JP5409390B2 - 長い寿命及び耐熱性のわずかな変化を示す鉄−クロム−アルミニウム合金の使用 - Google Patents

長い寿命及び耐熱性のわずかな変化を示す鉄−クロム−アルミニウム合金の使用 Download PDF

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Description

本発明は、長い寿命及び耐熱性のわずかな変化を示す、溶融冶金により製造された鉄−クロム−アルミニウム合金の使用に関する。
この種の合金は、電気的ヒートエレメント 及び触媒担体の製造のために使用される。この材料は、高温(例えば1400℃まで)で分解から保護する緻密で固着する酸化アルミニウム層を形成する。この保護は、例えば"Ralf Buergel, Handbuch der Hochtemperatur-Werkstofftechnik, Vieweg Verlag, Braunschweig 1998"の第274頁以降に記載されているように、いわゆる反応性の元素、例えばCa、Ce、La、Y、Zr、Hf、Ti、Nb、Vの添加により改善され、前記元素は特に前記酸化物層の付着性を改善し及び/又は前記の層成長を減少させる。
この酸化アルミニウム層は、前記金属材料を急速な酸化から保護する。この場合、前記層は、極めてゆっくりではあるが、それ自体成長する。この成長は前記材料のアルミニウム含有量を消費しながら行われる。アルミニウムがもはや存在しなくなると、他の酸化物(酸化クロム及び酸化鉄)が成長し、前記材料の金属含有量は極めて急速に消費され、前記材料は破壊性の腐食によって破損してしまう。この破損するまでの時間が寿命として定義される。前記アルミニウム含有量を高めることが前記寿命を延長する。
WO 02/20197によって、特にヒートコンダクタエレメントとして使用するためのフェライトのステンレススチール合金は公知となっている。前記合金は、(質量%で表して)C0.02%未満、Si≦0.5%、Mn≦0.2%、Cr10.0〜40.0%、Ni≦0.6%、Cu≦0.01%、Al2.0〜10.0%、反応性の元素、例えばSc、Y、La、Ce、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Taのグループからなる1種又は数種の元素0.1〜1.0%の含有量、残り鉄並びに不可避な不純物を有する、粉末冶金により製造されたFeCrAl合金により形成される。
DE-A 199 28 842では、(質量%で表して)Cr16〜22%、Al6〜10%、Si0.02〜1.0%、Mn最大0.5%、Hf0.02〜0.1%、Y0.02〜0.1%、Mg0.001〜0.01%、Ti最大0.02%、Zr最大0.03%、SE最大0.02%、Sr最大0.1%、Ca最大0.1%、Cu最大0.5%、V最大0.1%、Ta最大0.1%、Nb最大0.1%、C最大0.03%、N最大0.01%、B最大0.01%、残り鉄並びに精錬による不純物を有する合金が、排気ガス触媒用の担体シートとして、ヒートコンダクタとして並びに工業用炉製造及びガスバーナーにおける部材として使用する目的で記載されている。
EP-B 0 387 670では、(質量%で表して)Cr20〜25%、Al5〜8%、イットリウム0.03〜0.08%、窒素0.004〜0.008%、炭素0.020〜0.040%並びにほぼ同じ部分でのTi0.035〜0.07%及びジルコニウム0.035〜0.07%、及びリン最大0.01%、マグネシウム最大0.01%、マンガン最大0.5%、硫黄最大0.005%、残り鉄を有する合金が記載され、その際、Ti及びZrの含有量の合計は、C及びN並びに精錬による不純物の含有量のパーセントで示す合計の1.75〜3.5%倍大きい。Ti及びZrは、完全に又は部分的にハフニウム及び/又はタンタル又はバナジウムで置き換えられていてもよい。
EP-B 0 290 719では、(質量%で表して)Cr12〜30%、Al3.5〜8%、炭素0.008〜0.10%、ケイ素最大0.8%、マンガン0.10〜0.4%、リン最大0.035%、硫黄最大0.020%、モリブデン0.1〜1.0%、ニッケル最大1%、及び添加物のジルコニウム0.010〜1.0%、チタン0.003〜0.3%及び窒素0.003〜0.3%、カリウム+マグネシウム0.005〜0.05%並びに希土類金属0.003〜0.80%、ニオブ0.5%、残り鉄及び随伴元素を有する合金が記載され、前記合金は例えば電気的に加熱される炉用のヒーターエレメント用のワイヤとして及び熱的負荷がかかる部材用の構築材料として並びに触媒担体の製造のためのシートとして使用される。
US 4,277,374では、(質量%で表して)クロム26%まで、アルミニウム1〜8%、ハフニウム0.02〜2%、イットリウム0.3%まで、炭素0.1%まで、ケイ素2%まで、残り鉄を有し、クロム12〜22%及びアルミニウム3〜6%の有利な範囲を有する合金が記載され、前記合金は触媒担体の製造のためのシートとして使用される。
US-A 4,414,023により、(質量%で表して)Cr8.0〜25.0%、Al3.0〜8.0%、希土類金属0.002〜0.06%、Si最大4.0%、Mn0.06〜1.0%、Ti0.035〜0.07%、Zr0.035〜0.07%を不可避な不純物を含めて有する鋼は公知となっている。
鉄−クロム−アルミニウム合金の寿命の詳細なモデルは、I. Gurrappa, S. Weinbruch, D. Naumenko, W. J. Quadakkers著, Materials and Corrosions 51 (2000)の論文、第224頁〜第235頁に記載されている。そこには、鉄−クロム−アルミニウム合金の寿命がアルミニウム含有量及び試料形状に依存し、その際、この式において、可能な剥離はまだ考慮されていないモデルが説明されている。
Figure 0005409390
B=寿命、これは酸化アルミニウムとは異なる酸化物が生じるまでの時間として定義される
0=酸化の開始時のアルミニウム濃度
B=酸化アルミニウムとは異なる酸化物が生じる際のアルミニウム濃度
ρ=金属合金の固有の密度
k=酸化速度定数
n=酸化速度指数。
剥離を考慮した場合に、厚さd(f≒d)を有する無限の幅及び長さの平らな試料について次の式が生じる:
Figure 0005409390
その際、Δm*は、剥離が始まる際の臨界的重量変化である。
両方の式は、前記寿命がアルミニウム含有量の減少及び大きな表面積対体積比(又は小さな試料厚さ)と共に低下することを表している。
これは、約20μm〜約300μmの寸法範囲の薄いシートを前記適用のために使用しなければならない場合に重要である。
薄いシート(例えば1又は数ミリメートルの範囲内の幅で約20〜300μmの厚さ)からなるヒートコンダクタは、大きな表面積対体積比により特徴付けられる。加熱を急速に可視化しかつガスコンロと同じような急速な加熱を達成するために、これは、例えばガラスセラミック面において使用されるヒートコンダクタの場合に要求されるような早い加熱時間及び冷却時間を達成できる場合に有利である。同時に、この大きな表面積対体積比は、前記ヒートコンダクタの寿命のためには不利である。
ヒートコンダクタとして合金を使用する場合に、熱抵抗の挙動も考慮しなければならない。前記ヒートコンダクタには、一般に定電圧が印加される。この抵抗が前記ヒートエレメント の寿命の推移において一定にとどまる場合、電流及び前記ヒートエレメントの性能も変化しない。
しかしながら、上記のような現象に基づき、アルミニウムが持続的に消費される場合には該当しない。アルミニウムの消費によって、材料の電気抵抗率は低下する。これは、しかしながら、金属マトリックスから原子が除去されることにより生じ、つまり断面積が減少し、これは結果として抵抗の増加となる(Harald Pfeifer, Hans Thomas, Zunderfeste Legierungen, Springer Verlag, Berlin/Goettingen/Heidelberg/ 1963 p. 111も参照)。更に、前記酸化物層の成長の際の応力により及び前記ヒートコンダクタの加熱及び冷却時に金属と酸化物との間の異なる熱膨張係数による応力により更に応力が生じ、前記応力はシートの変形及びひいては寸法変化を生じさせることがある(H. Echsler, H. Hattendorf, L. Singheiser, WJ. Quadakkers著, Oxidation behaviour of Fe-Cr-Al alloys during resistance and furnace heating, Materials and Corrosion 57 (2006) 115 - 121も参照)。寸法変化と抵抗率の変化との相互作用に応じて、利用時間の経過においてヒートコンダクタの熱抵抗の増加又は減少が生じることがある。
鉄−クロム−アルミニウム合金からなるワイヤの場合に、一般に時間と共に熱抵抗の増加が観察され(Harald Pfeifer, Hans Thomas, Zunderfeste Legierungen, Springer Verlag, Berlin/Goettingen/Heidelberg/ 1963 Seite 112)、鉄−クロム−アルミニウム合金のシートの形のヒートコンダクタの場合に、一般に時間と共に熱抵抗の低下が観察される(図1)。
前記熱抵抗Rwが時間の経過において増加する場合、P=U・I=U2/Rwにより計算される効率Pは、それにより製造されたヒートエレメント に関して一定に保持された電圧の場合に低下する。ヒートエレメント に関する効率が低下すると共に、ヒートエレメント の温度も低下する。前記ヒートコンダクタの寿命及びそれによりヒートエレメント の寿命は延長される。もちろん、ヒートエレメント について前記の効率についてしばしば下限値が存在し、前記の効果は寿命延長のために利用できない。それに対して熱抵抗Rwは時間の経過において低下する場合、前記効率Pはヒートエレメント に関する一定に保持された電圧の場合に増加する。効率が増加すると共に、前記温度も上昇し、それによりヒートコンダクタ又はヒートエレメント の寿命は短縮される。時間に依存する熱抵抗の相違は、ゼロを中心に狭い限定された範囲内に保持されるのが好ましい。
寿命及び熱抵抗の挙動は、例えば促進寿命試験において測定することができる。この試験は例えばHarald Pfeifer, Hans Thomas著, Zunderfeste Legierungen, Springer Verlag, Berlin/Goettingen/Heidelberg/ 1963 p. 113に記載されている。前記試験は、120sの切替周期で、一定の温度で、直径0.4mmのコイル状に成形されたワイヤに関して実施される。試験温度として、1200℃又は1050℃が提案される。この場合に薄いシートの挙動が問題となるため、前記試験は次のように変更した:厚さ50μm及び幅6mmのシートテープを2つのリード部の間に取り付け、電圧の印加により1050℃まで加熱した。1050℃への加熱は、それぞれ15秒間行い、次いで電流の供給を5秒間中断した。寿命の終わりの時点で、前記シートは残りの断面が溶断されることにより破損した。この温度を寿命の間に高温計で自動的に測定し、プログラム制御によって場合により目標温度に修正した。
前記寿命の尺度として燃焼期間を利用するこの燃焼期間又は燃焼時間は試料が加熱される時間の合計である。前記燃焼期間は、この場合、試料が破損するまでの時間であり、燃焼時間は試験の間に経過する時間である。次の全ての図及び表中では、燃焼期間又は燃焼時間は、参照試料の燃焼期間に対して%で示す相対値として記載し、比燃焼期間又は比燃焼時間として表す。
Y、Zr、Ti、Hf、Ce、La、Nb、V等のわずかな添加がFeCrAl合金の寿命に著しく影響を及ぼすことは上記の先行技術から公知である。
市場からは、前記合金のより長い寿命及びより高い使用温度を満たす製品に関する高い要求がなされている。
本発明の根底をなす課題は、今まで使用された鉄−クロム−アルミニウム合金よりも高い寿命を示し、同時に適用温度で、特に規定された寸法範囲でのシートとしての適用の際に、時間の経過における熱抵抗のわずかな変化を示す、具体的な適用分野のための鉄−クロム−アルミニウム合金を提供することであった。
前記課題は、厚さ0.020〜0.300mmの寸法範囲で、(質量%で表して)Al4.5〜6.5%、Cr16〜24%、添加物のSi0.05〜0.7%、Mn0.001〜0.5%、Y0.02〜0.1%、Zr0.02〜0.1%、Hf0.02〜0.1%、C0.003〜0.020%、N最大0.03%、S最大0.01%、Cu最大0.5%、残り鉄及び通常の製錬による不純物を有する、ヒートエレメント 用のシートとしての、より高い寿命及び熱抵抗のよりわずかな変化を有する鉄−クロム−アルミニウム合金の使用により解決される。
この使用対象の有利な実施態様は、引用形式請求項に記載されている。
更に、シートの形の最適な材料特性を調節するために、有利にMg0.0001〜0.05%、Ca0.0001〜0.03%及びP0.010〜0.030%を有する合金が製錬させる。
前記元素Yは、更に、Sc及び/又はLa及び/又はセリウムの元素の少なくとも1つにより完全に又は部分的に置き換えられていてもよく、部分的な置き換えの場合に、0.02〜0.1質量%の間の範囲が考慮できる。
前記元素Hfは、更に、Sc及び/又はTi及び/又はV及び/又はNb及び/又はTa及び/又はLa及び/又はセリウムの元素の少なくとも1つにより完全に又は部分的に置き換えられていてもよく、部分的な置き換えの場合に、0.01〜0.1質量%の間の範囲が考慮できる。
有利に、(質量%で示して)N最大0.02%並びにS最大0.005%を有する合金を製錬することができる。
ヒートエレメント ととしての使用のための有利なFe−Cr−Al合金は、次の組成(質量%で示す)を特徴とする:
Al 4.8−6.2% 5.0−5.8%
Cr 18−23% 19−22%
Si 0.05−0.5% 0.05−0.5%
Mn 0.005−0.5% 0.005−0.5%
Y 0.03−0.1% 0.03−0.1%
Zr 0.02−0.08% 0.02−0.08%
Hf 0.02−0.10% 0.02−0.10%
C 0.003−0.020% 0.003−0.020%
Mg 0.0001−0.03% 0.0001−0.02%
Ca 0.0001−0.02% 0.0001−0.02%
P 0.010−0.025% 0.010−0.022
S 最大0.01% 最大0.01%
N 最大0.03% 最大0.03%
Cu 最大0.5% 最大0.5%
Ni 最大0.5% 最大0.5%
Mo 最大0.1% 最大0.1%
W 最大0.1% 最大0.1%
Fe 残り 残り
ガラスセラミック調理面で使用するためのシート状ヒートコンダクタとしての前記合金の使用が有利である。更に、加熱可能な金属排気ガス触媒におけるキャリアシートとしての使用のための用途が有利である。
更に有利に使用可能な合金、特にその応用分野は、相応する引用形式請求項に記載されている。
本発明の詳細及び利点を次の実施例に詳細に説明する。
表1において、大規模工業的に溶融された鉄−クロム−アルミニウム合金T1〜T3、L1〜L3及び本発明による合金E1が示されている。この組成を有するシートは、前記合金の製錬後に、インゴットキャスティング又はストランドキャスティング並びに必要に応じて行われる中間加熱を用いる熱間成形又は冷間成形によって製造された。
図1〜5は、それぞれ先行技術による合金T3、L1〜L3及び本発明による使用可能なバッチE1のシートに関する寿命試験における熱抵抗の推移を示す。
前記した寿命試験のために、大規模工業的製造から50μmのバンド厚さを有する試料を取り出し、約6mmの幅に切断し、シートについての寿命試験を行った。
図1は、クロム20〜22%、アルミニウム5〜6%、炭素0.01%〜0.1%、Mn最大0.5%、Si最大0.3%、添加物のY0.01〜0.15%、Zr0.01〜0.1%及びTi0.01〜0.1%の組成を有する、例えばヒートコンダクタとして使用される鉄−クロム−アルミニウム合金のアルクロムY(Aluchrom Y)の一つに関するシートについて上記のヒートコンダクタ試験中で熱抵抗の推移を示す。前記抵抗は前記測定の初めのその初期値に関する。これは、熱抵抗の低下を示す。更なる推移の終端付近での前記試料の燃焼の直前で、前記熱抵抗は著しく上昇する(図1において約100%の比燃焼時間から)。Awとして、以後、試験の開始時(又は接触抵抗の形成後の開始直後)の初期値1.0から急激な上昇の開始までの熱抵抗比率の最大偏差を表す。
この材料は、一般に、表1中の実施例T1〜T3と同様の約100%の比燃焼期間を示す。
この寿命試験の結果は表1から推知することができる。表1にそれぞれ記載した比燃焼期間は、少なくとも3つの試料の平均値によって形成される。更に、それぞれのバッチに対して所定のAwが記入されている。T1〜T3は、先行技術による、クロム約20%、アルミニウム約5.2%、炭素約0.03%及び添加物のY、Zr及びTiそれぞれ約0.05%の組成を有する鉄−クロム−アルミニウム合金のアルクロムYの3つのバッチである。これらは、96%(T1)〜124%(T3)の比燃焼期間及び−2〜−3%のAwについての優れた値を達成した。
更に、表1中に、先行技術による、Cr19〜22%、アルミニウム5.5〜6.5%、Mn最大0.5%、Si最大0.5%、炭素最大0.05%、添加物のY最大0.10%、Zr最大0.07%及びHf最大0.1%を有する材料アルクロムYHfのバッチL1及びL2が記入されている。前記材料は、例えば触媒担体用のシートとしても、ヒートコンダクタとしても使用される。バッチL1及びL2に上記のシートのためのヒートコンダクタ試験が行われる場合に、明らかに高い寿命(L1は188%及びL2は152%)を認識することができる。L1は、L2よりも高い寿命を示し、これはアルミニウム含有量を5.6〜5.9%に高めたことにより説明することができる。しかしながら、前記合金はL1(図2)について−5%、及びL2(図3)について−8%のAwを示す。特に、−8%のAwは大きすぎ、経験的に前記部材の明らかな温度上昇を引き起こし、これは前記材料の比較的大きな寿命を相殺し、つまり全体として利点をもたらさない。
L3は、先行技術による、7%の高めたアルミニウム含有量を有する材料アルクロムYHfのバリエーションである。この比燃焼期間は153%で、Al5.6%を有するL2の値と同程度の大きさで、Al5.9%を有するL1の値より小さい。アルミニウム含有量を7%に高めることは、ヒートコンダクタシートの寿命を更に高めないと考えられる。
E1は、本発明の場合に厚さ0.020〜0.300mmの適用範囲でのシートのために使用可能である合金を示す。前記合金は、189%で所望の高い比燃焼期間及び−3%のAwで、同時に先行技術のT1〜T3によるバッチと同様に熱抵抗の極めて良好な挙動を示す。E1は、L1及びL2と同様に、Cr19〜22%、アルミニウム5.5〜6.5%、Mn最大0.5%、Si最大0.5%、炭素最大0.05%、添加物のY最大0.10%、Zr最大0.07%及びHf最大0.1%を有する鉄−クロム−アルミニウム合金である。ただし、これはL1及びL2と異なり、0.007%だけの極めて低い炭素含有量を有する。L1は、炭素含有量0.026%で、−5%のAwを示し、L2は、炭素含有量0.029%で、−8%のAwを示す。元素Fe、Cr、Mn、Si、S、N、Y、Zr、Hf、Ti、Nb、Cu、P、Mg、Ca及びVにおいて、L1及びL2はE1と同等であった。
従って、Awは炭素含有量に著しく依存すると考えられる。前記半製品が製造プロセスの経過において炭素含有量がいくらか上昇させることが容易に可能であるため、前記炭素含有量は仕上がったシートについて後で分析した。この結果(表1参照)は、L1、L3及びE1について、分析許容差の範囲内であり、L2の場合には0.037%の明らかに高い炭素含有量が分析された。このことは−8%の特に大きなAw値を説明しており、また炭素による汚染を抑制する重要性を強調している。Awの良好な値を達成するために、0.02%より低い炭素含有量を維持しなければならない。
シートとして使用される合金のためのこの要求される境界値は、従って詳細には次のようなことが理由付けられる:
耐酸化性を向上させるYの効果を維持するためにYの0.02%の最低含有量が必要である。この上限は、コストの理由から0.1%である。
良好な寿命及び低いAwを維持するためにZrの0.02%の最低含有量が必要である。この上限は、コストの理由からZr0.1%である。
耐酸化性を向上させるHfの効果を維持するためにHfの0.02%の最低含有量が必要である。この上限は、コストの理由からHf0.1%である。
wの低い値を維持するために、前記炭素含有量は0.020%より低いのが好ましい。この含有量は、加工性を保証するために0.003%より大きいのが好ましい。
加工性を損なう窒化物の形成を抑制するために、前記窒素含有量は最大0.03%であるのが好ましい。
リンの含有量は0.030%より小さいのが好ましい、それというのも前記の界面活性元素は耐酸化性を損なうためである。低すぎるP含有量はコストを高める。前記P含有量は、従って0.010%以上である。
硫黄の含有量はできる限り低く維持するのが好ましい、それというのも前記の界面活性元素は耐酸化性を損なうためである。従ってS最大0.01%が定められる。
16〜24質量%のクロム含有量は、J. Kloewer著, Materials and Corrosion 51 (2000), 第373頁〜第385頁から読み取れるように、寿命に決定的な影響を及ぼさない。もちろん、所定のクロム含有量は必要である、それというのもクロムは特に安定でかつ保護するα−Al23層の形成を促進するためである。従って、この下限は16%である。>24%のクロム含有量は前記合金の加工性を損なう。
十分な寿命を有する合金を得るために、4.5%のアルミニウム含有量が少なくとも必要である。>6.5%のAl含有量はシート状ヒートコンダクタに置いて寿命をもはや高めない。
J. Klower, Materials and Corrosion 51 (2000), 第373頁〜第385頁によると、ケイ素の添加はカバー層の付着の改善により前記寿命を高める。従って、ケイ素少なくとも0.05質量%の含有量が必要である。高すぎるSi含有量は、前記合金の加工性を損なう。従って、この上限は0.7%である。
加工性の改善のために、Mn0.001%の最低含有量が必要である。マンガンは0.5%に制限される、それというのもこの元素は耐酸化性を低下させるためである。
銅は最大0.5%に制限される、それというのもこの元素は耐酸化性を低下させるためである。同様のことがニッケルにも該当する。
モリブデンは最大0.1%に制限される、それというのもこの元素は耐酸化性を低下させるためである。同様のことがタングステンにも該当する。
マグネシウム及びカルシウムの含有量は、0.0001〜0.05質量%、又は0.0001〜0.03%の拡張範囲内で調節される。
図1〜5のテキストは、次のように表される:
バッチT3についてのシートに関する寿命における熱抵抗の推移を表す。 バッチL1についてのシートに関する寿命における熱抵抗の推移を表す。 バッチL2についてのシートに関する寿命における熱抵抗の推移を表す。 バッチL3についてのシートに関する寿命における熱抵抗の推移を表す。 バッチE1についてのシートに関する寿命における熱抵抗の推移を表す。
表1は、試験した合金についての組成、比燃焼期間及びAwを表す。全ての記載は質量%である。
Figure 0005409390

Claims (18)

  1. 厚さ0.020〜0.300mmの寸法範囲で、(質量%で表して)Al4.8〜5.5%、Cr19〜22%、添加物のSi0.05〜0.5%、Mn0.005〜0.5%、Y0.03〜0.1%、Zr0.02〜0.08%、Hf0.02〜0.1%、C0.003〜0.020%、N最大0.01%、S最大0.01%、Cu最大0.5%、Mg0.0001〜0.03%、Ca0.0001〜0.02%、P0.010〜0.025%、残り鉄及び通常の製錬による不純物を有する、ヒートエレメント用のシートとして使用するため、鉄−クロム−アルミニウム合金。
  2. Mg0.0001〜0.02%(質量%で表す)を有する、請求項1に記載の合金。
  3. Mg0.0002〜0.01%(質量%で表す)を有する、請求項1または2に記載の合金。
  4. Ca0.0002〜0.01%(質量%で表す)を有する、請求項1からまでのいずれか1項記載の合金。
  5. P0.010〜0.022%(質量%で表す)を有する、請求項1からまでのいずれか1項記載の合金。
  6. Yは、元素Sc及び/又はLa及び/又はセリウムの少なくとも1種により完全に置き換えられる、請求項1からまでのいずれか1項記載の合金。
  7. Yは、元素Sc及び/又はLa及び/又はセリウムの少なくとも1種0.02〜0.10%(質量%で表す)によりに部分的に置き換えられる、請求項1からまでのいずれか1項記載の合金。
  8. Hfは、元素Sc及び/又はTi及び/又はV及び/又はNb及び/又はTa及び/又はLa及び/又はセリウムの少なくとも1種により完全に置き換えられる、請求項1から7までのいずれか1項記載の合金。
  9. Hfは、元素Sc及び/又はTi及び/又はV及び/又はNb及び/又はTa及び/又はLa及び/又はセリウムの少なくとも1種0.01〜0.1%(質量%で表す)により部分的に置き換えられる、請求項1から7までのいずれか1項記載の合金。
  10. N最大0.01%及びS最大0.005%(質量%で表す)を有する、請求項1からまでのいずれか1項記載の合金。
  11. N最大0.01%及びS最大0.003%(質量%で表す)を有する、請求項1から10までのいずれか1項記載の合金。
  12. 更に、ニッケル最大0.5%、Mo最大0.1%及び/又はW0.1%(質量%で表す)を有する、請求項1から11までのいずれか1項記載の合金。
  13. 電気的に加熱可能なヒートエレメントにおいてシートとして使用するための、請求項1から12までのいずれか1項記載の合金。
  14. 20〜200μmの厚さを有するヒートコンダクタにおいてシートとして使用するための、請求項1から12までのいずれか1項記載の合金。
  15. 20〜100μmの厚さを有するヒートコンダクタにおいてシートとして使用するための、請求項1から12までのいずれか1項記載の合金。
  16. 調理面、特にガラスセラミック調理面で使用するためのヒートコンダクタシートとしての、請求項1から12までのいずれか1項記載の合金。
  17. 加熱可能な金属性の排気ガス触媒でのキャリアシートとしての、請求項1から12までのいずれか1項記載の合金。
  18. 燃料電池中のシートとしての、請求項1から12までのいずれか1項記載金。
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