JP5384141B2 - 吐出ポンプ付容器 - Google Patents
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Description
また、必要に応じてノズルヘッドを直接押し下げる際に、中間操作部が邪魔となり、ノズルヘッドを長いストロークで押し下げることができないという問題があった。
また、押圧操作体は、着脱自在となっており、着脱にあたって、取付キャップに横方向から装着するので、取付けと取外しが簡単にできるようになった。
さらにまた、ポンプに対して押圧操作体が着脱可能に装着されているので、必要に応じて押圧操作体を取外して、ノズルヘッドを直接押し下げることもできるようになり、使い勝手がよくなった。
ポンプBは、ノズルヘッドの押下げ操作に応じて、容器体Aから内容液を吸上げ、吐出ノズルから吐出するものであればよく、その内部構造は、周知の種々の構成のものを用いることができる。
上壁6の上面の中央部には、下面に側周壁5を垂設する位置付近に、操作レバー部C2が配設されている。
側周壁5の内周下端には、取付キャップ1の下端外縁に係合する係合突条7が配設されている。
本実施例のポンプBに押圧操作体Cを取り付ける際には、まず、ポンプBのノズルヘッド3の吐出ノズル4を押圧操作体Cの操作レバー部C2のノズル案内孔12に挿入する。
次に、押圧操作体Cの取付部C1の側周壁5内周と下端の係合突条7を、ポンプBの取付キャップ1の外周と下端外縁に係合させるとともに、上壁6の内縁6bを、ステム2の外周に嵌挿させることによって、押圧操作体CをポンプBに装着することができる。
その際、押圧操作体Cは、取付キャップ1の外側から横方向に押込むことによって、簡単に装着することができ、取外しも簡単にできる。
その際、押圧部14の谷面は、突起13より離れて位置しているので、テコの作用によって小さい力でノズルヘッド3を押し下げることができる。
また、押圧操作体Cの側周壁5外周、および上壁6の突出部8下面に、人差し指や他の指を掛けた状態で、親指で押圧部14を押し下げるようにしてもよい。
また、必要に応じて、押圧操作体Cの押圧部14の押下げ操作を繰り返すことで、内容液を吸上げ、吐出ノズル4から連続して吐出させることができる。
前記実施例では、操作レバー部の支柱部として二本の支柱を採用したが、支柱を一つとし、所定箇所にノズル案内孔を穿孔するようにしてもよい。
図4に示すように、支柱部9aは、一枚板で形成され、所定の位置には、ノズル案内孔12aが穿孔されている。
ノズル案内孔12aの両側は、連結部9bとなっており、連結部9bには、それぞれ折曲げ部10が設けられ、連結部9の上方は、押え板部11に連設されている。
第1実施例と同一の構成については、同一の符号を用いて図示して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
横支柱部15bの上面は、段部17となり、下支柱部15a側の端部に突部18が突設されている。
ノズル案内孔19は、支柱部16からストッパー支柱部15の下支柱部15aの幅で上方に延びる上下動案内孔部19aと、横支柱部15b上面の段部17より上方のストッパー孔部19bとに区画されている。
内容液の吐出にあたっては、まず、ポンプBの吐出ノズル4をノズルヘッド3とともに廻動させ、吐出ノズル4を操作レバー部Ca2のノズル案内孔19の上下動案内孔部19a側に合せた後、操作レバー部Ca2の押え板部11の押圧部14を指などで下方に押し下げる。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
その場合、吐出ノズル4を左右どちらに廻動させても、ポンプBの押し下げを防止することができるようになる。
その場合は、取付部、または操作レバー部の支柱部のいずれかを把持して廻動させてもよい。
第1実施例とは、操作レバー部の構成が異なるだけであるので、同一の構成については、同一の符号を用いて図示して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
押え板部24は、山部と谷部を有する波形に形成され、山部のほぼ中央下面には、ノズルヘッド3当接する突起25が垂設され、山部の傾斜部には、押え板部24を操作したときに、吐出ノズル4が通過できるノズル案内孔26が穿設されている。
ノズル案内孔26の下方から先端までは押圧部27となっている。
押圧操作体Cbの装着、取外しは、第1実施例と同様に簡単にできる。
内容液の吐出にあたっては、押圧部27を押し下げるとノズルヘッド3が押し下げられ、吐出ノズル4から内容液が吐出される。
その際、吐出ノズル4を長孔21に挿入するようにして、取付部Cb1を取付キャップ1に取付け、操作レバー部Cb2の押圧部27を押し下げると、ノズルヘッド3を押し下げ、吐出ノズル4から内容物を吐出することができる。
この場合、長孔21が、ノズル案内孔の役割を果たすことになる。
B ポンプ
C、Ca、Cb 押圧操作体
C1、Ca1、Cb1 取付部
C2、Ca2、Cb2 操作レバー部
1 取付キャップ
2 ステム
3 ノズルヘッド
4 吐出ノズル
5 側周壁
5a 側端部
6 上壁
6a 外縁
6b 内縁
6ba 端部
6c 端縁
7 係合突条
8 突出部
9、16、20 支柱部
10、23 折曲げ部
11、24 押え板部
12、19、26 ノズル案内孔
13、25 突起
14、27 押圧部
15 ストッパー支柱部
15a 下支柱部
15b 横支柱部
15c 上支柱部
17 段部
18 突部
19a 上下動案内孔部
19b ストッパー孔部
21 長孔
22 連結部
Claims (6)
- 容器体とポンプと、ポンプに装着される押圧操作体とからなる吐出ポンプ付容器であって、
ポンプは、吐出ノズルを設けたノズルヘッドを具え、取付キャップを介して容器体の口筒部に取着されており、
押圧操作体は、取付キャップに着脱可能に装着される取付部と、操作レバー部とからなり、
取付部は、側周壁と、側周壁の上端に連設された上壁とからなり、
操作レバー部は、取付部の上壁上面に立設される支柱部と、支柱部の上端部に形成される弾性変形可能な折曲げ部と、支柱部の上端から延びる押え板部とからなり、
操作レバー部には、吐出ノズルを案内するノズル案内孔が形成され、
支柱部は二つの支柱部からなり、二つの支柱部の一方が、上壁の上面から立設される下支柱部と、下支柱部の上端から横方向に延びる横支柱部と、横支柱部の先端から上方に延びる上支柱部とから形成され、
二つの支柱の間に形成されたノズル案内孔が、吐出ノズルの上下動を案内する上下動案内孔部と、横支柱部上面から延び、吐出ノズルの下動を規制するストッパー孔部とに区画されていることを特徴とする吐出ポンプ付容器。 - 横支柱部上面の下支柱部側端部に、突部が突設されていることを特徴とする請求項1記載の吐出ポンプ付容器。
- 操作レバー部の押え板部から押圧部の間に、押え板部を操作したときに、吐出ノズルが通過できるノズル案内孔を穿孔したことを特徴とする請求項1または2記載の吐出ポンプ付容器。
- 押え板部は、山部と谷部を有する波形に形成され、山部の中央下面にノズルヘッドに接触する突起を垂設し、谷面から先端までは押圧部となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吐出ポンプ付容器。
- 取付部は、取付キャップの外周に係合する円弧状の側周壁と、側周壁の上端に連設され、円弧状の外縁と、ポンプのステム外周を囲む円弧状の内縁と、外縁と内縁とのそれぞれの端部をつなぐ二つの端縁とから馬蹄形に形成される上壁とからなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吐出ポンプ付容器。
- 上壁は、外縁のそれぞれの端部が、側周壁のそれぞれの側端部の位置まで延びるとともに、外縁の中央側が、側周壁の中央の外周より外側に突出するように形成され、突出部となっていることを特徴とする請求項5に記載の吐出ポンプ付容器。
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- 2009-02-27 JP JP2009047142A patent/JP5384141B2/ja active Active
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