JP5387526B2 - 制御装置およびチューニング方法 - Google Patents
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Description
ただ、チューニングにおいて制御環境の違いを考慮した制御処理を行うためには、制御環境の違いによりどのような影響があるか、制御環境の違いに応じてどのような制御処理を行うべきか、制御環境の違いに拘わらず適切なチューニングが実現できるか、といったチェックまでもが必要になり、大幅なコストの増加が懸念される。例えば、チェック用ツールの構築や、チューニング作業の繰り返し等がコスト増加の原因と考えられる。
ここで、第2メモリとしては、チューニング領域の分だけ余分に記憶領域が確保された揮発性メモリが必要となるが、少なくとも、制御装置としての動作に必要な記憶領域であるノーマル領域と、上述したチューニング領域と、を有する揮発性メモリを採用すればよい。この場合、チューニングを想定していない汎用の制御装置における揮発性メモリとして記憶容量の大きい上位機種を採用するだけで、物理的に揮発性メモリ(第2メモリ)によるチューニングを実施可能な制御装置とすることができる。
第3の構成においては、少なくとも、前記第2メモリにおける記憶領域のうち、前記チューニング領域および該チューニング領域以外の記憶領域のアドレス範囲を設定するアドレス設定手段、を備えている。
この構成において、アドレス範囲を設定するタイミングについては特に限定されないが、例えば、開始指令を受けたタイミングなどとすることが考えられる。また、設定されるアドレス範囲については、あらかじめ定められた値を設定することとすればよいが、開始指令と共に外部から入力される値を設定することとしてもよい。
また、上記各構成において、第2メモリにおける制御パラメータへのアクセスを遅延させるための具体的な構成は特に限定されないが、例えば、以下に示す第6の構成(請求項6)のようにすることが考えられる。
また、上記課題を解決するためには、書き換え可能な不揮発性の第1メモリと、読み書き可能な揮発性の第2メモリと、を備えた制御装置に、以下の手順を実施させることを特徴とするチューニング方法(請求項7)としてもよい。
なお、この方法については、上述した第2〜第6の構成における各手段と同様の手順を制御装置に実施させるものとしてもよい。
(1)全体構成
制御装置1は、図1に示すように、不揮発性の第1メモリ10と、揮発性の第2メモリ20と、図示されない制御対象を制御するための制御処理を実行する制御部30と、がそれぞれバスを介して接続され、さらに、第2メモリ20とバスとを接続する経路中に調停部40が設けられた構成とされている。なお、制御対象は、バスまたは各種インタフェースを介して接続されている。
調停部40は、図2に示すように、第2メモリ20とバスとを接続する経路を、第2メモリ20へのデータの書き込みを行う際の書込アクセス経路41と、第2メモリ20からのデータの読み出しを行う際の読出アクセス経路43と、に分けてデータの入出力を制御する。
さらに、読出アクセス経路43は、ノーマル領域22からのデータの読み出しを行う際の第1読出アクセス経路45と、チューニング領域24からのデータの読み出しを行う際の第2読出アクセス経路47と、に分けられており、実際に使用する経路がモード切替部51により選択的に切り替えられる。
(2)制御部30によるチューニング処理
以下に、制御部30が第1メモリ10に記憶されたプログラムに従って実行するチューニング処理の処理手順を図3に基づいて説明する。
チューニングツール120は、上述した開始指令を出力した以降、待機状態となっており(s220:NO)、上記s150による準備通知を制御部30から入力すると、制御パラメータのチューニングの実施を開始する(s230)。なお、この待機状態が一定期間以上経過した場合、チューニングツール120による処理そのものが終了するように構成されている。
(3)作用,効果
このような構成に係る制御装置1であれば、チューニングツール120からの開始指令を受けて、高速にアクセス可能な第2メモリ20に制御パラメータが記憶され(図3のs120)、この制御パラメータが制御対象の制御時に参照されるようになる。
(4)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
この構成におけるRAM境界レジスタ63には、前述の実施例と同様に、ノーマル領域22およびチューニング領域24それぞれの第2メモリ20におけるアドレス範囲を特定するアドレス情報が記憶されている。これにより、制御部30は、読み出しを行おうとしているアドレスが、ノーマル領域22に含まれるアドレスであるのか、チューニング領域24に含まれるアドレスであるのかを、RAM境界レジスタ63のアドレス情報に基づいて識別することができる。
(5)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、図3のs130は本発明におけるパラメータ記憶手段であり、同図s140は本発明における参照切替手段であり、同図s120および調停部40は本発明におけるアクセス遅延手段であり、同図s110は本発明におけるアドレス設定手段である。
Claims (7)
- 書き換え可能な不揮発性の第1メモリと、該第1メモリに記憶された制御パラメータを参照して制御対象を制御する制御手段と、を備えた制御装置であって、
読み書き可能な揮発性の第2メモリと、
当該制御装置外部から、前記制御パラメータのチューニングを開始する旨の開始指令を受けた際に、前記第1メモリの前記制御パラメータを前記第2メモリに記憶させるパラメータ記憶手段と、
前記開始指令を受けた以降、前記制御パラメータのチューニングを終了する旨の終了指令を受けるまでの間にわたって、前記制御パラメータへのアクセス先を前記第1メモリから前記第2メモリへと切り替える参照切替手段と、
前記参照切替手段により参照先が前記第2メモリへと切り替えられている間、前記第2メモリにおける前記制御パラメータへのアクセスを、該アクセスに要する時間と前記第1メモリにおける前記制御パラメータへのアクセスに要する時間との時間差に応じて遅延させるアクセス遅延手段と、を備えている
ことを特徴とする制御装置。 - 前記第2メモリは、前記制御パラメータを記憶させるために確保された記憶領域であるチューニング領域を有しており、
前記パラメータ記憶手段は、前記開始指令を受けた際に、前記第1メモリにおける前記制御パラメータを、前記第2メモリにおける前記チューニング領域に記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 少なくとも、前記第2メモリにおける記憶領域のうち、前記チューニング領域および該チューニング領域以外の記憶領域のアドレス範囲を設定するアドレス設定手段、を備えている
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 前記参照切替手段は、前記開始指令を受けた際に、前記第1メモリにおける前記制御パラメータの記憶領域を、前記第2メモリにおける前記制御パラメータの記憶領域に対応づけ、以降、前記終了指令を受けるまでの間にわたって、前記制御手段による前記第1メモリへのアクセスを、該記憶領域に対応づけられた前記第2メモリの記憶領域へとバイパスさせるようにすることで、前記制御パラメータへのアクセス先を前記第1メモリから前記第2メモリへと切り替える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の制御装置。 - 前記アクセス遅延手段は、前記第2メモリにおける前記制御パラメータへの前記制御手段によるアクセス経路のうち、該制御パラメータが読み出されるアクセス経路において、該読み出しに要する時間を、該読み出しに要する時間と前記第1メモリにおける前記制御パラメータの読み出しに要する時間との時間差に応じて遅延させる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の制御装置。 - 前記アクセス遅延手段は、前記第2メモリにおける前記制御パラメータへの前記制御手段によるアクセス経路へとそれぞれ選択的に挿入可能な複数のパイプラインレジスタを有し、前記アクセス経路へと挿入される前記パイプラインレジスタの段数を変更することにより、前記時間差に応じた時間だけ遅延させる
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の制御装置。 - 書き換え可能な不揮発性の第1メモリと、読み書き可能な揮発性の第2メモリと、を備えた制御装置に、
前記第1メモリに記憶された制御パラメータを参照して制御対象を制御する制御手順と、
当該制御装置外部から、前記制御パラメータのチューニングを開始する旨の開始指令を受けた際に、前記第1メモリの前記制御パラメータを前記第2メモリに記憶させるパラメータ記憶手順と、
前記開始指令を受けた以降、前記終了指令を受けるまでの間にわたって、前記制御パラメータへのアクセス先を前記第1メモリから前記第2メモリへと切り替える参照切替手順と、
前記参照切替手順により参照先が前記第2メモリへと切り替えられている間、前記第2メモリにおける前記制御パラメータへのアクセスを、該アクセスに要する時間と前記第1メモリにおける前記制御パラメータへのアクセスに要する時間との時間差に応じて遅延させるアクセス遅延手順と、
を実施させることを特徴とするチューニング方法。
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