JP5391729B2 - 工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 - Google Patents
工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5391729B2 JP5391729B2 JP2009043731A JP2009043731A JP5391729B2 JP 5391729 B2 JP5391729 B2 JP 5391729B2 JP 2009043731 A JP2009043731 A JP 2009043731A JP 2009043731 A JP2009043731 A JP 2009043731A JP 5391729 B2 JP5391729 B2 JP 5391729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- temperature sensor
- outer ring
- machine tool
- spindle device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Turning (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に配置される複数の転動体と、
を有し、回転軸をハウジングに対して回転自在に支持する工作機械の主軸装置用軸受であって、
前記外輪の内周面の前記外輪軌道面に近接する位置に、温度センサと該温度センサを固定する固定用板材とを、前記内周面から突出しないように収容する溝部が形成され、
前記固定用板材は、前記温度センサを収納する、一方の面の側に設けられた収納部と、前記収納部の側方に形成され、締結部材が螺合される雌ねじ孔と、を有し、
前記収納部に温度センサを収納した前記固定用板材が、前記外輪との間で前記温度センサを挟むように前記溝部に収容され、前記雌ねじ孔に螺合する前記締結部材で前記外輪に着脱自在に取り付けられることを特徴とする工作機械の主軸装置用軸受。
(2) 前記軸受がアンギュラ玉軸受であり、前記溝部が前記外輪のカウンタボア側の内周面に形成されていることを特徴とする(1)に記載の工作機械の主軸装置用軸受。
(3) (1)または(2)に記載の前記軸受と、
前記内輪が外嵌される前記回転軸と、
前記外輪が内嵌される前記ハウジングと、
を備えることを特徴とする工作機械の主軸装置。
(4) (3)に記載の前記主軸装置を備えることを特徴とする工作機械。
以下、本発明の第1実施形態に係る工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに、工作機械について図面に基づいて詳細に説明する。
なお、電気配線53は、温度センサ52と温度検出部54との間を直接接続する方法以外に、軸受端部近傍から温度検出部54の測定アンプまでの間で、必要に応じて、オスメス継手(ソケット・コネクタ等)等により、分離線を接続する形態でもかまわない。
なお、温度センサ52は、前側軸受60の代わりに、他の前側軸受70や後側軸受80に取り付けられてもよく、或いは、各軸受にそれぞれ取り付けられてもよい。また、温度センサ52としては、上述したもの以外に、熱電対、サーミスタ等の他の部材を用いた膜状のセンサを使用してもよい。
図7〜図9は、本発明の第2実施形態に係る工作機械の主軸装置用軸受を示す。なお、第2〜第4実施形態では、温度センサの取り付け構造が第1実施形態のものと異なるのみである。そのため、各実施形態は、温度センサが取り付けられる前側軸受近傍のみを図示すると共に、第1実施形態と同等部分については、同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
図10は、本発明の第3実施形態に係る工作機械の主軸装置用軸受を示す。この実施形態の前側軸受60b,70bでは、外輪61,71の外周面から接触点p近傍まで径方向に延びるセンサ収容孔61h,71hが形成されている。また、前側ハウジング50には、これらセンサ収容孔61h,71hとそれぞれ連通するように、径方向に貫通する貫通孔50c,50cが形成されている。貫通孔50c,50cの外周側開口には、周方向に両側延びる凹部50d,50dが形成されている。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
本実施形態では、前側軸受60,70を2列のアンギュラ玉軸受,後側軸受80を円筒ころ軸受としたが、各軸受の種類や列数は任意に設定可能である。
また、本発明の回転軸は、工具が取り付けられるもののほか、加工物が取り付けられるものであってもよい。
また、締結部材としては、本実施形態のねじ部材の他、スナップ動作式拘束具であってもよい。
22 回転軸
30 ロータ
32 ステータ
40 外輪間座
42 内輪間座
52 温度センサ
53 電気配線
60,60a,60b,60b´,70 前側軸受(アンギュラ玉軸受)
61,71 外輪
61a カウンタボア側内周面
61b 反カウンタボア側内周面
61c センサ収容溝
61d,61g 雌ねじ孔
61e 切欠き溝
61f,61h,61i センサ収容孔
80 後側軸受(円筒ころ軸受)
92 固定用部材
92a 収納部
93 小ねじ(締結部材)
Claims (4)
- 外周面に内輪軌道面を有する内輪と、
内周面に外輪軌道面を有する外輪と、
前記内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に配置される複数の転動体と、
を有し、回転軸をハウジングに対して回転自在に支持する工作機械の主軸装置用軸受であって、
前記外輪の内周面の前記外輪軌道面に近接する位置に、温度センサと該温度センサを固定する固定用板材とを、前記内周面から突出しないように収容する溝部が形成され、
前記固定用板材は、前記温度センサを収納する、一方の面の側に設けられた収納部と、前記収納部の側方に形成され、締結部材が螺合される雌ねじ孔と、を有し、
前記収納部に温度センサを収納した前記固定用板材が、前記外輪との間で前記温度センサを挟むように前記溝部に収容され、前記雌ねじ孔に螺合する前記締結部材で前記外輪に着脱自在に取り付けられることを特徴とする工作機械の主軸装置用軸受。 - 前記軸受がアンギュラ玉軸受であり、前記溝部が前記外輪のカウンタボア側の内周面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の主軸装置用軸受。
- 請求項1または2に記載の前記軸受と、
前記内輪が外嵌される前記回転軸と、
前記外輪が内嵌される前記ハウジングと、
を備えることを特徴とする工作機械の主軸装置。 - 請求項3に記載の前記主軸装置を備えることを特徴とする工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043731A JP5391729B2 (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043731A JP5391729B2 (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010194684A JP2010194684A (ja) | 2010-09-09 |
JP5391729B2 true JP5391729B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=42819957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009043731A Expired - Fee Related JP5391729B2 (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | 工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5391729B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013161775A1 (ja) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | 日本精工株式会社 | 転がり軸受 |
CN105312964A (zh) * | 2015-11-27 | 2016-02-10 | 宝鸡忠诚机床股份有限公司 | 精密机床主轴回转精度检测方法及其检测装置 |
CN105728755A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-07-06 | 苏州亚思科精密数控有限公司 | 散热型机床主轴 |
CN105728757A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-07-06 | 苏州亚思科精密数控有限公司 | 自润滑的机床主轴 |
CN105728756A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-07-06 | 苏州亚思科精密数控有限公司 | 机床主轴 |
JP7362239B2 (ja) * | 2018-02-13 | 2023-10-17 | Ntn株式会社 | 軸受装置およびスピンドル装置 |
CN113857505B (zh) * | 2021-09-27 | 2022-07-05 | 山东农业工程学院 | 一种打刀缸内置大扭矩高转速主轴单元结构 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285721U (ja) * | 1985-11-15 | 1987-06-01 | ||
JPH071205Y2 (ja) * | 1986-12-13 | 1995-01-18 | 安田工業株式会社 | 工作機械の主軸ベアリングにかかるプリロードを電熱と油とを用いて最適に制御する装置 |
JP2003239953A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Nsk Ltd | センサ付転動装置 |
JP4126551B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2008-07-30 | 日本精工株式会社 | センサ付転動装置 |
JP2008064183A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Nsk Ltd | 軸受装置 |
-
2009
- 2009-02-26 JP JP2009043731A patent/JP5391729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010194684A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5391729B2 (ja) | 工作機械の主軸装置用軸受、及び工作機械の主軸装置、並びに工作機械 | |
JP5830793B2 (ja) | 工作機械の主軸装置用軸受、工作機械の主軸装置、及び、工作機械 | |
JP5703496B2 (ja) | 軸受装置及び工作機械の主軸装置 | |
WO2020189188A1 (ja) | 潤滑油供給ユニットおよび軸受装置 | |
US5998894A (en) | Modular bearing failure sensor for an electrical generator | |
JP7411347B2 (ja) | 潤滑油供給ユニットおよび軸受装置 | |
JP5842965B2 (ja) | 荷重センサ付き軸受装置を具備した工作機械の主軸装置 | |
JP2012067906A (ja) | 軸受装置及び工作機械の主軸装置並びに工作機械 | |
KR20210125012A (ko) | 베어링 장치 및 스핀들 장치 | |
US20180238384A1 (en) | Combined ball bearing, main spindle device, and machine tool | |
JP5541397B2 (ja) | 工作機械用主軸装置、及び工作機械 | |
JP5347563B2 (ja) | 工作機械用主軸装置、及び工作機械 | |
JP5359319B2 (ja) | 主軸装置 | |
JP4946380B2 (ja) | スピンドル装置 | |
JP5872820B2 (ja) | すべり軸受 | |
JP5212142B2 (ja) | 主軸装置用アンギュラ玉軸受 | |
JP5347538B2 (ja) | 主軸装置用アンギュラ玉軸受 | |
WO2020166542A1 (ja) | 軸受装置およびスピンドル装置 | |
JP2009270618A (ja) | 軸受装置 | |
JP7411405B2 (ja) | 軸受装置、スピンドル装置、軸受、および間座 | |
JP5262151B2 (ja) | 工作機械用主軸装置 | |
US20210172480A1 (en) | Bearing arrangements, and module carrier for them | |
JP2007298527A (ja) | 主軸支持装置 | |
JP2024067320A (ja) | 軸受装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5391729 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |