JP5409289B2 - 音声信号記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音声信号処理装置に関し、特に、装置に内蔵されたマイクユニットから入力された音声信号及び、接続された外部マイクユニットから入力された音声信号を記録することができる音声信号処理装置に関する。
従来、音声信号を処理する装置として撮像装置が知られている。これらの撮像装置では、これまで、2つのマイクからなる内蔵マイクユニットの入力からステレオ(2ch)の音声を生成して記録するものがあった。さらに、近年では、3以上のマイクを備えた外部マイクユニットから入力された音声信号を例えば5.1chサラウンドなどのマルチチャンネルの音声を生成して記録することができるもの出てきている。これらの撮像装置では、例えば、外部マイクの音声信号があるときは、5.1chの音声を生成し、外部マイクの接続がないときは、内蔵マイクの音声信号により2chの音声を生成するようになっている。例えば、特許文献1には、外部マイクの接続が検知されると外部マイクを使用し、接続が検知されなければ内蔵マイクを使用して、それぞれ音声を記録することが記載されている。
特開平9−213002号公報
しかし、この音声を記録する際には、規格上の制約等により、撮像装置によって撮影される動画の1シーン(記録開始から終了まで)の間に、5.1chから2ch等の音声に切り替えて記録することが禁止されている。すなわち、1シーンの動画(記録開始から終了まで)の中でオーディオコーディングモード(ACMOD)を変更し、音声チャンネル数を増減させることができなくなっている。この様な制約により、例えば、前述のような撮像装置においては、外部マイクからの3つの音声入力により5.1chの音声生成して記録をしている最中に、外部マイクが外れたり断線したりすると、5.1chの音声を生成できなくなってしまう。なぜなら、外部マイクが外れると、内蔵マイクからの2つの音声信号に切り替えることになるが、2つの音声信号では、5.1chの音声データを生成するための演算するための音声信号不足してしまうからである。一方で、2つのマイクを備えた外部マイクの音声信号により2chの音声記録を行っている最中に外部マイクが外れたり断線したりした場合は、内蔵マイクの入力音声に切り替えて、引き続き2chの音声記録を行うことになる。この場合には、正常な2chの音声を引き続き記録することができる。
このように、記録中に外部マイクの挿抜があった場合に、挿抜の後に使用されるマイクからの音声信号では挿抜の前の記録チャンネル数の正常な音声データを生成することができなくなってしまう場合があった。しかし、前述のような規格による制約は、ユーザに広く知られていない。そのため、単に外部マイクの挿抜があったことを警告表示するだけでは、ユーザは、外部マイクの挿抜をし直さなければならないのか、何もしなくて良いのか判断することができなかった。
そして、前述の制約により、記録の停止が行われるまではACMODを変更することができないため、ユーザが対策を講じないまま音声データが記録されてしまう場合があった。
そこで、本発明は、記録中に外部マイクの挿抜があったことに応じて表示される警告表示について、記録時の音声記録チャンネル数等を条件として、異なる警告表示をすることができる音声信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明の音声信号処理装置はかかる目的を達成するために、音声信号処理装置であって、前記装置に内蔵された内蔵集音手段と、前記装置に外部集音手段を接続する接続手段と、前記接続手段を介して入力された音声信号または、前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録媒体に記録する記録手段と、制御手段とを有し、前記接続手段を介して入力された音声信号を記録しているときに、前記外部集音手段が接続状態でなくなったことに応じて、前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と同じチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録する旨の警告を表示するよう制御するとともに前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録するように前記記録手段を制御し、前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、音声信号が記録されない旨の警告を表示するように制御するとともに前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録しないように前記記録手段を制御することを特徴とする構成とした。
本発明によれば、記録中に外部マイクの挿抜があったことに応じて表示される警告表示について、記録時の音声記録チャンネル数等を条件として、異なる警告表示をすることができる。そうすると、ユーザは、記録中に外部マイクの挿抜があったときに、外部マイクの挿抜をし直さなければならないのか、挿抜し直さなくとも音声データの記録が可能なのかを判断することができる。
実施例1の撮像装置のブロック図である。 実施例1の警告表示の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
本実施例では、音声信号を処理、録音することができる撮像装置について説明する。
本実施例の撮像装置では、内蔵マイクユニットが例えば2つのマイク素子からなり、2つの音声信号を入力することができ、その音声信号を用いて2chの音声データを生成して記録することができる。また、例えば、5.1ch対応の外部マイクユニット、2ch対応の外部マイクユニットなどの多チャンネル対応の外部マイクユニットを接続することができる。例えば、5.1ch対応の外部マイクユニットは、3つ以上のマイク素子からなり、3つ以上の音声信号を入力することができる。本実施例の撮像装置は、5.1ch対応の外部マイクユニットから入力される3つの音声信号から5.1chの音声データを演算により生成して記録することができる。2ch対応の外部マイクユニットは、内蔵マイクユニットと同様に2つのマイク素子からなっている。
しかし、本実施例の内蔵マイクユニットは2つの音声信号しか出力することができないので、正常な5.1chの音声データを演算により生成することはできない。また、本実施例の撮像装置は、例えば、2つのマイク素子からなる外部マイクユニットを接続することもできるが、その場合も、正常な5.1chの音声データを演算により生成することはできない。
次に図1を用いて、本実施例の撮像装置について説明する。図1は、実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、11aは撮像装置に内蔵された内蔵マイクユニット(以降、内蔵マイクとも呼ぶ)であり、11bは、撮像装置に接続可能な外部マイクユニット(以降、外部マイクとも呼ぶ)である。ここで、内蔵マイクユニット11aは前述したように、2つのマイク素子からなり、外部マイクユニット11bは、例えば、3つ以上のマイク素子からなる。12は、内蔵マイクユニット11aにより得られた音声信号または外部マイクユニット11bにより得られた音声信号のどちらか一方を選択する切替器である。13は、切替器12により選択された音声信号を電気的に増幅するための増幅器である。14は、増幅されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するためのアナログ−デジタル変換器(以下、A/D)である。15は、デジタル音声信号を処理する音声信号処理部であり、音声信号から5.1chの音声データや2chの音声データを演算により算出する処理を行う。音声信号処理部15では、オーディオコーディングモード(ACMOD)が5.1chの時は5.1chの音声データを生成するための演算や処理を行い、ACMODが2chの時は2chの音声データを生成するための処理を行う。例えば、ACMODが5.1chであれば、3つの音声信号から、6チャンネル分の音声データを演算する。ACMODが2chであれば2つの音声信号からステレオチャンネルの音声データを生成する。また、音声信号処理部15では、生成される音声データの周波数毎のバランスを調整する周波数特性チューニングや、自動音声レベル調整処理も行われる。このオーディオコーディングモード(ACMOD)は、記録する動画の音声チャンネル数を規定する物で、動画撮影の開始から終了の間に変更することはできない。このACMODは、後述する制御部51により、外部マイクの種類やユーザの操作に基づいて設定される。
30は、音声信号処理部15により生成された音声データや、後述する画像信号処理部26からの画像データと記録媒体31に記録する記録部である。ここで、記録媒体は、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなど、どのような記録媒体でも良い。
21は、被写体の光学像を取り込むためのレンズであり、22はその光学像を画像信号に変換する撮像素子である。23は、撮像素子22により得られた画像信号を一定のレベルになるように調整するためのオートゲインコントローラである。24は、AGC23で調整されたアナログ画像信号デジタル画像信号に変換するアナログ−デジタル変換器(以下、A/D)である。25は、A/D24で得られたデジタル画像信号のガンマ補正、ホワイトバランス補正などの画像処理を行う画像信号処理部である。画像信号処理部で生成された画像データは、前述した音声信号処理部15により得られた音声信号と共に、記録媒体31へ記録される。また、41は、撮像装置の撮影中に前記画像信号処理部25により得られた画像データに基づいて、表示部42に撮影画像を表示させる表示制御部である。撮影者は、この表示部42を確認することで撮影画像を確認することができる。
また、51は、撮像装置の各ブロックを制御する制御部であり、52は、ユーザの操作を受け付け、制御部51に指示内容を送信する操作部である。
60は、前述の外部マイクユニット11bを接続するための接続端子等の外部入力部である。61は、外部マイクユニット11bが接続されているかを判定する接続判定部である。接続判定部61は、例えば、外部入力部60の入力端子部に外部マイクの接続端子によりON/OFFされる物理接点を設け、そのスイッチのON/OFFを確認することで、外部マイク11bが接続されているか否かを判定する。62は、外部マイクユニット11bの種類を判定するための接続機器判定部である。接続機器判定部62では、例えば、外部マイクユニット11bにからのマイク識別情報信号を受信して、外部マイクユニット11bが5.1ch対応であるか、2ch対応であるか等を判定する。63は、A/D14からの音声信号の出力値にもとづいて、複数の音声信号のうち1つの信号のみが略0を示している場合等、接続状態が不安定な状態であるか否かを判定する接続状態判定部である。接続判定部61、接続機器判定部62、接続状態判定部63は、撮像装置の電源がONである間は、常に動作している。
制御部51は、例えば接続機器判定部62からの出力結果、ユーザの操作に応じて、音声信号処理部15におけるACMODを2chや5.1chに設定する。例えば、外部マイクユニット11bが5.1ch対応であると接続機器判定部62で判定された場合には、ACMODを5.1chに設定する。外部マイクユニット11bが接続されていなかった場合には、内蔵マイクにより得た2つの音声信号を使用するため、ACMODを2chに設定する。また、外部マイクユニット11bが、2ch対応であると判定された場合には、ACMODを2chに設定する。また、外部マイクユニット11bが5.1chと2chと1chに対応できる場合には、ユーザにACMODを選択を促すためのオーディオ選択画面を表示部42に表示させるように表示制御部41に指示を出す。そして、制御部51は、操作部52からのユーザの入力に基づいて、選択されたのACMODを設定する。
ここで、図1の撮像装置の通常の記録時の動作について説明する。
ユーザにより、入力装置52の電源ボタンがONされると、制御部51は、各ブロックを起動し、撮影待機状態にするように制御を開始する。制御が開始されると、撮像素子22は、レンズ21により取り込まれた光学像を画像信号に変換し、AGC23、A/D24を通して、画像信号処理部25に送信する。そして、画像処理部25は、受信した画像信号に各種画像処理を施し、表示制御部41に供給する。表示制御部41は画像信号処理部25により得られた画像データを表示部42に表示する。また、ユーザにより、操作部52を操作され、撮影のための設定画面を表示する指示があると、制御部51は、各種撮影の設定を示す設定項目を表示部42に表示するよう、前記表示制御部41を制御する。表示制御部41は表示された画像に重畳して各種撮影の設定を示す設定項目を表示するよう表示部42を制御する。ユーザは、この撮影画面及び、設定項目の画面を見ながら、操作部52を操作して、撮影のための設定を行う。
このとき、接続判定部61により、外部入力部60に外部マイクユニット11bが接続されていると判定された場合は、制御部51は、外部マイクユニット11bからの音声信号を選択するよう切替器12を制御する。そして、外部マイクユニット11bが5.1ch対応であると接続機器判定部62で判定された場合には、制御部51は、ACMODを、5.1chに設定する。そして、表示部42にACMODが5.1chであることを示す情報を表示させるように表示制御部41を制御する。また、制御部51は、5.1chの音声データを生成するよう音声信号処理部15を制御する。
また、接続判定部61により、外部入力部60に外部マイクユニット11bが接続されていないと判定された場合は、制御部51は、内蔵マイクユニット11aからの音声信号を選択するよう切替器12を制御する。そして、ACMODを、2chに設定し、表示部42にACMODが2chであることを示す情報を表示させるように表示制御部41を制御する。また、制御部51は、内蔵マイクユニット11aにより得られた音声信号から2chの音声データを生成るよう音声信号処理部15を制御する。
この状態で、ユーザが操作部52を操作して、動画撮影開始の指示が出されると、制御部51は、撮像装置の各ブロックに、撮影開始の指示をする。
動画撮影が開始すると、記録部30は、画像信号処理部25で得られた画像データと、音声信号処理部15で得られた音声データとを記録媒体に記録し始める。音声信号処理部15は、外部マイクユニット11bが接続されていない場合には、内蔵マイクユニット11aの音声信号を2ch音声データとする処理を行い、記録部30に送信する。また、5.1ch対応の外部マイクユニット11bが接続されている場合には、外部マイクユニット11bにより得られた音声信号を5.1chの音声データとする処理を行い、記録部30に送信する。そして、記録部30は、送信されてくる、画像データと音声データとを順次記録媒体31に記録していく。
動画撮影中も、接続判定部61、接続機器判定部62、接続状態判定部63はそれぞれ動作している。
この状態で、ユーザが操作部52の操作をして、動画撮影終了の指示が出されると、制御部51は、撮像装置の各ブロックに撮影終了の指示をする。
記録終了の指示があると、記録部30は、それまで受信した音声データと画像データとを記録媒体31に記録が完了した時点で記録を停止する。また、そのほかのブロックも、撮影待機状態に移行する。
ここで、動画撮影中に外部マイクユニットの接続が無くなったと接続判定部61が判定した場合の、本実施例の撮像装置の動作と表示部42の画面表示について、図2を用いて説明する。ここでは、動画撮影中に、接続状態判定部63が、外部マイクユニットの接続状態が不安定な状態であると判定された場合も同様の表示をするものとする。
上述したように、規格上の制約等により、撮像装置によって撮影される動画の1シーン(記録開始から終了まで)の間に、5.1chから2ch等の音声に切り替えて記録することが禁止されている。すなわち、1シーンの動画(記録開始から終了まで)の中で音声チャンネル数を増減させることができなくなっている。
例えば、[1]5.1ch対応の外部マイクユニット11bが接続された状態で動画と音声の記録を開始し、記録中に外部マイクユニット11bの接続がされていないと接続判定部61が判定した場合について説明する。
撮影待機状態で、5.1ch対応の外部マイクユニット11bが接続されると、図2の(2−1)に示すような表示をするよう、制御部51は表示制御部41に指示を出す。(2−1)において、71は、外部マイクが接続されていることを示す情報であり、72は、ACMODが5.1chであることを示す情報であり、73は、記録前の待機状態であることを示す情報である。
この状態で、ユーザが操作部52を操作することによって撮影が開始すると、音声信号処理部15にて生成された音声データは、5.1ch音声データとして記録媒体31に記録されることになる。制御部51は、図2の(2−2)に示すような表示をするよう、制御部51は表示制御部41に指示を出す。(2−2)において、74は記録中を示す情報である。
続いて、このように5.1ch対応の外部マイクを接続し、音声データを記録している状態で、接続判定部61によって、外部マイクの接続が無くなったと判定された場合について説明する。
前述したように、記録をしていない状態では、外部マイクユニット11bの接続が無くなったことを接続状態判定部61が判定すると、制御部51は、内蔵マイクユニット11aの音声信号を選択するよう、切替器12を制御する。しかし、音声データを記録しているときは、内蔵マイクユニット11aからの音声信号から5.1chの音声データは生成できない。
そこで、本実施例では、記録中に、接続判定部61によって、外部マイクの接続が無くなったと判定された場合、制御部51は、内蔵マイクユニット11aの入力に切替えないよう、切替器12を制御する。そして、制御部51は、表示部42に(2−3)に示すような表示をするよう表示制御部41に指示を出す。(2−3)において、75は、外部マイクの接続が無くなったことを示す情報であり、76は、ACMODが5.1chではあるものの、5.1chの音声データが正しく生成できないことを示す表示である。また、77は、外部マイクの接続が無くなったことを警告すると共に、5.1chの音声データが生成できない状態であることを警告する為の情報である。本実施例においては、記録中にこの様な事態が発生した場合、制御部51は、記録中の画像データ音声データを格納するファイルのヘッダに、音声データの異常発生区間を示すメタデータを付加するように記録部30を制御する。異常発生区間とは、外部マイクユニット11bの接続が無い区間である。
次に、[2]2ch対応の外部マイクユニット11bが接続された状態で画像と音声の記録を開始し、記録中に外部マイクユニット11bの接続が解除された場合について説明する。
撮影待機状態で、2ch対応の外部マイクユニット11bが接続されると、図2の(2−1’)に示すような表示をするよう、制御部51は表示制御部41に指示を出す。(2−1’)において、78は、外部マイクが接続されていることを示す情報であり、79は、ACMODが2chであることを示す情報である。
この状態で、ユーザが操作部52を操作することによって撮影が開始すると、音声信号処理部15にて生成された音声データは、2ch音声データとして記録媒体31に記録される。制御部51は、図2の(2−2’)に示すような情報を表示をするよう、制御部51は表示制御部41に指示を出す。
このように2ch対応の外部マイクを接続し、音声データを記録している状態で、接続判定部61によって、外部マイクの接続が無くなったと判定された場合について説明する。記録をしていない状態では、外部マイクユニット11bの接続が無くなったことを接続状態判定部61が判定すると、制御部51は、内蔵マイクユニット11aの音声信号を選択するよう、切替器12を制御する。本実施例では、外部マイクユニット11bからの音声信号によって2chの音声データを生成している。本実施例の内蔵マイクユニット11aは2chに対応しているので、音声信号処理部15は、音声データを記録しているときであっても、内蔵マイクユニット11aからの音声信号から2chの音声データを生成することができる。
そこで、本実施例では、記録中に、接続判定部61によって、2ch対応の外部マイクの接続が無くなったと判定された場合、制御部51は、内蔵マイクユニット11aの入力に切替えるよう、切替器12を制御する。音声信号処理部15では、外部マイクの2つの音声信号が入力されていた状態から、内蔵マイクの2つの音声信号が入力される状態になる。そうすると、外部マイクからの2つの音声信号の代わりに内蔵マイクからの2つの音声信号を用いて2ch音声データを生成することになる。しかし、2つの音声信号から、無理に5.1chの演算をする場合に比べて、音場のバランスが大きく崩れてしまうようなことはない。そのため、音声データを記録している状態で、外部マイクの接続が無くなったと判定された場合には、制御部51は、表示制御部41に(2−3’)に示すような表示をするよう指示を出す。(2−3’)において、80は、内蔵マイクに入力を切替えたことを示す表示であり、81は、ひきつづきACMODが2chであり、正しく2chの音声データを生成できることを示す表示である。また、82は、外部マイクの接続が無くなったことを警告すると共に、内蔵マイクに切替えて2chの音声データを継続して記録することを警告する為の表示である。(2−3’)においては、警告表示82をすることを示したが、音場バランスが大きく崩れるわけではないので、この警告表示をしないようにしても良い。
このように、本実施例では、動画と音声の記録中に、外部マイクの接続が無くなり、外部マイクからの音声信号が入力されなくなると、内蔵マイクからの音声信号により音声データを生成して記録する。このとき、内蔵マイクからの音声信号により外部マイクからの音声信号から生成していたチャンネル数の音声データと同じチャンネル数の正常な音声を生成できるかどうかを判別する。そして、外部マイクからの音声信号から生成していたチャンネル数の音声データと同じチャンネル数の正常な音声が生成できないと判別された場合にはその旨を警告する。逆に、外部マイクからの音声信号から生成していたチャンネル数の音声データと同じチャンネル数の正常な音声が生成できると判別された場合には、何も表示しないかまたは、記録を継続できる旨の表示をする。
すなわち、外部マイクからの音声信号により生成していたチャンネル数の音声データを内蔵マイクからの音声信号からでは生成できる場合と、生成できない場合とで外部マイクが抜けた時の警告表示を異ならせるようにしている。
この様に構成することで、記録中に外部マイクが抜けたときに、すぐに接続をし直さなければならないのか、接続し直さなくとも音場バランスが崩れていない音声が記録可能なのかをユーザに知らせることができる。
本実施例では、動画と音声の記録中に外部マイクが抜けたときに、記録チャンネル数が変化する場合と変化しない場合とで、警告表示を異ならせることについて説明した。一方、動画と音声の記録中に外部マイクが装着された場合には、内蔵マイクから外部マイクに切替えて音声信号を記録する。そして、この場合にも、内蔵マイクから外部マイクに切替えた結果、正常な音声を記録するかどうかを判別して、警告を表示するようにしても良い。例えば、本実施例の内蔵マイクが3つのマイク素子からなる場合には、内蔵マイクからの音声信号から5.1chの音声データを生成することができる。そして、内蔵マイクからの音声信号によって5.1chの音声データを生成しているときに、2ch対応の外部マイクが接続された場合(A)。5.1ch対応の外部マイクが接続された場合(B)。それぞれの場合で、異なる警告表示をするようにしても良い。(A)の場合では、本実施例図2(2−3)のように正常な5.1ch記録が継続されない旨の警告表示をする。(B)の場合では、本実施例図2(2−3’)のように、外部マイクに切替えてそのまま5.1ch記録を継続する旨の情報を表示する。この様にすることで、記録中に外部マイクが装着されたときに、すぐにマイクを抜かなければならないのか、接続したままでも音場バランスが崩れていない音声が記録可能なのかをユーザに知らせることができる。
まとめると、本実施例の撮像装置は、(1)外部マイクユニットの挿抜の後に使用されるマイクユニットからの音声信号では、挿抜の前の第2のチャンネル数の音声データを生成することができなくなってしまうとき。と、(2)挿抜の後に使用されるマイクユニットからの音声信号で挿抜の前の第1のチャンネル数の音声データを生成することができるとき。それぞれ、(1)(2)の場合に外部マイクユニットの挿抜に応じて、異なる警告表示をすることができる。
(実施例2)
本実施例では、実施例1と同様の構成の撮像装置について説明する。実施例1においては、記録中に、外部マイクからの音声信号により生成していたチャンネル数の音声データを内蔵マイクからの音声信号からでは正常に生成できない場合にはその旨を警告表示するようにしていた。本実施例では、さらに、制御部51は、記録を自動的に一時停止させて、ACMODを内蔵マイクからの音声信号で生成できる2chに変更してから再び記録を開始するように記録部30、音声信号処理部15を制御する。
そして、外部マイクからの音声信号により生成していたチャンネル数の音声データを内蔵マイクからの音声信号からでは生成できる場合には、何も表示しないかまたは、記録を継続できる旨の表示をする。本実施例では、制御部51は、この場合、記録を一時停止することなくそのまま記録を継続させるよう記録部30を制御する。
この様にすることによって、音声データのバランスが崩れてしまう部分の記録を行わないようにすることができる。
(他の実施例)
本実施例では、撮像装置について説明したが、内蔵マイクユニットを備えた音声記録可能な装置であって、外部マイクユニットからの音声信号の記録も可能な装置であれば、どのような装置であっても良い。例えば、パソコンや携帯電話、ICレコーダでもよい。これらの装置のうち、外部マイクユニットからの音声信号を受信するための接続端子を有しており、また、内蔵されたマイクユニットを備えたものであれば、どのような装置であっても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給されたシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上述のプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システムやオペレーティングシステム)などが処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれ、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このとき、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。

Claims (9)

  1. 音声信号処理装置であって、
    前記装置に内蔵された内蔵集音手段と、
    前記装置に外部集音手段を接続する接続手段と、
    前記接続手段を介して入力された音声信号または、前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    制御手段とを有し、
    前記接続手段を介して入力された音声信号を記録しているときに、前記外部集音手段が接続状態でなくなったことに応じて、
    前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と同じチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録する旨の警告を表示するよう制御するとともに前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録するように前記記録手段を制御し、
    前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、音声信号が記録されない旨の警告を表示するように制御するとともに前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録しないように前記記録手段を制御することを特徴とする音声信号処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、さらに、前記音声信号の記録を一時停止するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の音声信号処理装置。
  3. 撮像手段を有し、
    前記記録手段は、前記撮像手段により得られた画像を前記音声信号と共に前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1または2に記載の音声信号処理装置。
  4. 前記接続手段に接続された前記外部集音手段の種類を判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
  5. 前記接続手段に前記外部集音手段が接続されているか否かを判定するスイッチを有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
  6. 前記接続手段を介して入力された音声信号を記録しているときに、前記外部集音手段が接続状態でなくなったことに応じて、
    前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記外部集音手段の接続がなくなったことを示すメタデータを前記音声信号と共に記録媒体に記録することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記接続状態でなくなった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、記録を一時停止し、記録対象の音声信号を前記内蔵集音手段により得られた音声信号に変更したのちに記録を再開するように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
  8. 前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録しているときに、前記外部集音手段が接続状態になったことに応じて、
    前記制御手段は、前記接続状態になった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と同じチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記外部集音手段により得られた音声信号を記録するように前記記録手段を制御し、
    前記制御手段は、前記接続状態になった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記外部集音手段により得られた音声信号を記録しないように前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
  9. 音声信号処理装置であって、
    前記装置に内蔵された内蔵集音手段と、
    前記装置に外部集音手段を接続する接続手段と、
    前記接続手段を介して入力された音声信号または、前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    制御手段とを有し、
    前記内蔵集音手段により得られた音声信号を記録しているときに、前記外部集音手段が接続状態になったことに応じて、
    前記制御手段は、前記接続状態になった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と同じチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記外部集音手段により得られた音声信号を記録する旨の警告を表示するよう制御するとともに前記外部集音手段により得られた音声信号を記録するように前記記録手段を制御し、
    前記制御手段は、前記接続状態になった前記外部集音手段の種類が前記内蔵集音手段と異なるチャンネル数の音声信号を得るための集音手段である場合は、前記外部集音手段により得られた音声信号を記録しない旨の警告を表示するよう制御するとともに前記外部集音手段により得られた音声信号を記録しないように前記記録手段を制御することを特徴とする音声信号処理装置。
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