JP5391595B2 - 振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents
振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラ Download PDFInfo
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Description
請求項1に記載の発明は、周波数が変更可能な駆動信号を発生する駆動信号生成手段(12)と、前記駆動信号生成手段(12)より発生された前記駆動信号を移相させる移相手段(13)と、前記駆動信号生成手段(12)から発生された移相前の前記駆動信号と前記移相手段(13)によって移相された前記駆動信号を振動アクチュエータ(7)に出力する出力手段(14)と、前記振動アクチュエータ(7)の環境温度を検出する温度検出手段(17)と、所定環境温度に対応した前記駆動信号の基準周波数を、予め記憶された、前記環境温度に対応した周波数補正量のデータに基づいて、前記温度検出手段(17)による検出結果に対応した前記周波数補正量により補正した周波数で前記駆動信号を発生させるように前記駆動信号生成手段(12)を制御し、前記補正した周波数を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度(u)を制御する制御手段とを有することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記駆動信号の振幅を一定にした状態で前記移相手段(13)による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータ(7)による被駆動物体の駆動速度(u)を制御することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記環境温度の変動に対する前記移相量と前記駆動速度(u)との関係の変動を抑えるような前記周波数補正量を予め記憶していることを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記出力手段(14)は、前記駆動信号生成手段(12)から出力される前記駆動信号の振幅を増幅させて前記振動アクチュエータ(7)に出力し、前記出力手段(14)から出力される前記駆動信号の振幅を検出する振幅検出手段(15)を備え、前記制御手段(11)は、前記振幅検出手段(15)により検出された前記振幅が設定された値となるように前記出力手段(14)を制御することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記出力手段(14)に入力される前記駆動信号の1周期内のオン時間を変更することにより、前記振幅を変更することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記振幅検出手段(15)は、前記出力手段(14)と前記振動アクチュエータ(7)との接続部における前記振幅を検出することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)を備えるレンズ鏡筒(3)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)を備えるカメラ(1)である。
(1)温度検出器17によって超音波モータ7の環境温度Tを測定し、基準温度T(0)との温度差ΔTを求め、発振器12は、この温度差ΔTに対応する周波数補正量Δfだけ発振周波数を補正する。この補正によって、超音波モータ7に加わる電圧が調整され、超音波モータ7の駆動速度uの、温度変化ΔTによる変動の発生を防止することができ、安定した速度制御を行うことができる。
(2)本実施形態では、超音波モータ7の駆動速度uの基本的な制御は、移相器13による位相差の変更により行う。このように位相差により駆動速度の基本的な制御を行なうので、制御が容易である。
(3)増幅器14の出力である電圧振幅Vp−pを一定に保つ制御としては印加電源141の電圧を調整する方法とスイッチング素子143の通電時間を制御する方法がある。印加電源141の電圧を調整する場合、回路規模が大きくなり、また制御特性の安定化が困難である。しかし、本実施形態では、スイッチング素子143の通電時間を制御する方法を選択しているため、小さな回路でよく、また制御特性が安定する。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、速度検出器16は超音波モータ7の駆動速度uを測定したが、これに限らず、レンズ鏡筒におけるレンズ群の駆動速度を測定してもよい。
(2)また、本実施形態では、増幅器14の出力である電圧振幅Vp−pを一定に保つ制御として、スイッチング素子143の通電時間を制御する方法により行っている。しかし、上述したように、印加電源141の電圧を調整する方法により行ってもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (8)
- 周波数が変更可能な駆動信号を発生する駆動信号生成手段と、
前記駆動信号生成手段より発生された前記駆動信号を移相させる移相手段と、
前記駆動信号生成手段から発生された移相前の前記駆動信号と前記移相手段によって移相された前記駆動信号を振動アクチュエータに出力する出力手段と、
前記振動アクチュエータの環境温度を検出する温度検出手段と、
所定環境温度に対応した前記駆動信号の基準周波数を、予め記憶された、前記環境温度に対応した周波数補正量のデータに基づいて、前記温度検出手段による検出結果に対応した前記周波数補正量により補正した周波数で前記駆動信号を発生させるように前記駆動信号生成手段を制御し、前記補正した周波数を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度を制御する制御手段と
を有することを特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項1に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
前記制御手段は、前記駆動信号の振幅を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度を制御すること
を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項1または請求項2に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
前記制御手段は、前記環境温度の変動に対する前記移相量と前記駆動速度との関係の変動を抑えるような前記周波数補正量を予め記憶していること
を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
前記出力手段は、前記駆動信号生成手段から出力される前記駆動信号の振幅を増幅させて前記振動アクチュエータに出力し、
前記出力手段から出力される前記駆動信号の振幅を検出する振幅検出手段を備え、
前記制御手段は、前記振幅検出手段により検出された前記振幅が設定された値となるように前記出力手段を制御すること
を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項4に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
前記制御手段は、前記出力手段に入力される前記駆動信号の1周期内のオン時間を変更することにより、前記振幅を変更すること
を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項4または請求項5に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
前記振幅検出手段は、前記出力手段と前記振動アクチュエータとの接続部における前記振幅を検出すること
を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置を備えるレンズ鏡筒。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置を備えるカメラ。
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