダイ接着剤を塗布する。ボンディングヘッド部32は、ウェハリングホルダ12からダイをピックアップして上昇し、ダイを平行移動してフレームフィーダ22上のボンディングポイントまで移動させる。そして、ボンディングヘッド部32はダイを下降させダイ接着剤が塗布されたワーク上にボンディングする。
負荷ユニット62は、先端にボンディングヘッド32a(図3参照)を有する負荷である反動吸収装置7を固定または支持する負荷固定ベース62aと、前記負荷固定ベースに固定され負荷側ボールネジ上を移動する負荷ナット62bと、前記負荷ナットによる負荷ユニット62の駆動固定板61d上の移動をスムーズに行なわせる負荷ガイド62cとを有する。この構成によって、負荷ユニット62は負荷側ボールネジ61aの回転によって、図1の矢印に示すように左右方向に移動する。
R = Rd/Rh :R>1 (1)
反動吸収ユニット63は、一端側を反動吸収側ボールネジ61b上を移動する反動吸収ナット63a(支持部材)に、他端側を装置ベース64に固定された反動吸収体63b(支持体)を有する。
前記装置ベース64は、ボンディングヘッド部32に固定されており、前述のように反動吸収ユニット63を固定する。また、前記装置ベースは、太線枠内で示す駆動ユニット61と負荷ユニット62とを有するカウンタ機構部8をベースガイド61eによって矢印に示す方向に移動可能に支持している。
図2の場合は、前記負荷側ボールネジ61aと前記反動吸収側ボールネジ61bの回転により、負荷ユニット62は右(左)方向に移動し、反動吸収ユニット63も右(左)方向に移動しようとする。しかしながら、反動吸収ユニット63は装置ベース64で固定されているので、逆に反動吸収側ボールネジ61bが反力を受け、装置ベース64に対し矢印Cに示す左方向に移動する。その結果、太線枠内で示カウンタ機構部8はベースガイド61eによって装置ベース64上を矢印Bに示す左(右)方向に移動する。
従って、上記に説明した本発明の反動吸収装置をプリフォームヘッド、ウェハリングホルダにも適用すれば、さらに、ダイボンディング時の待ち時間や低速駆動時間が低減できるため、スループットが向上する。また、ダイボンディング時の振動が低減できる為、製品の品質、特にダイボンド精度がさらに向上する。
以下、相違点を重点に説明する。
なお、図5では、駆動力の伝達を歯車で行ったが、タイミングベルトで行う場合はネジ山の方向は同じとすることで、図5と同様な動作をさせることができる。
第4の本実施形態ある反動吸収装置5を図6に示す。第4の本実施形態では、駆動モータ61cの左側に反動吸収側ボールネジ61bを配置し、駆動モータ61cの右側に負荷側ボールネジ61aを配置する。このとき、モータ61c、負荷側ボールネジ61a、反動吸収側ボールネジ61bの各々の回転中心が一致するように、駆動モータ61c、負荷側ボールネジ61a、反動吸収側ボールネジ61bを一直線状に配置する。負荷側ボールネジ61aと反動吸収側ボールネジ61bは、それぞれの一端が駆動固定版61dに回転可能に支持される。
第4の実施形態においても、第1及び第2の実施形態と基本的な動作は同じである。
3:ダイボンディング部 5、9:反動吸収装置
6:X反動吸収装置 7:Z反動吸収装置
8:カウンタ機構部 10:ダイボンダ
12:ウェハリングホルダ 32:ボンディングヘッド部
32a:ボンディングヘッド 61:駆動ユニット
61a:負荷側ボールネジ 61b:反動吸収側ボールネジ
61c:駆動モータ 61d:駆動固定板
61e:ベースガイド 61f1、61f2:歯車
62:負荷ユニット 62a:負荷固定ベース
62b:負荷ナット 62c:負荷ガイド
63:反動吸収ユニット 63a:反動吸収ナット(支持部材)
63b:反動吸収体(支持体) 64、65:装置ベース
Fm:負荷ユニット62の質量 Km:カウンタ機構部の質量
R:負荷側ボールネジと反動吸収側ボールネジとのリード比。
Claims (11)
- ベースと、
前記ベースに固定された支持体と、
動力源と、
前記動力源により移動し、少なくとも半導体を組み立てる処理ヘッドを負荷とする負荷ユニットと、
前記動力源と前記負荷ユニットを含み、前記動力源により前記負荷ユニットに対して反対方向に移動するカウンタ機構と、
前記支持体に設け、前記カウンタ機構を移動可能に支持する支持部材と、
を有する反動吸収装置。 - 前記負荷ユニットは、前記動力源の動作を第1のボールネジを介して移動し、
前記カウンタ機構は、第2のボールネジを介して前記支持体に移動可能に支持される請求項1記載の反動吸収装置。 - 装置ベースと、
装置ベースに固定された支持体と、
第1のボールネジと、前記第1のボールネジによって所定方向に移動され、少なくとも半導体を組み立てる処理ヘッドを負荷とする負荷ユニットと、前記所定方向と逆の方向に反力を発生させる第2のボールネジと、前記第1のボールネジと前記第2のボールネジを駆動する動力源を有する駆動ユニットと、を具備するカウンタ機構部と、
前記支持体と、前記カウンタ機構部を前記第2のボールネジにより移動可能に支持する支持部材とを備えている反動吸収ユニットと、
を有する反動吸収装置。 - 前記第1のボールネジと前記第2のボールネジは一直線状に配置され、同一方向のリードネジを有する請求項2又は3に記載の反動吸収装置。
- 前記装置ベースが移動しないように固定され、前記カウンタ機構部が前記装置ベースに沿って移動する請求項1又は3に記載の反動吸収装置。
- 前記動力源は、前記第1のボールネジ若しくは前記第2のボールネジのどちらか一方のボールネジの一端、又は前記第1のボールネジ若しくは前記第2のボールネジの双方のボールネジのそれぞれの一端を直接的若しくは間接的に駆動する請求項2または3に記載の反動吸収装置。
- 前記第1のボールネジと前記第2のボールネジは互いに平行に配置したことを特徴とする請求項2又は3に記載の反動吸収装置。
- 前記第1のボールネジのリードは前記第2のボールネジのリードより大きい請求項2又は3に記載の反動吸収装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の反動吸収装置を有し、前記処理ヘッドにより半導体を組み立てることを特徴とする半導体組立装置。
- 前記半導体組立装置はダイボンダであって、前記ダイボンダの有するボンディングヘッド、プリフォームヘッド、ウェハリングホルダのうち少なくとも一つの直動装置に前記反動吸収装置を適用したことを特徴とする請求項9に記載の半導体組立装置。
- 前記直動装置は互いに直交する2自由度を有することを特徴とする請求項10に記載の半導体組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026590A JP5410625B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 反動吸収装置及び半導体組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026590A JP5410625B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 反動吸収装置及び半導体組立装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010100049A Division JP2011233578A (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 反動吸収装置及び半導体組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013100917A JP2013100917A (ja) | 2013-05-23 |
JP5410625B2 true JP5410625B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=48621684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013026590A Active JP5410625B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 反動吸収装置及び半導体組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5410625B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6276545B2 (ja) | 2013-09-18 | 2018-02-07 | ファスフォードテクノロジ株式会社 | ダイボンダ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2808677B2 (ja) * | 1989-06-20 | 1998-10-08 | 株式会社ニコン | ステージ駆動方法 |
JP2525201Y2 (ja) * | 1991-08-27 | 1997-02-05 | 自動車電機工業株式会社 | アクチュエータ |
JP2003106329A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Toshiba Mach Co Ltd | 加圧装置およびその加圧装置を備えた印刷機 |
JP2003127044A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-05-08 | Nsk Ltd | 直動テーブル装置 |
JP4309680B2 (ja) * | 2003-03-04 | 2009-08-05 | キヤノンマシナリー株式会社 | 反力減衰駆動装置 |
-
2013
- 2013-02-14 JP JP2013026590A patent/JP5410625B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013100917A (ja) | 2013-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011233578A (ja) | 反動吸収装置及び半導体組立装置 | |
CN207494569U (zh) | 一种桁架式车床上下料机械手 | |
TWI591746B (zh) | Die bonder | |
JPH11260841A (ja) | 前後進するチップグリッパーを備えた半導体取付装置 | |
CN103295932B (zh) | 双轴驱动机构及芯片接合机 | |
US20130014904A1 (en) | Biaxial Drive Mechanism and Die Bonder | |
JP4309680B2 (ja) | 反力減衰駆動装置 | |
JP2001351930A (ja) | ダイ及び小物部品の移送装置 | |
JP5410625B2 (ja) | 反動吸収装置及び半導体組立装置 | |
CN109461688A (zh) | 晶圆传输装置及其工作方法 | |
JP5912143B2 (ja) | ボンディング装置 | |
US8256658B2 (en) | Wire bonding apparatus comprising rotary positioning stage | |
JP2011014866A (ja) | 駆動装置およびダイボンダ | |
KR101451279B1 (ko) | 수직형 마찰교반접합 장치 | |
JP2012232354A (ja) | 位置決めテーブル装置 | |
JP2014056979A (ja) | 水平軸駆動機構、2軸駆動機構及びダイボンダ | |
CN208341997U (zh) | 一种刚柔协作搅拌摩擦焊装置 | |
JP4897033B2 (ja) | 半導体製造装置 | |
CN105261581A (zh) | 适用于12寸晶圆的芯片封装设备 | |
JP4585442B2 (ja) | 電子部品の実装装置 | |
JP2011222719A (ja) | 切削加工装置 | |
JP3900069B2 (ja) | 3軸移動テーブル | |
JP2000094229A (ja) | スライドユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5410625 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |