JP5386192B2 - 折り畳み型ボード及びこの折り畳み型ボードを備えた自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み型ボード及びこの折り畳み型ボードを備えた自動車に関する。
従来、この種の折り畳み型ボードにおいては、例えば、下記特許文献1に記載の折り畳み自在な板状体が提案されている。この折り畳み自在な板状体は、両板状体を、ヒンジ部を介し、折り曲げ可能に連結して構成されている。
ここで、ヒンジ部は、両板状体の各対向端壁から互いに対向するように張り出す両連結部と、これら両連結部の間にて当該両連結部に互いに対向するように連設される略断面V字状の両曲折部と、当該両曲折部の間に介在する平坦部とでもって、構成されている。
これにより、上記折り畳み自在な板状体は、両板状体の一方を、ヒンジ部を基準として、他方の板状体側に折り畳むようになっている。
特開平10−71652号公報
ところで、上述の折り畳み自在な板状体を、例えば、ワンボックス型自動車の車室内床面後部に設けた床部材兼用の収納庫の蓋として利用する場合、当該折り畳み自在な板状体は、収納庫の開口部を閉塞するように当該開口部に配設されることとなる。
ここで、当該折り畳み自在な板状体は、通常、その外周部にて、収納庫の開口部の内周部上に載置されることにより、収納庫の開口部に配設される。このため、両板状体の各対向端部は、その両端部以外の部位にて、何ら支持されることなく、収納庫内において、浮いた状態になり、機械的強度性に欠ける。
従って、このような状態において、例えば、荷重が両板状体の各対向端部の中央部にその上側から加わると、両板状体は、その各対向端部の中央部にて、収納庫の内部に向けて撓む。その結果、折り畳み自在な板状体が床部材兼用の蓋としての役割を果たし難いという不具合が生ずる。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、互いに折り畳み可能な少なくとも2つのボード部材をその各対向端部にてヒンジにより連結するにあたり、当該少なくとも2つのボード部材の各対向端部の対向形状に工夫を凝らし、機械的強度の高い折り畳み型ボード及びこの折り畳み型ボードを備えた自動車を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る折り畳み型ボードは、請求項1の記載によれば、
互いに表面に沿う方向に順次配列されて所定のボード材料からなる少なくとも2つのボード部材(60a、60b)と、
これら少なくとも2つのボード部材のうち互いに隣接する両隣接ボード部材毎に、当該両隣接ボード部材を相互に折り畳み可能に連結するヒンジ手段(67)とを備える。
ここで、上記両隣接ボード部材のうち一方のボード部材(60a)は、ボード本体(61)と、このボード本体の端部(61a)のうちその上側部位から他方のボード部材(60b)に向け突出する上側突出板部(62)と、上記ボード本体の上記端部のうちその下側部位から上記上側突出板部よりも上記他方のボード部材側へ延在するように上記他方のボード部材に向けて突出する複数の下側突出板部(63a、63b)とを備える。
また、上記他方のボード部材は、ボード本体(64)と、このボード本体の上記一方のボード部材に対向する端部のうちその上側部位から上記一方のボード部材の上記上側突出板部と接合可能に当該上側突出板部に向けて突出する上側突出板部(65)と、上記ボード本体の上記一方のボード部材に対向する上記端部のうちその下側部位から上記一方のボード部材の上記複数の下側突出端部のうち各両隣接下側突出端部の間にそれぞれ挿入可能に突出する各下側突出板部(66)とを備える。
また、ヒンジ手段は、上記両上側突出板部の各対向端部にその表面側から設けられて上記両隣接ボード部材を相互に折り畳み可能に連結する。
これにより、当該折り畳み型ボードを、例えば、一般家屋の台所や自動車の車室内の床に形成した開口部に嵌装される収納庫の開口部内に着脱可能に嵌装すれば、当該折り畳み型ボードは、上記床の床部材を兼用しつつ、収納庫の蓋としての役割を果たす。
このような状態において、収納庫内の収容物を取り出したり、或いは、他の物を収納庫内に収納するにあたっては、ボードの一方のボード部材を、ヒンジ手段を介し、他方のボード部材上に折り畳むと、ボードは、他方のボード部材にて、収納庫の開口部の開口部分を開く。その結果、収納庫内の収容物を取り出したり、或いは、他の物を収納庫内に収納することができる。
然る後、一方のボード部材により、ヒンジ手段を介し、収納庫の開口部の開口部分を閉塞すると、ボードは、再び、床の床部材を兼用しつつ収納庫に対する蓋としての役割を果たす。このとき、他方のボード部材は、その各下側突出板部にて、一方のボード部材の複数ののうち各両隣接下側突出板部の間に嵌装されている。
また、このような状態において、人がボード上に乗ったり、或いは荷物がボード上に置かれたりすると、人或いは荷物の荷重がボードに対しその上側から収納庫内に向けて作用することとなる。ここで、ボードが、その外周部にて、収納庫の開口部の内面により下方から支持されているのみであれば、ボードは、その外周部以外の部位にて、浮いた状態に維持されることとなる。
このため、上述した荷重がボードの外周部以外の部位に作用すると、ボードは、その荷重の作用点を中心にして、収納庫の内部側へ湾曲しようとする。このとき、荷重の作用点がボードの中央部に近いほど、当該ボードは、収納庫の内部側へ大きく湾曲しようとする。
ここで、荷重が、これに対し最も湾曲し易いボードの部位、一方のボード部材の対向端部上に作用しても、当該荷重は、一方のボード部材の上側突出板部及びその直下にて当該上側突出板部に当接する他方のボード部材の各下側突出板部により受承される。このため、一方のボード部材は、上記荷重の作用にもかかわらず、原形状を良好に維持し得る。また、荷重が、他方のボード部材の対向端部上に作用しても、当該荷重は、他方のボード部材の上側突出板部及びその直下にて当該上側突出板部に当接する一方のボード部材の各下側突出板部により受承される。このため、他方のボード部材は、上記荷重の作用にもかかわらず、原形状を良好に維持し得る。
その結果、荷重がボードのどの部位にその上方から作用しても、当該ボードは、上記荷重に影響されることなく、収納庫に対し床部材を兼用する蓋として良好にその役割を果たし得る。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の折り畳み型ボードにおいて、
上記少なくとも2つのボード部材の各表面に亘り装着される表皮部材(60c)を備えて、
当該表皮部材は、上記少なくとも2つのボード部材のうち上記両隣接ボード毎に、当該両隣接ボードの上記両上側突出板部の各対向端部に対する対応部にてヒンジ手段を構成することを特徴とする。
これによれば、表皮部材が、上記対応部にて、ヒンジ手段としての役割を果たす。その結果、ボードは、別途、ヒンジ手段を採用することなく、表皮部材の上記対応部をヒンジ手段として利用しつつ、収納庫の蓋としての役割を果たすことで、請求項1に記載の発明の作用効果が達成され得る。
また、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項1に記載の折り畳み型ボードにおいて、
上記両隣接ボード毎に、ヒンジ手段は、上記両上側突出板部の各対向端部に亘りその境界に沿う方向に間隔をおいて設けた複数のヒンジ部材であることを特徴とする。
このように、請求項1に記載のヒンジ手段に代えて、複数のヒンジ部材を設けても、請求項1に記載の発明と同様の作用効果が達成され得る。
また、本発明は、請求項4の記載によれば、請求項1〜3のいずれか1つに記載の折り畳み型ボードにおいて、
上記所定のボード材料は、発泡性熱硬化性樹脂を浸透させた両ガラス繊維マットの間に板状ハニカム体を挟むように積層して加熱加圧することにより発泡成形されていることを特徴とする。
しかして、このように発泡成形してなる所定のボード材料でもって、前後両側ボード部材を形成することで、当該前後両側ボード部材は、非常に剛性の高い軽量な部材として構成される。その結果、ボードの折り畳みを容易にしつつ、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明の作用効果を達成することができる。
また、本発明は、請求項5の記載によれば、
車体の床の後部に形成した開口部に嵌装される収納庫(50)と、この収納庫の開口部を閉塞する蓋とを備える自動車において、
上記蓋は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の折り畳み型ボード(60)であることを特徴とする。
このように、請求項1〜4のいずれか1つに記載の折り畳み型ボードを、自動車の車体の床の後部に形成した開口部に嵌装される収納庫の蓋として用いることで、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明の作用効果を達成し得る折り畳み型ボードを備えた自動車の提供が可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形状に記載の具体的手段との対応関係を示す。
本発明の第1実施形態を適用した自動車の車体内後部を概略的に示す斜視図である。 図1の折り畳み型ボードの拡大斜視図である。 図2の折り畳み型ボードを折り畳んだ状態で示す斜視図である。 図2の前側ボード部材の斜視図である。 図2の後側ボード部材の斜視図である。 図2のボードを形成するボード形成材料を示す部分破断斜視図である。 図1において自動車の車体内後部をボードの後側ボード部材の半開き状態にて示す斜視図である。 (a)は図2にて8−8線に沿う断面図であり、(b)は、図2にて9−9線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態の要部を示す拡大斜視図である。 上記第2実施形態の変形例の要部を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明をハッチバック型自動車に適用してなる第1実施形態を示している。この自動車は、荷物室10を備えており、この荷物室10は、当該自動車の車体内にて、この車体の左右両壁後部20(図1では右壁後部20のみを示す)と、左右両側座席30と、上記車体の後部に設けたバックドア(図示しない)とにより囲われて、上記車体の上壁後部(図示しない)と、上記車体の床40の後部との間において形成されている。なお、左右両側座席30は、当該自動車の車体の床40の前部上に左右に配設されている。
また、当該自動車は、収納庫50を備えており、この収納庫50は、床40の後部に形成した開口部に嵌装されている。ここで、当該収納庫50は、断面U字状の収納庫本体51と、この収納庫本体51の開口部(以下、収納庫50の開口部ともいう)から外方へ断面L字状に延出する四角環状フランジ52とでもって構成されている。これにより、当該収納庫50は、収納庫本体51にて、床40の後部の上記開口部に上方から下方に向け挿入されるとともに、フランジ52にて、床40の後部の上記開口部上に着座することで、上述のように嵌装されている。なお、収納庫50内には、スペアタイヤその他の物が収容されている。
また、当該自動車は、図1にて示すごとく、折り畳み型ボード60を備えており、このボード60は、収納庫50の収納庫本体51の横断面L字状開口部51a(図7参照)内に着脱可能に嵌装されている。ここで、当該ボード60は、その外周底部にて、収納庫本体51の上記横断面L字状開口部51aの環状底面上に着座することにより、上述のように嵌装されている。なお、前後両側ボード部材60a、60bは、収納庫50の開口部をその前後に亘り半分ずつ閉じるようになっている。
当該ボード60は、図2にて拡大して示すごとく、前後両側ボード部材60a、60bと、表皮部材60cとによって構成されており、前側ボード部材60aは、図3或いは図4にて示すごとく、部材本体61と、上側突出板部62と、左右下側突出板部63a、63bとを一体的に有するように、ボード材料M(図6参照)により形成されている。
ここで、上側突出板部62は、部材本体61の後端部61a(図2及び図4参照)のうち上側部位から後方へ突出するように形成されている。左右下側突出板部63a、63bは、部材本体61の後端部61aの下側部位から上側突出板部62に沿いこれよりも後方に延在するように互いに左右方向に所定の間隔をおいて後方へ突出して形成されている(図4参照)。
ボード材料Mは、図6にて示すごとく、両ガラス繊維マットM1、M2と、当該両ガラス繊維マットM1、M2の間に積層したハニカム体M3とを備えている。本第1実施形態では、両ガラス繊維マットM1、M2は、それぞれ、50〜100(mm)以内の長さに切断したガラス繊維をバインダーにより固結してシート状に成形することで、形成されている。このように形成した両ガラス繊維マットM1、M2は、軽量で、ハニカム体M3の厚さ方向と直交する方向の応力に対して強いという特性を有する。
また、ハニカム体M3は、所定の厚さの板状紙製ハニカム体からなるもので、このハニカム体M3は、複数の紙片を、相隣り合う両紙片毎に、順次所定間隔にて接着した上で、多数の六角形状の開孔部を形成するように紙片の厚さ方向に広げて、形成されている。このように形成したハニカム体M3は、軽量で、その厚さ方向に作用する応力に対し強いという特性を有する。
しかして、ボード材料Mは、上述のように形成した両ガラス繊維マットM1、M2及びハニカム体M3を用いて次のようにして製造されている。
まず、両ガラス繊維マットM1、M2を切断により形成するためのロール状ガラス繊維マット材料(ガラス繊維マットM1、M2と同様の形成材料からなる)を準備する。そして、このように準備したロール状ガラス繊維マット材料をコンベアによりその上に順次水平状に引き出しながら、このように順次引き出されるロール状ガラス繊維マット材料の上に、一定量の発泡性熱硬化性樹脂を順次均一に散布する。
然る後、このように発泡性熱硬化性樹脂を順次散布されるロール状ガラス繊維マット材料を、上記発泡性熱硬化性樹脂の溶融温度以上及び硬化開始温度以下の範囲の加熱温度にて加熱する。これにより、ロール状ガラス繊維マット材料上に順次散布された熱硬化性樹脂を、その溶融により、当該ガラス繊維マットに付着させる。
ついで、このように熱硬化性樹脂をその溶融により付着させたガラス繊維マット材料を一対のローラにより挟持して加圧しながら送り出すことで、上記発泡性熱硬化性樹脂が冷却固化される。その後、このように熱硬化性樹脂を冷却固化したガラス繊維マット材料を両ガラス繊維マットM1、M2の各々に対応する各所定の長さに切断して当該両ガラス繊維マットM1、M2とする。
然る後、上述したハニカム体M3を当該両ガラス繊維マットM1、M2の間に挟持するように積層する。このとき、両ガラス繊維マットM1、M2は、その各熱硬化性樹脂の付着面にて、ハニカム体M3の各面に対向するように、積層される。
そして、このように積層された積層体をプレス機により加圧及び加熱して成形する。この成形過程では、上述のように両ガラス繊維マットM1、M2に付着済みの発泡性熱硬化性樹脂が発泡し当該両ガラス繊維マットM1、M2の間及びハニカム体M3の各六角形状開孔部内に入り込みながら硬化する。このようにしてボード材料Mが製造されている。
このように製造されたボード材料Mにおいては、両ガラス繊維マットM1、M2が、上述のごとく、軽量でその厚さ方向と直交する方向の応力に対して強いという特性を有するとともに、ハニカム体M3が、上述のごとく、軽量でその厚さ方向に作用する応力に対し強いという特性を有する。従って、このような両ガラス繊維マットM1、M2及びハニカム体M3の双方の特性が、相俟って、軽量で高い剛性を有するボード材料Mが提供され得る。
なお、上述した発泡性熱硬化性樹脂のその発泡によるハニカム体M3の各開孔部内への入り込みは、ハニカム体M3の各開孔部内の空圧による抵抗のため、完全にはなされない。従って、ハニカム体M3の各開孔部内には空気部が残存する。その結果、ボード材料Mは高い吸音性及び断熱性を有する。
以上のように製造されたボード材料Mは、前側ボード部材60aの外形形状に合わせて加工形成されることで、前側ボード部材60aとして構成される。
後側ボード部材60bは、図2、図3或いは図5にて示すごとく、ボード本体64と、上側突出板部65と、下側突出板部66とを一体的に有するように、ボード材料M(図6参照)により形成されている。
ここで、上側突出板部65は、ボード本体64の前端部64aの上半分部位から前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの上半分部位に対応するように前方へ突出している。但し、上側突出板部65の突出長さは、前側ボード部材60aの左右両側突出板部62、63の突出長さに等しい。また、下側突出板部66は、前側ボード部材60aのボード本体61のコ字状凹所61bに対応するようにボード本体64の前端部64aの左右方向中央部の下半分部位から上側突出板部65よりも前方へ突出している(図5参照)。
但し、下側突出板部66の上側突出板部65の前端部からの突出長さは、前側ボード部材60aのコ字状凹所61bのボード本体61の後端部からの奥行き長さに一致する。なお、図5にて符号64bは、把持用凹所を示しており、この把持用凹所64bは、ボード本体64の左右方向後端中央部にボード本体64の表面側から形成されている。これにより、当該把持用凹所64bは、ボード本体64の左右方向後端中央部とともに把持部を構成する。
表皮部材60cは、不織布により形成されており、この表皮部材60cは、前側ボード部材60aのボード本体61の表面並びに後側ボード部材60bの上側突出板部65及びボード本体64の各表面に亘り貼着されている。
これにより、表皮部材60cは、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aと後側ボード部材60bの上側突出板部65の前端部との境界部に対する対応部にて、両ボード部材60a、60bを相互に連結するヒンジ部(以下、ヒンジ部67ともいう)としての役割を果たす(図1、図2或いは図3参照)。
本第1実施形態において、上述の不織布としては、前後両側ボード部材60a、60bをヒンジ連結するためのヒンジ機能を良好に発揮し得るように、十分な強度を有するニードルパンチ不織布、或いはこのニードルパンチ不織布にその裏面からラテックスを塗布した不織布が採用されている。なお、表皮部材60cには、開口部Hが、図1或いは図2にて示すごとく、把持用凹所64bに対応して形成されている。
以上のように構成した本第1実施形態において、折り畳み型ボード60が、図1にて示すごとく、収納庫50の収納庫本体51の横断面L字状開口部51a内に着脱可能に嵌装されていれば、当該ボード60は、上述したごとく、その外周底部にて、収納庫本体51の上記横断面L字状開口部51aの環状底面上に着座している。これにより、ボード60は、当該自動車内の床40の後部の床部材を兼用しつつ収納庫50の蓋としての役割を果たす。
このような状態において、収納庫50内の収容物、例えば、スペアタイヤを取り出したり、或いは、他の物を収納庫50内に収納するにあたっては、乗員が、当該自動車の車体の後部側にて、上記バックドアを開いて、ボード60の後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げる。ここで、上述したごとく、後側ボード部材60bは、軽量なボード材料Mにより形成されているため、軽量である。従って、乗員は、後側ボード60bを上述のごとく容易に持ち上げることができる。
これに伴い、後側ボード部材60bは、図7にて示すごとく、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、表皮部材60cのヒンジ部67を介し、図1にて反時計方向へ回動して、図3にて示すごとく、前側ボード部材60a上に折り畳まれる。これにより、ボード60は、後側ボード部材60bにて、収納庫50の開口部の後側半分部分を開く。その結果、収納庫50内のスペアタイヤを取り出したり、或いは、他の物を収納庫50内に収納することができる。
然る後、乗員が、後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げると、後側ボード部材60bは、図7にて示すごとく、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、表皮部材60cのヒンジ部67を介し、図7にて時計方向へ回動して、収納庫50の開口部の後側半分部分を閉塞する。これにより、ボード部材60は、再び、当該自動車内の床40の後部の床部材を兼用しつつ収納庫50の蓋としての役割を果たす。このことは、ボード60が、別途、ヒンジ素子を採用することなく、表皮部材60cの一部をヒンジ部67として利用しつつ、収納庫50の蓋としての役割を果たすことを意味する。
ここで、表皮部材60cが上記不織布でもって形成されているから、後側ボード部材60bの前側ボード部材60aに対する折り畳みが円滑になされ得る。また、上記不織布が、上述のごとく、十分な強度を有するニードルパンチ不織布、或いはこのニードルパンチ不織布にその裏面からラテックスを塗布した不織布でもって形成されているから、表皮部材60cは、ヒンジ部67にて損傷等を招くことなく、長期に亘り良好にヒンジ機能を発揮し得る。また、表皮部材60cが上記不織布でもって形成されているから、外観を損ねることもない。
また、ボード部材60が、上述のように、収納庫50の開口部を閉じて、床40の後部の床部材を兼用しつつ収納庫50の蓋としての役割を果たしている状態において、例えば、乗員がボード60上に乗ったり、或いは荷物がボード60上に置かれたりすると、乗員或いは荷物による荷重が、ボード60に対しその上側から収納庫50内に向けて作用することとなる。
ここで、ボード60は、上述のごとく、収納庫50の収納庫本体51の横断面L字状開口部51a内に着脱可能に嵌装されて、その外周底部にて、収納庫本体51の上記横断面L字状開口部51aの環状底面上に着座している。換言すれば、ボード60は、その外周部にて、収納庫本体51の上記横断面L字状開口部51aの環状底面により下方から支持されているものの、当該ボード60の外周部以外の部位は、収納庫50の内部に対向し、浮いた状態に維持されることとなる。
このため、上述した荷重がボード60の外周部以外の部位に作用すると、ボード60は、その荷重の作用点を中心にして、収納庫50の内部側へ湾曲しようとする。本第1実施形態では、ボード60は、上述のごとき高い剛性を有するボード材料Mでもって形成されているから、ボード60の湾曲度合いは、ボード材料Mにより抑制されものの、荷重の作用点がボード60の中央に近いほど、ボード60の湾曲度合いは、ボード60の中央にて大きくなる。
例えば、上記荷重が、荷重W1として、図8(a)にて矢印F1により示すごとく、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの左右方向中央部に対しその上側から収納庫50内に向けて作用するものとする。
ここで、荷重W1が上述のようにボード本体61の後端部61aの左右方向中央部に作用しても、ボード本体61の後端部61aのうち、その左右方向中央部は、図8(a)にて示すごとく、後側ボード部材60bの下側突出板部66にその上側から接して位置する。このため、当該荷重W1は、ボード本体61の後端部61aの左右方向中央部を介し後側ボード部材60bの下側突出板部66によって下方から受承される。
このことは、荷重W1が、ボード本体61の後端部61aの左右方向中央部及び後側ボード部材60bの下側突出板部66の双方により下方から受承されることを意味する。
これによれば、荷重W1を受けるボード本体61の後端部61aの左右方向中央部が、その直下に位置するボード部材60bの下側突出板部66によって下方から支持されることとなる。しかも、両ボード部材60a、60bは、上述のごとき高い剛性を有するボード材料Mにより形成されている。従って、上述のように荷重W1がボード本体61の後端部61aの左右方向中央部に作用しても、ボード本体61が、その後端部61aの左右方向中央部にて、ボード部材60bの下側突出板部66と共に下方へ湾曲することなく、原形状を良好に維持し得る。
また、例えば、上記荷重が、荷重W1ではなく、荷重W2として、図8(b)にて矢印F2により示すごとく、後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部に対しその上側から収納庫50内に向けて作用するものとする。
ここで、後側ボード部材60bの上側突出板部65のうちその左側部は、図8(b)にて示すごとく、前側ボード部材60aの左側突出板部63aにその上側から接して位置する。このため、荷重W2が上述のように後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部に作用すると、当該荷重W2は、後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部を介し前側ボード部材60aの左側突出板部63aによって下方から受承される。
このことは、荷重W2が、後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部及び前側ボード部材60aの左側突出板部63aの双方により下方から受承されることを意味する。
これによれば、荷重W2を受ける後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部が、その直下に位置する前側ボード部材60aの左側突出板部63aによって下方から支持されることとなる。しかも、両ボード部材60a、60bは、上述のごとき高い剛性を有するボード材料Mにより形成されている。従って、上述のように荷重W2が作用する後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部に作用しても、後側ボード部材60bが、その上側突出板部65の左側部にて、前側ボード部材60aの左側突出板部63aと共に下方へ湾曲することなく、原形状を良好に維持し得る。
また、荷重W2が、上述と異なり、後側ボード部材60bの上側突出板部65の右側部に対しその上側から収納庫50内に向けて作用しても、荷重W2が、後側ボード部材60bの上側突出板部65の右側部及び前側ボード部材60aの右側突出板部63bの双方により下方から受承される。このため、後側ボード部材60bが、その上側突出板部65の右側部にて、前側ボード部材60aの右側突出板部63bと共に下方へ湾曲することなく、上述と同様に原形状を良好に維持し得る。
以上のように、荷重が、これに対し最も湾曲し易いボード60の部位に、例えば、荷重W1或いは荷重W2として、作用しても、前側ボード60a或いは後側ボード60bは、原形状を良好に維持し得る。その結果、荷重がボード60のどの部位にその上方から作用しても、当該ボード60は、上記荷重に影響されることなく、収納庫50に対し床部材を兼用する蓋として良好にその役割を果たし得る。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたボード60において、表皮部材60cに代えて、左右両側ヒンジ部材60d、60eを採用したことにその構成上の特徴がある。
左右両側ヒンジ部材60d、60eは、それぞれ、上記第1実施形態にて述べた不織布からなる四角状の布でもって構成されている。左側ヒンジ部材60dは、上記第1実施形態にて述べた前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの左側部及び後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部に亘りその上側から装着されている。また、右側ヒンジ部材60eは、上記第1実施形態にて述べた前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの右側部及び後側ボード部材60bの上側突出板部65の右側部に亘りその上側から装着されている。
これにより、前後両側ボード部材60a、60bは、左右両側ヒンジ部材60d、60eにより相互に連結されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
以上のように構成した本第2実施形態では、ボード60が、上記第1実施形態と同様に、乗員が、ボード60の後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げて図9にて反時計方向へ回動させると、後側ボード部材60bは、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、左右両側ヒンジ部材60d、60eを介し、前側ボード部材60a上に折り畳まれる。これにより、ボード60は、後側ボード部材60bにて、収納庫50の開口部の後側半分部分を開く。その結果、収納庫50内の収納物の取り出しや別の収納物の収納が可能となる。
また、このような折り畳み状態において、乗員が、後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げて図9にて時計方向へ回動させると、後側ボード部材60bは、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、左右両側ヒンジ部材60d、60eを介し、回動して収納庫50の開口部の後側半分部分を閉塞する。
ここで、左右両側ヒンジ部材60d、60eが、上記第1実施形態にて述べた表皮部材60cとは異なり、上述した四角状の布で形成されているものの、左右両側ヒンジ部材60d、60eは、上記不織布で形成されていることから、上記第1実施形態と実質的に同様に、長期に亘り良好にヒンジ機能を発揮し得る。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
次に、図10は、上記第2実施形態の変形例の要部を示している。この変形例では、上記第2実施形態にて述べた左右両側ヒンジ部材60d、60eに代えて、左右両側金属製蝶番60f(図10では、一方の蝶番60fのみを示す)を採用した構成となっている。
左右両側金属製蝶番60fは、それぞれ、前後両側金属板部68a、68bと、当該前後両側金属板部68a、68bを相対回動自在に連結するヒンジ部69とによって構成されている。
ここで、左側金属製蝶番60fは、上記第2実施形態にて述べた左側ヒンジ部材60dに代えて、前後両側金属板部68a、68bにて、上記第2実施形態にて述べた前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの左側部及び後側ボード部材60bの上側突出板部65の左側部にその上側から装着されている。
また、右側金属製蝶番60fは、上記第2実施形態にて述べた右側ヒンジ部材60eに代えて、前後両側金属板部68a、68bにて、上記第2実施形態にて述べた前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aの右側部及び後側ボード部材60bの上側突出板部65の右側部にその上側から装着されている。
これにより、前後両側ボード部材60a、60bは、左右両側蝶番60fにより相互に連結されている。その他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
このように構成した本変形例では、上記第2実施形態と同様に、乗員が、ボード60の後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げて回動させると、後側ボード部材60bは、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、左右両側蝶番60fの各ヒンジ部69を介し、前側ボード部材60a上に折り畳まれる。これにより、ボード60は、後側ボード部材60bにて、収納庫50の開口部の後側半分部分を開く。その結果、収納庫50内の収納物の取り出しや別の収納物の収納が可能となる。
また、このような折り畳み状態において、乗員が、後側ボード部材60bの上記把持部を把持して上方に持ち上げへ回動させると、後側ボード部材60bは、前側ボード部材60aのボード本体61の後端部61aを基準として、左右両側蝶番60fの各ヒンジ部69を介し、回動して収納庫50の開口部の後側半分部分を閉塞する。
このように、上記第2実施形態にて述べた左右両側ヒンジ部材60d、60eに代えて、左右両側蝶番60fを用いても、左右両側蝶番60fが金属製であることから、上記第2実施形態と実質的に同様に、長期に亘り良好にヒンジ機能を発揮し得る。その他の作用効果は、上記第2実施形態と同様である。
なお、本発明の実施にあたり、上記各実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)両ガラス繊維マットM1、M2は、ガラス繊維を切断することなくバインダーにより固結してシート状に成形することで形成してもよく、また、ガラス繊維不織布或いはガラス繊維織布であってもよい。
(2)上記第1或いは第2実施形態とは異なり、前後両側ボード部材60a、60bの形成材料は、ボード材料Mに限ることなく、剛性の高い合成樹脂板材料や木板材料等であってもよい。
(3)ボード60は、2分割構成の前後両側ボード部材60a、60bに限ることなく、例えば、3分割構成の3つのボード部材で構成してもよく、一般的には、少なくとも2つ以上のボード部材で構成してもよい。
(4)上記第1或いは第2の実施形態にて述べた前側ボード部材60aは、左右両側突出板部62、63に限ることなく、例えば、左側、中央側及び右側の各突出板部を、ボード本体61から左右両側突出板部62、63と同様に突出させてもよい。この場合、後側ボード部材60bは、下側突出板部66に代えて、左右両側突出板部を、上記左側、中央側及び右側の各突出板部の各間に対応するように、ボード本体64から下側突出板部66と同様に突出させればよい。これによっても、上記第1或いは第2の実施形態と実質的に同様の作用効果を達成することができる。
(5)上記第1或いは第2の実施形態とは異なり、前側ボード部材60aの後側ボード部材60bに対する対向端部を、上側突出板部62よりも長く櫛歯状に延在する櫛歯状端部として形成し、一方、後側ボード部材60bの前側ボード部材60aに対する対向端部を、上側突出板部65よりも長く櫛歯状に延在する櫛歯状端部として形成し、前後両側ボード部材60a、60bがその各櫛歯状端部にて相互に櫛歯状に噛み合うようにしても、上記第1或いは第2の実施形態と実質的に同様の作用効果を達成することができる。
(6)ボード60は、前側ボード部材60a及び後側ボード部材60bを、それぞれ、後側及び前側に位置させて、収納庫本体51の横断面L字状開口部51aに嵌装するようにしてもよい。この場合、把持用凹所64bは、後側ボード部材60bの後方に位置する前側ボード部材60aの後端部に形成すればよい。
(7)本発明の実施にあたり、ボード60は、上記各実施形態とは異なり、例えば、家屋の台所の床の開口部に嵌装される収納庫の蓋として適用されてもよい。
(8)本発明の実施にあたり、ボード材料Mは、上記実施形態とは異なり、次のようにして製造するようにしてもよい。
即ち、上記実施形態にて述べたハニカム体M3を両ガラス繊維マットM1、M2の間に介装するようにして積層し、然る後、この積層体の両ガラス繊維マットM1、M2にその各表面側から、順次、発泡性液状熱硬化性樹脂をスプレー等により一様に散布して塗布して両ガラス繊維マットM1、M2に含浸させる。ついで、このように含浸させた上記積層体を、プレス機により加圧及び加熱して成形する。このように成形した上記積層体を冷却により固化した上で、ボード材料Mとして製造される。このようにして製造したボード材料Mを用いて、上記実施形態にて述べた前後両側ボード部材60a、60bを形成しても、上記実施形態と同様の作用効果を達成することができる。
50…収納庫、60…折り畳み型ボード、60a、60b…ボード部材、
60c…表皮部材、61、64…ボード本体、61a…後端部、
62、65…上側突出板部、63a、63b、66…下側突出板部、
67…ヒンジ部。

Claims (5)

  1. 互いに表面に沿う方向に順次配列されて所定のボード材料からなる少なくとも2つのボード部材と、
    これら少なくとも2つのボード部材のうち互いに隣接する両隣接ボード部材毎に、当該両隣接ボード部材を相互に折り畳み可能に連結するヒンジ手段とを備えて、
    前記両隣接ボード部材のうち一方のボード部材は、ボード本体と、このボード本体の端部のうちその上側部位から他方のボード部材に向け突出する上側突出板部と、前記ボード本体の前記端部のうちその下側部位から前記上側突出板部よりも前記他方のボード部材側へ延在するように前記他方のボード部材に向けて突出する複数の下側突出板部とを備え、
    前記他方のボード部材は、ボード本体と、このボード本体の前記一方のボード部材に対向する端部のうちその上側部位から前記一方のボード部材の前記上側突出板部と接合可能に当該上側突出板部に向けて突出する上側突出板部と、前記ボード本体の前記一方のボード部材に対向する前記端部のうちその下側部位から前記一方のボード部材の前記複数の下側突出端部のうち各両隣接下側突出端部の間にそれぞれ挿入可能に突出する各下側突出板部とを備え、
    前記ヒンジ手段は、前記両上側突出板部の各対向端部にその表面側から設けられて前記両隣接ボード部材を相互に折り畳み可能に連結するようにした折り畳み型ボード。
  2. 前記少なくとも2つのボード部材の各表面に亘り装着される表皮部材を備えて、
    当該表皮部材は、前記少なくとも2つのボード部材のうち前記両隣接ボード毎に、当該両隣接ボードの前記両上側突出板部の各対向端部に対する対応部にて前記ヒンジ手段を構成することを特徴とする請求項1に記載の折り畳み型ボード。
  3. 前記両隣接ボード毎に、前記ヒンジ手段は、前記両上側突出板部の各対向端部に亘りその境界に沿う方向に間隔をおいて設けた複数のヒンジ部材であることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み型ボード。
  4. 前記所定のボード材料は、発泡性熱硬化性樹脂を浸透させた両ガラス繊維マットの間に板状ハニカム体を挟むように積層して加熱加圧することにより発泡成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の折り畳み型ボード。
  5. 車体の床の後部に形成した開口部に嵌装される収納庫と、この収納庫の開口部を閉塞する蓋とを備える自動車において、
    前記蓋は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の折り畳み型ボードであることを特徴とする折り畳み型ボードを備えた自動車。
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