JP5400515B2 - 放送受信装置 - Google Patents
放送受信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5400515B2 JP5400515B2 JP2009176488A JP2009176488A JP5400515B2 JP 5400515 B2 JP5400515 B2 JP 5400515B2 JP 2009176488 A JP2009176488 A JP 2009176488A JP 2009176488 A JP2009176488 A JP 2009176488A JP 5400515 B2 JP5400515 B2 JP 5400515B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- threshold value
- reception
- unit
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
また、地上デジタル放送用のISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)の規格では、H.264規格の映像コーデック(CODEC)を用いて画像が圧縮されている。H.264規格の映像コーデック(CODEC)では、画像をフレーム毎に符号化している。符号化された各フレームは、そのフレーム内の情報のみで画像が再生できるIフレームと、前後のフレームの情報を用いて画像を再生するP、Bフレームからなる。
また、従来の放送システムでは、ユーザーはチャンネルを切り替えてみるまでは、どのチャンネルが受信できて、どのチャンネルが受信できないのか分からないため、ユーザーが視聴しているチャンネル以外のチャンネルの受信状態の良否を認識することができなかった。
その結果、チャンネルへ切り替え時において、他の受信可能なチャンネルを探すのに時間がかかってしまい、結果的にユーザーに無駄な待ち時間を与え、ストレスを与えてしまうという問題があった。
前記受信状態は、前記しきい値と前記指標値との差分であることが好ましい。また、前記受信状態として、前記指標値と共に前記しきい値を提示することが好ましい。
また、本発明は、全てのチャンネルの情報から受信状態を推定するわけではないため、省電力化を図ることができる。
また、本発明は、受信状態が悪い場所においても、より素早い、また快適なザッピング操作を提供することができる。
また、本発明は、再生中以外のチャンネルの受信状態を詳細に把握することができる。
MediaFLO(登録商標)のような1つの周波数チャネルで複数のサービス(チャンネル)を提供するシステムでは、1つの周波数チャネル内でいくつのチャンネルを提供するか、また、それぞれのチャンネルの映像のサイズ、品質、音声の帯域、品質等をフレキシブルに設定することができる。
各チャンネルのデータ送信のための物理レイヤのパラメータには、変調方式、誤り訂正方式、インターリーブ等がある。各チャンネルをどのようなパラメータで送るのかは、サービス提供者が、そのチャンネルの内容、有料放送か無料放送か、その重要度等により個別に設定される。
例えば、MediaFLOの場合は、図1に示すように送信モードというパラメータにより変調方式、誤り訂正符号であるターボ符号の符号化率が決まる。このようなシステムにおいて、受信状態の悪い場所では、各チャンネルの送信モードの設定により、受信ができるチャンネルと受信ができないチャンネルが存在する。
各チャンネルの変復調方式や符号復号方式もそれぞれ異なる場合があるため、それぞれのチャンネルの性質も異なることがある。また、MediaFLOでは、信号の送受信をOFDMで行い、各チャンネルは、サブキャリアおよびタイムスロットに対して均一に割り当てられているわけではないため、それぞれのチャンネルの性質も異なることがある。
ユーザーは、放送の受信を開始するために、ユーザー操作部105を操作する。システム制御部104は、ユーザーの受信開始の指示を検出し、各部の電源を入れ(S301)、RFフロントエンド101に指定した周波数チャネルの信号を受信するように設定する(S302)。ここで、システム制御部104は、CPU、メモリ等から構成され、ソフトウェアにて処理される。アンテナ100で受信された信号は、RFフロントエンド101にて、指定された周波数チャネルの信号として処理され(S303)、復調器102にて、タイミング同期が取られ、OFDM復調、誤り訂正復号等が行われる(S304)。
次に、システム制御部104は、復調器102に制御プロトコルメッセージを受信するように設定する。復調器102は、制御プロトコルメッセージを受信し(S306)、受信された制御プロトコルメッセージは、システム制御部104で処理される。システム制御部104は、このメッセージから各サービス(チャンネル)を受信のための情報を取得する。
図5に示すように、サブキャリア復調器204は、チャネル等化後のデータをサブキャリア毎の変調方式におけるシンボル点と比較し、一番近いシンボル点を受信シンボル点として決定し、データを復調する。
ここで、チャネル等化後の受信データと受信シンボル点の差をノイズと考え、擬似的なC/N比(Carrier To Noise Ratio:搬送波電力対雑音電力比)が推定できる。周波数チャネル受信状態推定器208は、推定C/N比を定期的に算出し、システム制御部104に渡す。
また、この受信状態は、制御プロトコルメッセージや、現在視聴中のチャンネルのデータからも推定可能であるため、常時、推定値を最新の状態に更新する。
各チャネルの受信状態推定器209は、チャネル復号器207から出力される制御プロトコルメッセージ内に含まれる、サービス(チャンネル)毎の送信モード(Transit Mode)とR−S符号の符号化率(Outer Code Rate)を受け取る。これら2つのパラメータから以下のように受信しきい値Tiを計算する。
Ti=A(ni)+B(mi)
ここで、iはチャンネル番号を識別するインデックス、niはチャンネルiにおける送信モード(Transit Mode)、miはチャンネルiにおけるR−S符号の符号化率(Outer Code Rate)である。A( )は、送信モード(Transit Mode)毎の受信しきい値を保存したテーブルから得られる値、B( )は、R−S符号の符号化率(Outer Code Rate)毎の受信しきい値の補正値を保存したテーブルから得られる値である。
これらテーブルの値は、周波数チャネル受信状態推定器208で推定されるC/N比に合わせて予め設定される。
ユーザー操作部105において、ユーザーが電子番組表からチャンネルの切り替えを行う操作をしたとき、システム制御部104は、出力部106のLCD(液晶ディスプレイ)にユーザーがチャンネルを選択できるような電子番組表を表示する。本実施形態では、このときに、出力部106のLCDに、各チャンネルの受信状態がユーザーに分かる形で表示する。出力部106の表示例を図6に示す。図6では、複数のチャンネルのうち、4つのチャンネルの内容と受信状態を出力部106のLCD上に表示している。
また、図6のように電子番組表の表示中に、各チャンネルの推定C/N比と受信しきい値が変わった場合は、システム制御部104は、表示を変更して、ユーザーに推定C/N比と受信しきい値が変わったことがリアルタイムに分かるようにする。
また、電子番組表からではなく、ユーザー操作部105に備えるキーからユーザーが直接チャンネルを切り替えようとする場合には、現在視聴中の画面に上書きされるようなイメージで、図6で表示している各チャンネルの「受信状態」が表示されるようにしてもよい。
本実施の形態の無線端末では、各チャンネルの受信状況の良否が推定された受信状態を表示するので、ユーザーが受信状況の良好な受信状況のチャンネルに切り替えることができ、受信状況の悪いチャンネルをユーザーに選択させてユーザーにストレスを与えることがない。
以下に、ユーザーがユーザー操作部105に備えるアップまたはダウンキー等により、一方向にチャンネルを切り替えるときの動作(ザッピング)について説明する。
通常、このような動作を行うときは、電子番組表の何らかの情報(例えばチャンネル番号)を用いて各チャンネルにチャンネル番号を付け、その番号順に従って、昇順または降順に切り替えるものである。
システム制御部104は、最初に推定C/N比(Tp)を取得する(S401)。次に、切り替えチャンネル番号(k)を現在のチャンネル番号(kc)に設定する(S402)。昇順にチャンネルを切り替えるため、切り替えチャンネル番号をインクリメントする(S403)。
次に、切り替えチャンネル番号(k)とチャンネル番号の最大値(kmax)を比較し(S404)、切り替えチャンネル番号(k)がチャンネル番号の最大値(kmax)より大きくなれば(Yesの場合)、チャンネル番号を最小値(この場合は1)に設定する(S405)。
S404においてNoの場合、次に、切り替えチャンネル番号(k)と現在のチャンネル番号(kc)を比較し(S406)、切り替えチャンネル番号(k)が現在のチャンネル番号(kc)と等しくなれば(Yesの場合)、終了する。
S406においてNoの場合、次に、推定C/N比(Tp)と切り替えチャンネル番号の受信しきい値(Ti(k))を比較し(S407)、切り替えチャンネル番号の受信しきい値(Ti(k))が推定C/N比(Tp)より大きい場合は(Yesの場合)、受信ができないと判断する。受信ができないと判断した場合は、次の切り替えチャンネルを決定するための処理を再度行う(S403に戻る)。
切り替えチャンネル番号の受信しきい値(Ti(k))が推定C/N比(Tp)以下の場合(Noの場合)は、受信ができると判断する。受信ができると判断した場合は、切り替えチャンネル番号(k)を現在のチャンネル番号(kc)に設定し(S408)、そのチャンネル番号へのチャンネル切り替え処理を行う(S409)。
なお、図7ではチャンネルを昇順に切り替える場合について説明したが、チャンネルを降順に切り替える場合も同様な手順で制御する。
このようにすることにより、本実施形態の無線端末は、ユーザーに対して受信状態の良いチャンネルを優先的に提示することができ、同様に受信状態が悪い場所において、スムーズに受信可能なチャンネルの切り替えができる。
101 RFフロントエンド
102 復調部
103 メディアデコーダ
104 システム制御部
105 ユーザー操作部
106 出力部
201 直交検波器
202 FFT部
203 チャネル等化器
204 サブキャリア復調器
205,207 チャネル復号器
206 MACパケット生成器
208 周波数チャネル受信状態推定器
209 各チャネルの受信状態推定器
Claims (5)
- 複数のチャンネルデータが含まれる無線信号を受信する受信部と、
複数のチャンネルのうちの1つのチャンネルのデータを再生する再生部と、
チャンネルの性質に基づいてチャンネルそれぞれの受信状況を表す指標値を算出する算出部と、
チャンネル毎に対応したしきい値および前記算出部によって算出された指標値に基づいてそれぞれのチャンネルの受信状況の良否を推定する推定部と、
を備え、
前記推定部は、前記しきい値に基づいてチャンネル番号を付け、その順番でユーザーにチャンネル番号を選択させ、前記ユーザーから選択されたチャンネルのしきい値が前記指標値より大きい場合は、前記指標値より小さいしきい値のチャンネルを選択し、選択したチャンネルのデータを前記再生部に再生させることを特徴とする放送受信装置。 - 前記推定部は、前記無線信号に含まれる制御データに基づいて前記しきい値を求めることを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記推定部は、前記しきい値に基づいたチャンネルの受信状態を提示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記受信状態は、前記しきい値と前記指標値との差分であることを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
- 前記受信状態として、前記指標値と共に前記しきい値を提示することを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009176488A JP5400515B2 (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009176488A JP5400515B2 (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 放送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011030152A JP2011030152A (ja) | 2011-02-10 |
JP5400515B2 true JP5400515B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=43638309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009176488A Expired - Fee Related JP5400515B2 (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5400515B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3923169B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2007-05-30 | 松下電器産業株式会社 | 車載用映像音声出力装置 |
JPH11298813A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-10-29 | Sony Corp | テレビ受像機 |
JP2001016220A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Adtec:Kk | 無線伝送システム |
JP3577445B2 (ja) * | 2000-06-09 | 2004-10-13 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信装置 |
JP3714886B2 (ja) * | 2001-04-24 | 2005-11-09 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信方法 |
JP2003218717A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル放送受信装置 |
JP2005269506A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Casio Comput Co Ltd | 放送受信装置および放送受信処理プログラム |
JP4485438B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2010-06-23 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置、受信品質通知方法、放送基地局装置、受信品質通知プログラム、および記録媒体 |
US20080020751A1 (en) * | 2005-09-27 | 2008-01-24 | Qualcomm Incorporated | Channel monitoring methods in a wireless broadcast system |
JP2008113313A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Toshiba Corp | 衛星放送受信装置および衛星放送受信システム |
-
2009
- 2009-07-29 JP JP2009176488A patent/JP5400515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011030152A (ja) | 2011-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4823146B2 (ja) | 受信装置 | |
US8035743B2 (en) | Method for processing data in a terminal with digital broadcasting receiver | |
JP4442238B2 (ja) | 受信装置 | |
JP2005223549A (ja) | 受信装置 | |
US20130169881A1 (en) | Video/broadcast data receiving system | |
JP2008042574A (ja) | 受信装置および遅延プロファイル検出方法 | |
JP2006287841A (ja) | デジタル放送受信状態表示装置および方法 | |
JP5400515B2 (ja) | 放送受信装置 | |
KR20110059906A (ko) | 신속한 스트림 스위칭 | |
JP2009206694A (ja) | 受信装置、受信方法、受信プログラムおよび受信プログラムを格納した記録媒体 | |
JP2009284383A (ja) | Ofdm受信装置 | |
KR100862307B1 (ko) | 디엠비 및 브이에스비 튜너 모듈 | |
EP2104237A2 (en) | Receiving apparatus and method of making channel list in receiving apparatus | |
JP3798654B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP2006066959A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP4749301B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP4703755B2 (ja) | 放送受信装置およびその消費電力の低減方法 | |
JP4928914B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP2007295236A (ja) | 受信装置、デジタル放送のチャンネルプリセット方法およびデジタル放送のチャンネルプリセットプログラム | |
JP2006165934A (ja) | デジタル放送受信システム、携帯端末、及び、デジタル放送受信装置、 | |
JP5283466B2 (ja) | 受信機 | |
JP6128587B2 (ja) | 放送受信装置 | |
JP2012070079A (ja) | Ac信号受信装置及び地上デジタルテレビジョン放送受信装置 | |
JP2013236323A (ja) | 放送番組受信装置および放送番組受信方法 | |
JP5548097B2 (ja) | 受信装置、および受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5400515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |