JP5405846B2 - 電子棚札端末、電子棚札システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子棚札端末、電子棚札システム及び表示方法に関する。
現在、商品名や商品価格の変更のための棚札の付け替えの労力を軽減する等を目的として、商品の名称や価格等を表示する電子棚札端末が、スーパーマーケットなどの販売店で利用されている。特許文献1には、電子棚札端末を管理するための電子棚札システムに関する技術が開示されている。従来の電子棚札システムでは、電子棚札端末を管理する管理サーバと電子棚札端末の間の通信を中継する複数台の中継機を店舗内に設置し、棚に配置された商品に合わせて各電子棚札端末を棚に設置する。
特開平10−301494号公報
ところで、中継機と電子棚札端末は無線通信を行うため、信頼性の面からも、電子棚札端末は複数台の中継機と通信可能な場所に設置することが求められている。しかしながら、従来では、電子棚札端末を設置する担当者が、電波状況を確認可能な専用装置を携帯し、電子棚札端末の設置場所における電波状況を確認しながら電子棚札端末を設置するため、担当者は専用装置を携帯して操作しなければならず、電子棚札端末の設置に手間が掛かる、という問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電波状況の良い設置場所を容易に確認することができる電子棚札端末、電子棚札システム及び表示方法を提供することにある。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明は、管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する電子棚札端末であって、複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする電子棚札端末である。
この発明によれば、電子棚札端末が、参加可能な中継機の情報を表示しているため、電子棚札端末を設置する担当者は、専用装置などを用いることなく電波状況の良い設置場所を容易に確認することができる。つまり、担当者は電子棚札端末を設置する際に、電子棚札端末のみを携帯すればよく、専用装置など他の装置を携帯する必要がない。
(2)また、本発明は、上記の電子棚札端末おいて、前記中継機に、該中継機を介した前記管理サーバとの通信に自装置を参加させることを要求する端末参加要求を送信する端末参加要求送信部と、前記中継機から前記端末参加要求の応答である端末参加応答を受信する端末参加応答受信部と、前記端末参加応答受信部が受信した前記端末参加応答に基づいて参加可能な中継機を判定する判定部と、を備え、前記表示部は、前記判定部が判定した前記参加可能な中継機の情報を表示することを特徴とする。
この発明によれば、電子棚札端末は、中継機に送信した端末参加要求に対する端末参加応答に基づいて参加可能な中継機を判定し、参加可能な中継機の情報を表示しているため、例えば管理サーバとの通信を中継する中継機以外の中継局や基地局などから電波を受信した場合であっても、それらを参加可能な中継機として表示することがない。これにより、より精度良く端末と通信可能な中継機の情報を表示することができる。
(3)また、本発明は、上記の電子棚札端末おいて、前記判定部が判定した前記参加可能な中継機の数を算出する算出部を備え、前記表示部は、前記算出部が算出した前記参加可能な中継機の数を表示することを特徴とする。
この発明によれば、電子棚札端末は、参加可能な中継機の数を表示するため、担当者は所定台数(例えば2台)以上の中継機と通信可能な設置場所を容易に確認することができる。
(4)また、本発明は、上記の電子棚札端末おいて、前記受信部は、前記複数の中継機から前記中継機の識別情報を受信し、前記表示部は、前記受信部が受信した前記識別情報を表示することを特徴とする。
この発明によれば、電子棚札端末は通信可能な中継機の識別情報を表示するため、担当者は電子棚札端末がどの中継機と通信可能であるかを把握することができる。
(5)また、本発明は、上記の電子棚札端末おいて、前記受信部が所定時間以上前記中継機から電波を受信しなかった場合に、前記電波を受信するチャネルを切り替える切替部を備えることを特徴とする。
この発明によれば、電子棚札端末が、電波を受信するチャネルを切り替えているため、予め電子棚札端末のチャネルを固定する必要がない。これにより、例えば特定のチャネルが使用できなくなった場合であっても、電子棚札端末は、チャネルを再設定することなく中継機と通信を行うことができる。
(6)また、本発明は、上記の電子棚札端末おいて、前記電波を受信するチャネルのリストを記憶する記憶部を備え、前記切替部は、前記記憶部に記憶されたリストを参照して前記電波を受信するチャネルを切り替えることを特徴とする。
一般的に、全てのチャネルに対して電波を受信する処理を行うと数分程度時間が掛かり、中継機の情報を表示するまでに長時間を要すが、この発明によれば、電子棚札端末は、リストを用いて中継機検索を行うチャネルを切り替えているため、全てのチャネルを検索することを回避して比較的短時間で中継機の情報を表示することができる。
(7)また、本発明は、管理サーバと、該管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する複数の電子棚札端末とを具備する電子棚札システムであって、前記電子棚札端末は、複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする電子棚札システムである。
(8)また、本発明は、管理サーバと、該管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する複数の電子棚札端末とを具備する電子棚札システムにおける表示方法であって、前記電子棚札端末が、複数の前記中継機から電波を受信するステップと、前記電子棚札端末が、前記受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示するステップと、を有することを特徴とする表示方法である。
本発明によれば、電子棚札端末が、参加可能な中継機の情報を表示しているため、電子棚札端末を設置する担当者は、専用装置などを用いることなく電波状況の良い設置場所を容易に確認することができる。
第1の実施形態による電子棚札システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態による電子棚札端末、中継機及び管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態による電子棚札端末の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態による中継機と電子棚札端末との間におけるデータ送受信処理の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態による電子棚札端末が備える記憶媒体が記憶するサーチチャネルテーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態による電子棚札端末が備えるリスト生成部が生成する参加可能中継機リストのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態による参加可能中継機表示処理の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態による電子棚札端末における参加可能中継機表示処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態による電子棚札端末が備える表示部が表示する中継機の情報の表示例である。 第2の実施形態による参加可能中継機表示処理の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態による電子棚札端末における参加可能中継機表示処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について詳しく説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態による電子棚札システムの構成を示すブロック図である。
この図に示すとおり、電子棚札システムは、スーパーマーケットなどの店舗に導入され、複数台の電子棚札端末1と、複数台の中継機2と、管理サーバ3とを含んで構成される。中継機2と管理サーバ3は、例えばLAN(Local Area Network)などの無線もしくは有線の通信ネットワークで接続されている。また、各中継機2と電子棚札端末1は、例えばIEEE802.15.4に準拠したWPAN(Wireless Personal Area Network)などにより無線接続を行う。
電子棚札端末1は、管理サーバ3から中継機2を介して受信した表示情報(商品の名称や価格等)を表示する端末であり、対応する商品に合わせて棚に設置される。中継機2は、管理サーバ3と電子棚札端末1間の通信を中継する中継局であり、店舗内に設置される。管理サーバ3は、電子棚札システムを管理するサーバ装置であり、中継機2経由で電子棚札端末1に表示情報を送信する。
本実施形態では、隣接する複数の店舗(例えば店舗Aと店舗B)に電子棚札システムを導入した場合を考慮して、設置する店舗に応じて電子棚札端末1と中継機2をグループに分ける(例えば店舗Aに設置するものはグループ番号1とし、店舗Bに設置するものはグループ番号2とする)。そして、グループ毎に異なるチャネル(周波数)を用いて電子棚札端末1と中継機2間の無線通信を行う。これにより、例えば店舗Aに設置された中継機2から送信されたデータを店舗Bに設置された電子棚札端末1が受信することを防ぐ。
以下、説明の便宜を図るため、3台の中継機2のそれぞれに対しaからcの符号を割り当て、中継機2a、2b、2cと記す。なお、各中継機2a〜2cに共通する事項については、a〜cの符号を省略し、単に「中継機2」又は「各中継機2」と記す。また、電子棚札端末1を二つの群に分け、中継機2aと通信している電子棚札端末1にa、中継機2bと通信している電子棚札端末1にbの符号を割り当て、電子棚札端末1a、1bと記す。なお、各電子棚札端末1a及び1bに共通する事項については、a,bの符号を省略し、単に「電子棚札端末1」又は「各電子棚札端末1」と記す。
図2は、本実施形態による電子棚札端末1、中継機2及び管理サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。
この図に示すとおり、電子棚札端末1は、CPU11と、RAM12と、記憶媒体13と、クロック14と、表示部15と、無線通信部16と、モードスイッチ17と、バッテリ18とを含んで構成される。CPU11と、RAM12と、記憶媒体13と、クロック14と、表示部15と、無線通信部16と、モードスイッチ17とはバスを介して接続されており、相互に通信可能になっている。
CPU(Central Processing Unit)11は、中央処理装置であり、記憶媒体13に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、電子棚札端末1の動作を制御する。記憶媒体13は、半導体メモリであり、CPU11が実行するプログラムや電子棚札端末1を識別するための端末ID等を記憶している。RAM(Random Access Memory)12は、随時読み出し書き込みメモリであり、後述する参加可能中継機リストなどを記憶する。クロック14は、計時し、時刻のデータをCPU11に提供する。表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)及びLED(Light Emitting Diode)から構成され、管理サーバ3との通信に電子棚札端末1が参加可能な中継機2の情報及び表示情報(商品の名称や価格等)を表示する。ここで、参加可能な中継機2とは、電子棚札端末1と無線通信可能であって、電子棚札端末1が属するグループの中継機2である。無線通信可能な中継機2とは、電子棚札端末1が受信した中継機2からの電波の電波強度が予め定めた値以上の中継機2である。また、参加可能な中継機2の情報とは、例えば参加可能な中継機2の数や識別情報、電波強度などである。無線通信部16は、中継機2との間で無線通信を行う。モードスイッチ17は、参加可能な中継機2の検索を開始するためのスイッチである。バッテリ18は、電子棚札端末1の各部を動作させるための電力を供給する。
また、中継機2は、CPU21と、RAM22と、記憶媒体23と、クロック24と、LAN接続I/F(インターフェイス)25と、無線通信部26とを含んで構成される。CPU21と、RAM22と、記憶媒体23と、クロック24と、LAN接続I/F25と、無線通信部26とはバスを介して接続されており、相互に通信可能になっている。CPU21は、中央処理装置であり、記憶媒体23に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、中継機2の動作を制御する。記憶媒体23は、半導体メモリであり、CPU21が実行するプログラムや中継機2を識別するための中継機ID(識別情報)等を記憶している。RAM22は、随時読み出し書き込みメモリである。クロック24は、計時し、時刻のデータをCPU21に提供する。LAN接続I/F25は、LANを介して管理サーバ3と通信を行う。無線通信部26は、電子棚札端末1との間で無線通信を行う。
また、管理サーバ3は、CPU31と、RAM32と、記憶媒体33と、クロック34と、表示部35と、操作部36と、LAN接続I/F37とを含んで構成される。CPU31と、RAM32と、記憶媒体33と、クロック34と、表示部35と、操作部36と、LAN接続I/F37とはバスを介して接続されており、相互に通信可能になっている。CPU31は、中央処理装置であり、記憶媒体33に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、管理サーバ3の動作を制御する。記憶媒体33は、半導体メモリであり、CPU31が実行するプログラムやグループデータベース等を記憶している。グループデータベースは、各グループに属する電子棚札端末1及び中継機2のリストである。RAM32は、随時読み出し書き込みメモリである。クロック34は、計時し、時刻のデータをCPU31に提供する。表示部35は、例えば液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどの表示装置である。操作部36は、例えばキーボードやマウスなどの入力装置である。LAN接続I/F37は、LANを介して中継機2と通信を行う。
図3は、本実施形態による電子棚札端末1の機能構成を示すブロック図である。
この図に示すとおり、電子棚札端末1は、チャネル設定部101と、同期信号受信部102と、リスト生成部103と、中継機選択部104と、端末参加要求送信部105と、端末参加応答受信部106と、参加可能中継機判定部107と、リスト出力部108とを含んで構成される。
チャネル設定部101(切替部)は、無線通信部16が無線通信を行うチャネルを設定する。また、チャネル設定部101は、同期信号受信部102が所定時間以上中継機2から同期信号を受信しなかった場合に、後述するサーチチャネルリスト(図5)を参照して、同期信号を受信するチャネルを切り替える。
同期信号受信部102(受信部)は、無線通信部16を介して複数の中継機2から同期信号(電波)を受信する。同期信号は、中継機2と電子棚札端末1の同期を行うための信号であり、中継機IDを含む信号である。
リスト生成部103は、同期信号受信部102が受信した同期信号を送信した中継機2のリストを生成する。
中継機選択部104は、同期信号の電波強度が予め定めた値以上の中継機2をリスト生成部103が生成したリストから選択する。
端末参加要求送信部105は、中継機選択部104が選択した中継機2に端末参加要求データを無線通信部16から送信する。端末参加要求データは、中継機2を介した管理サーバ3との通信に自装置を参加させることを要求するデータであり、端末IDを含む。
端末参加応答受信部106は、端末参加要求送信部105が送信した端末参加要求データに対する応答である端末参加応答データを無線通信部16から受信する。
参加可能中継機判定部107(判定部)は、端末参加要求送信部105が端末参加応答データを受信したか否かに基づいて、参加可能な中継機2を判定する。
リスト出力部108は、参加可能中継機判定部107が判定した参加可能な中継機2の情報を表示部15に表示する。このとき、リスト出力部108(算出部)は、中継機IDに基づいて、参加可能な中継機2の数を算出して、算出した中継機2の数を示す情報を、表示部15に表示する(図9参照)。
図4は、本実施形態による中継機2と電子棚札端末1との間におけるデータ送受信処理の動作を示すシーケンス図である。
この図において横軸は時間である。図4に示すように、所定の時間である基本区間t(例えば30秒)は、同期区間t1(例えば3秒)と、データ区間t2と、競争区間t3の3つの区間から構成されている。ここで、t=t1+t2+t3である。同期区間は、中継機2から電子棚札端末1に同期信号を送信する区間である。中継機2は、同期区間において同期信号をブロードキャストで送信する。電子棚札端末1は同期信号を受信することにより中継機2と同期を行うことができる。データ区間は、中継機2から電子棚札端末1に制御信号及びアプリケーションデータを送信する区間である。アプリケーションデータは、管理サーバ3から各電子棚札端末1宛に送信されるデータであって、例えば表示情報や端末参加応答データなどである。また、制御信号は、アプリケーションデータがどの電子棚札端末1宛かを示す信号であり、端末IDを表す信号である。中継機2は、データ区間において、まず制御信号を送信し、次にアプリケーションデータを送信する。電子棚札端末1は、受信した制御信号に基づいて、中継機2から次に送信されるアプリケーションデータが自分宛か否かを判定する。競争区間は、電子棚札端末1から中継機2に例えば端末参加要求データなどの端末データを送信する区間である。中継機2は、競争区間中はデータを送信せずに電子棚札端末1からの端末データを受信する。電子棚札端末1は、競争区間において端末データを中継機2に送信する。
図5は、本実施形態による電子棚札端末1が備える記憶媒体13(記憶部)が記憶するサーチチャネルテーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。サーチチャネルテーブルは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、グループ番号と、サーチチャネルリストの各項目の列を有している。なお、サーチチャネルテーブルに格納されているデータは、予め設定されて記憶媒体13に記憶されている。グループ番号は、グループを識別する番号である。サーチチャネルリストは、各グループにおいて、電子棚札端末1と中継機2が無線通信を行うチャネルのリストである。図に示す例では、グループ番号1では、電子棚札端末1は、11、15、19、23の番号のチャネルを順に検索し、中継機2が検索された番号のチャネルにて無線通信を行う。また、グループ番号2では、電子棚札端末1は、12、16、20、24の番号のチャネルを順に検索し、中継機2が検索された番号のチャネルにて無線通信を行う。また、グループ番号3では、電子棚札端末1は、13、17、21、25の番号のチャネルを順に検索し、中継機2が検索された番号のチャネルにて無線通信を行う。また、グループ番号4では、電子棚札端末1は、14、18、22、26の番号のチャネルを順に検索し、中継機2が検索された番号のチャネルにて無線通信を行う。なお、各電子棚札端末1には、グループ番号が予め設定されている。
図6は、本実施形態による電子棚札端末1が備えるリスト生成部103が生成する参加可能中継機リストのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。図示するように、参加可能中継機リストは、行と列からなる2次元の表形式のデータであり、中継機IDと、電波強度と、参加可否の各項目の列を有している。中継機IDは、同期区間で受信した同期信号に含まれる中継機IDである。電波強度は、当該同期信号の電波強度を想定する範囲の最高値を100とし、最低値を0とする相対的な値である。同期信号受信部102が受信した同期信号の電波強度を測定し、リスト生成部103が測定された電波強度を電波強度欄に書き込む。参加可否は、参加可能な中継機であるか否かを示し、「○」は参加可能な中継機であることを表し、「×」は参加不可能な中継機であることを表す。参加可能中継機判定部107が、参加可能な中継機であるか否かを判定し、その結果を参加可否欄に書き込む。図に示す例では、中継機ID「001」の電波強度は「100」であり、参加可否は「○」である。また、中継機ID「002」の電波強度は「80」であり、参加可否は「○」である。また、中継機ID「003」の電波強度は「70」であり、参加可否は「×」である。
次に、図7及び図8を参照して、電子棚札端末1による参加可能中継機表示処理について説明する。図7は、本実施形態による参加可能中継機表示処理の動作を示すシーケンス図である。なお、中継機2が無線通信を行うチャネルは予め設定されており、この図に示す例では、中継機2a及び2cは、15チャネルにて無線通信を行う。
中継機2は、同期区間中の特定のタイミングで同期信号をブロードキャスト送信する(ステップS100)。つまり、中継機2は、基本区間t秒毎に同期信号を送信する。また、中継機2は、干渉を防ぐために、中継機2各々で送信するタイミングが異なった同期信号を送信する。電子棚札端末1aは、モードスイッチ17がONになると、まず、サーチチャネルテーブルから自身のグループ(本例ではグループ番号1)に対応するサーチチャネルリストを取得する。そして、電子棚札端末1aは、取得したサーチチャネルリストに格納されている先頭のチャネル(図に示す例では11チャネル)にて中継機検索を開始する(ステップS101)。中継機検索とは、無線通信にて同期信号を受信する処理である。中継機2と電子棚札端末1aは異なるチャネルで無線通信を行っているため、電子棚札端末1aは、中継機2a及び2cが送信する同期信号を受信できない。電子棚札端末1aは、中継機検索開始から基本区間tと同じ時間t4が経過しても同期信号を受信できなかった場合に、中継機検索のチャネルを切り替える(ステップS102)。具体的には、電子棚札端末1aは、現在中継機検索しているチャネルの次のチャネル(図に示す例では15チャネル)をサーチチャネルリストから取得し、取得したチャネルにて中継機検索を行う。なお、本実施形態では、中継機検索開始から基本区間tと同じ時間t4が経過した後にチャネルを切り替えているが、時間t4は基本区間tと異なる時間でもよく、基本区間tを繰り返すことで、1グループ内の全てのチャネルを順に中継機検索できるような時間であればよい。中継機2a及び2cは、15チャネルで動作しているため、電子棚札端末1aは、中継機2a及び2cから送信された同期信号を順に受信する(ステップS103)。電子棚札端末1aは、同期信号を受信すると、中継機検索を完了する(ステップS104)。このとき、電子棚札端末1aのリスト生成部103は、参加可能中継機リストに、受信した同期信号に含まれる中継機IDと電波強度を格納する。
そして、電子棚札端末1aは、受信した同期信号の電波強度が最も高い中継機2(図に示す例では中継機2c)に対して端末参加要求データを競争区間において送信する(ステップS105)。中継機2cは、受信した端末参加要求データを管理サーバ3に転送する(ステップS106)。管理サーバ3は、端末参加要求データを受信すると、電子棚札端末1aが参加可能であるか否かを判定する。具体的には、管理サーバ3は、グループデータベースを参照し、中継機2cと電子棚札端末1aが同じグループである場合に、電子棚札端末1aが参加可能であると判定する。一方、電子棚札端末1aがグループデータベースに登録されていない場合或いは中継機2cと電子棚札端末1aが異なるグループである場合には、管理サーバ3は、電子棚札端末1aが参加不可能であると判定する。そして、管理サーバ3は、電子棚札端末1aが参加可能である場合に、端末参加応答データを中継機2cに送信する(ステップS107)。一方、管理サーバ3は、電子棚札端末1aが参加不可能である場合には、端末参加応答データを送信しない。中継機2cは、データ区間において、受信した端末参加応答データを電子棚札端末1aに転送する(ステップS108)。電子棚札端末1aは、端末参加応答データを受信すると、参加可能中継機リストの中継機2a及び2cに対応する参加可否欄を「○」に更新する。そして、電子棚札端末1aは、参加可能中継機リストの参加可否欄が「○」である中継機2の情報を表示部15に表示する(ステップS109)。
なお、本実施形態では、管理サーバ3は、電子棚札端末1が参加不可能である場合には端末参加応答データを返信しないが、例えば参加できない旨を通知する端末参加否定応答データを電子棚札端末1に送信してもよい。
図8は、本実施形態による電子棚札端末1における参加可能中継機表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS201では、チャネル設定部101が、中継機検索を行うチャネルを設定する。具体的には、チャネル設定部101は、サーチチャネルテーブルから自身のグループに対応するサーチチャネルリストを取得し、取得したサーチチャネルリストにおいて先頭のチャネルを無線通信部16に通知する。無線通信部16は、通知されたチャネルにて無線通信を行う。
次に、ステップS202では、同期信号受信部102が、中継機2から同期信号を受信する処理(中継機検索)を時間t4が経過するまで行う。
次に、ステップS203では、同期信号受信部102は、ステップS202において中継機2から同期信号を受信したか否かを判定する。同期信号を受信した場合には、ステップS205へ進む。一方、同期信号を受信していない場合には、ステップS204へ進む。
ステップS204では、チャネル設定部101が、中継機検索を行うチャネルを切り替える。具体的には、現在中継機検索を行っているチャネルの次のチャネルをサーチチャネルリストから取得し、取得したチャネルを無線通信部16に通知する。無線通信部16は、通知されたチャネルにて無線通信を行う。なお、チャネル設定部101は、サーチチャネルリストに次のチャネルがない場合には、サーチチャネルリストの先頭のチャネルを設定する。
一方、ステップS205では、同期信号受信部102が中継機検索を完了する。この時、リスト生成部103が、受信した同期信号に含まれる中継機IDと電波強度を参加可能中継機リストに格納する。
次に、ステップS206では、中継機選択部104が、参加可能中継機リストの電波強度を確認し、最も電波強度が高い中継機2を選択する。
次に、ステップS207では、端末参加要求送信部105が、ステップS106で選択した中継機2に端末参加要求データを送信する。
次に、ステップS208では、端末参加応答受信部106が、送信した端末参加要求データに対する端末参加応答データを受信したか否かを判定する。端末参加応答データを受信した場合には、ステップS209へ進む。一方、端末参加応答データを受信していない場合には、ステップS210へ進む。
ステップS209では、参加可能中継機判定部107が、端末参加に成功したと判定して、ステップS206で選択した中継機2と同じチャネルで無線通信を行う中継機2を参加可能な中継機2と判定する。そして、参加可能中継機判定部107は、参加可能と判定した中継機2に対応する参加可能中継機リストの参加可否欄を「○」に更新する。
一方、ステップS210では、参加可能中継機判定部107が、端末参加に失敗したと判定して、ステップS206で選択した中継機2と同じチャネルで無線通信を行う中継機2を参加不可能な中継機2と判定する。そして、参加可能中継機判定部107は、参加不可能と判定した中継機2に対応する参加可能中継機リストの参加可否欄を「×」に更新する。
次に、ステップS211では、リスト出力部108が、参加可能中継機リストの参加可否欄が「○」である中継機2の情報を表示部15に表示する。
なお、中継機検索を開始してから所定時間以上経過しても(或いは所定回数以上チャネル切替を行っても)同期信号を受信できなかった場合には、参加可能中継機判定部107は、参加可能な中継機2がないと判定する。この場合、リスト出力部108は、表示部15に参加可能な中継機2がない旨を表示する。
また、本実施形態では、電子棚札端末1は、端末参加応答データがあった中継機2と同じチャネルで無線通信を行う中継機2を参加可能な中継機2と判定しているが、例えば端末参加応答データに中継機IDを含め、端末参加応答データに含まれる中継機IDに対応する中継機2を参加可能な中継機2と判定してもよい。
図9は、本実施形態による電子棚札端末1が備える表示部15が表示する中継機2の情報の表示例である。
図9(a)は、中継機2の情報の表示例である。リスト出力部108は、参加可能リストの参加可能欄が「○」である中継機2の数を算出して、表示部15に中継機2の情報800を表示する。表示部15が備えるLCD151に表示される中継機2の情報800において、縦棒801は、その個数で参加可能な中継機2の数を表す。図に示す例では、参加可能な中継機2は4台である。また、参加可能な中継機2がない(0台)の場合には、表示部15のLCD151に「NG」等の表示を行う。
図9(b)は、中継機2の情報の他の表示例である。リスト出力部108は、表示部15が備える赤、橙、緑の三色LED152を点灯することにより、参加可能な中継機2の数を示す。例えば、LED152は、参加可能な中継機2が2台以上であれば緑、1台であれば橙、0台であれば赤を点灯する。
なお、本実施形態では、リスト出力部108は、参加可能な中継機2の個数を表示しているが、例えば各中継機2の中継機IDや電波強度などを表示部15に表示してもよい。
このように表示することで、電子棚札端末1を設置する担当者に、電子棚札端末1の適切な設置位置を示唆し、設置を促すことができる。
なお、本実施形態では、電子棚札端末1が図8中のステップS209で端末参加に成功した後、中継機2の情報を表示するようにしたが、ステップS205の後にも、S205で中継機IDと電波強度を参加可能中継機リストに格納した中継機2(つまり、無線通信可能な中継機2)に関する情報を表示するようにしてもよい。このようにすることで、担当者は、参加可能か否かに拘らなければ、電子棚札端末1の現在位置における電波状況をさらに短時間で確認することができる。よって、電子棚札端末1の設置位置の微調整などを、電波状況を確認しながら行うことも可能になる。
このように、本実施形態によれば、電子棚札端末1が中継機検索を行い、参加可能な中継機2の情報を表示しているため、電子棚札端末1を設置する担当者は、専用装置などを用いることなく電波状況の良い設置場所を容易に確認することができる。つまり、担当者は電子棚札端末1を設置する際に、電子棚札端末1のみを携帯すればよく、専用装置など他の装置を携帯する必要がない。また、モードスイッチ17を押下すると電子棚札端末1に参加可能な中継機2の情報が表示されるので、担当者は簡単な操作で現在電子棚札端末1が参加可能な中継機2の情報を把握することができる。また、いずれの中継機2からも電波が届かない店舗内のエリアを、専用装置等を用いることなく容易に把握することができるため、店舗内の全てのエリアに電波が届くよう適切な場所に中継機2を再設置することができる。
また、電子棚札端末1は、端末参加要求データを用いて参加可能な中継機2を判定しているため、例えば電子棚札システムの中継機2以外の中継局や基地局などから電波を受信した場合であっても、それらを参加可能な中継機2と判定することがない。
また、電子棚札端末1は、中継機検索を行うチャネルを切り替えているため、予め電子棚札端末1のチャネルを固定する必要がない。これにより、例えば特定のチャネルが使用できなくなった場合であっても、電子棚札端末1は、チャネルを再設定することなく中継機2と無線通信を行うことができる。
また、全てのチャネルに対して中継機検索を行うと、一般的に数分程度時間が掛かり、参加可能な中継機2の情報を表示するまでに長時間を要すが、本実施形態では、電子棚札端末1は、サーチチャネルリストを用いて中継機検索を行うチャネルを切り替えているため、全てのチャネルを検索することを回避して比較的短時間で参加可能な中継機2の情報を表示することができる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態による電子棚札システムについて説明する。
第1の実施形態では中継機検索を行うチャネルを切り替えているが、本実施形態では、電子棚札端末1は1つのチャネルにて中継機検索を行う。また、本実施形態では、チャネルが固定され、電子棚札端末1が属するグループが予め決められていることと同等なので、電子棚札端末1は参加要求を送信しない。この場合、電子棚札端末1は、無線通信可能な中継機2を参加可能な中継機2として、参加可能な中継機2の情報を表示する。
図10は、本実施形態による参加可能中継機表示処理の動作を示すシーケンス図である。本実施形態では、中継機2a、2c及び電子棚札端末1aは、同一のチャネルにて無線通信を行う。
中継機2は、同期区間中の特定のタイミングで同期信号をブロードキャスト送信する(ステップS300)。つまり、中継機2は、基本区間t秒毎に同期信号を送信する。また、中継機2は、干渉を防ぐために、中継機2各々で送信するタイミングが異なった同期信号を送信する。電子棚札端末1aは、モードスイッチ17がONになると、中継機検索を開始する(ステップS301)。中継機2と電子棚札端末1aは同一のチャネルで無線通信を行うため、電子棚札端末1aは、中継機2a及び2cから送信された同期信号を受信する(ステップS302)。そして、電子棚札端末1aは、中継機検索を開始してから所定時間t’秒経過後に、受信した同期信号の送信元である中継機2a及び2bを参加可能な中継機2とし、参加可能な中継機2の情報を表示部15に表示する(ステップS303)。
図11は、本実施形態による電子棚札端末1における参加可能中継機表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS401では、チャネル設定部101が、中継機検索を行うチャネル(ビーコンチャネル)を設定する。具体的には、チャネル設定部101は、予め設定されたチャネルを無線通信部16に通知する。無線通信部16は、通知されたチャネルにて無線通信を行う。
次に、ステップS402では、同期信号受信部102が、中継機2から同期信号を受信する処理(中継機検索)を所定時間(t’秒)行う。
次に、ステップS403では、同期信号受信部102が、ステップS402において中継機2から同期信号を受信したか否かを判定する。同期信号を受信した場合には、ステップS404へ進む。一方、同期信号を受信していない場合には、ステップS402へ戻る。
次に、ステップS404では、同期信号受信部102は中継機検索を完了する。この時、リスト生成部103が、受信した同期信号に含まれる中継機IDと電波強度を参加可能中継機リストに格納する。また、参加可能中継機判定部107は、参加可能リストに格納されている中継機2を参加可能な中継機2とする。つまり、参加可能中継機判定部107は、受信した同期信号の送信元の中継機2を参加可能な中継機2とする。
次に、ステップS405では、リスト出力部108が、参加可能中継機リストに格納されている中継機2の情報を表示部15に表示する。
なお、中継機検索を開始してから所定時間以上経過しても同期信号を受信できなかった場合には、参加可能中継機判定部107は、参加可能な中継機2がないと判定する。この場合、リスト出力部108は、表示部15に参加可能な中継機2がない旨を表示する。
また、他の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態によれば、電子棚札端末1は、固定された1つのチャネルのみで中継機検索を行うため、比較的短い時間で中継機2の情報を表示部15に表示することができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態ではチャネルを周波数としたが、例えば時分割や符号分割などの方式により分割されるチャネルでもよい。
また、本実施形態では、参加可能な中継機2の情報として、中継機2の数に関する情報や電波強度などを表示したが、参加可能な中継機2の数が所定の数以上である場合、この位置が電子棚札端末1にとって適切な設置位置であるとして、この位置に正式に設置するよう、担当者に促す指示通知を行ってもよい。例えば、図9(a)のような参加可能な中継機2の数に関する表示において、その数が所定の数以上であれば、その表示を強調させたり、ここに設置することを指示する記号や文字を表示させたりしてもよい。または、参加可能な中継機2の数に関する表示の変わりに、ここに設置することを指示する記号や文字のみを表示させたりしてもよい。また例えば、図9(b)のLEDにおいて、参加可能な中継機2の個数が所定の個数以上ならば、他の場合と異なる色を点灯してもよい。
一般的に、中継機2との通信接続の信頼性を考慮して、参加可能な中継機2の数が所定の数以上である位置に電子棚札端末1を設置することが考えられる。そのため、参加可能な中継機2の、数、ID、電波強度等を表示することで、電子棚札端末1の適切な設置場所を示唆し設置を促したり、この位置に正式に設置するよう担当者に促す指示通知を行ったりすることで、担当者の電子棚札端末1の設置作業負荷を軽減することができる。
また、本実施形態では、モードスイッチ17を押下したときに参加可能な中継機2の表示処理を行っているが、所定の時期に、または、管理サーバ3などの他装置からの指示などよって、電子棚札端末1が中継機検索を行って参加可能な中継機2の表示処理を行うようにしてもよい。これにより、電子棚札端末1の設置位置が意図せずに変わったり、電子棚札端末1の設置位置に依存しない別の要因によって電波状況が変わったりしたことによって、電子棚札端末1の設置位置が最適でなくなっても、その電波の状況が表示されるため、再設置を促すことが可能になる。これも、電子棚札端末1の再設置をする担当者の、作業負荷を軽減する効果がある。
1…電子棚札端末 2…中継機 3…管理サーバ 11,21,31…CPU 12,22,32…RAM 13,23,33…記憶媒体 14,24,34…クロック 15,35…表示部 16,26…無線通信部 17…モードスイッチ 18…バッテリ 25,37…LAN接続I/F 36…操作部 101…チャネル設定部 102…同期信号受信部 103…リスト生成部 104…中継機選択部 105…端末参加要求送信部 106…端末参加応答受信部 107…参加可能中継機判定部 108…リスト出力部

Claims (7)

  1. 管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する電子棚札端末であって、
    複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部と、
    前記中継機に、該中継機を介した前記管理サーバとの通信に自装置を参加させることを要求する端末参加要求を送信する端末参加要求送信部と、
    前記中継機から前記端末参加要求の応答である端末参加応答を受信する端末参加応答受信部と、
    前記端末参加応答受信部が受信した前記端末参加応答に基づいて参加可能な中継機を判定する判定部とを備え
    前記表示部は、前記判定部が判定した前記参加可能な中継機の情報を表示する
    ことを特徴とする電子棚札端末。
  2. 前記判定部が判定した前記参加可能な中継機の数を算出する算出部を備え、
    前記表示部は、前記算出部が算出した前記参加可能な中継機の数を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子棚札端末。
  3. 前記受信部が所定時間以上前記中継機から電波を受信しなかった場合に、前記電波を受信するチャネルを切り替える切替部を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の電子棚札端末。
  4. 前記電波を受信するチャネルのリストを記憶する記憶部を備え、
    前記切替部は、前記記憶部に記憶されたリストを参照して前記電波を受信するチャネルを切り替える
    ことを特徴とする請求項に記載の電子棚札端末。
  5. 管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する電子棚札端末であって、
    複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部とを備え、
    前記受信部は、前記複数の中継機から前記中継機の識別情報を受信し、
    前記表示部は、前記受信部が受信した前記識別情報、または、前記識別情報を受信することができた前記中継機の台数に関する情報を表示する
    ことを特徴とする電子棚札端末。
  6. 管理サーバと、該管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する複数の電子棚札端末とを具備する電子棚札システムであって、
    前記電子棚札端末は、
    複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部と、
    前記中継機に、該中継機を介した前記管理サーバとの通信に自装置を参加させることを要求する端末参加要求を送信する端末参加要求送信部と、
    前記中継機から前記端末参加要求の応答である端末参加応答を受信する端末参加応答受信部と、
    前記端末参加応答受信部が受信した前記端末参加応答に基づいて参加可能な中継機を判定する判定部とを備え
    前記表示部は、前記判定部が判定した前記参加可能な中継機の情報を表示する
    ことを特徴とする電子棚札システム。
  7. 管理サーバと、該管理サーバから中継機を介して表示情報を受信し表示する複数の電子棚札端末とを具備する電子棚札システムであって、
    複数の前記中継機から電波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した電波の電波強度に基づき、前記管理サーバとの通信に自装置が参加可能な前記中継機の情報を表示する表示部とを備え、
    前記受信部は、前記複数の中継機から前記中継機の識別情報を受信し、
    前記表示部は、前記受信部が受信した前記識別情報、または、前記識別情報を受信することができた前記中継機の台数に関する情報を表示する
    ことを特徴とする電子棚札システム。
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