JP3196397U - 球技用スティック - Google Patents

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Abstract

【課題】ボールの転がし機能と打ち上げ機能の両方を併せ持つ球技用スティックを提供する。【解決手段】長手方向両端に夫々対向する打撃面11を有するスティックヘッド10と、スティックヘッド10の長手方向略中央位置から鉛直方向へ延伸するスティックシャフト20と、から成る球技用スティック1であって、スティックヘッド10は、一方の打撃面11aが略垂直平面状に成形されると共に、他方の打撃面11bには球面状に内側へ窪んだ凹部12が成形されており、スティックシャフト20は、その先端がスティックヘッドの長手方向略中央位置に固定されると共に、他端には所定長さのグリップ部21が形成されている。スティックヘッドの凹部打撃面が、側面視において下方へ向け末広がり状に傾斜するように成形されているのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、スティックを使用してボールを打つ球技用のスティックに関するものである。
従来より、ゲートボールなるスポーツが、高齢者の間で普及している。すなわち、該ゲートボールは、5人一組のチーム同士で争い、専用のスティック、ボールを使用して、スタート地点からボールを転がすように打って複数のゲートを通過させ、最終的にゴールポールに当てることで「あがり」となり、先に5人全員が「あがり」となったチームが勝利というスポーツである。かかるゲートボールは、個人戦とチーム戦のどちらの要素も兼ね備え、その競技のし易さから、高齢者に広く普及している。
一方、グランドゴルフなるスポーツも、高齢者向けに考案されている。すなわち、該グランドゴルフは、専用のクラブ、ボールを使用して、該ボールをホールポストに向けてクラブで転がすように打ち、その打数を競うというスポーツであって、その競技のし易さや、ルールの簡明さから、高齢者だけでなく若年層に至るまで、広く普及しつつある。
そして、ボールを転がし打数を競うというプレイスタイルは、ゴルフにも似た側面があるため、該ゴルフをプレイできない人にとって、あたかもゴルフをプレイしているような雰囲気を味わうことができる。
しかしながら、上記した従来のゲートボールやグランドゴルフは、ある一定の競技用スペースが必要となるため、該競技スペースを確保できる場所でしか競技を楽しむことができず、どこでも気軽に競技できるものではなかった。
また、ゲートボールやグランドゴルフは、ボールを転がすように打つ競技であることから、スティックやクラブの打面は略垂直に平面状となっており、ボールを打ち上げることができるものではなかった。
そこで従来、ボールを打ち上げ可能とすべく、スティックの打撃面に着脱自在に取り付け可能であって、打撃面に取り付ける取付部と、取付部に隣接し、ボールを打撃する打撃部とを有し、打撃部は、シャフトの長手方向から見たときに、先端が扇形状であると共に、シャフトの長手方向に傾斜した傾斜面を備えた「スティックキャップ、球技用スティックおよび球技用具」(特許文献1参照)が提案されている。
しかしながら、係る「スティックキャップ、球技用スティックおよび球技用具」の提案は、スティックとは別体のキャップをスティックの打撃面に着脱自在に取り付ける構成態様を採用するものであって、打撃時にキャップが外れてボールと共に飛ばされてしまう危険性があるものであった。
また従来、ボールを打ち上げ可能とすべく、非打撃フェースに設けられた円形のくぼみをもつ半球形ボール受け凹部と球すくい上げ装置を備え、該ボールすくい上げ装置はショベル部とショベル嵌合部とで一体化され、ショベル部は可撓性を有する金属製で樋状構造をなし、底面は内側に軽く湾曲し、ショベル嵌合部に嵌合されショベル部受けピンで固定される、球すくい上げ装置と上記凹部との連携によりボールをすくい上げることが可能な「グランドゴルフ用クラブ」(特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、係る「グランドゴルフ用クラブ」の提案は、スティックとは別体の金属製の球すくい上げ装置をスティックの打撃面に備え付けるものであって、いったん備え付けてしまうと通常のボールを転がすように打つことができなくなってしまうのであった。
本出願人は、従来の球技用スティックのボールを転がす使用態様をそのままに、更にボールを打ち上げることも可能にできないものかとの着想のもと、スティックヘッドの形態を設計変更することでそれらを可能ならしめるスティックを開発し、本考案に係る「球技用スティック」の提案に至るものである。
特開2012−81207号公報 登録実用新案第3131377号公報
そこで、本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ボールの転がし機能と打ち上げ機能の両方を併せ持つ球技用スティックを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本考案は、長手方向両端に夫々対向する打撃面を有するスティックヘッドと、該スティックヘッドの長手方向略中央位置から鉛直方向へ延伸するスティックシャフトと、から成る球技用スティックであって、スティックヘッドは、長手方向両端を打撃面として、一方の打撃面が略垂直平面状に成形されると共に、他方の打撃面には球面状に内側へ窪んだ凹部が成形されて成り、スティックシャフトは、その先端がスティックヘッドの長手方向略中央位置に固定されると共に、他端には所定長さのグリップ部が形成された構成となっている。
また、本考案は、前記スティックヘッドにおける凹部が成形された打撃面が、側面視において下方へ向け末広がり状に傾斜するように成形された構成を採用し得る。
本考案に係る球技用スティックによれば、一方の打撃面を使用して従来の球技用スティックのようにボールを転がすことができると共に、他方の打撃面を使用することでボールを打ち上げることも可能となるため、従来の球技用スティックを使ったゲートボールやグランドゴルフといったボールを転がす競技のほか、ボールを打ち上げて的に当てたりバスケットに入れるなどの新種競技・遊戯用の球技用スティックとして使用することが可能であって、競技のプレイ幅を拡げることができる、といった優れた効果を奏する。
本考案に係る球技用スティックの実施形態を示す説明図である。 本考案に係る球技用スティックの使用態様を示す説明図である。 本考案に係る球技用スティックの使用例を示す説明図である。
本考案に係る球技用スティック1は、スティックヘッド10の長手方向両端を打撃面11として、一方の打撃面11aが略垂直平面状に成形されると共に、他方の打撃面11bには球面状に内側へ窪んだ凹部12が成形されて成ることを最大の特徴とする。
以下、本考案に係る球技用スティック1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、本考案は、下記の実施形態に示した構成に特に限定されるものではなく、本考案の技術的思想の要旨に逸脱しない範囲で、任意に変更することができるものである。
図1は、本考案に係る球技用スティック1の実施形態を示す説明図である。
該球技用スティック1は、スティックヘッド10とスティックシャフト20とから構成されている。
スティックヘッド10は、全体外形状が略円柱形状あるいは多角柱形状であって、その直径は約30〜80mm程度、長さは約150〜300mm程度の範囲内とする。該スティックヘッド10の材質については、特に限定するものではないが、例えば木製により成形され、その他にもアルミ等の軽量金属製やプラスチック等の樹脂製、繊維製やセラミックス製などが考え得る。
スティックヘッド10の長手方向略中央位置には、後述するスティックシャフト20と接続固定するための接続構造が備えられている。該接続構造の具体的態様については特に限定はなく、例えば雌ネジがネジ切りされて成る。
スティックヘッド10の長手方向両端には、夫々対向する打撃面11を有して成る。かかる打撃面11のうち一方の打撃面11aは略垂直平面状に成形され、また、他方の打撃面11bには球面状に内側へ窪んだ凹部12が成形されて成る。
このとき、スティックヘッド10における凹部12が成形された打撃面11bについて、側面視において下方へ向け末広がり状に傾斜するように成形する態様が考え得る。これにより、打撃の際ボールBを凹部12に効果的に当てることができ、すくい上げるように打つことで、ボールBを容易に打ち上げることが可能となる。
スティックシャフト20は、全体外形状が略円柱形状あるいは多角柱形状の棒状体であって、その直径は約10〜30mm程度、長さは約500〜1200mm程度の範囲内とする。該スティックシャフト20の材質については、前記スティックヘッド10と同材質により成形されることが好ましいが、特に限定するものではなく、例えば木製により成形され、その他アルミ等の軽量金属製やプラスチック等の樹脂製などが考え得る。
スティックシャフト20の先端には、前記スティックヘッド10と接続固定するための接続構造が備えられている。該接続構造の具体的態様については特に限定はなく、例えば雄ネジがネジ切りされて成る。
また、スティックシャフト20の他端には、所定長さのグリップ部21が形成されている。該グリップ部21の具体的態様は、例えばグリップテープを巻いて形成されたり、あるいは、ゴム等の弾性樹脂から成るグリップ体をスティックシャフト20他端に挿嵌して形成される。
なお、該スティックシャフト20について、分割可能な構造としたり、あるいは伸縮可能な構造を採用することも可能である。
以上の構成から成るスティックヘッド10とスティックシャフト20とは、スティックヘッド10の長手方向略中央位置に備えられた接続構造とスティックシャフト20の先端に備えられた接続構造を介して、スティックシャフト20がスティックヘッド10から鉛直方向へ延伸した状態に接続固定されることで、本考案に係る球技用スティック1が完成する。
図2は、本考案に係る球技用スティック1使用態様を示す説明図である。
すなわち、スティックヘッド10における凹部12が成形された打撃面11bを使ってボールBを打撃した場合、図2(a)に示すように、ボールBは凹部12に当たって上方へ打ち上げられることとなる。
逆に、スティックヘッド10における略垂直平面状に成形された打撃面11aを使ってボールBを打撃した場合、図2(b)に示すように、ボールBは転がる様に前方へ打ち出されることとなる。
図3は、本考案に係る球技用スティック1を使用した競技例を示す説明図である。
すなわち、図3(a)に示すように、スティックヘッド10の凹部12が成形された打撃面11bを使って、中空に配されたゲートGを通過させる様に、ボールBを打ち上げ飛ばす競技が考え得る。
また、図3(b)に示すように、スティックヘッド10の凹部12が成形された打撃面11bを使って、上方が開口したバスケットHに入る様に、ボールBを打ち上げ飛ばす競技が考え得る。
さらには、図3(c)に示すように、スティックヘッド10の凹部12が成形された打撃面11bを使って、ビンゴゲーム風に複数仕切られたマス目MにボールBを並べて入れる様に、ボールBを打ち上げ飛ばす競技が考え得る。
本考案に係る球技用スティック1を使用した競技例については、上述した以外にも、例えば射的風に中空の的を狙ってボールBを打ち上げ飛ばす競技や、障害物を設けてそれを飛び越さないとホールアウトできないグランドゴルフ風の競技など、多種多様の競技が考え得る。
本考案に係る球技用スティック1は、従来ボールBを転がすことを目的に使用されていたスティックに対し、ボールBを上方へ打ち上げて飛ばす機能を付加することで、競技の幅を拡げて多種多様の新たな競技の創出を可能ならしめるもので、本考案の産業上の利用可能性は極めて大であると思料する。
1 球技用スティック
10 スティックヘッド
11,11a,11b 打撃面
12 凹部
20 スティックシャフト
21 グリップ部
B ボール
G ゲート
H バスケット
M マス目

Claims (2)

  1. 長手方向両端に夫々対向する打撃面を有するスティックヘッドと、該スティックヘッドの長手方向略中央位置から鉛直方向へ延伸するスティックシャフトと、から成る球技用スティックであって、
    スティックヘッドは、長手方向両端を打撃面として、一方の打撃面が略垂直平面状に成形されると共に、他方の打撃面には球面状に内側へ窪んだ凹部が成形されて成り、
    スティックシャフトは、その先端が前記スティックヘッドの長手方向略中央位置に固定されると共に、他端には所定長さのグリップ部が形成されて成ることを特徴とする球技用スティック。
  2. 前記球技用スティックにおいて、
    前記スティックヘッドにおける凹部が成形された打撃面が、側面視において下方へ向け末広がり状に傾斜するように成形されて成ることを特徴とする請求項1に記載の球技用スティック。
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