JP5391595B2 - 振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents

振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラ Download PDF

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本発明は、振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラに関するものである。
従来、振動アクチュエータの駆動速度は、周波数、印加電圧の位相差または振幅といったパラメータのいずれかを制御することで変更されている。そして、これらのパラメータの特性を考慮し、適宜、速度制御に使用するパラメータを変更することで、広い速度帯域をカバーする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−210775号公報
しかし、駆動速度特性は、温度による環境要因により変化する。上記従来技術のように、駆動速度に応じて、適宜、速度制御に使用するパラメータを変更するようにしても、環境温度が、例えば、−20度の低温や+60度の高温といった通常の温度と異なる場合は、超音波モータの容量成分が変化し、安定した速度制御を行うことが困難である。
本発明の課題は、環境温度が異なる場合においても、安定した速度制御を行うことが可能な振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、周波数が変更可能な駆動信号を発生する駆動信号生成手段(12)と、前記駆動信号生成手段(12)より発生された前記駆動信号を移相させる移相手段(13)と、前記駆動信号生成手段(12)から発生された移相前の前記駆動信号と前記移相手段(13)によって移相された前記駆動信号を振動アクチュエータ(7)に出力する出力手段(14)と、前記振動アクチュエータ(7)の環境温度を検出する温度検出手段(17)と、所定環境温度に対応した前記駆動信号の基準周波数を、予め記憶された、前記環境温度に対応した周波数補正量のデータに基づいて、前記温度検出手段(17)による検出結果に対応した前記周波数補正量により補正した周波数で前記駆動信号を発生させるように前記駆動信号生成手段(12)を制御し、前記補正した周波数を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度(u)を制御する制御手段とを有することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記駆動信号の振幅を一定にした状態で前記移相手段(13)による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータ(7)による被駆動物体の駆動速度(u)を制御することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記環境温度の変動に対する前記移相量と前記駆動速度(u)との関係の変動を抑えるような前記周波数補正量を予め記憶していることを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記出力手段(14)は、前記駆動信号生成手段(12)から出力される前記駆動信号の振幅を増幅させて前記振動アクチュエータ(7)に出力し、前記出力手段(14)から出力される前記駆動信号の振幅を検出する振幅検出手段(15)を備え、前記制御手段(11)は、前記振幅検出手段(15)により検出された前記振幅が設定された値となるように前記出力手段(14)を制御することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である
求項に記載の発明は、請求項4に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記制御手段(11)は、前記出力手段(14)に入力される前記駆動信号の1周期内のオン時間を変更することにより、前記振幅を変更することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)であって、前記振幅検出手段(15)は、前記出力手段(14)と前記振動アクチュエータ(7)との接続部における前記振幅を検出することを特徴とする振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)を備えるレンズ鏡筒(3)である。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ(7)の駆動装置(10)を備えるカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、環境温度が異なる場合においても、安定した速度制御を行うことが可能な振動アクチュエータの駆動装置、それを備えるレンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の駆動装置10を備えるカメラ1の概略図である。カメラ1は、撮像素子6を有するカメラボディ2と、レンズ鏡筒3とを備えている。レンズ鏡筒3は、カメラボディ2に着脱可能な交換レンズである。なお、本実施形態のカメラ1では、レンズ鏡筒3が交換レンズである例を示したが、これに限らず、例えば、カメラボディと一体型のレンズ鏡筒を備えたカメラ1であってもよい。
レンズ鏡筒3は、レンズ4、カム筒5、超音波モータ7、及びその超音波モータ7の駆動装置10を備えている。本実施形態で超音波モータ7は、カメラ1のフォーカス動作時にレンズ4を駆動する駆動源として用いられており、超音波モータ7から得られた駆動力は、カム筒5に伝えられる。レンズ4は、カム筒5とカム係合しており、超音波モータ7の駆動力によってカム筒5が回転すると、レンズ4は、カム筒5とのカム係合によって光軸方向へ移動して、焦点調節が行われる。
図2は、駆動装置10のシステムを示す図である。駆動装置10は、駆動装置10全体を制御するMCU11と、MCU11に接続され、所定の周波数の駆動信号を出力する発振器12と、発振器12から出力された駆動信号の一部を移相して出力する移相器13と、発振器12及び移相器13から出力された互いに位相の異なる2つの駆動信号を増幅する増幅器14と、を備え、増幅器14の出力は超音波モータ7の電極71に入力される。また、駆動装置10は、増幅器14と超音波モータ7とを結ぶ接続ラインの電圧を検出する電圧検出器15と、超音波モータ7の駆動速度u(回転速度)を検出する速度検出器16と、超音波モータ7近傍の環境温度Tを測定する温度検出器17とを備える。これら電圧検出器15、速度検出器16及び温度検出器17の出力はMCU11に接続されている。
発振器12は、周波数fを有する駆動信号Aを出力する。この発振器12が発振する周波数fは、可変ではあるが、原則的に、環境温度Tが基準温度T(0)の場合における最適な周波数である基準周波数f(0)で固定され、後述する環境温度による周波数補正量Δfが加減される。なお、基準周波数f(0)は、速度帯域幅を確保するために、励振源の共有周波数に近い値が設定されている。
移相器13は、発振器12から出力される駆動信号Aを基準(位相0°)とし、−90度〜+90度の範囲で移相して駆動信号Bを出力する。本実施形態では、この移相量φを調整することにより、超音波モータ7の駆動速度uを変更する。図3は、超音波モータ7の駆動速度uと、移相器13による移相量φの関係を示した図である。図示するように、例えば、超音波モータ7を最大駆動速度umaxで駆動させる場合、移相量φは+90度程度となる。また超音波モータ7を、最大駆動速度umaxより小さな、例えば図3において示す駆動速度u1で駆動させる場合、移相量φは+45度程度となる。さらに、超音波モータ7を逆回転させて逆方向の最大駆動速度−umaxで駆動させる場合、移相量φは−90度となる。
図4は、図2に示す増幅器14、電圧検出器15及び超音波モータ7の回路図である。なお、超音波モータ7の電極71には、増幅器14で増幅された、発振器12から発振された移相前の駆動信号Aと、移相器13による移相後の駆動信号Bとの2つの信号が入力されるが、図4においては、図2で示す駆動信号Bをのみを示す。
増幅器14は、印加電源Vcc141とインダクタ142とスイッチング素子143とを備える。増幅器14は、スイッチング素子143の通電時間を制御することにより、電圧振幅Vp−pを調整する。
図5は、増幅器14に入力される駆動信号A,Bの電圧の波形を示した図である。移相器13にて駆動信号Aを+90度移相した信号をB、−90度に移相した信号をB’とする。スイッチング素子143の通電時間(On−Duty)を制御することにより、図5に示すように、駆動信号A,Bを、例えば25%〜50%の間で調整する。これにより、超音波モータ7の印加電圧の電圧振幅Vp−pを調節することが可能となる。
図4に戻り、電圧検出器15は、増幅器14と超音波モータ7とを結ぶ接続ラインから接地へと続く接続ラインに配置された抵抗素子151,152を備える。増幅器14で調節された印加電圧振幅Vp−pは、電圧検出器15である抵抗素子151,152により分割されてMCU11で検出される。
ここで、電圧検出器15が設けられているのは以下の理由による。図6は、印加電圧の電圧振幅Vp−pが異なる場合における周波数fと速度uとの関係を示す図である。図示するように、同じ周波数f(0)でも、電圧振幅Vp−pが大きい場合の駆動速度uは、電圧振幅Vp−pが小さい場合の駆動速度u’より大きい。
また、図7は、印加電圧の電圧振幅Vp−pが異なる場合における、位相差(移相量)と超音波モータ7の駆動速度uとの関係を示す図である。図示するように、移相量φが同じであって、電圧振幅Vp−pが大きい場合の速度uは、電圧振幅Vp−pが小さい場合の速度u’より大きくなる。
このように、周波数fや位相差φが同じでも、電圧振幅Vp−pの大きさにより、超音波モータ7の駆動速度uが異なる。このため、超音波モータ7において安定した制御を行うためには、この電圧振幅Vp−pが一定であることが好ましい。
しかし、MCU11より増幅器14において電圧振幅Vp−pが一定の値を出力するように制御されていても、超音波モータ7の製造個体差等の影響により、実際に増幅器14から出力される印加電圧の電圧振幅Vp−pが予め設定された基準電圧振幅Vp−p(0)とならない場合がある。このため、電圧検出器15が設けられ、実際に増幅器14から出力される駆動信号の電圧振幅Vp−pが検出され、この電圧振幅Vp−pと基準電圧振幅Vp−p(0)との差である電圧振幅差ΔVp−pが検出される。MCU11により電圧振幅差ΔVp−pが増幅器14にフィードバックされる。
速度検出器16は、超音波モータ7の駆動速度u(回転数)を検出する、例えばエンコーダ等の装置である。超音波モータ7により達成される駆動速度uの検出結果はMCU11に伝達され、移相器13にフィードバックされる。
温度検出器17は、超音波モータ7近傍に設置され、超音波モータ7の環境温度Tを検出する。この、検出結果はMCU11へ伝達される。ここで、温度検出器17を設けたのは以下の理由による。
図8は、超音波モータ7の環境温度Tが高温T(h)、基準温度T(0)、低温T(c)の場合における駆動信号の周波数fと超音波モータ7の駆動速度uとの関係を示した図である。図示するように、周波数が同じf(0)であっても、基準温度T(0)における駆動速度u(0)を基準として、高温T(h)では駆動速度u(h)は遅く、低温T(c)では駆動速度u(c)は速くなる。すなわち、駆動速度uの観点からすると、駆動速度u(0)は、基準温度T(0)では周波数f(0)、高温T(h)の場合は周波数f(0)より低い周波数f(h)、低温T(c)の場合は周波数f(0)より高い周波数f(c)で達成される。すなわち、温度が基準温度T(0)と異なる場合、周波数fを調整することで駆動速度uを制御することができる。
このため、温度検出器17が設けられ、環境温度Tが検出される。また、MCU11は、温度検出器17により検出された環境温度Tと基準温度T(0)との温度差ΔTを求めることができ、MCU11には、温度差ΔTと周波数補正量Δfとの関係を示すデータが記憶されている。そのデータより温度差ΔTに対応する周波数補正量Δfが求められ、周波数補正量Δfを基準周波数f(0)に加えるように発振器12の制御が可能となっている。
次に、本実施形態の駆動装置10の動作について説明する。予め、発振器12においては、発振される駆動信号Aの発振周波数の初期値として、環境温度Tが基準温度T(0)の場合における最適な基準周波数f(0)が設定されている。また、増幅器14においては、増幅されて出力される駆動信号の振幅が、電圧振幅Vp−p(0)となるように設定されている。
駆動装置10が起動されると、温度検出器17により超音波モータ7の環境温度Tが測定される。測定された環境温度Tの情報はMCU11に伝達される。MCU11では環境温度Tと基準温度T(0)との温度ΔTが求められる。
MCU11は、記憶されている温度差ΔTと周波数補正量Δfとの関係を示すデータより、温度差ΔTに対応する周波数補正量Δfを求め、周波数補正量Δfを基準周波数f(0)に加えるように発振器12に指示する。
カメラボディ(図示せず)内のCPUからの信号により、所望のレンズの駆動速度uの情報がMCU11に伝達されると、MCU11は、発振器12には駆動信号Aを発振するように指示する。発振器12は基準周波数f(0)に周波数補正量Δfを加えた周波数fの駆動信号Aを出力する。
MCU11は、移相器13に駆動速度uを達成する移相量φだけ駆動信号Aを移送するように指示する。移相器13はMCU11の指示により駆動信号Aをφだけ移送した駆動信号Bを出力する。増幅器14は、駆動信号Aと駆動信号Bとを電圧振幅Vp−p(0)に増幅する。増幅された駆動信号A及びBは超音波モータ7の電極71に入力され、超音波モータ7が駆動される。超音波モータ7の駆動速度uは、速度検出器16により検出される。そして、この駆動速度uの検出結果は、MCU11に入力され、この速度情報は移相器13にフィードバックされる。
このとき、増幅された駆動信号Bの電圧振幅Vp−pは、電圧検出器によって測定される。検出された電圧振幅Vp−pの情報はMCU11に伝達される。MCU11は実際の電圧振幅Vp−pと基準電圧振幅Vp−p(0)との差である電圧振幅差ΔVp−pを求める。
MCU11は電圧振幅差ΔVp−pを増幅器14にフィードバックする。増幅器14は、スイッチング素子143の通電時間を調整し、基準電圧振幅Vp−p(0)を電圧振幅差ΔVp−pだけ修正し、修正後の電圧振幅Vp−pで駆動信号A及びBを増幅する。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)温度検出器17によって超音波モータ7の環境温度Tを測定し、基準温度T(0)との温度差ΔTを求め、発振器12は、この温度差ΔTに対応する周波数補正量Δfだけ発振周波数を補正する。この補正によって、超音波モータ7に加わる電圧が調整され、超音波モータ7の駆動速度uの、温度変化ΔTによる変動の発生を防止することができ、安定した速度制御を行うことができる。
(2)本実施形態では、超音波モータ7の駆動速度uの基本的な制御は、移相器13による位相差の変更により行う。このように位相差により駆動速度の基本的な制御を行なうので、制御が容易である。
(3)増幅器14の出力である電圧振幅Vp−pを一定に保つ制御としては印加電源141の電圧を調整する方法とスイッチング素子143の通電時間を制御する方法がある。印加電源141の電圧を調整する場合、回路規模が大きくなり、また制御特性の安定化が困難である。しかし、本実施形態では、スイッチング素子143の通電時間を制御する方法を選択しているため、小さな回路でよく、また制御特性が安定する。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、速度検出器16は超音波モータ7の駆動速度uを測定したが、これに限らず、レンズ鏡筒におけるレンズ群の駆動速度を測定してもよい。
(2)また、本実施形態では、増幅器14の出力である電圧振幅Vp−pを一定に保つ制御として、スイッチング素子143の通電時間を制御する方法により行っている。しかし、上述したように、印加電源141の電圧を調整する方法により行ってもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
本実施形態の駆動装置を備えるカメラの該略図である。 駆動装置のシステムを示す図である。 超音波モータの駆動速度と、移相器による移相量の関係を示した図である。 図2に示す増幅器、電圧検出器及び超音波モータの回路図である。 増幅器に入力される駆動信号の電圧の波形を示した図である。 印加電圧の電圧振幅が異なる場合における周波数と速度との関係を示す図である。 印加電圧の電圧振幅が異なる場合における、位相差(移相量)と超音波モータの駆動速度との関係を示す図である。 超音波モータの環境温度が高温、基準温度、低温の場合における駆動信号の周波数と超音波モータの駆動速度との関係を示した図である。
符号の説明
1:カメラ、2:レンズ鏡筒、7:超音波モータ、10:駆動装置、11MCU:、12:発振器、13:移相器、14:増幅器、15:電圧検出器、16:速度検出器、17:温度検出器

Claims (8)

  1. 周波数が変更可能な駆動信号を発生する駆動信号生成手段と、
    前記駆動信号生成手段より発生された前記駆動信号を移相させる移相手段と、
    前記駆動信号生成手段から発生された移相前の前記駆動信号と前記移相手段によって移相された前記駆動信号を振動アクチュエータに出力する出力手段と
    記振動アクチュエータの環境温度を検出する温度検出手段と、
    所定環境温度に対応した前記駆動信号の基準周波数を、予め記憶された、前記環境温度に対応した周波数補正量のデータに基づいて、前記温度検出手段による検出結果に対応した前記周波数補正量により補正した周波数で前記駆動信号を発生させるように前記駆動信号生成手段を制御し、前記補正した周波数を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  2. 請求項1に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
    前記制御手段は、前記駆動信号の振幅を一定にした状態で前記移相手段による前記駆動信号の移相量を変更することにより、前記振動アクチュエータによる被駆動物体の駆動速度を制御すること
    を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
    前記制御手段は、前記環境温度の変動に対する前記移相量と前記駆動速度との関係の変動を抑えるような前記周波数補正量を予め記憶していること
    を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
    前記出力手段は、前記駆動信号生成手段から出力される前記駆動信号の振幅を増幅させて前記振動アクチュエータに出力し、
    前記出力手段から出力される前記駆動信号の振幅を検出する振幅検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記振幅検出手段により検出された前記振幅が設定された値となるように前記出力手段を制御すること
    を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  5. 請求項4に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
    前記制御手段は、前記出力手段に入力される前記駆動信号の1周期内のオン時間を変更することにより、前記振幅を変更すること
    を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の振動アクチュエータの駆動装置であって、
    前記振幅検出手段は、前記出力手段と前記振動アクチュエータとの接続部における前記振幅を検出すること
    を特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置を備えるレンズ鏡筒。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の振動アクチュエータの駆動装置を備えるカメラ。
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