JP5381270B2 - 記録装置 - Google Patents
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本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、ワイヤドットプリンター、レーザープリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従って、前記キャリッジを用紙の幅方向へ精度よく案内することができた。
従って、前記送りローラー対は、用紙を挟圧しながら送り方向へ精度よく送ることができた。
しかしながら、前記ばねが前記フレーム部に対して直接的または間接的に反作用力として作用するため、前記フレーム部に応力が生じて該フレーム部における前記ガイド部が撓む虞がある。ここで、「応力」とは、物体が荷重を受けたとき荷重に応じて物体の内部に生ずる抵抗力をいう。
前記ガイド部が撓むと、前記キャリッジの前記幅方向への移動の案内精度が低下するため、記録精度が低下する虞がある。
ここで、「応力が生じる箇所」とは、付勢力(外力)によって撓み(変形)が生じる箇所をいう。
本発明の第2の態様によれば、前記フレーム部における前記ガイド部と前記付勢力が作用する箇所との間に、穴が設けられているので、第1の態様と同様の作用効果を得ることができる。即ち、前記穴は、前記応力が前記ガイド部へ伝達されることを防止することができる。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、少なくとも、前記幅方向における被記録媒体に対して記録を実行する範囲において、前記ガイド部が撓むことを防止することができる。その結果、記録精度を向上させることができる。特に、被記録媒体の両側側端に対しても記録を実行する所謂、縁無し記録を実行する場合に有効である。
本発明の第4の態様によれば、第3の態様と同様の作用効果に加え、前記穴は、幅方向において連続して設けられている。従って、前記ガイド部が撓むことを、連続していない構成と比較して、より確実に防止することができる。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記突片を有しているので、前記穴に隣接した箇所の剛性を、前記突片を有していない構成と比較して、高めることができる。その結果、より一層確実に前記ガイド部が撓むことを防止することができる。
例えば、前記フレーム部材が金属板で形成される場合、曲げ加工によって前記突片を形成し、前記穴も同時に形成されるようにすることも可能である。係る場合、無駄な箇所を無くすことができるので、効率がよい。
図1に示すのは、本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の全体の概略を示す側断面図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
搬送部30は、用紙Pを記録部40へ精度よく搬送することができるように設けられている。具体的には、動力伝達手段(図示せず)によって搬送用モーター(図示せず)の動力が伝達され駆動する搬送駆動ローラー32と、従動回転する搬送従動ローラー33とを有する搬送ローラー対31を備えている。
また、本明細書において、Y軸方向は、記録時の用紙Pの送り方向である。また、Z軸方向は、記録ヘッド44と用紙支持部61とが対向する方向である。
尚、一端側とは、図2においてX軸方向におけるキャリッジ41が停止している側をいう。
一方、キャリッジ41は、図示しないエンコーダーセンサーを有している。そして、該エンコーダーセンサーは、エンコーダースケール45を読み取ることができるように構成されている。従って、図示しない制御部は、幅方向Xにおけるキャリッジ41の位置および移動距離を把握することができる。
一方、ねじ穴76、76は、ねじ90が挿通することができるように設けられている。そして、ねじ90によって、フレーム部70が基体部60に取り付けられている。
ここで、コイルバネ92には引っ張り力が作用するように構成されている。従って、コイルバネ92の引っ張り力によって、搬送従動ローラー33、33…を搬送駆動ローラー32へ押圧することができる。即ち、コイルバネ92の引っ張り力は、結果的に搬送従動ローラー33、33…の搬送駆動ローラー32に対する付勢力として作用するように構成されている。その結果、搬送ローラー対31に送られてきた用紙Pを挟圧しながら、記録部40へ精度よく搬送することができる。
ここで、ホルダー兼用紙案内上側部80にはコイルバネ92の引っ張り力が作用しているので、フレーム部70におけるホルダー係合部72にもコイルバネ92の引っ張り力が間接的に作用する。即ち、図4に示す如く、記録部40を側視した状態では、フレーム部70において、第1ばね係合部71およびホルダー係合部72の2箇所においてコイルバネ92の引っ張り力が反作用力として作用する。
また、上記実施例では、反作用力を発生させるための手段91の一例として引っ張りコイルバネ92を用いたがこれに限られない。ねじりコイルばね、圧縮ばね、板ばね等、引っ張り力や押圧力に起因した反作用力によってフレーム部70に応力を発生させるものであればよい。
また、上記実施例では、金属板でフレーム部70を形成したが、応力伝達防止穴73を設けることによって、プラスチック等の樹脂素材でフレーム部70を形成することもできる。応力伝達防止穴73によって第1ガイドレール部75への前記応力の影響を防止することができるため、比較的剛性の低い樹脂素材で形成しても問題ないからである。
またさらに、本実施形態において、応力伝達防止穴73は、幅方向Xにおいて、記録ヘッド44が用紙Pと対向するときの、キャリッジ41と第1ガイドレール部75とが接触する範囲Wに設けられていることを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、応力伝達防止穴73は、該応力伝達防止穴73に隣接して形成された突片74を有することを特徴とする。
21 給送ローラー、22 予備分離部、23 本分離部、24 リタードローラー、
25 中間ローラー、26 補助ローラー、30 搬送部、31 搬送ローラー対、
32 搬送駆動ローラー、33 搬送従動ローラー、40 記録部、41 キャリッジ、
43 第2ガイドレール部、44 記録ヘッド、45 エンコーダースケール、
46 駆動プーリー、47 従動プーリー、48 無端ベルト、
49 キャリッジ用モーター、50 排出部、51 排出補助ローラー、
52 排出ローラー対、53 排出駆動ローラー、54 排出従動ローラー、
60 基体部、61 用紙支持部、62 用紙案内下側部、70 フレーム部、
71 第1ばね係合部、72 ホルダー係合部、73 応力伝達防止穴、
74 突片、75 第1ガイドレール部、76 ねじ穴、77 エンコーダー係止部、
80 ホルダー兼用紙案内上側部、81 支軸部、82 第2ばね係合部、
90 ねじ、91 反作用力を発生させるための手段、92 コイルバネ、P 用紙、
W 記録時にキャリッジが第1ガイドレール部と接触する範囲、X 用紙の幅方向、
Y 記録時の送り方向、Z 記録ヘッドと用紙支持部とが対向する方向
Claims (5)
- 従動ローラーと、駆動ローラーとを有し、被記録媒体を送る送りローラー対と、
該送りローラー対によって送られた被記録媒体に対して記録する記録ヘッドと、
該記録ヘッドを有し、被記録媒体の幅方向へ移動するキャリッジと、
該キャリッジを前記幅方向へ案内するガイド部を有するフレーム部と、
該フレーム部と係合しており、前記従動ローラーを回動自在に保持するローラーホルダー部と、
前記従動ローラーが前記駆動ローラーに接近する方向へ前記ローラーホルダー部を付勢すべく、前記フレーム部と前記ローラーホルダー部との間に付勢力を発生させるための付勢手段と、を備え、
前記フレーム部における前記付勢力により応力が生じる箇所に、前記応力が伝達されることを防止する穴が形成されていることを特徴とする記録装置。 - 従動ローラーと、駆動ローラーとを有し、被記録媒体を送る送りローラー対と、
該送りローラー対によって送られた被記録媒体に対して記録する記録ヘッドと、
該記録ヘッドを有し、被記録媒体の幅方向へ移動するキャリッジと、
該キャリッジを前記幅方向へ案内するガイド部を有するフレーム部と、
該フレーム部と係合しており、前記従動ローラーを回動自在に保持するローラーホルダー部と、
前記従動ローラーが前記駆動ローラーに接近する方向へ前記ローラーホルダー部を付勢すべく、前記フレーム部と前記ローラーホルダー部との間に付勢力を発生させるための付勢手段と、を備え、
前記フレーム部における前記ガイド部と前記付勢力が作用する箇所との間に、穴が設けられていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1または2に記載の記録装置において、前記穴は、前記幅方向において、前記記録ヘッドが被記録媒体と対向するときの、前記キャリッジと前記ガイド部とが接触する範囲に設けられている記録装置。
- 請求項3に記載の記録装置において、前記穴は、前記幅方向に長尺な形状で一つ設けられている記録装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置において、前記穴は、該穴に隣接して形成された突片を有することを特徴とする記録装置。
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