JP5396171B2 - 帯電ロール - Google Patents
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Description
なお、市販されている合成樹脂の水系エマルジョンにあっては、そのまま、或いは材料を調製する際に、必要に応じて更に水を添加することによって、使用されることとなる。
上述の半加硫未発泡発泡性ゴム層を、常圧下で加熱し、半加硫未発泡発泡性ゴム層の内部において発泡及び加硫を進行せしめることにより、開口していないスキン層(18)を表層部に有する導電性ゴム発泡体層14を形成せしめる。その後、かかる導電性ゴム発泡体層14の表面(開口していないスキン層の表面)に対して、レーザーを照射する等によって、導電性ゴム発泡体層14の表面を開口させる。なお、かかるレーザー照射の際の各種条件は、開口率が0.5〜15%となるように、適宜に決定される。
上述の半加硫未発泡発泡性ゴム層のスキン層を、上記手法1にて採用する半加硫未発泡発泡性ゴム層のものより比較的薄く設けた後、常圧下で加熱し、半加硫未発泡発泡性ゴム層の内部において発泡及び加硫を進行せしめることにより、開口率が0.5〜15%であるスキン層を表層部に有する導電性ゴム発泡体層14とする。
・EPDM:エスプレン505(商品名) 、住友化学株式会社製
・NBR:ニポールDN3335(商品名)、日本ゼオン株式会社製
・エピクロルヒドリンゴム:エピクロマーCG102(商品名) 、ダイソー株式会社製
・カーボンブラック:ケッチェンブラックEC300J(商品名)、
ケッチェン・ブラック・インターナショナル株式会社製
・第四級アンモニウム塩:テトラメチルアンモニウムパークロレート
・酸化亜鉛:酸化亜鉛2種(商品名)、堺化学工業株式会社製
・ステアリン酸:ルナックS30(商品名) 、花王株式会社製
・プロセスオイル:ダイアナプロセスオイルPW380(商品名)、出光興産株式会社製
・硫黄:軽井沢精錬社製
・アクリル樹脂水系エマルジョン:ボンコートSEP-119(商品名) 、DIC株式会社製
・ウレタン樹脂水系エマルジョン:エバファノールHA107C(商品名)、
日華化学株式会社製
・イソプレンゴムラテックス:TRH-70(商品名)、株式会社レヂテックス製
・カーボンブラック:CAB-O-JET 200(商品名)、
キャボット・スペシャリティ・ケミカルズ・インク社製
・アクリル樹脂粒子:GM1001(商品名)、ガンツ化成株式会社製
帯電ロールを実機(ヒューレット・パッカード社製、商品名:Color Laser Jet 3800dn。以下同じ。)のカートリッジ内にセットし、黒ベタ画像、及び25%ハーフトーンパターンを出力した。得られた各画像について、以下の基準に従って評価した。評価結果を、「塗工ムラ画像」として表3及び表4に示す。
○:何れの画像においても、帯電ロールピッチで画像濃度ムラが認められない。
△:何れかの画像において、帯電ロールピッチで画像濃度ムラが認められるものの、 許容範囲内である。
×:何れかの画像において、帯電ロールピッチで顕著な画像濃度ムラが認められる。
帯電ロールを実機のカートリッジ内にセットし、25%ハーフトーンパターンを出力した。得られた画像について、以下の基準に従って評価した。評価結果を、「斑点画像」として表3及び表4に示す。
○:画像中に、帯電ロールピッチで斑点画像が認められない。
△:画像中に帯電ロールピッチで斑点画像が認められるものの、許容範囲内である。
×:画像中に、帯電ロールピッチで顕著な斑点画像が認められる。
帯電ロールを実機のカートリッジ内にセットし、その状態で40℃×95%RH環境下に1週間、放置し、その後、25%ハーフトーンパターンを出力した。得られた画像について、以下の基準に従って評価した。評価結果を、「セット性」として表3及び表4に示す。
○:画像中に、帯電ロールピッチで画像スジが認められない。
△:画像中に帯電ロールピッチで画像スジが認められるものの、許容範囲内である。
×:画像中に、帯電ロールピッチで顕著な画像スジが認められる。
帯電ロールを実機のカートリッジ内にセットし、上半分が黒ベタであり、下半分が25%ハーフトーンパターンである画像を出力した。得られた画像について、以下の基準に従って評価した。評価結果を、「ゴースト画像」として表3及び表4に示す。
○:画像中に、黒ベタの残像が認められない。
△:画像中に黒ベタの残像が認められるものの、許容範囲内である。
×:画像中に、黒ベタの残像が顕著に認められる。
帯電ロールを実機のカートリッジ内にセットし、5%濃度画像を、カートリッジについて定められた耐久印刷数だけ出力した。その後、帯電ロール及び感光ドラムの各表面を目視で観察し、以下の基準に従って評価した。評価結果を、「耐久性」として表3及び表4に示す。
○:感光ドラム及び帯電ロールの何れの表面にも、トナーの融着が認められない。
△:感光ドラム又は帯電ロールの何れかの表面に、トナーの融着が認められるものの 、出力画像に大きな影響を与えるものではない。
×:感光ドラム又は帯電ロールの何れかの表面に、出力画像に悪影響を与えるような トナーの融着が認められる。
14 導電性ゴム発泡体層 16 表層
18 スキン層 20 粗さ形成用粒子
Claims (2)
- 軸体の外周面上に導電性ゴム発泡体層が設けられ、更にその外側に表層が設けられてなる帯電ロールにして、
前記導電性ゴム発泡体層が、開口率が0.5〜15%であるスキン層を表層部に有するものであり、前記表層が、合成樹脂の水系エマルジョン又はゴムラテックスと、粗さ形成用粒子とを用いて調製された、分散媒が水である水性エマルジョン系材料にて形成されていることを特徴とする帯電ロール。 - 前記合成樹脂の水系エマルジョンが、アクリル樹脂水系エマルジョン又はウレタン樹脂水系エマルジョンである請求項1に記載の帯電ロール。
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