JP5380413B2 - 電力量演算装置,電力量演算サーバ,電力量演算システムおよび電力量演算方法 - Google Patents

電力量演算装置,電力量演算サーバ,電力量演算システムおよび電力量演算方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力量演算装置,電力量演算サーバ,電力量演算システムおよび電力量演算方法に関する。
近年における地球環境保護意識の高まりによって、環境汚染のないクリーンエネルギー、中でも太陽電池を利用した太陽光発電が注目されている。太陽光発電については、商用電力系統との並列運転により負荷に対する給電が行われ、自家に必要な電力の一部又は全部が太陽光発電によって賄われるとともに、太陽電池の発電電力が余った場合には商用電力系統へのいわゆる逆潮流が行われる。
逆潮流された電力については、電力会社が所定の単価で買い取られ、太陽光発電システム設置のインセンティブとして認知されている。
太陽電池の発電電力を商用電力系統に供給する場合に、太陽光発電では発電電力が日射量に応じて大きく変動するので、商用電力系統への影響を抑制するため、例えば特許文献1に記載されているように、系統連系点の電圧を監視し、これが規定範囲外の値になった時点、すなわち給電異常が発生した時点で太陽光発電システムによる発電を停止する。
また、例えば特許文献2に記載されているように、系統連携点の電圧を監視して、規定の上限電圧に近づいた時には発電出力を最大値よりも小さくする。
これらの技術によって、電力系統が規定の範囲を逸脱しないように系統を保護しつつ電力の買い取りが実施されてきた。
一方、蓄電池を組合わせるシステムでは、蓄電池を使用して夜間電力を蓄電しておき、昼間に使用することで電力会社にとっては電力需要のピークシフトを実現し、需要家にとっては夜間の安い電力を利用できるというメリットがあるものの、しかしながら、電気料金の安い夜間に蓄電した電力を、昼間に逆潮流しないようにする必要がある。
このための技術として、例えば特許文献3に記載されているように、逆潮流中は夜間電力充電用電池からの放電と太陽光出力の充電を抑制する制御を行うことで、夜間電力で充電した電力の逆潮流を防止するものが知られている。
また、例えば特許文献4に記載されているように、蓄電池放電時は、買電メータがゼロ以上になるように制御を行うことで、夜間電力で充電した電力の逆潮流を防止するものが知られている。
特開平8−70533号公報 特開平6−332553号公報 特開2009−33797号公報 特開2007−209133号公報
しかしながら、特許文献3に記載されるものは、制御する機構が必要であるため、需要家側設備の投資負担が重くなり、また、蓄電池からは逆潮流が許されないため、系統安定化のために活用できないという問題がある。
また、特許文献4に記載されるものは、やはり、蓄電池からは逆潮流が許されないとの考え方で、また、その設備投資負担が重くなると共に、系統安定化のために活用できないという問題がある。
逆潮流の電力の一部に蓄電した電力が含まれることを許容するとの考えに基づくものであり、すなわち、本発明の目的は、逆潮流の電力の一部に蓄電した電力が含まれていたとしても適切な逆潮流に相当する分の電力量を演算することが可能な電力量演算装置,電力量演算サーバ,電力量演算システムおよび電力量演算方法を提供することにある。
本発明は、需要家の電力配線から電力系統に供給される逆潮流電力量と、再生可能エネルギー発電機から前記需要家の電力配線に供給される再生可能電力量と、蓄電池から前記需要家の電力配線に供給される蓄電池電力量とから、前記逆潮流電力量から前記蓄電池電力量を差し引いて演算される電力量が、前記再生可能電力量よりも大きくなった場合に、前記逆潮流電力量は前記再生可能電力量を上限にするように構成した。
本発明では、逆潮流の電力の一部に蓄電した電力が含まれていたとしても、適切な逆潮流分の電力量を演算することが可能となり、そのため、蓄電池からの充放電を系統安定化に活用することが可能となる。
システムブロック図。 住宅用太陽光発電システムの構成を示すブロック図。 電力量データベースのテーブル構成を示す図。 調整逆潮流電力量の計算手順の一例を示す図。 第2の実施例のシステムブロック図。 第2の実施例の電力量データベースのテーブル構成を示す図。
以下の本発明の第一の実施例発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。
図2は太陽電池を発電源とした分散電源システムの一例を示す図である。なお、分散電源として太陽電池以外の再生エネルギーの発電機を用いても良い。図2において、需要家1(101)では、分散電源システムは太陽電池パネル1011とこの太陽電池パネル1011から出力される直流電力を交流電力に変えるインバータ(インバータ回路)を内蔵した電力変換手段1012とを備えている。この電力変換手段1012には、商用電力系統204から、変電所212を介して、さらに周波数変動や電圧変動に基づいて商用電力系統204を遮断する遮断器206と、柱上トランス108と、遮断器205とを介して電力が供給される。分散型電力を切り離す遮断器205と、遮断器205を解列させる単独運転検知手段207とを含んでいる。
太陽電池パネル1011の出力電圧および出力電流に基づいて、太陽電池パネル1011の発電電力を演算する。
電力変換手段1012を制御することにより、一定の時間間隔をあけて断続的に太陽電池パネル1011の出力電圧を変化させ、出力される電力が最大となる電圧値を探索する。蓄電手段1013が設けられ、電力変換手段1014に制御されて充放電を行う。柱上トランス108との間には順潮流電力量計測手段1017および逆潮流電力量計測手段1018が設けられている。表示手段211は発電量が異常であるとき充放電が異常であるときなどに表示を行う。
図1において、太線は電力系を示し、細線は情報系を示している。需要家1〜3は通信ネットワーク106によって電力データ中継局104と接続されており、電力データ中継局104は電力データ集計センタ105と通信ネットワーク107によって接続されている。また、各需要家には柱上トランス108より商用電力系統109によって電力供給されるとともに、太陽電池パネル1011の余剰電力を系統側に逆潮流する構成になっている。
需要家1(101)は、発電手段として太陽電池パネル1011を備え、太陽電池パネル1011から出力される直流電力を、電力変換手段1012によって商用周波数の交流電力に変換し、自家負荷1010に供用する。ここで、太陽電池パネル1011の他にも太陽電池パネルを設けて複数太陽電池パネルとしても良く、他の風力発電機を併設してもよく、これらを総称して再生可能エネルギーによる発電機と称し、これらの発電量を再生可能電力量と称する。その場合、各々の発電量が総計されたものが以下説明の発電量と見なされる。
また、電力変換手段1012の出力電力量は、太陽光発電電力量計測手段1015によって計測する。
蓄電手段1013は直流電力を充電放電可能である。電力変換手段1014は、蓄電手段が充電状態の時は、電力変換手段1012、もしくは商用電力系統(あるいは単に系統とも称する)109から供給される交流電力を入力し、直流電力に変換して蓄電手段1013に供給し、蓄電手段1013が放電状態の時は、蓄電手段1013から供給される直流電力を交流電力に変換して自家負荷1010もしくは、逆潮流として商用電力系統109に供給する。
太陽電池パネルの電力のうち自家負荷1010で消費できない余剰電力は、商用電力系統109に逆潮流するか、電力変換手段1014を介して蓄電手段1013に供給する、その電力量はそれぞれ蓄電手段充放電電力量計測手段1016と、逆潮流電力量計測手段1018によって計測する。
太陽電池パネルの電力では自家負荷1010を賄えず、電力が不足する場合は、商用電力系統109より電力の供給を受けるが、その電力量は順潮流電力量計測手段1017によって計測する。
電力量データ送信手段1019は、太陽光発電電力量計測手段1015,蓄電手段充放電電力量計測手段1016,順潮流電力量計測手段1017,逆潮流電力量計測手段1018でそれぞれ計測された各電力量を、通信ネットワーク106を経由して電力データ中継局104に送信する。
なお、需要家2(102),需要家3(103)についても需要家1(101)と同様の構成である。
電力データ中継局(あるいは単にサーバとも称する)104では、柱上トランス108下の電力系統に接続された需要家の上記電力量データが電力量データ受信手段1041によって受信され、電力量データ等DB1042に需要家毎の上記電力量が保存される。
電力量データ送信手段1019において、前記逆潮流電力量を計測した期間における、需要家101内に設置された太陽光パネル1011,電力変換手段1012,蓄電手段1013,電力変換手段1014,自家負荷1010等の機器(以下単に「機器」と称する)の状態情報(これら状態情報を以下単に「状態情報」と称する)を、消費電力量と逆潮流電力量とを関連付けて記録し、電力データ中継局104に送信するものである。
ここで、分散電源として太陽光パネル1011を含んでも良く、消費電力量と逆潮流電力量とを関連付けて記録して電力データ中継局104に送信するデータに、この分散電源(1つ以上でもよい)の発電電力量を含めて良い。
もちろん、この送信するデータには、少なくとも一つ以上の蓄電池の充電電力量と放電電力量が含まれるものであり、さらには、少なくとも一つ以上の蓄電池の充電実施有無と放電実施有無についての情報が含まれるのである。
特に、分散電源と、蓄電池が共存する場合では、需要家1(101)内に設置された機器が少なくとも一つ以上の分散電源と、一つ以上の蓄電池が含まれることになり、このような情報を、電力データ中継局104に送信するのである。
さらに好ましくは、逆潮流が発生したときだけ処理を実施するように、状態情報は、逆潮流電力量を計測した期間の情報を記録して、電力データ中継局104に送信する。或いは、逆潮流を計測した期間の、機器の状態情報が取得できない場合は、逆潮流電力量を電力データ中継局104に送信しなくても良い。また、逆潮流を計測した期間の、前記機器の状態情報が取得できない場合は、逆潮流電力量を0として電力データ中継局104に送信しても良い。
図3(a)に電力量データ等DB1042に保存されるデータのテーブルを示す。需要家1(101),需要家2(102),需要家3(103)から送信される、各需要家を識別する需要家ID,順潮流電力量,逆潮流電力量,太陽光発電電力量,蓄電池充放電電力量を、電力量データ等受信手段1041を介して受信し、蓄積保存される。図3(a)に示すテーブルでは、月毎に電力量が蓄積される例を示しており、需要家が3軒存在して、2009年10月と2009年11月に計測されたデータが蓄積されている。
調整電力量計算手段1043では電力量データ等DB1042の蓄積データを参照して所定のアルゴリズムにより調整逆潮流電力量を算出する。この算出結果は図3(b)のように電力量データ等DB1042として記憶される。調整逆潮流電力量は調整電力量送信手段1044によって、通信ネットワーク107を経由して電力データ集計センタ105に設置された集計サーバ1051に送信される。集計サーバ1051で集計された電力量に基づき、後日電力料金が計算され、各需要家に対して請求されることになる。
図4に調整電力量計算手段1043が実行する調整逆潮流電力量の計算手順の一例を示す。
ある需要家のある期間の調整逆潮流電力量を計算する場合、当該期間の蓄電池充放電電力量がプラス値(放電よりも充電が多い)かどうかの判定を行う。ここで、図3(a)おいて、蓄電池1013が充電するとプラスであり、蓄電池1013が放電するとマイナスになるように符号を定義する。例えば、図3(b)の需要家ID001,計測日時2009/10では蓄電池充放電電力量が−150kwhであるので、放電であり「YES」となる(ステップ4001)。
もし蓄電池充放電量がプラス値の場合は、逆潮流電力量に蓄電池放電分が含まれているので逆潮流電力量から蓄電池放電電力量を差し引いた値を調整逆潮流電力量をする。ここで、図3(a)では放電がマイナス符号で表されているので演算としては「逆潮流電力量」+「蓄電池充放電電力量(マイナス値)」となり、すなわち調整逆潮流電力量を逆潮流電力量から蓄電池放電電力量をプラスした値にセットする。例えば、図3(a)の需要家ID001,計測日時2009/10では200+(−150)=50が調整逆潮流電力量としてセットされる(ステップ4002)。
もし蓄電池充放電量がプラス値でない場合は、逆潮流電力量には蓄電池放電分が含まれていないのであるので調整逆潮流電力量を逆潮流電力量にセットする(ステップ4003)。
次に、調整逆潮流電力量よりも太陽光発電電力量が少ないかどうかの判定を行う。例えば、電気自動車が需要家1(101)に接続されて電気自動車から需要家1(101)に電気自動車から電力が供給されたり、あるいは、燃料電池による発電電力が一時的あるいは誘発的に流入したりすると、太陽光発電電力量を超えて逆潮流電力が発生するからである。例えば、図3(a)の需要家ID001,計測日時2009/10では、調整逆潮流電力量50kwhが太陽光発電電力量100kwhよりも小さいので、上記した状態ではないものと見なされ、「NO」との判断になる(ステップ4004)。
もし太陽光発電電力量のほうが少ない場合は、調整逆潮流電力量を太陽光発電電力量にセットする。例えば、図3(a)の需要家ID001,計測日時2009/10では、得られた調整逆潮流電力量50kwhがセットされる。この演算結果は図3(b)のように電力量データ等DB1042に記憶される(ステップ4005)。
もう一例として、図3(a)において、需要家ID003で計測日時2009/11の場合を説明する。ステップ4001では、蓄電池充放電電力量が100kwhであり、プラスであり充電を示しているので、ステップ4003に進み、調整逆潮流電力量として逆潮流電力量350kwhをセットする。
ステップ4004では、調整逆潮流電力量350kwhが太陽光発電電力量300kwhよりも大きく条件式が「YES」になるので、ステップ4005に進む。
ステップ4005では調整逆潮流電力量を太陽光発電電力量300kwhにセットする。この値は、図3(b)に示すようなデータとして電力量データ等DB1042に格納される。
このように調整逆潮流電力量を計算することで、逆潮流電力のうち太陽光発電による電力量を算出することができる。
このように逆潮流電力量を調整し、その調整逆潮流電力を電力データ集計センタに送信することで、太陽光による発電電力を所定の買取レートで買取ることができる。
なお本実施例形態では、電力データ中継局内で調整逆潮流電力を計算しているが、電力データ集計センタ側で調整売電電力の計算を実施することも可能である。その際には、需要家から送られてきた各電力量を電力データ集計センタ側に送信する必要がある。
また、本実施例形態では、通信ネットワーク106と通信ネットワーク107は異なるネットワークの構成になっているが、共通の通信ネットワークによって構成することも可能である。
また、本実施例形態では、電力データ中継局内で調整逆潮流電力を計算しているが、需要家内で計算処理を実施しても良い。
また、本実施例形態では、分散電源と蓄電池の両方に電力量計を設置しているが、分散電源のみに設置した状態で運用しても良い。その場合は一旦蓄電した分散電源の発電電力も分散電源の発電量と見なすこととなる。
また、蓄電池の充放電電力量計は、充放電の実施有無のみを判定するセンサであってもよい。その場合は計測期間に蓄電池の放電が有った時の逆潮流はすべて蓄電池の放電電力であると見なす。
また、本実施例形態では、分散電源の発電電力量と蓄電池の充放電電力量を常に順潮流電力量と逆潮流電力量とともに電力データ中継局に送信しているが、逆潮流電力量が計測されたときのみ、分散電源の発電電力量と蓄電池の充放電電力量を送信するようにしても良い。その場合送信されるデータ量を削減することができる。
また、なんらかの原因により、分散電源の発電電力量と蓄電池の充放電電力量が取得できないときは、逆潮流電力量を中継局に送信しないか、もしくは逆潮流電力量を0として中継局に送信するようにしても良い。そうすることにより、需要家の不正を防ぐことができる。
第2の実施例を説明する。第2の実施例では第1の実施例と異なる部分のみ説明する。他の部分は第1の実施例と同様なので説明を省略する。
第2の実施例では、図5に示すように、需要家1(101)内に電力量データ等DB5042および調整電力量計算手段5043を設けた。各々の機能は第1の実施例の電力量データ等DB1042および調整電力量計算手段1043と同様である。ただし、データは図6に示すように一時的に管理され、電力量データ受信手段を介して電力データ集計センタ105に調整逆潮流電力量が送られる。
以上の本実施例の特徴を整理すると、需要家に、太陽電池パネルと、太陽電池パネルから出力される直流電力を交流電力に変換する電力変換手段と、蓄電手段と、蓄電手段が充放電する直流電力を交流電力に変換する電力変換手段と、商用電力系統に逆潮流した電力量を計測する逆潮流電力量計測手段と、商用電力系統から順潮流した電力量を計測する順潮流電力量計測手段と、蓄電手段からの電力を計測する蓄電値充放電電力量計測手段と、太陽電池パネルが発電する電力を計測する太陽光発電量計測手段と、上記の各計測手段が計測した、逆潮流電力量と順潮流電力量と蓄電池充放電電力量と太陽光発電電力量を電力データ中継局に送信する電力量データ送信手段を有し、
電力データ中継局に、各需要家から送信される電力量を受信する電力量データ受信手段と、受信した電力量データを記録する電力量データDBと、電力量データを所定の手順で変更する調整電力量計算手段と、調整電力量を電力データ集計センタに送信する調整電力量送信手段を有し、
上記の電力量データを需要家から電力データ中継局に送信し、電力データ中継局では、各需要家の逆潮流電力を計算する際に、逆潮流電力量から蓄電値放電電力量を差し引いた電力量を計算し、その電力量が太陽光発電量よりも多い場合には、太陽光発電量を調整逆潮流電力量とし、少ない場合はそのままの値を調整逆潮流電力量として、集計サーバに送信するものである。
調整逆潮流電力量は、太陽光由来の電力として電力会社が買い取る電力量であり、本来の逆潮流電力量との差分は蓄電値からの放電と考えることができるため、当該需要家における太陽光による売電電力量を把握することができる。
このように、逆潮流電力の内容を集計サーバ側で知ることができるため、電力会社などは、内容に応じた買い取りレートを設置するなどの付加サービスが可能となる。
また、太陽光発電などの自然エネルギー出力の変動を、蓄電池から充放電を行って緩和する手法が提案されているが、夜間電力の充電用に需要家側に設置された蓄電池を活用したシステムを構築することが可能となる。
また、需要家側の計測データを送信する手段は自動検針システムやAMIを活用することも可能である。
その場合、調整逆潮流電力量の計算処理を、需要家側で実施し、逆潮流電力量として、調整逆潮流電力量を送信することで既存の自動検針システムやAMIを変更することなく、確実な太陽光電力の売買が可能となる。
太陽電池の発電量を計測する手段と、蓄電池の充放電量を計測する手段と、需要家の順潮流、逆潮流電力量の計測データとともに電力データ中継局に送信する手段と、電力データ中継局で逆潮流電力量を調整する手段を備え、逆潮流電力量のうち太陽電池の発電量分を推定するために、蓄電池の放電量を差し引き、さらに太陽電池の発電量を超えない分を太陽電池の発電量として判断することができる。
したがって、蓄電池からの充放電を系統安定化に活用しながら、逆潮流電力量のうち太陽電池分を把握することが可能となる。
101 需要家1(第一の需要家)
102 需要家2(第二の需要家)
103 需要家3(第三の需要家)
104 電力データ中継局
105 電力データ集計センタ
106,107 通信ネットワーク
108 柱上トランス
109 商用電力系統

Claims (14)

  1. 需要家の電力配線から電力系統に供給される逆潮流電力量と、再生可能エネルギー発電機から前記需要家の電力配線に供給される再生可能電力量と、蓄電池から前記需要家の電力配線に供給される蓄電池電力量とを入力する入力部と、前記逆潮流電力量から前記蓄電池電力量を差し引いて演算される電力量が、前記再生可能電力量よりも大きくなった場合に、前記逆潮流電力量は前記再生可能電力量を上限にする電力量演算部を有することを特徴とする電力量演算装置。
  2. 請求項1において、前記逆潮流電力量を、前記逆潮流電力量から前記蓄電池電力量を差し引いたものと、前記再生可能電力量を比較し、少ない方を前記逆潮流電力量と推定する電力量演算装置。
  3. 請求項1において、前記再生可能エネルギー発電機は太陽光発電機であることを特徴とする電力量演算装置。
  4. 請求項3において、前記逆潮流電力量を計測した期間における、需要家内に設置された一つ以上の機器の状態情報を取得する手段を有し、前記機器の状態情報を、前記消費電力量と逆潮流電力量とを関連付けて記録し、送信することを特徴とする電力量演算装置。
  5. 請求項4において、前記需要家内に設置された一つ以上の機器の状態情報には、少なくとも一つ以上の分散電源の発電電力量が含まれることを特徴とする電力量演算装置。
  6. 請求項5において、前記需要家内に設置された一つ以上の機器の状態情報とは、少なくとも一つ以上の蓄電池の充電電力量と放電電力量が含まれることを特徴とする電力量演算装置。
  7. 請求項6に記載の自動検針器において、前記需要家内に設置された一つ以上の機器の状態情報とは、少なくとも一つ以上の蓄電池の充電実施有無と放電実施有無についての情報が含まれることを特徴とする電力量演算装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、前記需要家内に設置された機器が少なくとも一つ以上の分散電源と、一つ以上の蓄電池が含まれることを特徴とする電力量演算装置。
  9. 請求項4乃至7のいずれかにおいて、機器の状態情報は、前記逆潮流電力量を計測した期間の情報を記録して送信することを特徴とする電力量演算装置。
  10. 請求項4乃至7及び9のいずれかにおいて、逆潮流を計測した期間の、前記機器の状態情報が取得できない場合は、逆潮流電力量をサーバに送信しないことを特徴とする電力量演算装置。
  11. 請求項4乃至7及び9に記載の自動検針器において、逆潮流を計測した期間の、前記機器の状態情報が取得できない場合は、逆潮流電力量を0としてサーバに送信することを特徴とする電力量演算装置。
  12. 需要家の電力配線から電力系統に供給される逆潮流電力量と、再生可能エネルギー発電機から前記需要家の電力配線に供給される再生可能電力量と、蓄電池から前記需要家の電力配線に供給される蓄電池電力量とをネットワーク経由で受信し、前記受信した逆潮流電力量から前記受信した蓄電池電力量を差し引いて演算される電力量が、前記受信した再生可能電力量よりも大きくなった場合に、前記受信した逆潮流電力量は前記受信した再生可能電力量を上限にする電力量演算機を有することを特徴とする電力量演算サーバ。
  13. 需要家の電力配線から電力系統に供給される逆潮流電力量と、再生可能エネルギー発電機から前記需要家の電力配線に供給される再生可能電力量と、蓄電池から前記需要家の電力配線に供給される蓄電池電力量とを送信する需要家サーバと、前記逆潮流電力量、前記再生可能電力量及び前記蓄電池電力量をネットワーク経由で受信し、前記受信した逆潮流電力量から前記受信した蓄電池電力量を差し引いて演算される電力量が、前記受信した再生可能電力量よりも大きくなった場合に、前記受信した逆潮流電力量は前記受信した再生可能電力量を上限にする電力量演算サーバを有することを特徴とする電力量計測システム。
  14. 需要家の電力配線から電力系統に供給される逆潮流電力量と、再生可能エネルギー発電機から前記需要家の電力配線に供給される再生可能電力量と、蓄電池から前記需要家の電力配線に供給される蓄電池電力量とから、前記逆潮流電力量から前記蓄電池電力量を差し引いて演算される電力量が、前記再生可能電力量よりも大きくなった場合に、前記逆潮流電力量は前記再生可能電力量を上限にする電力量演算方法。
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