JP5353545B2 - 車載ネットワーク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両、特に自動車に搭載されるネットワークにプログラムの書き換え可能な演算装置が複数接続されてなる車載ネットワーク装置に関する。
周知のように、車両には複数の演算装置が設けられており、それら演算装置は車載ネットワークによる通信を介して相互に必要な情報の取得を行なうようになっている。近年、それら演算装置は、そこで実行されるプログラムを書き換え可能なメモリーに保持するようにしてバージョンアップなどによる書き換えを可能にするとともに、そのような書き換えが車載ネットワークを介して行なわれるようにもしている。
このようにネットワーク接続された演算装置に保持されたプログラムを、ネットワーク通信を介して書き換える技術の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の車載ネットワーク装置は、実行するプログラムなどを書き換え可能なメモリー(EEPROM)に保持している各種演算装置(制御装置)がネットワークを介して接続されている。そして、ネットワークに接続されている無線用の通信制御装置は、受信した書き換え用のプログラムが車載ネットワーク装置宛で有る場合には一旦保存して、車両の停車中にネットワークを介して各演算装置の書き換え可能なメモリーの内容をそのプログラムに書き換える。これにより、車載ネットワーク装置は走行中にプログラムを取得し、車両の停止中に対象の演算装置がその書き換え可能なメモリーのプログラムを書き換えるようにしている。
特開平5−195859号公報
特許文献1に記載の装置は、書き換え用のプログラムを走行中に取得することができるものの、演算装置のプログラムの書き換えは、それが車両制御に及ぼす影響を予測し難いため、走行中ではなく車両制御への影響の少ない停止中に行なうようにしている。このことから、一旦、演算装置のプログラムを書き換え始めると、それが終わるまで車両を走行させられないという問題もある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両が走行中であれ、ネットワーク接続されている演算装置の書き換え可能なプログラムを書き換えることのできる車載ネットワーク装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車両の上層ネットワークに、マネージャー装置を介して、プログラムの書き換え可能なメモリーを有する演算装置が接続される複数の下層ネットワークがそれぞれ接続されてなる車載ネットワーク装置であって、前記下層ネットワークは、車両の各異なる制御対象毎に設けられており、前記マネージャー装置には、前記接続される下層ネットワークの演算装置の書き換え可能なメモリーに書き換えられるプログラムを予め記憶しておくデータ記憶部と、前記下層ネットワークの演
算装置が出力する上層ネットワークからの通信信号の別にそれら通信信号への応答信号に代替する信号を予め記憶しておく代替信号記憶部と、前記演算装置のプログラムを書き換えるとき、該当する下層ネットワークに前記データ記憶部から取得した書き換え用プログラムを転送するとともに、前記上層ネットワークから当該下層ネットワーク内への通信信号の伝達を禁止する一方、その禁止した通信信号への応答として代替する信号を前記代替信号記憶部から取得して前記上層ネットワークに送信する演算部とが設けられていることを要旨とする。
ネットワークを介しての演算装置のプログラムの書き換えの際、その失敗のおそれを低減させるためにネットワークに当該プログラムのみを転送することが好ましいが、その場合、ネットワークが当該プログラムの転送に占有されることとなり、当該ネットワークに接続されているその他の演算装置間での通信が正常に行えない問題が生じる。
このような構成によれば、マネージャー装置には、書き換え用プログラムを記憶しておくデータ記憶部が設けられているので、マネージャー装置間では、車両の走行中であるか否かにかかわらず、書き換え用プログラムが上層ネットワークを通常の通信信号により転送されるようになる。これにより、上層ネットワークがプログラムの書き換えにより占有されることなく、上層ネットワークに接続されているマネージャー装置間では、プログラムの転送とともに通常の通信も確保されるようになる。
また、書き換え用のプログラムが、その書き換え対象の演算装置を有する下層ネットワークに接続されているマネージャー装置のデータ記憶部に保持される。これにより、プログラムの書き換えが行なわれる際、当該下層ネットワークに接続された演算装置のネットワーク通信は難しくなるが、その影響が及ぶ範囲を当該下層ネットワークのみとすることができ、上層ネットワーク及びその他の下層ネットワークのネットワーク通信を正常に維持することができるようになる。
このようなことから、下層ネットワークの分野毎にその分野の車両制御への影響度を考慮すれば、車両の走行中にも当該分野の演算装置のプログラムを書き換えることができるようになる。すなわち、このようなマネージャー装置により、車両制御への影響度が低い分野の下層ネットワークに接続されている演算装置のプログラムの書き換えは、車両走行中を含めていつでもできるようになる。一方、車両制御への影響度がある分野の下層ネットワークに接続されている演算装置であれ、車両状態が当該分野への影響度が低いと判断されるような場合、演算装置のプログラムの書き換えを行なうことができるようになる。具体的には、室内灯や窓などボディー分野の制御を行なう演算装置(ECU)が接続される下層ネットワークは、車両の走行状態によらず高い自由度でその演算装置のプログラムの書き換えを行えるようになる。また、エンジンや電源管理などパワートレイン分野の制御を行なう演算装置(ECU)が接続されている下層ネットワークは、車両状態に応じた適切な時期に演算装置のプログラムの書き換えを行えるようになる。
また、プログラムの書き換えの際、マネージャー装置が上層ネットワークから下層ネットワークへの通信に対する代替的な応答を返信するので車載ネットワーク装置としての動作を必要最小限であれ、確保することができるようになる。
さらに、下層ネットワークが車両の制御分野毎に設けられることにより、当該分野の車両制御への影響性の区分が好適になされ、車両の走行状態から同区分に応じた書き換え可能な時期の選択を行なうことが容易になり、演算装置のプログラムの書き換え可能性が車両の走行中を含めて高められるようになる。
本発明に係る車載ネットワーク装置の一実施形態における構成を機能ブロックにより示すブロック図。 同実施形態のマネージャー装置の通常モード時の動作について示す模式図。 同実施形態のマネージャー装置の書き換えモード時の動作について示す模式図。 同実施形態のマネージャー装置の書き換えモード時の応答処理について示すフローチャート。 同実施形態のマネージャー装置の書き換えモード時の周期処理について示すフローチャート。 同実施形態のプログラム書き換え処理を示すフローチャート。 同実施形態の書き換え処理における書き換え準備の処理を示すフローチャート。 同実施形態の書き換え処理における書き換え処理を示すフローチャート。
以下、本発明に係る車載ネットワーク装置の一実施形態について図に従って説明する。
図1は、車両に搭載された車載ネットワーク装置についてその構成を機能ブロックにより示す図である。
図1に示すように、車載ネットワーク装置には、当該車両に搭載されている上層ネットワーク10と、この上層ネットワーク10に接続されるボディーマネージャー11とパワートレインマネージャー12とマルチメディアマネージャー13とシャーシマネージャー14とが設けられている。ボディーマネージャー11には、当該ボディーマネージャー11を介して上層ネットワーク10に接続される下層ネットワーク21と、この下層ネットワーク21に接続される複数の電子制御装置(ECU)111,112とが設けられている。また、パワートレインマネージャー12には、先のボディーマネージャー11と同様に、これを介して上層ネットワーク10に接続される下層ネットワーク22と、この下層ネットワーク22に接続される複数のECU121,122とが設けられている。さらに、マルチメディアマネージャー13には、先のボディーマネージャー11などと同様に、これを介して上層ネットワーク10に接続される下層ネットワーク23と、この下層ネットワーク23に接続される複数のECU131,132とが設けられている。また、シャーシマネージャー14には、先のボディーマネージャー11などと同様に、これを介して上層ネットワーク10に接続される下層ネットワーク24と、この下層ネットワーク24に接続される複数のECU141,142とが設けられている。
上層ネットワーク10は、そこに接続される各マネージャー11〜14の各々の相互間の通信情報の伝達を可能にさせる、例えばバス型の通信ネットワーク(CAN)から構成されている。
各マネージャー11〜14は、それぞれ例えば電子制御装置(ECU)などであり、それぞれに車両の各異なる制御分野が対応付けられている。詳述すると、本実施形態では、ボディーマネージャー11には車体系を制御対象とする分野が割り当てられており、パワートレインマネージャー12には駆動系を制御対象とする分野が割り当てられている。また、マルチメディアマネージャー13には情報機器系を制御対象とする分野が割り当てられ、シャーシマネージャー14には走行系を制御対象とする分野が割り当てられている。なお、各マネージャー11〜14に対応付けられる制御分野は、これに限定されるものではなく、これと入れ替わっても、制御分野の区分方法等に応じて異なる分野が対応付けられてもよいとともに、制御分野の区分についてもこの区分に限定されるものではなく、グループ化が可能であればどのように区分してもよい。
各下層ネットワーク21〜24は、それに接続される各マネージャー11〜14と、同じく接続される各ECUとの相互間の通信情報の伝達を可能にさせる、例えばマスター・
スレーブ型の通信ネットワーク(LIN)から構成されている。すなわち、本実施形態では、各下層ネットワーク21〜24よりも上層ネットワーク10の通信データの転送能力が高いものとなっている。
各下層ネットワーク21〜24には、それぞれ接続されているマネージャーに対応付けられている制御分野に対応するECUが接続される。詳述すると、車体系を制御分野として対応付けられる下層ネットワーク21には、室内灯を制御する前記ECU111と、窓を制御する前記ECU112とが接続される。また、駆動系を制御分野として対応付けられる下層ネットワーク22には、エンジンを制御する前記ECU121と、電源系統を制御する前記ECU122とが接続される。さらに、情報機器系を制御分野として対応付けられる下層ネットワーク23には、データ記憶装置を制御する前記ECU131と、ナビゲーションを制御する前記ECU132とが接続される。また、走行系を制御分野として対応付けられる下層ネットワーク24には、アンチロックブレーキングシステム(ABS)の制御を行なう前記ECU141と、通常のブレーキ制御を行なう前記ECU142とが接続される。
ECU111には、制御用プログラムの演算処理を実行する演算部(CPU)41と、その制御に必要なプログラムやデータが記憶された不揮発性のメモリー(EEPROM)421やCPUの演算結果が一時的に記憶される揮発性メモリ(RAM)などから構成される記憶部42とが設けられている。これにより、ECU111は、記憶部42の不揮発性のメモリー421に保持されている制御用プログラム等が演算部41に読み込まれ、実行処理されることで、制御対象の制御を行なう。
また、ECU111には、下層ネットワーク21を通じての通信を可能とさせる通信インターフェース(通信IF)43が設けられている。通信IF43は、マスター・スレーブ方式(LIN)のスレーブ機能を有し、下層ネットワーク21にECU111をスレーブノードとして接続させるためのインターフェースである。通信IF43は、下層ネットワーク21から受信した情報やマスターノードからのリクエストを演算部41に伝達し、そのリクエストを処理した演算部41により出力されるマスターノードへのレスポンスを下層ネットワーク21に送信する。
なお、本実施形態では、ECU111には、ECUとして制御プログラムを実行処理する通常モードと、不揮発性のメモリー(EEPROM)421に保存されている制御プログラムの書き換え処理を行なう書き換えモードとが備えられている。通常モードでは、制御プログラムが実行処理され、例えば下層ネットワーク21から入力されたリクエストに対して対応するレスポンスを返すようになっている。書き換えモードでは、制御プログラムの実行処理が停止されるため、マスターノードからのリクエストに対してレスポンスを返すことができなくなる。また、書き換えモードのときには、通信IF43で受信されたデータが演算部41を介して記憶部の不揮発性のメモリー421に直接転送されるようになっている。書き換えモードや通常モードは、マスターノードから当該ECU111に送られる書き換えモードリクエストや通常モードリクエストなどにより変更されるようになっている。
ECU112の構成は、上記ECU111と同様であるため、説明の便宜上、同様な部分には同一の番号を付し、その詳細な説明を省略する。また、その他の各ECU121,122,132,141,142の構成は、上記ECU111等と同様であるため、説明の便宜上、同様な部分の記載を省略し、その詳細な説明を省略する。
ECU131には、先のECU111と同様に、演算部51と、記憶部52と、通信IF53が設けられており、記憶部52のEEPROMに保持されている制御用プログラム
等が演算部51に読み込まれ、実行処理されることでデータ記憶装置自身の制御が行なわれる。また、通信IF53は、下層ネットワーク23にECU131をスレーブノードとして接続させる。なお、ECU131は、この車載ネットワーク装置においてデータ記憶装置としての役割を有しており、他のECUに比較して大量の情報データを記憶することができる大容量記憶部521が設けられている。本実施形態では、この大容量記憶部521には、該当するECUの書き換え用プログラムが保持されるようになっている。そしてここに保持された書き換え用プログラムが上層ネットワーク10を通じて該当するマネージャー(11〜14)に、データを不連続に送るパケットなどの通常の通信方法により、転送するようになっている。なお、大容量記憶部521には、書き換え用プログラムは、ディーラでダウンロードされたり、CDなどの他のデバイスから転送されたり、無線通信を介してダウンロードされることなどにより保持される。
次に、各マネージャー11〜14について説明する。なお、各マネージャー11〜14は、いずれも同様の構成を有することから、以下ではボディーマネージャー11について詳細な説明を行ない、説明の便宜上、その他の各マネージャー12〜14については、ボディーマネージャー11と同様の部分には同一の番号を付し、その詳細な説明を省略する。
ボディーマネージャー11には、制御用プログラムの演算処理を実行する演算部(CPU)31と、その制御に必要なプログラムやデータが記憶された不揮発性のメモリ(EEPROM等)やCPUの演算結果が一時的に記憶される揮発性メモリ(RAM)などから構成される記憶部32とが設けられている。これにより、ボディーマネージャー11は、記憶部32のEEPROM等に保持されている制御用プログラム等が演算部31に読み込まれ、実行処理されることで、制御対象の制御を行なう。なお、本実施形態では、記憶部32には、ボディーマネージャー11を通常モードにする通常モード用プログラムや、書き換えモードにする書き換えモード用プログラムなどが記憶されており、それらプログラムが必要に応じて演算部31にて実行処理される。これにより、ボディーマネージャー11の通常モードと書き換えモードとが切替えられるようになっている。
また、ボディーマネージャー11には、上層ネットワーク10を通じての通信を可能とさせる第1通信インターフェース(通信IF)33と下層ネットワーク21を通じての通信を可能とさせる第2通信インターフェース(通信IF)34が設けられている。第1通信IF33は、バス型の通信ネットワーク(CAN)に接続される機能を有し、上層ネットワーク10にボディーマネージャー11を接続させるためのインターフェースである。第1通信IF33は、上層ネットワーク10から受信した通信情報を演算部31に伝達し、演算部31より出力される通信情報を上層ネットワーク10に送信する。これにより、ボディーマネージャー11は、演算部31により上層ネットワーク10を介して他のマネージャー12〜14や、それに接続されている各ECU121〜142との通信ができるようになっている。
第2通信IF34は、マスター・スレーブ方式(LIN)のマスター機能を有し、下層ネットワーク21にボディーマネージャー11をマスターノードとして接続させるためのインターフェースである。第2通信IF34は、演算部31から出力されるスレーブノードへのリクエストを下層ネットワーク21に送信し、下層ネットワーク21から受信したスレーブノードからのレスポンスを演算部31に伝達する。これにより、ボディーマネージャー11は、演算部31により下層ネットワーク21を介してそれに接続されている各ECU111〜112との通信ができるようになっている。
記憶部32には、下層ネットワーク21に接続される各ECU111,112用の書き換え用プログラムである各別のリプロデータを記憶するリプロデータ記憶部321と、上
層ネットワーク10からのリクエストに各ECU111,112に代わり代替応答するときに用いる複数の代替データを記憶する代替データ記憶部322とが備えられている。
次に、ボディーマネージャー11の通常モード時の動作について、図2を参照して説明する。図2は、ボディーマネージャー11の通常モード時の動作について示す模式図である。このとき、演算部31では、通常モード用プログラムが実行されている。
図2に示すように、ボディーマネージャー11では、第1通信IF33は上層ネットワーク10から受信したリクエストR1を演算部31に入力させ、演算部31はその宛先を解析する。そして宛先が、例えばECU111であれば、そのリクエストR1を下層ネットワーク21に適合した形式のデータに変換して、第2通信IF34を介して下層ネットワーク21に送信する。また、ボディーマネージャー11では、第2通信IF34は下層ネットワーク21から受信したレスポンスS1を演算部31に入力させ、演算部31はその宛先を解析する。そして宛先が、例えば他の下層ネットワーク22〜24に接続されているECUであれば、そのレスポンスS1を上層ネットワーク10に適合した形式のデータに変換して、第1通信IF33を介して上層ネットワーク10に送信する。なお、ボディーマネージャー11では、データ記憶装置のECU131からマルチメディアマネージャー13及び上層ネットワーク10を介して書き換え用プログラムを受信した場合、演算部31はその書き換え用プログラムを記憶部32のリプロデータ記憶部321に一時保存する。
次に、ボディーマネージャー11の書き換えモード時の動作について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、ボディーマネージャー11の書き換えモード時の動作について示す模式図であり、図4は、演算部で実行される応答処理について示すフローチャートであり、図5は、演算部で実行される周期処理について示すフローチャートである。なおこのとき、演算部31では、応答処理と周期処理などを行なう書き換えモード用プログラムが実行されている。
図3に示すように、演算部31は下層ネットワーク21に接続された各ECU111,112の制御プログラムを書き換えるためにリプロデータ記憶部321の書き換え用プログラムを書き換えデータRPとして順次下層ネットワーク21に送信する。書き換えモードにされている書き換え対象のECU111,112は、書き換えが開始されると自身に対応する書き換えデータRPの転送が始まるとそれを順次受信して不揮発性のメモリー421に書き込むため、書き換えデータRPの転送中には、その途中に他のデータを割り込ませることができない。そのため、プログラムの書き換え中は、下層ネットワーク21は通常のリクエストR1やレスポンスS1などの通信情報を伝達することができなくなる。このような場合、その他の下層ネットワーク22〜24のECU121〜142が、この下層ネットワーク21に接続されている各ECU111,112に情報を要求するリクエストを発行しても、そのリクエストに対する応答としてのレスポンスが得られないこととなる。このため、ECU121〜142などは、複数回のリトライの後、リクエスト先の各ECU111,112に不具合が発生したと判断して、警告表示などを表示させて異常を通知することが多い。
そこで本実施形態では、通常の通信情報を下層ネットワーク21に伝達させないとともに、下層ネットワーク21に接続されているECU111,112へのリクエストに対して代替して応答する応答処理をもおこなうファイヤウォールをボディーマネージャー11にて行なう。応答処理について、図3及び図4を参照して詳述すると、第1通信IF33は上層ネットワーク10から受信したリクエストR1を演算部31に入力させ、演算部31はその宛先などを解析する(図4のステップS1)。そして宛先が、例えばECU111である場合、そのリクエストR1に対する必要があるかどうか判断する(図4のステッ
プS2)。そのリクエストR1に応答が必要である場合(図4のステップS2でYES)、演算部31は、代替的なデータを代替データ記憶部322の複数の代替データから選択し、その選択した代替データをリクエストR1のレスポンスS2として第1通信IF33を介して上層ネットワーク10に送信する(図4のステップS3)。そして応答処理を終了する。なお、リクエストR1に応答が必要ではない場合(図4のステップS2でNO)、そのまま応答処理を終了する。
一方、ボディーマネージャー11は、一定周期で各ECU111,112から取得したデータをネットワークに送信することものもある。そのようなデータを、その他の下層ネットワーク22〜24のECU121〜142が利用している場合、一定の期間を過ぎてもそのデータが取得されないこととなる。このような場合にも、ECU121〜142などは、所定の時間経過後、情報の発信元に不具合が発生したと判断して、警告表示などを表示させることが多い。
そこで本実施形態では、ボディーマネージャー11が下層ネットワーク21に接続されているECU111,112からデータを取得せずに代替するデータを送信する周期処理を行なう。周期処理は、予め定められた一定時間毎に起動されるようになっている。周期処理について、図3及び図5を参照して詳述すると、演算部31は、指定の周期であるか否かについて確認する(図5のステップS5)。指定の周期である場合(図5のステップS5でYES)、演算部31は、予め定められている代替的なデータを代替データ記憶部322から取得して、その取得した代替データを、第1通信IF33を介して上層ネットワーク10に送信する(図5のステップS6)。そして周期処理を終了する。なお、指定の周期ではない場合(図5のステップS5でNO)、そのまま応答処理を終了する。
次に、このような車載ネットワーク装置で行なわれるECUの制御プログラムの書き換えについて、図6〜図8を参照して説明する。図6は、プログラム書き換え処理を示すフローチャートであり、図7は、書き換え処理における書き換え準備を示すフローチャートであり、図8は、書き換え処理における書換処理を示すフローチャートである。なお、この書き換え処理は、書き換え用プログラムがボディーマネージャー11に転送が完了した後に、車両自身の走行状態や外部環境状態などを条件として、当該車両分野の下層ネットワークが停止しても車両制御に与える影響が小さいと判断されると実施されるようになっている。
プログラム書き換え処理が開始されると、RAMなどに確保されている書き換え可能フラグに「1」が設定され、図6に示すように、書き換え準備が行なわれる(図6のステップS10)。
書き換え準備では、図7に示すように、ボディーマネージャー11は、書き換えプログラムがリプロデータ記憶部321に正しく取得されたか否かを確認する(図7のステップS11)。このとき、例えばデータの取得途中であるなど、書き換え用データが正しく取得されていない場合には書き換え可能フラグに「0」を設定する。また、ボディーマネージャー11は、バッテリーの残量を電源管理ECU122に問い合わせて、その残量が所定量以上であるか否かを確認する(図7のステップS12)。このとき、例えばバッテリー残量が所定量未満であるような場合には書き換え可能フラグに「0」を設定する。さらに、ボディーマネージャー11は、各ECU111,112の状態が正常であるか否かをその診断コマンドを用いることなどにより検査する(図7のステップS13)。このとき、例えば不正常なECUがあるような場合には書き換え可能フラグに「0」を設定する。これにより、不正常なECUの制御プログラムを書き換え、当該ECUの書き換え後の起動が不可能になり車両制御に不都合を生じさせることなどを防ぐようにしている。またさらに、ボディーマネージャー11は、下層ネットワーク21に接続された各ECUの制御
プログラムを書き換えてよいかどうかを例えば、ナビゲーションの表示装置や入力装置を介してユーザに確認する(図7のステップS14)。このとき、例えばユーザが制御プログラムの書き換えに同意しないような場合には書き換え可能フラグに「0」を設定する。
そして、ボディーマネージャー11は、書き換え可能フラグを参照してプログラムを書き換えてもよいか否かを判断する(図7のステップS15)。すなわち、書き換え可能フラグに「1」が設定されている場合、書き換えてもよいと判断し(図7のステップS15でYES)、ボディーマネージャー11は、書き換え準備が完了し、書き換え中である旨を、ナビゲーションの表示装置を用いてユーザに通知する。そして図6のステップS10に戻る。一方、書き換え可能フラグに「0」が設定されている場合、書き換えられないと判断し(図7のステップS15でNO)、書き換え準備が完了していないため、書き換え可能フラグには「0」を設定したままにして(図7のステップS17)、図6のステップS10に戻る。
書き換え準備が終了すると、ボディーマネージャー11は、書き換え可能フラグを参照して準備が完了したか否かを判断する(図6のステップS20)。そして、書き換え可能フラグに「0」が設定されている場合、準備が完了していないと判断し(図6のステップS20でNO)、書き換え処理を行なわず、このプログラム書き換え処理を終了する。一方、書き換え可能フラグに「1」が設定されている場合、書き換え準備が完了したと判断され(図6のステップS20でYES)、ボディーマネージャー11は、書き換え処理を行なう(図6のステップS30)。
書き換え処理では、図8に示すように、ボディーマネージャー11は、ファイヤウォールを開始する(図8のステップS31)。すなわち、ボディーマネージャー11は、演算部31にて書き換えモード用プログラムを実行させて、応答処理や周期処理などを行ない上層ネットワーク10のリクエストなどが下層ネットワーク21に転送されないようにする。また、ボディーマネージャー11は、下層ネットワークの各ECUを書き換えモードにする(図8のステップS32)。すなわち、ボディーマネージャー11は、書き換えモードにするコマンドを各スレーブに送信して各ECU111,112の動作を書き換えモードに移行させる。それから、ボディーマネージャー11は、各ECU111,112の制御プログラムを書き換える処理を行なう(図8のステップS33)。すなわち、ボディーマネージャー11は、リプロデータ記憶部321の書き換え用プログラムを、下層ネットワーク21を介して対象の各ECU111,112に転送する。このとき下層ネットワーク21には、書き換え用プログラムのみが伝達され、その他のデータは伝達されない。対象となる全てのECU111,112に書き換え用プログラムの転送が終了すると、ボディーマネージャー11は、各ECU111,112を通常モードにする(図8のステップS34)。すなわち、ボディーマネージャー11は、通常モードにするコマンドを各スレーブに送信して各ECU111,112の動作を通常モードに移行させる。そして、ボディーマネージャー11は、ファイヤウォールを終了する(図8のステップS35)。すなわち、ボディーマネージャー11は、応答処理や周期処理などを終了させるために、演算部31の書き換え用のプログラムを終了させて、通常モード用のプログラムを実行させる。そして、図6のステップS30に戻る。
図6のステップS30に戻ると、書き換え終了処理が行なわれる(図6のステップS40)。すなわち、ボディーマネージャー11は、ナビゲーションを用いて通知していた書き換え中である旨の情報表示などの通知を終了させるとともに、書き換え終了したことを通知させるようにする。そして、プログラム書き換え処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態の車載ネットワーク装置によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)下層ネットワーク21を介してのECU111,112のプログラムの書き換えの際、その失敗のおそれを低減させるために下層ネットワークに当該プログラムのみを転送することが好ましい。しかしその場合、下層ネットワーク21が当該プログラムの転送に占有されることとなり、当該下層ネットワーク21に接続されているその他の演算装置間での通信が正常に行えない問題が生じる。
ボディーマネージャー11に、書き換え用プログラムを記憶しておく記憶部32を設けたので、各マネージャー11〜14間では、車両の走行中であるか否かにかかわらず、書き換え用プログラムが上層ネットワーク10を通常の通信により転送されるようになる。これにより、上層ネットワーク10がプログラムの書き換えにより占有されることなく、上層ネットワーク10に接続されているマネージャー11〜14間では、プログラムの転送とともに通常の通信も確保されるようになる。
(2)また、書き換え用のプログラムが、その書き換え対象のECU111,112を有する下層ネットワーク21に接続されているボディーマネージャー11の記憶部32に保持する。これにより、プログラムの書き換えが行なわれる際、当該下層ネットワーク21に接続されたECU111,112のネットワーク通信は難しくなるが、その影響が及ぶ範囲を当該下層ネットワーク21のみとすることができ、上層ネットワーク10及びその他の下層ネットワーク22〜24のネットワーク通信を正常に維持することができるようになる。
(3)このようなことから、下層ネットワーク21の分野毎にその分野の車両制御への影響度を考慮すれば、車両の走行中にも当該分野のECU111,112のプログラムを書き換えることができるようになる。すなわち、このような各マネージャー11〜14により、車両制御への影響度が低い分野の下層ネットワーク21〜24に接続されているECUのプログラムの書き換えは、車両走行中を含めていつでもできるようになる。一方、車両制御への影響度がある分野の下層ネットワーク21〜24に接続されているECUであれ、車両状態が当該分野への影響度が低いと判断されるような場合、ECUのプログラムの書き換えを行なうことができるようになる。具体的には、室内灯や窓などボディー分野の制御を行なうECU111,112が接続される下層ネットワーク21は、車両の走行状態によらず高い自由度でそのECU111,112のプログラムの書き換えを行えるようになる。また、エンジンや電源管理などパワートレイン分野の制御を行なうECU121,122が接続されている下層ネットワーク22は、車両状態に応じた適切な時期に演算装置のプログラムの書き換えを行えるようになる。
(4)また、プログラムの書き換えの際、ボディーマネージャー11が上層ネットワーク10から下層ネットワーク21への通信に対する代替的な応答を返信するので車載ネットワーク装置としての動作を必要最小限であれ、確保することができるようになる。
(5)さらに、下層ネットワーク21〜24を車両の制御分野毎に設けることにより、当該分野の車両制御への影響性の区分が好適になされ、車両の走行状態から同区分に応じた書き換え可能な時期の選択を行なうことが容易になり、ECUのプログラムの書き換え可能性が車両の走行中を含めて高められるようになる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、各ECU111,112のプログラムを書き換える場合について例示したが、これに限らず、プログラムの書き換えは、書き換えが必要なECUに対して行なわれればよく、下層ネットワークに接続されている一部のECUのみや全部のECUに対して行なわれてもよい。
・上記実施形態では、下層ネットワーク21に接続されているECU111,112のプログラムの書き換えを行なう場合について例示した。しかしこれに限らず、その他の下層ネットワークに接続されているECUのプログラムの書き換えを行なってもよい。この場合、該当するマネージャーを書き換えモードにすればよい。
・上記実施形態では、不揮発性のメモリーをEEPROMとした場合について例示したが、これに限らず、読み書きが可能でデータが保持されるものであれば、不揮発性のメモリーとして、そのほか記憶媒体を用いてもよい。
・上記実施形態では、リプロデータ記憶部321や代替データ記憶部322には複数の書き換え用プログラムや代替データが保持されている場合について例示したが、これに限らず、書き換え処理が好適に行えるのであれば、書き換え用プログラムや代替データは一つでもよい。これにより、車載ネットワーク装置の利用の自由度が高められる。
・上記実施形態では、上層ネットワーク10は下層ネットワーク21〜24よりもデータを大量かつ高速に伝送できる場合について例示した。しかしこれに限らず、上層ネットワークは、その全体もしくは一部の通信経路が下層ネットワークと同じかそれ以下のデータ転送能力を有するものでもよい。これにより、このような車載ネットワーク装置を、例えば、通信経路にボトルネックを有するようなネットワークにも採用できるなど、その採用可能性が高められる。
・上記実施形態では、上層ネットワーク10はCANであり、下層ネットワーク21〜24はLINである場合について例示した。しかしこれに限らず、上層ネットワークや下層ネットワークは、それぞれネットワーク通信が可能で有ればCANやLINを含め、Ethernet(登録商標)やFlexRay(登録商標)などその他のネットワークであってもよい。これにより、この車載ネットワーク装置の採用可能性が高められる。
また、通信プロトコルに関しても特に制限はない。
・上記実施形態では、ECUの制御プログラムを書き換える場合について例示したが、これに限らず、書き換えるデータとしては、ECUの制御に用いられるパラメータなどその他のデータであってもよい。
10…上層ネットワーク、11…ボディーマネージャー、12…パワートレインマネージャー、13…マルチメディアマネージャー、14…シャーシマネージャー、21〜24…下層ネットワーク、31…演算部、32…記憶部、33…第1通信インターフェース(第1通信IF)、34…第2通信インターフェース(第2通信IF)、41…演算部、42…記憶部、421…不揮発性のメモリー、43…通信インターフェース(通信IF)、51…演算部、52…記憶部、53…通信IF、111〜142…電子制御装置(ECU)、321…データ記憶部としてのリプロデータ記憶部、322…代替信号記憶部としての代替データ記憶部、521…大容量記憶部。

Claims (1)

  1. 車両の上層ネットワークに、マネージャー装置を介して、プログラムの書き換え可能なメモリーを有する演算装置が接続される複数の下層ネットワークがそれぞれ接続されてなる車載ネットワーク装置であって、
    前記下層ネットワークは、車両の各異なる制御対象毎に設けられており、
    前記マネージャー装置には、
    前記接続される下層ネットワークの演算装置の書き換え可能なメモリーに書き換えられるプログラムを予め記憶しておくデータ記憶部と、
    前記下層ネットワークの演算装置が出力する上層ネットワークからの通信信号の別にそれら通信信号への応答信号に代替する信号を予め記憶しておく代替信号記憶部と、
    前記演算装置のプログラムを書き換えるとき、該当する下層ネットワークに前記データ記憶部から取得した書き換え用プログラムを転送するとともに、前記上層ネットワークから当該下層ネットワーク内への通信信号の伝達を禁止する一方、その禁止した通信信号への応答として代替する信号を前記代替信号記憶部から取得して前記上層ネットワークに送信する演算部とが設けられている
    ことを特徴とするネットワーク装置。
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