JP5384141B2 - 吐出ポンプ付容器 - Google Patents

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Description

本発明は、シャンプー、リンス、乳液、化粧品等の液体を吐出するのに適した吐出ポンプ付容器に関するものである。
容器にポンプを装着したキャップ(下部蓋2)に、支持杆を突設し、該支持杆に中間操作部(5)を取着し、中間操作部(5)をポンプのピストン軸(上部蓋7)に設けた突起(10)に係合させ、中間操作部(5)を片手で押下げ操作して、内容物を吐出口(4)より吐出するようにしたポンプ容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−92165号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来のポンプ容器では、中間操作部が、ノズルヘッドの下方にあるので、中間操作部の押下げ操作にあたってノズルヘッドが妨げになるという問題があった。
また、必要に応じてノズルヘッドを直接押し下げる際に、中間操作部が邪魔となり、ノズルヘッドを長いストロークで押し下げることができないという問題があった。
上記の問題点を防ぐためには、ピストン軸を長くする必要があり、外観が劣るばかりか、一般の押下げ式のポンプ付吐出容器には適用できなかった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、ノズルヘッドを押し下げ、内容液を吐出する吐出容器において、ポンプに、ノズルヘッドを押下げ操作するとともに、ノズルヘッドの上下動を案内する押圧操作体を着脱可能に装着した吐出ポンプ付容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題を解決するため、吐出ポンプ付容器として、容器体とポンプと、ポンプに装着される押圧操作体とからなる吐出ポンプ付容器であって、ポンプは、吐出ノズルを設けたノズルヘッドを具え、取付キャップを介して容器体の口筒部に取着されており、押圧操作体は、取付キャップに着脱可能に装着される取付部と、操作レバー部とからなり、取付部は、側周壁と、側周壁の上端に連設された上壁とからなり、操作レバー部は、取付部の上壁上面に立設される支柱部と、支柱部の上端部に形成される弾性変形可能な折曲げ部と、支柱部の上端から延びる押え板部とからなり、操作レバー部には、吐出ノズルを案内するノズル案内孔が形成され、支柱部は二つの支柱部からなり、二つの支柱部の一方が、上壁の上面から立設される下支柱部と、下支柱部の上端から横方向に延びる横支柱部と、横支柱部の先端から上方に延びる上支柱部とから形成され、二つの支柱の間に形成されたノズル案内孔が、吐出ノズルの上下動を案内する上下動案内孔部と、横支柱部上面から延び、吐出ノズルの下動を規制するストッパー孔部とに区画されていることを特徴とする構成を採用する。
ノズル案内孔についての実施例として、横支柱部上面の下支柱部側端部に、突部が突設されていることを特徴とする構成、また、操作レバー部の押え板部から押圧部の間に、押え板部を操作したときに、吐出ノズルが通過できるノズル案内孔を穿孔したことを特徴とする構成を採用する。
本発明の吐出ポンプ付き容器の他の実施例として、押え板部は、山部と谷部を有する波形に形成され、山部の中央下面にノズルヘッドに接触する突起を垂設し、谷面から先端までは押圧部となっていることを特徴とする構成、また、取付部は、取付キャップの外周に係合する円弧状の側周壁と、側周壁の上端に連設され、円弧状の外縁と、ポンプのステム外周を囲む円弧状の内縁と、外縁と内縁とのそれぞれの端部をつなぐ二つの端縁とから馬蹄形に形成される上壁とからなっていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の吐出ポンプ付き容器のさらなる他の実施例として、上壁は、外縁のそれぞれの端部が、側周壁のそれぞれの側端部の位置まで延びるとともに、外縁の中央側が、側周壁の中央の外周より外側に突出するように形成され、突出部となっていることを特徴とする構成を採用する。
ポンプの取付キャップに、押圧操作体を着脱可能に装着し、押圧操作体の操作レバー部の押え板部の押圧部を押下げ操作し、操作レバー部の折曲げ部を軸に押え板部を廻動させることにより、テコの作用により小さい力でノズルヘッドを押し下げることができるようになった。
また、押圧操作体は、着脱自在となっており、着脱にあたって、取付キャップに横方向から装着するので、取付けと取外しが簡単にできるようになった。
さらにまた、ポンプに対して押圧操作体が着脱可能に装着されているので、必要に応じて押圧操作体を取外して、ノズルヘッドを直接押し下げることもできるようになり、使い勝手がよくなった。
さらに、押圧操作体のノズル案内孔にストッバー孔部を設けることにより、ノズルヘッドの上下動を案内できるとともに、ノズルヘッドおよび押圧操作体の操作レバー部の押下げ操作を規制することができるようになった。
本発明第1実施例の吐出ポンプ付容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。 押圧操作体の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図である。 押圧操作体の押え板押し下げ時の側面図である。 変形実施例の吐出ポンプ付容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面側面図である。 第2実施例の吐出ポンプ付容器の説明図で、(a)は側面図、(b)は正面図である。 押圧操作体の説明図で、(a)は正面図、(b)は断面側面図である。 押圧操作体の押え板押し下げ操作時の正面図で、(a)は押え板押し下げ時、(b)はストッパー作動時である。 第3実施例の吐出ポンプ付容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。 押圧操作体の押え板押し下げ操作時の側面図である。
次に、本発明の吐出ポンプ付容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1〜3において、Aは容器体、Bはポンプ、Cは押圧操作体である。
ポンプBは、容器体Aの口筒部に装着する取付キャップ1と、ステム2と、ノズルヘッド3を具えており、ノズルヘッド3には、吐出ノズル4が設けられている。
ポンプBは、ノズルヘッドの押下げ操作に応じて、容器体Aから内容液を吸上げ、吐出ノズルから吐出するものであればよく、その内部構造は、周知の種々の構成のものを用いることができる。
押圧操作体Cは、図1、2に示すように、ポンプBの取付キャップ1に装着する取付部C1と、取付部C1の上方に連設される操作レバー部C2とからなっている。
取付部C1は、取付キャップ1の外周に係合する円弧状の側周壁5と、側周壁5の上端に連設され、円弧状の外縁6aと、ポンプBのステム2の外周に係合する円弧状の内縁6bと、外縁6aと内縁6bとのそれぞれの端部をつなぐ二つの端縁6cとから馬蹄形に形成される上壁6とからなっている。
上壁6の上面の中央部には、下面に側周壁5を垂設する位置付近に、操作レバー部C2が配設されている。
側周壁5は、片方の側端部5aから他方の側端部5aまで180°を越えて延びるように形成され、側周壁5の両方の側端部5a付近が弾性変形することによって、側周壁5が取付キャップ1の外周に対して、着脱可能となっている。
側周壁5の内周下端には、取付キャップ1の下端外縁に係合する係合突条7が配設されている。
上壁6は、外縁6aのそれぞれの端部が、側周壁5のそれぞれの側端部5aの位置まで延びるとともに、外縁6の中央側が、側周壁5の中央の外周より外側に突出するように形成され、突出部8が形成されている。
上壁6の内縁6bは、片方の端部6baから他方の端部6baまで180°を越えて延びるように形成され、上壁6の両方の端部6ba付近が弾性変形し、内縁6bがポンプBのステム2の外周に対して、着脱可能となっている。
操作レバー部C2は、取付部C1の上壁6上面にポンプBの吐出ノズル4を受け入れる幅を隔てて立設される二つの支柱部9と、両方の支柱部9の上端部に形成される弾性変形可能な切込み溝状の折曲げ部10と、二つの折曲げ部10の上端を連結して後方に延びるように形成される押え板部11とからなっている。
両方の支柱部9の間は、下端から押え板部11の連結部まで延び、吐出ノズル4の上下動を案内するノズル案内孔12となっている。
押え板部11は、折曲げ部10側から山部と谷部を有する波形に形成され、山部のほぼ中央下面には、ノズルヘッド3に接触する突起13が垂設され、その外方にある谷面から先端までは押圧部14となっている。
次に、本実施例の吐出ポンプ付容器の使用形態と作用効果について、説明する。
本実施例のポンプBに押圧操作体Cを取り付ける際には、まず、ポンプBのノズルヘッド3の吐出ノズル4を押圧操作体Cの操作レバー部C2のノズル案内孔12に挿入する。
次に、押圧操作体Cの取付部C1の側周壁5内周と下端の係合突条7を、ポンプBの取付キャップ1の外周と下端外縁に係合させるとともに、上壁6の内縁6bを、ステム2の外周に嵌挿させることによって、押圧操作体CをポンプBに装着することができる。
その際、押圧操作体Cは、取付キャップ1の外側から横方向に押込むことによって、簡単に装着することができ、取外しも簡単にできる。
内容液の吐出にあたっては、押圧操作体Cの操作レバー部C2の押え板部11の押圧部14を、指などで下方に押し下げる。
押圧部14を下方に押し下げると、図3に示すように、操作レバー部C2の折曲げ部10が変形していくとともに、折曲げ部10を支点として、押え板部11の押圧部14側が下方に押し下げられ、押え板部11の下面に垂設した突起13がポンプBのノズルヘッド3を押し下げる。
その際、押圧部14の谷面は、突起13より離れて位置しているので、テコの作用によって小さい力でノズルヘッド3を押し下げることができる。
押し下げは、容器体Aを据え置いた状態でも、容器体Aを手に持った状態でも、軽く押すだけでよい。
また、押圧操作体Cの側周壁5外周、および上壁6の突出部8下面に、人差し指や他の指を掛けた状態で、親指で押圧部14を押し下げるようにしてもよい。
ノズルヘッド3を押し下げると、吐出ノズル4が操作レバー部C2のノズル案内孔12内方で下方に動くとともに、ポンプBが容器体A内の内容液を吸上げ、ポンプBの吐出ノズル4から吐出される。
押圧部14の押し下げを終了すると、ポンプBの作用により、ノズルヘッド3および吐出ノズル4が上方に戻るとともに、操作レバー部C2の折曲げ部10の復元により、押え板部11の押圧部14側が持ち上がり、操作レバー部C2が元の形状に戻る。
また、必要に応じて、押圧操作体Cの押圧部14の押下げ操作を繰り返すことで、内容液を吸上げ、吐出ノズル4から連続して吐出させることができる。
本実施例は、操作レバー部C2に、ポンプBの吐出ノズル4の上下動を案内するノズル案内孔12が設けられているため、操作レバー部C2の押え板部11を操作し、ノズルヘッド3を上下動させても、吐出ノズル4により案内され、ノズルヘッド3および吐出ノズル4が回転して他の方向を向いてしまうことを防止することができる。
容器を持ち運ぶ際には、押圧操作体Cの側周壁5外周および上壁6の突出部8下面に指を掛けて把持することができ、持ち運びに便利である。
本発明は、使用する際に押圧操作体Cが必要でない場合、押圧操作体Cの取付部C1の側周壁5内周と係合突条7および上壁6の内縁6bと、ポンプBの取付キャップ1の外周と下端外周およびステム2の外周との嵌合を外すとともに、押圧操作体Cの操作レバー部C2のノズル案内孔12をポンプBの吐出ノズル4から外して、押圧操作体CをポンプBから外すことができ、必要に応じて押圧操作体Cを取外して直接ノズルヘッド3を押下げ操作して、ポンプBを使用することができる。
次に、第1実施例の変形実施例について説明する。
前記実施例では、操作レバー部の支柱部として二本の支柱を採用したが、支柱を一つとし、所定箇所にノズル案内孔を穿孔するようにしてもよい。
以下、変更点のみ説明する。
図4に示すように、支柱部9aは、一枚板で形成され、所定の位置には、ノズル案内孔12aが穿孔されている。
ノズル案内孔12aの両側は、連結部9bとなっており、連結部9bには、それぞれ折曲げ部10が設けられ、連結部9の上方は、押え板部11に連設されている。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、押圧操作体Cの操作により、同一の作用効果を得ることができる。
次に、押圧操作体の操作レバー部の構成を変更した第2実施例について説明する。
第1実施例と同一の構成については、同一の符号を用いて図示して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図5において、Aは容器体、Bはポンプ、Caは押圧操作体である。
押圧操作体Caは、図5、6に示すように、ポンプBの取付キャップ1に装着する取付部Ca1と、取付部Ca1の上方に連設される操作レバー部Ca2とからなっている。
操作レバー部Ca2は、取付部Ca1の上壁6上面の所定の位置に立設されるストッパー支柱部15と、ストッパー支柱部15からポンプBの吐出ノズル4を受け入れる幅を隔てて立設される支柱部16と、ストッパー支柱部15および支柱部16の上端部に形成される弾性変形可能な折曲げ部10と、二つの折曲げ部10の上部から、連結して後方に延びるように形成される押え板部11とからなっている。
ストッパー支柱部15は、上壁6の上面から立設される下支柱部15aと、下支柱部15aの上端から外側方向に少なくとも吐出ノズル4の幅だけ延びる横支柱部15bと、横支柱部15bの先端から上方に延び、上端に折曲げ部10が形成される上支柱部15cとからなっている。
横支柱部15bの上面は、段部17となり、下支柱部15a側の端部に突部18が突設されている。
ストッパー支柱部15と支柱部16の間は、下端から押え板部11の連結部まで延び、吐出ノズル4を案内するノズル案内孔19となっている。
ノズル案内孔19は、支柱部16からストッパー支柱部15の下支柱部15aの幅で上方に延びる上下動案内孔部19aと、横支柱部15b上面の段部17より上方のストッパー孔部19bとに区画されている。
次に、本実施例の吐出ポンプ付容器の使用形態と作用効果について、説明する。
内容液の吐出にあたっては、まず、ポンプBの吐出ノズル4をノズルヘッド3とともに廻動させ、吐出ノズル4を操作レバー部Ca2のノズル案内孔19の上下動案内孔部19a側に合せた後、操作レバー部Ca2の押え板部11の押圧部14を指などで下方に押し下げる。
押圧部14を下方に押し下げると、ノズルヘッド3が押し下げられるとともに、図7(a)に示すように、吐出ノズル4が、操作レバー部Ca2のノズル案内孔19の上下動案内孔部19aで案内されて下方に動き、ポンプBが容器体A内の内容液を吸上げ、ポンプBの吐出ノズル4から吐出される。
押圧部14の押し下げを終了すると、ポンプBの作用および操作レバー部Ca2の折曲げ部10の復元により、ノズルヘッド3と押え板部11が上昇するとともに、吐出ノズル4がノズル案内孔19の上下動案内孔部19aで案内されて上昇し、元の形状に戻る。
内容液を吐出しない際には、ポンプBの吐出ノズル4をノズルヘッド3とともに廻動させ、図7(b)に示すように、吐出ノズル4を操作レバー部Ca2のノズル案内孔19のストッパー孔部19b側に合わせる。
吐出ノズル4をストッパー孔部19b側に合わせた後、操作レバー部Ca2の押え板部11を押し下げようとしても、吐出ノズル4の下面が、操作レバー部Ca2のストッパー支柱部15の段部17に当接し、吐出ノズル4の下降が阻止されるので、ノズルヘッド3の下降も阻止されるとともに、押え板部11の押し下げが阻止され、内容液の吐出を阻止することができる。
また、段部17に突部18が突設されているので、吐出ノズル4をストッパー孔部19b内でロックさせることができ、運搬時の衝撃により、吐出ノズル4が上下動案内孔部19a側にノズルヘッド3とともに廻動することを防止できる。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
上記実施例では、突部18を設けることによって、吐出ノズル4をストッパー孔部19内に維持するようにしているが、ノズルヘッド3の最上昇位置は、ピストンのばね力によって維持されるので、突部18はなくてもよい。
本実施例の押圧操作体Caは、ポンプBのノズルヘッド3および吐出ノズル4を、操作レバー部Ca2に設けたノズル案内孔19内で、所定位置まで廻動させ、ノズルヘッド3および吐出ノズル4の上下動を案内したり、または、上下動を規制したりすることができ、使用時、または、運搬時に、予期せぬ内容液の吐出を防止できる。
上記実施例では、操作レバー部Ca2のストッパー支柱部15の横支柱部15bの横幅を少なくとも吐出ノズル4の幅としたが、ノズル案内孔19に形成するストッパー孔部19bが吐出ノズル4の下降を防ぐだけであれば、吐出ノズル4が最低限引っ掛かる幅であればよく、横支柱部15bの横幅は、上記実施例の形態に限定されない。
上記実施例では、操作レバー部Ca2が、取付部Ca1の上壁6上面の所定の位置にストッパー支柱部15と、支柱部16を具えて形成しているが、両方とも内方から外方に変形するストッパー支柱部で形成し、操作レバー部Ca2のノズル案内孔を左右のストッパー孔部に挟まれた上下動案内孔部という構成にしてもよい。
その場合、吐出ノズル4を左右どちらに廻動させても、ポンプBの押し下げを防止することができるようになる。
前記実施例では、吐出ノズル4を廻動させることによって、押圧操作体Cの所要の案内孔部と位置合わせしたが、押圧操作体Cを廻動させることによって位置合わせすることもできる。
その場合は、取付部、または操作レバー部の支柱部のいずれかを把持して廻動させてもよい。
次に、押圧操作体C1の操作レバー部を、吐出ノズルと同一の方向、または反対の方向にも変更可能にした実施例について説明する。
第1実施例とは、操作レバー部の構成が異なるだけであるので、同一の構成については、同一の符号を用いて図示して説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図8、9において、Aは容器、Bはポンプ、Cbは押圧操作体、Cb1は取付部、Cb2は操作レバー部である。
押圧操作体Cbは、実施例1とは異なり、取付部Cb1は、ポンプBの吐出ノズル4の反対側の位置で取付キャップ1に取着され、操作レバー部Cb2は、吐出ノズル4の方向に湾曲して延びている。
取付部Cb1は、取付キャップ1に装着され、取付部Cb1の上壁6には、操作レバー部Cb2の支柱部20が立設され、支柱部20の中間部には、所定の長さを有する長孔21が穿設され、長孔21の両側は、連結部22となっており、切込み溝状の折曲げ部23が形成されている。
長孔21に連設して前方に延びるように、押え板部24が形成されている。
押え板部24は、山部と谷部を有する波形に形成され、山部のほぼ中央下面には、ノズルヘッド3当接する突起25が垂設され、山部の傾斜部には、押え板部24を操作したときに、吐出ノズル4が通過できるノズル案内孔26が穿設されている。
ノズル案内孔26の下方から先端までは押圧部27となっている。
次に、本実施例の吐出ポンプ付容器の使用態様と作用効果について説明する。
押圧操作体Cbの装着、取外しは、第1実施例と同様に簡単にできる。
内容液の吐出にあたっては、押圧部27を押し下げるとノズルヘッド3が押し下げられ、吐出ノズル4から内容液が吐出される。
また、本実施例の押圧操作体Cbは、第1実施例と同様にして、吐出ノズル4の方向からも取付キャップ1に取付けることができる。
その際、吐出ノズル4を長孔21に挿入するようにして、取付部Cb1を取付キャップ1に取付け、操作レバー部Cb2の押圧部27を押し下げると、ノズルヘッド3を押し下げ、吐出ノズル4から内容物を吐出することができる。
この場合、長孔21が、ノズル案内孔の役割を果たすことになる。
したがって、押圧操作体Cbを、取付キャップ1に対して、いずれの方向にでも簡単に取付けることができ、利用者が好みに応じて、簡単に装着し、押下げ操作ができるという作用効果を得ることができる。
本発明は、ノズルヘッドを上方から押圧できる操作レバー部を具えた押圧操作体を、ポンプに装着することにより、小さい力でノズルヘッドを押し下げることができるとともに、ノズルヘッドの押し下げを規制することができ、さらに、必要に応じて取外せるので、各種の吐出ポンプ付容器に装着して広く利用できるようになった。
A 容器体
B ポンプ
C、Ca、Cb 押圧操作体
C1、Ca1、Cb1 取付部
C2、Ca2、Cb2 操作レバー部
1 取付キャップ
2 ステム
3 ノズルヘッド
4 吐出ノズル
5 側周壁
5a 側端部
6 上壁
6a 外縁
6b 内縁
6ba 端部
6c 端縁
7 係合突条
8 突出部
9、16、20 支柱部
10、23 折曲げ部
11、24 押え板部
12、19、26 ノズル案内孔
13、25 突起
14、27 押圧部
15 ストッパー支柱部
15a 下支柱部
15b 横支柱部
15c 上支柱部
17 段部
18 突部
19a 上下動案内孔部
19b ストッパー孔部
21 長孔
22 連結部

Claims (6)

  1. 容器体とポンプと、ポンプに装着される押圧操作体とからなる吐出ポンプ付容器であって、
    ポンプは、吐出ノズルを設けたノズルヘッドを具え、取付キャップを介して容器体の口筒部に取着されており、
    押圧操作体は、取付キャップに着脱可能に装着される取付部と、操作レバー部とからなり、
    取付部は、側周壁と、側周壁の上端に連設された上壁とからなり、
    操作レバー部は、取付部の上壁上面に立設される支柱部と、支柱部の上端部に形成される弾性変形可能な折曲げ部と、支柱部の上端から延びる押え板部とからなり、
    操作レバー部には、吐出ノズルを案内するノズル案内孔が形成され、
    支柱部は二つの支柱部からなり、二つの支柱部の一方が、上壁の上面から立設される下支柱部と、下支柱部の上端から横方向に延びる横支柱部と、横支柱部の先端から上方に延びる上支柱部とから形成され、
    二つの支柱の間に形成されたノズル案内孔が、吐出ノズルの上下動を案内する上下動案内孔部と、横支柱部上面から延び、吐出ノズルの下動を規制するストッパー孔部とに区画されていることを特徴とする吐出ポンプ付容器。
  2. 横支柱部上面の下支柱部側端部に、突部が突設されていることを特徴とする請求項1記載の吐出ポンプ付容器。
  3. 操作レバー部の押え板部から押圧部の間に、押え板部を操作したときに、吐出ノズルが通過できるノズル案内孔を穿孔したことを特徴とする請求項1または2記載の吐出ポンプ付容器。
  4. 押え板部は、山部と谷部を有する波形に形成され、山部の中央下面にノズルヘッドに接触する突起を垂設し、谷面から先端までは押圧部となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吐出ポンプ付容器。
  5. 取付部は、取付キャップの外周に係合する円弧状の側周壁と、側周壁の上端に連設され、円弧状の外縁と、ポンプのステム外周を囲む円弧状の内縁と、外縁と内縁とのそれぞれの端部をつなぐ二つの端縁とから馬蹄形に形成される上壁とからなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吐出ポンプ付容器。
  6. 上壁は、外縁のそれぞれの端部が、側周壁のそれぞれの側端部の位置まで延びるとともに、外縁の中央側が、側周壁の中央の外周より外側に突出するように形成され、突出部となっていることを特徴とする請求項5に記載の吐出ポンプ付容器。
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