JP5409109B2 - エレベータ用非常停止装置 - Google Patents
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Description
図1にエレベータの構成図を示す。昇降路1内には巻上機2の綱車2aに巻き掛けられた主策3の両端に昇降体であるかご4と釣り合いオモリ5が取付けられており、巻上機2を駆動し綱車2aを回転させることによりかご4はガイドレール6に沿って上下に昇降する。かご4の下部には非常時にガイドレール6を掴んで制動するこの発明のエレベータ用非常停止装置7が設けられている。また、昇降路1の上部にはガイドレール6に組み付けた取付台8の上に調速機9が取付けられており、昇降路1の下部には張り車10が取付けられ、調速機9と張り車10との間には調速機ロープ11が巻きかけられている。調速機ロープはリンク機構12を介して非常停止装置7に連結されている。調速機9にはかごの速度が異常に増速した場合に調速機ロープ11の循環を停止するため、ロープ掴み装置13が組み付いている。
図7に示すエレベータ用非常停止装置7においては、第1制動子17も第2制動子18も共に駆動装置28に連結されていて、制動信号に応じて同様に回転駆動されるように構成されている。すなわち、第1制動子17は、ガイド15上を案内されて弾性要素37によってガイドレール6に向かって偏倚された専用のフレーム16上に回転軸21によって枢支されており、第2制動子18は第1制動子17と同じ構成でガイドレール6を挟んで対象配置されている。第1制動子17も第2制動子18も共にそれぞれ専用のフレーム16上に支持されている。
図8に示すエレベータ用非常停止装置7においては、対をなす第1制動子17および第2制動子18のうちの第2制動子18が、均質の制動面33を持つものである。すなわち、第2制動子18は、フレーム16上で弾性要素37によってガイドレール6に離接する方向に弾性的に移動できるように支持されているが、単一のブロック状の部材で、制動面33は平坦で摩擦係数も一様であり、ガイドレール6の延長方向に回動できるように支持されてはいない。その他の構成は図1〜4に示すものと同様である。
図9に示すエレベータ用非常停止装置7においては、第1制動子17が、駆動要素41によって駆動されるフレーム16を介してガイドレール6に近づけられて接触させられ、ガイドレール6と非常停止装置7との相対移動によって開放位置から制動位置に回転駆動されるように構成されている。第2制動子18は図2に示すものと同じでよい。
Claims (11)
- ガイドレールに案内される昇降体に装着され、弾性要素による押圧力により一対の制動子の制動面によって上記ガイドレールを挟圧して上記昇降体を制動するエレベータ用非常停止装置において、
上記一対の制動子のうちの第1制動子が、その制動面が上記ガイドレールから離間した開放位置と、上記制動面が上記ガイドレールに押圧されて制動する制動位置との間で回動可能であって、第1制動面と上記第1制動面よりも摩擦係数が小さい第2制動面とを有し、
上記第1制動子は、上記制動位置において、制動力が所定の閾値以下のときには主として上記第1制動面による制動が行われる第1制動位置になり、制動力が所定の閾値を超えたときには、上記第1制動位置からさらに回動して、主として上記第2制動面による制動が行われる第2制動位置になることを特徴とするエレベータ用非常停止装置。 - 上記一対の制動子のうちの第2制動子が、上記第1制動子の作動に応じて、その制動面が上記ガイドレールから離間した開放位置と、上記第2制動子の上記制動面が上記ガイドレールに押圧されて制動する制動位置との間で移動可能であって、第1制動面と上記第1制動面よりも摩擦係数が小さい第2制動面とを有し、
上記第2制動子は、上記制動位置において、制動力が所定の閾値以下のときには主として上記第1制動面による制動が行われる第1制動位置になり、制動力が所定の閾値を超えたときには、上記第1制動位置から回動して、主として上記第2制動面による制動が行われる第2制動位置になることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用非常停止装置。 - 上記第2制動子が、上記開放位置と上記制動位置との間で回転可能であって、上記制動位置において、制動力が所定の閾値を超えたときには、上記第1制動位置からさらに回動して、上記第2制動位置になることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記一対の制動子のうちの第2制動子が、均質の制動面を持つものであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記第2制動面は、上記第1制動面が上記ガイドレールに面当りしている状態では、上記ガイドレールに接触しないように、上記第1制動面に対して所定の角度、上記ガイドレールから離れる向きに傾いて配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記第1制動面は上記ガイドレールよりも硬度が高く耐熱性に優れた表面であり、上記第2制動面は上記ガイドレールよりも硬度が低く摩擦特性が安定している表面であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記第1制動面は耐熱鋼あるいは工具鋼の表面であり、上記第2制動面は銅系合金の表面であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記一対の制動子は、上記ガイドレールを挟んで両側に対向配置され、上記第1制動子の上記第1制動面と上記ガイドレールとの間に作用する制動力に対する上記所定の閾値と、上記第2制動子の上記第1制動面と上記ガイドレールとの間に作用する制動力に対する上記所定の閾値との間に大きさの差を設けたことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記ガイドレールの延長方向に対して直角な方向に移動可能で上記一対の制動子を支持するフレームと、上記第1制動子が上記ガイドレールに接触する方向に、上記フレームを偏倚する弾性要素と、上記第1制動子を上記開放位置と上記制動位置との間で駆動する駆動装置とを備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記第1制動子は、上記ガイドレールの延長方向および上記フレームの移動方向に直角な第1の軸回りに回動可能に支持されており、上記駆動装置によって回動されて上記開放位置から上記制動位置に駆動されることを特徴とする請求項9に記載のエレベータ用非常停止装置。
- 上記第1制動子は、駆動要素によって駆動される上記フレームを介して上記ガイドレールに接触させられ、上記ガイドレールと上記エレベータ用非常停止装置との相互移動によって上記開放位置から上記制動位置に回転駆動されることを特徴とする請求項9に記載のエレベータ用非常停止装置。
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