JP5404405B2 - 組織低酸素症の非侵襲的検出用の弱塩基性2−ニトロイミダゾール - Google Patents
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Description
本発明は、陽電子放射断層撮影(PET)、磁気共鳴分光法(MRS)、および磁気共鳴画像法(MRI)による、正常組織およびがん組織中の細胞低酸素症の非侵襲的測定に有用な、2-ニトロイミダゾールの弱塩基性誘導体(pKa約8またはそれ以上)、およびそれらの最後から2番目の化学的前駆体に関する。
低酸素症は、生理機能、病態生理、およびがんにおいて重要な役割を果たしている。最近の例は、組織酸素化のホルモン制御(Badger et al., Urol Int, 76: 264-268, 2006);骨リモデリング(Dodd et al., Am. J. Physiol. Renal. Physiol 277: C598-602, 1999);胚形成(Nanka et al., Dev Dyn, 235: 723-733, 2006);奇形発生(Danielsson et al., Birth Defects Res A Clin Mol Teratol 73: 146-153, 2005);視神経虚血(Danylkova et al., Brain Res 1096: 20-29, 2006);虚血性心疾患(Cheema, et al., J Am Coll Cardiol 47: 1067-1075, 2006);関節炎を含む炎症性疾患(Peters et al., Arthritis Rheum 50: 291-296, 2004);創傷治癒(Albina et al., Am J Physiol Cell Physiol 281: C1971-1977, 2001);虚血性腎疾患(Villanueva et al., Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol 290: R861-870, 2006);硬変肝疾患(Jeong et al., Liver Int 24: 658-668, 2004);肺疾患(Morani et al., Proc Natl Acad Sci USA 103: 7165-7169, 2006);アルコール誘発性膵疾患(McKim et al., Arch Biochem Biophys 417: 34-43, 2003);胸腺疾患(Hale et al., Am J Physiol Heart Circ Physiol 282: H1467-1477, 2002);泌尿生殖器の閉塞疾患(Damaser et al., J Appl Physiol 98: 1884-1890, 2005;Ghafar et al., J Urol 167: 1508-1512, 2002);およびがんの予後(Carnell et al., Int J Radiat Oncol Biol Phys 65: 91-99, 2006;Kaanders et al., Cancer Res 62: 7066-7074, 2002)を含む。
式中、R1は、ハロゲン(例えば、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、もしくはアスタチン(At))、陽電子放出放射性核種(例えば、[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、もしくは[99mTc])、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート(tryflate)、水素、またはヒドロキシルであり;かつ、R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子(例えば2個、3個、または4個の窒素原子)を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;但し、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む。
式中、R1は、ハロゲン(例えば、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、もしくはアスタチン(At))、陽電子放出放射性核種(例えば、[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、もしくは[99mTc])、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート、水素、またはヒドロキシルであり;かつ、R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子(例えば2個、3個、または4個の窒素原子)を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;但し、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む。
R2およびR3は連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環は2個、3個、または4個の窒素原子を含み、該複素環の該窒素原子または炭素原子のうち少なくとも1個は低級アルキルまたはヒドロキシアルキルと共有結合しているか;R1はヒドロキシルであり、かつR2およびR3は連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、該複素環の少なくとも1個の炭素または窒素原子はハロアルキル(例えば、[19F]または[18F]などのフルオロアルキル)で置換されているか;R1はトシレート、メシレート、またはトリフレートであり、かつR2およびR3は、メチル、エチル、ノルマルプロピル、イソプロピル、ノルマルブチル、イソブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチルからなる群より独立して選択されるか;あるいは、R1、R2、R3、または複素環は、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、または非金属を含むように置換されている低級アルキルを含む。
(a)下記式IまたはIIの構造を有する化合物を提供する段階であって:
式中、R1は、トシレート、メシレート、トリフレートであり;R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子(例えば2個、3個、または4個の窒素原子)を含む5員、6員、または7員の複素環を形成する、段階;および
(b)該化合物と、遊離形態または塩の形態の陽電子放出放射性核種(例えば、[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、または[99mTc])とを、陽電子放出放射性核種含有化合物を形成させる条件下で反応させる段階
による、陽電子放出放射性核種含有化合物を製造する方法を特徴とする。
(a)下記式IまたはIIの構造を有する化合物を該哺乳動物に投与する段階であって:
式中、R1は、ハロゲン(例えば[19F])、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、非金属(例えば[31P]または[13C])、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート、水素(例えば重水素)、またはヒドロキシルであり;かつ、R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;但し、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む、段階;ならびに
(b)非侵襲的な磁気共鳴分光法(MRS)または磁気共鳴画像法(MRI)により正常組織、患部正常組織、または悪性組織中に保持されている該化合物のいずれかを検出する段階
による方法を特徴とする。
式中、R1は、水素、ヒドロキシル、トシレート、メシレート、トリフレート、[19F]フッ素、または[18F]フッ素からなる群、ならびに、低級アルキル部分、または1個もしくは複数のN原子を含む5員、6員、および7員環の群より独立して選択される。一方、R2およびR3は、低級アルキル部分、アリル部分、もしくはアルキル部分、または1個もしくは複数のN原子を含む5員、6員、および7員環の群より独立して選択され、R2およびR3は連結して、1個もしくは複数のN原子を有する5員、6員、もしくは7員の複素環を形成する。構造I中の少なくとも1個のN原子は、ハロゲン化物を含むがそれに限定されるわけではないアニオン性対イオンとの塩の形態である。R2およびR3に複数のN原子が存在する場合、少なくとも1個のNが低級アルキル基で置換されていてもよい。さらに、R2およびR3は、炭素において、水素、トシレート、メシレート、トリフレート、[19F]フッ素、または[18F]フッ素からなる群より独立に選び出される部分で置換されていてもよい。
[本発明101]
下記式Iの構造を有する化合物:
式中、
R1は、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート(tryflate)、水素、またはヒドロキシルであり;かつ
R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;
ここで、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む。
[本発明102]
R2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成している、本発明101記載の化合物。
[本発明103]
R2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環が2個、3個、または4個の窒素原子を含み;かつ該複素環の該窒素原子または炭素原子のうち少なくとも1個が低級アルキルまたはヒドロキシアルキルと共有結合している、本発明101記載の化合物。
[本発明104]
R1がトシレート、メシレート、またはトリフレートであり、かつR2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成している、本発明101記載の化合物。
[本発明105]
R1がヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、該複素環の少なくとも1個の炭素または窒素原子がハロアルキルで置換されている、本発明101記載の化合物。
[本発明106]
ハロアルキルが、[19F]または[18F]を含むフルオロアルキルである、本発明105記載の化合物。
[本発明107]
複素環が2個、3個、または4個の窒素原子を含む、本発明105記載の化合物。
[本発明108]
R1がトシレート、メシレート、またはトリフレートであり、かつR2およびR3が、メチル、エチル、ノルマルプロピル、イソプロピル、ノルマルブチル、イソブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチルからなる群より独立して選択される、本発明101記載の化合物。
[本発明109]
R1、R2、R3、または複素環が、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、または非金属を含むように置換されている低級アルキルを含む、本発明101記載の化合物。
[本発明110]
ハロゲンがフッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、またはアスタチン(At)である、本発明101記載の化合物。
[本発明111]
陽電子放出放射性核種が[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、または[99mTc]である、本発明101記載の化合物。
[本発明112]
陽電子放出放射性核種が、[18F]、[79Br]、または[124I]である、本発明111記載の化合物。
[本発明113]
式III〜VIまたはVIII〜XVIIIの構造を有する、本発明101記載の化合物。
[本発明114]
(a)下記式Iの構造を有する化合物を提供する段階であって:
式中、
R1は、トシレート、メシレート、トリフレートであり;かつ
R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成する、段階;ならびに
(b)該化合物と、遊離形態または塩の形態の陽電子放出放射性核種とを、陽電子放出放射性核種含有化合物を形成させる条件下で反応させる段階
を含む、陽電子放出放射性核種含有化合物を産生する方法。
[本発明115]
R2およびR3が、メチル、エチル、ノルマルプロピル、イソプロピル、ノルマルブチル、イソブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチルからなる群より独立して選択される、本発明114記載の方法。
[本発明116]
陽電子放出放射性核種が[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、または[99mTc]である、本発明114記載の方法。
[本発明117]
陽電子放出放射性核種が[18F]である、本発明116記載の方法。
[本発明118]
陽電子放出放射性核種が[79Br]である、本発明116記載の方法。
[本発明119]
陽電子放出放射性核種が[124I]である、本発明116記載の方法。
[本発明120]
R2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環が2個、3個、または4個の窒素原子を含み;かつ該複素環の該窒素原子または炭素原子のうち少なくとも1個がハロアルキルと共有結合している、本発明114記載の化合物。
[本発明121]
ハロアルキルが、[19F]または[18F]を含むフルオロアルキルである、本発明120記載の方法。
[本発明122]
哺乳動物の正常組織、患部正常組織(diseased normal tissue)、または悪性組織中の低酸素細胞を検出するための方法であって、
陽電子放出放射性核種、または陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキルを含む、本発明109記載の化合物を該哺乳動物に投与する段階、および
非侵襲的な陽電子放射断層撮影(PET)により該正常組織、患部正常組織、または悪性組織中に保持されている該化合物のいずれかを検出する段階
を含む、方法。
[本発明123]
陽電子放出放射性核種が[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、または[99mTc]である、本発明122記載の方法。
[本発明124]
陽電子放出放射性核種が[18F]である、本発明123記載の方法。
[本発明125]
哺乳動物の正常組織、患部正常組織、または悪性組織中の低酸素細胞を検出するための方法であって、
(a)下記式Iの構造を有する化合物を該哺乳動物に投与する段階であって:
式中、
R1は、ハロゲン、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、非金属、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート、水素、またはヒドロキシルであり;かつ
R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;
ここで、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む、段階;ならびに
(b)非侵襲的な磁気共鳴分光法(MRS)または磁気共鳴画像法(MRI)により正常組織、患部正常組織、または悪性組織中に保持されている該化合物のいずれかを検出する段階
を含む、方法。
[本発明126]
ハロゲンが[19F]である、本発明125記載の方法。
[本発明127]
非金属が[31P]または[13C]である、本発明125記載の方法。
[本発明128]
水素が重水素である、本発明125記載の方法。
[本発明129]
腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドと本発明101記載の化合物との反応後に得られる付加物に特異的に結合する抗体に、腫瘍組織を接触させる段階、および
該腫瘍組織に対する該抗体の結合を検出する段階を含む、
陽電子放射断層撮影(PET)、磁気共鳴分光法(MRS)、または磁気共鳴画像法(MRI)による組織低酸素症の解析を実証するための方法であって、
正常組織に対する該抗体の結合に比して、腫瘍組織に対する該抗体の結合が増加していることにより、PET、MRS、およびMRIを用いる組織低酸素症の決定が実証される、方法。
[本発明130]
抗体がポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体である、本発明129記載の方法。
[本発明131]
腫瘍組織を、抗体を含む抗血清と接触させる、本発明129記載の方法。
[本発明132]
腫瘍組織に対する抗体の結合が、免疫蛍光法、免疫ペルオキシダーゼ法、サイトメトリー法、フローサイトメトリー法、または酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて検出される、本発明129記載の方法。
[本発明133]
組織低酸素症の解析が[18F]PET、[19F]MRS、または[19F]MRIを含む、本発明129記載の方法。
[本発明134]
腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドと、本発明101記載の化合物との反応後に得られる付加物で哺乳動物を免疫する段階、および
該哺乳動物から抗血清または抗体を回収する段階
を含む、抗体を産生するための方法。
[本発明135]
哺乳動物がウサギ、サル、またはヤギである、本発明134記載の方法。
[本発明136]
本発明101記載の化合物を含む容器、
該化合物と、腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドとの反応により得られる付加物に特異的に結合するモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体、あるいは該モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を含むモノクローナル抗血清またはポリクローナル抗血清を含む容器、および
組織中の低酸素細胞を検出するためにキットを使用するための説明書
を含む、キット。
[本発明137]
説明書が、免疫蛍光法、免疫ペルオキシダーゼ法、サイトメトリー法、フローサイトメトリー法、または酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により付加物を検出するためにキットを使用するための方法を提供する、本発明136記載のキット。
[本発明138]
下記式IIの構造を有する化合物:
式中、
R1は、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート、水素、またはヒドロキシルであり;かつ
R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;
ここで、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む。
[本発明139]
式VIIの構造を有する、本発明138記載の化合物。
弱塩基性部分(pKa約8またはそれ以上)を、例えばハロゲン、陽電子放出放射性核種、または非金属で標識された2-ニトロイミダゾール低酸素症マーカーに組み入れる、本発明に係る新規化合物および方法論により、正常組織低酸素症の非侵襲的解析、および組織低酸素症の変化の解析が容易になる。特に、本発明は、低酸素症に基づく治療介入の対象となる患者の有効かつタイムリーな選択を結果として可能にする、治療介入前に低酸素症を測定するための簡便な技術を提供する。本発明はまた、患部正常組織および悪性組織中で低酸素症に基づく治療介入の有効性を追跡するための方法を提供する。特に、本発明の化合物は、例えば脳、肺、心臓、目、腎臓、肝臓、膵臓、胸腺、腸、泌尿生殖器、胃、および骨の組織中に存在する低酸素状態の検出に有用である。低酸素状態は、虚血(例えば脳卒中の結果としての)、炎症、創傷治癒、および腫瘍に起因し得る。
本明細書において提供される化合物は、下記構造式(I)および(II)で定義されるものである。
R1は、ハロゲン(例えば、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、もしくはアスタチン(At))、陽電子放出放射性核種(例えば、[11C]、[13N]、[15O]、[18F]、[52Fe]、[55Co]、[61Cu]、[62Cu]、[64Cu]、[62Zn]、[63Zn]、[70As]、[71As]、[74As]、[76Br]、[79Br]、[82Rb]、[86Y]、[89Zr]、[110In]、[120I]、[124I]、[122Xe]、[94mTc]、[94Tc]、もしくは[99mTc])、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、トリフレート、水素、またはヒドロキシルから選択することができ;かつ、R2およびR3は、低級アルキルまたはヒドロキシアルキルより独立して選択され得るか、あるいは、連結して、少なくとも1個の窒素原子(例えば2個、3個、または4個の窒素原子)を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し;但し、R1が水素またはヒドロキシルである場合、R2、R3、または該複素環のうち少なくとも1つは、ハロゲン、陽電子放出放射性核種、非金属、ハロゲンを含むように置換されている低級アルキル、陽電子放出放射性核種を含むように置換されている低級アルキル、非金属を含むように置換されている低級アルキル、トシレート、メシレート、またはトリフレートを含む。
本発明の化合物は、腫瘍組織を優先的に標的とするために使用できる。本発明の化合物を、ヒトなどの哺乳動物の対象に直接、または、当技術分野で公知の任意の薬学的に許容される担体もしくは塩と組み合わせて投与することができる。薬学的に許容される塩は、医薬業界で通常使用される無毒の酸付加塩または金属錯体を含み得る。酸付加塩の例は、酢酸、乳酸、パモ酸、マレイン酸、クエン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、コハク酸、安息香酸、パルミチン酸、スベリン酸、サリチル酸、酒石酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、またはトリフルオロ酢酸などの有機酸;タンニン酸、カルボキシメチルセルロースなどのポリマー酸;および塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸などの無機酸を含む。金属錯体は、亜鉛、鉄などを含む。1つの例示的な薬学的に許容される担体は生理食塩水である。他の生理学的に許容される担体、およびそれらの製剤は、当業者に公知であり、例えば、Remington's Pharmaceutical Sciences, (18th edition), ed. A. Gennaro, 1990, Mack Publishing Company, Easton, PAに記載されている。
実施例1:
出発材料(1)(460mg、1.8mmol)を、50ml THFに溶解させ、Et3N(0.5ml)を加えた後、MsCl(0.28ml、3.6mmol)を滴下した。反応液を室温で20分間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(TLC)は、出発材料がほぼ完全に反応したことを示した。ワークアップ後、粗反応生成物をカラムクロマトグラフ(EtOAc)で精製して、所望のメシル化生成物(2)500mgを得た(収率は84%であった)。
。
である。
出発材料(4)(4g、14.85mmol)を200ml THFに溶解させた。この溶液にEt3N(5ml)を加えた後、MsCl(3ml、38.8mmol)を滴下した。反応液を室温で30分間撹拌した。TLCは、出発材料がほぼすべて消費されたことを示した。ワークアップ後、粗反応混合物をフラッシュカラムクロマトグラフ(EtOAc)で精製して、ジ-メシル化生成物(5)3.1gを得た。収率は49.1%である。
。
である。
ピモニダゾール(3.7g、14.5mmol)、無水p-トルエンスルホン酸(5.7g、17.5mmol)、およびDMAP(1.78g、14.5mmol)を、無水CH2Cl2 100mlに、氷水浴中0℃で加えた。30分間撹拌後、反応液を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機相を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗反応生成物をカラムクロマトグラフィー(EtOAc-ヘキサン=1:1)で精製して、所望のトシレート(7, III)4.1g(収率70%)を得た。化合物(7, III)に関して、
である。
アセトン中2-ニトロイミダゾール(1モル当量)を、エピクロロヒドリン(1.1モル当量)および炭酸カリウム(0.001モル当量)と混合した。混合物を終夜還流させ、減圧乾燥させて1-(2-ヒドロキシ-3-クロロプロピル)-2-ニトロイミダゾールを得た。1-(2-ヒドロキシ-3-クロロプロピル)-2-ニトロイミダゾールを酢酸エチル中に取り込み、同量の10%水酸化ナトリウム水溶液と、激しく撹拌しながら室温で1時間混合した。酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、乾固させて1-(2,3-エポキシプロピル)-2-ニトロイミダゾールを得た。アセトンに溶解した1-(2,3-エポキシプロピル)-2-ニトロイミダゾール(1モル当量)を、N'-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルピペラジン(1.1モル当量)と混合し、溶液を終夜還流させた。反応液を減圧乾燥させて1-(2-ヒドロキシ-3-(N'-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルピペラジノ)-2-ニトロイミダゾール(XVI)を得て、これをエタノールから再結晶した。化学中間体のN'-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルピペラジンは、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルブロミド(1.0モル当量)およびピペラジン(1.1モル当量)をエタノール中で終夜加熱還流させて調製した。化学中間体の1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルブロミドは、市販の1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピルアルコール(1モル当量)と三臭化リン(0.33モル当量)とをエチルエーテル中、室温で終夜反応させることで調製した。
本発明の弱塩基性2-ニトロイミダゾール低酸素症用化合物は、CCI-103Fなどの弱塩基性部分を欠く2-ニトロイミダゾールよりも高感度の、高pHでの細胞中の低酸素症の検出物質である。短期の無酸素条件下でのチャイニーズハムスターV79-4肺線維芽細胞中での、弱塩基性ピモニダゾールのpH依存性結合を、CCI-103Fのそれと比較した。使用したpH範囲(6.4〜7.4)は、ヒト腫瘍中で測定される細胞外pHの約90%を包含する。4.5g/Lグルコースを含むが炭酸塩を含まないイーグル最小基本培地(MEM)を、温室中で37℃に暖め、5%CO2+95%窒素流の下で炭酸水素ナトリウムを加えることでpH 6.4、6.8、および7.4に調整した。ウシ胎児血清(FBS)を加えて、10%FBSを含むイーグルpH調整MEMを生成した。付着したV79-4細胞をEDTA-トリプシンで収集し、pH調整MEM 25mL中で3×105細胞/mLの濃度に希釈した。最終濃度200uMを生成する量のピモニダゾールHClまたはCCI-103Fの原液をこの溶液に加えた。次に、細胞溶液を、5%CO2+95%窒素の雰囲気下で撹拌しながら3時間インキュベートした。細胞可溶化物をELISAで分析し、データをタンパク質含有量に標準化した。両マーカーの試験を三通り行った。
*Wardman, Advanced Topics on Radiosensitizers of Hypoxic Cells (Eds. A. Breccia, C. Rimondi and G.E. Adams), Plenum Press, New York, pp. 49-75, 1982に準拠。
ヒトに発生するものと類似した大きな自発性イヌ腫瘍中での測定の際に、本発明の弱塩基性2-ニトロイミダゾール低酸素症用化合物は、弱塩基性部分を欠く化合物よりも、変動性低酸素症の検出において効率的である。弱塩基性低酸素症マーカーであるピモニダゾールの塩酸塩を、12匹のイヌに0.5gm/m2体表面積の用量で与えた。7時間後、全12匹のイヌが、弱塩基性部分を欠くマーカーであるCCI-103Fを受け取った。2〜4つの広範囲に分離した生検サンプルを、各腫瘍中の生存領域から採取し、直ちに冷10%中性緩衝ホルマリンに入れた。試料を4℃で18〜24時間固定した後、冷70%エタノールに移し、パラフィンブロックにマウントするまで4℃で保存した。ホルマリン固定し、パラフィンに埋め込んだ生検サンプルの切片の、ピモニダゾールおよびCCI-103Fの結合に関する免疫染色を、一次ウサギポリクローナル抗血清をピモニダゾール付加物およびCCI-103F付加物に対してそれぞれ用いることで行った。免疫染色切片を、Axioskop 50顕微鏡およびFluar対物レンズにより400倍で徹底的にスキャンし、ピモニダゾール付加物およびCCI-103F付加物の免疫染色パーセントを測定した。
本明細書中で言及されているすべての刊行物および特許出願は、それぞれの独立した刊行物または特許出願が参照により組み入れられるよう具体的かつ個別に指示される場合と同程度に、参照により本明細書に組み入れられる。
Claims (49)
- 下記式Iの構造を有する化合物またはその薬学的に許容される塩:
式中、
R1は、水素;ヒドロキシル;トシレート;メシレート;トリフレート(tryflate);11C、13N、15O、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeより選択される陽電子放出放射性核種;31Pおよび13Cより選択される非金属;11C、13N、15O、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;またはハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルであり;
ここで、
(i) R1がトシレート;メシレート;トリフレート(tryflate); 11 C、 13 N、 15 O、 52 Fe、 55 Co、 61 Cu、 62 Cu、 64 Cu、 62 Zn、 63 Zn、 70 As、 71 As、 74 As、 76 Br、 79 Br、 82 Rb、 86 Y、 89 Zr、 110 In、 120 I、 124 Iおよび 122 Xeより選択される陽電子放出放射性核種; 31 Pおよび 13 Cより選択される非金属; 11 C、 13 N、 15 O、 52 Fe、 55 Co、 61 Cu、 62 Cu、 64 Cu、 62 Zn、 63 Zn、 70 As、 71 As、 74 As、 76 Br、 79 Br、 82 Rb、 86 Y、 89 Zr、 110 In、 120 I、 124 Iおよび 122 Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;またはハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである場合、
R2およびR3は、1〜5個の炭素を含む低級アルキルおよびヒドロキシアルキルより独立して選択されるか、あるいは、R2およびR3が連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し、
(ii) R1が水素である場合、
R2およびR3は、1〜5個の炭素を含む低級アルキルおよびヒドロキシアルキルより独立して選択され、かつR2およびR3のうち少なくとも1つが置換基を有するか、あるいは、R2およびR3が連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環が置換基を有し;かつ
該置換基は、ハロゲン;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種;ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル; 31 Pおよび 13 Cより選択される非金属を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;トシレート;メシレート;またはトリフレートであり、
(iii) R1がヒドロキシルである場合、
R2およびR3は連結して、少なくとも1個の窒素原子を含む5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環が置換基を有し;かつ
該置換基は、ハロゲン;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種;ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル; 31 Pおよび 13 Cより選択される非金属を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;トシレート;メシレート;またはトリフレートである。 - R2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成している、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 該複素環が2個、3個、または4個の窒素原子を含み;かつ該複素環の該窒素原子または炭素原子のうち少なくとも1個が1〜5個の炭素を含む低級アルキルまたはヒドロキシアルキルと共有結合している、請求項2記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1がトシレート、メシレート、またはトリフレートである、請求項2記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1がヒドロキシルであり、かつ該複素環の少なくとも1個の炭素または窒素原子がハロアルキルで置換されている、請求項2記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- ハロアルキルが、19Fまたは18Fを含むフルオロアルキルである、請求項5記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 複素環が2個、3個、または4個の窒素原子を含む、請求項5記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1がトシレート、メシレート、またはトリフレートであり、かつR2およびR3が、メチル、エチル、ノルマルプロピル、イソプロピル、ノルマルブチル、イソブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチルからなる群より独立して選択される、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が水素である場合のR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基、またはR1がヒドロキシルである場合のR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲン;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種;ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;または 1 Pおよび 13 Cより選択される非金属を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が水素である場合のR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基、またはR1がヒドロキシルである場合のR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンである、請求項9記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が水素である場合のR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基、またはR1がヒドロキシルである場合のR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、 11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種である、請求項9記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、79Brおよび124Iより選択される陽電子放出放射性核種である、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- Fが18Fである、請求項14記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、11C、13N、15O、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeより選択される陽電子放出放射性核種;31Pおよび13Cより選択される非金属;11C、13N、15O、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキル;またはハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルを含む、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、水素であり、かつR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンであるか、
あるいは
R1が、ヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンである、
請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - R1が、ヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基であるハロゲンが、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、またはアスタチン(At)である、請求項18記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、水素であり、かつR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルであるか、
あるいは
R1が、ヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、
請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - R1が、ヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基であるハロゲンが、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、またはアスタチン(At)である、請求項20記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が、水素であり、かつR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルであるか、あるいは
R1が、ヒドロキシルであり、かつR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、 11 C、 13 N、 15 O、 18 F、 52 Fe、 55 Co、 61 Cu、 62 Cu、 64 Cu、 62 Zn、 63 Zn、 70 As、 71 As、 74 As、 76 Br、 79 Br、 82 Rb、 86 Y、 89 Zr、 110 In、 120 I、 124 Iおよび 122 Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、
請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。 - ハロゲンがフッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)、またはアスタチン(At)である、請求項10記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- R1が水素である場合のR2、R3、またはR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基、またはR1がヒドロキシルである場合のR2およびR3が連結して形成される複素環の置換基が、ハロゲンを含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルである、請求項9記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- アニオン性対イオンとの塩の形態である、請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- アニオン性対イオンがハロゲン化物である、請求項26記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
- 請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される担体または賦形剤を含む、医薬製剤。
- (a)請求項1〜10、13〜15、17〜22および24〜25のいずれか一項記載の化合物の構造であって、該化合物が陽電子放出放射性核種を含んでいない構造を有する化合物を提供する段階;ならびに
(b)該化合物と、遊離形態または塩の形態の11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124Iおよび122Xeのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種とを、陽電子放出放射性核種含有化合物を形成させる条件下で反応させる段階
を含む、陽電子放出放射性核種含有化合物またはその薬学的に許容される塩を産生する方法。 - R2およびR3が、メチル、エチル、ノルマルプロピル、イソプロピル、ノルマルブチル、イソブチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、およびヒドロキシブチルからなる群より独立して選択される、請求項29記載の方法。
- 陽電子放出放射性核種が18Fである、請求項29記載の方法。
- 陽電子放出放射性核種が79Brである、請求項29記載の方法。
- 陽電子放出放射性核種が124Iである、請求項29記載の方法。
- R2およびR3が連結して5員、6員、または7員の複素環を形成し、かつ該複素環が1個、2個、3個、または4個の窒素原子を含み;かつ該複素環の該窒素原子または炭素原子のうち少なくとも1個がハロアルキルと共有結合している、請求項29記載の方法。
- ハロアルキルが、19Fまたは18Fを含むフルオロアルキルである、請求項34記載の方法。
- 哺乳動物の正常組織、患部正常組織(diseased normal tissue)、または悪性組織中の低酸素細胞を検出する方法用の、請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む組成物であって、
該化合物が、11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124I、122Xe、94mTc、94Tcおよび99mTcのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種、または11C、13N、15O、18F、52Fe、55Co、61Cu、62Cu、64Cu、62Zn、63Zn、70As、71As、74As、76Br、79Br、82Rb、86Y、89Zr、110In、120I、124I、122Xe、94mTc、94Tcおよび99mTcのいずれかひとつより選択される陽電子放出放射性核種を含むように置換されている1〜5個の炭素を含む低級アルキルを含んでおり、かつ該化合物を非侵襲的な陽電子放射断層撮影(PET)により該正常組織、患部正常組織、または悪性組織中で検出することができる、
組成物。 - 陽電子放出放射性核種が18Fである、請求項36記載の組成物。
- 化合物またはその薬学的に許容される塩が、薬学的に許容される担体または賦形剤と混合されている、請求項36または37記載の組成物
- 化合物が、アニオン性対イオンとの塩の形態である、請求項36〜38のいずれか一項記載の組成物
- アニオン性対イオンがハロゲン化物である、請求項39記載の組成物
- 陽電子放射断層撮影(PET)、磁気共鳴分光法(MRS)、または磁気共鳴画像法(MRI)による、哺乳動物の腫瘍細胞における組織低酸素症の解析を実証する方法用の、抗体を含む組成物であって、
該抗体が、腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドと請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物との反応後に得られる付加物に特異的に結合する抗体であり、
該実証する方法が、該腫瘍組織に対する該抗体の結合を検出する段階を含み、かつ正常組織に対する該抗体の結合に比して、腫瘍組織に対する該抗体の結合が増加していることにより、PET、MRS、およびMRIを用いる組織低酸素症の決定を実証する、方法である、
組成物。 - 抗体がポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体である、請求項41記載の組成物。
- 抗体を含む抗血清を含む、請求項41または42記載の組成物。
- 抗体が、腫瘍組織に対する抗体の結合が、免疫蛍光法、免疫ペルオキシダーゼ法、サイトメトリー法、フローサイトメトリー法、または酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて検出されるという特徴を有する、請求項41〜43のいずれか一項記載の組成物。
- 組織低酸素症の解析が[18F]PET、[19F]MRS、または[19F]MRIを含む、請求項41〜44のいずれか一項記載の組成物。
- 付加物で哺乳動物を免疫することで抗体を産生する方法用の、付加物を含む組成物であって、
該付加物が、腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドと、請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物との反応後に産生される、
組成物。 - 哺乳動物がウサギ、サル、またはヤギである、請求項46記載の組成物。
- 請求項1〜25のいずれか一項記載の化合物を含む容器、
該化合物と、腫瘍細胞中に存在するタンパク質、ポリペプチド、多糖、またはポリヌクレオチドとの反応により得られる付加物に特異的に結合するモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体、あるいは該モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を含むモノクローナル抗血清またはポリクローナル抗血清を含む容器、および
組織中の低酸素細胞を検出するためにキットを使用するための説明書
を含む、キット。 - 説明書が、免疫蛍光法、免疫ペルオキシダーゼ法、サイトメトリー法、フローサイトメトリー法、または酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により付加物を検出するためにキットを使用するための方法を提供する、請求項48記載のキット。
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