JP5379417B2 - スライドボールゲーム用スティック及びそれを用いたスライドボールゲーム用具 - Google Patents

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本発明は、スティックで打ったボールを滑走させて競技するゲーム用のスティック及びそれを用いたゲーム用具に関する。
スティックとボールを使う競技としてゴルフやゲートボール、グラウンドゴルフなどが広く親しまれているが、これらの競技は使用しているボールやゲームの性質上、広い場所が必要となるし、用具一式を揃えるのにも多額の費用がかかる。そこで、狭いスペースでも高齢者や幼児、療養者などが気軽に楽しめることを目的として、ボールをスティックで打って滑走させ、的に当てたり、ホールに入れたりして競技するスライドボールゲームが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のスティックは、ヘッドが側断面視略三角形状に設けられ、フェイス面が平板状に形成されているので、打ち出し方向を定めにくく、ボールを的に向けてまっすぐに打つのが大変であり、思った方向にボールを打ち出しにくいという問題点があった。また、インパクトの瞬間(フェイス面がボールを捉える瞬間)が見えないから、余計に方向を定めにくかった。
一方、分厚い円盤状のストーンをスティックで押し出して滑らせる形式のカーリング類似のゲームも提案されている(例えば、特許文献2)。この特許文献2に記載のスティックは、ストーンを押し出すスティックのヘッドの先端に該ストーンの操作部の縁部形状に適合する平面視略円弧状の押し出し部(フェイス面)が設けられている。しかし、このフェイス面は、単に平面を湾曲させた弧面であるから、スティックの当たる角度が変化して、この弧面とボールの当たる角度が変わると、ボールは上下方向の種々の角度に打ち出され、例えば、フェイス面の下端部がボールの下方に当たった場合にはボールが打ち上げられてしまうし、上方に当たるとボールが叩きつけられてしまって、うまくボールをスライドさせることができなくなるおそれがあり、このようなスティックをスライドボールゲームに適用するのは難しい。
実公昭53−17887号公報(図面) 特開2002−78837号公報(図1、図3、図4)
本発明が解決しようとする課題は、ボールを所定の方向へ打ち出しやすく、かつ、ボールを打ち上げたり、思わぬ方向に飛んだりするおそれがなく、安定してボールを滑らせることができるスライドボールゲーム用スティックを提供することである。
本発明によれば、シャフトの先端に略円柱状のヘッドを設け、該ヘッドの周面軸方向周りに中心部の直径が小径となり外周面がボールの直径より大きな直径の円弧状くびれ部を形成し、該くびれ部を打撃部としたことを特徴とするスライドボールゲーム用スティックが提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、シャフトの先端に略円柱状のヘッドを設け、該ヘッドの周面軸方向周りに中心部の直径が小径となり外周面がボールの直径より大きな直径の円弧状くびれ部を形成し、該くびれ部を打撃部としたので、このスティックでボールを打つと、上記くびれ部がボールの曲面部に線接触する。すなわち、スティックの当たる角度が変化しても、弧状の打撃部がボールを捉えるポイントは一定の直線上に存しているため、ボールを所定の方向に打ち出しやすく、的やホールなどに向かってボールを滑らせることができる。また、上記打撃部がボールに当たる角度は変化しないから、ボールを打ち上げたり叩きつけたりするおそれがなく、安定してボールを滑らせることができる。
本発明のボールゲーム用スティックは種々のスライドボールゲームに適用することができるが、図1は球体の下方を直線的に切除して設けたボールを打ってシート上を滑走させるスライドボールゲームに適用した一実施例を示している。スライドボールゲーム用具1は、ボール2、該ボール2を打つためのスティック3、該スティック3で打った上記ボール2を滑走させるためのシート4を有している。
上記ボールは、種々のボールを使用することができる。図に示すボール2は、ゲートボール用のボールを使用している。このゲートボール用ボールは、直径7.5cmと定められているので、その中心点から約1.5cm程度離れた部分を直線的に切除することにより曲面部5と底面部6を形成してある。この切除部分は、適宜の構造に設けることができ、例えば、底面部にボールの滑りを良くする滑走面を有する滑走補助具を設置したり、ゲーム内容に応じてボールが適宜変化して動くように形成してもよい。また、上記の如き略球体状のボールに代えて、円盤状(パック状)の形状のボールを用いることもできる(図示略)。
上記スティック3は、棒状のシャフト7と、該シャフト7の先端に設けられるヘッド8を有する。該ヘッド8全体は略円柱状に設けられ、その周面9軸方向周りに中心部の直径が小径となるくびれ部10が形成されている。このくびれ部10の外周面は、上記ボール2の直径より大きな直径を有する円弧状に設けられている。ゲームの際には、このくびれ部10を打撃部として使用する。本実施例において、くびれ部10は、ヘッド8の外周9の中間部に設けられているが、外周9の一端部に形成したり(図4)、外周9の全体に形成することもできる(図5)。また、本実施例において、くびれ部10は、ボール2の直径よりわずかに大きな直径を有する円弧状に設けられているが、この円弧の形状はボールの方向を定めうる適宜の円弧状に形成することができる。なお、図示のシャフト7は、ヘッド8の中央に設けた取付孔11に挿入して固定しているが、この固定方法は適宜の構造にすることができ、その取付位置も図に示すような中央位置ではなく、図4に示すように中央から外れた位置に設けてもよい。
上記シート4は、上記スティック3で打ったボール2が滑走するためのボール滑走面12を有する。このボール滑走面12は、ボール2の滑りを良くするため、滑り性を有する素材で設けられているのが好ましいが、上記ボール2との関係で適宜の構成にすることができる。また、例えばシート表面に得点を表示したシートとしてもよく(図示略)、ゲームの趣向次第では、このようなシートを使わずに床面上や地面上でボールを滑走させてもよい。
上記スティック3でボール2を打ったとき、ヘッド8のくびれ部10(打撃部)がボール2と線接触する(図2、図3)。そして、図6の一点鎖線に示すように、スティック3(シャフト7)の傾きが変わっても、ヘッド8のくびれ部10(打撃部)がボール2を捉えるポイント(インパクトライン13)は一定であるから、所定の方向に安定してボールを打ち出すことができる。また、このインパクトライン13は、ボールの下方に形成されることがないので、ボール2を打ち上げてしまうおそれがない。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 図1に示すスティックのヘッドがボールに当たったときの状態を説明する平面図である。 図1に示すスティックのヘッドがボールに当たったときの状態を説明するため一部を断面した側面図である。 他の実施例を示す説明図である。 他の実施例を示す説明図である。 図1に示すスティックの当たる角度が変化したときの説明図である。
1 スライドボールゲーム用具
2 ボール
3 スティック
4 シート
8 ヘッド
9 外周
10 くびれ部
13 インパクトライン

Claims (5)

  1. シャフトの先端に略円柱状のヘッドを設け、該ヘッドの周面軸方向周りに中心部の直径が小径となり外周面がボールの直径より大きな直径の円弧状くびれ部を形成し、該くびれ部を打撃部としたことを特徴とするスライドボールゲーム用スティック。
  2. 上記ボールは、球体の下方を直線的に切除して曲面部及び底面部を設けたスライドボールである請求項1に記載のスライドボールゲーム用スティック。
  3. 上記ボールは、円盤状のボールである請求項1に記載のスライドボールゲーム用スティック。
  4. 球体の下方を直線的に切除して曲面部及び底面部を設けたスライドボールと、シャフトの先端に略円柱状のヘッドを設け、該ヘッドの周面軸方向周りに中心部の直径が小径となり外周面が上記スライドボールの直径より大きな直径の円弧状くびれ部を形成し、該くびれ部を打撃部としたスライドボールゲーム用スティックを具備するスライドボールゲーム用具。
  5. 円盤状のボールと、シャフトの先端に略円柱状のヘッドを設け、該ヘッドの周面軸方向周りに中心部の直径が小径となり外周面が上記ボールの直径より大きな直径の円弧状くびれ部を形成し、該くびれ部を打撃部としたスライドボールゲーム用スティックを具備するスライドボールゲーム用具。
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