JP5390157B2 - 粘着シート及び物品 - Google Patents

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本発明は、粘着シートおよび該粘着シートを用いた物品に関するものである。
従来、粘着シートを農機具用メータの見返しに貼り付ける時に、何も工夫されておらず、気泡(空気溜まり)ができてしまう。
そこで、図6に示すように、粘着シート1として、粘着剤層3側に基材2の側端部まで連続する凹溝21が設けられている基材2と、粘着剤層を厚さ方向に貫通する貫通路31が複数形成されている粘着剤層とを、基材2の凹溝21および粘着剤層3の貫通路31が連通するように積層したものがある。
特開2005−113085号公報
しかしながら、上述の粘着シートは、製造方法が複雑であり、コストが掛かるという問題がある。
そこで本発明は、上述した課題に鑑み、気泡の発生を防止するために簡易的で安価な構成を有する粘着シート及び該粘着シートを用いた物品を提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、基材(2)の片面に粘着剤層(3)が設けられ、複数の凹部(4b)または貫通孔(4c)が貼付面(4a)に形成された被貼付部材(4)に貼り付けるための粘着シート(1)であって、前記貼付面(4a)への貼付時に前記複数の凹部(4b)または貫通孔(4c)に対応するように、前記粘着剤層(3)に複数の凹部(3a)が形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、基材(2)の片面に粘着剤層(3)が設けられた粘着シート(1)を被貼付部材(4)の貼付面(4a)に貼り付けた粘着シート貼付構造であって、前記被貼付部材(4)の貼付面(4a)に複数の凹部4bまたは貫通孔(4c)が形成され、前記貼付面(4a)への貼付時に前記複数の凹部(4b)または貫通孔(4c)に対応するように、前記粘着シート(1)の前記粘着剤層(3)に複数の凹部(3a)が形成されていることを特徴とする。
なお、上述の課題を解決するための手段の説明におけるかっこ書きの符号は、以下の発明の実施の形態の説明における構成要素および参照符号に対応しているが、これらは、特許請求の範囲の解釈を限定するものではない。
請求項1記載の発明の粘着シートによれば、気泡を作ることなくスムーズに貼り付け工程を行うことができる粘着シートが得られる。また、本発明の粘着シートは、気泡を発生させないように貼り付けることができるため密着性が向上し、はがれ防止、防水などの効果があり、製品の信頼性向上に繋げることができる。
請求項2記載の発明の物品によれば、気泡を作ることなくスムーズに貼り付け工程を行うことができる。また、気泡を発生させないように貼り付けることができるため密着性が向上し、はがれ防止、防水などの効果があり、製品の信頼性向上に繋げることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に係る粘着シートを用いた物品を示す断面図である。
図1において、基材2の片面に粘着剤層3が設けられている粘着シート1が、被貼付部材4の貼付面4aに貼り付けられている。被貼付部材4の貼付面4aには、任意の間隔をおいて所定の分布密度で複数の凹部4bが形成されている。粘着シート1の粘着剤層3には、貼付面4aへの貼付時に複数の凹部4bにそれぞれ合致する位置に、複数の凹部3aが形成されている。
このような構成により、粘着シート1を被貼付部材4の貼付面4aに貼り付ける際には、図示しない剥離材を粘着剤層3からはがし、露出した粘着剤層3を被貼付部材4の貼付面4aに密着させるようにして、粘着シート1を押し当てる。
このとき、被貼付部材4の貼付面4aと粘着シート1の粘着剤層3との間の空気は、粘着シート1の側端から外側に抜けていくが、抜けきれずに貼付面4aと接着剤層3との間に気泡ができた場合には、その周辺部を再度押圧することにより、気泡を粘着剤層3の凹部3aと貼付面4aに形成された凹部4bとで作られる空間に押しやることができ、気泡が消失する。このような気泡の除去は、粘着シートの貼付完了から時間が経過した後でも可能である。
(第2の実施形態)次に、図2は、本発明の第2の実施形態に係る粘着シートを用いた物品を示す断面図である。
第2の実施形態では、被貼付部材4の貼付面4aには、上述の第1の実施形態における凹部4bに代えて、貫通孔4cが形成されている。この実施形態では、貫通孔4cは、たとえば円形の孔とされ、その直径は、凹部3aの幅よりも小さく設定されている。
このような構成により、粘着シート1を被貼付部材4の貼付面4aに貼り付ける際には、図示しない剥離材を粘着剤層3からはがし、露出した粘着剤層3を被貼付部材4の貼付面4aに密着させるようにして、粘着シート1を押し当てる。
このとき、被貼付部材4の貼付面4aと粘着シート1の粘着剤層3との間の空気は、粘着シート1の側端から外側に抜けていくと共に、貫通孔4cからも抜けていくが、抜けきれずに貼付面4aと接着剤層3との間に気泡ができた場合には、その周辺部を再度押圧することにより、気泡を粘着剤層3の凹部3aと貼付面4aで形成された空間に押しやることができ、それにより、空気が貫通孔4cから外部へ抜けていき、気泡は消失する。このような気泡の除去は、粘着シートの貼付完了から時間が経過した後でも可能である。
以上の通り第1及び第2の実施形態で説明したように、本発明によれば、気泡を作ることなくスムーズに貼り付け工程を行うことができる。また、はがれ防止、防水などの効果があり、製品の信頼性向上に繋げることができる。
なお、被貼付部材4の貼付面4aに形成される複数の凹部4bは、任意の間隔をおいて所定の分布密度で設けられているが、この間隔および分布密度は、気泡ができにくいように設定されるか、あるいは、できてしまった気泡を、凹部3aおよび凹部4b(または貫通孔4c)で作られる空間に容易に押しやることができるように設定される。
次に、本発明を農機具用メータに適用した場合について説明する。
図3〜図6は、本発明を農機具用メータに適用した場合を示す図であり、図3は農機具メータの操作板の正面図、図4は粘着シートの正面図、図5は粘着シートの貼付過程を示す斜視図である。
図3に示すように、農機具メータの操作板11は、樹脂により一体形成されており、中央に形成された長方形凹部に操作パネル12が配置され、操作パネル12の下部には、プッシュスイッチとして作用する3個のスイッチ機構部13が配置されている。操作パネル12には、液晶ディスプレイ等からなる表示部12aと、警告表示部12bと、装飾板12cとが配置されている。スイッチ機構部13は、スイッチリーブ13aを有している。操作板11の表面において、スイッチ機構部13の間と、スイッチ機構部13と操作板11の外縁の間には、円形の凹部4bが形成されている。
図4に示すように、操作板11に貼付される粘着シート1は、操作パネル12に対応する位置に長方形状に形成された開口部1aと、3個のスイッチ機構部13にそれぞれ対応する位置に凸状に形成された3個のスイッチボタン部1bとを有している。粘着シート1の粘着剤層3には、スイッチボタン部1bの間と、スイッチボタン部1bと粘着シート1の外縁の間であって貼付時の凹部4bに対応する位置に、長溝状の凹部3aが形成されている。
図5に示すように、農機具用メータは、操作板11の外縁下部に設けられた係止爪17が、ケース18の外縁上部に設けられた係止部19に係止されることにより、組み立てられている。操作板11のスイッチ機構部13の近傍には、ランプケース16が配置されている。
粘着シート1は、操作板11の形状に合わせて一方の端部、たとえば図5における右端から操作板11の表面(貼付面)に密着させるように押し当てて貼付される。
このとき、粘着シート1の開口部1aの上部は、幅の狭い帯状になっているため、貼付時に貼付面と粘着剤層3の間に気泡は発生しない。
また、粘着シート1の開口部1aの下部は、上部よりも幅の広い帯状になっているが、凹部3a及び凹部4bで形成される空間の存在のため、貼付時に貼付面と粘着剤層3の間に気泡は発生しないかもしくは発生しにくくなっている。
そして、貼付時に、貼付面と粘着剤層3の間に気泡が発生したとしても、その周辺部を再度押圧することにより、気泡を粘着剤層3の凹部3aと貼付面に形成された凹部4bで作られる空間に押しやることができ、それにより、気泡は消失する。
このように、粘着シート1が貼付された農機具用メータは、粘着シート1の貼付時に気泡が発生しないのではがれ防止の効果があり、また粘着シート1の存在により防水の効果があり、製品の信頼性向上に繋げることができる。
以上の通り、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
たとえば、凹部3aと凹部4b(または貫通孔4c)は、任意の形状とすることができ、またその寸法も合致させる必要がなく、被貼付部材4に粘着シート1を貼付した時に、凹部3aでできる空間と凹部4b(または貫通孔4c)とでできる空間が連通して、1つの空間が形成されるようにすれば良い。
本発明の第1の実施形態に係る粘着シートを用いた物品を示す断面図である。(第1の実施形態) 本発明の第2の実施形態に係る粘着シートを用いた物品を示す断面図である。(第2の実施形態) 本発明を農機具用メータに適用した場合のメータの操作板の正面図である。(実施例) 本発明を農機具用メータに適用した場合の粘着シートの正面図である。(実施例) 本発明を農機具用メータに適用した場合の粘着シートの貼付過程を示す斜視図である。(実施例) 従来の粘着シートの構成例を示す図であり、(A)は断面図、(B)は基材の裏面の平面図である。(従来例)
符号の説明
1 粘着シート
2 基材
3 粘着剤層
3a 凹部
4 被貼付部材
4a 貼付面
4b 凹部
4c 貫通孔

Claims (2)

  1. 基材の片面に粘着剤層が設けられ、複数の凹部または貫通孔が貼付面に形成された被貼付部材に前記粘着剤層を貼り付けるための粘着シートであって、
    前記貼付面への貼付時に前記複数の凹部または貫通孔に対応するように、前記粘着剤層に複数の凹部(ただし、前記粘着剤層の端部まで達する凹溝を除く)が形成されていることを特徴とする粘着シート。
  2. 請求項1記載の粘着シートが前記被貼付部材の前記貼付面に貼付された物品。
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