JP5396221B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に係り、特に、指針を目盛りに沿って移動させる表示装置に関する。
従来、例えば、自動車に搭載される表示装置は、円弧状に設けられた目盛りと、この円弧の略中心に回転軸を設けて目盛りに沿って回転する指針が取り付けられている。この場合、目盛りの内側の部分は、指針の回転領域であり、また、裏側には指針の回転手段が配置されることから、この部分に他の表示手段を設けることは困難であった。
そこで、特許文献1には、目盛りに沿って形成されたガイドレールに指針を支持して、このガイドレールに沿って指針を所定の目盛りに移動させるとともに、目盛りの内側の領域に液晶表示器などの表示手段を設けた表示装置(以下、センターレスメータという)が提案されている。特許文献1のセンターレスメータは、目盛りに沿って円弧状に形成した断面コの字のガイドレール内に、隣同士が噛み合うように配列された多数のギアを支持している。そして、このギアと噛み合うラックをスプリングを介して指針と取付部からなる指針本体に取り付け、モータでギアを回転させて指針を移動させて所定の目盛りを指示するようにしている。また、取付部の指針移動方向の両端にプーリなどの回転体を取り付け、ガイドレールの内壁に回転体を摺接させて回転させることで、指針本体を目盛りに沿ってスムーズに移動できることが記載されている。
特開2008−128948号公報
しかし、特許文献1のセンターレスメータは、多数のギアをガイドレール内に支持し、このギアとラックを噛み合わせて指針をガイドレールに支持することから構成が複雑になっている。
そこで、構成を簡素化したセンターレスメータとして、例えば、目盛りに沿ってガイドレールを設け、指針を装着した移動体に複数の回転体を軸支し、その回転体でガイドレールを挟持して、指針をガイドレールに走行可能に支持することが考えられている。これによれば、回転体でガイドレールを挟持して指針をガイドレールに支持できるから、表示装置の構成を簡素化できる。
しかし、回転体でガイドレールを挟持する場合、回転体の軸間方向の間隔とガイドレールの大きさを合わせる必要があるが、製造誤差などにより回転体の軸間方向の間隔やガイドレールの大きさがばらつくことがあり、指針を安定して走行できないという問題がある。
本発明の課題は、表示装置の構成を簡素化し、かつ、指針を安定して走行させることにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、文字盤に形成された目盛りに沿って形成されるガイドレールと、ガイドレールに走行可能に支持される移動体と、移動体に装着され目盛を指示する指針と、移動体に走行力を付与する駆動装置を有する表示装置において、移動体は、ガイドレールに沿って配列された複数の回転体を軸支する第1支持部材と、少なくとも1つの回転体を軸支する第2支持部材を備え、第1支持部材に軸支された複数の回転体と第2支持部材に軸支された回転体でガイドレールを挟持するよう形成され、かつ、第1支持部材と第2支持部材は、第1支持部材に軸支された複数の回転体と第2支持部材に軸支された回転体との軸間方向に摺動可能に互いに組み付けられ、第1支持部材と第2支持部材の軸間方向の間隔を縮小する方向に付勢する弾性部材を有することを特徴とする。
すなわち、指針が装着された移動体に回転体を軸支し、この回転体でガイドレールを挟持して指針をガイドレールに支持できるから、表示装置の構成を簡素化できる。さらに、回転体が軸支された第1支持部材と第2支持部材を、回転体の軸間方向に摺動可能に組み付け、弾性部材により回転体がガイドレールを押圧して挟持することから、ガイドレールの寸法や軌道形状に合わせて回転体の軸間方向の間隔を調整でき、指針を安定して走行させることができる。
この場合において、各回転体のガイドレールを挟持する面に、ガイドレールが挿入される溝を形成することができる。また、ガイドレールの回転体に挟持される部位に回転体の縁部が挿入される溝を形成することができる。
また、回転体の軸間方向の間隔が所定の範囲を超えて拡大すると、回転体がガイドレールから脱落することから、この間隔の拡大を所定の範囲に規制することで回転体の脱落を防止できる。
ところで、各回転体のガイドレールを挟持する面に、ガイドレールが挿入される溝を形成する場合は、例えば、ガイドレールを断面矩形の板状に形成し、ガイドレールの短辺側の両面を各回転体の走行面とし、走行面にガイドレールの延在方向に沿って突出部を形成し、突出部を跨ぐように突出部が挿入される溝を各回転体の外周面に形成することができる。
これによれば、ガイドレールの突出部と各回転体の溝が噛み合って、回転体の軸方向位置がガイドレールの幅方向にずれることを抑制できるので、回転体はガイドレールの走行面を安定して走行でき、指針を安定して走行させることができる。
しかし、製造誤差等を考慮すると、突出部と溝の内面との間に間隙が形成されるので、例えば、回転体の軸方向に外力が加わると、間隙の分だけ外力の方向に回転体がずれて、指針が装着されている移動体が蛇行しながら走行することになる。その結果、指針が目盛りに近づいたり、目盛りから離れたりするから、見栄えが悪いという問題がある。

この問題を解決するために、ガイドレールの各回転体が走行する走行面に走行方向に延在させて突出部を形成し、各回転体の外周面に、突出部の高さより深く、かつ、突出部を跨ぐ溝を形成し、走行面にガイドレールの幅方向の両側に向かって低くなる傾斜面を形成し、傾斜面において各回転体が前記ガイドレールに接触するように形成することが好ましい。
これによれば、回転体の軸方向位置がガイドレールの幅方向にずれると、回転体の一方の溝壁の先端が傾斜面を登り、他方の溝壁が傾斜面から離れる。このとき、回転体に加えられている弾性部材の弾発力により、傾斜面に沿う分力が生じるので、この分力により回転体の軸方向位置が戻される。したがって、回転体が蛇行して走行することを抑制でき、指針を安定して走行させることができる。なお、突出部は、回転体の軸方向断面を矩形又は三角形などに形成することができる。
また、移動体の蛇行を抑制する他の方法として、傾斜面を各回転体の溝壁の内面に形成することができる。すなわち、ガイドレールの各回転体が走行する走行面に、走行方向に延在させて突出部を形成し、各回転体の外周面に突出部を跨ぐ溝を形成し、溝の両溝壁の内面に、ガイドレールに向かって末広がりに傾斜する傾斜面を形成し、傾斜面において各回転体がガイドレールに接触するように形成することができる。
これによれば、回転体の軸方向位置がガイドレールの幅方向にずれると、回転体の一方の溝壁の傾斜面に沿って回転体が持ち上がり、他方の溝壁の傾斜面は、ガイドレールの走行面から離れる。その結果、溝壁の傾斜面とガイドレールの接触部に生じる弾性部材の弾発力の分力により、回転体の軸方向位置が戻され、指針を安定して走行させることができる。
この場合において、溝壁の傾斜面と接触するガイドレールの接触部を、回転体の軸方向の断面が曲面状になるように形成することができる。
本発明によれば、表示装置の構成を簡素化でき、かつ、指針を安定して走行させることができる。
本発明の実施形態1の移動体の構成図である。 本発明の実施形態1のガイドレールの全体図である。 図1に示すガイドレールと移動体の断面図である。 図2の第1の支持部材の上面図である。 図3のプーリでガイドレールを挟持する部位の拡大図である。 本発明の実施形態1のバネ部材の取り付け方を示す図である。 図2の第1、第2の支持部材の組つけ方を示す図である。 図7で組み付けられた移動体の正面図である。 (a)は図8のA−A断面図であり、(b)は図8のB−B断面図である。 本発明の実施形態1のプーリ及びガイドレールの変形例である。 本発明の実施形態2の移動体及び指針の構成図である。 図11の移動体でガイドレールを挟持した状態の断面図である。 図11の規制部材の溝への挿入方向を示す図である。 本発明の実施形態3の表示装置の分解図である。 本発明の実施形態3の表示装置の要部図である。 図15の点線で囲った部分の拡大図である。 外力により回転体がガイドレールの幅方向にずれる状態を示す図である。 本発明の実施形態3の変形例を示す図である。 本発明の実施形態4の要部拡大図である。 本発明の実施形態4の変形例を示す図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の表示装置に備えられる移動体の構成図であり、図2はガイドレールの全体図であり、図3はガイドレールを挟持した移動体のガイドレール延在方向の断面図である。本実施形態の表示装置は、例えば、自動車の速度などを表示するセンターレスメータであり、図示していない半円型の文字盤表面の外周側に目盛りが円弧状に配列されている。目盛りの内側には、液晶表示器などを配置でき空間が形成され、文字盤の裏側には、ガイドレール1が配置できるようになっている。ガイドレール1は、図示のように板状部材を円弧状に延在させ、ガイドレール1の延在方向が目盛りの配列に沿うように形成されている。ガイドレール1の外周面と内周面には突部3が形成され、ガイドレール1の延在方向の両端には駆動装置5が配置されている。本実施形態の駆動装置5は、図示していないモータと制御装置が備えられ、移動体9に固定されているワイヤ7を巻き取ることで移動体9に走行力を付与し、指針21を所定の目盛り位置に移動できるようになっている。
移動体9は、第1の支持部材11と、第2の支持部材13と、バネ部材15により構成されている。支持部材11の上部には、図4に示すように本実施形態では、2つのプーリ軸支部19がガイドレール1の延在方向に沿って配列されている。プーリ軸支部19は、プーリ17の回転軸を軸支できるように形成されている。支持部材11には、断面コの字の指針装着部23が形成され、その上面には、突部25を有する指針固定部材27が設けられている。この指針装着部23と指針固定部材27を、指針21に形成された開口29に挿入し、突部25を開口29内の溝に嵌合させて、指針21を固定するようになっている。なお、指針21の装着位置などは本実施形態に限定されず、適宜変形することができる。
支持部材13は、支持部材11に組み付け可能に形成され、下方には、本実施形態では1つのプーリ軸支部31が形成されている。プーリ軸支部31は、プーリ17の回転軸を軸支できるように形成されている。なお、プーリ軸支部19とプーリ軸支部31は、ガイドレール1を挟む位置に形成され、プーリ軸支部31は、各プーリ軸支部19の間の略中心の位置と対向するように配置されている。
支持部材11、13に軸支されるプーリ17は、軸方向断面が円形の回転体であり、図5に示すとおり、軸方向中心部18の径は小さく、軸方向両端の径は大きく形成されている。中心部18には、ガイドレール1の突部3が点接触するようになっている。なお、回転体は本実施形態のプーリ17に限定されず、ガイドレール1を挟持して移動体を走行可能に支持できるものであればよい。
ここで、移動体9でガイドレール1を挟持する構造について、図6を用いて説明する。図示のように、支持部材11、13には、バネ部材15を収納可能な空間33、35が形成されている。空間33の下面37にはバネ部材15の下端が当接し、空間35の上面39にはバネ部材15の上端が当接するようになっている。バネ部材15を下面37と上面39に当接させて、支持部材11、13が組み付けられる。収納されたバネ部材15は、下面37と上面39の間隔を押し広げ、支持部材11、13のプーリ17の軸間方向の間隔を縮小させる。支持部材11、13は、ガイドレール1に移動体9を支持させた状態で空間40が形成されるように組み付けられている。空間40は、プーリ17の軸間方向の間隔の縮小を吸収でき、支持部材11と13が外れない大きさになっている。これにより、支持部材11に軸支された2つのプーリ17と、支持部材13に軸支させた1つのプーリ17をガイドレール1の突部3に押圧して、移動体9をガイドレール1に走行可能に支持させている。なお、弾性部材は、バネ部材15に限定されず、例えば、ゴム部材など弾性を有するものを使用できる。
また、支持部材11、13は、組み付けられた状態で、ガイドレール1の延在方向と延在方向に直交する方向への動きが制限されるようになっている。図7(a)の点線で囲った部分41は、図7(b)で拡大して示す矢印方向に突部45が規制部49に組み合わされる。図7(a)の点線で囲った部分43は、図7(c)で拡大して示す矢印方向に突部49が規制部51に組み合わされる。移動体9を、支持部材13側から見ると図8に示すように組み合わされ、図8のA−A断面は、図9(a)に示すとおり、突部45の外周に規制部49が接触するようになっている。図8のB−B断面は、図9(b)に示すとおり、突部49の外周に規制部51が接触するようになっている。このように支持部材11、13を組み付けることにより、ガイドレール1の延在方向と延在方向に直交する方向への動きは、規制部49、51により規制される。
次に、本実施形態の動作を説明する。自動車の速度などの測定値に応じて、駆動装置5のモータを回転させてワイヤ7を所定量巻き取る。この巻き取られたワイヤ7の長さに応じて、各プーリ17を回転させながら移動体9がガイドレール1を走行し、所定の位置で停止して、指針21が目盛りを指示する。ガイドレール1の幅が異なっている位置を移動体9が通過する際は、その幅に応じてバネ部材15が伸縮する。例えば、ガイドレール1の幅が広くなっている位置では、バネ部材15が縮み、支持部材11、13のプーリ17の軸間方向の間隔がガイドレール1により広げられる。一方、ガイドレール1の幅が狭くなっている位置では、バネ部材15が伸び上面39を空間40側に押して軸間方向の間隔が狭まり、各プーリ17がガイドレール1を押圧する。
これによれば、支持部材11、13をプーリの軸間方向に摺動可能に組み付け、バネ部材15により各プーリ17をガイドレール1に押圧して挟持できることから、ガイドレール1の寸法に合わせてプーリ17の軸間方向の間隔を調整できる。その結果、製造誤差などによるガイドレール1の寸法のばらつきを、バネ部材15で吸収できることから、指針を安定して走行させることができる。さらに、支持部材11、13の製造誤差などにより、プーリ17の軸間方向の間隔とガイドレール1の幅が合わない場合であっても、この間隔を調整できることから、走行時のがたつきを低減できる。
また、ガイドレール1の曲線部は、プーリ17にかかる摩擦力が大きく、移動体9が走行しにくくなるが、この摩擦力をバネ部材15が吸収できることから、安定して指針21を所定の位置に移動できる。
また、プーリ17の軸間方向の間隔を調整できることから、同一の移動体9を他の幅や形状のガイドレール1に利用することができる。
なお、プーリ17の設置位置及び数は本実施形態に限定されないが、移動体9のがたつきを防止するためには、一方の支持部材に2つ、他方の支持部材に1つ備えることが好ましい。
また、ガイドレール1の形状は円弧状に限定されず、例えば、目盛りを直線に配列する場合は、目盛りに沿ってガイドレール1を直線に形成することができる。
また、ガイドレール1やプーリ17の形状は本実施形態に限定されるものではない。例えば、図10(a)に示すように、プーリ17を円盤状に形成し、プーリ17により挟持されるガイドレール1の面に溝55を形成してプーリ17を溝55に挿入し、プーリ17の先端をガイドレール1に点接触させることができる。また、図10(b)に示すように、プーリ17により挟持されるガイドレール1の面に突部57を形成し、プーリ17に形成された溝に間隔を空けて突部57を挿入し、プーリ17の縁部を突部57の基部に2点で接触させることができる。
また、駆動装置5は、本実施形態に限定されず、例えば、移動体に電磁石を取り付け、ガイドレールに目盛りに沿って隣り合う磁石の向きが反対になるように磁石を並べ、電磁石への電圧の印加方向を切り換えて移動体を走行させるリニアモータを駆動装置とすることができる。
(実施形態2)
図11に実施形態2として、実施形態1の表示装置に好適な移動体及び指針を示す。図示のように、実施形態2の移動体及び指針が実施形態1の指針及び移動体と相違する点は、指針21から突出させて形成された規制部材60を、支持部材13の上方に形成された溝62に挿入している点である。その他の構成は実施形態1と同一であるから同一の符号を付して説明を省略する。
規制部材60は図12に示すように、バネ部材15の伸張方向に直交するよう挿入されている。溝62は、規制部材60が挿入された状態で間隔64を有するように形成されている。ガイドレール1に移動体9及び指針21を取り付ける場合は、図13に示すように、移動体9でガイドレール1を挟持させた後、指針21を移動体9に装着させる。
これによれば、プーリ17の軸間方向の間隔が所定の範囲を超えて拡大する場合に、規制部材60を溝62の内壁に当接し、ガイドレール1からプーリ17が脱落しない間隔に規制できることから、移動体9を安定して走行させることができる。例えば、ガイドレール1の曲線部を移動体9が走行する場合は、直線状に配列したプーリ17がガイドレール1の形状と合わず、プーリ17が脱落しやすいことから、このような場合に、プーリ17の軸間方向の間隔の拡大を規制することが好ましい。
また、プーリ17のガイドレール1への押圧を小さくしても、プーリ17が脱落しにくいことから、プーリ17とガイドレール1の摩擦力を小さくでき、低トルクのモータを使用することができる。
なお、間隔64は、プーリ17の脱落を防止でき、かつ、ガイドレール1の幅のばらつきなどを吸収できるように形成することが好ましい。
また、規制手段はプーリ17の軸間方向の間隔の拡大を規制できればよく、実施形態2に限定されるものではない。
(実施形態3)
図14及び図15を用いて実施形態3の表示装置を説明する。図14は実施形態3の表示装置の分解図であり、図15は実施形態3の要部図である。実施形態3は、図14に示すように、実施形態1では図示しなかった、半円形の文字盤100の内側に液晶表示器などを配置できる半円形の空間103を形成し、空間103の外周に沿って文字盤100に目盛り105を形成し、空間103の内側に指針21を位置させて目盛り103を指示するようになっている。これに対して、実施形態1は、文字盤の外周側に指針21を位置させて、指針21がガイドレールの内周側に向けている点で実施形態3と相違するが、指針21の向きは本発明の本質ではなく、適宜選択できる。また、実施形態3は、指針21を移動体9の下側の支持部材109に設けている。これに対して、実施形態1は、移動体9の上側に指針9を設けている点で相違するが、この相違は指針21の向きの違いによるものなので、実施形態3の支持部材107,109は、実施形態1の支持部材11,13に対応する。したがって、上記相違点は、本発明の本質ではないので説明を省略する。また、実施形態1同じ構成は、同一の符号を付して説明を省略する。なお、図15の半円形のケース111は、実施形態1で図示していない文字盤の裏にガイドレールを収容するケースである。
次に、実施形態3の特徴構成を説明する。実施形態3の特徴構成は、ガイドレールの外周面と内周面及びプーリの外周面の形状である。図15に示すように、実施形態3のガイドレール113の内周面と外周面には、ガイドレール113の延在方向に沿って形成される突出部115と、プーリ120が走行する傾斜面117が形成されている。突出部115は、プーリ120の回転軸方向の断面が矩形になるように形成されている。傾斜面117は、ガイドレール113の幅方向の両側に向かって低くなるように傾斜して形成されている。この傾斜面117において、プーリ120の溝壁133,134の先端がガイドレール113に接触するようになっている。
プーリ120の外周面には、突出部115の高さより深く、かつ、突出部115を跨ぐ溝123が形成さている。溝123は、プーリ120の軸方向位置の略中心に位置するように形成されている。
次に、実施形態3の特徴動作について図16を用いて説明する。図16(a)は図15の点線で囲った部分の拡大図であり、(b)は(a)に外力が加わった状態を示す図である。なお、図16は、説明を分かり易くするために支持部材107の記載を省略している。また、図中の一点破線125は、プーリ120の回転軸を示している。
プーリ120の軸方向に外力140が加わると、プーリ120の軸方向位置がガイドレール113の幅方向にずれ、回転体の溝壁134の先端が傾斜面117を登り、溝壁133の先端が傾斜面117から離れる。このとき、バネ部材15の弾発力127である、プーリ120をガイドレール113に押圧する押圧力131により、ガイドレール113の傾斜面117に沿う分力137が生じる。この分力137により、プーリ120の軸方向位置が戻される。例えば、図17(a)に示すように、ガイドレール143のプーリ120の走行面が平坦で、突出部115と溝123との間に間隙があると、何らかの理由でプーリ120に外力140が加わった場合に、図17(b)、(c)に示すように、プーリ120がガイドレール143の幅方向にずれて指針21が蛇行するから、見栄えが悪くなる。
この点、本実施形態によれば、プーリ120に外力140が加わり、プーリ120の軸方向位置がガイドレール113の幅方向にずれても、バネ部材15の弾発力127により生じた分力137により、プーリ120の軸方向位置が戻されるから、指針21を安定して走行できる。
また、指針21を安定して走行できるから、表示装置の指示精度を維持できる。
また、プーリ120には、バネ部材15の弾発力127により生じる分力137が傾斜面117とプーリ120に絶えず加わっているので、分力137が釣り合う位置にプーリ120を維持でき、指針21を安定して走行できる。
また、何らかの外力によりプーリ120が振動して共振音が発生した場合に、実施形態3を採用すると、分力137により、プーリ120がガイドレール113に押し付けられるから、共振音を抑制できる。
なお、ガイドレール113の突出部115は、断面矩形に限定されるものではない。例えば、図18に示すように、傾斜面117を高さ方向に延在させて、突出部と傾斜面117を一体の三角形に形成できる。
(実施形態4)
図19に実施形態3の変形例である実施形態4の表示装置を示す。図19は、実施形態4の要部拡大図である。実施形態4が実施形態3と相違する点は、ガイドレールの外周面と内周面及びプーリの外周面の形状である。その他の構成は実施形態3と同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
ガイドレール151の内周面と外周面には、突出部115と、ガイドレール151の幅方向の両端部に突出部153,154が突出部115に沿って形成されている。つまり、ガイドレール151の内周面と外周面には、3つの突出部が形成されている。突出部153,154の頂部は、ガイドレールの延在方向に直交する方向の断面が曲面状に形成されている。
プーリ157は、円柱状の回転体であり、外周面に突出部115を跨ぐ溝155が形成さている。溝155は、プーリ157の軸方向の略中心に位置するように形成されている。溝155の各溝壁161,162の内面には、ガイドレール151に向かって末広がりに傾斜する傾斜面165が形成されている。プーリ157の傾斜面165は、ガイドレール151の突部153,154の頂部と接し、突部153,154を走行するようになっている。
これによれば、プーリ157の軸方向位置がガイドレール151の幅方向にずれると、プーリ157の一方の溝壁の傾斜面165に沿ってプーリ157が持ち上がり、他方の溝壁の傾斜面165は、ガイドレール151の走行面から離れる。その結果、プーリ151の溝壁の傾斜面165とガイドレール151の接触部に生じるバネ部材15の弾発力の分力により、プーリ157の軸方向位置が戻され、指針21を安定して走行させることができる。
なお、ガイドレール151は、実施形態4に限定されるものはない。例えば、ガイドレール151に突部153,154を形成せず、プーリ157の傾斜面165を、図20に示すように、ガイドレール151の走行面の角部に接触させて、プーリ157を走行させることができる。
1 ガイドレール
5 駆動装置
9 移動体
11 支持部材
13 支持部材
15 バネ部材
17 プーリ
21 指針
60 規制部材
113 ガイドレール
115 突出部
117 傾斜面
120 プーリ
123 溝
133,134 溝壁
151 ガイドレール
157 プーリ
155 溝
161,162 溝壁
165 傾斜面

Claims (6)

  1. 文字盤に形成された目盛りに沿って形成されるガイドレールと、該ガイドレールに走行可能に支持される移動体と、前記移動体に装着され前記目盛を指示する指針と、前記移動体に走行力を付与する駆動装置を有する表示装置において、
    前記移動体は、前記ガイドレールに沿って配列された複数の回転体を軸支する第1支持部材と、少なくとも1つの回転体を軸支する第2支持部材を備え、
    前記第1支持部材に軸支された複数の前記回転体と前記第2支持部材に軸支された前記回転体で前記ガイドレールを挟持するよう形成され、かつ、前記第1支持部材と前記第2支持部材は、前記第1支持部材に軸支された複数の前記回転体と前記第2支持部材に軸支された前記回転体との軸間方向に摺動可能に互いに組み付けられ、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材の前記軸間方向の間隔を縮小する方向に付勢する弾性部材を有することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、前記各回転体は前記ガイドレールを挟持する面に前記ガイドレールの一部が挿入される溝を有することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置において、前記ガイドレールは前記回転体により挟持される部位に前記回転体の縁部が挿入される溝を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1に記載の表示装置において、前記ガイドレールに前記第1支持部材と前記第2支持部材を組み付けた状態で、前記弾性部材による前記軸間方向の間隔の拡大を規制する規制手段を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1に記載の表示装置において、前記ガイドレールは、前記各回転体が走行する走行面に走行方向に延在させて形成された突出部を有し、前記各回転体は前記突出部を跨ぐ溝を外周面に有して形成され、
    前記走行面は、前記ガイドレールの幅方向の両側に向かって低くなる傾斜面に形成され、該傾斜面において前記各回転体が前記ガイドレールに接触するように形成されてなることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1に記載の表示装置において、前記ガイドレールは、前記各回転体が走行する走行面に走行方向に延在させて形成された突出部を有し、前記各回転体は、前記突出部を跨ぐ溝を外周面に有して形成され、
    前記各回転体の前記溝の両溝壁の内面は、前記ガイドレールに向かって末広がりに傾斜する傾斜面に形成され、該傾斜面において前記各回転体が前記ガイドレールに接触するように形成されてなることを特徴とする表示装置。
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