JP5405054B2 - 半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法 - Google Patents

半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法に関し、特に正確なチャネル不純物濃度分布を用いたトランジスタモデルを使用した半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法に関する。
トランジスタのような電子素子の特性を解析する技術が知られている。例えば、M.Miura−Mattausch et al.,“HiSIM2: Advanced MOSFET Model Valid For RF Circuit Simulation”,IEEE Trans. On Electron Devices,Vol.53,No.9,pp.1994−2007,(2006)(非特許文献1)に、MOSトランジスタの特性を解析する技術が開示されている。図1は、このモデルのMOSトランジスタの構成を示す断面図である。モデルトランジスタであるMOSトランジスタ30は、ソース領域35、ドレイン領域33、ゲート酸化膜32、チャネル領域34、及びゲート電極31を有する。ソース領域35及びドレイン領域33は、半導体基板の表面領域に、チャネル領域34を挟んで設けられている。ゲート酸化膜32及びゲート酸化膜32はチャネル領域34を覆うように、この順に積層されている。この技術では、チャネル領域34における不純物の深さ方向の濃度分布であるチャネル不純物濃度分布を一定の値に近似して表現している。そして、チャネル不純物濃度分布を一定に近似したポアソン方程式を表面ポテンシャルを変数として解くことにより、その表面ポテンシャルを求めている。求められた表面ポテンシャルは、トランジスタの電気特性の計算に用いることができる。ここで、トランジスタの電気特性は、ゲート容量Cgg−ゲート電圧Vg特性、及び、閾値電圧Vth−基板電圧Vb特性(又はドレイン電流Id−基板電圧Vb特性)に例示される。これらトランジスタの電気特性の計算方法は、上記の論文(非特許文献1)や、以下の論文に記載の方法を用いることができる。その論文は、M.Miura−Mattausch,U.Feldmann,A.Rahm,M.Bollu,and D.Savignac,“Unified complete MOSFET model for analysis of digital and analog circuits”,Proc.IEEE Trans. On Comput.−Aided Des./Int.Conf.Comput.Aided Des.,vol.15,no.1,pp.1−7,Jan.(1996)(非特許文献2)である。以下、これらの論文を本明細書において、「Miura」とも記す。そして、これらの方法で得られたトランジスタの電気特性を用いて半導体素子の解析や半導体回路の設計を行うことができる。
M.Miura−Mattausch et al.,"HiSIM2: Advanced MOSFET Model Valid For RF Circuit Simulation",IEEE Trans. On Electron Devices,Vol.53,No.9,pp.1994−2007,(2006). M.Miura−Mattausch,U.Feldmann,A.Rahm,M.Bollu,and D.Savignac,"Unified complete MOSFET model for analysis of digital and analog circuits",Proc.IEEE Trans. On Comput.−Aided Des./Int.Conf.Comput.Aided Des.,vol.15,no.1,pp.1−7,Jan.(1996).
上述のように、上記Miuraの技術では、チャネル不純物濃度分布を一定の値に近似するモデルを用いている。図2は、MOSトランジスタのチャネル不純物濃度の深さ方向の分布の一例を示すグラフである。縦軸は不純物濃度、横軸は深さを示す。深さ方向に濃度が一定な上記のモデルの不純物濃度分布101(実線)に対して、実際の不純物濃度分布41(破線)は深さにより濃度が変動している。すなわち、上記Miuraのモデルの不純物濃度分布101は、実際の不純物濃度分布41とは異なっている。そのため、そのモデルの不純物濃度分布に基づく表面ポテンシャルを用いて算出されたトランジスタの電気特性は、実際のトランジスタの電気特性を高精度に表現することができない。その結果、半導体素子の解析及び半導体回路の設計に誤差が生じていた。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体装置の解析及び設計装置は、記憶部(3)と、濃度分布設定部(11)と、素子特性計算部(12)と、判定部(13)とを具備する。記憶部(3)は、トランジスタの構成を示す構成情報とトランジスタの電気特性の測定値とを関連付けて格納している。濃度分布設定部(11)は、第1トランジスタのチャネル領域における深さ方向の不純物濃度分布を示す関数を仮定する。素子特性計算部(12)は、関数を用いてポアソン方程式を表現し、空乏層幅を変数としてポアソン方程式を解くことにより表面ポテンシャルを計算し、表面ポテンシャルを用いて第1トランジスタの電気特性の第1計算値を求める。判定部(13)は、第1トランジスタの構成を示す第1構成情報に基づいて、記憶部を参照して、第1構成情報に対応する測定値を読み出し、測定値と第1計算値とが一致する場合、当該関数を第1トランジスタの不純物濃度分布と判定し、記憶部(3)に構成情報と関連付けて格納する。濃度分布設定部(11)と素子特性計算部(12)とは、計算値と第1測定値とが一致するまで動作を実行する。
本発明では、トランジスタのチャネル不純物濃度分布を仮に設定し、仮定されたチャネル不純物濃度分布に基づいて算出されたトランジスタの電気特性(計算値)が、実際のトランジスタの電気特性(測定値)と一致するように、チャネル不純物濃度分布を調整する。それにより、実際のトランジスタの電気特性を正確に再現することが可能なチャネル不純物濃度分布を、より精密に算出することができる。このようなチャネル不純物濃度分布は、トランジスタの表面ポテンシャルや電気特性の解析において極めて重要である。すなわち、より精密に算出されたチャネル不純物濃度分布を用いれば、より精密な表面ポテンシャルを算出することができるので、それらを用いることでより精密なトランジスタの電気特性を算出することが可能となる。そして、算出されたより精密な電気特性を用いることで、より誤差の少ない半導体回路の設計が可能となる。
本発明の半導体装置の解析及び設計方法、及びそのプログラムは、第1トランジスタのチャネル領域における深さ方向の不純物濃度分布を示す関数を仮定するステップと、関数を用いてポアソン方程式を表現し、空乏層幅を変数としてポアソン方程式を解くことにより表面ポテンシャルを計算し、表面ポテンシャルを用いて第1トランジスタの電気特性の第1計算値を求めるステップと、第1トランジスタの構成を示す第1構成情報に基づいて、トランジスタの構成を示す構成情報とトランジスタの電気特性の測定値とを関連付けて格納する記憶部(3)を参照して、第1構成情報に対応する測定値を読み出し、測定値と第1計算値とが一致する場合、当該関数を第1トランジスタの不純物濃度分布と判定し、記憶部に構成情報と関連付けて格納するステップとを具備している。ただし、関数を仮定するステップと第1計算値を求めるステップとは、第1計算値と測定値とが一致するまで動作を実行される。
この本発明においても、上記の本発明の半導体装置の解析及び設計装置と同様に、上記の作用・効果を得ることが出来る。
本発明により、より精密に半導体装置の解析及び設計が可能となる。
以下、本発明の半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
本発明では、深さ方向のチャネル不純物濃度分布N(x)を選択(仮定)し、そのN(x)を用いてポアソン方程式を表現し空乏層幅Wを変数として解くことにより表面ポテンシャルφs(W)を計算し、そのφs(W)を用いてトランジスタの電気特性を算出する。そして、その電気特性の計算値が、実際のトランジスタの電気特性の測定値の一致したとき、そのN(x)をチャネル不純物濃度分布と認定する。このN(x)は、実際のチャネル不純物濃度分布と同等であると考えられる。従って、このN(x)を表面ポテンシャル法のトランジスタモデルに適用することで、実際のトランジスタの電気特性を高精度に再現可能とすることができる。それにより、誤差の少ない半導体装置(半導体素子、回路)の解析及び設計を行うことが可能となる。以下詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。この情報処理装置1は、半導体装置の解析及び設計装置として機能する。すなわち、この情報処理装置1は、トランジスタの深さ方向のチャネル不純物濃度分布の算出、チャネル不純物濃度分布を用いた表面ポテンシャルの算出、表面ポテンシャルを用いたトランジスタの電気特性の算出、及び、トランジスタの電気特性を用いた半導体回路の設計のそれぞれを実行する。その情報処理装置1は、処理部2、及び、データベース3を具備する。
その情報処理装置1は、コンピュータに例示される。処理部2は、記憶装置(図示されず)に格納され、メモリ(図示されず)に展開され、CPU(図示されず)により実行されるプログラムである。処理部2は、濃度分布設定部11、素子特性計算部12、判定部13、及び、回路設計部14を備える。
濃度分布設定部11は、トランジスタの深さ方向のチャネル不純物濃度分布の選択を実行する。
素子特性計算部12は、濃度分布設定部11で選択された又は濃度分布データベース23に格納されたチャネル不純物濃度分布を用いた表面ポテンシャルの算出、及び、その表面ポテンシャルを用いたトランジスタの電気特性の算出をそれぞれ実行する。
判定部13は、素子特性計算部12で算出されたトランジスタの電気特性と、素子特性データベース22に格納されたトランジスタの電気特性の測定値とを比較し、両者が一致するか否かを判定する。
回路設計部14は、素子特性計算部12で算出されたトランジスタの電気特性又は回路設計データベース24に格納されたトランジスタの電気特性を用いた半導体回路の設計(論理設計やレイアウト設計)を実行する。
データベース3は、記憶装置(図示されず)に格納され、CPU(図示されず)により読み出しや書き込みが行われるデータ及びプログラムである。データベース3は、条件データベース21、素子特性データベース22、濃度分布データベース23、及び、回路設計データベース24を備える。ただし、データベース3は、情報処理装置1の外部に双方向通信可能に設けられていてもよい。また、データベース3内の各データベースは一体であっても別体であってもよい。
条件データベース21は、トランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報と、トランジスタの動作条件に関する情報とを関連付けて格納している。ここで、トランジスタの動作条件に関する情報は、基板電圧Vb、ゲート電圧Vg、動作温度Tに例示される。また、トランジスタの製造条件に関する情報は、拡散層(ソース領域/ドレイン領域)の製造条件(イオン注入条件、拡散条件)のような製造方法に関する情報や、トランジスタの寸法(ゲート長Lg、ゲート幅wg、酸化膜厚Tox)のようなトランジスタの構成に関する情報に例示される。このように、トランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報は、トランジスタの構成を特定していると見ることもできるから、構成を特定する情報(構成情報)と見ることも出来る。
素子特性データベース22は、トランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報と、トランジスタの動作条件に関する情報と、トランジスタの電気特性の測定値に関する情報と、を関連付けて格納している。ここで、トランジスタの電気特性の測定値に関する情報は、実際のトランジスタで測定されたゲート容量Cgg−ゲート電圧Vg特性、及び、閾値電圧Vth−基板電圧Vb特性(又はドレイン電流Id−基板電圧Vb特性)に例示される。
濃度分布データベース23は、濃度分布設定部11で算出され、判定部14で一致判定されたチャネル不純物濃度分布を示す関数と、トランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報とを関連付けて格納している。
回路設計データベース24は、素子特性計算部12で算出されたトランジスタの電気特性に関する情報とトランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報とを関連付けて格納している。これらの情報は、例えば、基本論理ゲートや論理回路ブロック、セルなどに関するセル/ブロックライブラリの一部として格納されていてもよい。回路設計データベース24は、更に、回路設計に必要な情報を格納している。
次に、半導体装置の解析方法(チャネル不純物濃度分布の算出を含む)について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作を示すフロー図である。この情報処理装置1の動作は、半導体装置の解析方法として機能する。
まず、図1のような構造のMOSトランジスタ30を考える。このMOSトランジスタ30は、上記のトランジスタの製造条件に関する情報により構造及び製造方法が特定される。このとき、チャネル領域34とゲート酸化膜32との界面からの深さxの位置におけるチャネル不純物濃度分布41(図2)をN(x)とする。ここで、ユーザの入力に基づいて、濃度分布設定部11は、N(x)として、評価対象となるトランジスタの実際のチャネル不純物濃度分布41を十分な精度で表すことができ、かつN(x)及びN(x)・xがxで解析的に積分可能であるという条件を満たす関数を選択(仮定)する(ステップS1)。そのような関数としては、例えば、下記の式(1)に示されるxの多項式に例示される。なお、濃度分布設定部11が上記条件を満たすものとして記憶装置に予め格納された複数の候補から自動的に選択するようにしても良い。
Figure 0005405054
次に、素子特性計算部12は、MOSトランジスタ30のチャネル領域34での空乏層幅をWとする。そして、素子特性計算部12は、MOSトランジスタ30の表面ポテンシャルφs(W)(下記の式(2))及び実効チャネル不純物濃度Nsub(W)(下記の式(3))を用いて、ポアソン方程式(下記の式(4))を空乏層幅Wについて解き、空乏層幅Wの解Wdepを得る(ステップS2)。
Figure 0005405054
ただし、各記号の意味は以下のとおりである。
q:電荷素量
εSi:シリコンの比誘電率
Vb:基板電圧
ox:εOX/TOX(TOX:電気的実効酸化膜厚)
Vg:ゲート電圧
FB:フラットバンド電圧
β:q/(kT)(k:ボルツマン定数、T:トランジスタの動作温度(絶対温度))
:真性半導体のキャリア密度
Vf:擬フェルミ準位
なお、素子特性計算部12は、本ステップS2における上記各記号の示す数値を、MOSトランジスタ30の製造条件に関する情報に基づいて、条件データベース21を参照して読み出して使用する。
続いて、素子特性計算部12は、得られた解Wdepを上記式(2)に代入して、表面ポテンシャルφs(Wdep)を計算する(ステップS3)。そして、計算された表面ポテンシャルφs(Wdep)を用いてトランジスタの電気特性(例示:ゲート容量Cgg−ゲート電圧Vg特性、及び、閾値電圧Vth−基板電圧Vb特性(又はドレイン電流Id−基板電圧Vb特性))を計算する(ステップS4)。表面ポテンシャルφs(Wdep)からトランジスタの電気特性を計算する方法については、上記Miura(非特許文献1〜2)に記載の方法を用いることができる。なお、素子特性計算部12は、本ステップS3、S4における上記各記号の示す数値を、MOSトランジスタ30の製造条件に関する情報に基づいて、条件データベース21を参照して読み出して使用する。
次に、判定部13は、得られたトランジスタの電気特性の計算値と実際のトランジスタの電気特性の測定値とを比較する(ステップS5)。ただし、判定部13は、本ステップS5における実際のトランジスタの電気特性の測定値を、MOSトランジスタ30のトランジスタの製造条件に関する情報に基づいて、素子特性データベース22を参照して読み出して使用する。
ここで、トランジスタの電気特性の計算値と測定値とが一致しない場合(ステップS5:No)、判定部13は、処理をステップS1へ戻す。そして、ユーザの入力に基づいて、濃度分布設定部11は、上記の所定の条件を満たしながら電気特性の計算値と測定値とが一致するように、前回選択した関数を調整して新たな関数を生成する。調整方法としては、関数が上記式(1)のような多項式の場合、係数a(k=0〜n)の値や、次数nの値を変更する方法に例示される。又は、濃度分布設定部11が独自に前回選択した関数を調整して新たな関数を生成するようにしても良い。
そして、濃度分布設定部11は、チャネル不純物濃度分布として、新たに生成された関数を選択(仮定)する(ステップS1)。以下、同様にステップS2〜S4を実行する。このように、トランジスタの電気特性の計算値と測定値とが一致する(ステップS5:Yes)まで、N(x)を調整しながらステップS1〜S4を繰り返す。
トランジスタの電気特性の計算値と測定値とが一致した場合(ステップS5:Yes)、判定部13は、N(x)を実際のトランジスタのチャネル不純物濃度分布と設定する。そして、判定部13は、チャネル不純物濃度分布N(x)を、MOSトランジスタ30のトランジスタの製造条件に関する情報に関連付けて、濃度分布データベース23に格納する(ステップS6)。なお、一致に関しては、誤差を考慮して、例えば、両者の差が所定の範囲(例示:±5%)に収まることとする。
以上の半導体装置の解析方法により、チャネル不純物濃度分布N(x)をより精密に算出することができる。
上記半導体装置の解析方法では、一つのMOSトランジスタ30のトランジスタの製造条件に関する情報に対して、一つのチャネル不純物濃度分布N(x)を算出している。このようなチャネル不純物濃度分布N(x)の算出(上記ステップS1〜S6)を、更に、回路設計において想定し得る種々の製造方法及び構成(寸法を含む)ごとに実行する。それにより、濃度分布データベース23には、回路設計において想定し得る種々のトランジスタに関するチャネル不純物濃度分布N(x)を記憶することが出来る。
図5は、算出されたチャネル不純物濃度分布N(x)の一例を示すグラフである。縦軸は不純物濃度N(x)を示し、横軸は深さxを示している。図2における濃度が一定な不純物濃度分布101(実線)と異なり、本実施の形態におけるチャネル不純物濃度分布N(x)51は、実際のチャネル不純物濃度分布(図2の不純物濃度分布41(破線))に極めて近い分布を表現することができる。なお、この図の例では、N(x)=a+a+ax+a、で表現されている。
次に、半導体装置の設計方法(トランジスタの電気特性の算出及び回路設計を含む)について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作を示すフロー図である。この情報処理装置1の動作は、半導体装置の設計方法として機能する。
まず、素子特性計算部12は、外部入力された対象となるMOSトランジスタの製造方法や構成(寸法を含む)に基づいて、濃度分布データベース23を参照して、適切なチャネル不純物濃度分布N(x)を抽出する(ステップS11)。外部入力は、ユーザ入力や設計に関するデータからの抽出に例示される。次に、素子特性計算部12は、そのチャネル不純物濃度分布N(x)を用い、チャネル領域34での空乏層幅をWとし、その表面ポテンシャルφs(W)(上記の式(2))及び実効チャネル不純物濃度Nsub(W)(上記の式(3))を用いて、ポアソン方程式(上記の式(4))を空乏層幅Wについて解き、空乏層幅Wの解Wdepを得る(ステップS12)。なお、素子特性計算部12は、本ステップS12における上記各記号の示す数値を、MOSトランジスタの製造条件に関する情報に基づいて、条件データベース21を参照して読み出して使用する。
続いて、素子特性計算部12は、得られた解Wdepを上記式(2)に代入して、表面ポテンシャルφs(Wdep)を計算する(ステップS13)。そして、計算された表面ポテンシャルφs(Wdep)を用いてトランジスタの電気特性(例示:ゲート容量Cgg−ゲート電圧Vg特性、及び、閾値電圧Vth−基板電圧Vb特性(又はドレイン電流Id−基板電圧Vb特性))を計算する(ステップS14)。表面ポテンシャルφs(Wdep)からトランジスタの電気特性を計算する方法については、上記Miura(非特許文献1〜2)に記載の方法を用いることができる。なお、素子特性計算部12は、本ステップS13、S14における上記各記号の示す数値を、MOSトランジスタ30の製造条件に関する情報に基づいて、条件データベース21を参照して読み出して使用する。素子特性計算部12は、得られたトランジスタの電気特性に関する情報を、トランジスタの製造条件(寸法を含む)に関する情報に関連付けて、基本論理ゲートや論理回路ブロック、セルなどをまとめたライブラリの一部として回路設計データベース24に格納する。
次に、回路設計部14は、対象となるトランジスタの製造方法や構成(寸法を含む)に基づいて、回路設計データベース24を参照して、適切なトランジスタの電気特性、及びその他の回路設計に必要な情報を読み出し、そのトランジスタを用いた回路の設計を実行する(ステップS15)。回路の設計は、例えば、アーキテクチャ設計、論理回路設計及びトランジスタ回路設計(基本回路設計)のような論理設計や、フロアプランニング/配置・配線及びレイアウト検証のようなレイアウト設計に例示される。
以上の半導体装置の解析方法及び半導体回路の設計方法では、より精密に求められたチャネル不純物濃度分布N(x)を用いてより精密な表面ポテンシャルφs(W)を算出し、それらを用いることでより精密なトランジスタの電気特性を算出することが可能となる。そして、算出されたより精密な電気特性を用いることで、より誤差の少ない半導体回路の設計が可能となる。
本発明により、MOSトランジスタにおいて、チャネル不純物濃度分布をより精密に算出することができる。また、より精密に算出されたチャネル不純物濃度分布に応じて表面ポテンシャルを正確に計算可能なため、それを用いて算出されるトランジスタの電気特性を高精度に再現することが可能となる。その結果、より誤差の少ない半導体回路の設計が可能となる。
本発明のプログラム、データ構造は、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録され、その記憶媒体から情報処理装置1に読み込まれても良い。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。
図1はMOSトランジスタの構成を示す断面図である。 図2はMOSトランジスタのチャネル不純物濃度深さ方向分布の一例を示すグラフである。 図3は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図4は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作を示すフロー図である。 図5は算出されたチャネル不純物濃度分布N(x)を示すグラフである。 図6は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1 情報処理装置
2 処理部
3 データベース
11 濃度分布設定部
12 素子特性計算部
13 判定部
14 回路設計部
21 条件データベース
22 素子特性データベース
23 濃度分布データベース
24 回路設計データベース
30 MOSトランジスタ
31 ゲート電極
32 ゲート酸化膜
33 ドレイン領域
34 チャネル領域
35 ソース領域
41 実際の不純物濃度分布
101 モデルの不純物濃度分布

Claims (10)

  1. トランジスタの構成を示す構成情報と前記トランジスタの電気特性の測定値とを関連付けて格納する記憶部と、
    第1トランジスタのチャネル領域における深さ方向の不純物濃度分布を示し、前記深さを変数と関数を仮定する濃度分布設定部と、
    前記関数を用いて空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第1トランジスタの電気特性の第1計算値を求める素子特性計算部と、
    前記第1トランジスタの構成を示す第1構成情報に基づいて、前記記憶部を参照して、前記第1構成情報に対応する前記測定値を読み出し、前記測定値と前記第1計算値とが一致するか否かを判定し、前記測定値と前記第1計算値とが一致したときの前記関数を前第1構成情報と関連付けて前記記憶部に格納する判定部とを具備し
    前記測定値と前記第1計算値とが一致しなかったとき、前記濃度分布設定部は前記関数を新たに生成し、前記素子特性計算部は生成された前記関数に基づいて前記第1計算値を改めて求め、前記判定部は前記測定値と改めて求められた前記第1計算値とが一致するか否かを判定する
    半導体装置の解析及び設計装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の解析及び設計装置において、
    前記深さをx、前記関数をN(x)とすると、前記関数は、実際のトランジスタのチャネル領域における不純物濃度分布を表現可能であり、かつ、前記N(x)と前記xとの積及び前記N(x)が前記xで解析的に積分可能である
    半導体装置の解析及び設計装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置の解析及び設計装置において、
    前記N(x)は、xに関する多項式である
    半導体装置の解析及び設計装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の解析及び設計装置において、
    前記素子特性計算部は、第2トランジスタの構成を示す第2構成情報に基づいて、前記記憶部を参照して、前記第2構成情報に対応する前記関数を読み出し、
    前記関数を用い空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第2トランジスタの電気特性の第2計算値を求め、
    前記半導体装置の解析及び設計装置は、前記第2計算値に基づいて、前記第2トランジスタを用いた回路の設計を行う回路設計部を更に具備する
    半導体装置の解析及び設計装置。
  5. 第1トランジスタのチャネル領域における深さ方向の不純物濃度分布を示し、前記深さを変数と関数を仮定するステップと、
    前記関数を用いて空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第1トランジスタの電気特性の第1計算値を求めるステップと、
    前記第1トランジスタの構成を示す第1構成情報に基づいて、トランジスタの構成を示す構成情報と前記トランジスタの電気特性の測定値とを関連付けて格納する記憶部を参照して、前記第1構成情報に対応する前記測定値を読み出し、前記測定値と前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップと、
    前記測定値と前記第1計算値とが一致したときの前記関数を前第1構成情報と関連付けて前記記憶部に格納するステップとを具備し、
    前記関数を仮定するステップは、前記測定値と前記第1計算値とが一致しなかったとき、前記関数を新たに生成するステップを備え、
    前記第1計算値を求めるステップは、生成された前記関数に基づいて前記第1計算値を改めて求めるステップを備え、
    前記測定値と前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップは、前記測定値と改めて求められた前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップを備える
    半導体装置の解析及び設計方法。
  6. 請求項5に記載の半導体装置の解析及び設計方法において、
    第2トランジスタの構成を示す第2構成情報に基づいて、前記記憶部を参照して、前記第2構成情報に対応する前記関数を読み出し、前記関数を用いて空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第2トランジスタの電気特性の第2計算値を求めるステップと、
    前記第2計算値に基づいて、前記第2トランジスタを用いた回路の設計を行うステップとを更に具備する
    半導体装置の解析及び設計方法。
  7. 第1トランジスタのチャネル領域における深さ方向の不純物濃度分布を示し、前記深さを変数と関数を仮定するステップと、
    前記関数を用いて空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第1トランジスタの電気特性の第1計算値を求めるステップと、
    前記第1トランジスタの構成を示す第1構成情報に基づいて、トランジスタの構成を示す構成情報と前記トランジスタの電気特性の測定値とを関連付けて格納する記憶部を参照して、前記第1構成情報に対応する前記測定値を読み出し、前記測定値と前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップと、
    前記測定値と前記第1計算値とが一致したときの前記関数を前第1構成情報と関連付けて前記記憶部に格納するステップとを具備し、
    前記関数を仮定するステップは、前記測定値と前記第1計算値とが一致しなかったとき、前記関数を新たに生成するステップを備え、
    前記第1計算値を求めるステップは、生成された前記関数に基づいて前記第1計算値を改めて求めるステップを備え、
    前記測定値と前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップは、前記測定値と改めて求められた前記第1計算値とが一致するか否かを判定するステップを備える
    半導体装置の解析及び設計方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記深さをx、前記関数をN(x)とすると、前記関数は、実際のトランジスタのチャネル領域における不純物濃度分布を表現可能であり、かつ、前記N(x)と前記xとの積及び前記N(x)が前記xで解析的に積分可能である
    プログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムにおいて、
    前記N(x)は、xに関する多項式である
    プログラム。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    第2トランジスタの構成を示す第2構成情報に基づいて、前記記憶部を参照して、前記第2構成情報に対応する前記関数を読み出し、前記関数を用いて空乏層幅における表面ポテンシャルと実効チャネル不純物濃度を表現し、前記表面ポテンシャルと前記実効チャネル不純物濃度を用いてポアソン方程式を解くことにより前記空乏幅における前記表面ポテンシャルを計算し、前記表面ポテンシャルを用いて前記第2トランジスタの電気特性の第2計算値を求めるステップと、
    前記第2計算値に基づいて、前記第2トランジスタを用いた回路の設計を行うステップとを更に具備する
    プログラム。
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