JP5390009B1 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5390009B1
JP5390009B1 JP2012260615A JP2012260615A JP5390009B1 JP 5390009 B1 JP5390009 B1 JP 5390009B1 JP 2012260615 A JP2012260615 A JP 2012260615A JP 2012260615 A JP2012260615 A JP 2012260615A JP 5390009 B1 JP5390009 B1 JP 5390009B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sharpening
decorative
sharpened
gaming machine
sharp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012260615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014104236A (ja
Inventor
忠 稲垣
Original Assignee
株式会社サンセイアールアンドディ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンセイアールアンドディ filed Critical 株式会社サンセイアールアンドディ
Priority to JP2012260615A priority Critical patent/JP5390009B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390009B1 publication Critical patent/JP5390009B1/ja
Publication of JP2014104236A publication Critical patent/JP2014104236A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】尖り部の意匠性を保ちつつ、尖り部による作業者の怪我を抑えることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】
本発明のパチンコ遊技機10では、図柄表示装置30を取り囲む表示枠体40に装着される装飾部材42Aが、表示枠体40に装着される第1装飾部43と、第1装飾部43の前面に重ねて装着され、表示枠体40の内側に突出して先細りになった尖り部50を有する第2装飾部44とで構成されている。そして、第1装着部43には、尖り部50に沿って延びて、外縁部が尖り部50を視認可能に縁取るように配置されると共に、先端の尖り度合いが尖り部50の尖り度合いより軽減された尖り緩和部60が備えられている。
【選択図】図15

Description

本発明は、図柄表示装置を取り囲むように配置された表示枠体に装飾部材を装着可能な遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、意匠性の観点から、装飾部材に、表示枠体の内側に突出して先細りになった尖り部を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開第2008−531号公報(段落[0011]〜[0013]、図3)
しかしながら、上述した従来の遊技機では、表示枠体の交換やメンテナンスの際に作業者が表示枠体の枠部分を掴むと、尖り部に接触して怪我をすることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、尖り部の意匠性を保ちつつ、尖り部による作業者の怪我を抑えることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技盤に配置された図柄表示装置と、図柄表示装置を取り囲むように配置された表示枠体と、を備えた遊技機において、表示枠体は、装飾部材を装着可能な装着部を有し、装飾部材は、装着部に装着される第1装飾部と、第1装飾部の遊技者側を向いた面に重ねて装着され、表示枠体の内側に突出して先細りになった尖り部を有する第2装飾部と、で構成され、第1装飾部には、第2装飾部が第1装飾部に装着されたときに、尖り部に沿って延び、外縁部が尖り部を視認可能に縁取るように配置される尖り緩和部が設けられると共に、尖り緩和部の先端の尖り度合いを、尖り部の尖り度合いよりも軽減したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、尖り部と尖り緩和部との間で、色を異ならせたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、尖り部を非透光性とする一方、尖り緩和部を透光性としたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、尖り緩和部の先端を丸めたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、尖り緩和部の外縁部を遊技者側に突出させて、尖り部の先方を覆ったところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の遊技機において、尖り部と重ね合わさる尖り緩和部の面を、先端に向かうに従って遊技者から離れるように傾斜させたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明では、第1装飾部の尖り緩和部の外縁部が尖り部を縁取っているので、作業者が表示枠体の枠部分を掴んだとき、尖り部よりも先に尖り緩和部と接触する。そして、尖り緩和部の先端の尖り度合いは、尖り部の尖り度合いよりも軽減されているので、従来よりも作業者の怪我を抑えることが可能となる。また、尖り緩和部は、尖り部に沿って延びて、外縁部が尖り部を視認可能に縁取るように配置されるので、尖り緩和部によって尖り部の意匠性が損なわれることが抑えられる。これにより、尖り部の意匠性を保ちつつ、尖り部による作業者の怪我を抑えることが可能となる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、尖り部と尖り緩和部との間で色を異ならせたので、尖り部と尖り緩和部との区別が容易となり、尖り部を際立たせることが可能となる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明では、遊技者は、尖り部の後側を透かして見ることはできないが、尖り緩和部の後側を透かして見ることができる。これにより、尖り部よりも尖り緩和部を目立たなくすることができる。即ち、尖り部を際立たせることが可能となる。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、尖り緩和部の先端が丸められているので、作業者の怪我を一層抑えることが可能となる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、尖り部の先方が尖り緩和部にて覆われるので、尖り部との接触による作業者の怪我を一層抑えることが可能となる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、尖り部を先端に向かうに従って遊技者から遠ざけることが可能となり、尖り部の先端を細く見せて、尖り度合いを大きく見せることが可能となる。
パチンコ遊技機の正面図 遊技盤の正面図 表示装飾枠の正面図 表示枠体及び装飾部材の斜視図 表示枠体及び装飾部材の正面図 表示枠体の正面図 (A)装飾部材の正面図、(B)装飾部材の側面図 第1装飾部及び第2装飾部の前方斜視図 第1装飾部及び第2装飾部の後方斜視図 (A)第2装飾部の正面図、(B)第2装飾部の側面図 第2装飾部の斜視図 (A)第1装飾部の正面図、(B)第1装飾部の側面図 第1装飾部の斜視図 尖り部周辺の拡大正面図 表示装飾枠の一部拡大正面図
以下、本発明をパチンコ遊技機に適用した一実施形態を、図1〜図15を用いて説明する。本実施形態に係るパチンコ遊技機10は、図1に示されており、パチンコ遊技機10の遊技盤11の前面には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成されている。
遊技盤11の前面は、パチンコ遊技機10の前面に開閉可能に取り付けられた前面枠10Zにて覆われ、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技領域R1の全体が視認可能となっている。ガラス窓10Wの周囲には、装飾ランプ35が設けられている。また、前面枠10Zのうちガラス窓10Wより上側の両角位置には、それぞれスピーカー25,25が設けられている。前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、上皿26及び下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側方には操作ノブ28が設けられている。そして、操作ノブ28を回動操作すると、上皿26に収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。なお、上皿26に備えたボタン(図示せず)を押すと上皿26に収容されている遊技球が下皿27へと移動する。
図2に示すように、遊技盤11は、遊技領域R1の中央に表示窓11Hを有し、その表示窓11Hの内側に図柄表示装置30を備えている。図柄表示装置30は、液晶モジュール(例えば、TFT−LCDモジュール)で構成され、その表示画面30Gが遊技者に視認可能となっている。
また、遊技盤11には、表示画面30Gを取り囲むように表示装飾枠23が設けられている。表示装飾枠23は、遊技盤11の前面側から表示窓11Hに嵌め込まれ、表示窓11Hの内側に張り出すと共に、前方に突出している。そして、遊技領域R1を流下する遊技球が、表示装飾枠23の内側に進入しないように構成されている。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23の下方における中央部には、第1の始動入賞口14A、大入賞口15及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。大入賞口15の左側には、複数の一般入賞口20が設けられている。また、表示装飾枠23の左側には風車19が設けられ、表示装飾枠23の右側には、始動ゲート18と第2の始動入賞口14Bが上下に並べて設けられている。また、遊技領域R1には多数の障害釘が植設されている。
一般入賞口20は、所謂、ポケット構造をなし、遊技球が1つずつ入ることが可能な大きさで上方に開口している。一般入賞口20へ入球すると、その遊技球は遊技盤11の裏側に取り込まれ、代わりに所定数の賞球が上皿26に払い出される。
第1の始動入賞口14Aは、一般入賞口20と同様に、ポケット構造をなしている。また、第2の始動入賞口14Bは、遊技盤11の前面で開口し、通常は、開閉扉14Cにて閉塞されている。そして、開閉扉14Cが下端部を中心に前倒しにされると、その開閉扉14Cを案内にして遊技球が第2の始動入賞口14Bに入球可能となる。
第1と第2の始動入賞口14A,14Bに遊技球が入球すると、例えば、1個の入賞につき4個の遊技球が上皿26に払い出されると共に当否判定が行われる。その判定結果は、図柄表示装置30の表示画面30Gにて変動表示され、表示画面30Gに当たりの結果が表示されると、遊技が大当たり状態となる。なお、表示画面30Gの変動表示中に各入賞口14A,14Bに入球した場合、その入球は最大で4個まで保留記憶される。そして、表示画面30Gの変動表示が終了すると、その保留記憶に基づいて再び表示画面30Gが変動表示される。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなしている。始動ゲート18を遊技球が通過すると当否判定が行われる。その当否判定の結果は、遊技領域R1の外側の図示しない普通図柄表示部にて変動表示される。そして、普通図柄表示部に当たりの結果が表示されると、開閉扉14Cが所定期間に亘って開き、第2の始動入賞口14Bへの入球が可能となる。なお、上述した図柄表示装置30と同様に、普通図柄表示部の変動表示中に始動ゲート18を遊技球が通過した場合、その通過球は最大で4個まで保留記憶される。
大入賞口15は横長矩形状をなし、通常の遊技状態では、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、遊技が「大当たり状態」になると、図1に示すように、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒される。すると、大入賞口15が前方に開放し、可動扉15Tを案内にして大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。大入賞口15に遊技球が入賞すると、例えば、1個の入賞につき15個の遊技球が上皿26に払い出される。
上述した各入賞口14A,14B,15,20の何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域R1の下端に配置されたアウト口16に全て取り込まれる。
ところで、上述した表示装飾枠23は、図3及び図4に示すように、遊技盤11の表示窓11Hに嵌め込まれる表示枠体40に、複数の装飾部材42が装着された構造になっている。具体的には、図4及び図6に示すように、表示枠体40は、内側に張り出した突片41Tを複数備え、それら突辺41Tに複数の装着孔41(本発明の「装着部」に相当する。)が形成されている。そして、表示枠体40が、装着孔41を挿通した螺子(図示せず)にて複数の装飾部材42と螺合結合することで、図柄表示装置30で行われる表示演出に対応したデザイン形状に装飾された表示装飾枠23が形成される。なお、表示枠体40の右側辺、上辺及び左側辺に装着される装飾部材42A〜42Dは、前方から見た形状が円弧状をなし、演出役物38(図2参照)を取り囲むように配置される。また、表示枠体40の下辺に装着される装飾部材42Eにより、表示装飾枠23は、遊技球が左右に転動可能なステージ24を備えている(図3参照)。
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、意匠性の観点から、複数の装飾部材42のうちの一の装飾部材42Aに、表示枠体40の内側に突出して先細りになった尖り部50を備えている。以下、この装飾部材42Aについて詳説する。
図5に示すように、装飾部材42Aは、前方から見た形状が逆C字形をなし、そのC字の中間部が、表示枠体40の右側辺部から内側に張り出した突片41Tの前面に重ねて装着される。そして、装飾部材42AのC字の両端部が、表示枠体40の内側に向かって突出し、表示装飾枠23の内縁部を構成する。
図8に示すように、装飾部材42Aは、第1装飾部43と第2装飾部44とで構成されている。図7(A)及び図7(B)に示すように、第1装飾部43及び第2装飾部44は共に、前方から見た形状が逆C字形をなし、第1装飾部43の前面に第2装飾部44が重ねて固定されている。そして、第2装飾部44に上述の尖り部50が備えられている。
図10(A)に示すように、第2装飾部44は、円弧状の中間円弧部55がその円弧の周方向で尖り部50,50に挟まれた構造になっていて、中間円弧部55には、意匠性の観点から、以下のような装飾が施されている。即ち、中間円弧部55の内側部分には、円弧の中心に向かって突出した複数の装飾突起56が設けられている。また、中間円弧部55の外縁部からは複数の装飾突片57が張り出している。
尖り部50は、中間円弧部55の円弧の延長線に沿って延び、前方から見たときの形状が、先端に向かう従って幅狭になった先細り形状をなしている。図10(B)に示すように、尖り部50の先端部は、先端に向かうに従って後側、即ち、遊技者から離れる側を向くように湾曲している。また、尖り部50の後側(裏側)には、尖り部50の突出方向に沿って複数の位置決め突部52が設けられている。位置決め突部52には、大径突部52Aと小径突部52Bの2種類があり、大径突部52Aの中心部には、螺子孔52Nが形成されている(図9参照)。なお、位置決め突部52は、中間円弧部55にも複数設けられている。
また、図11に示すように、尖り部50の前面には、尖り部50の突出方向に沿って延びた線状溝51が複数形成され、隣り合う線状溝51,51同士の間隔は、尖り部50の先端に向かうに従って狭くなっている。これにより、遊技者に、尖り部50が実際の尖り度合いよりも鋭く尖っているように見せることが可能となる。
図9に示すように、第1装飾部43は、C字の中間部の後側(裏側)に、螺子孔65Nを中心部に有した装着用突部65を複数備えている。それら複数の装着用突部65は、表示枠体40の突片41Tの装着孔41(図4参照)に嵌合される。そして、上述したように、表示枠体40の後側から装着孔41を挿通した螺子(図示せず)が螺子孔65Nと螺合することで、表示枠体40に第1装飾部43(装飾部材42A)が装着される。
図8及び図12(A)に示すように、第1装飾部43の前面のうち第2装飾部44の位置決め突部52と対向する部分には、位置決め突部52と嵌合可能な位置決め孔62が設けられている。そして、図9に示すように、第2装飾部44を第1装飾部43に前側から重ね、位置決め突部52を位置決め孔62に嵌合して第2装飾部44を位置決めした状態で、第1装飾部44の後側(裏側)から位置決め孔62を挿通した螺子(図示せず)を螺子孔52Nに螺合することで、第2装飾部44が第1装飾部43に装着される。
このように、第2装飾部44は、位置決め突部52と位置決め孔62とによって、第1装飾部43に対して位置決めされているため、尖り部50が次述する尖り緩和部60からずれることが抑えられ、作業者が尖り緩和部60より先に尖り部50と接触することが抑えられる。また、位置決め突部52(大径突部52A)と位置決め孔62とは、第1装飾部43と第2装飾部44の螺合結合に兼用されている。
さて、本実施形態では、第1装飾部43のうち第2装飾部44の尖り部50に重ねられる部分、即ち、第1装飾部43のC字の両端部が、本発明に係る尖り緩和部60になっている。図10(A)に示すように、尖り緩和部60は、第2装飾部44が第1装飾部43に装着された状態で、尖り部50に沿って円弧状に延び、遊技者側から見たときに、尖り緩和部60の外縁部が尖り部50を視認可能に縁取るように配置される。
ここで、尖り緩和部60と尖り部50とには、異なる色が付されている。具体的には、尖り緩和部60は、例えば、グレーがかった透明になっていて、尖り部50は、例えば、金色になっている。このように、本実施形態では、尖り部50と尖り緩和部60との間で色が異なっているので、尖り部50と尖り緩和部60との区別が容易となり、尖り部50を際立たせることが可能となる。しかも、尖り緩和部60を透光性とする一方で、尖り部50を非透光性としたので、遊技者は、尖り部50の後側を透かして見ることはできないが、尖り緩和部60の後側を透かして見ることができる。これにより、尖り部50よりも尖り緩和部60を目立たなくして、尖り部50を一層際立たせることが可能となる。
なお、第2装飾部44の中間円弧部55については、尖り部50と同様に非透光性であってもよいし、透光性であってもよい。また、中間連絡部55の一部が透光性であってもよい。また、第1装飾部43のうち尖り緩和部60を除いた部分、即ち、C字の中間部についても、非透光性であっても透光性であってもよく、一部が透光性であってもよい。
また、図12(B)に示すように、尖り部50と重ね合わさる尖り緩和部60の重ね合わせ面61Mは、先端が後側を向くように傾斜している。従って、第1装着部43に第2装着部44が装着されると、尖り緩和部60に重ね合わされた尖り部50は、先端に向かうに従って遊技者から離れる。これにより、尖り部50の先端を細く見せて、尖り度合いを大きく見せることが可能となる。
図10(A)に示すように、尖り緩和部60の先端部は、尖り部50より表示枠体40(図5参照)の内側に配置され、尖り緩和部60の先端部の尖り度合いは、尖り部50の尖り度合いよりも軽減されている。具体的には、図14に拡大して示すように、尖り緩和部60の先端は、角が取られて、円弧状に丸められている。
また、図13に示すように、尖り緩和部60の外縁部には、尖り部50との重ね合わせ面61Mよりも前方に突出した膨出部63が備えられ、尖り部50は、上述した位置決め突部52及び位置決め孔62に加えて、膨出部63によっても、尖り緩和部60に位置決めされている。そして、装飾部材42Aが表示枠体40に装着されたときに下側に配置される尖り部50(図13では、左側の尖り部50)は、膨出部63にて突出方向の先方が視認可能に覆われている。
本実施形態のパチンコ遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、パチンコ遊技機10の作用効果について説明する。
本実施形態のパチンコ遊技機10では、表示装飾枠23の交換やメンテナンス等する際に、作業者90が表示装飾枠23(表示枠体40)の枠部分を掴んで持ち運び等することがある(図3参照。同図には、作業者の手が2点鎖線で示されている。)。このとき、作業者90が表示装飾枠23の右側辺部を掴むと、内側に突出した尖り部50で怪我をする虞がある(図15参照)。
しかしながら、本実施形態のパチンコ遊技機10では、第1装飾部43の尖り緩和部60が、尖り部50に沿って延び、その外縁部が尖り部50を縁取っているので、作業者90が表示装飾枠23(表示枠体40)の枠部分を掴んだとき、尖り部50よりも先に尖り緩和部60と接触する(図15参照)。そして、尖り緩和部60の先端の尖り度合いは、尖り部50の尖り度合いよりも軽減されているので、作業者90の怪我を抑えることが可能となる。また、尖り緩和部60は、尖り部50に沿って延びて、外縁部が尖り部50を視認可能に縁取るように配置されているので、尖り緩和部60によって尖り部50の意匠性が損なわれることが抑えられる。これにより、尖り部50の意匠性を保ちつつ、尖り部50による作業者90の怪我を抑えることが可能となる。
しかも、本実施形態では、尖り緩和部60の先端が丸められているので(図14参照)、作業者の怪我を一層抑えることが可能となる。さらに、尖り部52は、位置決め突部52と位置決め孔62とによって、尖り緩和部60に位置決めされているので、尖り部50が尖り緩和部60からずれることがなくなり、作業者90が尖り緩和部60より先に尖り部50と接触することが抑えられる。また、装飾部材42Aの下側の尖り部50については、尖り緩和部60の外縁部が前方(遊技者側)に突出して尖り部50の先方を覆っているので、尖り部50との接触による作業者90の怪我を一層抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、尖り部50と尖り緩和部60との間で色を異ならせたので、尖り部50を際立たせることが可能となる。しかも、尖り緩和部60を透光性とし、尖り部50を非透光性としたので、尖り緩和部60を目立たなくして尖り部50をより際立たせることが可能となる。これらにより、尖り緩和部60が尖り部50を縁取っていても尖り部50が一層視認可能となり、尖り部50の意匠性を保つことができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用した例を示したが、スロットマシンやアレンジボール等に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、本発明の「装飾部材」の例として、C字形のものを示したが、表示枠体40の内側に突出して先細りになった尖り部を有していれば、これに限られるものではない。このような「装飾部材」の具体例として、剣や槍を模したものや動物の角や牙を模したものが挙げられる。
(3)上記実施形態では、表示枠体40の右側辺部に装着される装飾部材42Aについて本発明を適用した例を示したが、作業者が怪我をする虞があれば、表示枠体40の他の辺部に装着されて「尖り部」を有した他の装飾部材42(例えば、装飾部材42B〜42D)についても、本発明を適用してもよい。
(4)上記実施形態では、尖り部50が非透光性であったが、透光性であってもよい。具体的には、尖り緩和部60を無色透明とし、尖り部50を有色透明としてもよい。
(5)上記実施形態では、尖り緩和部60が透光性であったが、非透光性であってもよい。具体的には、尖り緩和部60を暗色系の色(例えば、黒、ダークグレー、濃紺等)とし、尖り部50を明色系の色(例えば、白、ピンク、黄等)としてもよい。
(6)上記実施形態において、尖り緩和部60に膨出部63を備えない構成としてもよい。このような構成としても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(7)上記実施形態では、第1装着部43が表示枠体40に前面に前方から重ねて装着される構成であったが、表示枠体40の内側面に内側から重ねて装着される構成であってもよい。
10 パチンコ遊技機
11 遊技盤
30 図柄表示装置
40 表示枠体
41 装着孔(装着部)
42 装飾部材
43 第1装飾部
44 第2装飾部
50 尖り部
51 線状溝
52 位置決め突部
60 尖り緩和部
62 位置決め孔

Claims (6)

  1. 遊技盤に配置された図柄表示装置と、前記図柄表示装置を取り囲むように配置された表示枠体と、を備えた遊技機において、
    前記表示枠体は、装飾部材を装着可能な装着部を有し、
    前記装飾部材は、前記装着部に装着される第1装飾部と、前記第1装飾部の遊技者側を向いた面に重ねて装着され、前記表示枠体の内側に突出して先細りになった尖り部を有する第2装飾部と、で構成され、
    前記第1装飾部には、前記第2装飾部が前記第1装飾部に装着されたときに、前記尖り部に沿って延びて、外縁部が前記尖り部を視認可能に縁取るように配置される尖り緩和部が設けられると共に、前記尖り緩和部の先端の尖り度合いを、前記尖り部の尖り度合いよりも軽減したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記尖り部と前記尖り緩和部との間で、色を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記尖り部を非透光性とする一方、前記尖り緩和部を透光性としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記尖り緩和部の先端を丸めたことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
  5. 前記尖り緩和部の外縁部を前記遊技者側に突出させて、前記尖り部の先方を覆ったことを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
  6. 前記尖り部と重ね合わさる前記尖り緩和部の面を、先端に向かうに従って前記遊技者から離れるように傾斜させたことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の遊技機。
JP2012260615A 2012-11-29 2012-11-29 遊技機 Active JP5390009B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012260615A JP5390009B1 (ja) 2012-11-29 2012-11-29 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012260615A JP5390009B1 (ja) 2012-11-29 2012-11-29 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5390009B1 true JP5390009B1 (ja) 2014-01-15
JP2014104236A JP2014104236A (ja) 2014-06-09

Family

ID=50036703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012260615A Active JP5390009B1 (ja) 2012-11-29 2012-11-29 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5390009B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6850002B2 (ja) * 2017-09-22 2021-03-31 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014104236A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007005846A3 (en) Wagering game with overlying transmissive display for providing enhanced game features
JP4886839B2 (ja) 遊技台
JP5961836B2 (ja) 遊技台
JP5138233B2 (ja) 遊技機
JP2014176468A (ja) 遊技機
JP2014018241A (ja) 遊技機
JP5938319B2 (ja) 遊技機
JP5390009B1 (ja) 遊技機
JP5712442B2 (ja) 遊技機
JP5712440B2 (ja) 遊技機
JP2015107164A (ja) 遊技機の発光表示装置
JP5712441B2 (ja) 遊技機
JP6846323B2 (ja) 遊技機
JP5475734B2 (ja) 遊技台
JP5963911B2 (ja) 弾球遊技機
JP7321557B2 (ja) 遊技機
JP2002113224A (ja) 遊技表示装置
JP5748810B2 (ja) 弾球遊技機
JP4646992B2 (ja) 可変入賞装置、遊技盤、及びパチンコ遊技機
JP2506832Y2 (ja) パチンコ機のガラス枠
JP2018201571A (ja) 遊技機
JP6061433B2 (ja) 遊技機
JP6436635B2 (ja) 弾球遊技機
JPH11235415A (ja) パチンコ機
JP6093075B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5390009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250