JP5391931B2 - 画像表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、画像表示装置及びその製造方法に関し、特に、周囲が薄暗い状態でも見やすい反射型の画像表示装置及びその製造方法に関する。
光の3原色であるレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)をサブピクセルとして用いた画像表示装置としては、バックライトを用いた液晶表示装置や、エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置などが普及している。これらは明るくて見やすいが、消費電力が大きい。
一方、近年、バックライトを用いない反射型液晶などの反射型画像表示装置が開発され、省エネルギーの点で注目されている。特許文献1及び2に記載の反射型画像表示装置においては、RGBを用いると光の利用効率が悪く暗い表示しかできないので、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)をサブピクセルとしたものが開示されている。ただし、特許文献1には変換式の記載はなく、特許文献2には、下記の式が記載されている(特許文献1及び2参照)。
C=(G+B)/2 式7.1
M=(B+R)/2 式7.2
Y=(R+G)/2 式7.3
上述した式7.1〜式7.3は単純であるが、例えばGやBが大きくなるとCだけでなくMやYも必ず大きくなるため、全体的に必ず白っぽい表示になる。例えばR=0,G=B=1(シアン)の場合でも、C=1,M=Y=1/2となってシアンよりも白い表示になる。これは、例えば明るい環境下で反射型画像表示装置を用いるような、色がよく見える場合に、不利である。あるいは、次の式が記載されている。なお、特許文献2ではR,G,B=0〜255として記載されているが、ここでは0〜1として記載する。
C=(G+B+G+B−RG−GB−2BR+2RGB)/2 式8.1
M=(R+B+R+B−RG−2GB−BR+2RGB)/2 式8.2
Y=(R+G+R+G−2RG−GB−BR+2RGB)/2 式8.3
この式8.1〜式8.3はおそらく誤りで、下記の式を想定したと思われる。
C=(G+B+G+B−RG−2GB−BR+2RGB)/2 式8.4
M=(R+B+R+B−RG−GB−2BR+2RGB)/2 式8.5
Y=(R+G+R+G−2RG−GB−BR+2RGB)/2 式8.6
しかし、この式8.4〜式8.6は複雑である上、式7.1〜式7.3同様に全体的に必ず白っぽい表示になる。例えばR=0,G=B=1(シアン)の場合でも、C=1,M=Y=1/2となってシアンよりも白い表示になる。これは、例えば明るい環境下で反射型画像表示装置を用いるような、色がよく見える場合に、不利である。また、特許文献3においては、RGBにCを加えた、RGBCが開示されている(特許文献3参照)。
特開平5−241143号公報 特開平11−272244号公報 特開2007−121325号公報
本発明は、RGB方式やRGBC方式よりも明るく、CMY方式よりも原色に近く、色純度のよい表示ができる画像表示装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の請求項1に係る発明は、1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)計4色のサブピクセルからなり、白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯することを特徴とする画像表示装置としたものである。
本発明の請求項2に係る発明は、基板と、基板上に形成されたカラーフィルタと、カラーフィルタ上に形成された薄膜トランジスタアレイと、薄膜トランジスタアレイ上に形成された表示媒体と、表示媒体上に形成された対向電極と、を備える画像表示装置であって、画像表示装置が反射型表示装置または半透過型表示装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置としたものである。
本発明の請求項3に係る発明は、表示媒体が液晶または電気泳動体であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置としたものである。
本発明の請求項4に係る発明は、基板および薄膜トランジスタアレイが実質的に透明であり、基板側に表示を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置としたものである。
本発明の請求項5に係る発明は、カラーフィルタがシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像表示装置としたものである。
本発明の請求項6に係る発明は、1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなることを特徴とする画像表示装置であって、レッド(Ri)、グリーン(Gi)、ブルー(Bi)の色データから、R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0)、C=(Gi+Bi−(Ri−R))/2、M=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0)、Y=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0)によってカラー表示用シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の色データを得るデータ変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数であるとしたものである。
本発明の請求項に係る発明は、1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなり、白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯することを特徴とする画像表示装置であって、R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0)、C0=(Gi+Bi−(Ri−R))/2、M0=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0)、Y0=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0)、MIN=min(C0,M0,Y0)、MAX=max(C0,M0,Y0)、MAX>0の場合、C=C0×MIN/MAX+C0、M=M0×MIN/MAX+M0、Y=Y0×MIN/MAX+Y0、MAX=0の場合、C=M=Y=0によってカラー表示用シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の色データを得るデータ変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数であるとしたものである。
本発明の請求項に係る発明は、基板を準備し、基板上に、白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯するシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)計4色のサブピクセルからなる画素を形成し、サブピクセル上にキャパシタ電極及び画素電極を含む薄膜トランジスタアレイを形成し、薄膜トランジスタアレイと、別基板とを貼り合わせて薄膜トランジスタアレイと別基板上に形成された対向電極との間に表示媒体を挟持することを特徴とする画像表示装置の製造方法としたものである。
本発明の請求項に係る発明は、表示媒体が液晶または電気泳動体であることを特徴とする請求項に記載の画像表示装置の製造方法としたものである。
本発明によれば、RGB方式やRGBC方式よりも明るく、CMY方式よりも原色に近く、色純度のよい表示が得られる画像表示装置を提供することができる。
(a)〜(j)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置のカラーフィルタの配置例を示す概略平面図及び色度図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の一例として電子ペーパを示す概略断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の一例として反射型液晶表示装置を示す概略断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の一例として半透過型液晶表示装置例を示す概略断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の製造工程の一例を示す概略平面図及び概略断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置の製造工程の一例を示す概略平面図及び概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る画像表示装置のカラーフィルタの配置例を示す概略平面図及び色度図である。図1(a)〜(i)に示すように、本発明の実施の形態に係る画像表示装置は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)の計4色のサブピクセルを有している。図1(a)〜(d)のように、隣の画素でサブピクセルの上下を入れ替えたり、左右を入れ替えたり、上下左右を入れ替えたりしてもよい。また、図1(e)〜(i)のように、サブピクセル内の配置も任意である。ここで、図示しないが、本発明の実施の形態に係る画像表示装置は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)の計4色のサブピクセルを有しているが、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、グリーン(G)の計4色のサブピクセル及びシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、ブルー(B)の計4色のサブピクセルを有していてもよい。
なお、図1(a)〜(i)のカラーフィルタ11のサブピクセル間には通常わずかな隙間があるが、その部分にはオーバーコート層だけを付けてホワイトの状態にしてもよいし、Crまたはブラックレジストを用いてブラックの状態にしてもよい。
ここで、1画素がRGBからなる場合には、カラーフィルタでの光の利用効率は理想的には各々1/3であり、全体平均でも1/3である。一方、1画素がRGBCの場合、一見、カラーフィルタでの光の利用効率は平均すると((1/3)×3+2/3)/4=5/12であるように思われる。しかしRGBCを全点灯した場合の色は白ではなくシアンがかった色になってしまうため、白の場合の利用効率はRGBのみ点灯した((1/3)×3+0)/4=1/4である。
1画素がCMYの場合には、カラーフィルタでの光の利用効率は各々2/3であり、全体平均でも2/3である。また、1画素にCMYを用いた場合には明るいというメリットがあるが、純粋な赤、緑、青を表示することはできないという欠点を有する。特に赤は目立つ色であり、重要である。なぜなら、人間の目は、赤錐体細胞、緑錐体細胞、青錐体細胞で色を識別するが、青錐体細胞の数が少ないため、青と緑の区別がつきにくい。そのため、赤がはっきり区別されて目立つことになる。
それに対し、本発明の実施の形態に係るカラーフィルタの配置がCMYRの場合には、カラーフィルタでの光の利用効率はRが1/3であり、CMYが2/3であるから、全体平均では7/12となるように一見思われるが、全点灯では赤みがかった色になってしまう。白の場合の利用効率はCMYのみ点灯した((2/3)×3+0)/4=1/2である。即ち、明るさに関しては、RGB方式やRGBC方式よりも明るい。図1(j)に示すように、1画素がCMYRの場合では、純粋なB、G付近は若干白みがかるが、Y〜RやM〜Rの部分はRGBやCMYよりも色純度がよい。RGBよりも色純度がよいのは、C、M、Yとして、RGBの三角形よりも外側の色相の鮮やかなカラーフィルタを用いることができるからである。例えば色度(x,y)が、R(0.42,0.29)、G(0.30,0.44)、B(0.20,0.26)に対し、C(0.17,0.31)、M(0.40,0.21)、Y(0.40,0.49)は外側にある。この場合、G画素とB画素でCを表示したりB画素とR画素でMを表示したりR画素とG画素でYを表示したりするよりも、C画素やM画素やY画素で表示した方がより色純度のよい表示ができる。このC画素、M画素、Y画素での表示を本発明の実施の形態では、「鮮やかなC」、「鮮やかなM」、「鮮やかなY」と表現する。またCMYより色純度がよいのは、Rを用いているからである。従って、RGBに比べてG、B付近の色純度は悪いがC、M〜R、R〜Yの色純度がよく、CMYに比べてM〜R、R〜Yの色純度がよい。
RGBデータ(Ri、Gi、Bi)で与えられた色をCMYRでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0) 式1.1
C=(Gi+Bi−(Ri−R))/2 式1.2
M=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0) 式1.3
Y=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0) 式1.4
ただし、max(A,B)はA,Bのうち最も大きい値をとる関数である。また、式1.1〜1.4の後で、C、M、Yにそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C+M+Y))を乗ずる補正をかけた値を新たなC、M、Yとして用いてもよい。
式1.1〜式1.4において、純粋なGに近い場合R=M=0になり、図1(j)のC−Y線上にくる。純粋なBに近い場合R=Y=0になり、図1(j)のC−M線上にくる。しかし、それ以外の色はそのまま保たれ、通常の画像表示にはほとんど影響しない。例えばRi=1、Gi=Bi=0(レッド)の場合、R=1、C=M=Y=0となって純粋なレッドになる。Gi=1、Bi=Ri=0(グリーン)の場合、Y=C=1/2、M=R=0となる。Bi=1、Ri=Gi=0(ブルー)の場合、C=M=1/2、Y=R=0となる。例えばRi=0,Gi=Bi=1(シアン)の場合、C=1、M=Y=R=0となって鮮やかなシアンになる。Gi=0、Bi=Ri=1(マゼンタ)の場合、M=1、Y=C=R=0となって鮮やかなマゼンタになる。Bi=0、Ri=Gi=1の場合、Y=1、C=M=R=0となって鮮やかなイエローになる。また例えばRi=Gi=Bi=1(白)の場合、C=M=Y=1/2、R=0となって、光の利用効率=((2/3)×(1/2)×3+(1/3)×0)/4=1/4である。
同様にCMYGのサブピクセルを有する画像表示装置とする場合には、図1(a)〜(i)のRのカラーフィルタをGに置き換えればよい。RGBデータ(Ri、Gi、Bi)で与えられた色をCMYGでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
G=max(min(Gi−Bi,Gi−Ri),0) 式1.5
C=max(((Gi−G)+Bi−Ri)/2,0) 式1.6
M=(Bi+Ri−(Gi−G))/2 式1.7
Y=max((Ri+(Gi−G)−Bi)/2,0) 式1.8
ただし、max(A,B)はA,Bのうち最も大きい値をとる関数である。また、式1.5〜1.8の後で、C、M、Yにそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C+M+Y))を乗ずる補正をかけた値を新たなC、M、Yとして用いてもよい。
同様にCMYBのサブピクセルを有する画像表示装置とする場合には、図1(a)〜(i)のRのカラーフィルタをBに置き換えればよい。RGBデータ(Ri、Gi、Bi)で与えられた色をCMYBでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
B=max(min(Bi−Gi,Bi−Ri),0) 式1.9
C=max((Gi+(Bi−B)−Ri)/2,0) 式1.10
M=max(((Bi−B)+Ri−Gi)/2,0) 式1.11
Y=(Ri+Gi−(Bi−B))/2 式1.12
ただし、max(A,B)はA,Bのうち最も大きい値をとる関数である。また、式1.9〜1.12の後で、C、M、Yにそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C+M+Y))を乗ずる補正をかけた値を新たなC、M、Yとして用いてもよい。
CMYとRGBは補色の関係にあるが、実際の色特性は、カラーフィルタの材料特性に依存する。したがって、実際のCMYのカラーにおいてもっとも表現困難なRGBカラーの一つを選択することが好ましい。
あるいは、RGBデータ(Ri,Gi,Bi)で与えられた色をCMYRでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0) 式2.1
C0=(Gi+Bi−(Ri−R))/2 式2.2
M0=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0) 式2.3
Y0=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0) 式2.4
MIN=min(C0,M0,Y0) 式2.5
MAX=max(C0,M0,Y0) 式2.6
MAX>0の場合
C=C0×MIN/MAX+C0 式2.7
M=M0×MIN/MAX+M0 式2.8
Y=Y0×MIN/MAX+Y0 式2.9
MAX=0の場合
C=M=Y=0 式2.10
ただし、max(A,B,…)は、A,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)は、A,B,・・・のうち最も小さい値をとる関数である。また、式2.1〜2.4の後で、C0、M0、Y0にそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C0+M0+Y0))を乗ずる補正をかけた値を新たなC0、M0、Y0として式2.5以降に用いてもよい。
式2.1〜式2.4において、純粋なGに近い場合R=M=0になり、図1(j)のC−Y線上にくる。純粋なBに近い場合R=Y=0になり、図1(j)のC−M線上にくる。しかし、それ以外の色はそのまま保たれ、通常の画像表示にはほとんど影響しない。例えばRi=1、Gi=Bi=0(レッド)の場合、R=1、C=M=Y=0となって純粋なレッドになる。Gi=1、Bi=Ri=0(グリーン)の場合、Y=C=1/2、M=R=0となる。Bi=1、Ri=Gi=0(ブルー)の場合、C=M=1/2、Y=R=0となる。例えばRi=0,Gi=Bi=1(シアン)の場合、C=1、M=Y=R=0となって鮮やかなシアンになる。Gi=0、Bi=Ri=1(マゼンタ)の場合、M=1、Y=C=R=0となって鮮やかなマゼンタになる。Bi=0、Ri=Gi=1(イエロー)の場合、Y=1、C=M=R=0となって鮮やかなイエローになる。また例えばRi=Gi=Bi=1(白)の場合、C=M=Y=1、R=0となって、光の利用効率=((2/3)×1×3+(1/3)×0)/4=1/2である。
同様にRGBデータ(Ri、Gi、Bi)で与えられた色をCMYGでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
G=max(min(Gi−Ri,Gi−Bi),0) 式2.11
C0=max(((Gi−G)+Bi−Ri)/2,0) 式2.12
M0=(Bi+Ri−(Gi−G))/2 式2.13
Y0=max((Ri+(Gi−G)−Bi)/2,0) 式2.14
MIN=min(C0,M0,Y0) 式2.15
MAX=max(C0,M0,Y0) 式2.16
MAX>0の場合
C=C0×MIN/MAX+C0 式2.17
M=M0×MIN/MAX+M0 式2.18
Y=Y0×MIN/MAX+Y0 式2.19
MAX=0の場合
C=M=Y=0 式2.20
ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数である。また、式2.11〜2.14の後で、C0、M0、Y0にそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C0+M0+Y0))を乗ずる補正をかけた値を新たなC0、M0、Y0として式2.15以降に用いてもよい。
同様にRGBデータ(Ri、Gi、Bi)で与えられた色をCMYBでカラー表示するには、例えば次の式で行うことができる。ただし、Ri、Gi、Biは0〜1の値をとるものとする。
B=max(min(Bi−Gi,Bi−Ri),0) 式2.21
C0=max(Gi+(Bi−B)−Ri)/2,0) 式2.22
M0=max((Bi−B)+Ri−Gi)/2,0) 式2.23
Y0=(Ri+Gi−(Bi−B))/2 式2.24
MIN=min(C0,M0,Y0) 式2.25
MAX=max(C0,M0,Y0) 式2.26
MAX>0の場合
C=C0×MIN/MAX+C0 式2.27
M=M0×MIN/MAX+M0 式2.28
Y=Y0×MIN/MAX+Y0 式2.29
MAX=0の場合
C=M=Y=0 式2.30
ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数である。また、式2.21〜2.24の後で、C0、M0、Y0にそれぞれ(Ri+Gi+Bi)/(2×(C0+M0+Y0))を乗ずる補正をかけた値を新たなC0、M0、Y0として式2.25以降に用いてもよい。
なお、色データの変換(色相変換手段)としては、デジタルデータから計算で変換する方法や、ルックアップテーブルを用いる方法、アナログ信号から電気的に変換する方法などがある。いずれの方法を用いてもよい。通常、駆動においては、表示媒体や表示パネル部の特性を補正するためのガンマ変換を行う。また、色データにガンマ補正がかけられている場合、Ri、Gi、Biに逆ガンマ変換をかけてからデータ変換を行い、CMYRの各色データにガンマ変換をかけて駆動を行うとよい。なお、色データに補正がかけられていても逆ガンマ変換とガンマ変換を省略する(誤差を無視する)ことや、逆ガンマ変換・データ変換・ガンマ変換をまとめた近似式で変換することも可能である。また、CMYR以外に同様の式にてCMYG、CMYBの画像表示装置も可能であるが、本発明者らの結果ではCMYRが最も良好な表示を示した。
次に、本発明の実施の形態に係る画像表示装置50について説明する。画像表示装置50の例としては、図2(a)及び(b)に示す電子ペーパ、図3(a)、図3(b)、図4(a)及び図4(b)に示す液晶表示装置等が挙げられる。
図2(a)及び(b)に示すように、本発明の実施の形態に係る電子ペーパは反射型表示装置である。図2(a)に示すように、本発明の実施の形態に係る電子ペーパは、基板1、薄膜トランジスタアレイ20、電気泳動体30、対向電極31、カラーフィルタ11、対向基板32を備えている。なお、カラーフィルタ11は対向基板32と対向電極31の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、対向基板32の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、対向基板32の対向電極31とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。本発明の実施の形態に係る電子ペーパは、基板1上に薄膜トランジスタアレイ20を形成したものと、別の対向基板32上にカラーフィルタ11及び対向電極31を形成したものを貼り合わせる際に電気泳動体30をはさみこむことで作製できる。あるいは、基板1上に薄膜トランジスタアレイ20を形成したものに、別の対向基板32上にカラーフィルタ11、対向電極31及び電気泳動体30を形成したものを貼り合わせることで作製できる。画像の表示は対向基板32側で行われる。電気泳動体30としては、電気泳動カプセル、電子粉流体などを用いることができる。サブピクセルごとに壁を形成して電気泳動体30を閉じ込めてもよい。この方式では、対向基板32を貼り合わせる際にカラーフィルタ11と薄膜トランジスタアレイ20の精密な位置合わせが必要である。あるいは、図2(b)に示すように、本発明の実施の形態に係る電子ペーパは、基板1、カラーフィルタ11、薄膜トランジスタアレイ20、電気泳動体30、対向電極31、対向基板32を備えている。なお、カラーフィルタ11は基板1と薄膜トランジスタアレイ20の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、基板1の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、基板1の薄膜トランジスタアレイ20とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。本発明の実施の形態に係る電子ペーパは、基板1上にカラーフィルタ11を形成し、その上に薄膜トランジスタアレイ20を形成し、別の対向基板32上に対向電極31を形成したものの間に電気泳動体30をはさみこむことで作製できる。あるいは、基板1上にカラーフィルタ11を形成し、その上に薄膜トランジスタアレイ20を形成したものに、別の対向基板32上に対向電極31と電気泳動体30を形成したものを貼り合わせることで作製できる。画像の表示は基板1側で行われる。図2(b)に示す電子ペーパの場合、製造過程で既にカラーフィルタ11と薄膜トランジスタアレイ20との位置合わせは済んでいるため、対向基板32を貼り合わせる際に精密な位置合わせは不要である。
液晶表示装置には、透過型、反射型、半透過型があるが、本発明の実施の形態に係る液晶表示装置は光を有効に使うことを目的としているので、反射型や半透過型が適している。図3(a)に示すように、本発明の実施の形態に係る反射型液晶表示装置は、基板1、薄膜トランジスタアレイ(電極が反射電極)20、液晶層33、対向電極31、カラーフィルタ11、対向基板32、1/4波長板34、偏光板35を備えている。画像の表示は偏光板35側で行われる。なお、カラーフィルタ11は対向基板32と対向電極31の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、対向基板32の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、対向基板32の対向電極31とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。あるいは図3(b)に示すように、本発明の実施の形態に係る反射型液晶表示装置は、対向基板32、反射性の対向電極31、液晶層33、薄膜トランジスタアレイ20、カラーフィルタ11、基板1、1/4波長板34、偏光板35を備えている。画像の表示は偏光板35側で行われる。カラーフィルタ11は基板1と薄膜トランジスタアレイ20の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、基板1の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、基板1の薄膜トランジスタアレイ20とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。また、液晶を封入するために、シール部36を用いている。ここで、1/4波長板34は可視波長の位相差を90度(π/2)にさせるために用いるものであり、例えばポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリアリレート、ポリサルフォン、シクロオレフィン等の延伸フィルムから形成される。偏光板35は一方向の直線偏光のみを透過させ、例えばポリビニルアルコール膜にヨウ素を吸着させて形成される。なお、図示しないが、液晶を配向させるための配向膜や光配向が用いられ、空隙を一定にするためにスペーサが用いられる。
図4(a)に示すように、本発明の実施の形態に係る半透過型液晶表示装置は、バックライト39、第2の偏光板38、第2の1/4波長板37、基板1、薄膜トランジスタアレイ20、液晶層33、対向電極31、カラーフィルタ11、対向基板32、第1の1/4波長板34、第1の偏光板35を備えている。画像の表示は第1の偏光板35側で行われる。なお、カラーフィルタ11は対向基板32と対向電極31の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、対向基板32の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、対向基板32の対向電極31とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。あるいは、図4(b)に示すように、本発明の実施の形態に係る反射型液晶表示装置は、バックライト39、第2の偏光板38、第2の1/4波長板37、対向基板32、対向電極31、液晶層33、薄膜トランジスタアレイ20、カラーフィルタ11、基板1、第1の1/4波長板34、第1の偏光板35を備えている。画像の表示は第1の偏光板35側で行われる。カラーフィルタ11は基板1と薄膜トランジスタアレイ20の間にあるのが望ましいが、見る方向が限定される場合や、基板1の厚さが画素の大きさに比べて小さい場合には、視差の問題が小さいので、基板1の薄膜トランジスタアレイ20とは逆の面にカラーフィルタ11が配置されてもよい。また、液晶を封入するために、シール部36を用いている。ここで、第1及び第2の1/4波長板34、37は可視波長の位相差を90度(π/2)にさせるために用いるものであり、例えばポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリアリレート、ポリサルフォン、シクロオレフィン等の延伸フィルムから形成される。第1及び第2の偏光板35、38は一方向の直線偏光のみを透過させ、例えばポリビニルアルコール膜にヨウ素を吸着させて形成される。なお、図示していないが、液晶を配向させるための配向膜や光配向が用いられ、空隙を一定にするためにスペーサが用いられる。
以下、本発明の実施の形態に係る電子ペーパ及び液晶表示装置の構成について詳細に述べる。
本実施の形態に係る基板1及び対向基板32の材料としては、例えば、ガラスが最適であるが、プラスチックも用いることができる。プラスチックとしては、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルサルフォン、トリアセチルセルロース、ポリビニルフルオライドフィルム、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合樹脂、耐候性ポリエチレンテレフタレート、耐候性ポリプロピレン、ガラス繊維強化アクリル樹脂フィルム、ガラス繊維強化ポリカーボネート、透明性ポリイミド、フッ素系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂等を使用することもできるが本発明ではこれらに限定されるものではない。これらは単独の基板1及び対向基板32として使用してもよいが、二種以上を積層した複合の基板1及び対向基板32として使用することもできる。
本実施の形態に係るカラーフィルタ11としては、例えば、染料を用いたもの、顔料を用いたもの、干渉を利用したものなどがあるが、顔料を分散したレジストを用いて露光・現像で形成する方法を用いることが好ましい。カラーフィルタ11の膜厚または顔料濃度を調整することによって、カラーフィルタ11の光透過率を調整することができる。レッド11R、シアン11C、マゼンタ11M、イエロー11Yを、塗布・露光・現像によって順次形成する。形成順序は任意である。さらに、透明なオーバーコート11OCを形成することで、段差を低減することができる。
基板1とカラーフィルタ11の間、もしくはカラーフィルタ11と薄膜トランジスタアレイ20との間には、薄膜トランジスタアレイ20の耐久性を向上させるために透明のガスバリア層(図示せず)を形成することができる。ガスバリア層としては酸化アルミニウム(Al)、酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(SiN)、酸化窒化ケイ素(SiON)、炭化ケイ素(SiC)及びダイヤモンドライクカーボン(DLC)などが挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。またこれらのガスバリア層は2層以上積層して使用することもできる。ガスバリア層は有機物フィルムを用いた基板1の片面だけに形成してもよいし、両面に形成してもよい。ガスバリア層は真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、レーザアブレーション法、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法、ホットワイヤCVD法及びゾルゲル法などを用いて形成することができるが本発明ではこれらに限定されるものではない。
次に、本実施の形態に係る薄膜トランジスタアレイ20について説明する。本実施の形態に係る薄膜トランジスタアレイ20の電極、半導体層、絶縁膜として実質的に透明な材料を用いたものである。ここで「実質的に透明」とは、可視光である波長領域400nm以上700nm以下の範囲内で透過率が70%以上であることをいう。
本実施の形態に係る実質的に透明な薄膜トランジスタ20の電極、即ちゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ電極9、キャパシタ配線9’、ソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’、上部画素電極10には、実質的に透明な導電材料の薄膜を用いることが好ましい。実質的に透明な導電材料としては、酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化カドミウム(CdO)、酸化インジウムカドミウム(CdIn)、酸化カドミウムスズ(CdSnO)及び酸化亜鉛スズ(ZnSnO)などの酸化物材料を使用することができるが本発明ではこれらに限定されるものではない。また、これらの酸化物材料に不純物をドープしたものも好適に用いられる。例えば、酸化インジウムにスズ(Sn)やモリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ガリウム(Ga)、セリウム(Ce)及び亜鉛(Zn)をドープしたもの、酸化亜鉛にアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)をドープしたものなどである。この中で特に酸化インジウムにスズをドープした酸化インジウムスズ(通称:「ITO」)や酸化インジウムに亜鉛をドープした酸化インジウム亜鉛(通称:「IZO」)はこの中でも透明性と抵抗率との点で優れているため、特に好適に用いることができる。
あるいは、実質的に透明な導電材料に接触して、補助配線(図示せず)を設けることもできる。補助配線としては、例えば、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、コバルト(Co)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、白金(Pt)及びチタン(Ti)を使用することができるが本発明ではこれらに限定されるものではない。またこれらの金属の合金や不純物をドープしたもの、これらの金属の薄膜を複数積層したものも使用できる。補助配線の線幅は、画像表示装置30の開口率を低下させないために、実質的に透明な導電材料を用いた電極よりも細くパターニングすることが望ましい。細くパターニングすることにより、補助配線は透明でなくても、薄膜トランジスタアレイ20は実質的に透明とすることができる。
実質的に透明な導電材料の薄膜及び補助配線の形成方法は、真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、レーザアブレーション法、プラズマCVD法、光CVD法、ホットワイヤCVD法などで形成することができるが本発明ではこれらに限定されるものではない。
実質的に透明な半導体層6としては、金属酸化物を主成分とする酸化物半導体材料が使用できる。酸化物半導体材料は亜鉛(Zn)、インジウム(In)、スズ(Sn)、タングステン(W)、マグネシウム(Mg)及びガリウム(Ga)のうち一種類以上の元素を含む酸化物である、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム(In)、酸化インジウム亜鉛(In−Zn−O)、酸化スズ(SnO)、酸化タングステン(WO)及び酸化亜鉛ガリウムインジウム(In−Ga−Zn−O)などの材料が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。これらの材料は実質的に透明であり、バンドギャップが2.8eV以上、好ましくはバンドギャップが3.2eV以上であることが好ましい。これらの材料の構造は単結晶、多結晶、微結晶、結晶とアモルファスとの混晶、ナノ結晶散在アモルファス、アモルファスのいずれであってもかまわない。実質的に透明な半導体層6の膜厚は20nm以上が望ましい。
実質的に透明な半導体層6に用いられる酸化物半導体の材料は可視光領域において光感度を持たないため、実質的に透明な薄膜トランジスタアレイ20の作製ができ、アクティブマトリクス型の表示装置の開口率の向上や、新たな表示装置構成を実現できる。
実質的に透明な半導体層6の形成方法は、スパッタリング法、パルスレーザ堆積法、真空蒸着法、CVD法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、ALD(Atomic Layer Deposition)法及びゾルゲル法などの方法を用いて形成されるが、好ましくはスパッタリング法、パルスレーザ堆積法、真空蒸着法、CVD法である。スパッタリング法ではRFマグネトロンスパッタリング法及びDCスパッタリング法、真空蒸着法では抵抗加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法及びイオンプレーティング法、CVD法ではホットワイヤCVD法及びプラズマCVD法などが挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る実質的に透明な薄膜トランジスタアレイ20のゲート絶縁膜3に使用される材料は特に限定されないが、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化タンタル(Ta)、酸化イットリウム(Y)、酸化ハフニウム(HfO)、ハフニウムアルミネート(HfAlO)、酸化ジルコニウム(ZrO)及び酸化チタン(TiO)などの無機材料、またはポリメチルメタクリレート(PMMA)などのポリアクリレート、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリスチレン(PS)、透明性ポリイミド、ポリエステル、エポキシ樹脂及びポリビニルフェノールなどの有機材料が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。ゲートリーク電流を抑えるためには、絶縁材料の抵抗率が1011Ω・cm以上、望ましくは1014Ω・cm以上であることが好ましい。ゲート絶縁層3は真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、レーザアブレーション法、プラズマCVD法、光CVD法、ホットワイヤCVD法、スピンコート法、ディップコート法、スクリーン印刷法などの方法を用いて形成することができるが本発明ではこれらに限定されるものではない。ゲート絶縁層3の膜厚は50nm以上2μm以下であることが好ましい。これらのゲート絶縁膜3は単層として用いても構わないし、複数の層を積層したものを用いても構わないし、また成長方向に向けて組成を傾斜したものでも構わない。
本発明の実施の形態に係る実質的に透明な薄膜トランジスタアレイ20の構成は特に限定されないが、ボトムゲートトップコンタクト型、ボトムゲートボトムコンタクト型、トップゲートトップコンタクト型、トップゲートボトムコンタクト型を用いることができる。
本実施の形態に係る層間絶縁膜8としては絶縁性で実質的に透明であれば特に限定されない。例えば、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化ハフニウム、ハフニウムアルミネート、酸化ジルコニウム及び酸化チタン等の無機材料、または、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などのポリアクリレート、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリスチレン(PS)、透明性ポリイミド、ポリエステル、エポキシ樹脂及びポリビニルフェノールなどの有機材料が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。層間絶縁膜8はゲート絶縁膜4と同じ材料であっても構わないし、異なる材料であっても構わない。これらの層間絶縁膜8は単層として用いても構わないし、複数の層を積層したものを用いても構わない。なお、層間絶縁膜8は、ソース配線4’やゲート配線2’が表示に与える影響を低減するために、少なくともこれらを覆うように形成される。
本実施の形態に係る実質的に透明な薄膜トランジスタアレイ20の構造がボトムゲート型の場合は、実質的に透明な半導体層6の上を覆うような封止層(図示せず)を設けることができる。封止層を用いることで、実質的に透明な半導体層6が湿度などで経時変化を受けたり、層間絶縁膜8から影響を受けたりすることを防ぐことができる。封止層としては酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化窒化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化ハフニウム、ハフニウムアルミネート、酸化ジルコニウム及び酸化チタン等の無機材料、または、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などのポリアクリレート、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリスチレン(PS)、透明性ポリイミド、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリビニルフェノール及びフッ素系樹脂等の有機材料が挙げられるが本発明ではこれらに限定されるものではない。これらの封止層は単層として用いても構わないし、複数の層を積層したものを用いても構わない。
さらに、本発明の実施の形態では、画素電極5’と電気的に接続された上部画素電極10を有してもよい。具体的には、層間絶縁膜8をスクリーン印刷法などの方法でパターン印刷して画素電極5’の部分に層間絶縁膜8を設けない方法や、透明なレジストを塗布・露光・現像して画素電極5’上に穴の開いた層間絶縁膜8とした上に形成すれば、画素電極5’と接続することができる。
なお、実質的に透明な薄膜トランジスタアレイ20は図2(b)、図3(b)、図4(b)のような画像表示装置に最適であるが、図2(a)、図3(a)、図4(a)のような画像表示装置にももちろん使用できる。
本発明の実施の形態に係る画像表示装置は、1画素にCMYRを用いて式2.1〜式2.10のデータ変換式により色データを変換することで、原色に近く、色純度の高い表示ができる。
以下、本発明の実施の形態に係る実施例1乃至実施例3について説明する。なお、本発明は実施例1乃至実施例3に限定されるわけではない。
まず、図5(a)に示すように、基板1としてガラス基板を用いた。次に、基板1上にレッド11R、シアン11C、イエロー11Y及びマゼンタ11Mのレジストを塗布・露光・現像・焼成して、パターンを形成した。ここで、レッド11R、シアン11C、イエロー11Y及びマゼンタ11Mのカラーフィルタ11の配置を図1(a)〜(i)に示す。次に、全体に透明なオーバーコート剤を塗布・焼成することで、オーバーコート層11OCを形成した。
次に、図5(b)に示すように、オーバーコート層11OC上にITOをスパッタリング法により成膜し、フォトリソグラフィ及びウェットエッチングによってパターニングして、ゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ電極9、キャパシタ配線9’を形成した。
次に、図5(c)に示すように、ゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ電極9、キャパシタ配線9’を覆うように、ゲート絶縁膜3及び半導体層6をスパッタリング法により連続成膜した。ゲート絶縁膜3にはSiONを用いて、半導体層6にはInGaZnOを用いた。そして半導体層6をフォトリソグラフィ及びウェットエッチングによってパターニングした。
次に、図5(d)に示すように、半導体層6を跨いで、ソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’と逆パターンのレジストパターンを予め形成後にITOを成膜し、リフトオフによってソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’を形成した。
次に、図5(e)に示すように、フッ素樹脂をスクリーン印刷することによってゲート配線2’、ソース配線4’および半導体層6上に層間絶縁膜8を形成した。この層間絶縁膜8は、封止の役割も有している。こうしてカラーフィルタ11付き薄膜トランジスタ基板を作製した。
一方、図2(b)に示すように、対向基板32としてのポリエチレンテレフタレート基板上に対向電極31としてITOが成膜され、さらに電気泳動体30として電気泳動カプセルが塗布されたものを、作製したカラーフィルタ11付き薄膜トランジスタ基板と貼り合わせることにより、画像表示装置50を作製した。
Ri、Gi、Biで与えられた画像データを計算でCMYRに変換したデータを用いて駆動を行い、式1.1〜式1.4、式2.1〜式2.10のカラー表示を行えることを確認した。
実施例1と同様に作製したカラーフィルタ11付き薄膜トランジスタ基板上に配向膜(図示せず)を塗布し、ラビング処理を行った。対向基板32としてのガラス基板上に対向電極31としてAlを成膜し、さらに配向膜(図示せず)を塗布し、ラビング処理を行ったものの周囲にシール部36を形成し、スペーサ(図示せず)を介して、実施例1と同様に作製したカラーフィルタ11付き薄膜トランジスタ基板と貼り合わせ、液晶層33としてTNモード液晶を封入することにより、図3(b)に示す画像表示装置を作製した。
Ri、Gi、Biで与えられた画像データをルックアップテーブルでCMYRに変換したデータを用いて駆動を行い、式1.1〜式1.4のカラー表示、式2.1〜式2.10のカラー表示を行えることを確認した。
まず、図6(a)に示すように、基板1としてポリエチレンナフタレート基板を用いた。次に、基板1上にガスバリア層(図示せず)としてSiOをCVD法により成膜した。その後、レッド11R、シアン11C、マゼンタ11M及びイエロー11Yのレジストを塗布・露光・現像・焼成してパターンを形成した。ここで、レッド11R、マゼンタ11M、シアン11C及びイエロー11Yのカラーフィルタ11の配置を図1(a)〜(i)に示す。次に、全体に透明なオーバーコート剤を塗布・焼成することで、オーバーコート層11OCを形成した。
次に、図6(b)に示すように、オーバーコート層11OC上にITOをスパッタリング法により成膜し、フォトリソグラフィ及びウェットエッチングによってゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ電極9、キャパシタ配線9’を形成した。
次に、図6(c)に示すように、ゲート電極2、ゲート配線2’、キャパシタ電極9、キャパシタ配線9’を覆うように、ゲート絶縁膜3及び半導体層6をスパッタリング法により連続成膜した。ゲート絶縁膜3にはSiONを用いて、半導体層6にはInGaZnOを用いた。そして、InGaZnOをフォトリソグラフィ及びウェットエッチングによってパターニングした。
次に、図6(d)に示すように、半導体層6を跨いで、ソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’と逆パターンのレジストパターンを予め形成後にITOを成膜し、リフトオフによってソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’を形成した。
次に、図6(e)に示すように、ソース電極4、ソース配線4’、ドレイン電極5、画素電極5’上に封止層(図示せず)と逆パターンのレジストパターンを予め形成後にSiONを成膜し、リフトオフによって封止層を形成した。その後、レジストを塗布・露光・現像・焼成することによって画素電極5’上に開口を有する層間絶縁膜8を形成した。次に、スパッタリング法によりITOを成膜し、フォトリソグラフィ及びウェットエッチングによって上部画素電極10を形成した。
一方、図2(b)に示すように、対向基板32としてのポリエチレンテレフタレート基板上に対向電極31としてITOが成膜され、さらに電気泳動体30として電気泳動カプセルが塗布されたものを、作製したカラーフィルタ11付き薄膜トランジスタ基板と貼り合わせることにより、画像表示装置を作製した。
Ri、Gi、Biのアナログ信号を、加算器、除算器、リミッタ等を用いてCMYR信号に変換して駆動を行い、式1.1〜式1.4のカラー表示、式2.1〜式2.10のカラー表示を行えることを確認した。
実施例1乃至実施例3に係る画像表示装置は、1画素にCMYRを用いて式1.1〜式1.4のカラー表示、式2.1〜式2.10のカラー表示により色データを変換することで、原色に近く、色純度の高い表示ができた。
1…基板、2…ゲート電極、2’…ゲート配線、3…ゲート絶縁膜、4…ソース電極、4’…ソース配線、5…ドレイン電極、5’…画素電極、6…半導体層、8…層間絶縁膜、9…キャパシタ電極、9’…キャパシタ配線、10…上部画素電極、11…カラーフィルタ、11R…レッド、11C…シアン、11M…マゼンタ、11Y…イエロー、11OC…オーバーコート層、20…薄膜トランジスタアレイ、30…電気泳動体、31…対向電極、32…対向基板、33…液晶層、34…第1の1/4波長板、35…第1の偏光板、36…シール部、37…第2の偏光板、38…第2の1/4波長板、39…バックライト、50…画像表示装置。

Claims (9)

  1. 1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)計4色のサブピクセルからなり、
    白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯することを特徴とする画像表示装置。
  2. 基板と、
    前記基板上に形成されたカラーフィルタと、
    前記カラーフィルタ上に形成された薄膜トランジスタアレイと、
    前記薄膜トランジスタアレイ上に形成された表示媒体と、
    前記表示媒体上に形成された対向電極と、を備える画像表示装置であって、
    前記画像表示装置が反射型表示装置または半透過型表示装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記表示媒体が液晶または電気泳動体であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記基板および薄膜トランジスタアレイが実質的に透明であり、
    前記基板側に表示を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置。
  5. 前記カラーフィルタがシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなることを特徴とする画像表示装置であって、
    レッド(Ri)、グリーン(Gi)、ブルー(Bi)の色データから、
    R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0)
    C=(Gi+Bi−(Ri−R))/2
    M=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0)
    Y=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0)
    によってカラー表示用シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の色データを得るデータ変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数である。
  7. 1画素が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の計4色のサブピクセルからなり、白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯することを特徴とする画像表示装置であって、
    R=max(min(Ri−Gi,Ri−Bi),0)
    C0=(Gi+Bi−(Ri−R))/2
    M0=max((Bi+(Ri−R)−Gi)/2,0)
    Y0=max(((Ri−R)+Gi−Bi)/2,0)
    MIN=min(C0,M0,Y0)
    MAX=max(C0,M0,Y0)
    MAX>0の場合
    C=C0×MIN/MAX+C0
    M=M0×MIN/MAX+M0
    Y=Y0×MIN/MAX+Y0
    MAX=0の場合
    C=M=Y=0
    によってカラー表示用シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、レッド(R)の色データを得るデータ変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。ただし、max(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も大きい値をとる関数であり、min(A,B,…)はA,B,・・・のうち最も小さな値をとる関数である。
  8. 基板を準備し、
    前記基板上に、白を表示する際にはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のサブピクセルのみを点灯するシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色と、レッド(R)計4色のサブピクセルからなる画素を形成し、
    前記サブピクセル上にキャパシタ電極及び画素電極を含む薄膜トランジスタアレイを形成し、
    前記薄膜トランジスタアレイと、別基板とを貼り合わせて前記薄膜トランジスタアレイと前記別基板上に形成された対向電極との間に表示媒体を挟持することを特徴とする画像表示装置の製造方法。
  9. 前記表示媒体が液晶または電気泳動体であることを特徴とする請求項に記載の画像表示装置の製造方法。
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