JP5404841B2 - 空気調和機の遠隔制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和機の遠隔制御装置に関するものである。
空気調和機の高機能化ならびに高付加価値デバイスの搭載に伴い、高付加価値機能を実行/停止するための信号を発信するリモコン(遠隔制御装置)のボタン数は増加の一途である。
リモコンの限られたスペース内におけるボタン数の増加に対応するために、以下に示す方法などを用いてリモコンとユーザーとのインターフェイス操作部を構成している。
(1)ボタン自身の大きさを縮小する方法;
(2)配列するボタン列間のスペースを縮小する方法;
(3)一つのボタンにて多数の機能を選択させるインターフェイスを採用する方法。
その為、ボタン一つ一つの機能を表現する言葉自体もボタンの大きさ、ボタン間スペースの広さに依存することになる。そのため、ユーザーが快適な空調を実現するために必要となる空気調和機の機能選択の操作自体を難しくしてしまう。それと同時に、ボタン上またはボタン近傍に記載された機能言葉だけでは、ユーザーがボタンを押した際に実現される機能を理解できず、操作すること自体をあきらめてしまうという課題があった。
そこで、ユーザーの操作負担を軽減させることができる空気調和機のリモコンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−127960号公報 特開2002−22250号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された空気調和機のリモコンでも、以下に示す課題は依然として解消されていない。
従来の複数あるリモコンボタン入力によるインターフェイス技術では、お客様の来客時等の日常以外の生活シーンにおける適切なリモコン設定がわからないといった不安や、普段使わない機能はいざというときに使い方がわからず最後はあきらめてしまうといったような、複雑な操作と印象を与えてしまっているといった課題を有している。
また、新しい付加価値名称を記載してあるボタンであっても、そのボタンを押したときの効果・機能がわからないといった課題を有している。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ボタン入力ではなく、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現する入力にすることで、付加価値機能に迷うことなく、且つあきらめることなく空気調和機の付加機能をフルに使うことができ、空気調和機の省エネを容易に実現することを可能とする空気調和機の遠隔制御装置を提供する。
この発明に係る空気調和機の遠隔制御装置は、
筐体と、
記筐体の前面に設けられ、画面に、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現するシーンセレクトを複数表示するインターフェイス表示部と、
筐体の前面に設けられ、インターフェイス表示部に表示されるシーンセレクトを選択・決定するためのシーンボタンと、を備えたものである。
この発明に係る空気調和機の遠隔制御装置は、ボタン入力ではなく、インターフェイス表示部に表示されるユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現するシーンセレクトを選択して入力することで付加価値機能に迷うことなく、あきらめることなく空気調和機の付加機能をフルに使うことができることで、空気調和機の省エネを容易に実現することが可能となる。
実施の形態1を示す図で、リモコン100の外観正面図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100の側面図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100の平面図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「急いで冷やしたい」にある状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「空気をキレイにしたい」に移動した状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「お客様をもてなしたい」に移動した状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1に通常画面が表示された状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面(メニュー画面)が表示され、ユーザーがシーンを選択するまでの状態を示す図((a)はカーソルが「急いで冷やしたい」にある状態、(b)はカーソルが「風にあたりたくない」にある状態、(c)はカーソルが「お客様をもてなしたい」にある状態)。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1に、「シーン内容」、「シーン詳細設定」が表示された状態を示す図((d)は「シーン内容」、(e)〜(g)は「シーン詳細設定」)。 実施の形態1を示す図で、シーンセレクト「空気をキレイにしたい」のアニメーションを示す図。 実施の形態1を示す図で、シーンセレクト「お肌をケアしたい」のアニメーションを示す図。 実施の形態1を示す図で、シーンセレクトの内容を複数選択したときのシーンセレクト選択画面の拡大図。 実施の形態1を示す図で、リモコン100のインターフェイス表示部1に、「急いで冷やし、空気をキレイにしたい」のように組み合わせたシーンセレクトが表示された状態を示す図。 比較のために示す図で、一般的なリモコン200の扉閉時の側面図。 比較のために示す図で、一般的なリモコン200の扉開時の側面図。 比較のために示す図で、一般的なリモコン200の扉閉時の正面図。 比較のために示す図で、一般的なリモコン200の扉開時の正面図。
実施の形態1.
図1乃至図13は実施の形態1を示す図で、図1はリモコン100の外観正面図、図2はリモコン100の側面図、図3はリモコン100の平面図、図4はリモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「急いで冷やしたい」にある状態を示す図、図5はリモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「空気をキレイにしたい」に移動した状態を示す図、図6はリモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面が表示され、カーソルが「お客様をもてなしたい」に移動した状態を示す図、図7はリモコン100のインターフェイス表示部1に通常画面が表示された状態を示す図、図8リモコン100のインターフェイス表示部1にシーンセレクト画面(メニュー画面)が表示され、ユーザーがシーンを選択するまでの状態を示す図((a)はカーソルが「急いで冷やしたい」にある状態、(b)はカーソルが「風にあたりたくない」にある状態、(c)はカーソルが「お客様をもてなしたい」にある状態)、図9はリモコン100のインターフェイス表示部1に、「シーン内容」、「シーン詳細設定」が表示された状態を示す図((d)は「シーン内容」、(e)〜(g)は「シーン詳細設定」)、図10はシーンセレクト「空気をキレイにしたい」のアニメーションを示す図、図11はシーンセレクト「お肌をケアしたい」のアニメーションを示す図、図12はシーンセレクトの内容を複数選択したときのシーンセレクト選択画面の拡大図、図13はリモコン100のインターフェイス表示部1に、「急いで冷やし、空気をキレイにしたい」のように組み合わせたシーンセレクトが表示された状態を示す図である。
図14乃至図17は比較のために示す図で、図14は一般的なリモコン200の扉閉時の側面図、図15は一般的なリモコン200の扉開時の側面図、図16は一般的なリモコン200の扉閉時の正面図、図17は一般的なリモコン200の扉開時の正面図である。
図1乃至図3により、リモコン100(遠隔制御装置)の構成を説明する。
図1乃至図3に示すリモコン100は、リモコン本体10(筐体)が正面視で略四角形のスティックタイプのものである。通常のスティックタイプのものに比べて、縦方向(図1で上下方向)の長さが短い。即ち、リモコン100は、横長画面のコンパクトサイズである。
図1乃至図3に示すリモコン100の特徴は、通常のものに比べてユーザーが操作するボタンの数を大幅に減らしている点にある。詳細は、後述する。
図1に示すリモコン100は、図示しない空気調和機が停止中のため、リモコン本体10の前面上部のインターフェイス表示部1に、時刻のみが表示されている。
インターフェイス表示部1には、例えば、フルドット(255*160)LCD(液晶ディスプレイ)を用いている。
従来のリモコンのインターフェイス表示部に用いているセグメント表示の表示制約(※決められた領域にて決められた内容でしか表示することができない機能制限)をなくし、インターフェイス画面内で自由な表現とアニメーションを展開することが可能となっている。
インターフェイス表示部1の下方で、リモコン100の略中央部に、運転入/切ボタン2と、運転モード切換ボタン3とが配置されている。
図1では、運転入/切ボタン2が右側で、運転モード切換ボタン3が左側になっているが、その逆でも構わない。
運転モード切換ボタン3は、冷房ボタン3aと、除湿切換ボタン3bと、暖房ボタン3cとで構成される。
運転入/切ボタン2と、運転モード切換ボタン3との下方に、シーンボタン4と、しつど調節ボタン5と、温度調節ボタン6とが、一つの円の中に配置されている。
シーンボタン4は、シーンセレクトボタン4aと、上下ボタン4bと、決定ボタン4cとで構成される。
上下ボタン4bは、大きい円の中の中央部に配置され、円形状をなしている。
シーンセレクトボタン4aと、しつど調節ボタン5と、決定ボタン4cと、温度調節ボタン6とが、ドーナッツ状に配置されている。
シーンボタン4、しつど調節ボタン5及び温度調節ボタン6の左隣に、戻るボタン7が配置されている。戻るボタン7は、後述するが、例えば、設定終了などの機能を有する。
リモコン100の使用方法について説明する。空気調和機が停止している状態から、空気調和機の運転を開始する場合、運転入/切ボタン2、もしくは運転モード切換ボタン3の冷房ボタン3aと、除湿切換ボタン3bと、暖房ボタン3cのいずれかを押すことで、空気調和機は運転を開始する。
冷房運転を行いたいときは、運転入/切ボタン2、もしくは運転モード切換ボタン3の冷房ボタン3aを押す。運転入/切ボタン2を押す場合は、前回の運転モードになる。例えば、前回が冷房であれば、今回も冷房になる。前回の運転モードと異なる運転モードにしたい場合は、その運転モードのボタンをもう一度押す。例えば、前回が除湿運転で、今回冷房運転を行いたいときは、運転入/切ボタン2を押すと除湿運転が開始するが、運転モード切換ボタン3の冷房ボタン3aを押すことで冷房運転が開始する。
空気調和機が停止している状態から、運転入/切ボタン2、もしくは運転モード切換ボタン3の冷房ボタン3aと、除湿切換ボタン3bと、暖房ボタン3cのいずれかを押すことで、空気調和機は運転を開始するが、このとき、リモコン100のインターフェイス表示部1には、シーンセレクト画面が表示される(図4参照)。
詳細は後述するが、ユーザーがシーンセレクト選択実施後、所定時間経過すると、リモコン100のインターフェイス表示部1は通常画面(温度、湿度などの設定画面)に切換わる。
リモコン100のインターフェイス表示部1が通常画面で、且つシーン未設定時に、シーンセレクト画面を表示させるには、シーンボタン4のシーンセレクトボタン4aを押すと、インターフェイス表示部1はシーンセレクト画面になる。
次に、シーンセレクトの内容について説明する。インターフェイス表示部1に、生活シーンにあった最適なユーザーの気持ち(そのときに設定したい内容)を表示する。シーンセレクトの入力内容は、例えば、以下に示すとおりである。
(1)急いで冷やしたい(急いで暖めたい);
(2)風にあたりたくない(風にあたりたい);
(3)空気をきれいにしたい;
(4)部屋干ししたい;
(5)お肌をケアしたい;
(6)お客様をもてなしたい;
(7)快適に寝たい。
空気調和機の運転開始時、もしくは空気調和機の運転中にシーン設定のために、ユーザーがシーンボタン4のシーンセレクトボタン4aを押すと、リモコン100のインターフェイス表示部1は、例えば、図4に示すようなシーンセレクト画面(メニュー画面)になる。カーソルは、一番上の「急いで冷やしたい」にある。
ユーザーが選びたい入力内容にカーソルを移動するには、シーンボタン4の上下ボタン4bにより行う。例えば、「空気をキレイにしたい」を選ぶときは、図4の状態から、上下ボタン4bの「▼」を二回押すと、図5に示すように、カーソルは「空気をキレイにしたい」に移動する。
また、「お客さまをもてなしたい」を選ぶときは、図4の状態から、上下ボタン4bの「▼」を五回押すと、図6に示すように、カーソルは「お客さまをもてなしたい」に移動する。
以下、図8、図9を参照しながら、シーンセレクト画面(メニュー画面)における入力内容の選択、選択されたシーンの内容、及びシーン詳細設定の流れを説明する。
先ず、空気調和機の運転開始時、もしくは空気調和機の運転中にシーン設定のために、シーンボタン4のシーンセレクトボタン4aを押すと、リモコン100のインターフェイス表示部1は、例えば、図8(a)に示すようなシーンセレクト画面(メニュー画面)になる。カーソルは、一番上の「急いで冷やしたい」にある。
次いで、シーンボタン4の上下ボタン4bの「▼」をユーザーが一回押すと図8(b)に示すように、カーソルが「風にあたりたくない」に移動する。
ユーザーの設定したい内容は、「風にあたりたくない」ではなく、「お客さまをもてなしたい」とする。そのため、ユーザーは、図8(c)に示すように、さらにシーンボタン4の上下ボタン4bの「▼」を四回押してカーソルを「お客さまをもてなしたい」に移動させる。
カーソルが「お客さまをもてなしたい」にある状態で、シーンボタン4の決定ボタン4cを押す。すると、リモコン100のインターフェイス表示部1には、図9(a)に示すように、シーン内容が表示される。
ここでは、例えば、「お客さまをもてなしたい」の内容として、上から順に、「ハイパワー 30分」、「風 上向き」、「白金ナノコロイド」が表示される。
ここで、シーン内容がこのままでよければ、戻るボタン7を押してシーン終了となる。シーン終了後、所定時間経過すると、リモコン100のインターフェイス表示部1は、通常画面(温度、湿度などの設定画面)に変わる(図7参照)。
また、シーン内容の、例えば、「風 上向き」を切に変更したい場合は、ユーザーはシーンボタン4の決定ボタン4cを押す。すると、リモコン100のインターフェイス表示部1は、図9(e)のようなシーン詳細設定画面になる。
シーン詳細設定画面は、例えば、上から、「お客さまをもてなしたい 切 」、「ハイパワー 30分 切 時間変更」、「風 上向き 切 調整」、「白金ナノコロイド 切 」が表示される。尚、図9(e)の入がオンの表示は、入を四角で囲って表示しているが、ここでは下線で示している。
図9(e)のシーン詳細設定画面での左端の三角のカーソルは、「ハイパワー 30分
時間変更」にある。
ここで、ユーザーが、「風 上向き」を切に設定変更したいとする。
そこで、ユーザーは、シーンボタン4の上下ボタン4bの「▼」を一回押して三角のカーソルを、「風 上向き 切 調整」に移動する。
そして、ユーザーは、決定ボタン4cを二回押して「風 上向き 入 調整」に設定を変更する(図9(f))。
さらに、ユーザーは、戻るボタン7を押して設定を終了する。すると、図9(g)に示すように、リモコン100のインターフェイス表示部1には、「お客さまをもてなしたい」の内容として、上から順に、「ハイパワー 30分」、「白金ナノコロイド」が表示される。
その後、所定時間が経過すると、リモコン100のインターフェイス表示部1は、通常画面(温度、湿度などの設定画面)に切換わる(図7参照)。
図8(a)〜図8(c)のシーンセレクト画面(メニュー画面)について、補足する。例えば、図8(a)〜図8(c)では、リモコン100のインターフェイス表示部1の大部分は、シーンセレクト画面(メニュー画面)に使用されるが、インターフェイス表示部1の下部には、シーンセレクトの入力内容とともに、選択されている(カーソルがある)シーンに対応したアニメーションが夫々の図に示すように表示される。
図8(a)に示すようなカーソルが一番上の「急いで冷やしたい」にあるときは、同図に示されているように、人が太陽の光を浴びて汗をかいているアニメーションが、インターフェイス表示部1の下部に表示される。
図8(b)に示すようなカーソルが「風にあたりたくない」にあるときは、同図に示されているように、空気調和機からの調和空気が、人を避けて吹き分けられているアニメーションが、インターフェイス表示部1の下部に表示される。
図8(c)に示すようなカーソルが「お客様をもてなしたい」にあるときは、同図に示されているように、人(客)が家に近づいているアニメーションが、インターフェイス表示部1の下部に表示される。
尚、図8(a)〜図8(c)の各アニメーションは、同じものが表示されるのではなく、刻々と変化していく。図8(a)〜図8(c)では、その中の一画面を表示している。
図8(a)〜図8(c)のシーンセレクト画面(メニュー画面)でのアニメーションの表示方法には、二通りある。一つは、図8(a)〜図8(c)に示すように、シーンセレクト画面(メニュー画面)の下にアニメーションを表示する方法である。
他の一つは、最初はシーンセレクト画面のみが表示され、所定時間経過後(例えば、数秒後)にアニメーションが、リモコン100のインターフェイス表示部1の全画面に表示される。これにより、ユーザーはそのシーンの内容をよく理解できる。その後、アニメーション表示中の適当な時期に、ユーザーが決定ボタン4cを押すと、図9(d)のシーン内容に移行する。
次に、刻々と変化していくアニメーションの一例を示す。図10は、シーンセレクトが「空気をキレイにしたい」のときの、アニメーションの一例である。リモコン100のインターフェイス表示部1の最上部に、「白金ナノコロイド放出中」が表示される。アニメーションは、矢印の順に変化していく。図中、小さい円形、ひし形のものが、白金ナノコロイドである。白金ナノコロイドにより、空気中のウイルスが消滅もしくは小さくなっていくことがわかる。
図10に示すシーンセレクトが「空気をキレイにしたい」のときのアニメーションが、シーンセレクト画面で、「空気をキレイにしたい」にカーソルがきたときに、シーンセレクト画面の下、もしくはインターフェイス表示部1の全画面に表示される。
このように、空気をキレイにする方法として、空気中のウイルスを除去する機能をもつデバイスを運転させますといったことを、「白金ナノコロイドを放出中」という言葉による説明と、その機能内容をイメージさせるアニメーションを表示することを特徴としている。
空気中のウイルスを白金ナノコロイドにて除菌していく旨の内容をアニメーションにて表示することで、ユーザーに機能の内容をわかりやすく伝えることができる。それにより、空気調和機の持つ機能をユーザーが十二分に使いこなさせることで、より省エネな運転の励行をユーザーに実施させることができる。
図11は、シーンセレクトが「お肌をケアしたい」のときの、アニメーションの一例である。リモコン100のインターフェイス表示部1の最上部に、「白金ナノコロイド放出中」が表示される。アニメーションは、矢印の順に変化していく。図中、小さい円形のものが、白金ナノコロイドである。白金ナノコロイドにより、人の顔に白金ナノコロイドが作用して、肌がうるおされることがわかる。
図12はシーンセレクトの内容を複数選択したときのシーンセレクト選択画面を拡大したものである。このように、二つ(複数)のシーンセレクトを選択することができる。これによって、ユーザーが、一つのシーンセレクトの選択で気持ちを満足することができない場合など、さまざま条件・気持ちに対応することできることを特徴としている。
図12の例は、「急いで冷やしたい」、且つ「空気をキレイにしたい」の二つのシーンセレクトを選択している。二つ以上の複数のシーンセレクトの選択も可能である。
また、シーンセレクトの表示優先順番は、ユーザーの使用選択頻度により次回の選択画面から表示内容の順番を変更することを特徴とし、使用頻度の高いものから、インターフェイス表示部1の最上部から順に表示する。
また、複数選択の頻度、シーンセレクトの組み合わせを学習するとでシーンセレクトの入力内容を変更していくことも特徴としている。
例えば、「急いで冷やしたい」と「空気をキレイにしたい」とのシーンセレクト複数選択の頻度が多い場合は、「急いで冷やし、空気をキレイにしたい」のように組み合わせたシーンセレクトを新たに表示する(図13参照)。
このように、ユーザーの使い勝手にあった、生活にあったシーンセレクトを提供することを特徴としている。
また、リモコン100のインターフェイス表示部1にて製品機能を表示して説明することで、製品に付帯している空気調和機の取扱説明書のもつ機能を一部肩代わりすることを特徴としている。
本実施の形態の特徴を明白にするために、一般的な空気調和機のリモコンについて、簡単に述べる。
図14乃至図17を参照しながら、一般的な空気調和機のリモコン200について説明する。
図14乃至図17に示す一般的な空気調和機のリモコン200は、縦長なスティックタイプのものである。
リモコン200は、冷房、除湿、暖房などの運転モード、設定温度、設定湿度、風速、風向など空気調和機の運転状態を表示する表示部202が設けられている。
表示部202の下に、空気調和機の運転・停止を行う入/切ボタン203が設けられている。
入/切ボタン203の下に、温度の調節を行う温度調節ボタン207と湿度の調節を行う湿度調節ボタン204とが左右に並べて配置されている。
リモコン200は、温度の調節を行う温度調節ボタン207と湿度の調節を行う湿度調節ボタン204の下に、リモコン扉215を備える。リモコン扉215は下方に開く(図15参照)。
リモコン扉215の表面に、リモコン扉215が閉じた状態で操作が可能となるボタンが設けられている。図16に示すように、リモコン扉215の表面の上部に、冷房ボタン212、除湿切換ボタン211、暖房ボタン210が左右に並べて配置されている。
リモコン扉215の表面の略中央部に、空気調和機の情報を要求する、おしらせナビボタン213(省エネ運転情報要求ボタン)が設けられている。
おしらせナビボタン213の下で、リモコン扉215の表面の下部に、送風ボタン214、入タイマーボタン216、切タイマーボタン217が左右に並べて配置されている。
温度調節ボタン207及び湿度調節ボタン204の下に、リモコン扉215が開いたときに現れる詳細設定ボタン群205が設けられている。詳細設定ボタン群205は、例えば、室内機から吹き出される風速及び風向、タイマーなどの詳細設定を行うときに使用される。
詳細設定ボタン群205の最下部の中央に、リモコン扉215の開閉を検知する扉開閉検知スイッチ206が設けられている。
リモコン扉215の裏側に、リモコン扉215を閉めたときに扉開閉検知スイッチ206を押圧して、オフからオンにする突起(図示せず)が形成されている。
このように、一般的な空気調和機のリモコン200は、リモコン200の表面、リモコン扉215に多くのボタンがある。そのため、日常以外の生活シーンにおける適切なリモコン設定がわからないといった不安や、普段使わない機能はいざというときに使い方がわからず最後はあきらめてしまうといったような、複雑な操作と印象を与えてしまっているといった課題を有している。また、新しい付加価値名称を記載してあるボタンであっても、そのボタンを押したときの効果・機能がわからないといった課題を有している。
本実施の形態のリモコン100は、既に述べたように、操作ボタンの数を一般的なリモコン200に比べて、大幅に減らしている。また、一般的なリモコン200のようなリモコン扉215も持たない。
複数のボタンを操作する代わりに、シーンボタン4だけの操作により、リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクト(メニュー)を選択・決定することで様々な空気調和機の制御が可能となる。
しかも、リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクト(メニュー)は、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現するものであり、且つそのシーンをアニメーションで表示する。従って、ユーザーは、付加価値機能に迷うことなく、あきらめることなく空気調和機の付加機能をフルに使うことができる。
リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクト(メニュー)の数が多く、インターフェイス表示部1に一度に表示できない場合は、スクロールにより全シーンセレクトの選択・決定を可能とする。
リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクト(メニュー)と、一般的なリモコン200の各種ボタンとの関係について、若干触れる。
例えば、シーンセレクトの「急いで冷やしたい」は、一般的なリモコン200の詳細設定ボタン群205の中の「ハイパワーボタン」に相当する。
また、シーンセレクトの「風にあたりたくない」は、一般的なリモコン200の詳細設定ボタン群205の中の「風あて/風よけボタン」に相当する。
また、シーンセレクトの「空気をキレイにしたい」は、一般的なリモコン200の「ミストボタン」に相当する。
また、シーンセレクトの「お肌をケアしたい」は、一般的なリモコン200の「ミストボタン」に相当する。
また、シーンセレクトの「部屋干ししたい」は、一般的なリモコン200の「ランドリーボタン」に相当する。
また、シーンセレクトの「快適に寝たい」は、一般的なリモコン200の「ねむりボタン」に相当する。
このように、一般的なリモコン200の各種ボタンを、リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクトの入力内容に置き換えることができる。以上の説明では、一般的なリモコン200の一部のボタンと、リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクトの入力内容との関係を説明した。説明は省くが、一般的なリモコン200の全てのボタンを、リモコン100のインターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクトに置き換えることができる。
このように、本実施の形態のリモコン100は、一般的なリモコン200の数が多くて理解しにくいボタンを廃止して、インターフェイス表示部1に表示されるシーンセレクトに置き換え、シーンセレクトをユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現し、且つそのシーンをアニメーションで表示するので、ボタン入力ではなく、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現する入力にすることで、付加価値機能に迷うことなく、且つあきらめることなく空気調和機の付加機能をフルに使うことができ、空気調和機の省エネを容易に実現することを可能とする。
さらに、生活シーン入力にて選択したユーザーニーズを実現する空気調和機の付加機能の効果を、言葉による表現とアニメーションにて表現することでベネフィットを容易に伝えることを可能とし、製品に付帯する取扱説明書をわざわざ見る手間と必要性をなくしたことを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態における空気調和機の遠隔制御装置の特徴を再言する。
本発明の実施の形態における空気調和機の遠隔制御装置は、
筐体と、
前記筐体の前面に設けられ、画面に、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現するシーンセレクトを複数表示するインターフェイス表示部と、
前記筐体の前面に設けられ、前記インターフェイス表示部に表示されるシーンセレクトを選択・決定するためのシーンボタンと、を備え、
前記インターフェイス表示部は、前記画面に、前記シーンボタンにより選択されたシーンセレクトのシーンを表現するアニメーションを表示する。
前記インターフェイス表示部は、前記アニメーションとして、刻々と変化していくアニメーションを表示する。
前記インターフェイス表示部は、前記画面に、前記シーンセレクトを複数表示するのと同時に前記アニメーションを表示する。
前記インターフェイス表示部は、前記画面に、前記シーンセレクトを複数表示してから所定時間経過後に、前記画面の全体に、前記アニメーションを表示する。
前記インターフェイス表示部に表示されるシーンセレクトを、複数選択可能である。
1 インターフェイス表示部、2 運転入/切ボタン、3 運転モード切換ボタン、3a 冷房ボタン、3b 除湿切換ボタン、3c 暖房ボタン、4 シーンボタン、4a シーンセレクトボタン、4b 上下ボタン、4c 決定ボタン、5 しつど調節ボタン、6 温度調節ボタン、7 戻るボタン、10 リモコン本体、100 リモコン、200 リモコン、202 表示部、203 入/切ボタン、204 湿度調節ボタン、205 詳細設定ボタン群、206 扉開閉検知スイッチ、207 温度調節ボタン、210 暖房ボタン、211 除湿切換ボタン、212 冷房ボタン、213 おしらせナビボタン、214 送風ボタン、215 リモコン扉、216 入タイマーボタン、217 切タイマーボタン。

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体の前面に設けられ、画面に、ユーザーの日常生活のシーンを言葉で表現するシーンセレクトを複数表示するインターフェイス表示部と、
    前記筐体の前面に設けられ、前記インターフェイス表示部に表示されるシーンセレクトを選択・決定するためのシーンボタンと、を備え、
    前記インターフェイス表示部に表示されるシーンセレクトを、複数選択可能であることを特徴とする空気調和機の遠隔制御装置。
  2. 前記インターフェイス表示部は、前記シーンセレクトの複数選択の頻度と複数選択された前記シーンセレクトの組み合わせとに応じて、前記画面に表示する内容を変更することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の遠隔制御装置。
  3. 前記インターフェイス表示部は、前記画面に、複数選択の頻度が一定以上ある前記シーンセレクトの組み合わせを1つの新たなシーンセレクトとして表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の遠隔制御装置。
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