JP5385834B2 - ユニット建物の補強構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット建物の補強構造に関するものである。
従来から、ユニット建物の吹き抜け空間等を形成するための建物ユニットにおける溝形鋼の梁のフランジ部に、その凹部側から補強部材(スチフナー)を溶接接合又はボルト接合するユニット建物の補強構造が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
特開2008−291489号公報
このような従来のユニット建物の補強構造において、新築時では、建物ユニットにおける溝形鋼の梁のフランジ部に、その凹部側から補強部材を接合する作業は、工場等で行うため、何ら問題もない。
しかしながら、既存のユニット建物に下階から上階にわたる吹き抜け空間を設ける場合などの改装時では、建物ユニットにおける溝形鋼の梁のフランジ部に、その凹部側から補強部材を接合する作業を行おうとしても困難である。
すなわち、補強部材を梁のフランジ部に溶接接合で接合する湿式の方法では、ガスバーナーなどの火器を用いるため、火災を起こす危険性がある。
また、補強部材を梁のフランジ部にボルト接合で接合しようとする乾式の方法では、重なり合う梁などが邪魔となり、ボルト孔の孔あけやボルト止めができない可能性が高い。
そこで、本発明は、改装時にも容易に実施することができるユニット建物の補強構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明のユニット建物の補強構造は、複数個の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物の補強構造であって、前記建物ユニットを構成する梁は、凹部が該建物ユニットの内部に向いた溝形鋼又はリップ付き溝形鋼であり、前記梁の前記凹部の開口側に、該梁の長手方向に沿って補強部材が配置され、前記梁のウェブ部と前記補強部材とが、連結部の両端部に固定片が形成された曲げ板状の連結部材の前記固定片で締結部材により固定されていることを特徴とする。
ここで、前記連結部材は、前記連結部が前記梁のフランジ部と略平行とされ、その両端部に形成された前記固定片同士が上下逆向きに突出した形状とされているとよい。
また、前記連結部材は、前記梁及び前記補強部材の短手方向に、少なくとも2個設けられているとよい。
また、前記連結部材は、前記梁及び前記補強部材の長手方向に、複数個間隔をあけて設けられているとよい。
さらに、前記補強部材は、前記梁の前記凹部の開口側に、凹部の開口側を向かい合わせにした溝形鋼又はリップ付き溝形鋼であるとよい。
このような本発明のユニット建物の補強構造は、複数個の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物の補強構造である。
そして、建物ユニットを構成する梁は、凹部が建物ユニットの内部に向いた溝形鋼又はリップ付き溝形鋼であり、梁の凹部の開口側に、梁の長手方向に沿って補強部材が配置され、梁のウェブ部と補強部材とが、連結部の両端部に固定片が形成された曲げ板状の連結部材の固定片で締結部材により固定された構成とされている。
このような構成なので、改装時にも、締結部材による乾式の方法で、補強部材を梁の凹部に容易に取り付けることができる。
特に、既存のユニット建物に下階から上階にわたる吹き抜け空間を設ける場合などの改装時において、天井小梁、天井板、床小梁、床根太、及び床板などの横補剛効果部材が取り除かれた部分の失われる水平方向の剛性を十分に補うことができる。すなわち、梁の許容曲げ応力度は落とさずに確保し、弱軸方向にも強くなるので、ユニット建物の耐力を落とさずに吹き抜け空間を設けることができる。
ここで、連結部材は、連結部が梁のフランジ部と略平行とされ、その両端部に形成された固定片同士が上下逆向きに突出した形状とされている場合は、連結部材の一方の固定片を梁のウェブ部に締結部材により固定する際に、他方の固定片が邪魔にならず、容易に固定でき、他方の固定片を補強部材に締結部材により固定する際にも、容易に固定できるうえに、その形状から外壁材に設けられた桟材や補強柱の取付ボルトなどの既存の仕様に干渉しないように配置することができる。
また、連結部材は、梁及び補強部材の短手方向に、少なくとも2個設けられている場合は、梁と連結部材と補強部材とで閉断面を形成するので、梁の許容曲げ応力度を確保し、水平方向の剛性を全体として少ない部材量で高めることができる。
また、連結部材は、梁及び補強部材の長手方向に、複数個間隔をあけて設けられている場合は、連結部材を、天井小梁や床小梁が取り付けられていた部分を避けて設けることができるので、天井小梁や床小梁の端部をそのまま切り残したり、その取付金具などをそのまま残したりしても実施することができる。
さらに、補強部材は、梁の凹部の開口側に、凹部の開口側を向かい合わせにした溝形鋼又はリップ付き溝形鋼である場合は、既存のユニット建物に下階から上階にわたる吹き抜け空間を設ける場合などの改装時において、補強部材にフランジ部を設けた分、水平方向の剛性を全体としてより高めることができるうえに、この補強部材のフランジ部が梁側を向いているので、内壁材を取り付ける際に邪魔にならない。
実施例1のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物の概略構成を説明するための説明図である。 図1におけるA−A線矢視拡大断面図であって、実施例1のユニット建物の補強構造の概略構成を説明するための説明図である。 実施例1のユニット建物の補強構造を備えた建物ユニットの平面図である。 図3におけるB−B線矢視断面図である。 図3におけるC−C線矢視断面図である。 実施例2のユニット建物の補強構造の概略構成を説明するための説明図である。 実施例3のユニット建物の補強構造の概略構成を説明するための説明図である。 本発明のユニット建物の補強構造における他の連結部材の一例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1は、実施例1のユニット建物の補強構造を備えたユニット建物Uの概略構成を示している。
まず、このようなユニット建物Uは、複数の建物ユニット1a,1b,1c,1dを組み付けて構成された2階建ての既存のユニット建物である。
この既存のユニット建物Uでは、改築により、1階の建物ユニット1aから2階の建物ユニット1bにわたって二点鎖線で示したような吹き抜け空間Sが形成されている。
そして、この実施例1のユニット建物Uでは、太線で示した補強部分Rが設けられている。
具体的には、この実施例1のユニット建物の補強構造では、図2に示したように、吹き抜け空間Sが形成された1階の建物ユニット1aの天井梁2が補強されている。
まず、1階の建物ユニット1aのウェブ部2aとフランジ部2b,2bとを有する凹部が内部に向いた溝形鋼の天井梁2に取り付けられた天井小梁、天井板、及び2階の建物ユニット1bのウェブ部3aとフランジ部3b,3bとを有する凹部が内部に向いた溝形鋼の床梁3に取り付けられた床小梁、床根太、及び床板などの横補剛効果部材を取り除いておく。
そして、1階の建物ユニット1aの外壁材4Aの内側の桟材5Aと干渉しないように、連結部6aの両端部に固定片6b,6cが上下逆向きに突出するように形成された略断面Z字状の上側の連結部材6の一方の固定片6bが下向きとされ、天井梁2のウェブ部2aに、締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定される。
また、天井梁2の下側のフランジ部2bに取り付けられた補強柱8の取付ボルト8aと干渉しないように、上側の連結部材6と同様な構成の下側の連結部材6の一方の固定片6bが上向きとされ、天井梁2のウェブ部2aに、締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定される。
さらに、ウェブ部9aとフランジ部9b,9bとを有する溝形鋼の補強部材9が、フランジ部9b,9bが天井梁2の方向を向くように配置され、上下の連結部材6,6の他方の固定片6c,6cに、締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定される。
ここで、この実施例1における連結部材6は、厚さ約2.3mmの鋼板を折り曲げ加工したものであり、連結部6aの幅を約60mmとし、固定片6b,6cの幅をともに約30mmとして実施した。
なお、防水シート10の上側の端部が、2階の建物ユニット1bの外壁材4Bの内側の桟材5Bの内側面に貼設され、防水シート10の下側の端部が、1階の建物ユニット1aの外壁材4Aの外側面に貼設されている。
そのうえで、目地部材としてのガスケット11が、外壁材4Aの上端部と外壁材4Bの下端部との間に挿入されて、止水処理がなされている。
また、1階の建物ユニット1aを平面視すると、図3に示したように、外壁材4Aに面する3箇所の天井梁2に、補強部材9がそれぞれ設けられている。
ここで、長辺側の天井梁2では、図4に示したように、上下の連結部材6が、長手方向に間隔をあけて複数個設けられている。
この間隔部分には、図示は省略したが、天井小梁の一部と、その取付金具などがそのまま残されている。
また、短辺側の天井梁2では、図5に示したように、上下の連結部材6は、邪魔するものがないので、それぞれ一体物として設けられている。
なお、補強部材9の長尺方向の長さは、天井梁2の長さと略同一であることが好ましいが、納まりと施工の関係上、この実施例1では、若干短くして実施した。また、補強部材9の幅についても、天井梁2のウェブ部2aの幅と略同一であることが好ましいが、若干短くして実施した。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1のユニット建物の補強構造は、複数個の建物ユニット1a,1b,1c,1dを組み付けて成るユニット建物Uの補強構造である。
そして、建物ユニット1a,1b,1c,1dを構成する梁としての天井梁2及び床梁3は、凹部が建物ユニット1a,1b,1c,1dの内部に向いた溝形鋼であり、天井梁2の凹部の開口側に、天井梁2の長手方向に沿って補強部材9が配置され、天井梁2のウェブ部2aと補強部材9とが、連結部6aの両端部に固定片6b,6cが形成された曲げ板状の連結部材6の固定片6b,6cで締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定された構成とされている。
このような構成なので、改装時にも、締結部材としてのドリルビス7,・・・による乾式の方法で、補強部材9を天井梁2の凹部に容易に取り付けることができる。
特に、上記したような既存のユニット建物Uに下階から上階にわたる吹き抜け空間Sを設ける場合などの改装時において、天井小梁、天井板、床小梁、床根太、及び床板などの横補剛効果部材が取り除かれた部分の失われる水平方向の剛性を十分に補うことができる。
すなわち、梁としての天井梁2の許容曲げ応力度は落とさずに確保し、弱軸方向にも強くなるので、ユニット建物Uの耐力を落とさずに吹き抜け空間Sを設けることができる。
ここで、連結部材6は、連結部6aが梁としての天井梁2のフランジ部2b,2bと略平行とされ、その両端部に形成された固定片6b,6c同士が上下逆向きに突出した形状とされている。
このため、連結部材6の一方の固定片6bを天井梁2のウェブ部2aに締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定する際に、他方の固定片6cが邪魔にならず、容易に固定でき、他方の固定片6cを補強部材9に締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定する際にも、容易に固定できる。
そのうえ、連結部材6は、その形状から外壁材4Aに設けられた桟材5Aや補強柱8の取付ボルト8aなどの既存の仕様に干渉しないように配置することができる。
さらに、連結部材6は、鋼板を折り曲げ加工しただけの1枚板で継ぎが無い部材なので、安価に製造することができる。
また、連結部材6は、梁としての天井梁2及び補強部材9の短手方向、すなわち、上下に、2個設けられている。
このため、天井梁2と連結部材6と補強部材9とで閉断面を形成するので、梁としての天井梁2の許容曲げ応力度を確保し、水平方向の剛性を全体として少ない部材量で高めることができる。
そのうえ、上下の連結部材6には、同一のものを用いているので、安価に実施することができる。
さらに、長辺側の天井梁2では、上下の連結部材6は、天井梁2及び補強部材9の長手方向に、複数個間隔をあけて設けられている。
このため、上下の連結部材6を、天井小梁が取り付けられていた部分を避けて設けることができるので、これらの間隔部分に、天井小梁の端部をそのまま切り残し、その取付金具などもそのまま残して実施することができる。
また、短辺側の天井梁2では、邪魔するものがないので、上下の連結部材6は、それぞれ一体物として実施することができる。
さらに、補強部材9は、梁としての天井梁2の凹部の開口側に、凹部の開口側を向かい合わせにしたウェブ部9aとフランジ部9b,9bとを有する溝形鋼である。
このため、上記したように、既存のユニット建物Uに下階から上階にわたる吹き抜け空間Sを設ける場合などの改装時において、補強部材9にフランジ部9b,9bを設けた分、水平方向の剛性を全体としてより高めることができる。
そのうえ、この補強部材9のフランジ部9b,9bが梁としての天井梁2側を向いているので、内壁材を取り付ける際に邪魔にならない。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図6は、実施例2のユニット建物の補強構造の概略構成を示している。
この実施例2のユニット建物の補強構造では、1階の建物ユニット1aの天井梁2ではなく、2階の建物ユニット1bの床梁3を補強したことが実施例1のユニット建物の補強構造と主に異なる。
具体的には、上側の連結部材6は、床梁3の上側のフランジ部3bに取り付けられた補強柱8の取付ボルト8aと干渉しないように、一方の固定片6bが上向きとされ、他方の固定片6cは、下向きとされている。
また、下側の連結部材60は、外壁材4Bの内側の桟材5B及び防水シート10と干渉しないように、一方の固定片60bが上向きとされるとともに、上側の連結部材6の一方の固定片6bよりも長くされ、他方の固定片60cは、下向きとされている。
ここで、この実施例2における下側の連結部材60の一方の固定片60bの幅は、上側の連結部材6の一方の固定片6bの幅のおよそ2倍の約60mmである。
このため、連結部材6,60の一方の固定片6b,60bを床梁3のウェブ部3aに締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定する際に、他方の固定片6c,60cが邪魔にならず、容易に固定でき、他方の固定片6c,60cを補強部材9に締結部材としてのドリルビス7,・・・により固定する際にも、容易に固定できる。
そのうえ、連結部材6,60は、その形状から補強柱8の取付ボルト8aや外壁材4Bに設けられた桟材5Bや防水シート10などの既存の仕様に干渉しないように配置することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1,2で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図7は、実施例3のユニット建物の補強構造の概略構成を示している。
この実施例3のユニット建物の補強構造では、1階の建物ユニット1aの天井梁2と、2階の建物ユニット1bの床梁3との両方を補強したことが実施例1,2のユニット建物の補強構造と主に異なる。
このため、実施例1,2のユニット建物の補強構造に比して、水平方向の剛性をより高めることができ、このような必要性がある際に適している。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1,2と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜3に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜3では、本発明のユニット建物の補強構造の説明を簡単に行えるように、ユニット建物Uの構造などを単純化したが、これに限定されず、より多くの建物ユニットを用いて実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、梁としての天井梁2及び床梁3を溝形鋼として実施したが、これに限定されず、リップ付き溝形鋼でも同様に実施することができる。
さらに、上記した実施例1〜3では、締結部材としてドリルビス7を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、ドリルなどの孔開機でビス孔をあけてから通常のビスを用いて実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、連結部材6,60として、断面略Z字形状のものを用いて実施したが、これに限定されず、例えば、図8に示したような連結部61aの両端部に一方の固定片61bと他方の固定片61cとを形成した断面略ユ字形状の連結部材61などを用いて実施してもよい。
さらに、上記した実施例1〜3では、本発明のユニット建物の補強構造を実施するのに適するものとして吹き抜け空間Sを形成する場合について説明したが、これに限定されず、この吹き抜け空間の部分を階段スペースなどとして実施してもよい。
U ユニット建物
S 吹き抜け空間
R 補強部分
1a,1b,1c,1d 建物ユニット
2 天井梁(梁)
2a 天井梁のウェブ部
2b 天井梁のフランジ部
3 床梁(梁)
3a 床梁のウェブ部
3b 床梁のフランジ部
4A,4B 外壁材
5A,5B 桟材
6,60,61 連結部材
6a,60a,61a 連結部材の連結部
6b,60b,61b 連結部材の一方の固定片
6c,60c,61c 連結部材の他方の固定片
7 ドリルビス(締結部材)
8 補強柱
8a 補強柱の取付ボルト
9 補強部材
9a 補強部材のウェブ部
9b 補強部材のフランジ部
10 防水シート
11 ガスケット(目地部材)

Claims (5)

  1. 複数個の建物ユニットを組み付けて成るユニット建物の補強構造であって、
    前記建物ユニットを構成する梁は、凹部が該建物ユニットの内部に向いた溝形鋼又はリップ付き溝形鋼であり、
    前記梁の前記凹部の開口側に、該梁の長手方向に沿って補強部材が配置され、前記梁のウェブ部と前記補強部材とが、連結部の両端部に固定片が形成された曲げ板状の連結部材の前記固定片で締結部材により固定されていることを特徴とするユニット建物の補強構造。
  2. 前記連結部材は、前記連結部が前記梁のフランジ部と略平行とされ、その両端部に形成された前記固定片同士が上下逆向きに突出した形状とされていることを特徴とする請求項1に記載のユニット建物の補強構造。
  3. 前記連結部材は、前記梁及び前記補強部材の短手方向に、少なくとも2個設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット建物の補強構造。
  4. 前記連結部材は、前記梁及び前記補強部材の長手方向に、複数個間隔をあけて設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のユニット建物の補強構造。
  5. 前記補強部材は、前記梁の前記凹部の開口側に、凹部の開口側を向かい合わせにした溝形鋼又はリップ付き溝形鋼であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のユニット建物の補強構造。
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