JP6082565B2 - 分散電源システム - Google Patents

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本発明は、分散電源システムに関するものである。
特許文献1には、蓄電池から放電用ダイオードおよびリレーを介してパワーコンディショナの入力側に至る放電経路とは別に、パワーコンディショナの出力側から蓄電池へ至る充電経路を備えることで、連系運転時にも太陽電池から蓄電池の充電が可能となる技術が開示されている。
特開平10−23671号公報
ところで、太陽電池から商用電源への逆潮流は認められるが、蓄電池から商用電源への逆潮流は認められない場合がある。特許文献1に開示された技術では、蓄電池から商用電源への逆潮流を防ぐために、蓄電池から負荷へ電力を供給するのは、商用電源との接続が絶たれた自立運転時に限られる。このため、商用電源と接続されている連系運転時には、蓄電池に蓄積された電力を利用することができないという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を鑑みて行われたものであり、連系運転時に蓄電池から商用電源への逆潮流を防ぐ必要がある場合にも、蓄電池の電力を有効利用できる分散電源システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、発電電源、蓄電池、および、商用電源の少なくとも一つから負荷に対して電力を供給可能であるとともに商用電源に電力を逆潮流可能な分散電源システムにおいて、前記発電電源から出力される直流電圧を調整する第1調整手段と、前記蓄電池から出力される直流電圧を調整する第2調整手段と、前記第1および第2調整手段から出力される直流電力を入力して交流電力に変換して前記負荷に供給するとともに必要に応じて前記商用電源に逆潮流させる変換手段と、前記変換手段から前記商用電源に交流電力が逆潮流されている場合に、前記蓄電池から前記商用電源に電力が逆潮流されないように、前記第2調整手段および前記変換手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記商用電源に逆潮流される電力が、前記発電電源から出力される電力以下になるように、前記第2調整手段および前記変換手段を制御する、ことを特徴とする分散電源システム。
このような構成によれば、連系運転時に蓄電池から商用電源への逆潮流を防ぐ必要がある場合にも、蓄電池の電力を有効利用することができる。
また、本発明の一側面は、前記制御手段は、前記商用電源に逆潮流される電力が、前記発電電源から出力される電力以下になるように、前記変換手段を制御するとともに、前記変換手段に供給される電力の電圧が一定になるように前記第2調整手段を制御することを特徴とする。
このような構成によれば、逆潮流される電力と、蓄電池から出力される電力を検出することにより、蓄電池からの逆潮流を確実に防ぐことができる。
また、本発明の一側面は、前記第1調整手段は、前記発電電源から供給される電力が最大となるように電圧を調整することを特徴とする。
このような構成によれば、発電電源の発電する電力が変動する場合でも供給効率を良くすることができる。
また、本発明の一側面は、前記発電電源は太陽電池であることを特徴とする。
このような構成によれば、日照量および環境温度によって発電量が変動する太陽電池を発電電源として用いた場合であっても、蓄電池からの逆潮流を確実に防ぐことが可能になる。
本発明によれば、連系運転時に蓄電池から商用電源への逆潮流を防ぐ必要がある場合にも、蓄電池の電力を有効利用できる分散電源システムを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態の構成例を示すブロック図である。 蓄電池からの逆潮流が生じていない場合の供給電力と消費電力の関係を示す図である。 蓄電池からの逆潮流が生じている場合の供給電力と消費電力の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は本発明の第1実施形態に係る分散電源システムの構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第1実施形態に係る分散電源システムは、太陽電池10、DC/DC(Direct Current / Direct Current)コンバータ11、双方向DC/DCコンバータ12、双方向DC/AC(Direct Current / Alternating Current)コンバータ13、蓄電池14、制御部15−1〜15−3、ダイオード16、電力センサ17〜19、電圧センサ20を有し、太陽電池10、蓄電池14、および、商用電源40から負荷30に電力を供給するとともに太陽電池10によって発電された電力を商用電源40に逆潮流する。
ここで、太陽電池10は、太陽光を直流電力に変換して出力する。DC/DCコンバータ11は、制御部15−1によって制御され、太陽電池10の効率が最大になるように電圧を調整し、電力バス21に出力する。双方向DC/DCコンバータ12は、制御部15−2によって制御され、入出力電圧を調整することで、電力バス21からの電力で蓄電池14を充電するとともに、蓄電池14に蓄積された電力を電力バス21に出力する。
双方向DC/ACコンバータ13は、制御部15−3によって制御され、電力バス21の直流電力を交流電力に変換して電力センサ18側に出力するとともに、電力センサ18側の交流電力を直流電力に変換して電力バス21側に出力する。
蓄電池14は、例えば、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池、ニッケル水素蓄電池、リチウムイオン蓄電池等の2次電池によって構成され、双方向DC/DCコンバータ12から供給される直流電力によって充電されるとともに、充電された直流電力を双方向DC/DCコンバータ12に供給する。
制御部15−1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)等によって構成され、ROMに格納されたプログラムおよびデータに応じてDC/DCコンバータ11を制御する。制御部15−2も同様にCPU、ROM、および、RAM等によって構成され、ROMに格納されたプログラムおよびデータに応じて双方向DC/DCコンバータ12を制御する。制御部15−3も同様にCPU、ROM、および、RAM等によって構成され、ROMに格納されたプログラムおよびデータに応じて双方向DC/ACコンバータ13を制御する。
ダイオード16は、太陽電池10への電力の逆流を防ぐための逆流防止ダイオードである。
電力センサ17は、太陽電池10からDC/DCコンバータ11に供給される電力P1を検出し、制御部15−3に通知する。電力センサ18は、双方向DC/ACコンバータ13から負荷30側に供給される電力P2を検出し、制御部15−3に通知する。電力センサ19は、負荷30に供給される電力P3を検出し、制御部15−3に通知する。電圧センサ20は、電力バス21の電圧Vを検出し、制御部15−2に通知する。
負荷30は、例えば、冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の家庭用電気製品である。商用電源40は、例えば、50Hzまたは60Hzの周波数と、100Vの電圧を有する交流電源である。
(B)第1実施形態の動作の説明
太陽電池10によって発生された直流電力は、ダイオード16および電力センサ17を介してDC/DCコンバータ11に供給される。DC/DCコンバータ11は、制御部15−1の制御に応じて、日照量や環境温度に拘わらず太陽電池10が最適動作点で発電を行うことができるように、MPPT(Maximum Power Point Tracking)動作を実行し、太陽電池10から出力される直流電力の電圧を調整して電力バス21に出力する。
双方向DC/DCコンバータ12は、例えば、太陽電池10によって発生される電力が余っている場合や、夜間のように商用電源40の電力料金が安い場合には、電力バス21の電力によって蓄電池14を充電する。また、太陽電池10によって発生される電力が少ない場合や、昼間のように商用電源40の電気料金が高い場合には、蓄電池14に蓄積されている電力を電力バス21に供給する。
双方向DC/ACコンバータ13は、例えば、蓄電池14が非満充電時である場合であって、例えば、夜間のように商用電源40の電力料金が安いときには、商用電源40の電力を電力バス21側に出力し、蓄電池14を充電する。また、双方向DC/ACコンバータ13は、太陽電池10の電力もしくは蓄電池14の電力を負荷30に供給する場合には、電力バス21側の電力を負荷30側に出力し、負荷30に供給する。また、双方向DC/ACコンバータ13は、太陽電池10で発電した電力のみを商用電源40に逆潮流する場合には、電力バス21側の電力を商用電源40に供給する。
ところで、太陽電池10が発生する電力は、商用電源40への逆潮流が許可される。一方、蓄電池14から供給される電力は、商用電源40への逆潮流が許可されない場合がある。しかしながら、図1に示す第1実施形態では、連系運転時において蓄電池14から負荷30への電力の供給を許容していることから、状況によっては、蓄電池14から供給される電力が逆潮流される場合も想定される。そこで、本発明の第1実施形態では、以下に示す動作によって、蓄電池14からの逆潮流の発生を防止する。
図2は、蓄電池14からの逆潮流が発生していない場合の供給電力と消費電力の関係を示す図である。この図の左側は供給電力を示し、右側は消費電力を示す。より詳細には、供給電力としては太陽電池10からの出力電力P1と、蓄電池14からの出力電力P4が存在する。また、消費電力としては商用電源40への逆潮流電力(P2−P3)と、負荷30の消費電力P3が存在する。一方、図3は、蓄電池14からの逆潮流が発生している場合の供給電力と消費電力の関係を示す図である。図2と図3の比較から、蓄電池14から商用電源40への逆潮流が発生してない場合、逆潮流電力(P2−P3)と、太陽電池10からの出力電力P1との間には(P2−P3)≦P1が成立し、逆潮流が発生している場合にはこの関係は成立しない。そこで、第1実施形態では、(P2−P3)≦P1が満たされるように、双方向DC/ACコンバータ13を制御するとともに、双方向DC/DCコンバータ12を制御する。これにより、逆潮流電力(P2−P3)は、常に、太陽電池10が発生する電力P1以下となることから、蓄電池14から商用電源40への逆潮流の発生を有効に防止することができる。
つぎに、図1において実行される処理の流れについて説明する。図4は、図1に示す第1実施形態において実行される処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部15−1は、太陽電池10の発電効率が最大となるように、DC/DCコンバータ11を制御する。より具体的には、太陽電池10は、日照量や環境温度によって、最適な動作点(出力電圧・出力電流点)が変化するので、動作点が最適になるように、前述したMPPT制御を実行する。例えば、DC/DCコンバータ11は270〜400V程度の電圧を出力するように調整される。
ステップS11では、制御部15−3は、電力センサ17〜19の出力を参照し、電力P1〜P3を測定する。具体的には、制御部15−3は、電力センサ17の出力より太陽電池10から出力される電力P1を測定し、電力センサ18の出力より双方向DC/ACコンバータ13から出力される電力P2を測定し、電力センサ19の出力より負荷30に供給される電力P3を測定する。
ステップS12では、制御部15−3は、ステップS11で求めた電力P1〜P3が(P2−P3)≦P1を満たすように、双方向DC/ACコンバータ13を制御する。例えば、図3に示すように、蓄電池14から商用電源40に対して逆潮流が発生している場合には、双方向DC/ACコンバータ13が出力する交流電力の電圧が低く設定される。ここで、太陽電池10から出力される電力P1は日照量に依存し、負荷30によって消費される電力P3はユーザによる使用量に依存する。このため、これらの電力P1,P3は制御部15−3の制御には依存しない。制御部15−3が出力電圧を低く設定すると、これにより、逆潮流電力(P2−P3)が減少するので、太陽電池10から出力される電力P1以上となった時点で(P2−P3)≦P1を満たすことになる。
ステップS13では、制御部15−2は、電圧センサ20の出力から、電力バス21の電圧を測定する。
ステップS14では、制御部15−2は、ステップS13で測定した電圧Vが一定になるように、双方向DC/DCコンバータ12を制御する。これにより、図3,4に示す供給電力と消費電力が等しくなるように調整されるので、逆潮流電力(P2−P3)の減少に伴って、蓄電池14から出力される電力P4が減少する。
ステップS15では、処理を終了するか否かが判定され、処理を終了しないと判定した場合(ステップS15:No)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS15:Yes)には処理を終了する。
以上の処理によれば、(P2−P3)≦P1を満たすように制御することで、蓄電池14から出力される電力が商用電源40に逆潮流されることを防ぐことができる。また、このように蓄電池14からの逆潮流を防ぐことにより、連系運転時においても、蓄電池14に蓄積された電力を、負荷30に供給して有効に利用することができる。このため、例えば、商用電源40への売電単価が高い場合には、負荷30に対して蓄電池14から供給する電力を増やすことで、太陽電池10から商用電源40への逆潮流を増加させることができる。
なお、以上の処理では、太陽電池10から出力される電力P1が存在する場合(P1≠0の場合)の説明であるが、太陽電池10から出力される電力P1が存在しない場合(P1=0の場合)には、(P2−P3)≦0となるように制御がされる。
また、以上は、蓄電池14が放電される場合の処理であるが、蓄電池14を充電する場合には、制御部15−1が前述したMPPT処理を実行するとともに、双方向DC/DCコンバータ12を制御することで、満充電状態でない蓄電池14を電力バス21側の電力(太陽電池10または商用電源40の電力)によって充電することができる。
(C)第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態に係る分散電源システムについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る分散電源システムの構成例を示す図である。なお、図5において、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5では、図1の場合と比較して、電力センサ17,18が除外され、電力センサ22が新たに追加されている。また、制御部15−2は、電力センサ19,22の出力に基づいて双方向DC/DCコンバータ12を制御する。制御部15−3は、電圧センサ20の出力に基づいて双方向DC/ACコンバータ13を制御する。なお、それ以外の構成は、図1の場合と同様である。
(D)第2実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。以下では、図2,3を参照して、動作の概略について説明した後に、図6を参照して詳細な動作について説明する。
本発明の第2実施形態では、図2,3において、蓄電池14から出力される電力P4が、負荷30で消費される電力P3以下(P4≦P3)になるように制御される。このような制御によれば、蓄電池14から出力される電力P4は負荷30において確実に消費されることから、商用電源40には逆潮流しない。
つぎに、第2実施形態において実行される処理について説明する。図6は、図5に示す第2実施形態において実行される処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、制御部15−1は、太陽電池10の発電効率が最大となるように、DC/DCコンバータ11を制御する。なお、この処理は、前述した図4のステップS10と同様であるので詳細な説明は省略する。
ステップS31では、制御部15−2は、蓄電池14が放電可能であるか否かを判定し、放電可能であると判定した場合(ステップS31:Yes)にはステップS32に進み、それ以外の場合(ステップS31:No)には34に進む。例えば、制御部15−2は、蓄電池14が充放電する電力を電力センサ22によって積算することで、蓄電池14の充電率を推定し、例えば、充電率が所定の閾値以上(例えば、充電率が40%以上)の場合には放電可能であるとしてステップS32に進む。
ステップS32では、制御部15−2は、電力センサ19,22の出力を参照し、電力P3,P4を測定する。具体的には、制御部15−2は、電力センサ19の出力より負荷30に供給される電力P3を測定し、電力センサ22の出力より蓄電池14から出力される電力P4を測定する。
ステップS33では、制御部15−2は、ステップS32で測定した電力P3,P4がP4≦P3を満たすように、双方向DC/DCコンバータ12を制御する。例えば、図3に示すように、蓄電池14から商用電源40に対して逆潮流が発生している場合には、双方向DC/DCコンバータ12が電力バス21側へ出力する電圧が低くなるように設定される。ここで、太陽電池10から出力される電力P1は日照量に依存し、負荷30によって消費される電力P3はユーザによる使用量に依存する。このため、これらの電力P1,P3は制御部15−2の制御には依存しない。制御部15−2が双方向DC/DCコンバータ12の電力バス21側の出力電圧を低く設定すると、これにより、蓄電池14から出力される電力P4が減少するので、負荷30が消費する電力P3以下となった時点でP4≦P3を満たすことになる。
ステップS34では、制御部15−3は、電圧センサ20の出力から、電力バス21の電圧を測定する。
ステップS35では、制御部15−3は、ステップS34で測定した電圧Vが一定になるように、双方向DC/ACコンバータ13を制御する。これにより、図3,4に示す供給電力と消費電力が等しくなるように調整されるので、蓄電池14から出力される電力P4の減少に伴って逆潮流電力(P2−P3)が減少する。
ステップS36では、処理を終了するか否かが判定され、処理を終了しないと判定した場合(ステップS36:No)にはステップS30に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS36:Yes)には処理を終了する。
以上の処理によれば、P4≦P3を満たすように制御することで、蓄電池14から出力される電力が商用電源40に逆潮流されることを防ぐことができる。また、このように蓄電池14からの逆潮流を防ぐことにより、連系運転時においても、蓄電池14に蓄積された電力を負荷30に供給して有効に利用することができる。このため、例えば、商用電源40への売電単価が高い場合には、負荷30に対して蓄電池14から供給する電力を増やすことで、太陽電池10から商用電源40への逆潮流を増加させることができる。
なお、以上の処理では、太陽電池10から出力される電力P1が存在する場合(P1≠0の場合)の説明であるが、太陽電池10から出力される電力P1が存在しない場合(P1=0の場合)にも同様にP4≦P3となるように制御がされる。
また、以上は、蓄電池14が放電される場合の処理であるが、蓄電池14を充電する場合には、制御部15−1が前述したMPPT処理を実行するとともに、双方向DC/DCコンバータ12を制御することで、満充電状態でない蓄電池14を電力バス21側の電力(太陽電池10または商用電源40の電力)によって充電することができる。
(E)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、発電電源として太陽電池10を使用する場合を例に挙げて説明したが、これ以外にも、例えば、風力発電や水力発電等の出力が不安定な自然エネルギーを利用した発電設備を発電電源として用いることが可能である。
また、以上の各実施形態では、3つの制御部15−1〜15−3を設けるようにしたが、これらをまとめて1つの構成とし、時分割制御や割込制御によって、DC/DCコンバータ11、双方向DC/DCコンバータ12、および、双方向DC/ACコンバータ13を制御するようにしてもよい。
10 太陽電池(発電電源)
11 DC/DCコンバータ(第1調整手段)
12 双方向DC/DCコンバータ(第2調整手段)
13 双方向DC/ACコンバータ(変換手段)
14 蓄電池
15−1〜15−3 制御部(制御手段)
16 ダイオード
17〜19,22 電力センサ
20 電圧センサ
21 電力バス
30 負荷
40 商用電源

Claims (4)

  1. 発電電源、蓄電池、および、商用電源の少なくとも一つから負荷に対して電力を供給可能であるとともに商用電源に電力を逆潮流可能な分散電源システムにおいて、
    前記発電電源から出力される直流電圧を調整する第1調整手段と、
    前記蓄電池から出力される直流電圧を調整する第2調整手段と、
    前記第1および第2調整手段から出力される直流電力を入力して交流電力に変換して前記負荷に供給するとともに必要に応じて前記商用電源に逆潮流させる変換手段と、
    前記変換手段から前記商用電源に交流電力が逆潮流されている場合に、前記蓄電池から前記商用電源に電力が逆潮流されないように、前記第2調整手段および前記変換手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記商用電源に逆潮流される電力が、前記発電電源から出力される電力以下になるように、前記第2調整手段および前記変換手段を制御する、
    ことを特徴とする分散電源システム。
  2. 前記制御手段は、前記商用電源に逆潮流される電力が、前記発電電源から出力される電力以下になるように、前記変換手段を制御するとともに、前記変換手段に供給される電力の電圧が一定になるように前記第2調整手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の分散電源システム。
  3. 前記第1調整手段は、前記発電電源から供給される電力が最大となるように電圧を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の分散電源システム。
  4. 前記発電電源は太陽電池であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分散電源システム。
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