JP5395717B2 - 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム - Google Patents

照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP5395717B2
JP5395717B2 JP2010070768A JP2010070768A JP5395717B2 JP 5395717 B2 JP5395717 B2 JP 5395717B2 JP 2010070768 A JP2010070768 A JP 2010070768A JP 2010070768 A JP2010070768 A JP 2010070768A JP 5395717 B2 JP5395717 B2 JP 5395717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illumination
lighting
unit
person
pattern information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010070768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011204471A (ja
Inventor
友和 山本
昌史 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010070768A priority Critical patent/JP5395717B2/ja
Publication of JP2011204471A publication Critical patent/JP2011204471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5395717B2 publication Critical patent/JP5395717B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/105Controlling the light source in response to determined parameters
    • H05B47/115Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings
    • H05B47/125Controlling the light source in response to determined parameters by determining the presence or movement of objects or living beings by using cameras
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、2以上の個別エリアに区分けされる対象エリアを照明するために用いられる照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システムに関する。
従来から、2以上の個別エリアに区分けされる対象エリアを照明するために用いられる照明制御システムは種々提案されている(例えば特許文献1参照)。従来の照明制御システムは、カメラで撮像された撮像画像を用いて、各個別エリアに存在する人の存在分布や動線を検知し、人が存在する個別エリアのみを照明する。
特開2004−178129号公報
しかしながら、従来の照明制御システムでは、上述したように、人が存在する個別エリアのみを照明するように制御しても、利用者によって壁スイッチが操作されると、壁スイッチに対応付けられている照明パターン情報による照明に切り替わってしまう。このため、従来の照明制御システムでは、上記制御に対する強制力が弱く、その結果、省エネルギー化の効果を高めることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、対象エリア内の人の存在状況に応じて操作部に対応付けられた照明パターン情報を動的に変化させて省エネルギー化の効果を高めることができる照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システムを提供することにある。
本発明の照明制御装置は、2以上の個別エリアに区分けされる対象エリアにおいてそれぞれが前記個別エリアのいずれかを照明する複数の照明負荷と、前記複数の照明負荷で前記対象エリアを照明する場合に操作される操作部とともに用いられる照明制御装置であって、各個別エリアの照明または照明の停止の組み合わせである照明パターンに関する情報を照明パターン情報とし、前記照明パターン情報を前記操作部に対応付けて記憶する記憶部と、各個別エリアごとに人の存在を検出する人検出部と、前記操作部が操作された場合には前記照明パターン情報を用いて前記対象エリアを前記照明パターンに照明し、前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された場合には人が検出されなかった個別エリアの照明を停止するように各照明負荷を点灯制御する点灯制御部と、前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された場合に、照明する個別エリアを人が検出される前より減らすように、前記操作部に対応付けられた前記照明パターン情報を変更する照明パターン変更部とを備えることを特徴とする。
この照明制御装置において、前記照明パターン変更部は、前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された後に前記操作部が操作されて前記点灯制御部が各照明負荷を点灯制御する動作が所定回数繰り返された場合に、前記照明パターン情報を変更することが好ましい。
この照明制御装置において、前記照明パターン変更部は、前記操作部が操作されるごとに照明する個別エリアを段階的に変化させるように前記照明パターン情報を段階的に変更することが好ましい。
この照明制御装置において、各個別エリアには、優先度が予め設定され、前記照明パターン変更部は、前記人検出部で人が検出された場合に優先度の高い個別エリアを照明するように前記照明パターン情報を変更することが好ましい。
この照明制御装置において、前記人検出部の検出結果を用いて各個別エリアに存在する人の人数を計測する計測部と、前記計測部で計測された前記人数が予め設定された許容人数以上であるか否かを判定する判定部とを備え、前記照明パターン変更部は、前記計測部で計測された前記人数が前記許容人数以上である場合、照明する個別エリアを拡大するように前記照明パターン情報を変更することが好ましい。
この照明制御装置において、前記人検出部で人が検出された場合に前記照明パターン変更部が前記照明パターン情報を変更するモードを第1のモードとし、前記人検出部の検出結果に関係なく前記照明パターン情報を固定するモードを第2のモードとし、予め設定された条件を満たす場合に前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えるモード切替部を備えることが好ましい。
この照明制御装置において、前記人検出部は、人の姿勢および動作の少なくとも一方を認識し、前記照明パターン変更部は、前記人検出部の認識結果に応じて前記照明パターン情報を変更することが好ましい。
この照明制御装置において、前記照明パターン変更部は、前記点灯制御部が前記照明パターン情報を用いて前記対象エリアを照明しているときに、照明を停止している個別エリアにおいて人が検出された場合、当該個別エリアを照明するように前記照明パターン情報を変更することが好ましい。
本発明の照明制御システムは、前記照明制御装置と、前記対象エリアにおいてそれぞれが前記個別エリアのいずれかを照明する複数の照明負荷と、前記複数の照明負荷で前記対象エリアを照明する場合に操作される操作部とを備えることを特徴とする。
本発明は、対象エリア内の人の存在に応じて照明パターン情報を動的に変化させることができるので、対象エリアを人の存在状況に応じた照明パターンにすることができる。これにより、本発明は、省エネルギー化の効果を高めることができる。
実施形態1に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 同上に係る照明制御システムの配置を示す概略図である。 同上に係る照明制御システムの動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムの要部の動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムによる照明状態を示す図である。 実施形態2に係る照明制御システムの要部の動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムによる照明状態を示す図である。 実施形態3に係る照明制御システムにおいて各個別エリアの距離を示す図である。 同上に係る照明制御システムの要部の動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムによる照明状態を示す図である。 実施形態4に係る照明制御システムにおいて各個別エリアの優先度を示す図である。 同上に係る照明制御システムの要部の動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムによる照明状態を示す図である。 実施形態7に係る照明制御システムの動作において要部の動作を示すフローチャートである。 実施形態8に係る照明制御システムの要部の動作を示すフローチャートである。 同上に係る照明制御システムによる照明状態を示す図を示す図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る照明制御システム1は、図2に示すように、対象エリアAを照射するために用いられ、照明制御装置2と、複数(図示例では9台)の照明負荷3,3……と、操作部4とを備えている。対象エリアAは、複数(図示例では9つ)の個別エリアA1〜A9に区分けされる。
各照明負荷3は、それぞれが個別エリアA1〜A9のいずれかを照明する。各照明負荷3は、後述の照明装置5からの指示に応じて点灯(オン)および消灯(オフ)を行う。
操作部4は、複数(図示例では3つ)のスイッチSW1〜SW3であり、複数の照明負荷3,3……で対象エリアAを照明する場合に操作される。各スイッチSW1〜SW3には、照明パターンのアドレスが割り振られている。利用者の操作内容は、操作部4から照明装置5へ伝達される。
照明制御装置2は、照明装置5と、照明制御ユニット6とを備え、複数の照明負荷3,3……と操作部4とともに用いられる。照明制御ユニット6、照明装置5、操作部4、各照明負荷3が接続されているネットワークは、時分割多重伝送方式の通信ネットワークを構築している。時分割多重伝送方式では、2線式の信号線Lsを伝送される固定長の伝送信号が用いられる。照明装置5は、固定長の伝送信号を信号線Lsに定期的に送出する。
次に照明装置5について図1を用いて説明する。照明装置5は、記憶部51と、照明管理部52とを備えている。照明装置5は、各個別エリアA1〜A9(図2参照)の監視制御および照明状態の管理、後述の照明パターン情報の管理を行う。また、照明装置5は、操作部4の管理、各照明負荷3への制御指示、照明制御ユニット6との通信も行う。
記憶部51は、各個別エリアA1〜A9の照明または照明の停止の組み合わせである照明パターンに関する情報を照明パターン情報とし、照明パターン情報を操作部4の各スイッチSW1〜SW3に対応付けて記憶する。
照明管理部52は、操作部4のいずれかのスイッチSW1〜SW3が操作された場合には照明パターン情報を用いて対象エリアAを照明パターンに照明する。また、後述の人検出部61で個別エリアA1〜A9のいずれかにおいて人の存在が検出された場合には、照明管理部52は、後述の照明制御部64の指示にしたがって、人の存在が検出されなかった個別エリアA1〜A9の照明を停止するように各照明負荷3を点灯制御する。照明管理部52は、本発明の点灯制御部に相当する。
また、照明管理部52は、後述の照明パターン設定変更部65から照明パターン情報の変更指示を取得すると、取得した変更指示にしたがって、記憶部51に記憶されている照明パターン情報を変更する。
次に照明制御ユニット6について説明する。照明制御ユニット6は、人検出部61と、記憶部62と、判断部63と、照明制御部64と、照明パターン設定変更部65と、照明状態監視部66とを備えている。
人検出部61は、情報取得部611と、情報分析部612とを備え、後述のセンサ7が接続されている。
センサ7は、対象エリアAに存在する人の存否や分布などを検出するためのカメラである。センサ7で撮像された撮像画像は、照明制御ユニット6の情報取得部611に送信される。
情報取得部611は、例えばイーサネット(登録商標)などのネットワークNT(図2参照)を用いてセンサ7と通信することによって、センサ7から定期的に情報を取得する。つまり、情報取得部611は、対象エリアAが撮像された撮像画像を定期的に取得する。情報分析部612は、情報取得部611で取得された情報を分析する。分析内容は、人の存否や人の位置、人の分布などである。上記より、人検出部61は、各個別エリアA1〜A9ごとに人の存在を検出することができる。
記憶部62は、照明パターン情報、照明パターンでの照明を実現するために各照明負荷3と各個別エリアA1〜A9との対応情報を記憶する。また、記憶部62は、対象エリアAの照明状態情報(各照明負荷3のオンオフ、パターン照明のオンオフ)も記憶する。
判断部63は、情報分析部612の分析結果と照明パターン構成情報と現在の照明状態情報とを用いて、制御すべき照明負荷3、設定変更すべき照明パターン情報を判断する。
照明制御部64は、判断部63の判断結果を用いて、制御が必要な照明負荷3に対する制御指示を照明装置5に送信する。
照明パターン設定変更部65は、人検出部61で個別エリアA1〜A9のいずれかにおいて人が検出された場合に、照明する個別エリアを人が検出される前より減らすように、操作部4の各スイッチSW1〜SW3に対応付けられた照明パターン情報をそれぞれ変更する。つまり、変更後の照明パターン情報は、変更前の照明パターン情報に比べて、照明する個別エリアA1〜A9が少なくなる。例えば、照明パターン設定変更部65は、人検出部61で個別エリアA1〜A9のいずれかにおいて人の存在が検出された場合に、人検出部61で人の存在が検出された個別エリアA1〜A9から遠い位置の個別エリアA1〜A9の照明を停止するように、操作部4の各スイッチSW1〜SW3に対応付けられた照明パターン情報をそれぞれ一時的に変更する。照明パターン設定変更部65は、変更指示を照明装置5に送信する。照明パターン設定変更部65は、本発明の照明パターン変更部に相当する。
照明パターン情報は、予め設定された条件を満たしたときに元の照明パターン情報に戻る。例えば照明パターン情報を変更可能な時間帯が設定されている場合、この時間帯が経過すると、照明パターン設定変更部65は、変更した照明パターン情報を元の照明パターン情報に戻す。また、照明パターン設定変更部65は、照明パターン情報を変更した後、対象エリアAから人がいなくなった場合または対象エリアAから人がいなくなって所定時間が経過した場合に、元の照明パターン情報に戻すようにしてもよい。
照明状態監視部66は、照明装置5から照明状態情報を受信して記憶部62の照明状態情報を更新する。照明状態情報は、各照明負荷3のオンオフ、パターン照明のオンオフなどである。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の動作について図3を用いて説明する。まず、照明制御ユニット6は待機し(図3のS1)、センサ情報の定期取得タイミングになると(S2)、人検出部61の情報取得部611がセンサ7からセンサ情報(撮像画像)を取得する(S3)。その後、情報分析部612はセンサ情報を分析し(S4)、有用な情報(人の存在に関する情報)が含まれているか否かを判定する(S5)。有用な情報が含まれている場合、判断部63は、有用な情報に基づいて、照明制御および照明パターン情報の変更の必要性を判断する(S6)。
ここで、ステップS6の詳細な動作について図4を用いて説明する。まず、人が存在しない個別エリアA1〜A9が照明されているか否かを判定する(図4のS21)。例えばすべての個別エリアA1〜A9が照明されている状態で個別エリアA1にのみ人が存在する場合、照明制御が必要であると判定し(S22)、照明制御のパターンを決定する(S23)。ここでは、人が存在しない個別エリアA2〜A9の照明を停止する。その後、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S24)、照明パターン情報を変更する(S25)。ここでは、人が存在しない個別エリアA2〜A9の照明を停止するように照明パターン情報を変更する。一方、ステップS21において、人が存在しない個別エリアA2〜A9が照明されていない場合、照明制御は必要ではないと判定する(S26)。
図3のステップS6の処理を実行した後、照明装置5は、照明制御部64の判定結果を用いて、必要に応じて照明制御を実行し(図3のS7,S8)、照明制御が成功したならば、照明状態監視部66は記憶部62の照明状態情報を更新する(S9,S10)。さらに、照明装置5の記憶部51は、必要に応じて照明パターン情報を変更し(S11,S12)、照明パターン情報の変更が成功したならば、記憶部62は照明パターン構成情報を更新する(S13,S14)。
ステップS9において照明制御が失敗した場合、またはステップS13において照明パターン情報の変更が失敗した場合、システム異常処理を実行する(S15)。
一方、照明制御ユニット6は、照明装置5から照明の状態変化を受信した場合には(S16)、自らが管理する照明状態情報を更新する(S17)。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について図5を参照しながら一例を説明する。図5において、白部分は、照明されている個別エリアであり、黒部分は、照明されていない個別エリアである。また、図5の○は人を示す。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(全点灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明)が割り当てられている。第2のスイッチSW2には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。第3のスイッチSW3には、第3の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1〜A3への照明、個別エリアA4〜A9への照明の停止)が割り当てられている。
まず、利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると、照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を点灯させて、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図5(a))。その後、照明制御システム1は、個別エリアA1〜A3に存在する利用者を検出すると、個別エリアA4〜A9の照明を停止する(図5(b))。つまり、照明制御システム1は、個別エリアA1〜A3のみを照明する。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報を、個別エリアA1〜A3のみを照明し、個別エリアA4〜A9の照明を停止するような情報に変更する。つまり、照明負荷3a〜3cは点灯が許可され、照明負荷3d〜3iは点灯が禁止される。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作しても、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報を用いて、個別エリアA4〜A9の照明を停止したまま、個別エリアA1〜A3のみを照明する(図5(c))。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、対象エリアA内の人の存在に応じて照明パターン情報を動的に変化させることができるので、対象エリアAを人の存在状況に応じた照明パターンにすることができる。これにより、本実施形態の照明制御システム1は、省エネルギー化の効果を高めることができる。
なお、本実施形態の変形例として、センサ7は、複数の人感センサであってもよい。各個別エリアA1〜A9ごとに人感センサが設置される。この変形例の場合、人検出部61は、各人感センサの検出結果を用いて、各個別エリアA1〜A9に存在する人を検出する。以下の実施形態2〜6,8においても同様である。
また、本実施形態の変形例として、操作部4は、スイッチSW1〜SW3ではなく、タッチパネルなどであってもよい。以下の実施形態2〜8においても同様である。
(実施形態2)
実施形態2に係る照明制御システム1は、人検出部61で個別エリアA1〜A9のいずれかにおいて人の存在が検出された後に操作部4が操作されて照明管理部52が各照明負荷3を点灯制御する動作が所定回数繰り返された場合に、照明パターン情報を変更する点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、人検出部61で個別エリアA1〜A9のいずれかにおいて人の存在が検出された後に操作部4が操作されて照明管理部52が各照明負荷3を点灯制御する動作が所定回数繰り返された場合に、照明パターン情報を変更する。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の要部の動作について図6を用いて説明する。図3のステップS1からステップS5までの処理を実行した後、人が存在しない個別エリアA1〜A9が照明されているか否かを判定する(図6のS31)。例えばすべての個別エリアA1〜A9が照明されている状態で個別エリアA1にのみ人が存在する場合、照明制御が必要であると判定し(S32)、照明制御のパターンを決定する(S33)。ここでは、人が存在しない個別エリアA2〜A9の照明を停止する。猶予数が値Nより大きい場合(S34)、照明パターン情報を変更する必要がないと判定する(S35)。値Nを1増やす(S36)。一方、ステップS34において猶予数が値Nより大きくはない場合、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S37)、照明パターン情報を変更する(S38)。ここでは、人が存在しない個別エリアA2〜A9の照明を停止するように照明パターン情報を変更する。値Nを0にする(S39)。一方、ステップS31において、人が存在しない個別エリアA2〜A9が照明されていない場合、照明制御は必要ではないと判定する(S40)。なお、他の動作は、実施形態1の照明制御システム1の動作と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について図7を参照しながら一例を説明する。図7において、白部分は、照明されている個別エリアであり、黒部分は、照明されていない個別エリアである。また、図7の○は人を示す。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(全点灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明)が割り当てられている。第2のスイッチSW2には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。第3のスイッチSW3には、第3の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1〜A3への照明、個別エリアA4〜A9への照明の停止)が割り当てられている。
まず、利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると(1回目の操作)、照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を点灯させて、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図7(a))。その後、照明制御システム1は、個別エリアA1に存在する利用者を検出すると、個別エリアA2〜A9の照明を停止する(図7(b))。つまり、照明制御システム1は、個別エリアA1のみを照明する。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作すると(2回目の操作)、照明制御システム1は、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図7(c))。その後、照明制御システム1は、再び利用者を検出し、個別エリアA2〜A9の照明を停止する(図7(d))。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作すると(3回目の操作)、照明制御システム1は、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図7(e))。その後、照明制御システム1は、再び利用者を検出し、個別エリアA2〜A9の照明を停止する(図7(f))。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報および第3の照明パターン情報を、個別エリアA1のみを照明し、個別エリアA2〜A9の照明を停止するような情報に変更する。つまり、照明負荷3aは点灯が許可され、照明負荷3b〜3iは点灯が禁止される。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作しても(4回目の操作)、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報を用いて、個別エリアA2〜A9の照明を停止したまま、個別エリアA1のみを照明する(図7(g))。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、利用者に対して照明パターンの変更に猶予期間を与えることができるので、利用者の不満抑制効果を向上させることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る照明制御システム1は、照明パターン情報を段階的に変更する点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、操作部4が操作されるごとに照明する個別エリアA1〜A9を段階的に変化させるように照明パターン情報を段階的に変更する。図8に示すように、各個別エリアA1〜A9には、人が検出された個別エリア(図8では個別エリアA1)との距離が設定されている。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の要部の動作について図9を用いて説明する。図3のステップS1からステップS5までの処理を実行した後、人が存在しない個別エリアA1〜A9が照明されているか否かを判定する(図9のS41)。例えばすべての個別エリアA1〜A9が照明されている状態で個別エリアA1にのみ人が存在する場合、照明制御が必要であると判定し(S42)、照明制御のパターンを決定する(S43)。ここでは、人が存在しない個別エリアA2〜A9の照明を停止する。その後、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S44)、照明パターン情報を変更する(S45)。ここでは、人が存在する個別エリアA1からの距離N以下の個別エリアA1〜A9のみを照明するように照明パターン情報を変更する。値Nから1差し引く(S46)。一方、ステップS41において、人が存在しない個別エリアA2〜A9が照明されていない場合、照明制御は必要ではないと判定する(S47)。なお、他の動作は、実施形態1の照明制御システム1の動作と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について図10を参照しながら一例を説明する。図10において、白部分は、照明されている個別エリアであり、黒部分は、照明されていない個別エリアである。また、図10の○は人を示す。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(全点灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明)が割り当てられている。第2のスイッチSW2には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。第3のスイッチSW3には、第3の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1〜A3への照明、個別エリアA4〜A9への照明の停止)が割り当てられている。
まず、利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると(1回目の操作)、照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を点灯させて、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図10(a))。その後、照明制御システム1は、個別エリアA1に存在する利用者を検出すると、個別エリアA2〜A9の照明を停止する(図10(b))。つまり、照明制御システム1は、個別エリアA1のみを照明する。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報を、個別エリアA1,A2,A4,A5のみを照明し、個別エリアA3,A6〜A9の照明を停止するような情報に変更する。また、第3の照明パターン情報に対しては、照明制御システム1は、個別エリアA1,A2のみを照明し、個別エリアA3〜A9の照明を停止するような情報に変更する。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作すると(2回目の操作)、照明制御システム1は、変更後の照明パターン情報を用いて、個別エリアA1,A2,A4,A5のみを照明する(図10(c))。つまり、個別エリアA3,A6〜A9の照明は停止されたままである。ここで、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報および第3の照明パターン情報を、個別エリアA1のみを照明し、個別エリアA2〜A9の照明を停止するような情報に再変更する。その後、照明制御システム1は、利用者を再び検出すると、個別エリアA2〜A9の照明を停止する(図10(d))。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作しても(3回目の操作)、照明制御システム1は、再変更後の第1の照明パターン情報を用いて、個別エリアA1を照明するのみである(図10(e))。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、照明パターン情報を段階的に変更して照明する個別エリアA1〜A9を段階的に変化させることによって、利用者に猶予期間を与えてから急に照明パターン情報を変更する場合に比べて早期に消灯を試みることができるので、省エネルギー効果を高めることができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る照明制御システム1は、各個別エリアA1〜A9に優先度が予め設定されている点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、人検出部61で人の存在が検出された場合に優先度の高い個別エリアA1〜A9を照明するように照明パターン情報を変更する。図11に示すように、各個別エリアA1〜A9には、人の存在に関係なく優先度が予め設定されている。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の要部の動作について図12を用いて説明する。図3のステップS1からステップS5までの処理を実行した後、人が存在しない個別エリアA1〜A9が照明されているか否かを判定する(図12のS51)。人が存在する場合、照明制御が必要であると判定し(S52)、照明制御のパターンを決定する(S53)。ここでは、優先度が0の個別エリアA1のみを照明する。その後、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S54)、照明パターン情報を変更する(S55)。ここでは、優先度がN以下の個別エリアA1〜A9のみを照明するように照明パターン情報を変更する。値Nから1差し引く(S56)。一方、ステップS41において、人が存在しない場合、照明制御は必要ではないと判定する(S57)。なお、他の動作は、実施形態1の照明制御システム1の動作と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について図13を参照しながら一例を説明する。図13において、白部分は、照明されている個別エリアであり、黒部分は、照明されていない個別エリアである。また、図13の○は人を示す。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(全点灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明)が割り当てられている。第2のスイッチSW2には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。第3のスイッチSW3には、第3の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1〜A3への照明、個別エリアA4〜A9への照明の停止)が割り当てられている。
まず、利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると(1回目の操作)、照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を点灯させて、すべての個別エリアA1〜A9を照明する(図13(a))。その後、照明制御システム1は、個別エリアA1,A9に存在する利用者を検出すると、優先度の高い個別エリアA1のみを照明する(図13(b))。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報を、個別エリアA1,A2,A4,A5のみを照明し、個別エリアA3,A6〜A9の照明を停止するような情報に変更する。第3の照明パターン情報に対しては、照明制御システム1は、個別エリアA1,A2のみを照明し、個別エリアA3〜A9の照明を停止するような情報に変更する。その後、利用者が第1のスイッチSW1を再びオン操作すると(2回目の操作)、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報を用いて、個別エリアA1,A2,A4,A5のみを照明する(図13(c))。個別エリアA9は照明されないため、個別エリアA9に存在する利用者は個別エリアA5に移動する(図13(d))。その後、照明制御システム1は、個別エリアA1,A5に存在する利用者を検出すると、個別エリアA1のみを照明する(図13(e))。ここで、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報および第3の照明パターン情報を、個別エリアA1のみを照明し、個別エリアA3〜A9の照明を停止するような情報に再変更する。その後、利用者が第1のスイッチSW1をオン操作しても(3回目の操作)、照明制御システム1は、再変更後の照明パターン情報を用いて、個別エリアA1のみを照明する(図13(f))。個別エリアA5は照明されないため、個別エリアA5に存在する利用者は個別エリアA1に移動する(図13(g))。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、対象エリアA内に人が分散している場合であっても、優先度の高い個別エリアA1を照明するように照明パターン情報を変更することによって、優先度の高い個別エリアA1に人を誘導することができるので、他の個別エリアA2〜A9の照明を停止することができ、省エネルギー化を図ることができる。
(実施形態5)
実施形態5に係る照明制御システム1は、各個別エリアA1〜A9の人数が許容人数以上である場合に照明する個別エリアA1〜A9を拡大するように照明パターン情報を変更する点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の判断部63は、人検出部61の検出結果を用いて各個別エリアA1〜A9に存在する人の人数を計測する。その後、判断部63は、計測した人数が予め設定された許容人数以上であるか否かを判定する。本実施形態の判断部63は、本発明の計測部および判定部に相当する。なお、本実施形態の判断部63は、上記以外の点において実施形態1の判断部63と同様である。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、判断部63で計測された人数が許容人数以上である場合、照明する個別エリアA1〜A9を拡大するように照明パターン情報を変更する。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、特定の個別エリアA1に多数の人が存在する場合に分散させることができる。
(実施形態6)
実施形態6に係る照明制御システム1は、2つのモードを切り替えることができる点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の照明制御システム1には、第1のモードと第2のモードとがある。第1のモードとは、人検出部61で人の存在が検出された場合に照明パターン設定変更部65が照明パターン情報を変更するモードである。第2のモードとは、人検出部61の検出結果に関係なく照明パターン情報を固定するモードである。
本実施形態の判断部63は、予め設定された条件を満たす場合に第2のモードから第1のモードに切り替える。本実施形態の判断部63は、本発明のモード切替部に相当する。予め設定された条件は、例えば、対象エリアA内に存在する人の人数が閾値以下であるという条件である。この条件では、判断部63は、人数が閾値以下と少ない時間帯になったら、第1のモードにし、人数が閾値より多い時間帯になったら、第2のモードにする。なお、本実施形態の判断部63は、上記以外の点において実施形態1の判断部63と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について一例を説明する。個別エリアA1〜A6に3人以上の利用者が点在している。利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると、照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を点灯させて、すべての個別エリアA1〜A9を照明する。その後、1人の利用者のみが個別エリアA1に存在する状況に変わる。照明制御システム1は、個別エリアA1に存在する利用者を検出すると、第2のモードから第1のモードに切り替える。その後の動作は、実施形態1と同様である。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、必要に応じて照明パターン情報を変更するモード(第1のモード)に切り替えることができるので、利用者の不満を減少させることができる。
なお、本実施形態の変形例として、本実施形態のモードを切り替える機能を実施形態2〜5の照明制御システム1に適用してもよい。
(実施形態7)
実施形態7に係る照明制御システム1は、人の姿勢や動作に応じて照明パターン情報を変更する点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の人検出部61は、センサ7からの撮像画像を用いて人の姿勢および動作の少なくとも一方を認識する。なお、本実施形態の人検出部61は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、人検出部61の認識結果に応じて照明パターン情報を変更する。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の要部の動作について図14を用いて説明する。図3のステップS1からステップS5までの処理を実行した後、人の姿勢・動作を分析する(図14のS61)。人の姿勢・動作が激しくない場合、照明制御が必要であると判定し(S62)、照明制御のパターンを決定する(S63)。ここでは、すべての個別エリアA1〜A9の照明を停止する。その後、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S64)、照明パターン情報を変更する(S65)。ここでは、すべての個別エリアA1〜A9の照明を停止するように照明パターン情報を変更する。一方、ステップS61において、人の姿勢・動作が激しい場合、照明制御は必要ではないと判定する(S66)。なお、他の動作は、実施形態1の照明制御システム1の動作と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について一例を説明する。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(全点灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明)が割り当てられている。第2のスイッチSW2には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。第3のスイッチSW3には、第3の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1〜A3への照明、個別エリアA4〜A9への照明の停止)が割り当てられている。個別エリアA1〜A6に利用者が点在している。利用者の一部は、移動している。
その後、昼休みになり、多くの利用者が食堂などへ移動し、個別エリアA1〜A3に利用者が残っている状況に変わると、照明制御システム1は、個別エリアA1〜A3に存在する利用者を検出する。このとき、照明制御システム1は、すべての利用者が机前に一定時間以上座って移動していないことを検出する。照明制御システム1は、すべての照明負荷3,3,……を消灯させて、すべての個別エリアA1〜A9の照明を停止する。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報および第3の照明パターン情報を、すべての個別エリアA1〜A9の照明を停止するような情報に変更する。つまり、すべての照明負荷3a〜3iは点灯が禁止される。その後、利用者が第1のスイッチSW1または第3のスイッチSW3をオン操作しても、すべての個別エリアA1〜A9は照明されない。
以上の説明より、本実施形態の照明制御システム1は、きめ細かい判断によって、省エネルギー効果を高めることができる。
(実施形態8)
実施形態8に係る照明制御システム1は、照明を停止している個別エリアA5において人の存在が検出された場合、個別エリアA5を照明するように照明パターン情報を変更する点で、実施形態1に係る照明制御システム1と相違する。なお、本実施形態の照明制御システム1は、上記以外の点においては、実施形態1の照明制御システム1と同様である。本実施形態の照明制御システム1は、実施形態1の照明制御システム1と同様、図1に示されている。
本実施形態の照明パターン設定変更部65は、点灯制御部52が照明パターン情報を用いて対象エリアAを照明しているときに、照明を停止している個別エリアA5において人の存在が検出された場合、個別エリアA5を照明するように照明パターン情報を変更する。なお、本実施形態の照明パターン設定変更部65は、上記以外の点において実施形態1の照明パターン設定変更部65と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1の要部の動作について図15を用いて説明する。図3のステップS5を実行した後、照明を停止している個別エリアA1〜A9に人が存在するか否かを判定する(図15のS71)。人が存在する場合、照明制御が必要であると判定し(S72)、照明制御のパターンを決定する(S73)。ここでは、人が存在する個別エリアA1〜A9のみを照明する。その後、照明パターン情報を変更する必要があると判定し(S74)、照明パターン情報を変更する(S75)。ここでは、人が存在する個別エリアA1〜A9のみを照明するように照明パターン情報を変更する。一方、ステップS71において、人が存在しない場合、照明制御は必要ではないと判定する(S76)。なお、他の動作は、実施形態1の照明制御システム1の動作と同様である。
次に、本実施形態に係る照明制御システム1を用いたときの対象エリアAの照明状態について図16を参照しながら一例を説明する。図16において、白部分は、照明されている個別エリアであり、黒部分は、照明されていない個別エリアである。また、図16の○は人を示す。第1のスイッチSW1には、第1の照明パターン情報(一部点灯=個別エリアA1への照明、個別エリアA2〜A9への照明)が割り当てられている。第2,3のスイッチSW2,SW3には、第2の照明パターン情報(全消灯=すべての個別エリアA1〜A9への照明の停止)が割り当てられている。
まず、すべての個別エリアA1〜A9の照明を停止している状態(図16(a))で利用者が操作部4の第1のスイッチSW1をオン操作すると(1回目の操作)、照明制御システム1は、個別エリアA1のみを照明する(図16(b))。その後、別の利用者が個別エリアA5に存在すると、照明制御システム1は、個別エリアA1,A5のそれぞれに存在する利用者を検出する(図16(c))。ここで、照明制御システム1は、これまでの第1の照明パターン情報を、個別エリアA1,A5を照明し、個別エリアA2〜A4,A6〜A9の照明を停止するような情報に変更する。つまり、照明負荷3a,3eは点灯が許可され、照明負荷3b〜3d,3f〜3iは点灯が禁止される。その後、利用者が第1のスイッチSW1をオン操作すると(2回目の操作)、照明制御システム1は、変更後の第1の照明パターン情報を用いて、個別エリアA1,A5を照明する(図16(d))。
以上、本実施形態の照明制御システムは、対象エリアA内の人が多くなった場合、必要最小限の個別エリアA1を照明することができるので、省エネルギー化を図りながら、利用者の不満を抑制することができる。
なお、実施形態1〜8の照明制御システム1の各機能は、適宜組み合わせて用いることができる。
1 照明制御システム
2 照明制御装置
3 照明負荷
4 操作部
51 記憶部
52 照明管理部(点灯制御部)
61 人検出部
63 判断部(計測部、判定部、モード切替部)
65 照明パターン設定変更部(照明パターン変更部)

Claims (9)

  1. 2以上の個別エリアに区分けされる対象エリアにおいてそれぞれが前記個別エリアのいずれかを照明する複数の照明負荷と、前記複数の照明負荷で前記対象エリアを照明する場合に操作される操作部とともに用いられる照明制御装置であって、
    各個別エリアの照明または照明の停止の組み合わせである照明パターンに関する情報を照明パターン情報とし、
    前記照明パターン情報を前記操作部に対応付けて記憶する記憶部と、
    各個別エリアごとに人の存在を検出する人検出部と、
    前記操作部が操作された場合には前記照明パターン情報を用いて前記対象エリアを前記照明パターンに照明し、前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された場合には人が検出されなかった個別エリアの照明を停止するように各照明負荷を点灯制御する点灯制御部と、
    前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された場合に、照明する個別エリアを人が検出される前より減らすように、前記操作部に対応付けられた前記照明パターン情報を変更する照明パターン変更部と
    を備えることを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記照明パターン変更部は、前記人検出部で前記個別エリアのいずれかにおいて人が検出された後に前記操作部が操作されて前記点灯制御部が各照明負荷を点灯制御する動作が所定回数繰り返された場合に、前記照明パターン情報を変更することを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  3. 前記照明パターン変更部は、前記操作部が操作されるごとに照明する個別エリアを段階的に変化させるように前記照明パターン情報を段階的に変更することを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  4. 各個別エリアには、優先度が予め設定され、
    前記照明パターン変更部は、前記人検出部で人が検出された場合に優先度の高い個別エリアを照明するように前記照明パターン情報を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  5. 前記人検出部の検出結果を用いて各個別エリアに存在する人の人数を計測する計測部と、
    前記計測部で計測された前記人数が予め設定された許容人数以上であるか否かを判定する判定部とを備え、
    前記照明パターン変更部は、前記計測部で計測された前記人数が前記許容人数以上である場合、照明する個別エリアを拡大するように前記照明パターン情報を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  6. 前記人検出部で人が検出された場合に前記照明パターン変更部が前記照明パターン情報を変更するモードを第1のモードとし、前記人検出部の検出結果に関係なく前記照明パターン情報を固定するモードを第2のモードとし、
    予め設定された条件を満たす場合に前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えるモード切替部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  7. 前記人検出部は、人の姿勢および動作の少なくとも一方を認識し、
    前記照明パターン変更部は、前記人検出部の認識結果に応じて前記照明パターン情報を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  8. 前記照明パターン変更部は、前記点灯制御部が前記照明パターン情報を用いて前記対象エリアを照明しているときに、照明を停止している個別エリアにおいて人が検出された場合、当該個別エリアを照明するように前記照明パターン情報を変更することを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明制御装置と、
    前記対象エリアにおいてそれぞれが前記個別エリアのいずれかを照明する複数の照明負荷と、
    前記複数の照明負荷で前記対象エリアを照明する場合に操作される操作部と
    を備えることを特徴とする照明制御システム。
JP2010070768A 2010-03-25 2010-03-25 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム Active JP5395717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070768A JP5395717B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010070768A JP5395717B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011204471A JP2011204471A (ja) 2011-10-13
JP5395717B2 true JP5395717B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44880926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010070768A Active JP5395717B2 (ja) 2010-03-25 2010-03-25 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5395717B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5845841B2 (ja) * 2011-11-18 2016-01-20 東芝ライテック株式会社 照明制御装置
JP2014078398A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 照明制御装置、照明制御システムおよびプログラム
CN103139979A (zh) * 2012-11-14 2013-06-05 东莞市维尔霓斯照明科技有限公司 一种智能照明控制管理系统
JP2017123319A (ja) 2016-01-08 2017-07-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム及びコントローラ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0417295A (ja) * 1990-05-09 1992-01-22 Toshiba Corp 照明制御装置
JPH07263151A (ja) * 1994-03-28 1995-10-13 Matsushita Electric Works Ltd 照明制御装置
JPH07312294A (ja) * 1994-05-13 1995-11-28 Matsushita Electric Works Ltd 照明制御方式
JP3373725B2 (ja) * 1996-04-15 2003-02-04 松下電工株式会社 照明装置
JP3747582B2 (ja) * 1997-08-13 2006-02-22 松下電工株式会社 照明装置
JPH11233268A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Matsushita Electric Works Ltd 照明システム
JP4117518B2 (ja) * 1999-08-30 2008-07-16 富士電機リテイルシステムズ株式会社 照明制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011204471A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395717B2 (ja) 照明制御装置およびこの照明制御装置を用いた照明制御システム
JP6400773B2 (ja) 非常用照明システム及び方法
US20120296487A1 (en) Occupancy sensing with vacate input
EP2685791B1 (en) Lighting system
JP5403786B2 (ja) 照明制御システム
KR101624867B1 (ko) 센서 일체형 led 조명등을 이용한 감시 및 대응 시스템 및 그 방법
JP2014060162A (ja) 照明装置
JP2011523494A (ja) 局所的な照明装置の制御を含む、エリア・ベースの照明制御システム
JP2009518802A5 (ja)
KR101744240B1 (ko) 스마트 재실 감지 시스템 및 그 방법
JP2010050664A (ja) 家電機器制御装置及びそのプログラム
JP2010123373A (ja) 照明システム
JP6069864B2 (ja) 監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システム
JPH07263151A (ja) 照明制御装置
JP2014020790A (ja) 情報端末
KR101597664B1 (ko) 절전형 스마트 실내 조명장치
KR20130033852A (ko) 조명 제어 장치 및 방법
JP5508186B2 (ja) 照明器具
JP2010187485A (ja) 電力管理システム
KR101508534B1 (ko) 화장실 조명 장치 및 방법
JP2009066068A (ja) 自動照明制御機構
JP2012155971A (ja) センサ装置、センサ装置を用いた照明器具および照明システム
GB2432028A (en) Controlling electrical devices on the basis of occupancy
JP2011198699A (ja) 照明機器制御システム
JP6369728B2 (ja) 監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5395717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150