JP5402981B2 - 安全装置 - Google Patents
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Description
また、光電センサは、検出対象の表面反射もしくは遮光量によって検出対象を検出するもので、投光・受光器間の光軸を作業者等の検出対象が遮ることで検出を行ったり、センサから出射して戻ってくる光を作業者等の検出対象が遮ることで検出を行ったりするものがある。例えば、投光器と受光器とを角度を持った構造とすることで、それぞれの光軸の限られた領域でのみ検出対象を検出するように設定することができる。
また、レーザスキャナセンサは、レーザをスキャンさせながら検出対象の反射光によって検出を行うもので、検出領域の設定が適宜可能である。
図2(A)において、第1センサ11による検出領域は、abcdの矩形で示す領域である。この領域を第1センサ11の検出領域Aとする。これに対して第2センサ12による検出領域は、efghの矩形で示す領域である。この領域を第2センサ12の検出領域Bとする。検出領域A,Bは、それぞれ本発明の第1の領域、第2の領域に相当する。これら各センサ11、12の検出領域A,Bは、必ずしも図示するような矩形としなくてもよく、適宜設定することができる
第1センサ11の検出領域Aは、作業場の床面23の位置もしくは床面23付近に設定され、作業者の足等が床面23に接地していることを検出する。従って、検出領域Aを検出する第1センサ11としては、マットスイッチなどの接触式センサを好適に用いることができる。また、接触式センサに代えて光電センサ、ライトカーテン、レーザースキャナ等の光学式センサを用いるものであってもよい。いずれの場合にも、検出領域A内の作業者の有無を検出してその検出信号をコントローラ13に出力する。
状態1は、例えば上記図2(B)に示すように、回転体20近傍の安全装置の設置エリアに作業者が存在しない状態で、この場合、第1センサ11の検出領域A、及び第2センサ12の検出領域Bのいずれにおいても検出結果がOFFになる。
さらに回転体20に対する作業を行う作業エリアに完全に作業者30が入った場合、例えば図5の状態となり、第1センサ11と第2センサ12の検出結果は、両方ONの状態が継続する。回転体20に対する作業は、この状態3で行われることになる。
状態3で、作業者30が検出領域Bの作業エリアから離脱するときは、図3の状態2を経て、図2(B)のように安全装置10の設置エリアに誰もいない状態となる。
図7は、第1及び第2センサの検出結果とそのときの状態を整理して示す図である。
状態1は、安全装置10の設置エリアに作業者がいない状態であり、第1センサ11の検出領域Aと第2センサ12の検出領域Bのいずれにおいても、検出結果がONになる。この場合、作業者30に危険はないため、安全であるものと判断する。
安全装置10のコントローラ13は、上記の状態4のように、第1センサ11の検出領域Aで検出結果がOFFになり、第2センサ12の検出領域Bで検出結果がONになったときに危険であると判断している。
ここで、安全装置10の設置エリアの外から作業者30が入ってくるとき、必ず状態2を経て、状態3に移行する必要がある。第1センサ11の検出領域Aの領域外にいる作業者30が、第2センサ12の検出領域Bに直接足を入れた場合、一瞬、状態4と同じ検出結果が得られてしまうからである。通常の作業者の動作で状態4が生じないようにするために、第2センサ12の検出領域Bに作業者30が足を入れるときには、もう片方の足は第1センサ11の検出領域Aで検出されていなくてはならない。つまり、作業者30が作業エリアに入るときには、検出領域Bを除く検出領域Aの領域に一旦足を踏み入れてから、次に検出領域Bに入るようにする必要がある。
第2センサ12の検出領域Bの領域内にいる作業者30が、第1センサ11の検出領域Aの外部に直接出て行った場合、一瞬、状態4と同じ検出結果が得られてしまうからである。通常の作業者の動作で状態4が生じないようにするために、第2センサ12の検出領域Bから作業者30が出て行くときには、片足が第1センサ11の検出領域Aで検出された状態で、検出領域Bから足を抜かなくてはならない。つまり、作業者30が検出領域Bから出ていくときには、検出領域Bを除く検出領域Aに一旦足を踏み入れてから、次に検出領域Aの外に出て行く必要がある。
所定距離Dは、例えば600mmとすることができる。600mmあれば、通常の作業者の歩行動作であれば、常に検出領域Bを除く検出領域Aを通って検出領域Bに出入りするようになり、確実で正確な検出を行うことができる。
図2の例では、所定距離Dは、検出領域Bの周囲のうち、回転体20側を除く3方向について設定されている。これら3方向のいずれの方向についても、作業者30が進入もしくは離脱する可能性があるからである。
Claims (5)
- 回転体近傍における作業者による作業領域に設置する安全装置であって、
所定の第1の高さにおいて、第1の領域内の作業者を検出する第1センサと、
前記第1の高さよりも高い第2の高さにおいて、前記第1の領域より小さい第2の領域内の作業者を検出する第2センサと、
前記第1センサ及び前記第2センサによる作業者の検出結果に基づいて前記回転体の回転を停止させる制御信号を出力するコントローラと、を有し、
前記コントローラは、前記第1センサで作業者を検出せず、かつ前記第2のセンサで作業者を検出しているときにのみ、前記回転体の回転を停止させる制御信号を出力し、
予め定められた作業者が進入もしくは離脱する方向における前記第1の領域の外縁は、前記第2の領域の外縁より少なくとも所定距離以上離れていることを特徴とする安全装置。 - 前記所定距離は、600mmであることを特徴とする請求項1に記載の安全装置。
- 前記第1センサは、マットスイッチであることを特徴とする請求項1または2に記載の安全装置。
- 前記第1センサは、光電センサ、ライトカーテン、レーザスキャナセンサのいずれかの光学式センサであることを特徴とする請求項1または2に記載の安全装置。
- 前記第2センサは、光電センサ、ライトカーテン、レーザスキャナセンサのいずれかの光学式センサであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の安全装置。
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