JP5384303B2 - 減圧弁 - Google Patents

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本発明は一次側ポートに供給された圧縮空気を所定の圧力に調圧して二次側ポートから空気圧機器に供給するようにした減圧弁に関し、特に、一次側ポートの圧力を内部パイロット圧とした内部パイロット型の減圧弁に関する。
空気圧源から供給される圧縮空気を所定の圧力に調圧して空気圧シリンダ等の空気圧機器に供給するためにレギュレータとも言われる減圧弁が使用されている。このような減圧弁としては、例えば、特許文献1および非特許文献1に記載されるように、圧縮空気が供給される一次側ポートと、空気圧機器が接続される二次側ポートとを連通する連通孔を開閉する弁体を有し、弁体には連通孔を閉じる方向のばね力が主弁ばね部材により加えられている。二次側ポートの圧力と大気圧との差圧により弾性変形するダイヤフラムにはリリーフ孔が形成され、弁体に固定されたステムの先端がダイヤフラムに当接してリリーフ孔を閉じるようになっており、ダイヤフラムには調圧ばね部材によりステムを介して弁体を開く方向のばね力が加えられている。
この減圧弁は調圧ばね部材が設けられたダイヤフラムにより弁体を軸方向に駆動することから直動型となっている。二次側ポートの圧力が設定値よりも低くなると、調圧ばね部材のばね力によりダイヤフラムはステムを介して弁体が連通孔を開放する方向に変位して二次側ポートに一次側ポートの圧縮空気が流出する。二次側ポートの圧力が設定圧力となると、ダイヤフラムに加わる圧縮空気の圧力によりダイヤフラムは弁体から離れる方向に変位して弁体が連通孔を閉じることになる。
一方、二次側ポートの圧力が設定圧力よりも上昇すると、ダイヤフラムが弁体から離れる方向に変位し、ダイヤフラムはステムの先端から離れてリリーフ孔が開放される。これにより、二次側ポートの空気が外部に排出されて二次側圧力が設定圧力になると、ダイヤフラムはステムの先端により閉じられることになる。ダイヤフラムに形成されたリリーフ孔から大気に二次側の圧力を開放するようにしたタイプの減圧弁はリリーフ型と言われる。
特開平10−268943号公報
社団法人日本油空圧学会編集「新版油空圧便覧」第461頁〜第465頁、株式会社オーム社、1989年2月25日発行
上述した直動型の減圧弁においては、弁体を閉じる方向にはダイヤフラムに加わる二次側圧力と、弁体に加わる一次側圧力と、主弁ばね部材のばね力との合計の推力が加わり、弁体を開く方向には調圧ばね部材のばね力と、弁体に加わる二次側ポートの圧力との合計の推力が加わることになる。弁体に一次側から作用する一次側受圧面積を弁体に対して二次側から作用する二次側受圧面積よりも大きく設定すると、一次側ポートの圧力が上昇すると二次側ポートの圧力が低下するという圧力特性を持った減圧弁となる。
これに対して、非特許文献1に記載されるように、弁体の一次側と二次側とから加わる圧力をバランスさせるようにしたバランス式の減圧弁とすると、一次側圧力の変動による二次側圧力の変動を抑制して圧力特性を向上させることができる。
しかしながら、バランス型の減圧弁は、弁体を摺動自在に支持するガイド筒体の径を大きくする必要があるので、弁体とガイド筒体との摺動抵抗が大きくなり、二次側圧力の変化に対する弁体の開度が大きくならず、流量特性が低下するという問題点がある。
一方、減圧弁には上述した直動型に加えて、一次側ポートの空気をパイロット圧としたパイロット式のものがある。このタイプの減圧弁は直動型の弁圧弁をパイロット弁とし、主弁ダイヤフラムにより二次側圧力を受けて主弁体の開閉を行うようにしたものであり、流量特性を直動型よりも高めることができるという利点を有している。
しかしながら、パイロット式の減圧弁は直動型に比して流量特性を向上させることができる反面、圧力特性の向上には限度があり、圧力特性に優れたより高精度の減圧弁が望まれている。
本発明の目的は、減圧弁の流量特性を向上しつつ、圧力特性を向上させることにある。
本発明の減圧弁は、圧縮空気が供給される一次側ポートと、当該一次側ポートに連通孔を介して連通し調圧された圧縮空気を流出する二次側ポートとを有するポートブロックと、前記連通孔を開閉する主弁体を有し前記連通孔に軸方向に移動自在に装着された主弁軸に設けられ、前記主弁軸に前記連通孔を閉じる方向に前記一次側ポートの圧力が加えられる一次側受圧部と、前記ポートブロックに設けられ、前記二次側ポートに連通する二次側圧力室とパイロット圧室とを区画するとともに前記主弁軸の他端が当接する主弁ダイヤフラムと、前記パイロット圧室に連通する内部パイロット圧室と、前記一次側ポートに連通するパイロット流路が形成された調圧ハウジングと、前記調圧ハウジングに設けられ、前記内部パイロット圧室に連通するパイロット圧調整室と大気に連通する大気開放室とを区画するとともに前記パイロット圧調整室と前記大気開放室とを連通させるリリーフ孔が形成されたパイロットダイヤフラムと、前記パイロット圧調整室と前記パイロット流路とを連通させるパイロット孔を貫通して前記パイロットダイヤフラムに当接し前記リリーフ孔を開閉するステムが設けられ、前記調圧ハウジング内に軸方向に移動自在に装着されるパイロット弁軸と、前記パイロット弁軸に設けられ、前記パイロット孔を開く方向に前記一次側ポートの圧力を受けるパイロット受圧部が形成され、前記一次側ポートを前記パイロット圧室に連通する状態と連通を遮断する状態に切り換えるパイロット弁体とを有し、前記一次側ポートの圧力変動を、前記主弁軸の前記一次側受圧部に加わる圧力と、前記主弁ダイヤフラムを介して前記主弁軸に逆方向に加わる前記パイロット圧室の圧力とにより相殺させることを特徴とする。
本発明の減圧弁は、前記ポートブロックに形成されたガイド筒体内を摺動する摺動部を前記主弁軸の一端に設け、前記連通孔の連通側開口部に形成された主弁座の内径を前記摺動部の外径よりも大径とし、前記主弁体の前記一次側ポートに連通する面に前記一次側受圧部を形成することを特徴とする。本発明の減圧弁は、前記パイロット孔の連通側開口部に形成されたパイロット弁座の内径を前記パイロット弁体の外径よりも小径とし、前記パイロット弁体の前記パイロット弁座よりも外側の端面により前記パイロット受圧部を形成することを特徴とする。
本発明の減圧弁は、前記ポートブロック内に装着され前記主弁軸に前記連通孔を閉じる方向のばね力を付勢する主弁ばね部材と、前記大気圧室内に装着され前記パイロットダイヤフラムに前記ステムに向かう方向のばね力を付勢する調圧ばね部材とを有することを特徴とする。本発明の減圧弁は、前記内部パイロット圧室内に装着され前記パイロット弁軸に前記パイロット弁体が前記パイロット孔を閉じる方向に対してばね力を付勢するパイロットばね部材を有することを特徴とする。本発明の減圧弁は、前記パイロットダイヤフラムに対向して前記大気圧開放室内に配置され前記調圧ばね部材の端面が当接するばね受け部材と、前記調圧ハウジングに回転自在に装着され前記ばね受け部材の前記パイロットダイヤフラムに対する位置を変化させるハンドルとを有し、前記ハンドルにより前記一次側ポートから前記パイロット圧室に供給されるパイロット圧力を変化させることを特徴とする。本発明の減圧弁は、前記ポートブロックに前記調圧ハウジングを取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、一次側ポートの圧力変動は主弁体の一次側受圧部に加わる圧力と、主弁ダイヤフラムを介して主弁軸に逆方向に加わるパイロット圧室の圧力とにより相殺されるので、一次側ポートの圧力が変動しても二次側圧力は変動することがない。これにより、一次側圧が変化しても二次側圧力を設定圧に維持することができ、圧力特性を向上させることができる。本発明によれば、主弁軸の摺動抵抗を低減することができるので、主弁軸の応答性を高めて減圧弁の流量特性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態である減圧弁を示す断面図である。 図1に示された減圧弁の上半分の拡大断面図である。 図1に示された減圧弁の下半分の拡大断面図である。 (A)は主流路部を構成する主弁体の圧力特性を示す概略図であり、(B)はパイロット部を構成するパイロット弁体の圧力特性を示す概略図であり、(C)は減圧弁全体の圧力特性を示す概略図である。 減圧弁内における一次側圧力、二次側圧力およびパイロット圧力の分布状態と、減圧弁の主要構成部材の面積と、ばね部材のばね荷重とを示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この減圧弁は、圧縮空気が図示しない空気圧源から一次側の配管を介して供給される一次側ポート11と、空気圧機器が二次側の配管を介して接続される二次側ポート12とが形成されたブロック本体10aを有している。一次側ポート11には一次側の配管がねじ結合されるねじ孔11aが形成され、二次側ポート12には二次側の配管がねじ結合されるねじ孔12aが形成されている。一次側ポート11と二次側ポート12は、中心軸が一致した状態となってブロック本体10aに形成され、ブロック本体10aの相互に反対側の外面に開口されている。ブロック本体10aの中心部には一次側ポート11と二次側ポート12に対して直角方向となって軸方向に延びる連通孔13が形成されており、連通孔13を介して一次側ポート11は二次側ポート12に連通されている。一次側ポート11から連通孔13を介して二次側ポート12に至る空気流通部が減圧弁の主流路部となっている。
連通孔13内には主弁軸14が軸方向に移動自在に装着されている。この主弁軸14の一端部側には連通孔13の内径よりも大径のフランジ部15aが設けられ、連通孔13の連通側開口部に形成された主弁座16に当接するゴム製の主弁体15がフランジ部15aに設けられている。主弁軸14の他端部は、ブロック本体10aに形成されたガイド孔13a内に摺動自在に嵌合されており、ガイド孔13aを連通孔13よりも小径とすることにより、摺動抵抗を小さくしている。
ブロック本体10aの開口端部には雌ねじ17aが形成され、この雌ねじ17aにねじ結合される雄ねじ17bを有するカバー10bがブロック本体10aに取り付けられている。カバー10bとブロック本体10aとにより一次側ポート11に連通する一次側室18が形成され、一次側室18を介して連通孔13は一次側ポート11に連通している。カバー10bにはガイド筒体19が形成されており、ガイド筒体19には主弁軸14の一端部に設けられた摺動部14aが摺動自在に嵌合されている。主弁軸14内には主弁軸14の一端面に開口し、二次側ポート12に連通する連通流路20が形成されており、ガイド筒体19と主弁軸14の一端面とによりガイド筒体19内に区画されるバランス室21には連通流路20を介して二次側ポート12の圧力が供給されるようになっている。バランス室21はシール材22により一次側ポート11に対してシールされている。
ガイド筒体19の外側には圧縮コイルばねからなる主弁ばね部材23が装着されており、この主弁ばね部材23の一端はカバー10bに当接し、他端は主弁体15のフランジ部15aに当接している。ただし、主弁ばね部材23をガイド筒体19の外側ではなく、ガイド筒体19の内側つまりバランス室21内に設けるようにしても良い。この主弁ばね部材23により主弁軸14には主弁体15を主弁座16に向けて押圧して連通孔13を閉じる方向のばね力が加えられている。主弁体15に対して連通孔13を閉じる方向には、このばね力に加えて、バランス室21に流入する二次側圧力と、主弁体15に加わる一次側圧力とが加わることになる。主弁体15に加わる一次側圧力は、主弁体15のカバー10bに対向する一次側ポート11に対向する面、つまり主弁座16に当接する面に対して反対側面の面により形成される一次側受圧部24に加わることになる。
ブロック本体10aには連結ブロック10cが主弁ダイヤフラム25を挟み込むようにして突き当てられ、連結ブロック10cは図示しないボルトによりブロック本体10aに締結されるようになっている。主弁ダイヤフラム25はゴム製の弾性変形部25aとこれに固定された金属製または樹脂製の補強ディスク25bとを有している。補強ディスク25bは、図示するように、平板部とこれに一体となった円筒状の補強リブとを有しており、変形しにくい構造となっている。ブロック本体10aとカバー10bと連結ブロック10cとにより、主弁ハウジングを構成するポートブロック10が形成されている。
ブロック本体10aと連結ブロック10cの突き当て端部には凹部がそれぞれ形成されており、ブロック本体10aと連結ブロック10cとの間に配置される主弁ダイヤフラム25によってブロック本体10aの凹部により形成される二次側圧力室26と、連結ブロック10cの凹部により形成されるパイロット圧室27とに区画されている。二次側圧力室26はブロック本体10aに形成された連通孔28を介して二次側ポート12に連通しており、二次側圧力室26は二次側ポート12と同一の二次側圧力となる。主弁ダイヤフラム25には主弁軸14の他端が当接するようになっており、主弁ダイヤフラム25が二次側圧力室26とパイロット圧室27との圧力差により弾性変形すると、主弁軸14は軸方向に変位することになる。
したがって、二次側ポート12から空気圧機器に対して圧縮空気を供給することにより二次側圧力が低下すると、二次側圧力室26の二次側圧力が低下し、主弁ダイヤフラム25は主弁軸14に対し主弁体15を主弁座16から離す方向に弾性変形して主弁軸14を移動させる。これにより、一次側ポート11から二次側ポート12に一次側圧力の圧縮空気が供給され、二次側ポート12の圧力は設定値に戻されることになる。
摺動部14aの外径を主弁座16の内径と一致させると、二次側圧力を主弁体15に釣り合わせて作用させるようにしたバランス型となる。それに対して、この実施の形態では一致させずに、主弁座16の内径はバランス室21の内径よりも大径となっているので、二次側圧力により主弁体15を主弁座16から離す方向に作用する推力は、バランス室21に流入される二次側圧力により主弁体15を主弁座16に向けて押し付ける方向に作用する推力より大きいのでバランスしておらず、アンバランス型となっている。しかも、主弁体15のうち主弁座16よりも径方向内側の部分つまり二次側圧力を受ける部分に対応する主弁体15の反対側面には一次側受圧部24がオーバーラップしているので、一次側ポート圧力が上昇すると、一次側受圧部24に加わる一次側圧力が上昇し、主弁体15を主弁座16に向けて押し付ける方向に作用する推力は大きくなる。
主弁体15に一次側受圧部24を設けて一次側ポート圧力により連通孔13を閉じるように主弁座16に向かう方向の圧力を加えるようにしたので、一次側ポート11と二次側ポート12とからなる主流路を開閉させる主弁体15は、一次側ポート圧力が上昇すると二次側ポート圧力が低下するという圧力特性を有している。なぜならば、一次側ポート圧力が上昇すると、二次側ポート12つまり二次側圧力室26の圧力は一次側圧力が上昇する前における二次側圧力よりも低い圧力とならないと、主弁ダイヤフラム25が主弁体15を主弁座16から離す方向に弾性変形しなくなるからである。
一方、主弁体15に一次側受圧部24を設けるようにすると、摺動部14aの外径を小さくすることができるので、主弁軸14の軸方向の摺動抵抗を小さくして主弁軸14の応答性を高めることができ、流量特性を高めることができる。
主弁軸14の他端部内には主弁ダイヤフラム25が突き当てられる他端面に開口させて排気孔29が形成されており、この排気孔29の内方端は径方向の連通孔29aを介してガイド孔13aに向けて開口されている。ガイド孔13aには連通孔29aに対して軸方向両側に位置させてシール材30が2つ設けられており、両側のシール材30の間に開口させてブロック本体10aには、排気孔29を外部に連通させる連通孔(図示省略)が形成されている。これにより、二次側圧力室26の圧力がパイロット圧室27の圧力よりも高くなって、主弁ダイヤフラム25が主弁軸14から離れる方向に弾性変形すると、二次側圧力室26内の空気は排気孔29を介して外部に排出される。
連結ブロック10cには連通孔31を介してパイロット圧室27に連通する弁収容孔32が形成されており、連結ブロック10cの弁収容孔32の開口端部側には雌ねじ33aが形成され、この雌ねじ33aにねじ結合される雄ねじ33bを有する底付円筒形状のボンネット34が連結ブロック10cに取り付けられている。このボンネット34と連結ブロック10cとにより調圧ハウジング35が形成されており、調圧ハウジング35はポートブロック10に取り付けられた形態となっている。
弁収容孔32内には円筒形状の弁座ブロック36が組み込まれている。この弁座ブロック36は調圧ハウジング35の一部を構成しており、弁座ブロック36の一端部に形成された凹部により調圧ハウジング35内には連通孔31を介してパイロット圧室27に連通する内部パイロット圧室37が形成されている。弁座ブロック36の他端部に形成された凹部により調圧ハウジング35内には、連通流路38を介して内部パイロット圧室37に連通するパイロット圧調整室39が形成されている。
ボンネット34内には息付孔41を介して外部に連通された大気開放室42が形成されており、ボンネット34の突き当て開口端と連結ブロック10cとにより挟み込まれてパイロットダイヤフラム43が取り付けられている。このパイロットダイヤフラム43により内部パイロット圧室37に連通するパイロット圧調整室39と、息付孔41を介して外部に連通する大気開放室42とに区画されている。パイロットダイヤフラム43はゴム製の弾性変形部43aと、これの中央部に固定される金属あるいは硬質樹脂からなるリリーフ弁座43bとを有しており、リリーフ弁座43bにはパイロット圧調整室39と大気開放室42とを連通させるリリーフ孔44が形成されている。
弁座ブロック36内には主弁軸14と中心軸が一致した状態となった弁体収容孔45が形成されており、弁体収容孔45に開口して弁座ブロック36に形成されたパイロットポート46は、連結ブロック10cに形成されたパイロット流路47により一次側ポート11に連通している。弁座ブロック36の他端部には弁体収容孔45に連通するとともに、弁体収容孔45よりも小径のパイロット孔48が形成されている。パイロット孔48と弁体収容孔45は、相互に中心軸が一致しており、弁座ブロック36を軸方向に貫通している。このパイロット孔48によりパイロット圧調整室39とパイロット流路47とが連通するようになっている。
弁体収容孔45内にはパイロット弁軸51が軸方向に移動自在に装着されている。このパイロット弁軸51にはパイロット孔48を貫通してパイロットダイヤフラム43に当接しリリーフ孔44を開閉するステム52が設けられている。このステム52がパイロットダイヤフラム43に当接してリリーフ孔44を閉じた状態のもとではパイロット圧調整室39と大気開放室42との連通が遮断される。一方、パイロットダイヤフラム43がステム52から離れるように弾性変形すると、パイロット圧室27内の圧縮空気は内部パイロット圧室37およびパイロット圧調整室39を介して大気開放室42に排出される。
パイロット弁軸51に設けられた大径のフランジ部53aにはゴム製のパイロット弁体53が設けられており、このパイロット弁体53により内部パイロット圧室37とパイロット圧調整室39とに区画されている。パイロット弁軸51に形成された環状溝にはシール材54が装着され、内部パイロット圧室37とパイロットポート46,一次側ポート11との間はシールされている。パイロット弁体53は、パイロット孔48の連通側開口部に設けられたパイロット弁座55に当接してパイロットポート46を介して一次側ポート11とパイロット圧調整室39とを連通させる状態と連通を遮断させる状態とに開閉する。パイロット弁体53のうちパイロット弁座55よりも径方向外方の部分がパイロット受圧部56となっており、このパイロット受圧部56にはパイロットポート46を介して流入する一次側圧力によりパイロット弁座55から離れてパイロット孔48を開放する方向の推力が加えられている。
内部パイロット圧室37内には圧縮コイルばねからなるパイロットばね部材57が装着されており、このパイロットばね部材57の一端は弁収容孔32の底面に当接し、他端はパイロット弁軸51の一端部に当接している。パイロットばね部材57によりパイロット弁軸51にはパイロット弁体53をパイロット弁座55に押し付けてパイロット孔48を閉じる方向にばね力が付勢されている。
ボンネット34の大気開放室42内には圧縮コイルばねからなる調圧ばね部材58が装着されている。この調圧ばね部材58の一端はリリーフ弁座43bに当接し、他端はボンネット34の端壁側に配置された環状のばね受け部材59に当接しており、調圧ばね部材58によりパイロットダイヤフラム43にはパイロット弁軸51に向かう方向のばね力が付勢されている。ボンネット34の端壁にはこれを貫通してねじ部材61が回転自在に装着されており、このねじ部材61はばね受け部材59にねじ結合されている。ボンネット34にはこの外側を覆うようにハンドル62が設けられている。このハンドル62はねじ部材61に取り付けられる端壁部62aとこれと一体となった円筒部62bとを有しており、ハンドル62を回転させることによってばね受け部材59のリリーフ弁座43bに対する距離が調整される。これにより、調圧ばね部材58によりパイロットダイヤフラム43を介してパイロット弁軸51に加えられるばね力が調整される。
上述のように、パイロット弁軸51にはパイロットばね部材57のばね力と、パイロット弁体53に加わる内部パイロット圧室37つまりパイロット圧室27のパイロット圧とによりパイロット弁座55に向かう方向の推力が加えられている。これに対し、調圧ばね部材58のばね力に加えて、パイロット弁座55の内径つまりパイロット孔48の内径に対応する部分からステム52が大気開放室42を臨む面積つまり大気圧となっている部分(おおよそリリーフ孔44に相当)を差し引いた部分に加わるパイロット圧と、パイロット受圧部56に加わる一次側ポート11の圧力とが、パイロット弁軸51に逆方向の推力として作用することになる。
このように、パイロット弁体53のパイロット受圧部56には、一次側圧力がパイロット流路47およびパイロットポート46を介して加わるようになっており、パイロット弁体53は一次側圧力がバランスされずにアンバランスに作用するようになっている。したがって、一次側圧力が上昇すると、パイロット弁体53はパイロット孔48を開放して一次側圧力の圧縮空気がパイロット圧調整室39および内部パイロット圧室37を介してパイロット圧室27に供給されることになる。これにより、パイロット圧室27のパイロット圧力が上昇して主弁軸14に対して主弁ダイヤフラム25を介して主弁体15を主弁座16から離す方向に推力が加えられることになる。
一次側圧力が上昇すると、上述のように、主弁体15には一次側受圧部24により連通孔13を閉じる方向に推力が高められるのに対して、パイロット圧室27にはパイロット孔48を介して一次側圧力が供給され、主弁ダイヤフラム25により主弁体15を主弁座16から離す方向に主弁軸14に加えられる推力が高められる。このように、一次側圧力が変動した場合には、主弁体15に直接作用する圧力と、主弁軸14に対して主弁ダイヤフラム25を介してパイロット圧室27から作用する圧力は、一方が主弁体15を閉じる方向であれば、他方が主弁体15を開く方向となり、相互に逆方向つまり相殺する方向に作用することになる。
主弁体15は一次側受圧部24を設けているので、一次側圧力が変動すると、それに対応して二次圧力が変動するアンバランス型となっており、一次側圧力が上昇すると二次側圧力が低下するという圧力特性となっている。これに対し、パイロット弁軸51により調整されたパイロット圧室27の圧力により弾性変形する主弁ダイヤフラム25は、一次側圧力が変動すると、それに対応して主弁体15とは逆方向に主弁軸14に対する推力を変動させるアンバランス型となっており、一次側圧力が上昇すると二次側圧力を上昇させるという圧力特性となっている。このように、両方が相互に逆特性のアンバランス型の圧力特性となっているので、一次側の圧力変動が相殺されることになり、一次側の圧力が変動しても二次側の圧力は一定に制御される。
図4(A)は主流路部を構成する主弁体15の圧力特性を示す概略図であり、図4(B)はパイロット部を構成するパイロット弁体53の圧力特性を示す概略図であり、図4(C)は減圧弁全体の圧力特性を示す概略図である。
図4(A)に示すように、主弁体15は一次側ポート11の一次側圧力Pが上昇すると、二次側ポート12の二次側圧力Pは低下する圧力特性を有している。これに対し、図4(B)に示されるように、パイロット弁体53は一次側圧力Pが上昇すると、パイロット圧室27のパイロット圧力Pが上昇する圧力特性を有している。この結果、減圧弁としては、図4(C)に示されるように、一次側圧力Pが変動しても、二次側圧力Pを設定された一定値に制御することができる。一次側圧力Pの変化率に対する二次側圧力Pとパイロット圧力Pの変化率は相違しているが、各受圧部の面積等により設定される増幅係数によって、図4(C)に示される圧力特性の減圧弁が得られた。
上述した減圧弁を用いて、空気圧シリンダ等の空気圧機器に対して調圧された圧縮空気を供給する場合には、一次側ポート11は空気圧源に接続され、二次側ポート12には空気圧機器が接続される。空気圧機器により空気が消費されて二次側ポート12の圧力が低下すると、二次側圧力室26の圧力が低下するので、パイロット圧室27の圧力により主弁ダイヤフラム25は主弁軸14に対して主弁体15が連通孔13を開く方向に弾性変形する。これにより、一次側ポート11の圧縮空気が二次側ポート12に供給されて二次側ポート12の圧力は高められる。二次側ポート12の圧力が設定圧力にまで高められると、主弁体15は主弁座16に接触して連通孔13が閉じられる。
二次側ポート12に流出する二次側圧力は、ハンドル62を回転させて調圧ばね部材58のばね力を調整することによって設定される。このばね力を高めると、パイロット弁体53をパイロット弁座55から離す方向の推力が高められるので、一次側ポート11からパイロット孔48および内部パイロット圧室37を介してパイロット圧室27に供給される圧縮空気の圧力が高められることになる。これにより、ハンドル62を回転することにより、二次側圧力が調整される。
二次側圧力が設定値よりも高くなると、二次側圧力室26の圧力によって主弁ダイヤフラム25が主弁軸14の端面から離れる方向に弾性変形する。主弁ダイヤフラム25が主弁軸14から離れると、二次側圧力室26内の空気は排気孔29を介して外部に排出される。これにより、二次側ポート12の圧力は設定圧力まで低下する。したがって、例えば、空気圧機器の作動を停止させる場合には、ハンドル62を操作して調圧ばね部材58によりパイロットダイヤフラム43に加えられるばね力を弱くして設定圧力を低い圧力値に設定すると、二次側ポート12に接続された二次側の空気圧回路内の空気が排出される。
二次側圧力が設定値よりも高くなると、主弁ダイヤフラム25はパイロット圧室27を圧縮する方向に弾性変形するので、パイロット圧室27およびパイロット圧調整室39の圧力が高められる。これにより、パイロットダイヤフラム43はステム52から離れる方向に弾性変形し、リリーフ弁座43bはステム52から離れてリリーフ孔44が開放される。リリーフ孔44が開放されると、パイロット圧室27内の空気は外部に排出される。
図5は減圧弁内における一次側圧力、二次側圧力およびパイロット圧力の分布状態と、減圧弁の主要構成部材の面積と、ばね部材のばね荷重とを示す概略図である。図5において、圧力分布状態はそれぞれ濃淡を相違させて示されている。
図5に示すように、主流路のバランス室21の面積をA、主弁座16の内方のバルブシート面積をA、排気孔29の面積をA、主弁ダイヤフラム25の有効受圧面積をAとし、さらに、弁体収容孔45の断面積をA、パイロット弁座55の内方のバルブシート面積をA、リリーフ孔44の面積をA、パイロットダイヤフラム43の有効受圧面積をAとする。主弁ばね部材23のばね荷重をW、パイロットばね部材57のばね荷重をW、調圧ばね部材58のばね荷重をWとする。次いで、一次側圧力をP、二次側圧力をP、パイロット圧力をPとすると、図5において上下方向のバランス式は以下の通りとなる。
[1]主流路部のバランス式
(下向きの力) W+P×A+P(A−A)+P(A−A)…[1]
(上向きの力) P×A+P(A−A)…[2]
下向きの力と上向きの力は等しいので、[1]式と[2]式により、
+P×A+P(A−A)+P(A−A)=P×A+P(A−A)…[3]が得られる。
[2]パイロット部のバランス式
(下向きの力) W+P×A+P(A−A)…[4]
(上向きの力) W+P×(A−A)+P(A−A)…[5]
下向きの力と上向きの力は等しいので、[4]式と[5]式により、
+P×A+P(A−A)=W+P×(A−A)+P(A−A)…[6]が得られる。
[3]全体のバランス式
[6]式よりパイロット圧力Pは、以下のように求められる。
={W−W+P(A−A)}/(A−A+A)…[7]
[3]式と[7]式により、全体のバランス式は以下の通りとなる。
+P×A+P(A−A)+P(A−A)=
[A{W−W+P(A−A)}/{A−(A−A)}]+P(A−A)…[8]
[4]流量特性
主弁体15が主弁座16からストロークΔSt離れて、平衡状態となったときにおける二次側圧力をP2aとして、[8]式から圧力差P−P2aを求めると、以下の通りである。ただし、K1は主弁ばね部材23のばね定数を示す。
−P2a=(K×ΔSt)/{A−(A−A)}…[9]
[5]圧力特性
二次側圧力が平衡状態のもとで、一次側圧力がPからP1aに変化したときに二次側圧力がPからP2aに変化するとしてP−P1aとP−P2aとの関係を[8]式から求めると以下の通りである。
流量特性は、[9]式に示された圧力差の値が小さいほど良好となり、ストロークΔStの値が小さく、主弁ばね部材23のばね常数K1が小さく、A−(A−A)の値が大きくなると、流量特性は向上することになる。圧力特性は一次側圧力Pの変動に対する二次側圧力Pの変動割合により求められ、[10]式に示されるように、各受圧面積の関係により、図4(C)に示される圧力特性が得られることになる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示する減圧弁はポートブロック10には調圧ハウジング35が組み付けられているが、連結ブロック10cの部分を図2に示される部分と、図3に示される部分とに2分割するようにしても良い。この場合には、ブロック本体10aとカバー10bと連結ブロック10cの一部とにより主弁軸14および主弁ダイヤフラム25等が収容された主流路部分と、連結ブロック10cの一部とボンネット34とによりパイロット弁軸51およびパイロットダイヤフラム43等が収容されたパイロット部分とを分離させた形態の減圧弁となり、主流路部分とパイロット部分は、連通孔31を有するホースと、パイロット流路47を有するホースとにより連結されることになる。
10 ポートブロック
11 一次側ポート
12 二次側ポート
13 連通孔
14 主弁軸
15 主弁体
16 主弁座
19 ガイド筒体
20 連通流路
21 バランス室
23 主弁ばね部材
24 一次側受圧部
25 主弁ダイヤフラム
26 二次側圧力室
27 パイロット圧室
29 排気孔
34 ボンネット
35 調圧ハウジング
37 内部パイロット圧室
39 パイロット圧調整室
42 大気開放室
43 パイロットダイヤフラム
44 リリーフ孔
46 パイロットポート
47 パイロット流路
48 パイロット孔
51 パイロット弁軸
52 ステム
53 パイロット弁体
55 パイロット弁座
56 パイロット受圧部
57 パイロットばね部材
58 調圧ばね部材
59 ばね受け部材
62 ハンドル

Claims (7)

  1. 圧縮空気が供給される一次側ポートと、当該一次側ポートに連通孔を介して連通し調圧された圧縮空気を流出する二次側ポートとを有するポートブロックと、
    前記連通孔を開閉する主弁体を有し前記連通孔に軸方向に移動自在に装着された主弁軸に設けられ、前記主弁軸に前記連通孔を閉じる方向に前記一次側ポートの圧力が加えられる一次側受圧部と、
    前記ポートブロックに設けられ、前記二次側ポートに連通する二次側圧力室とパイロット圧室とを区画するとともに前記主弁軸の他端が当接する主弁ダイヤフラムと、
    前記パイロット圧室に連通する内部パイロット圧室と、前記一次側ポートに連通するパイロット流路が形成された調圧ハウジングと、
    前記調圧ハウジングに設けられ、前記内部パイロット圧室に連通するパイロット圧調整室と大気に連通する大気開放室とを区画するとともに前記パイロット圧調整室と前記大気開放室とを連通させるリリーフ孔が形成されたパイロットダイヤフラムと、
    前記パイロット圧調整室と前記パイロット流路とを連通させるパイロット孔を貫通して前記パイロットダイヤフラムに当接し前記リリーフ孔を開閉するステムが設けられ、前記調圧ハウジング内に軸方向に移動自在に装着されるパイロット弁軸と、
    前記パイロット弁軸に設けられ、前記パイロット孔を開く方向に前記一次側ポートの圧力を受けるパイロット受圧部が形成され、前記一次側ポートを前記パイロット圧室に連通する状態と連通を遮断する状態に切り換えるパイロット弁体とを有し、
    前記一次側ポートの圧力変動を、前記主弁軸の前記一次側受圧部に加わる圧力と、前記主弁ダイヤフラムを介して前記主弁軸に逆方向に加わる前記パイロット圧室の圧力とにより相殺させることを特徴とする減圧弁。
  2. 請求項1記載の減圧弁において、前記ポートブロックに形成されたガイド筒体内を摺動する摺動部を前記主弁軸の一端に設け、前記連通孔の連通側開口部に形成された主弁座の内径を前記摺動部の外径よりも大径とし、前記主弁体の前記一次側ポートに連通する面に前記一次側受圧部を形成することを特徴とする減圧弁。
  3. 請求項1または2記載の減圧弁において、前記パイロット孔の連通側開口部に形成されたパイロット弁座の内径を前記パイロット弁体の外径よりも小径とし、前記パイロット弁体の前記パイロット弁座よりも外側の端面により前記パイロット受圧部を形成することを特徴とする減圧弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の減圧弁において、前記ポートブロック内に装着され前記主弁軸に前記連通孔を閉じる方向のばね力を付勢する主弁ばね部材と、前記大気圧室内に装着され前記パイロットダイヤフラムに前記ステムに向かう方向のばね力を付勢する調圧ばね部材とを有することを特徴とする減圧弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の減圧弁において、前記内部パイロット圧室内に装着され前記パイロット弁軸に前記パイロット弁体が前記パイロット孔を閉じる方向に対してばね力を付勢するパイロットばね部材を有することを特徴とする減圧弁。
  6. 請求項4記載の減圧弁において、前記パイロットダイヤフラムに対向して前記大気圧開放室内に配置され前記調圧ばね部材の端面が当接するばね受け部材と、前記調圧ハウジングに回転自在に装着され前記ばね受け部材の前記パイロットダイヤフラムに対する位置を変化させるハンドルとを有し、前記ハンドルにより前記一次側ポートから前記パイロット圧室に供給されるパイロット圧力を変化させることを特徴とする減圧弁。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の減圧弁において、前記ポートブロックに前記調圧ハウジングを取り付けることを特徴とする減圧弁。

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