JP2021161663A - 間柱の設置構造及び間柱の設置工法 - Google Patents

間柱の設置構造及び間柱の設置工法 Download PDF

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Abstract

【課題】大梁の片側からの作業により設置が可能とする。【解決手段】大梁10の片側において、大梁10のウェブに対面するダブラープレート31と、間柱20のほぼフランジのそれぞれの位置において、大梁10のフランジ縁より突出するそれぞれの竪スチフナ32,32と、底板33と、天板34とが一体化された補強部30と;間柱20のフランジ位置から大梁10のウェブに沿って延在するリブ板41と、大梁10のフランジ部から間柱20のそれぞれのフランジ部位に沿って、大梁10のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレート42と、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を有し、ダブラープレート31は大梁10のウェブに対向して接合され、大梁10に補強部30が接合されている。【選択図】図2

Description

本発明は、間柱の設置構造及び間柱の設置工法に関する。
近年、既存の鉄骨構造物に対する制振補強の要求が高まっている。この手段の一つに間柱の設置がある。
鉄骨造建物の用途は事務所や商業施設が多く、したがって、制振補強のための間柱の設置に当たっては可能な限りスペースを増やさない、眺望を阻害しないことなどの要請がある。
一般的な間柱の設置例として、例えば図12(a)に示すように、既存の鉄骨大梁110に対して間柱120を設置した場合、図12(b)に示すように、ゾーンZに剪断変形生じる。そこで、大梁110のウェブ110Wの損傷を防止するために、ダブラーブラ−プレート111を当てて、大梁110のウェブ110Wの増厚補強を図ることがある。
他方、例えば図13に示すように、間柱120の設置に伴って、そのフランジ120Fから大梁110に鉛直力(圧縮力)が作用し、大梁110の損傷を防止するために、図13(b)に示すように、スチフナ112を大梁100に設置することがある。
一方で、鉄骨間柱120を壁際に設置する場合には、(1)一旦、既存壁を撤去して、既存の鉄骨大梁100の両側に、ダブラーブラ−プレート111を当て、スチフナ112を設置する場合と、(2)図13(b)に示すように、既存壁Wを撤去せず残存しておき、鉄骨大梁100の片側(壁の反対側)のみに、スチフナ112を設置する場合とが考えられる。図13にはダブラーブラ−プレート111を設置していないが、次に説明する図14の例のようにダブラーブラ−プレート111を設置するようにしてもよい。
しかし、前者の(1)の場合には、既存壁の撤去及び修復に長い工期と工事費用の増大を招く。
後者の(2)の場合には、図14(a)に示すように、鉄骨間柱120から伝達される軸力をT型断面で支持することになるので、スチフナ112の厚さを間柱120のフランジ120Fの厚みの約2倍程度のものが必要になる。
また、地震などにより鉄骨間柱120が水平力を受けた際に、偏心距離e0をもった偏心支持形態となるので、偏心支持による曲げモーメントMが生じ、スチフナ112を設置していない側(壁側)に鉄骨大梁110が大きく変形し、鉄骨大梁110及び鉄骨間柱120に捩れが生じるおそれがある。
なお、図14の形態は公知の例ではなく、本発明者が主に力学的な観点から、本発明における技術的意義を説明するための例を示したものである。
なお、従来技術の一つに下記の先行技術がある。
特開2014−111864号公報
そこで本発明の主たる課題は、大梁の片側からの作業により設置が可能とすることにある。
他の課題は、地震などにより間柱が水平力を受けた際に、大梁及び間柱に捩れが生じない又は捩れを抑制でき、もって大梁の損傷を防止することにある。
この課題を解決するための本発明の形態は次のとおりである。
<第1の形態>
大梁と間柱とが、それらのウェブの位置をほぼ一致させて設置される間柱の設置構造において、
前記大梁の片側において、前記大梁のウェブに対面するダブラープレートと、間柱のほぼフランジのそれぞれの位置において、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの竪スチフナと、底板と、天板とが一体化された補強部と;
間柱のウェブと、間柱のフランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、大梁のフランジ部から間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を有し、
前記ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合され、前記大梁に前記補強部が接合され、
前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記底板と連結され、
前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記天板と連結され、
前記梁下間柱と前記梁上間柱とが連結されている、
ことを特徴とする間柱の設置構造。
<第2の形態>
大梁と間柱とが、それらのウェブの位置をほぼ一致させて設置される間柱の設置構造において、
前記大梁の片側において、大梁のウェブに対面する大梁の長手方向に分離されたそれぞれの分離ダブラープレートと、間柱のほぼ各フランジの位置において、それぞれ竪向き状態で前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの分離スチフナと、前記分離スチフナの底位置における分離底板と、前記分離スチフナの天位置における分離天板とが一体化されたそれぞれの分離補強部と;
間柱のウェブと、間柱のフランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、大梁のフランジ部から間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を有し、
前記分離ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合され、前記大梁に前記分離補強部のそれぞれが接合され、
前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記分離補強部におけるそれぞれの前記底板と連結され、
前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記分離補強部におけるそれぞれの前記天板と連結され、
前記梁下間柱と前記梁上間柱とが連結されている、
ことを特徴とする間柱の設置構造。
<第3の形態>
大梁と間柱とを、それらのウェブの位置をほぼ一致させて間柱を設置する工法であって、
ダブラープレートと、間柱のほぼフランジのそれぞれの位置において前記大梁の片側に突出するそれぞれの竪スチフナと、底板と、天板とが一体化された補強部と;
ウェブと、フランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、大梁のフランジ部から間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を準備する準備工程と、
前記ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合し、前記大梁に前記補強部を接合し、前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記底板と連結し、前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記天板と連結し、前記梁下間柱と前記梁上間柱とを連結する連結工程と、
を含むことを特徴とする間柱の設置工法。
本発明によれば、大梁の片側からの作業により設置が可能となる。
また、後述する実施の形態によれば、地震などにより間柱が水平力を受けた際に、大梁及び間柱に捩れが生じない又は捩れを抑制でき、もって大梁の損傷を防止できる。
上下の大梁間に間柱(梁下間柱及び梁上間柱)を設置した正面図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した例の斜視図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した例の分解斜視図である。 補強部の斜視図であり、(a)は分解斜視図、(b)は組み合わせ状態斜視図である。 梁下間柱及び梁上間柱の斜視図である。 梁下間柱端部の分解斜視図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した例の正面図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した例の断面図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した他の例の正面図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した他の例の断面図である。 大梁に対して梁下間柱及び梁上間柱を設置した他の例の分解斜視図である。 (a)(b)(c)は仮想例での態様を示す説明図である。 (a)(b)は仮想例での態様を示す説明図である。 (a)(b)(c)は仮想例での態様を示す説明図である。 (a)(b)(c)は本発明例での態様を示す説明図である。 他の補強部の斜視図であり、(a)は分解斜視図、(b)は組み合わせ状態斜視図である。 図5の例とは別例の梁下間柱及び梁上間柱の斜視図である。 図6の例とは別例の梁下間柱端部の分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、本発明は、大梁10と間柱20とが、それらのウェブの位置をほぼ一致させて設置される間柱の設置構造に関するものである。
図1に示す例では、梁下間柱20B及び梁上間柱20Uが連結材21により連結されて間柱20が設置されている。
詳説はしないが、梁下間柱20Bと梁上間柱20Uとの連結材21として、ダンパーなどの震動吸収材を使用することもできる。
実施の形態においては、先に図12、図13をもって説明した課題に対応するために、図2〜図4に示す補強部30が設けられる。
この補強部30に対応して、梁下間柱20B及び梁上間柱Uのそれぞれの端部に連結部40,40が設けられている。図1〜図11に示す実施の形態における連結部40,40は大梁10を境にしてほぼ対称構造(梁上間柱Uは床スラブSを介在させて大梁10に連結しているあるので、その連結部40は詳細では相違する。この相違点については後に説明する。)を示しているので、以下の説明においてはその一方についての説明を進めることにする。
補強部30は、大梁10の片側(壁Wと反対側)において、大梁10のウェブ10Wに対面するダブラープレート31と、間柱20のほぼフランジ20Fのそれぞれの位置において、大梁10のフランジ縁よりも突出するそれぞれの竪スチフナ32と、底板33と、天板34と、を一体化された構造として有している。一体化のための手段としては例えば溶接である。
さらに、好適には、竪スチフナ32の突出端に前板35を一体化してある。
典型的に図5に示すように、ウェブ20W及びフランジ20Fを有する間柱20の端部において、連結部40が設けられている。梁下間柱20Bの連結部40の詳細は、図3、図5及び図6に示されている。
すなわち、連結部40は、間柱20(20B,20U)のフランジ20F位置から大梁10のウェブ10Wに沿って延在するリブ板41と、大梁10のほぼフランジ10F幅にわたり、かつ、間柱20(20B,20U)のそれぞれのフランジ部位に沿って、片側(図面上手前側)に突出するそれぞれの突出部42a,42aを有するベースプレート42とを一体化された状態で有する。
実施の形態では、連結部40は、好適にはさらに、ベースプレート42の突出部42aと平行に、大梁10のフランジ縁よりも突出する強化板43が設けられ、間柱20(20B,20U)のフランジ20F及びリブ板41と一体化されている。
また、図6に注視すると、実施の形態における間柱20(20B,20U)の端部においては、そのフランジ20Fが、大梁10のフランジ縁よりも突出する形態で一体化された突出部20aを有する。
実施の形態の強化板43は、間柱20(20B,20U)のフランジ20Fの外側においては、間柱20端部における突出部20aを含めたほぼフランジ幅にわたる外部43aと、間柱20のフランジ20Fの内側においては間柱20のほぼウェブ位置から、前記大梁のフランジ縁より突出する内部43bとを有している。さらに、設置作業の簡易化のために、外部43aと内部43bとの境部分に切れ込み43cを有し、間柱20のフランジ20Fを挟むように差し込むことができるようになっている。
また、突出部20aに突出端に小前板44を一体化させるようにしてある。
上記の構成の下で、大略、必要な位置において溶接接合され一体化された部材が現場に搬入され、次のように、例えば図示する位置において連結ボルトにより連結され、また、溶接接合により一体化される。
すなわち、補強部30が大梁10の間柱構築位置に搬入され、補強部30のダブラープレート31が大梁10のウェブ10Wに対向して接合され、結果として大梁10に補強部30が接合される。
一方、梁下間柱20Bのベースプレート42は、大梁10の下フランジ10Fを介して補強部30の底板33と連結される。
他方で、梁上間柱20Uのベースプレート42は、大梁10の上フランジ10Fを介して補強部30の天板34と連結される。
また、梁下間柱20Bと梁上間柱20Uとは、連結材21により連結される。
ここにおいて、ベースプレート42と底板33又は天板34との間にはフィラープレート50を介在させるのが望ましい。
その他、大梁10に対してのボルト接合位置は、図面(正面図及び斜視図において)上、円をもった図示したある。
他方で、梁上間柱20Uの設置には次の態様を採ることができる。
すなわち、梁上間柱20Uを大梁10と連結するに先立ち、床スラブSを貫通して形成された貫通孔内に鋼管60を挿入し、その鋼管60内に緊張ボルトとしての高力ボルト61を挿入し、ベースプレート42と補強部30の天板34との間を緊張状態で連結することができる。
ここにおいて、ベースプレート42と床スラブSとの間にはモルタル51を介在させることができる。
図7〜図11に示すように、実施の形態における梁上間柱Uは床スラブSを介在させて大梁10に対して固定するものであり、梁上間柱20Uのベースプレート42は、補強部30の天板34と高力ボルト61により連結され、結果として、大梁10の上フランジ10Fに対して固定される。
間柱の連結により、床スラブSを介して剪断力が伝達されるものの、図3及び図5に示すように、梁上間柱20Uのベースプレート42における突出部42a,42a間の部分に、ボルト孔は形成されておらず、ボルトにより連結されないものとなっている。しかし、補強部30のダブラープレート31が剪断力を支持しているので、大梁10の損傷が防止されるものである。
他方、梁上間柱20Uは、床スラブSを介在させることなく、大梁10に対して固定することができる。この場合には、図17に示すように、梁下間柱20Bのベースプレート42と同様に、梁上間柱20Uのベースプレート42における突出部42a,42a間の部分にも、ボルト孔を形成し、補強部30の天板34と高力ボルト(図17には図示されていない)により連結することができる。
また、先に説明した強化板43に関して、さらに強度を保証する必要がある場合には次の形態とすることができる。
すなわち、図18に示すように、強化板43の内部43bに対して、間柱20のウェブ20Wを挟む反対側に追加内部43dを設けることができる。この場合における追加内部43dは、ウェブ20W及びフランジ20Fに溶接により固定する。
追加内部43dを設けるのは、梁下間柱20Bのほか、梁上間柱20Uを対象とすることもできる。
図示例の斜視図における、大梁10のウェブ10Wより裏面側に位置して、図示されたボルト孔については、図示しないワンサイドボルトに連結するボルト孔を示している。
上記の実施の形態によれば、図13、特徴的には図14と対比的に図示するように、少なくとも次の利点がもたらされる。
(1)補強部30のダブラーブプレート31によって大梁10のウェブ10Wの増厚補強を図ることができ、その損傷を防止できる。
他方、(2)間柱20の設置に伴って、そのフランジ20Fから大梁10に鉛直力(圧縮力)が作用し、大梁10の損傷を防止することを、補強部の竪スチフナ32によって解消できる。
(3)既述の図14(a)に示すように、鉄骨間柱120から伝達される軸力をT型断面で支持するものではなく、そして図14(c)で示す偏心距離e0をもった偏心支持形態とするのではなく、実施の形態においては、図15(a)に示すように、間柱20から伝達される軸力をH型断面で支持するもので、図15(c)に示すように、偏心距離e1である偏心支持形態とするものがあるために、竪スチフナ32の厚みは間柱20のフランジ厚と同程度でよく、しかも、曲げ剛性の増加により、間柱20及び大梁10の捩れを防止できる。
(4)実施の形態では、大梁10の片側から設置し、連結作業を含めた一連の施工が可能となるので、一旦、既存壁を撤去して、既存の鉄骨大梁の両側に、ダブラーブラ−プレートを当て、スチフナを設置することが不要となり、既存壁の撤去及び修復に長い工期と工事費用の増大を招くことがない。
実施の形態に関するこれらの利点の説明から理解できるように、間柱20の端部においてはフランジ20F本体からの突出部20a(大梁10のフランジ10F側縁よりも片側に突出した部分)を形成すること、ベースプレート42に突出部20aに対応した突出部42a,42aを形成すること、竪スチフナ32の突出長さを突出部20a(大梁10のフランジ10F側縁よりも片側に突出した部分)に対応させること、底板33及び天板34の突出部の突出長さを突出部20a(大梁10のフランジ10F側縁よりも片側に突出した部分)に対応させること、がそれぞれ望ましい具体的態様である。
他方、補強部30は図16に示すように左右に分離したものでもよい。すなわち、ダブラープレート31、竪スチフナ32、底板33、天板34を左右に分離したものでもよい。
本発明は、既存壁を撤去の有無にかかわらず、また、設置位置が壁際に限定されることなく、間柱を設置可能である。
10…大梁、10F…フランジ、10W…ウェブ、20,20B,20U…間柱、20a…突出部、20F…フランジ、20W…ウェブ、30…補強部、31…ダブラープレート、32…竪スチフナ、33…底板、34…天板、40…連結部、41…リブ板、42…ベースプレート、43…強化板、S…床スラブ、W…壁。

Claims (6)

  1. 大梁と間柱とが、それらのウェブの位置をほぼ一致させて設置される間柱の設置構造において、
    前記大梁の片側において、大梁のウェブに対面するダブラープレートと、間柱のほぼフランジのそれぞれの位置において前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの竪スチフナと、底板と、天板とが一体化された補強部と;
    間柱のウェブと、間柱のフランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、前記大梁のフランジ部から前記間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を有し、
    前記ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合され、前記大梁に前記補強部が接合され、
    前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記底板と連結され、
    前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記天板と連結され、
    前記梁下間柱と前記梁上間柱とが連結されている、
    ことを特徴とする間柱の設置構造。
  2. 大梁と間柱とが、それらのウェブの位置をほぼ一致させて設置される間柱の設置構造において、
    前記大梁の片側において、大梁のウェブに対面する大梁の長手方向に分離されたそれぞれの分離ダブラープレートと、間柱のほぼ各フランジの位置において、それぞれ竪向き状態で前記大梁のフランジ縁より突出する突出するそれぞれの分離スチフナと、前記分離スチフナの底位置における分離底板と、前記分離スチフナの天位置における分離天板とが一体化されたそれぞれの分離補強部と;
    間柱のウェブと、間柱のフランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、大梁のフランジ部から間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を有し、
    前記分離ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合され、前記大梁に前記分離補強部のそれぞれが接合され、
    前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記分離補強部におけるそれぞれの前記底板と連結され、
    前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記分離補強部におけるそれぞれの前記天板と連結され、
    前記梁下間柱と前記梁上間柱とが連結されている、
    ことを特徴とする間柱の設置構造。
  3. 前記竪スチフナの突出端に前板を一体化してある請求項1又は2記載の間柱の設置構造。
  4. 前記ベースプレートの突出部と平行に、前記大梁のフランジ縁より突出する強化板が設けられ、間柱のフランジ及び前記リブ板と一体化されている請求項1又は2記載の間柱の設置構造。
  5. 前記強化板は、前記間柱のフランジの外側においては間柱端部におけるほぼフランジ幅にわたる外部と、前記間柱のフランジの内側においては前記間柱のほぼウェブ位置から、前記大梁のフランジ縁より突出する内部とを有する、請求項3記載の間柱の設置構造。
  6. 大梁と間柱とを、それらのウェブの位置をほぼ一致させて間柱を設置する工法であって、
    ダブラープレートと、間柱のほぼフランジのそれぞれの位置において前記大梁の片側に突出するそれぞれの竪スチフナと、底板と、天板とが一体化された補強部と;
    ウェブと、フランジと、間柱の端部において、間柱のフランジ位置から大梁のウェブに沿って延在するリブ板と、大梁のフランジ部から間柱のそれぞれのフランジ部位に沿って、前記大梁のフランジ縁より突出するそれぞれの突出部を有するベースプレートと、が一体化された、梁下間柱及び梁上間柱と;を準備する準備工程と、
    前記ダブラープレートは前記大梁のウェブに対向して接合し、前記大梁に前記補強部を接合し、前記梁下間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記底板と連結し、前記梁上間柱のベースプレートは、大梁のフランジを介して前記補強部の前記天板と連結し、前記梁下間柱と前記梁上間柱とを連結する連結工程と、
    を含むことを特徴とする間柱の設置工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230114048A (ko) * 2022-01-24 2023-08-01 (주)아크건축사사무소 건축물 리모델링 시공용 보강구조체, 건축물 리모델링 시공구조 및 건축물 리모델링 시공방법

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