JP5388477B2 - 画像形成装置、及び、画像データ転送方法 - Google Patents

画像形成装置、及び、画像データ転送方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置における画像データのシリアルデータ転送処理に関するものである。
図6は、一般的なプリンタの構成を説明する図である。
画像印刷装置としてのページプリンタ301は、図6に示すように、ネットワーク,USBインタフェース等の通信媒体303を介して、プリンタドライバ302aを有するホストコンピュータ302に接続される。また、ページプリンタ301は、コントローラ部301aとプリンタエンジン部301bを有する。
コントローラ部301aは、ホストコンピュータ302等の機器が印刷元データから生成した中間出力データを、出力に適した出力画像データに変換する。プリンタエンジン部301bは、コントローラ部301aから出力された出力画像データを取得し、紙等のメディアに画像出力する。
このコントローラ部301aに適した中間出力データの生成は、一般にはプリンタドライバと呼ばれるソフトウェア(プリンタドライバ302a)で行われる。さらに、コントローラ部301aで、中間出力データをプリンタエンジン部301bに適した出力画像データに変換し、プリンタエンジン部301bからの画像転送許可信号に同期してプリンタエンジン部301bにビデオ信号として出力する。
プリンタエンジン部301bでは、電子写真プロセスを制御・駆動し、入力されたビデオ信号を紙等のメディア上に画像として出力する。
〔インライン方式〕
また、電子写真プロセス方式のカラープリンタにおいては、インライン方式と呼ばれる並列処理による高速印刷方式が提案され実用に供されている。
インライン方式では、4色分の感光ドラムを一列に並べ、各色の印刷処理をオーバーラップさせることで印刷時間を短縮している。
以下、図7を参照して、インラインカラーレーザプリンタに供給する画像タイミングについて説明する。
図7は、インライン方式の印刷データ出力タイミングを示すタイミングチャートである。
図7において、aはページ同期信号、b〜eは印刷データの転送タイミングを示すものである。
図7から明らかなように、インライン方式の電子写真プリンタにおいては、各色印刷データを、ページ同期信号に同期して、ほぼ同時に転送する必要がある。
図8は、一般的なインライン方式プリンタのコントローラ構成を示すブロック図である。
図8に示すように、インライン方式プリンタのコントローラは、システムバス207に接続するCPU201、ROM202、外部I/F部203、4チャネルのDMAC204、ページメモリ205、画像データ出力部260等で構成される。さらに、画像データ出力部260は、プリンタエンジン部280と接続される。
ホストコンピュータで生成された中間出力データは、外部I/F部203で受信され、CPU201でハードウェア処理可能な圧縮データに変換された後、ページメモリ205に格納される。出力に必要な圧縮データの格納が完了するとCPU201の指示により4チャンネルのDMAC204を起動し、格納された4色分の圧縮データをページメモリ205から画像データ出力部260に転送する。
画像データ出力部260は、デコーダ部261a〜261d、一時保持用バッファメモリ262a〜262d、エンジンI/F部263とで構成される。
デコーダ部261a〜261dは、圧縮データをプリンタエンジン部280に適した出力画像データ形式に変換する。エンジンI/F部263は、プリンタエンジン部280と接続して、画像データをプリンタエンジン部280にビデオ信号として出力する。
近年、プリンタエンジンの高解像度化、高速度化に伴い、前記ビデオ信号の伝送速度の高速化が要求されている。
しかし、エンジンI/F部263から出力されるビデオ信号は、露光部に直接出力されるアナログ信号になっているため、高速化には限界がある。一方、昨今のシリアルデータ転送技術の進歩により、高速なシリアル転送技術を用いて画像データを高速にシリアル転送することが可能になってきている(特許文献1、2)。
特開2002−321407号公報 特開2005−301673号公報
上述したように、インライン方式のカラー画像形成装置では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色をオーバーラップしてデータ転送する必要がある。
なお、1チャンネルのシリアルデータ転送手段で4色の画像データを時分割で伝送する場合、当該色データの転送がプリンタエンジンの要求する速度に間に合わない場合がある。
このような場合、正常な印刷が行われない等の問題が生じることになる。高速シリアルデータ転送手段を色毎に備えて、この問題を回避することも可能である。
しかし、そのためには複数のシリアルデータ転送手段が必要になる。この方法によれば、複数のシリアルデータ転送手段を備えるため、画像形成装置のコストアップを招くことになる。
また、プリンタエンジン内にページメモリを備えて、1ページ分のデータを予めプリンタエンジンに転送しておくことでもこの問題を回避できる。
しかし、この方法によれば、高価なページメモリを備える必要があるため、画像形成装置のコストアップを招くことになる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、効率よくシリアルデータ転送手段を使用でき、コストアップとなる複数チャンネルのシリアルデータ転送手段やプリンタエンジン部にページメモリを備えることなく、信頼性の高い画像データ転送を廉価に実現する仕組を提供することである。
本発明は、第1の画像処理部と、前記第1の画像処理部により画像処理された色毎の画像データを色毎に画像処理する第2の画像処理部と、前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する転送手段と、前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する色毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置であって、前記第1の画像処理部は、前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の記憶手段と、前記複数の画像形成手段それぞれについて、当該画像形成手段に転送された画像データのデータ量を確認する確認手段と、前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記複数の記憶手段のうち2つ以上の記憶手段からデータ転送要求があった場合に、最初に画像を形成する第1色の画像データの転送済みデータ量が第1しきい値を超えるまで、当該第1色とは異なる色の画像データは転送せずに、当該第1色の画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする。
また、本発明は、第1の画像処理部と、前記第1の画像処理部により画像処理された毎の画像データを毎に画像処理する第2の画像処理部と、前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する送手段と、前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置であって、前記第1の画像処理部は、前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の第1記憶手段と、前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する制御手段を有し、前記第2の画像処理部は、前記転送手段により転送された前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の第2記憶手段と、前記複数の第2記憶手段それぞれについて、当該第2記憶手段に蓄積され未だ画像形成されていない像データのデータ量を示すデータ残量を前記第1の画像処理部へ通知する通知手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の第1記憶手段のうち2つ以上の第1記憶手段からデータ転送要求があった場合に、前記データ残量が少ない前記第2記憶手段に対応する色の前記第1記憶手段から順番に画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、効率よくシリアルデータ転送手段を使用でき、コストアップとなる複数チャンネルのシリアルデータ転送手段やプリンタエンジン部にページメモリを備えることのない廉価な構成で、信頼性の高い画像データ転送を行うことができる。
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すインラインレーザビームプリンタの画像データ転送に関わる構成を示すブロック図である。
本実施形態のシステムは、コントローラ部1とプリンタエンジン部3に分けられてコントローラ部1とプリンタエンジン部3の間を高速なシリアルデータ転送手段2を用いて画像データをシリアル転送している。
本実施形態では、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの4色の画像データの転送を1チャンネルのシリアルデータ転送手段2を用いて行う。
CPU11は、装置全体の制御を行うとともに、外部インタフェース13より受信する印刷データからプリンタエンジン部3に出力可能な画像データ(ラスタデータイメージ)の生成を行う。ROM12は、CPU11によって処理される処理手順(プログラム)やフォントデータ等を格納する。
外部インタフェース(外部I/F)13は、Ehternet等のLANインタフェース、USB、IEEE1284、IEEE1394等のI/Oインタフェースであり、上位装置(ホストコンピュータ)から画像データを受信する。
画像メモリ14は、CPU11が生成した1ページ分、或いは1バンド分の画像データを一旦格納する。この際、メモリ容量を節約するために、CPU11によって画像データの圧縮処理を行い、圧縮データで格納することも可能である。
画像データ出力部15は、色毎に前記画像メモリ14から画像データの転送を行い、画像データをプリンタエンジン部3に出力する。プリンタエンジン部3は、インライン方式レーザビームプリンタであり、同時に複数色の画像データの転送を必要とする。
以下、画像データ出力部15の内部構成を説明する。
19,20,21,22は、各色毎のFIFO(First In First Out)メモリであり、DMAアクセス制御部18によって、画像メモリ14に蓄えられた色毎の画像データ(ラスタイメージデータ)が転送される。
DMAアクセス制御部18は、CPU11により転送元である画像メモリ14の領域と、転送先の各色毎のFIFO19,20,21,22の内の一つを指定され、起動命令を受けると、画像メモリ14の指定された領域から指定されたFIFOへの画像データ転送を開始する。
また、DMAアクセス制御部18は、転送を開始すると共に、マルチプレクサ部23に対し、ページデータの先頭を送出した旨を、信号線25を介して伝達する。
マルチプレクサ部23は、FIFO19,20,21,22に蓄えられたデータを選択して、該選択したFIFOに蓄えられたデータを、シリアライザ17,シリアルデータ転送手段2を用いてプリンタエンジン部3に転送するためのものである。
シリアライザ17は、FIFOから入力されたパラレルデータをシリアルデータに変換して600Mbps〜1Gbps等の高速なシリアルデータ転送を行うためのものである。
なお、マルチプレクサ部23は、FIFO19,20,21,22に蓄えられたデータから各々の色毎にパケットデータを生成して、シリアライザ17に転送したパケット数をカウントする手段を備える。
本実施形態では、マルチプレクサ部23内のパケット生成回路(不図示)で、FIFO19,20,21,22からの画像データを1024バイト毎に分割すると共に、8B10B符号化回路(不図示)により、8ビットデータを10ビットデータに変換する。なお、1024バイト毎に分割され10ビット化したデータをペイロード(payload)とし、ヘッダとしては、8B10B変換回路で8ビットデータに割り付けられていない10ビットデータ内のビットを使用することでパケットデータを生成する。
ヘッダの種類としては、通信経路確立のためのトレーニング用に1種類、C,M,Y,K、各色のデータ転送用に4種類、C,M,Y,K、各色のページデータの先頭用に4種類、の計9種類がある。
マルチプレクサ部23は、データのパケット化を行う時に、データを受け取るFIFO19,20,21,22に応じてデータ転送用ヘッダの4種類の中の1つをヘッダとして選択する。即ち、FIFO19からのデータであればデータ転送用ヘッダ1、FIFO20からのデータであればデータ転送用ヘッダ2、FIFO21からのデータであればデータ転送用ヘッダ3、FIFO22からのデータであればデータ転送用ヘッダ4を選択する。即ち、マルチプレクサ部23は、前記色毎にパケットのヘッダを割り振る。
また、信号線25を介してページデータの先頭を認識した後の最初のペイロードに対しては、マルチプレクサ部23は、データを受け取るFIFO19,20,21,22に応じてページデータの先頭用ヘッダを選択する。即ち、マルチプレクサ部23は、ページの先頭を識別可能にパケットのヘッダを割り振る。
マルチプレクサ部23は、転送済みパケット数に基づいて、FIFO19,20,21,22からの画像データの転送の調停を行う。
次に、プリンタエンジン部3の構成を説明する。
プリンタエンジン部3において、デシリアライザ31は、シリアルデータ転送手段2により転送されたシリアルデータをパラレルデータに変換するものである。
デマルチプレクサ部32は、デシリアライザ31によりパラレルデータに変換されたパケットデータのパケットヘッダにより該パケットデータの画像データの種類を認識する。さらに、デマルチプレクサ部32は、パラレルデータのペイロードのデータを10B8B符号化回路(不図示)により、8ビットデータに変換し、該変換したパラレル画像データを当該色のFIFO33,34,35,36に振り分けて転送する。
各色のFIFO33,34,35,36は、それぞれ画像データを蓄えて、画像処理部37,38,39,40へデータを転送する。
各色の画像処理部37,38,39,40は、FIFOから転送されたデータに対して、γ補正、ハーフトーン処理等の画像処理を行う。画像処理部37,38,39,40は、ルックアップテーブルを備えており、γテーブル、ハーフトーンテーブルを変えて印刷画像に応じて適切な画像処理を行うことができる。なお、画像処理部37,38,39,40は、図示しないエンジンの各種センサからのフィードバックに基づいて、前記ルックアップテーブルを変えることによりプリンタエンジン部3の特性に応じた画像処理を施すことができる。
ビデオ信号変換部41,42,43,44は、画像処理部37,38,39,40から転送された画像データ(ラスタイメージデータ)を、レーザの点灯を制御するビデオ信号(ビデオデータ)に変換してスキャナ部45,46,47,48のレーザを制御する。なお、ビデオ信号変換部41,42,43,44は、スキャナ部45,46,47,48からの水平同期信号に基づき露光タイミングを制御する。
スキャナ部45,46,47,48は、前記ビデオ信号によりレーザの点灯制御して、不図示の感光ドラムを露光するとともに、水平同期信号をビデオ信号変換部41,42,43,44へ出力する。なお、スキャナ部45は第1色の画像形成手段、スキャナ部46は第2色の画像形成手段、スキャナ部47は第3色の画像形成手段、スキャナ部48は第4色の画像形成手段であり、第1色、第2色、第3色、第4色の順で画像形成される。
上記構成において、CPU11は、ホストコンピュータから送られたデータを、外部インタフェース13を介して受信し、プリンタエンジン部3に出力可能な形式で画像データを生成し、画像メモリ14に蓄積する。
そして、所定の量(ページ、又は所定のサイズのバンド)の画像データを生成すると、CPU11は、図示しないエンジンインタフェース回路を介して、プリンタエンジン部3に印刷開始の指示を通知する。
この印刷開始の指示を受けたプリンタエンジン部3は、印刷動作を開始して、画像データの転送タイミングを示す垂直同期信号を出力する。そして、図示しないエンジンインタフェース回路は、プリンタエンジン部3から受信する垂直同期信号に基づいて各色のデータ転送タイミングをCPU11に通知する。
これによりCPU11は、プリンタエンジン部3に転送すべき色のDMAアクセス制御部18内部のDMAコントローラ(不図示)を起動して、画像データの転送を行わせる。
DMAコントローラによりFIFO19,20,21,22に転送され蓄えられた画像データは、マルチプレクサ部23によりデータ転送の順番を制御され、プリンタエンジン部3に転送される。
その際、マルチプレクサ部23は、FIFO19,20,21,22のデータをFIFO毎にパケットを形成してシリアライザ17に転送する。
以下、図2を参照して、本発明の第1実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作(各色のFIFOのデータ転送の優先順位を設定する)を説明する。
図2は、本発明の第1実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図2中、n1は、第1ステーション(第1の画像形成手段としてのスキャナ部45)の露光開始時刻(画像形成開始)から第2ステーション(第2の画像形成手段としてのスキャナ部46)の露光開始時刻までの時間を露光するために必要な(転送しておくべき)第1ステーションの画像データのデータ数である。
n2は、第2ステーションの露光開始時刻から第3ステーション(第3の画像形成手段としてのスキャナ部47)の露光開始時刻までの時間を露光するために必要な第2ステーションの画像データのデータ数である。
n3は、第3ステーションの露光開始時刻から第4ステーション(第4の画像形成手段としてのスキャナ部48)の露光開始時刻までの時間を露光するために必要な第3ステーションの画像データのデータ数である。
また、m1は、0<m1≦n1を満たすデータ数である。例えば、m1=n1/2とするとよい。m2は、0<m2≦n2を満たすデータ数である。例えば、m2=n2/3とするとよい。m3は、0<m3≦n3を満たすデータ数である。例えば、m3=n3/4とするとよい。なお、m1〜m3は、これに限定されるものではなく、シリアルデータ転送手段2やプリンタエンジン部3等の構成に応じて変更されることは言うまでもない。
まず、マルチプレクサ部23は、FIFO19,20,21,22の転送要求の有無を確認する(S1)。そして、転送要求が無いと判断した場合には、マルチプレクサ部23は、転送要求があるまで待機する。
一方、S1において、転送要求があると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、データ転送要求のあるFIFOが複数あるか否かを確認する(S2)。
そして、S2において、データ転送を要求しているFIFOが1つであると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、このデータ転送を要求しているステーションのFIFOのデータを転送する(S3)。そして、S1に処理を戻し、次のデータ転送要求を待機する。
一方、S2において、データ転送を要求しているFIFOが複数あると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、各ステーションへの転送済みデータ数を参照する。
まず、マルチプレクサ部23は、第1ステーションへの送信済みパケット数を確認する(S4)。即ち、「第1ステーションへの送信済みパケット数(ch1)がm1以下」の条件を満たすか確認する。
そして、S4の条件を満たす(S4でY)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、第1ステーションのFIFO19からの転送要求を優先させて、第1ステーションのFIFO19のデータを転送する(S5)。この場合、マルチプレクサ部23は、FIFO19に対応する色の画像データの転送済みデータ量がm1を超えるまではFIFO19に対応する色の画像データの転送を優先するように転送制御する。
一方、S4の条件を満たさない(S4でN)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、第1ステーションと第2ステーションへの転送済みパケット数を確認する(S6)。即ち、「第1ステーションへの送信済みパケット数(ch1)がn1+m2以下」かつ「第2ステーションへの送信済みパケット数(ch2)がm2以下」の条件を満たすか確認する。
そして、S6の条件を満たす(S6でY)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、第1,第2のステーションのFIFO19,20のデータをラウンドロビンで転送する(S7)。この場合、第1色の画像データの転送済みデータ量がm1を超えかつ第2色の画像データの転送済みデータ量がm2を超えるまでは第1,2色の画像データ転送を優先し、第1,2色でシリアルデータ転送手段2を時分割に使用して画像データを転送する。
一方、S6の条件を満たさない(S6でN)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、第1,第2、第3ステーションの転送済みパケット数を確認する(S8)。即ち、「第1ステーションへの送信済みパケット数(ch1)がn1+n2+m3以下」かつ「第2ステーションへの送信済みパケット数(ch2)がn2+m3以下」かつ「第3ステーションへの送信済みパケット数(ch3)がm3以下」の条件を満たすか確認する。
そして、S8の条件を満たす(S8でY)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、第1,第2,第3のステーションのFIFO19,20,21のデータをラウンドロビンで転送する(S9)。この場合、第1色の画像データの転送済みデータ量がn1+n2+m3を超えかつ第2色の画像データの転送済みデータ量がn2+m3を超えかつ第3色の画像データの転送済みデータ量がm3を超えるまでは第1〜3色の画像データ転送を優先し、第1〜3色でシリアルデータ転送手段2を時分割に使用して画像データを転送する。
一方、S8の条件を満たさない(S8でN)と判断した場合には、マルチプレクサ部23は、全てのステーション(第1,第2,第3,第4ステーション)のFIFO19,20,21,22のデータをラウンドロビンで転送する(S10)。この場合、シリアルデータ転送手段2を全色で時分割に使用して全色の画像データを転送する。
そして、S3、S5,S7,S9,S10の処理が終了すると、S1に処理を戻し、次のデータ転送要求を待機する。
このように、マルチプレクサ部23は、シリアルデータ転送手段2を色毎に時分割で使用して色毎の画像データを第1の画像処理部(コントローラ部1)から第2の画像処理部(プリンタエンジン部3の31〜44等から構成される)へ転送する。この際、マルチプレクサ部23は、シリアルデータ転送手段2を使用する際の色毎の優先順位を、画像形成の色順と色毎の画像データの転送済みデータ量に基づいて決定するように制御する。
したがって、第1実施形態によれば、各色の画像データの転送に際し、シリアルデータ転送で転送されたデータ数に応じて、対応するFIFOの画像データ転送の優先順位を変化させることが可能となる。
これにより、プリンタエンジン部3で必要とされるデータの順番にシリアルデータ転送手段2を使用することができ、効率よくデータ転送を行うことができる。
したがって、1チャンネルのシリアルデータ転送手段2を用いて、コストアップとなってしまう複数チャンネルのシリアルデータ転送手段やプリンタエンジン部3にページメモリを備えることなく、信頼性の高い画像データ転送を廉価に実現することができる。
なお、本実施形態では、シリアルデータ転送速度を600Mbps〜1Gbpsとしたが、これらの転送速度に限るものではない。
また、プリンタエンジン部3はFIFOを備えているので、エンジンの垂直同期信号を待つことなく、コントローラ部1の印刷開始の指示を出すと同時に画像データの転送を開始することもできる。
また、以上の説明では、データ数をカウントして、優先順位の設定に利用している。しかし、データをパケット単位でシリアル転送する場合、パケット数をカウントして優先順位の設定に利用してもよい。この構成の場合も同じ制御方法で同様の制御を行うことができる。
〔第2実施形態〕
図3は、本発明の第2実施形態を示すインラインレーザビームプリンタの画像データ転送に関わる構成を示すブロック図である。なお、図1と同一のものには同一の符号を付してあり、図1で説明した部分に関しては説明を省略する。
図3において、プリンタエンジン部3のFIFO33,34,35,36は、データ残量(図4)をデマルチプレクサ部32に出力する。
デマルチプレクサ部32は、それぞれのFIFOのデータ残量をラウンドロビンでシリアライザ49に転送する。シリアライザ49は、シリアルデータ転送手段50を通じてコントローラ部1のデシリアライザ24へそれぞれのFIFOのデータ残量を転送する。即ち、本実施形態のプリンタエンジン部3は、FIFO33,34,35,36に蓄積され未だ画像形成されていない色毎の画像データのデータ量を示すデータ残量をコントローラ部1へ通知する構成を有する。
マルチプレクサ部23は、デシリアライザ24からの情報に基づいて、プリンタエンジン部3のFIFO33,34,35,36のデータ残量を逐次知ることができる。そして、本実施形態のマルチプレクサ部23は、シリアルデータ転送手段2を使用する際の色毎の優先順位を、前記通知される前記色毎のデータ残量に基づいて決定制御する(詳細は後述する図5に示す)。
図4は、図3に示したプリンタエンジン部3のFIFO33,34,35,36に蓄積されたデータ残量に対するマルチプレクサ部23の優先レベルの設定例を示す図である。
例えば、第k(kは1〜4)色のFIFOに蓄積されたデータ量が閾値1(1/4)未満である場合、マルチプレクサ部23は、第k色の優先レベルを「レベル0」に設定する。
また、データ残量が閾値1(1/4)以上、閾値2(1/2)未満である場合、マルチプレクサ部23は、第k色の優先レベルを「レベル1」に設定する。
また、データ残量が閾値2(1/2)以上である場合は、マルチプレクサ部23は、第k色の優先レベルを「レベル2」に設定する。
なお、上述の閾値は、データ転送能力等により、自由に設定することができる。
また、ここで優先レベルは、レベル0>レベル1>レベル2であり、レベル0が最も優先順位が高い。
以下、図5を参照して、本発明の第2実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作(各色のFIFOのデータ転送の優先順位を設定する)を説明する。
図5は、本発明の第2実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、マルチプレクサ部23は、FIFO19,20,21,22の転送要求の有無を確認する(S81)。そして、転送要求が無いと判断した場合には、マルチプレクサ部23は、転送要求があるまで待機する。
一方、S81において、転送要求があると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、データ転送要求のあるFIFOが複数あるか否かを確認する(S82)。
そして、S82において、データ転送を要求しているFIFOが1つであると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、このデータ転送を要求しているFIFOにシリアライザ17へのアクセスを許可し(S83)、S88に処理を進める。
一方、S82において、データ転送を要求しているFIFOが複数あると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、S84に処理を進める。
S84では、マルチプレクサ部23は、プリンタエンジン部3の各色FIFO33,34,35,36の優先レベルの中から最も高い優先レベルのデータ転送要求が複数あるかを確認する(S84)。
そして、S84において、最も高い優先レベルのデータ要求が1つであると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、この最も高い優先レベルの色のFIFOのデータ転送要求を許可し(S85)、S88に処理を進める。
なお、最も高い優先レベルでのデータ転送要求が複数ある場合、ラウンドロビン方式などにより、シリアライザの使用権が均等に与えられるようになっている。
例えば、各々のFIFO毎に待ち回数をカウントするカウンタ(ウェイトカウンタ)を用意して、最も高い優先レベルでありながら、データ転送が許可されなかった場合、ウェイトカウンタをインクリメントする。そして、マルチプレクサ部23は、最も高い優先レベルでのデータ転送要求が複数あった場合、ウェイトカウンタの値が大きいFIFOにシリアライザへのデータ転送を許可する。
即ち、S84において、最も高い優先レベルのデータ要求が複数あると判断した場合には、マルチプレクサ部23は、待ち回数の多いFIFOへデータ転送を許可する(S86)。そしてS87において、マルチプレクサ部23は、データ転送を許可されたFIFOのウェイトカウンタをリセットし、データ転送を許可されなかったFIFOのウェイトカウンタをインクリメントし、S88に処理を進める。
S88では、マルチプレクサ部23は、転送許可されたFIFOの画像データを、シリアライザ17を経由してプリンタエンジン部3へ転送する。そして、S81に処理を戻し、次のデータ転送要求を待機する。
以上、第2実施形態によれば、各色の画像データの転送に際し、プリンタエンジン部3のFIFO33〜36に蓄積されたデータ残量に応じて、対応するコントローラ部のFIFO19〜22のデータ転送の優先レベルを動的に変化させることが可能になる。
これにより、FIFOに蓄積されたデータ残量が少ない特定の色に対してデータ転送の優先レベルを高く設定して、優先的にデータ転送を行うことができ、効率よくシリアルデータ転送手段2を使用することができるようになる。
したがって、1チャンネルのシリアルデータ転送手段2を用いて、コストアップとなってしまう複数チャンネルのシリアルデータ転送手段やプリンタエンジン部3にページメモリを備えることなく、信頼性の高い画像データ転送を廉価に実現することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上示したように、マルチプレクサ部23が、コントローラ部1とプリンタエンジン部3の間のCMYK多値データ転送において、高速シリアル通信で転送するデータをパケット化し、各色(CMYK)毎にパケットヘッドを割り振ことにより、1レーンで各色を時分割転送する。さらに、DMACによるメモリ転送と連動してページの切れ目を検出し、ページの先頭が判る様にパケットヘッドを変更する構成を有する。このような構成により、高速なシリアルデータ転送手段2を用いて、信頼性の高い画像データ転送を廉価に実現することができる。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、上記図2,図5のフローチャートに示したマルチプレクサ部23の動作は、ハードウェアにより実現されるものであっても、ソフトウェアによって実現されるものであってもよい。
なお、上記図2,図5の動作がソフトウェアによって実現される構成の場合、該動作は、マルチプレクサ部23内のコントローラがマルチプレクサ部23内のメモリに記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。この場合、メモリから読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
したがって、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムの供給方法としては、インターネットを介してサーバから本発明のプログラムそのものをメモリにダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
なお、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態を示すインラインレーザビームプリンタの画像データ転送に関わる構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示すインラインレーザビームプリンタの画像データ転送に関わる構成を示すブロック図である。 図3に示したプリンタエンジン部3のFIFO33,34,35,36に蓄積されたデータ残量に対するマルチプレクサ部23の優先レベルの設定例を示す図である。 本発明の第2実施形態におけるマルチプレクサ部23の動作を説明するためのフローチャートである。 一般的なプリンタの構成を説明する図である。 インライン方式の印刷データ出力タイミングを示すタイミングチャートである。 一般的なインライン方式プリンタのコントローラ構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 コントローラ部
2 シリアルデータ転送手段
3 プリンタエンジン部
11 CPU
12 ROM
13 外部インタフェース(外部I/F)
14 画像メモリ
16 システムバス
17 シリアライザ
18 DMAアクセス制御部
19〜22 FIFOメモリ
23 マルチプレクサ部
31 デシリアライザ
32 デマルチプレクサ部
33,34,35,36 FIFOメモリ
37,38,39,40 画像処理部
41,42,43,44 ビデオ信号変換
45,46,47,48 スキャナ部

Claims (14)

  1. 第1の画像処理部と、
    前記第1の画像処理部により画像処理された色毎の画像データを色毎に画像処理する第2の画像処理部と、
    前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する転送手段と、
    前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する色毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    前記第1の画像処理部は、
    前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の記憶手段と、
    前記複数の画像形成手段それぞれについて、当該画像形成手段に転送された画像データのデータ量を確認する確認手段と、
    前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記複数の記憶手段のうち2つ以上の記憶手段からデータ転送要求があった場合に、最初に画像を形成する第1色の画像データの転送済みデータ量が第1しきい値を超えるまで、当該第1色とは異なる色の画像データは転送せずに、当該第1色の画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数の記憶手段のうち1つの記憶手段からデータ転送要求があった場合に、当該記憶手段から画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記色毎の画像形成手段は、第1色、第2色、第3色、第4色の順で画像形成される第1色の画像形成手段、第2色の画像形成手段、第3色の画像形成手段、第4色の画像形成手段であり、
    前記制御手段は、
    前記第1色の画像データの転送済みデータ量が第1しきい値を超えるまでは前記第1色の画像データの転送を優先するように制御し、
    また、前記第1色の画像データの転送済みデータ量が前記第1しきい値を超えかつ前記第2色の画像データの転送済みデータ量が第2しきい値を超えるまでは前記第1,2色の画像データの転送を優先するように制御し、
    また、前記第2色の画像データの転送済みデータ量が前記第2しきい値を超えかつ前記第3色の画像データの転送済みデータ量が第3しきい値を超えるまでは、前記第1〜3色の画像データの転送を優先するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1しきい値は、前記第1色の画像形成手段が画像形成開始してから前記第2色の画像形成手段が画像形成開始するまでの時間に転送しておくべき前記第1色の画像データのデータ量を超えない値であり、
    前記第2しきい値は、前記第2色の画像形成手段が画像形成開始してから前記第3色の画像形成手段が画像形成開始するまでの時間に転送しておくべき前記第2色の画像データのデータ量を超えない値であり、
    前記第3しきい値は、前記第3色の画像形成手段が画像形成開始してから前記第4色の画像形成手段が画像形成開始するまでの時間に転送しておくべき前記第3色の画像データのデータ量を超えない値であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 第1の画像処理部と、
    前記第1の画像処理部により画像処理された色毎の画像データを色毎に画像処理する第2の画像処理部と、
    前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する転送手段と、
    前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する色毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    前記第1の画像処理部は、
    前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の第1記憶手段と、
    前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する制御手段を有し、
    前記第2の画像処理部は、
    前記転送手段により転送された前記色毎の画像データを色毎に蓄積する色毎の複数の第2記憶手段と、
    前記複数の第2記憶手段それぞれについて、当該第2記憶手段に蓄積され未だ画像形成されていない画像データのデータ量を示すデータ残量を前記第1の画像処理部へ通知する通知手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記複数の第1記憶手段のうち2つ以上の第1記憶手段からデータ転送要求があった場合に、前記データ残量が少ない前記第2記憶手段に対応する色の前記第1記憶手段から順番に画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数の第1記憶手段のうち2つ以上の第1記憶手段からデータ転送要求があった場合において、前記データ残量情報が同じ前記第2記憶手段が複数存在する場合に、前記転送手段による転送の待ち回数が多い色の前記第1記憶手段から順番に画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記複数の第1記憶手段のうち1つの第1記憶手段からデータ転送要求があった場合に、当該第1記憶手段から画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記転送手段は、1チャンネルのシリアルデータ転送手段であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記色毎の画像データをパケット化して転送するように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記色毎にパケットのヘッダを割り振ることにより前記色毎に時分割して前記色毎の画像データを転送するように制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、ページの先頭を識別可能にパケットのヘッダを割り振ることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1の画像処理部は、ホストコンピュータから受け取った印刷データに基づきラスタイメージデータを生成するものであり、
    前記第2の画像処理部は、前記ラスタイメージデータから画像形成手段で画像形成するためのビデオデータを生成する、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 第1の画像処理部と、
    前記第1の画像処理部により画像処理された色毎の画像データを色毎に画像処理する第2の画像処理部と、
    前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する転送手段と、
    前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する色毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置における画像データ転送方法であって、
    前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部の色毎の複数の記憶手段に色毎に蓄積する蓄積ステップと、
    前記複数の画像形成手段それぞれについて、当該画像形成手段に転送された画像データのデータ量を確認する確認ステップと、
    前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する前記第1の画像処理部における転送制御ステップを有し、
    前記転送制御ステップは、前記複数の記憶手段のうち2つ以上の記憶手段からデータ転送要求があった場合に、最初に画像を形成する第1色の画像データの転送済みデータ量が第1しきい値を超えるまで、当該第1色とは異なる色の画像データは転送せずに、当該第1色の画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする画像データ転送方法。
  14. 第1の画像処理部と、
    前記第1の画像処理部により画像処理された色毎の画像データを色毎に画像処理する第2の画像処理部と、
    前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部から前記第2の画像処理部へ転送する転送手段と、
    前記第2の画像処理部により画像処理された前記色毎の画像データに基づいて色毎に画像形成する色毎の複数の画像形成手段を有する画像形成装置における画像データ転送方法であって、
    前記転送手段により転送される前記色毎の画像データを前記第1の画像処理部の色毎の複数の第1記憶手段に色毎に蓄積する第1蓄積ステップと、
    前記色毎の画像データを色毎に時分割で転送するように前記転送手段を制御する前記第1の画像処理部における転送制御ステップと、
    前記転送手段により転送された前記色毎の画像データを前記第2の画像処理部の色毎の複数の第2記憶手段に色毎に蓄積する第2蓄積ステップと、
    前記複数の第2記憶手段それぞれについて、当該第2蓄積ステップで前記記憶手段に蓄積され未だ画像形成されていない画像データのデータ量を示すデータ残量を前記第1の画像処理部へ通知する前記第2の画像処理部における通知ステップと、を有し、
    前記転送制御ステップは、前記複数の第1記憶手段のうち2つ以上の第1記憶手段からデータ転送要求があった場合に、前記データ残量が少ない前記第2記憶手段に対応する色の前記第1記憶手段から順番に画像データを転送するように前記転送手段を制御することを特徴とする画像データ転送方法。
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