JP5392817B2 - 乳化剤形の皮膚外用剤 - Google Patents
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<1>表面を処理されていても良い金属酸化物複合化物を含有する乳化剤形の皮膚外用剤であって、
アニオン性界面活性剤とポリグリセリン脂肪酸エステルとを界面活性剤として含有し、界面活性剤の総量が0.01〜3質量%であることを特徴とし、
前記金属酸化物複合化物は、金属酸化物と、下記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上との複合体であり、
前記金属酸化物複合化物の赤外吸収スペクトルによるカルボキシル基由来のカルボニルの伸縮ピークは、下記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上のカルボキシル基由来のカルボニルの伸縮ピークに対してシフトしていることを特徴とする、乳化剤形の皮膚外用剤。
但し、一般式(1)の化合物は炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のアルカリ塩及び炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又はニ種以上であり、Rは水素原子、又はカルボキシル基及びヒドロキシ基の一方又は両方を有しても良いアルキル基又はアルケニル基を表し、Xは水素、アルカリ金属乃至は炭素数23以下のポリオキシエチレンを表す。
<3>一般式(1)に表されるカルボン酸誘導体重合物が、ポリアクリル酸又はポリメタアクリル酸のアルカリ塩、及びポリアクリル酸又はポリメタアクリル酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする、<1>又は<2>に記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
<4>前記金属酸化物複合化物を構成する金属が、チタン及び/又は亜鉛を主成分とすることを特徴とする、<1>乃至<3>の何れか1つに記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
<5>前記アニオン界面活性剤として、アシル乳酸塩及び/又は脂肪酸グリセリル硫酸塩を含有することを特徴とする、<1>乃至<4>の何れかに1つに記載の乳化剤形の乳化剤形の皮膚外用剤。
<6>前記乳化剤形のポリグリセリン脂肪酸エステルとして、重合度5〜15のポリグリセリンのエステル化度1〜7のものを少なくとも2種含有することを特徴とする、<1>乃至<5>の何れか1つに記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
<7>金属酸化物複合化物を含む乳化剤形の皮膚外用剤の製造方法であって、
金属酸化物複合化物を構成する金属の水溶性塩を水性担体中で、前記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上の存在下、水溶性の塩基で中和し、金属酸化物複合化物を調製する工程、
得られた金属酸化物複合化物を水相に分散させる工程、
アニオン性界面活性剤とポリグリセリン脂肪酸エステルとを界面活性剤として、製造される皮膚外用剤に対して0.01〜3質量%となるように油相に含有させる工程、及び
金属酸化物複合化物を分散した水相と前記界面活性剤を含む油相とを混合して乳化する工程、
を含むことを特徴とする、乳化剤形の皮膚外用剤の製造方法。
本発明の皮膚外用剤は、必須成分として、表面処理されていても良い金属酸化物複合化物を含有することを特徴とし、皮膚外用剤中の該金属酸化物複合化物の含有率は、金属酸化物換算で、0.1質量%〜30質量%、より好ましくは、1質量%〜20質量%である。かかる金属酸化物複合化物における、金属酸化物部分の粒径は、複合化前の状態で、コールターカウンターで測定された粒径で、0.001μm〜0.1μmであることが好ましい。これは、小さすぎた場合には、十分に複合化安定性が得られない場合が存し、大きすぎると十分な水分散性が得られない場合が存するからである。ここでいう、金属酸化物複合化物とは、前記微粒子の金属酸化物と水溶性高分子の複合体であり、該水溶性高分子としては、後記一般式(1)に表されるカルボン酸類の重合体乃至は共重合体が好ましく例示できる。複合化しているか否かは、赤外吸収スペクトルにより、カルボキシル基由来のカルボニルの伸縮ピークが、金属酸化物との弱い結合によりシフトすることにより定義づけられる。即ち、該カルボニル基の伸縮に由来するピークがシフトしないものは単なる混合物と推定され、本発明で言う複合化物に属しない。かかる複合化物は、金属の水溶性塩、例えば、塩化物などのハロゲン化物や、硝酸塩などを水性担体中、水溶性高分子の存在下、水溶性の塩基で中和し、金属塩の陰イオン残基と水酸イオンとをイオン交換することにより製造される。前記金属酸化物又は水酸化物を構成する金属としては、例えば、亜鉛、鉄、アルミニウム、マグネシウム、チタン、バリウム、マンガン、セリウム、コバルト、カルシウム、カドミウム、ストロンチウム、銅、クロミニウム、ジルコニウム、金、銀等が例示でき、これらの内では、両性金属に属するものが好ましく、チタン、亜鉛、セリウムが好適に例示できる。特に、隠蔽効果から、チタンが好ましい。これらの金属は唯一種を用いることも出来るし、二種以上を用いて水溶性高分子との複合体を形成したものを用いることも出来る。また、本発明における金属酸化物には、シリコーン、脂肪酸といった有機物や、シリカ、アルミナといった無機物で表面処理された、既に市販されている金属酸化物を使用することも出来る。この様な粉体の市販品としては、例えば、「酸化チタンMT−100TV(平均一次粒子径:15nm 表面処理:水酸化アルミニウム、脂肪酸;テイカ株式会社製)」、「酸化チタンTTO-V-4(一次粒子径:5〜15nm 表面処理:水酸化アルミニウム、ステアリン酸;石原産業株式会社製)」等が例示できる。この様な市販の金属酸化物を用いる場合には、前記金属の塩化物などの水溶性塩の溶液中で水溶性高分子の存在下、中和し水溶性高分子と金属酸化物の複合体の形で、市販の金属酸化物上に沈積させて複合化物とすることが好ましい。この様な沈積工程を取ることにより、金属酸化物と水溶性高分子の間に弱い結合の存する複合化物とすることが出来る。この様な複合化は赤外吸収スペクトルのカルボキシル基のカルボニル伸縮のピークのシフトとして検知することが出来る。
但し、一般式(1)の化合物は炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のアルカリ塩及び炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又は二種以上であり、Rは水素原子、又はカルボキシル基及びヒドロキシ基の一方又は両方を有しても良いアルキル基又はアルケニル基を表し、Xは水素、アルカリ金属又は炭素数23以下のポリオキシエチレンを表す。
本発明の皮膚外用剤は、必須成分として、アニオン性界面活性剤とポリグリセリン脂肪酸エステルとを界面活性剤として含有し、界面活性剤の総量が0.01〜3質量%であることを特徴とする。前記ポリグリセリン系界面活性剤はアシル基としては、炭素数8〜30の直鎖、分岐乃至は環状構造を有するアルキロイル基又はアルケロイル基が好ましく例示できる。この様なアシル基の具体的な例としては、例えば、2−エチルヘキサノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、イソステアロイル基、ベヘノイル基、オレオイル基、リノロイル基、リノレノイル基などが好適に例示できる。これらの中ではステアロイル基が特に好ましい。又、ポリグリセリンとしては、重合度5〜15のポリグリセリンが好ましく、7〜12が特に好ましい。かかるポリグリセリンのフリーの水酸基の内、前記アシル基で修飾されるものは半分以下であることが好ましく、少なくとも複数のアシル基を同一分子内に有することが好ましい。具体的には、本発明の皮膚外用剤では、モノアシル化デカグリセリン、トリアシル化デカグリセリン、ペンタアシル化デカグリセリンなどが好適に例示できる。この様なポリグリセリン系界面活性剤は唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。二種以上組み合わせて含有させることが、乳化安定性、粉体分散性、粉体分散安定性を向上させるので好ましい。この様な効果を奏するためには、かかるポリグリセリン界面活性剤を、皮膚外用剤全量に対して、総量で0.1〜2質量%、より好ましくは0.2〜1.8質量%含有させることが好ましい。又、ポリグリセリン脂肪酸エステルの組合せとしては、平均的なアシル基の数の差が2以上4以下のものを組み合わせることが好ましい。即ち、モノアシルポリグリセリンとトリアシルグリセリンの組合せ、モノアシルポリグリセリンとテトラアシルグリセリンの組合せ、ジアシルポリグリセリンとテトラアシルグリセリンの組合せ、ジアシルポリグリセリンとペンタアシルポリグリセリンの組合せ、トリアシルポリグリセリンとペンタアシルポリグリセリンの組合せ、トリアシルポリグリセリンとヘキサアシルポリグリセリンの組合せなどが好ましく例示できる。
本発明の皮膚外用剤は、前記必須成分を含有し、乳化剤形であることを特徴とする。乳化剤形としては水中油乳化剤形、油中水乳化剤形、複合乳化剤形など何れの剤形にも応用でき、特に好ましい剤形は、本発明の効果の一つである、ベタツキのない軽い感触の如実な水中油乳化剤形である。また、暑い夏の日のような過酷な使用条件下において、優れた化粧膜維持効果、言い換えれば化粧崩れ防止効果を有するので、この様な条件下での使用の蓋然性が高い皮膚外用剤、例えば、サンケアミルクなどの紫外線防護化粧料、サマーアンダーメークアップ、サマーファンデーション、サマーコントロールカラーなどへの応用が好適に例示できる。
硫酸チタニアの加水分解によって得られた含水酸化チタンをアルカリで処理し、塩酸中で加熱熟成することによって得られた、平均粒子径10nmのルチル型の結晶構造を有するチタニア微粒子の酸性水分散液を作成した。これを水で100g/Lに濃度調整し、このチタニア微粒子の酸性水分散液1Lを測り取った。得られたチタニア微粒子の酸性分散液を純水で希釈して二酸化チタン換算で20g/Lのチタニア微粒子水分散液5LとしA液とした。ポリアクリル酸(重合度5000)20g(和光純薬工業株式会社製)を純水8Lに溶解させ、B液とした。室温にてB液に攪拌しながらA液を徐々に加えた後、1時間熟成させた。さらに2N苛性ソーダ水溶液でpHを5に調整し、1時間熟成させ、濾過、洗浄を行い、湿ケーキを得た。この湿ケーキを純水中にリパルプした後、超音波分散して、中性域で安定な、本発明のチタニア微粒子複合体(固形分濃度25%、pH7.5)(試料A)を得た。
試料Aを用い、表1に従って、化粧料1、2、3、4、5、6を作製した。成分(イ)を加熱溶解し、粉体を均一分散させた後、70℃に温調し、予め加熱溶解させ粉体を均一分散させた成分(ロ)を除々に添加して、ホモジナイザーを用いて乳化させた。その後、室温まで撹拌冷却し、目的とする乳化剤形の皮膚外用剤を得た。更に表1に従い、同様にして比較例1、2、3を得た。
化粧料1、化粧料2、化粧料3、化粧料4、化粧料5、化粧料6、比較例1、比較例2及び比較例3について、B型粘度計を用いて、3号ローター、毎分6回転の測定条件に於いて、粘度測定を実施した。その結果、表2に示すとおり、本願発明の化粧料が2000〜9000mPa・sであり、乳液剤型に適した粘度値であることが明かとなった。この結果は一般式(1)に表される化合物をモノマーとする、水溶性高分子と複合化することにより、これを分散しても系の粘度上昇が抑えられ、使用性が高まることを意味している。
化粧料1、化粧料2、化粧料3、化粧料4、化粧料5、化粧料6、比較例1、比較例2及び比較例3を女性被験者5名の前腕内側部に設けた1cm×2cmに10mgの検体を塗布し、40℃の恒温室に4時間滞在してもらい、しかる後に最少紅斑量の15倍の紫外線を照射し、照射後24時間の皮膚反応を判定することにより測定した。皮膚反応は、本邦パッチテスト基準(−:無反応、±:微弱な紅斑を伴う反応、+:明らかな紅斑を伴う反応、++:浮腫又は丘疹を伴う反応)に従って判定した。結果を表3に示す。これより、本発明の化粧料が優れた紫外線防護効果を有することがわかる。これは化粧膜が過酷な条件での発汗などによって破壊されないためと考えられる。
化粧料1、化粧料2、化粧料3、化粧料4、化粧料5、化粧料6、比較例1、比較例2及び比較例3をビトロスキンに2mg/cm 2 となるように塗布し、20分間室温で乾燥させた後、SPF Analyzer System UV-1000S(labsphere社製)を用いてSPF値を測定した。さらに、作製サンプルを40℃下で1ヶ月間放置し、同様にSPF値を測定した後、放置後のSPF値維持率を算出した。その結果、表4に示すとおり、本願発明の化粧料が高いSPF値を示すことが明らかとなった。これは複合化により、分散性が向上し、化粧膜中の金属酸化物の充填度が向上したためと考えられる。また、表4の40℃1ヶ月放置後のSPF値維持率から、化粧料1から4と化粧料5を比較すると、本願発明のアニオン性界面活性剤のうち、アシル乳酸塩及び/又は脂肪酸グリセリル硫酸塩を配合したものが高いSPF値維持率を示すことが明らかとなった。これは、アシル乳酸塩及び/又は脂肪酸グリセリル硫酸塩配合により、経時における金属酸化物の凝集を抑制したためと考えられる。
( 使用感の評価基準)
1 : ベタツキ感を感じない
2 : ベタツキ感をやや感じる
3 : ベタツキ感を感じる
4 : ベタツキ感をかなり感じる
Claims (7)
- 表面を処理されていても良い金属酸化物複合化物を含有する乳化剤形の皮膚外用剤であって、
アニオン性界面活性剤とポリグリセリン脂肪酸エステルとを界面活性剤として含有し、界面活性剤の総量が0.01〜3質量%であることを特徴とし、
前記金属酸化物複合化物は、金属酸化物と、下記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上との複合体であり、
前記金属酸化物複合化物の赤外吸収スペクトルによるカルボキシル基由来のカルボニルの伸縮ピークは、下記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上のカルボキシル基由来のカルボニルの伸縮ピークに対してシフトしていることを特徴とする、乳化剤形の皮膚外用剤。
但し、一般式(1)の化合物は炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のアルカリ塩及び炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又はニ種以上であり、Rは水素原子、又はカルボキシル基及びヒドロキシ基の一方又は両方を有しても良いアルキル基又はアルケニル基を表し、Xは水素、アルカリ金属乃至は炭素数23以下のポリオキシエチレンを表す。 - 前記金属酸化物複合化物は、水性担体中で、前記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上の存在下、該複合物を構成する金属の水溶性塩を水溶性の塩基で中和することにより製造されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
- 一般式(1)に表されるカルボン酸誘導体重合物が、ポリアクリル酸又はポリメタアクリル酸のアルカリ塩、及びポリアクリル酸又はポリメタアクリル酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
- 前記金属酸化物複合化物を構成する金属が、チタン及び/又は亜鉛を主成分とすることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
- 前記アニオン界面活性剤として、アシル乳酸塩及び/又は脂肪酸グリセリル硫酸塩を含有することを特徴とする、請求項1乃至4の何れかに1項に記載の乳化剤形の乳化剤形の皮膚外用剤。
- 前記乳化剤形のポリグリセリン脂肪酸エステルとして、重合度5〜15のポリグリセリンのエステル化度1〜7のものを少なくとも2種含有することを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の乳化剤形の皮膚外用剤。
- 金属酸化物複合化物を含む乳化剤形の皮膚外用剤の製造方法であって、
金属酸化物複合化物を構成する金属の水溶性塩を水性担体中で、下記一般式(1)で表されるカルボン酸、該カルボン酸の誘導体、該カルボン酸の重合体、及び該カルボン酸の誘導体の重合物からなる群から選ばれる一種又は二種以上の存在下、水溶性の塩基で中和し、金属酸化物複合化物を調製する工程、
得られた金属酸化物複合化物を水相に分散させる工程、
アニオン性界面活性剤とポリグリセリン脂肪酸エステルとを界面活性剤として、製造される皮膚外用剤に対して0.01〜3質量%となるように油相に含有させる工程、及び
金属酸化物複合化物を分散した水相と前記界面活性剤を含む油相とを混合して乳化する工程、
を含むことを特徴とする、乳化剤形の皮膚外用剤の製造方法。
但し、一般式(1)の化合物は炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のアルカリ塩及び炭素数10以下のモノ、ジ又はトリカルボン酸のポリオキシエチレン付加物からなる群から選ばれる一種又はニ種以上であり、Rは水素原子、又はカルボキシル基及びヒドロキシ基の一方又は両方を有しても良いアルキル基又はアルケニル基を表し、Xは水素、アルカリ金属乃至は炭素数23以下のポリオキシエチレンを表す。
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