JP5391654B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Description
前記電気自動車モードを選択中、エンジン始動要求があると、前記第1クラッチを半締結して前記エンジンのクランキングを開始するエンジン始動制御手段を設けた。
前記エンジン始動制御手段は、前記エンジンのクランキング開始域から前記第1クラッチを締結するまでの間、モータ回転数がエンジン回転数以上の回転数を維持するように、前記モータジェネレータを回転数制御するモータ回転数制御部を有する。
前記モータ回転数制御部は、前記モータジェネレータへの制御指令値となるモータ回転数目標値を、エンジン回転数検出手段により実測したエンジン回転数計測値に、前記第1クラッチの入出力軸間での第1クラッチスリップ回転数目標値を加算して求める。
すなわち、第1クラッチを半締結し、クランキングによりエンジン始動を行うとき、第1クラッチのトルク容量を超えるような初爆のエンジントルクが生じると、エンジン回転数がモータ回転数を超えようとする。しかし、エンジンに比べて制御応答性の高いモータジェネレータは、エンジン点火前のクランキング開始域から、事前にモータ回転数がエンジン回転数以上の回転数を維持するように回転数制御される。このため、第1クラッチを締結するまでエンジン回転数がモータ回転数を超えることが無く、回転数差の逆転により発生する第1クラッチでのトルクの急変が未然に回避される。
この結果、第1クラッチを半締結し、モータジェネレータを用いたクランキングによりエンジン始動を行うとき、第1クラッチでのトルクの急変に起因して発生するエンジン始動ショックを防止することができる。
加えて、モータジェネレータへの制御指令値となるモータ回転数目標値が、エンジン回転数検出手段により実測したエンジン回転数計測値に、第1クラッチスリップ回転数目標値を加算して求められる。したがって、第1クラッチスリップ回転数目標値が確保され、モータ回転数がエンジン回転数を下回ることが防止される。
図1は、実施例1の制御装置が適用された後輪駆動によるパラレル方式のFRハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図である。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
ここで、目標駆動トルクTd*は、例えば、図3に示すようなアクセル開度APOと車速VSPをパラメータとする目標駆動トルク演算マップに基づき演算する。
なお、各クラッチCL1,CL2の目標制御モードCL1MODE,CL2MODEの詳しい演算処理は、図9に示す後述のフローチャートにより行う。
1) CL1MODE=0またはCL1MODE=1の場合
Te*=0 (1)
2) CL1MODE=2の場合
Te*=Td*−Tm_max (2)
となる。
ただし、
Tm_max:最大出力可能モータトルク(SOCが低下すれば負値になる)
である。
ここで、CL1MODE=2(HEVモード)の場合のエンジントルク指令値Te*は、さまざまな演算方法が考えられるが、本実施例では可能な限りモータトルクを活用し、目標駆動トルクTd*に対して不足した分をエンジントルクで補足する設定とする。
1) CL1MODE=0の場合
Tcl1 *=0 (3)
2) CL1MODE=1の場合
Tcl1 *=Tcrank (4)
3) CL1MODE=2の場合
Tcl1 *=Tcl1_max (5)
となる。
ただし、
Tcrank:クランキングトルク
Tcl1_max:第1クラッチ最大トルク容量
である。
1) CL1MODE=0またはCL1MODE=1の場合
Tcl2_base *=min(Td_evmax,Td*) (6)
2) CL1MODE=2の場合
Tcl2_base *=Td* (7)
となる。
ただし、
min(A,B):AとBの内、小さい方の値を出力
Td_evmax:EV走行時の最大駆動トルク
である。
ここで、「第2クラッチ入力回転数」は、「モータ回転数」に相当するため、第2クラッチ入力回転数目標値ωcl2i *は、モータ回転数目標値と読み替えることができる。
すなわち、第2クラッチCL2への入力回転数が、変速機入力回転数となる変速段選択時、第2クラッチ入力回転数=モータ回転数である。また、第2クラッチCL2への入力回転数が、変速機入力回転数とならない変速段選択時、変速機入力軸から第2クラッチCL2までのトルク伝達経路におけるギア比を考慮することで、第2クラッチ入力回転数にギア比を加味したものがモータ回転数となる。
なお、説明のし易さのためCL1MODE=2から説明する。
1) CL1MODE=2の場合
第2クラッチスリップ回転数目標値ωcl2_slp *と第2クラッチ出力回転数計測値ωoから、下記の式(8)に基づき第2クラッチ入力回転数目標値ωcl2i *を演算する。演算式は、
ωcl2i *=ωcl2_slp *+ωo (8)
となる。
このとき、第2クラッチスリップ回転数目標値ωcl2_slp *は、下記の式(9)に基づき演算される。演算式は、
ωcl2_slp *=fcl2_slp_cl1OP(ωo,APO) (9)
となる。
ここで、fcl2_slp_cl1OP(ωo,APO)は、第2クラッチ出力回転数計測値ωoとアクセル開度APOを入力とした関数である。実際には、例えば、図4に示すような「HEVモード」における目標スリップ回転数を演算するマップの一例によって設定する。このようにすることで、所望のロックアップ回転数(スリップが0になる出力回転数)をアクセル開度APOに応じて設定することができる。
2) CL1MODE=0の場合
“CL1MODE=2”と同様に式(8)に基つぎ第2クラッチ入力回転数目標値ωcl2i *を演算する。このとき、第2クラッチスリップ回転数目標値ωcl2_slp *は、下記の式(10)に基づき演算される。演算式は、
ωcl2_slp *=fcl2_Δωslp(Teng_start) (10)
となる。
ここで、fcl2_Δωslp(Teng_start)は、エンジン始動時のためのスリップ回転数増加量を演算する関数であり、エンジン始動配分モータトルクTeng_start(最大出力可能モータトルクTm_maxと第2クラッチトルク容量指令値Tcl2_base *の差分)を入力とする。実際には、例えば、図5に示すようなエンジン始動モードにおける目標スリップ回転数(増加分)を演算するマップの一例を用いることにより、エンジン始動配分モータトルクTeng_startが低下した場合には、目標第2クラッチスリップ回転数目標値ωcl2_slp *を高め(増加量を多く)に設定する。
3) CL1MODE=1の場合
CL1MODE=1(スリップ)である場合(第1クラッチCL1を半締結にしてエンジンEngのクランキングを開始する時点から第1クラッチCL1を完全締結して「HEVモード」へ移行するまでの間)、モータ回転数がエンジン回転数以上の回転数を維持するように、モータジェネレータMGを回転数制御する。
ωcl2i *=ωcl1_slp *+fωcl2_start(t) (11)
となる。
このとき、第1クラッチスリップ回転数目標値ωcl1_slp *は、CL1MODEが1に遷移する直前の第1クラッチスリップ回転数計測値(=第2クラッチ入力回転数計測値ωcl2iとエンジン回転数計測値ωeの差分)に値がセットされる。fωcl2_start(t)は、第2クラッチ回転数増加量の関数で、CL1MODEが1に遷移した際に出力がゼロに初期化され、時間tとともに出力が増加する特徴を有する。その他の目標値算出方法としては、fωcl2_start(t)の代わりにエンジン回転数推定値ωe #を使用しても良い。エンジン回転数推定値ωe #は、下記の式(12)に基づき演算され、CL1MODEが1に遷移した際にωe #はエンジン回転数計測値ωeに初期化される。演算式は、
ωe #=∫(Tcl1 */JEng)dt (12)
となる。
ただし、
JEng:エンジン回転系イナーシャ
Tcl1 *:第1クラッチトルク容量指令値
である。
ωcl2i *=ωcl1_slp *+ωe (13)
となる。
このとき、第1クラッチスリップ回転数目標値ωcl1_slp *は、下式に基づき演算する。演算式は、
ωcl1_slp *=ωcl1_slp_z1 *×Gcl1_slp (14)
となる。
ただし、
ωcl1_slp_z1 *:第1クラッチスリップ回転数目標値前回値
Gcl1_slp:第1クラッチスリップ回転数調整値(0<Gcl1_slp<1)
である。
上記のとおり、第1クラッチスリップ回転数調整値Gcl1_slpを0<Gcl1_slp<1に設定することによって、第1クラッチスリップ回転数目標値ωcl1_slp *はゼロに漸近するように減少する。
ωcl2i *=ωcl2i_z1 *+min{(ωcl2i *−ωcl2i_z1 *),dωcl2i_lim} (15)
となる。
ただし、
ωcl2i_z1 *:第2クラッチ回転数目標値前回値
dωcl2i_lim:第2クラッチ回転数変化率上限値
min{A,B}:AとBの内、小さい方の値を出力
である。
第2クラッチ回転数変化率上限値dωcl2i_limは、変速段毎に定義される定数で、例えば、変速段毎にエンジン始動実験を行い、第2クラッチCL2の回転数上昇に伴う変速機出力軸トルクの変化量が許容値以下になるように調整しても良い。また、例えば、図1に示すような、前進5速後退1速の自動変速機ATの内部構造に基づき導出される以下の関係式から算出しても良い。演算式は、
dωcl2i_lim=β1×[{Tm_ev *+(dTATo_lim/α1)}−Tcl1 *]+β2×Tcl2 * (16)
となる。
ただし、
Tm_ev *:モード切換直前のEVモータトルク指令値
dTATo_lim:変速機出力軸トルク変化量許容値
Tcl1 *:第1クラッチトルク容量指令値
Tcl2 *:第2クラッチトルク容量指令値
α1,β1,β2:変速段毎に設計値に基づき算出される定数
である。
上記変速機出力軸トルク変化量許容値dTATo_limは、実走行での車両の加速変動から運転者のフィーリングによって決定される。また、式(16)中の{Tm_ev *+(dTATo_lim/α1)}は、モータトルク上限値をあらわす。
演算(制御)方法はさまざま考えられるが、例えば、PI制御を用いて下式に基づき演算する。実際の演算はタスティン近似等で離散化して得られた漸化式を用いて算出する。演算式は、
Tm*={(KPm・s+KIm)/s)}・(ωcl2i *−ωcl2i) (17)
となる。
ただし、
KPm:モータ制御用比例ゲイン
KIm:モータ制御用積分ゲイン
s:微分演算子
である。
(Tcl2_FF)/(Tcl2_base *)=GFF(s)=(τcl2・s+1)/(τcl2_ref・s+1) (18)
となる。
ただし、
τcl2:第2クラッチモデル時定数
τcl2_ref:第2クラッチ制御用規範応答時定数
である。
1) CL1MODE=1の場合
Tcl2_t=Tcl1 *+Tcl2_base * (19)
2) CL1MODE=2の場合
Tcl2_t=Tcl2_base *−Te* (20)
となる。
ここで、補足説明をすると、第2クラッチトルク容量目標値Tcl2_tは、スリップ制御中のモータトルクが理想状態で出力するトルクを表している。F/B補償部は、定常状態で第2クラッチトルク容量目標値Tcl2_tとスリップ制御中のモータトルク指令値(実際のモータトルクとほぼ同値)が一致するように、第2クラッチCL2のトルク容量を補正する。
(Tcl2_ref)/(Tcl2_t)=Gcl2_REF(s)=1/(τcl2_ref・s+1) (21)
となる。
Tcl2_FB={(KPcl2s+KIccl2)/s}×(Tcl2_ref−Tm*) (22)
となる。
ただし、
KPcl2:第2クラッチ制御用比例ゲイン
KIccl2:第2クラッチ制御用積分ゲイン
である。
Tcl2_FB={(KPcl2s+KIccl2)/s}×(Tcl2_ref−Tm*−TIcl2_est) (23)
となる。
ここで、TIcl2_estはイナーシャトルク推定値であり、例えば、入力回転数変化量(微分値)に入力軸周りの慣性モーメントを乗算して求める。
そして、第2クラッチCL2のF/Fトルク容量指令値Tcl2_FFとF/Bトルク容量指令値Tcl2_FBを加算し、最終的なスリップ制御用の第2クラッチ容量指令値Tcl2 *を演算する。
1) Tcl2_z1 *<Tcl2_maxの場合
Tcl2 *=Tcl2_z1 *+ΔTcl2_LU (24)
2) Tcl2_z1 *≧Tcl2_maxの場合
Tcl2 *=Tcl2_max (25)
となる。
ただし、
Tcl2_max:第2クラッチ最大トルク容量
ΔTcl2_LU:スリップ→締結移行時のトルク容量変化率
Tcl2_z1 *:第2トルク容量指令値前回値
である。
なお、ステップS4より、本演算部(CL2MODE=2の場合)でCL1MODE=1になることは有り得ないので、CL1MODE=1の場合については省略する。演算式は、
1) CL1MODE=0の場合
Tm*=Td* (26)
2) CL1MODE=2の場合
Tm*=Td*−Te* (27)
となる。
1) CL1MODE=0またはCL1MODE=1の場合
i) Tcl2_z1 *≧Tm_z1 *
演算式は、
Tcl2 *=f(APO) (28)
となる。この式(28)は、第2トルク容量指令値前回値Tcl2_z1 *がモータトルク指令値前回値Tm_z1 *以上である場合、第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *を、Tcl2 *=(Tm_ev *〜Td_evmax)の範囲で、アクセル開度APOが大きいほど小さい値に演算する式に設定している。
演算式は、
Tcl2 *=Tcl2_z1 *−ΔTcl2slp (29)
となる。この式(29)は、モータトルク指令値前回値Tm_z1 *が第2トルク容量指令値前回値Tcl2_z1 *を超えても第2クラッチCL2がスリップしない場合、第2クラッチCL2へのトルク容量指令値である第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *を、モータジェネレータMGへのモータトルク指令値Tm*の増加勾配より緩やかな勾配にて減少させることをあらわす。
2) CL1MODE=2の場合
演算式は、
i) CL2MODE=0の場合
Tcl2 *=0 (30)
ii) CL2MODE=1の場合
Tcl2 *=Tcl2_z1 *−ΔTcl2_slp (31)
となる。
ただし、
Tm_ev *:モード切換直前のEVモータトルク指令値
Tm_z1 *:モータトルク指令値前回値
Tcl2_z1 *:第2クラッチトルク容量指令値前回値
ΔTcl2_slp:締結→スリップ移行時トルク容量変化率
である。
1) CL1MODE=1の場合
第2クラッチCL2のトルク容量が、一定になったか否かを判断するため、第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *に第2クラッチトルク容量推定モデルGcl2_est(s)を施し、第2クラッチトルク容量推定値Tcl2_estを演算する。演算式は、
(Tcl2_est)/(Tcl2 *)=Gcl2_est(s)=1/(τcl2_ref・s+1) (32)
となる。
以下、スリップ移行制御用の第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *と第2クラッチトルク容量推定値Tcl2_estの偏差の絶対値が所定値以下ではあれば一定、所定値以上であれば一定でない、と判断する。
演算式は、
Tm*=Tcl2 * (33)
となる。この式(33)は、「EVモード」から「エンジン始動モード」に切り替わった後、第2クラッチCL2のトルク容量が一定でない場合、モータジェネレーMGへのモータトルク指令値Tm*を、第2クラッチCL2への第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *までステップ的に増加させることをあらわす。
ii) 第2クラッチCL2のトルク容量が一定の場合
演算式は、
Tm*=Tm_z1 *+ΔTm_slp (34)
となる。この式(34)は、「EVモード」から「エンジン始動モード」に切り替わった後、第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *を、モード切り替え直前のEV駆動トルク相等以上の値で一定とし、第2クラッチCL2のスリップを検知するまでモータジェネレータMGへのモータトルク指令値Tm*を徐々に増加させ、モータトルクによりスリップさせることをあらわす。
ただし、
ΔTm_slp:締結→スリップ移行時トルク容量変化率
である。この締結→スリップ移行時トルク容量変化率ΔTm_slpは、アクセル開度APOが大きいほど、モータジェネレータMGへのモータトルク指令値Tm*の単位時間当たりの増加量(増加比率)が大きくなるように設定している。
2) CL1MODE=2の場合
演算式は、
Tm*=Td*−Te* (35)
となる。
実際には、予め取得した特性に基づき作成した図7に示す第2クラッチトルク容量−油圧変換マップと、図8に示す第2クラッチトルク油圧−電流変換マップを用いて算出する。これにより、油圧や電流に対してクラッチトルク容量が非線形な特性を有している場合でも、制御対象を線形としてみなすことができるため、前述したような線形制御理論を適用することができる。
なお、第1クラッチトルク容量指令値Tcl1 *から電流指令値Icl1 *を演算する処理は、図11に示す後述するフローチャートにより行う。
(Pcl1_FF)/(xscl1 *)=Gcl1_FF(s)={(Ms2+Cs+Kcl1_ref)ω2 cl1_ref}/{s2+2ζcl1_refωcl1_refs+ω2 cl1_ref} (36)
となる。
ただし、
C:第1クラッチ機構部粘性係数
Kcl1_ref:油圧補正後の制御対象バネ定数
ζcl1_ref:第1クラッチ規範応答減衰係数
ωcl1_ref:第1クラッチ規範応答固有振動数
M:クラッチ質量
である。
(xscl1_ref)/(xscl1 *)=Gcl1_ref(s)=(ω2 cl1_ref)/(s2+2ζcl1_refωcl1_refs+ω2 cl1_ref) (37)
となる。
(Pcl1_FB)/(xscl1_err)=Gcl1_FB(s)=(KPgain_cl1・s+KIgain_cl1+KDgain_cl1・s2)/s (38)
となる。
ただし、
KPgain_cl1:比例ゲイン
KIgain_cl1:積分ゲイン
KDgain_cl1:微分ゲイン
である。そして、最後にF/F油圧指令値Pcl1_FFとF/B油圧指令値Pcl1_FBを加算し、油圧指令値Pcl1 *とする。
ストローク計測値xscl1から、図10に示す特性に基づき作成したマップを用いて演算した第1クラッチ油圧推定値Pcl1_estと規範バネ特性を用いて演算した反力規範値Pcl1_refとの差分から、油圧補正値Pcl1_hoseiを演算する。演算式は、
Pcl1_hosei=Pcl1_ref−Pcl1_est=Kref・xscl1−fxscl1-p(xscl1) (39)
となる。
ただし、
fxscl1-p(xscl1):油圧‐ストローク特性を示す関数
である。
以上より算出した油圧補正値Pcl1_hoseiと油圧指令値Pcl1 *から、下式に基づき最終油圧指令値Pcl1_comを演算する。演算式は、
Pcl1_com=Pcl1 *−Pcl1_hosei (40)
となる。
まず、「エンジン始動制御比較例の課題」の説明を行い、続いて、実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置における作用を、「エンジン始動制御作用」、「エンジン始動時のモータ回転数制御作用」、「モータ回転数制御でのモータ回転数目標値の変化率制限作用」、「比較例と実施例1のシミュレーション結果の対比作用」に分けて説明する。
図13は、エンジン始動制御比較例におけるエンジン始動要求・目標&実モータ回転数・AT出力軸回転数・エンジン回転数・第1クラッチトルク容量(指令値)・実第1クラッチ伝達トルク・エンジントルク・モータトルク・AT入力軸トルクの各特性を示すタイムチャートである。
第2クラッチのスリップ検知(時刻t1)からエンジントルクが発生(時刻t2)するまでは、第1クラッチを半締結してエンジンクランキングを行い、エンジンが所定の回転数以上になると点火し、エンジンを始動する。このとき、第1クラッチが持つトルク容量分、モータトルクにより補償し、AT入力軸トルクを一定に保つ。
エンジントルクが発生(時刻t2)すると、エンジンがモータ回転数まで引上げられ、基本的に、エンジン回転数がモータ回転数に一致すると、第1クラッチと第2クラッチが締結され、「HEVモード」による走行に移行する。このとき、エンジン始動に伴うトルク変動の駆動輪への伝達は、第2クラッチをスリップさせることで低減するようにしている。
まず、図2に示すフローチャートを用い、実施例1のFRハイブリッド車両におけるエンジン始動制御作用を説明する。
すなわち、エンジン始動要求(時刻t0)の前は、ステップS14において、締結制御用の第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *が演算され、ステップS15において、第1クラッチ制御モードCL1MODEと目標駆動トルクTd*に基づき、締結制御用のモータトルク指令値Tm*が演算される。
すなわち、エンジン始動要求(時刻t0)からスリップ検知(時刻t1)までは、ステップS16において、モード切り替え直前のEV駆動トルク相等以上の一定値によるスリップ移行制御用の第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *が演算され、ステップS17において、第2クラッチCL2のスリップを検知するまで徐々に増加させるスリップ移行制御用のモータトルク指令値Tm*が演算される。
すなわち、第2クラッチCL2のスリップが検知(時刻t1)されると、ステップS6において、クランキングトルクTcrankによる第1クラッチトルク容量指令値Tcl1 *が演算され、ステップS8において、基本第2クラッチトルク容量指令値Tcl2_base *が演算され、ステップS9において、第2クラッチ入力回転数目標値ωcl2i *(モータ回転数目標値)が演算され、ステップS10において、スリップ制御用のモータトルク指令値Tm*が演算され、ステップS11において、スリップ制御用の第2クラッチトルク容量指令値Tcl2 *が演算される。
図14は、実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置におけるエンジン始動制御でのエンジン始動要求・目標&実モータ回転数・AT出力軸回転数・エンジン回転数・目標スリップ回転数・第1クラッチトルク容量(指令値)・実第1クラッチ伝達トルク・エンジントルク・モータトルク・AT入力軸トルクの各特性を示すタイムチャートである。以下、エンジンEngを始動する際のモータ回転数制御作用を、図14を用いて説明する。
図15は、実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置におけるエンジン始動制御でのエンジン始動要求・第1クラッチトルク容量(指令値)・第2クラッチトルク容量(指令値)・エンジントルク・目標&実モータ回転数(変化率制限前後)・エンジン回転数・モータトルク(変化率制限前後)・AT出力軸トルク(変化率制限前後)の各特性を示すタイムチャートである。以下、図15を用いてモータ回転数制御でのモータ回転数目標値の変化率制限作用を説明する。
図16は、エンジン始動制御比較例におけるクラッチトルク容量特性(第1クラッチ、第2クラッチ)・軸回転数特性(目標モータ、実モータ、エンジン、AT出力軸)・伝達トルク特性(エンジン、モータ、AT出力軸、第1クラッチ)を示すシミュレーション結果図である。図17は、実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置におけるエンジン始動制御におけるクラッチトルク容量特性(第1クラッチ、第2クラッチ)・軸回転数特性(目標モータ、実モータ、エンジン、AT出力軸)・伝達トルク特性(エンジン、モータ、AT出力軸、第1クラッチ)を示すシミュレーション結果図である。以下、図16と図17を用い比較例と実施例1のシミュレーション結果の対比作用を説明する。
比較例は、エンジン始動要求と同時に第1クラッチを半締結させてクランキング(時刻t1)させる。そして、エンジンは、所定の回転数以上になると点火し、エンジントルクを発生(時刻t2)する。
この場合、時刻t2の後、初爆のエンジントルクによってエンジン回転数が上昇し、図16の軸回転数特性の点線枠(時刻t3、領域A)に示すように、エンジン回転数がモータ回転数を超えてしまう。このとき、第1クラッチCL1の入出力軸差回転の符号が逆転することによって、図16の伝達トルク特性の点線枠(時刻t3、領域B)に示すように、第1クラッチCL1の伝達トルクの作用方向が瞬時に逆転し、トルクの急変がAT出力軸(=車両)に伝達する。
実施例1は、時刻t2までは比較例動作と同様である。時刻t2で初爆のエンジントルクによってエンジン回転数が一気に上昇するが、図17の軸回転数特性の点線枠(領域C)に示すように、事前にモータ回転数を上昇させているため、エンジンがモータの回転数を超えない。これによって、図17の伝達トルク特性の点線枠(領域D)に示すように、AT出力軸(=車両)でのトルクの急変が回避される。
さらに、図17の軸回転数特性の点線枠(領域C)に示すように、エンジンとモータのスリップ回転数を徐々にゼロにし、その後、第1クラッチCL1を時刻t4にて締結するようにしている。これによって、時刻t2から時刻t3までの間、AT出力軸(=車両)には、従来のようなトルクの急変を発生することなく、スムーズに時刻t4から「HEVモード」に移行できている。
実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
FW フライホイール
CL1 第1クラッチ
MG モータジェネレータ
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
PS プロペラシャフト
DF ディファレンシャル
DSL 左ドライブシャフト
DSR 右ドライブシャフト
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 インバータ
4 バッテリ
5 第1クラッチコントローラ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
9 ブレーキコントローラ
10 統合コントローラ
11 CAN通信線
12 エンジン回転数センサ(エンジン回転数検出手段)
13 レゾルバ
14 油圧アクチュエータ
14a ピストン
15 第1クラッチストロークセンサ
16 アクセル開度センサ
17 車速センサ
Claims (5)
- エンジンとモータジェネレータを断続する第1クラッチを有し、前記第1クラッチを締結して前記エンジンと前記モータジェネレータの動力で走行するハイブリッド車モードと、前記第1クラッチを開放して前記モータジェネレータの動力のみで走行する電気自動車モードと、前記モータジェネレータの動力のみで走行しながら同一のモータジェネレータの動力を使ってエンジンクランキングを行なうエンジン始動モードと、を切り替えて走行するハイブリッド車両の制御装置において、
前記電気自動車モードを選択中、エンジン始動要求があると、前記第1クラッチを半締結して前記エンジンのクランキングを開始するエンジン始動制御手段を設け、
前記エンジン始動制御手段は、前記エンジンのクランキング開始域から前記第1クラッチを締結するまでの間、モータ回転数がエンジン回転数以上の回転数を維持するように、前記モータジェネレータを回転数制御するモータ回転数制御部を有し、
前記モータ回転数制御部は、前記モータジェネレータへの制御指令値となるモータ回転数目標値を、エンジン回転数検出手段により実測したエンジン回転数計測値に、前記第1クラッチの入出力軸間での第1クラッチスリップ回転数目標値を加算して求める
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記モータ回転数制御部は、前記第1クラッチスリップ回転数目標値を、前記エンジン回転数計測値が上昇するにしたがって、徐々にゼロに漸近するように減少させることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1又は2に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記モータジェネレータと駆動輪を断続する第2クラッチを設け、
前記エンジン始動制御手段は、前記第2クラッチを締結した電気自動車モードを選択中、エンジン始動要求があると、前記第2クラッチをスリップさせ、前記第2クラッチのスリップが検知されると、開放されている前記第1クラッチを半締結して前記エンジンのクランキングを開始することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項3に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記第2クラッチは、有段階による複数の変速段を持つ自動変速機に内蔵された複数の摩擦締結要素のうち、選択されている変速段毎に生成されるトルク伝達経路に締結状態で存在する摩擦締結要素を流用したものであり、
前記モータ回転数制御部は、前記自動変速機の変速機出力軸で許容されるトルク変化幅以下になるように、前記モータ回転数目標値の上限側変化率を制限することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項4に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、 前記モータ回転数制御部は、前記自動変速機の変速機出力軸トルク変化量許容値に基づいてモータ回転数制御で使用できるモータトルク上限値を算出し、さらに、前記モータトルク上限値と第1クラッチトルク容量指令値と第2クラッチトルク容量指令値と前記自動変速機で選択されている変速段毎に定義される定数を用い、前記モータ回転数目標値の上限側変化率を制限するモータ回転数変化率上限値を算出することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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