JP2008311931A - 信号処理装置 - Google Patents

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芳季 石井
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Abstract

【課題】 映像表示画面上に音声レベルを表示する機器において、例えば5.1チャンネル等の音声の各チャンネルについて、従来のようにレベルメーターで表示したのでは、画面のほとんどが覆われてしまい、視認性が悪くなる。
【解決手段】 各音声チャンネルの音声レベルに応じて、大きさがほぼ変わらずに、形状や色が変化する音声シンボルを画面上に多重する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号処理装置に関し、特に映像信号と共に音声信号を処理する装置に関する。
従来、音声信号を処理する装置としてビデオカメラ等が知られている。ビデオカメラでは、被写体の音声をマイクロフォンによって入力し、映像と共に記録する。これらビデオカメラのなかには、マイクロフォンで集音した音声のレベルをユーザが確認できるように液晶ディスプレイ上にマイクロフォンで集オンシタ音声のレベルメーターを表示する機能を有しているものがある。(例えば、特許文献1)。
また、近年のビデオカメラでは、通常の2チャンネルステレオ音声だけではなく、5.1チャンネル等のサラウンド音声を生成し収録することが可能になってきている。
特開2005−026889
5.1チャンネルの音声の音声レベルを確認するため、従来のように各チャンネルについてレベルメーターを表示することが考えられる。しかしながら5.1チャンネルの各チャンネルについてレベルメーターを表示した場合、画面上の表示領域が各チャンネルのレベルメーターによって覆われてしまう。そのため被写体の画像が見えづらくなるという問題があった。本発明はこの様な問題に鑑みてなされたもので、表示画面の画像の視認性を悪くしてしまう可能性を低減しつつ、各チャンネルの音声レベルを画面上に表示することができる信号処理装置を提供することを目的とする。
この様な課題を解決するために、本発明の信号処理装置は、映像信号を入力する映像入力手段と、複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段から出力された前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出手段と、前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする。
この様な課題を解決するために、本発明の信号処理装置は、映像信号を入力する映像入力手段と、複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段から出力された前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出手段と、前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの形を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする。
本発明の信号処理方法は、映像信号を入力する映像入力ステップと、複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力ステップと、前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出ステップと、前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御ステップとを備え、前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする。
本発明の信号処理方法は、映像信号を入力する映像入力ステップと、複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力ステップと、前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出ステップと、前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御ステップとを備え、前記表示制御ステップは、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの形を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする。
本発明によれば、複数チャンネルそれぞれの音声レベルを表示したとしても、画像の視認性を悪くしてしまう可能性を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
入力されている音声の各チャンネルの音声レベルをビデオカメラの液晶パネルに表示することができるビデオカメラについて説明する。
図1は、本実施例のビデオカメラのブロック図である。
図1において、101はビデオカメラの各種機能に応じて、各ブロックを制御する制御部である。102は、外部からの指示をビデオカメラに入力するための操作部である。103は、制御部101からの制御信号や、操作部102からの指示信号等が行き来する制御信号バスである。104は、各ブロック間の画像データおよび音声データが行き来する画像/音声データバスである。
105は、被写体の光学像を取り込む撮影レンズや、光量を制御する絞り、光学像を電気信号に変換する撮像素子等からなる撮像部である。106は、撮像部105から得た画像信号を適正な信号レベルにし、デジタルデータに変換し、1フレーム分ずつ記録する等の映像記録方式に必要な処理を行う映像処理部である。
107は、音声を取り込むマイクロフォン、取り込んだ音声信号を適正なレベルまで増幅する増幅器等からなる集音部である。集音部107は3つの無指向性のマイクエレメントを有している。108は、集音部107から得た音声信号をデジタルデータに変換し、例えば、3チャンネルのマイクロフォンから得られた音声信号を5.1チャンネルデータに変換する等の音声記録方式に必要な処理を行う音声処理部である。
109は、音声処理部108に入力される3チャンネルのマイクロフォンから得られた音声の各音声チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信する音声解析部である。音声解析部109は、音声処理部108により変換された5.1チャンネルの音声の各チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信することもできる。また、後述の音声再生処理部116により再生された5.1チャンネルの音声の各チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信することもできる。
110は、記録中や音声レベル調整中は、映像処理部106から得られた映像データや、音声解析部109で検出された各チャンネルの音声データの音声レベルに対応するシンボルを表示する表示部である。表示部110は、再生中は後述の映像再生処理部114で再生された映像を表示するほか、各種メニューの表示、後述の音声再生処理部116で再生された各チャンネルの音声データの音声レベルに対応するシンボルを表示することができる。111は、表示部110の表示を制御するための表示制御部である。表示制御部111は、制御部101からの指示に応じて、各チャンネルの音声データの音声レベルに対応するシンボルを生成するほか、前述の映像データと前述のシンボルを多重するための処理を行う。
112は、映像処理部106から得られた映像データ、音声処理部108から得られた音声データ、その他のデータを必要に応じて関連づけて記録するための記録媒体としてのハードディスク(以後、HDD)である。113は、HDD112にアクセスし、上記の映像データ、音声データ、その他のデータ等を読み書きするためのアクセス部である。
114は、アクセス部113によって読み出されたHDD112の映像データを映像記録方式に従って処理し、所定の形態に変換する映像再生処理部である。115は、映像再生処理部111で再生された映像信号を外部に出力するための映像出力端子である。
116は、アクセス部113によって読み出されたHDD112の音声データを映像記録方式に従って再生する音声再生処理部である。117は、音声再生処理部116で再生された音声信号を外部に出力するための音声出力端子である。
118は、PC等の外部機器と通信を行ったり、HDD112に記録された映像データ、音声データ等を外部機器とやり取したりするためのUSB端子である。119は、USB端子118と接続された外部機器とのデータのやり取りを制御するUSBコントローラである。
まず、本実施例のビデオカメラの撮影準備段階の基本的な動作について説明する。ここでは、各チャンネルの音声レベルが大きくなりすぎないように調整を行う例について説明する。
ユーザが操作部102を操作し、ビデオカメラの電源を入れ、記録モードを指定する。
記録モードが指定されると、撮像部105の撮影レンズにより取り込まれた被写体の光学像は、絞りにより光量を制御され、撮像素子により電気信号に変換される。そして、変換された電気信号は、映像処理部106で、適正なレベルに調整され、デジタルデータに変換され、表示や映像記録方式に必要な処理が施される。
また、集音部107の3つのマイクロフォンにより集音された3つの音声信号は、増幅器により適正なレベルまで増幅される。そして、これら3つの音声信号は、音声処理部108で、デジタルデータに変換され、例えば、5.1チャンネルデータに変換する等の音声記録方式に必要な処理が施される。
音声解析部109は、この時、音声処理部に入力される3チャンネルマイクロフォンから得られた音声信号の各チャンネルまたは、5.1チャンネルに変換された音声信号の各チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信する。
表示制御部111は、各チャンネルの音声レベルに応じた制御部101からの指示に応じて、各チャンネルの音声レベルに応じたシンボル画像を生成する。この音声レベルに応じたシンボルの表示については後述する。表示制御部111は、映像処理部106からの映像データと音声シンボル画像を多重して表示部110に表示する。この時表示制御部111は、各音声シンボル画像を各チャンネルの入出力位置に応じた所定の位置に多重する。表示部110は、表示制御部111からの指示に基づき、入力された映像信号を表示する。
この時の表示部110の表示について説明する。図2Aは、表示部110の表示画面上の音声シンボルの説明をするための図である。ここでは、5.1チャンネルサラウンド処理後の各チャンネルの音声レベルを示すための音声シンボル表示をしている例を示している。
201は、前側左音声を示すための前側左音声シンボルである。202は、前側中央音声を示すための前側中央音声シンボルである。203は、前側右音声を示すための前側右音声シンボルである。204は、後側左音声を示すための後側左音声シンボルである。205は、後側右音声を示すための後側右音声シンボルである。これらの音声シンボルは、表示部110の上を撮影中の画像の奥行方向、下を画像の手前方向、左を画像の左方向、右を画像の右方向と見立て、音声入出力方向と関連するように配置されている。ここでは、重低音を用のサブウーファーのチャンネルの表示は省略しているが、例えば画面上の下側中央に表示することなどができる。
本実施例では、図2Bに示すように、各チャンネルのシンボルの色を音声レベルに応じて変更するようになっている。図2Bにおいて、横軸は音声レベル、縦軸はシンボル色を示している。本実施例では、音声レベルが−40dB未満では、シンボル表示を消し、−40dBから−12dBではシンボルの色を白にし、−12dBから−6dBではシンボルの色を黄にし、−6dB以上ではシンボルの色を赤にする。本実施例では上記のようにしたが、色はこの色に限られるものではなく、音声レベルに応じて徐々に変色するようにしても良い。ただし、赤色を音声レベルの高い場合、例えば音声が割れてしまうほど高いレベルのシンボルの色とすることは、警告の意味で効果がある。また、音声シンボルの表示は音声レベルに関わらず略同一の大きさである。
音声解析部109の検出結果が、前側左音声が−12dB〜−6dB、前側中央音声が、−6dB以上、前側右音声が−6dB以上、後側左音声が−40dB以下、後側右音声が−40dB以下だった場合について説明する。この時の表示を示しているのが図3Aである。図3Aでは、前側左音声が−12dB〜−6dBなので、前側左音声シンボル201が黄になっている。また、前側中央音声が−6dB以上なので、前側中央音声シンボル202が赤になっている。前側右音声が−6dB以上なので、前側右音声シンボル203が赤になっている。また、後側左音声が−40dB以下なので、後側左音声シンボル204の表示は消える。また、後側右音声が−40dB以下なので、後側右音声シンボル205の表示は消える。
ここで、ユーザは、5.1チャンネルサラウンド処理後の音声のうち前側中央音声と前側右音声のレベルが高いことを表示部110に表示された音声シンボルを確認することにより知ることができる。ユーザは、操作部102を操作し、音声レベルが高すぎる前側中央チャンネルと前側右チャンネルを個別に指定し、録音される音声レベルを下げるように指示を出すことができる。この指示に応じて、制御部101は、音声処理部108のサラウンド処理部に対して、前側中央チャンネルと前側右チャンネルの音声レベルを下げるように指示を出す。音声処理部108では、制御部101の指示に応じて、デフォルトの音声レベル設定よりも、前側中央チャンネルと前側右チャンネルの音声レベルを下げてサラウンド処理を行うように設定が変更される。この設定は、電源がOFFされるまで制御部101のメモリや音声処理部108のメモリに記憶される。また、前側中央チャンネルと前側右チャンネルの音声レベルを下げるように集音部107の増幅器の増幅レベルの設定を変更するようにしても良い。
図3Bは、この設定を行い、録音される音声レベルを調整した表示を示している。調整の結果、前側左音声が−12dB〜−6dB、前側中央音声が−12dB〜−6dB、前側右音声が−12dB〜−6dB、後側左音声が−40dB〜−12dB、後側右音声が−40dB〜−12dBになり良好な音声レベルとなっている。図3Bでは、前側左音声が−12dB〜−6dBなので、前側左音声シンボル201が黄になっている。また、前側中央音声が−12dB〜−6dBなので、前側中央音声シンボル202が黄になっている。また、前側右音声が−40dB〜−12dBなので、前側右音声シンボル203が白になっている。また、後側左音声が−40dB〜−12dBなので、後側左音声シンボル204が白になっている。また、後側右音声が−40dB〜−12dBなので、後側右音声シンボル205が白になっている。ユーザはこの表示を確認することにより、音声レベルが高すぎるチャンネルが無いことを確認することができる。
以上の操作を行うことにより、撮影準備段階で録音する音声の音声レベルを事前に調整することができる。
次に、記録動作の基本的な動作について説明する。
ユーザが操作部102を操作することにより記録動作が開始する。撮像部105の撮影レンズにより取り込まれた被写体の光学像は、絞りにより光量を制御され、撮像素子により電気信号に変換される。そして、変換された電気信号は、映像処理部106で、適正なレベルに調整され、デジタルデータに変換され、1フレーム分ずつ記録され、表示や映像記録方式に必要な処理が施される。
また、集音部107の3つのマイクロフォンにより集音された3つの音声信号は、増幅器により適正なレベルまで増幅される。そして、これら3つの音声信号は、音声処理部108で、デジタルデータに変換され、5.1チャンネルデータに変換する等の音声記録方式に必要な処理が施される。
映像処理部106から得られた映像データと音声処理部108から得られた音声データは、制御部101の指示に基づき結合され、コンテンツデータとしてアクセス部113によってHDD112に記録される。
この時、音声解析部109は、撮影準備段階同様、入力された音声信号の各チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信する。
また、表示制御部111も、撮影準備段階同様、各チャンネルの音声レベルに応じたシンボル画像を生成し、該シンボル画像を音声の入出力位置に応じた画面上の所定の位置に多重する処理を行う。表示部110は、表示制御部111からの指示に基づき、入力された映像信号を表示する。
そして、ユーザが操作部102を操作し、記録停止を指示すると、映像処理部106は、映像処理上の最適な位置で終了させ、またそれに合わせて音声処理部108は、音声の処理を終了する。そして、アクセス部113は、コンテンツデータの、記録動作を終了する。
次に、HDD112に記録されたコンテンツデータを再生する際の動作について説明する。
ユーザが操作部102を操作し、再生モードを指定する。
再生モードが指定されると、アクセス部113はHDD112に記録されたコンテンツデータの一覧を読出し、表示制御部111に送信する。表示制御部111は、表示部110に該コンテンツデータの一覧を表示させる。
ユーザは表示部110の表示を確認しながら操作部102を操作することにより、再生したいコンテンツデータを選択する。制御部101は、ユーザの選択操作に応じて、アクセス部113を制御し、HDD112からコンテンツデータを再生する。
再生されたコンテンツデータは、映像データと音声データとに分離される。映像データは、映像再生処理部114に送信され、音声データは、音声再生処理部116に送信される。
映像再生処理部114は、再生された映像データを映像記録方式に従って再生するための処理を行い、表示制御部111及び映像出力端子115に送信する。表示制御部111は、コンテンツデータの一覧に代えて、指定されたコンテンツデータの映像データを表示部110に表示させる。そして、
音声再生処理部116は、再生された音声データを5.1チャンネルの音声情報に変換し、音声出力端子117及び内蔵マイクロフォン等に送信する。
この時、音声解析部109は、音声再生処理部116から得られた5.1チャンネル音声情報の各チャンネルの音声レベルを検出し、順次、制御部101に送信する。表示制御部111は、該音声レベルに応じた音声シンボルを制御部101の指示に応じて生成し、上述のコンテンツデータの映像データに多重して表示部110に表示させる。
このように、音声レベルについて、レベルメーターではなく、音声レベルに応じてその色を変更するシンボルを映像データに多重して表示することにより、多重される映像データの視認性が悪くなる可能性を低減できる。また、再生コンテンツの音声レベルを表示することができるので、例えば各チャンネルの音量の調整を行う際にも映像データの視認性が悪くなる可能性を低減できる。
本実施例では、前側中央音声と前側右音声の音声レベルが高いので、個別に音声レベルが下がるように操作を行ったが、全体の音声入力レベルを下げる操作を行ったり、前後左右のバランスを調整したりする操作も考えられる。このようにすることで、より簡単に録音時の音声レベルの調整を行うことができる。
本実施例の音声入力レベル表示は、撮影準備段階のみ表示を行い、映像記録中には表示をオフにすることも可能である。これによってユーザが必要な時のみレベル表示が行われ、さらに撮影画像の視認性を高めたビデオカメラを実現できる。
本実施例では、サラウンド処理後の音声の音声レベルを画面上に表示をしていた。しかし、サラウンド処理前の例えば、3チャンネルのマイクロフォンから集音された音声の音声レベルをマイクロフォンの配置位置に応じた画面上の位置に表示するようにしても良い。このようにすることで、マイクロフォンにおける音声レベルを、多重される映像データの視認性が悪くなる可能性を低減しつつ表示することができる。また、3チャンネルに限られるものではなく、4チャンネルや5チャンネルのマイクロフォンから集音された音声の音声レベルを画面上に表示するようにしても良い。
また、本実施例では、5.1チャンネルサラウンド音声の表示例について説明したが、チャンネル数はこれに限られるものではなく、6.1チャンネルや7.2チャンネル等のサラウンド音声でもよい。
また、本実施例では、音声シンボルの大きさはほぼ変わらなかったが、音声レベルに応じて拡大縮小を視認性が悪くならない程度に形状を変化させずに拡大するようにしても良い。このようにすることで、視認性が悪くなる可能性を低減すると共により音声レベルが視覚的にわかりやすくなる。
また、本実施例では、各チャンネルの音声レベルに応じて音声シンボルが変色する実施例について説明した。しかし、各チャンネルの音声レベルに応じて音声シンボルが変形するようにしても良い。この場合、図4に示すように音声レベルに応じて変形するようになっている。つまり、音声レベルが−40dB未満では、シンボル表示を消し、−40dBから−12dBではシンボルの形を円にし、−12dBから−6dBではシンボルの形を三角にし、−6dB以上ではシンボルの形を星形六角形にしている。また、シンボルの形は、この形に限られるものではなく、音声レベルが高くなるにつれて徐々に多角形の角の数を増やす等して複雑な形状に変化するようにしても良い。このようにすると、音声レベルが高すぎるときは、複雑な図形が表示されるので音声レベルが高すぎることを認識しやすくなる。音声シンボルが変形する場合には、音声シンボルの大きさを視認性が悪くならない程度に音声レベルに応じて拡大するようにしても良い。たとえば、矢印の太さや長さを変更するようにしてもかまわない。このようにすることで、多重される映像データの視認性が悪くなる可能性を低減できる。また、ここでは音声レベルに応じて変形するだけではなく変色もするようにしても良い。また、シンボルの色は、この色に限られるものではない。
また、本実施例のビデオカメラにおいて、表示部110が対面撮影用に回転可能なものであれば、表示制御部111は表示部110の回転に応じて、音声シンボルの表示位置を対面撮影用の表示位置に変更するようにしてもよい。具体的には、例えば撮影画像の上下または左右の表示を切り替えると共に、音声シンボルの表示位置の上下または左右の表示位置を切り替える。このようにすることで、対面撮影での各チャンネルの音声レベルの状態を確認でき、多重される映像データの視認性が悪くなる可能性を低減できる。
(他の実施例)
本発明は、実施例では、音声を集音する機能を有する装置として、ビデオカメラについて説明したが、これ以外の装置でも、映像データを表示しつつ、音声を集音し、音声レベルについて表示をする機能を有する装置であれば適用可能である。また、サラウンド音声を再生する例えばDVDプレイヤーやハードディスクレコーダーにも適用可能である。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給されたシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上述のプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システムやオペレーティングシステム)などが処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれ、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このとき、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。
本発明を適用したビデオカメラのブロック図である。 本発明の音声シンボルについて説明するための図である。 本発明を適用したビデオカメラの音声シンボルの表示例を示した図である。 本発明のその他の実施例の音声シンボルについて説明するための図である。
符号の説明
101 制御部
102 操作部
103 制御バス
104 画像/音声バス
105 撮像部
106 映像処理部
107 集音部
108 音声処理部
109 音声解析部
110 表示部
111 表示制御部
112 ハードディスク
113 アクセス部
114 映像再生処理部
115 映像出力端子
116 音声再生処理部
117 音声出力端子

Claims (26)

  1. 映像信号を入力する映像入力手段と、
    複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力手段と、
    前記音声入力手段から出力された前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出手段と、
    前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルにかかわらず、略同一の大きさで音声シンボルを表示することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルが高くなるにつれて、赤色に近づくよう音声シンボルの色を変えることを特徴とする請求項1または2記載の信号処理装置。
  4. 前記映像入力手段は、被写体の光学像を撮影して前記映像信号を得る撮影手段を含み、
    前記音声入力手段は、マイクロフォンと、前記マイクロフォンにより得られた音声信号を前記複数チャンネルの音声信号に変換する処理手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  5. 前記音声入力手段は、記録媒体に記録された音声データを再生し、前記音声データを前記複数チャンネルの音声信号に変換する音声再生手段を含み、
    前記映像入力手段は、前記記録媒体に記録された映像データを再生し、前記映像信号に変換する映像再生手段を含むことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  6. 映像信号を入力する映像入力手段と、
    複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力手段と、
    前記音声入力手段から出力された前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出手段と、
    前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの形を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする信号処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルにかかわらず、略同一の大きさで音声シンボルを表示することを特徴とする請求項6に記載の信号処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えることを特徴とする請求項6または7記載の信号処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記検出手段により検出されたレベルが高くなることに応じて前記音声シンボルの形を、より複雑な形状になるように変えることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  10. 前記映像入力手段は、被写体の光学像を撮影して前記映像信号を得る撮影手段を含み、
    前記音声入力手段は、マイクロフォンと、前記マイクロフォンにより得られた音声信号を前記複数チャンネルの音声信号に変換する処理手段とを含むことを特徴とする請求項6記載の信号処理装置。
  11. 前記音声入力手段は、記録媒体に記録された音声データを再生し、前記音声データを前記複数チャンネルの音声信号に変換する音声再生手段を含み、
    前記映像入力手段は、前記記録媒体に記録された映像データを再生し、前記映像信号に変換する映像再生手段を含むことを特徴とする特徴とする請求項6記載の信号処理装置。
  12. 映像信号を入力する映像入力ステップと、
    複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力ステップと、
    前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出ステップと、
    前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御ステップとを備え、
    前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする信号処理方法。
  13. 前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルにかかわらず、略同一の大きさで音声シンボルを表示することを特徴とする請求項12に記載の信号処理方法。
  14. 前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルが高くなるにつれて、赤色に近づくよう音声シンボルの色を変えることを特徴とする請求項12または13記載の信号処理方法。
  15. 前記映像入力ステップは、被写体の光学像を撮影して前記映像信号を得る撮影ステップを含み、
    前記音声入力ステップは、マイクロフォンにより得られた音声信号を前記複数チャンネルの音声信号に変換する処理ステップとを含むことを特徴とする請求項12記載の信号処理方法。
  16. 前記音声入力ステップは、記録媒体に記録された音声データを再生し、前記音声データを前記複数チャンネルの音声信号に変換する音声再生ステップを含み、
    前記映像入力ステップは、前記記録媒体に記録された映像データを再生し、前記映像信号に変換する映像再生ステップを含むことを特徴とする請求項12記載の信号処理方法。
  17. 映像信号を入力する映像入力ステップと、
    複数チャンネルの音声信号を入力する音声入力ステップと、
    前記複数チャンネルの音声信号のレベルを検出する検出ステップと、
    前記複数チャンネルごとに音声シンボルを生成し、前記映像信号と多重して表示手段に表示する表示制御ステップとを備え、
    前記表示制御ステップは、前記検出ステップで検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの形を変えると共に、前記複数チャンネルの音声シンボルを各チャンネルに対応した位置に表示することを特徴とする信号処理方法。
  18. 前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルにかかわらず、略同一の大きさで音声シンボルを表示することを特徴とする請求項17に記載の信号処理方法。
  19. 前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルに応じて前記音声シンボルの色を変えることを特徴とする請求項17または18記載の信号処理方法。
  20. 前記表示制御ステップは、前記検出されたレベルが高くなることに応じて前記音声シンボルの形を、より複雑な形状になるように変えることを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の信号処理方法。
  21. 前記映像入力ステップは、被写体の光学像を撮影して前記映像信号を得る撮影ステップを含み、
    前記音声入力ステップは、マイクロフォンにより得られた音声信号を前記複数チャンネルの音声信号に変換する処理ステップとを含むことを特徴とする請求項17記載の信号処理方法。
  22. 前記音声入力ステップは、記録媒体に記録された音声データを再生し、前記音声データを前記複数チャンネルの音声信号に変換する音声再生ステップを含み、
    前記映像入力ステップは、前記記録媒体に記録された映像データを再生し、前記映像信号に変換する映像再生ステップを含むことを特徴とする特徴とする請求項17記載の信号処理方法。
  23. 請求項12から16のいずれかに記載の信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とするプログラム。
  24. 請求項17から22のいずれかに記載の信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とするプログラム。
  25. 請求項23に記載のプログラムを記憶した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  26. 請求項24に記載のプログラムを記憶した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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