JP7081205B2 - 通信システム、マスタ装置 - Google Patents
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Description
[1.実施形態]
[1-1.全体構成]
図1に示す通信システム1は、車両に搭載されるシステムである。通信システム1は、複数の電子制御装置(以下、ECU)10、20、30と、通信線9と、を備える。通信線9は、複数のECU10-30を接続する。複数のECU10-30は、共通の通信線9を介して、予め定められた通信プロトコルに従った通信を実行する通信装置である。
ECU10、20、30は、それぞれ、エンジンやブレーキなどの車両に搭載された制御対象の制御を行う。ECU10、20、30は、それぞれ、同様の構成であるため、以下では、ECU10について説明する。ECU10は、CPU11、RAM12、ROM13、及びデータ送受信部14を有するマイクロコンピュータ15(以下、マイコン15)を備える。
ECU10は、CPU11は、ROM13へのデータの書き込みが正常に行われたかを判断し、判断結果を表す正常情報を生成してRAM12に記憶する機能を有する。正常情報とは、ROM13へのデータの書き込みが正常に行われたか否かを表す情報である。上述のようにROM13は、データを書き換え可能な領域を有するフラッシュメモリである。このような書き換え可能なメモリでは、データを書き込むことのできる回数について上限値である書込上限値が予め定められている。
これに対し、通信システム1においては、複数のECU10-30のうち、例えば、ECU10単体においてROM13へデータを保存することが不可能であったとしても、ECU20のROM23への書き込み回数、またはECU30のROM33への書き込み回数が少なくとも書込上限値未満であれば、これらのECU20またはECU30にECU10の代わりにデータを保存させることが可能である。通信システム1では、複数のECU10-30は、互いに通信可能に接続されているからである。このようなECU10の構成は、ECU20、ECU30においても同様である。
次に、ECU10が実行する選択処理、ECU20、30が実行する保存処理について説明する。ここでは、複数のECU10-30のうちの1つであるECU10が、マスタ装置に相当する。また、複数のECU10-30のうちのマスタ装置であるECU10以外の複数のECU20、30が、それぞれ、スレーブ装置に相当する。また、ECU20及びECU30が複数のスレーブ装置に相当する。
はじめに、マスタ装置としてのECU10が実行する選択処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。選択処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。
ECU10は、S80では、代理装置に保存指示を送信する。保存指示は、代理装置に保存データを保存させるための指示である。具体的には、ECU10は、代理装置であるECU30に保存指示を送信する。
次に、スレーブ装置としてのECU20、30が実行する状態送信処理を図3のフローチャートに基づいて説明する。状態送信処理は、ECU20、30がマスタ装置としてのECU10から送信された情報送信要求を受信したことをきっかけとして実行される。以下では、ECU20が状態送信処理を実行する例について説明する。
次に、スレーブ装置としてのECU20、30が実行する保存要求処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。保存要求処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。以下では、ECU20が保存要求処理を実行する例について説明する。
ECU20は、S230では、ECU10からデータ送信要求を受信するまで待機し、ECU10からデータ送信要求を受信すると処理をS240へ移行させる。
[2-4.保存実行処理]
次に、スレーブ装置としてのECU20、30が実行する保存実行処理を図5のフローチャートに基づいて説明する。保存実行処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。以下では、ECU30が保存実行処理を実行する例について説明する。
[2-5.通信システムとしての作動]
このように構成された通信システム1の作動を図6のシーケンス図に基づいて説明する。ここでは、上述のように、ECU20が要求元装置である例について説明する。
A2、A3では、ECU10が、第2のスレーブ装置としてのECU20、30へ情報送信要求を送信する。
A6では、ECU10が状態情報に基づいて代理装置を決定する。ここでは、ECU30を代理装置として決定する。
A8では、要求元装置であるECU20が保存データをECU10へ送信する。
A9では、ECU10が、保存指示と保存データとをECU30へ送信する。
このようにして、ECU20からの保存要求をきっかけとしてECU10によってECU30が代理装置として選択され、ECU20の保存データが代理装置としてのECU30のROM33に保存される。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(3a)マスタ装置としてのECU10は、S10では、保存要求を取得したか否かを判断する。ECU10は、S50では、保存要求を取得した場合に、複数のスレーブ装置のうち要求元装置以外のスレーブ装置であって保存データを要求元装置の代わりに保存する代理装置、を決定する。ECU10は、S80では、代理装置に保存データを保存させる指示である保存指示を送信する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
また、ECU10は、S50では、状態情報に基づいて、第2のスレーブ装置のうち書き込み可能回数が最も大きい第2のスレーブ装置を代理装置として選択してもよい。
または、マスタ装置は、スレーブ装置のうち、書き換え可能回数が閾値回数以上であり、且つ、要求元装置からの通信経路が短い順に複数のスレーブ装置を、それぞれ代理装置として選択してもよい。
Claims (6)
- 複数の通信装置(10、20、30)と通信線(9)とを備え、前記複数の通信装置のうちの1つであるマスタ装置(10)と、前記複数の通信装置のうち前記マスタ装置以外の通信装置である複数のスレーブ装置(20、30)と、を前記通信線によって通信可能に接続する通信システム(1)であって、
前記マスタ装置は、
前記複数のスレーブ装置のうちの少なくとも1つのスレーブ装置から送信される要求であって、前記スレーブ装置が有する書き換え可能なメモリに保存するデータである保存データを他のスレーブ装置に保存させるための保存要求、を取得したか否かを判断する判断部(S10)と、
前記保存要求を取得した場合に、前記複数のスレーブ装置のうち前記保存要求を送信したスレーブ装置である要求元装置以外のスレーブ装置であって前記保存データを前記要求元装置の代わりに保存する代理装置、を決定する決定部(S50)と、
前記代理装置に前記保存データを保存させる指示である保存指示を送信する指示部(S80)と、
を備え、
前記複数のスレーブ装置は、少なくとも1つの第1のスレーブ装置と少なくとも1つの第2のスレーブ装置とを備え、
前記第1のスレーブ装置は前記保存要求を前記マスタ装置に送信する要求部(S220)を少なくとも備え、
前記第2のスレーブ装置は、前記マスタ装置から前記保存指示を受信したか否かを判断し、前記保存指示を受信したと判断された場合に、前記保存データを取得して、前記保存データを前記第2のスレーブ装置が有する書き換え可能なメモリに保存する実行部(S320)を少なくとも備え、
前記マスタ装置では、前記決定部は、前記要求元装置以外の前記第2のスレーブ装置であって、少なくとも、前記要求元装置からの通信経路が最も短い前記第2のスレーブ装置を前記代理装置として決定する
通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記複数のスレーブ装置は、イグニションスイッチがオフされるとバッテリからの電源供給が一定時間保持されてから前記電源供給が遮断されるセルフシャットオフ機能を実行する遮断部を更に備え、
前記第2のスレーブ装置では、前記実行部は、前記セルフシャットオフ機能の実行時に、前記保存データを保存する
通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信システムであって、
前記書き換え可能なメモリでは、データを保存する際に前記書き換え可能なメモリにデータを書き込むことのできる回数の上限値である書込上限値が予め定められており、
前記マスタ装置では、
前記第2のスレーブ装置が有する書き換え可能なメモリへの書き込み回数と前記書込上限値との差である書き込み可能回数及び前記書き込み回数のうち少なくとも一方を含む状態情報を取得する状態取得部(S40)を備え、
前記決定部は、前記状態情報に基づいて、前記要求元装置以外の第2のスレーブ装置であって少なくとも前記書き込み可能回数が予め定められた閾値回数以上である第2のスレーブ装置を前記代理装置として決定し、
前記スレーブ装置では、
前記状態情報を生成して、生成した前記状態情報を前記マスタ装置へ出力する情報出力部(S110)を備える
通信システム。 - 請求項3に記載の通信システムであって、
前記マスタ装置では、
前記決定部は、前記状態情報に基づいて、前記要求元装置以外の第2のスレーブ装置であって前記書き込み可能回数が最も大きい第2のスレーブ装置を前記代理装置として決定する
通信システム。 - 請求項3又は請求項4に記載の通信システムであって、
前記マスタ装置では、
前記状態取得部は、前記第2のスレーブ装置から、前記状態情報であって、前記書き換え可能なメモリへの書き込みが正常に行われたか否かを表す正常情報を更に含む状態情報を取得し、
前記決定部は、前記状態情報に基づいて、前記第2のスレーブ装置のうち、少なくとも前記書き換え可能なメモリへの書き込みが正常に行われている第2のスレーブ装置を前記代理装置として決定し、
前記スレーブ装置では、
前記第2のスレーブ装置が、前記状態情報であって前記正常情報を更に含む状態情報を生成して、生成した前記状態情報を前記マスタ装置へ出力する
通信システム。 - 複数のスレーブ装置と通信線によって通信可能に接続される通信装置としてのマスタ装置であって、
少なくとも、当該マスタ装置によって送信された指示に従って、書き換え可能なメモリへのデータの書き込みを行う通信装置を前記スレーブ装置として、
前記複数のスレーブ装置のうちの少なくとも1つのスレーブ装置から送信される要求であって、前記スレーブ装置が有する書き換え可能なメモリに保存するデータである保存データを他のスレーブ装置に保存させるための保存要求、を取得したか否かを判断する判断部(S10)と、
前記保存要求を取得した場合に、前記複数のスレーブ装置のうち前記保存要求を送信したスレーブ装置である要求元装置以外のスレーブ装置であって前記保存データを前記要求元装置の代わりに保存する代理装置、を決定する決定部(S50)と、
前記代理装置に前記保存データを保存させる指示である保存指示を送信する指示部(S80)と、
を備え、
前記決定部は、前記要求元装置以外の前記スレーブ装置であって、少なくとも、前記要求元装置からの通信経路が最も短い前記スレーブ装置を前記代理装置として決定する
マスタ装置。
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