JPH07308921A - オープンロールの安全装置 - Google Patents
オープンロールの安全装置Info
- Publication number
- JPH07308921A JPH07308921A JP12573994A JP12573994A JPH07308921A JP H07308921 A JPH07308921 A JP H07308921A JP 12573994 A JP12573994 A JP 12573994A JP 12573994 A JP12573994 A JP 12573994A JP H07308921 A JPH07308921 A JP H07308921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condition
- operator
- roll
- stopping device
- emergency stopping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オープンロールの安全装置において、
作業者が緊急時に意識して非常停止装置を作動させる必
要のない安全装置を提供する。 【構成】 作業者の足が接地しているか否かを検
出する検出センサを設け、検出センサが非接地を検出し
たとき自動的に非常停止装置が作動する。
作業者が緊急時に意識して非常停止装置を作動させる必
要のない安全装置を提供する。 【構成】 作業者の足が接地しているか否かを検
出する検出センサを設け、検出センサが非接地を検出し
たとき自動的に非常停止装置が作動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミキシングロール機、
素練機等のオープンロールに関し、ロール作業者の労働
災害を防ぐ安全装置に関する。
素練機等のオープンロールに関し、ロール作業者の労働
災害を防ぐ安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴムの混練り、素練り作業等にオ
ープンロールが使用されているが、このオープンロール
には作業者の労働災害防止のため労働安全基準で非常停
止装置の取り付けが義務づけられている。
ープンロールが使用されているが、このオープンロール
には作業者の労働災害防止のため労働安全基準で非常停
止装置の取り付けが義務づけられている。
【0003】しかしながら、この非常停止装置は、ロー
ルの回転やゴムの動きに引き込まれそうになり危険を感
じた作業者がその際に自らオープンロールの周辺に設け
られている非常停止ボタンや非常停止バーを押すことに
よって、オープンロールの回転を停止させることができ
るものであった。
ルの回転やゴムの動きに引き込まれそうになり危険を感
じた作業者がその際に自らオープンロールの周辺に設け
られている非常停止ボタンや非常停止バーを押すことに
よって、オープンロールの回転を停止させることができ
るものであった。
【0004】そのため、作業者は緊急時に意識して非常
停止ボタン等を押さねばならない訳であるが、なにぶん
緊急時であるため必ず常に非常停止ボタン等を操作でき
るとは限らず、オープンロールに巻き込まれて重大な事
故を招いてしまう結果となっていた。
停止ボタン等を押さねばならない訳であるが、なにぶん
緊急時であるため必ず常に非常停止ボタン等を操作でき
るとは限らず、オープンロールに巻き込まれて重大な事
故を招いてしまう結果となっていた。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、緊急時に作業
者自身が意識的に操作してはじめて非常停止装置が作動
するのではなく、作業者の危険状態を機械的に感知させ
てその際自動的に非常停止装置が作動するオープンロー
ルの安全装置を提供することにある。
者自身が意識的に操作してはじめて非常停止装置が作動
するのではなく、作業者の危険状態を機械的に感知させ
てその際自動的に非常停止装置が作動するオープンロー
ルの安全装置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成、作用及び効果】前記目的を達成するた
め、本発明に係るオープンロールの安全装置は、非常停
止装置を備えたオープンロールにおいて、作業者の足が
接地しているか否かを検出する検出センサを設け、検出
センサが非接地を検出したとき非常停止装置が作動する
ようにしたものである。
め、本発明に係るオープンロールの安全装置は、非常停
止装置を備えたオープンロールにおいて、作業者の足が
接地しているか否かを検出する検出センサを設け、検出
センサが非接地を検出したとき非常停止装置が作動する
ようにしたものである。
【0007】この安全装置によれば、もし作業者がオー
プンロールに引き込まれそうになっても、作業者の足が
宙に浮いた瞬間に、作業者が非常停止ボタン等を操作す
るしないを問わず、非常停止装置が作動してオープンロ
ールの回転を停止させることになり、ロール作業におけ
る事故の根絶を期待できる。
プンロールに引き込まれそうになっても、作業者の足が
宙に浮いた瞬間に、作業者が非常停止ボタン等を操作す
るしないを問わず、非常停止装置が作動してオープンロ
ールの回転を停止させることになり、ロール作業におけ
る事故の根絶を期待できる。
【0008】上記の検出センサとしては、加圧導電ゴム
からなるマットスイッチを使用し、作業者はこのマット
スイッチを踏んで作業することができる。また、光電ス
イッチ等汎用されているセンサを用いて、作業者の足の
非接地状態を検出するようにしてもよく、検出センサに
複雑で高価な設備を必要とせず安価で簡易にオープンロ
ールの安全装置を構成することができる。
からなるマットスイッチを使用し、作業者はこのマット
スイッチを踏んで作業することができる。また、光電ス
イッチ等汎用されているセンサを用いて、作業者の足の
非接地状態を検出するようにしてもよく、検出センサに
複雑で高価な設備を必要とせず安価で簡易にオープンロ
ールの安全装置を構成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るオープンロールの安全装
置の実施例について添付図面を参照して説明する。
置の実施例について添付図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の1実施例の概略を示すもの
で、1は前後一対のロール1a,1bからなるミキシン
グロール,2はロール1を回転駆動するモータ,3はロ
ール1の非常停止装置である。なお、非常停止装置には
図示しない非常停止ボタンおよび非常停止バーがロール
1の周辺に設置されている。
で、1は前後一対のロール1a,1bからなるミキシン
グロール,2はロール1を回転駆動するモータ,3はロ
ール1の非常停止装置である。なお、非常停止装置には
図示しない非常停止ボタンおよび非常停止バーがロール
1の周辺に設置されている。
【0011】4は作業場の床に敷設された加圧導電性ゴ
ムからなるマットスイッチであり、このマットスイッチ
4は非常停止装置3と電気的に接続されている。
ムからなるマットスイッチであり、このマットスイッチ
4は非常停止装置3と電気的に接続されている。
【0012】そして、ロール作業者Aがマットスイッチ
4を踏んで加圧状態のとき非常停止装置3はOFFで作
動せず、作業者Aがマットスイッチ4を踏まないで無圧
状態のとき非常停止装置3はONになって作動し、ロー
ルは4分の1回転内で停止するようになっている。
4を踏んで加圧状態のとき非常停止装置3はOFFで作
動せず、作業者Aがマットスイッチ4を踏まないで無圧
状態のとき非常停止装置3はONになって作動し、ロー
ルは4分の1回転内で停止するようになっている。
【0013】なお、本実施例においては、好ましい例と
して作業場に安全扉5を設け、図示しない扉開閉センサ
により扉の開閉を検知し、この安全扉5を閉じた状態で
のみマットスイッチ4の加圧・無圧が非常停止装置3の
OFF・ONに連動するようにしてある。
して作業場に安全扉5を設け、図示しない扉開閉センサ
により扉の開閉を検知し、この安全扉5を閉じた状態で
のみマットスイッチ4の加圧・無圧が非常停止装置3の
OFF・ONに連動するようにしてある。
【0014】従って、安全扉5が開放状態においては、
作業者が作業途中に所用により作業場を離れても非常停
止装置は作動せず、ロールは通常運転の状態である。
作業者が作業途中に所用により作業場を離れても非常停
止装置は作動せず、ロールは通常運転の状態である。
【0015】上記から、作業者は作業場のマットスイッ
チ4上で作業する場合、常に安全扉5を閉じた状態にし
ておく必要があるが、この安全扉5は本発明に必須のも
のではない。
チ4上で作業する場合、常に安全扉5を閉じた状態にし
ておく必要があるが、この安全扉5は本発明に必須のも
のではない。
【0016】なお、本発明に係るオープンロールの安全
装置とりわけ作業者の足の接地非接地の検出センサは前
記実施例に限定するものでなく、接地非接地を検出でき
るものであればどのようなセンサでも使用できることは
もちろんである。
装置とりわけ作業者の足の接地非接地の検出センサは前
記実施例に限定するものでなく、接地非接地を検出でき
るものであればどのようなセンサでも使用できることは
もちろんである。
【図1】オープンロールの安全装置の実施例を示す概略
図である。
図である。
1:ミキシングロール 2:モータ 3:非常停止装置 4:マットスイッチ 5:安全扉
Claims (3)
- 【請求項1】 非常停止装置を備えたオープンロールに
おいて、作業者の足が接地しているか否かを検出する検
出センサを設け、検出センサが非接地を検出したとき非
常停止装置が作動するようにしたオープンロールの安全
装置。 - 【請求項2】 検出センサが加圧導電ゴムからなるマッ
トスイッチである請求項1記載のオープンロールの安全
装置。 - 【請求項3】 検出センサが光電スイッチである請求項
1記載のオープンロールの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12573994A JPH07308921A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | オープンロールの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12573994A JPH07308921A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | オープンロールの安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07308921A true JPH07308921A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14917598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12573994A Pending JPH07308921A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | オープンロールの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07308921A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09234732A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ロ−ル混練装置の安全装置 |
WO2000013064A1 (fr) * | 1998-09-01 | 2000-03-09 | Kao Corporation | Procede de production de toner |
WO2000044541A1 (fr) * | 1999-01-29 | 2000-08-03 | Daikin Industries, Ltd. | Melangeur de caoutchouc ne produisant pas de poussiere |
JP2011230152A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Nippon Steel Corp | デフレクタピンチロールの安全清掃方法及び装置 |
JP2012234481A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 安全装置 |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP12573994A patent/JPH07308921A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09234732A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | ロ−ル混練装置の安全装置 |
WO2000013064A1 (fr) * | 1998-09-01 | 2000-03-09 | Kao Corporation | Procede de production de toner |
US6232030B1 (en) | 1998-09-01 | 2001-05-15 | Kao Corporation | Toner manufacturing method |
WO2000044541A1 (fr) * | 1999-01-29 | 2000-08-03 | Daikin Industries, Ltd. | Melangeur de caoutchouc ne produisant pas de poussiere |
EP1179402A1 (en) * | 1999-01-29 | 2002-02-13 | Daikin Industries, Ltd. | Dust-free rubber mixer |
EP1179402A4 (en) * | 1999-01-29 | 2002-08-28 | Daikin Ind Ltd | NON-DUST-PRODUCING RUBBER MIXER |
US6527429B1 (en) | 1999-01-29 | 2003-03-04 | Daikin Industries, Ltd. | Dust-free rubber mixer |
JP2011230152A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Nippon Steel Corp | デフレクタピンチロールの安全清掃方法及び装置 |
JP2012234481A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 安全装置 |
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