JP6895594B1 - ゴルフティー - Google Patents
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Abstract
【課題】クラブの良好な振り抜けと飛距離アップを狙いとして、細く長い支柱を活用したゴルフティーを提供する。【解決手段】先端部が先鋭になっているティー本体2とボール支持部3から成り、ボール支持部3は、ティー1の軸を中心とする円周上に等間隔に配置された複数本の支柱31を有する。載せたボールの重みで破損しないように、支柱31には剛性の大きい材料を用いるが、剛性が大きいと支柱31は斜め方向からのショットによる衝撃に対して変形しづらい。そこで、各支柱31の長手方向に支柱内側から外側に貫通する長孔312を上下2箇所に設けることとした。【選択図】図1
Description
クラブの良好な振り抜けと飛距離アップを狙いとして、細く長い支柱を活用したゴルフティーに関する。
ゴルファーにとって理想的なティーとは、クラブの良好な振り抜けと飛距離アップとを可能とするティーである。
そのため、多数のティーに関するアイデアが特許・実用新案登録出願されている。
本出願人も、特許文献1において、複数本の長く細い支柱の上にボールを載せ、ボールの移動にともない支柱がなびき、傾斜した各支柱の真上の空間をクラブが振り抜けていくことを可能とするティーを提案した。
そのため、多数のティーに関するアイデアが特許・実用新案登録出願されている。
本出願人も、特許文献1において、複数本の長く細い支柱の上にボールを載せ、ボールの移動にともない支柱がなびき、傾斜した各支柱の真上の空間をクラブが振り抜けていくことを可能とするティーを提案した。
上記特許文献1に記載されたティーは、飛距離がのび、最近の大型のゴルフヘッドにも対応できるという利点がある。このティーでは、ボールを載せる支柱(以下、「リフト」ということもある)の長さを10mm前後としている。
ところで、一般的にリフト型ティーは6〜8本のリフトで構成されている。これらリフト型ティーの多くは、地中にティーを突き刺す際にリフト先端部にボールを載せてボールの上から手のひらを押しあてて下方へ向かう力を加えていた。そのため、リフトが座屈しないように太さは1mm〜1.5mm位で、長さは最長でも10mmくらいとしていたのである。しかしながら、これでは宙に浮くボールをショットしたい、アッパーブローで打ち抜きたいというゴルファーの理想は実現できない。
ところで、一般的にリフト型ティーは6〜8本のリフトで構成されている。これらリフト型ティーの多くは、地中にティーを突き刺す際にリフト先端部にボールを載せてボールの上から手のひらを押しあてて下方へ向かう力を加えていた。そのため、リフトが座屈しないように太さは1mm〜1.5mm位で、長さは最長でも10mmくらいとしていたのである。しかしながら、これでは宙に浮くボールをショットしたい、アッパーブローで打ち抜きたいというゴルファーの理想は実現できない。
一方、リフトを長くするという点では、ブラシ型のティーがあるが、約300本のリフトでブラシが形成されているので、宙に浮いたような感覚を得ることはできない。
そのため、ゴルファーの間では、細く長く、かつ抵抗無くショットに耐えるための柔軟なリフト型のティーが望まれていた。そこで、本発明者は、宙に浮いたような感覚でボールをショットしたいというゴルファーの思いを実現するために、長さ30mmくらいのリフトを持つティーを提供することを課題としてきた。かかる問題意識のもと、本発明者は、長さが30mm超の複数本の支柱を有し、環状部材で複数の支柱を束ねるゴルフティーを出願した(特願2020−166346)。
そのため、ゴルファーの間では、細く長く、かつ抵抗無くショットに耐えるための柔軟なリフト型のティーが望まれていた。そこで、本発明者は、宙に浮いたような感覚でボールをショットしたいというゴルファーの思いを実現するために、長さ30mmくらいのリフトを持つティーを提供することを課題としてきた。かかる問題意識のもと、本発明者は、長さが30mm超の複数本の支柱を有し、環状部材で複数の支柱を束ねるゴルフティーを出願した(特願2020−166346)。
特願2020−166346に開示したゴルフティーでは、各支柱の基本形状を板状にした。また、ティーショット時に支柱の先端部にボールを載せるので、ボールの重量によって支柱が曲がることのないように剛性の大きい材料を使うことにした。
形状が板状であるために、正面からの衝撃には前後に振れ(図3の(1)を参照)、支柱はなびきその上をボールが飛び出していくので、飛距離アップにつながる。しかし、ボールが斜め方向に飛び出していくと、正面から飛び出す場合に比べて支柱の変形(ボールの進行方向に前傾し曲がる。以下「なびき」ということもある。)が小さくなる(図3の(2)を参照)。例えば、正面に対して45度斜めの方向からショットされたとき、ショットによる外力は約70%に減少してしまう。剛性の大きい材料は変形させるのに大きな外力を必要とするので、斜め方向から外力が加えられると、正面から加えた場合よりも減殺されるので変形しづらくなる。そのため、長い支柱に載った状態でボールがショットされたとしても、支柱が十分になびかず、ボールが飛び出していく際に抵抗を受けることになる。そのボールに続くクラブは、振り抜け時の抵抗が大きく、飛距離に影響してくる。つまり、長い支柱を形成したとしても、斜め方向からのショット時の抵抗を軽減しないと、支柱の長さのもたらす利点を享受できない。
そこで本発明は、斜め方向からクラブによる衝撃を受けた場合も正面から衝撃を受けた場合と同様に支柱がなびくゴルフティーを提供することを課題とした。
形状が板状であるために、正面からの衝撃には前後に振れ(図3の(1)を参照)、支柱はなびきその上をボールが飛び出していくので、飛距離アップにつながる。しかし、ボールが斜め方向に飛び出していくと、正面から飛び出す場合に比べて支柱の変形(ボールの進行方向に前傾し曲がる。以下「なびき」ということもある。)が小さくなる(図3の(2)を参照)。例えば、正面に対して45度斜めの方向からショットされたとき、ショットによる外力は約70%に減少してしまう。剛性の大きい材料は変形させるのに大きな外力を必要とするので、斜め方向から外力が加えられると、正面から加えた場合よりも減殺されるので変形しづらくなる。そのため、長い支柱に載った状態でボールがショットされたとしても、支柱が十分になびかず、ボールが飛び出していく際に抵抗を受けることになる。そのボールに続くクラブは、振り抜け時の抵抗が大きく、飛距離に影響してくる。つまり、長い支柱を形成したとしても、斜め方向からのショット時の抵抗を軽減しないと、支柱の長さのもたらす利点を享受できない。
そこで本発明は、斜め方向からクラブによる衝撃を受けた場合も正面から衝撃を受けた場合と同様に支柱がなびくゴルフティーを提供することを課題とした。
前記目的を達成するため、請求項1にかかるゴルフティーは、
先端部が先鋭になっている脚部とボール支持部から成り、
前記ボール支持部は、ゴルフティーの軸を中心とする円周上に等間隔に配置された複数本の支柱を有し、
前記の各支柱の長手方向に、支柱内側から外側に貫通する長孔を上下2箇所に設けたことを特徴とする。
このように長孔を設けたことにより、支柱が斜め方向からショットされた場合、捻じれを伴うかたちで長孔の幅が狭まる。これにより、支柱断面が変形し、その結果支柱はボールのショットされた方向に前傾し倒れるので、ボールは目標方向にほとんど抵抗を受けることなく飛び出していくのである。
先端部が先鋭になっている脚部とボール支持部から成り、
前記ボール支持部は、ゴルフティーの軸を中心とする円周上に等間隔に配置された複数本の支柱を有し、
前記の各支柱の長手方向に、支柱内側から外側に貫通する長孔を上下2箇所に設けたことを特徴とする。
このように長孔を設けたことにより、支柱が斜め方向からショットされた場合、捻じれを伴うかたちで長孔の幅が狭まる。これにより、支柱断面が変形し、その結果支柱はボールのショットされた方向に前傾し倒れるので、ボールは目標方向にほとんど抵抗を受けることなく飛び出していくのである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のゴルフティーにおいて、支柱の本数は6〜8本であり、各支柱の長さは30mm前後、その頂点の先端部が外側に概ね30度傾斜していることを特徴とする。
これにより、ショット時には長い支柱の先端部にボールを安定した状態で載せることができる。
これにより、ショット時には長い支柱の先端部にボールを安定した状態で載せることができる。
本発明のティーを使用すると、ゴルファーはボールを宙に浮いたような感覚でショットすることができる。
本発明の実施の形態のティー1について、図面を参照しながら説明する。
以下の説明において、「上方」あるいは「上面」といった表現をするときの「上」とは、ティーの機能上の上方をいう。即ち、ティーは、地面あるいは芝に一方の先端部を突き刺し、他方の先端部にゴルフボールを載せて用いるが、以下の説明では、ボールを載せる側を「上」、地中に突き刺す側を「下」と表現している。
以下の説明において、「上方」あるいは「上面」といった表現をするときの「上」とは、ティーの機能上の上方をいう。即ち、ティーは、地面あるいは芝に一方の先端部を突き刺し、他方の先端部にゴルフボールを載せて用いるが、以下の説明では、ボールを載せる側を「上」、地中に突き刺す側を「下」と表現している。
ティー1は、図1の斜視図に示すように、ティー本体2と、ボール支持部3とから構成される。
ティー本体2は、下方の脚部21と上方の台座部22とが一体に形成されている。このティー本体2は、強度のある合成樹脂を用いて一体成形すればよいが、木製でもよい。
脚部21は、地面あるいは芝に容易に突き刺せるように下端部が先細に尖っている。
台座部22は、ボール支持部3の支柱取付部32をはめ込む台座である。
脚部21は、地面あるいは芝に容易に突き刺せるように下端部が先細に尖っている。
台座部22は、ボール支持部3の支柱取付部32をはめ込む台座である。
脚部21の上部には概ね三角形状の矢羽根板23が3箇所設けられている。この矢羽根板23は、ティー1を容易に地中に刺し込めるようにするためのものである。
支柱31の長さが30mm超ともなると、ティー1の全長が長くなってしまう。ゴルフ用品業界では、ティーの全長は100mmと規制されている。ティー1は支柱が30mm以上なので、地中に差し込む部分を40mm以下に抑えなければならない。地中に差し込む脚部21に矢羽根板23を付けると、この矢羽根板23が地面へ突き刺す際のガイドとなって、地中へ押し込む力を集中させやすく水平方向に動く力を抑制できる。したがって、ティー1を指の力だけで容易に地中に刺し込むことができる。また、従来のティーに比べ、地中において土砂と接する面積が大きくなるので、ショット時の衝撃を受けても土中から抜けにくくなる。
支柱31の長さが30mm超ともなると、ティー1の全長が長くなってしまう。ゴルフ用品業界では、ティーの全長は100mmと規制されている。ティー1は支柱が30mm以上なので、地中に差し込む部分を40mm以下に抑えなければならない。地中に差し込む脚部21に矢羽根板23を付けると、この矢羽根板23が地面へ突き刺す際のガイドとなって、地中へ押し込む力を集中させやすく水平方向に動く力を抑制できる。したがって、ティー1を指の力だけで容易に地中に刺し込むことができる。また、従来のティーに比べ、地中において土砂と接する面積が大きくなるので、ショット時の衝撃を受けても土中から抜けにくくなる。
ボール支持部3は、複数本の支柱31と、各支柱31の下部を1本ずつ刺し込む縦穴が形成された支柱取付部32から構成される。
支柱取付部32は、台座部22に装着され、複数本の支柱31が支柱取付部32の上方にやや外側に傾斜気味に突き出る。そして先端部311は、若干外側に向かって曲がっている。
支柱取付部32は、台座部22に装着され、複数本の支柱31が支柱取付部32の上方にやや外側に傾斜気味に突き出る。そして先端部311は、若干外側に向かって曲がっている。
支柱取付部32から突き出た各支柱31の長さは30mm超えも可能であり、このような支柱が長いティーでは、ショット前のボール後方のスペースが空くので、近年人気の大型ヘッドのドライバーであっても、窮屈感なくショットに臨める。
支柱31の本数は6〜8本が適当であり、各支柱31は、支柱取付部32から上方に向かって細くなる。各支柱31は、ティー1の軸を中心とする円周上に等間隔に配置され、ショット時に支柱31上に載せられたボールは、その先端部311で支持される。先端部311は外側に向かって約30度傾いているので、安定した状態でボールを支えることができる。
支柱31の本数は6〜8本が適当であり、各支柱31は、支柱取付部32から上方に向かって細くなる。各支柱31は、ティー1の軸を中心とする円周上に等間隔に配置され、ショット時に支柱31上に載せられたボールは、その先端部311で支持される。先端部311は外側に向かって約30度傾いているので、安定した状態でボールを支えることができる。
従来の支柱は、長くても8mmくらいであった。ティー1では30mm超もある長い支柱31とするために可撓性を有し、細くても十分に強靭で弾力復元性を有するナイロンなどの合成樹脂を素材として採用することにした。
ティー1の支柱31として想定している寸法を、図2に従い例示する。なお、図2(1)は支柱31の正面図、図2(2)は側面図、図2(3)は斜視図である。
支柱31の上端部の幅は1.5mm、根元部の幅は2.5mm、長さは32mm、上端部の厚さは0.5mm、根元部の厚さは1mmである。このように、幅に比べて厚さを小さくしたのは、ショット時に曲がりやすくするためである。各支柱31の先端から5mm下方には、長さ10mmで幅が約1mmの長孔312を設け、その下方2mm下がったところからさらに長さ10mmの長孔312を設ける。この長孔312は、支柱31の内側(すなわちティー1の軸寄りの側)から外側に向かって貫通する。
ティー1の支柱31として想定している寸法を、図2に従い例示する。なお、図2(1)は支柱31の正面図、図2(2)は側面図、図2(3)は斜視図である。
支柱31の上端部の幅は1.5mm、根元部の幅は2.5mm、長さは32mm、上端部の厚さは0.5mm、根元部の厚さは1mmである。このように、幅に比べて厚さを小さくしたのは、ショット時に曲がりやすくするためである。各支柱31の先端から5mm下方には、長さ10mmで幅が約1mmの長孔312を設け、その下方2mm下がったところからさらに長さ10mmの長孔312を設ける。この長孔312は、支柱31の内側(すなわちティー1の軸寄りの側)から外側に向かって貫通する。
図3(1)に示すように、板状の支柱は矢印A方向のように支柱正面から押されると前方に曲がる。図3(2)は、板状の支柱が矢印B方向から支柱の角を押された状態を示すが、その変形は小さい。図3(1)と(2)を比べてみればわかるように、支柱の正面から押された場合と支柱の角方向を押された場合とでは、なびきの度合いが異なる。このように支柱が板状であるために6本の支柱がクラブの抜け方向に揃って振れることはない。そのため、ショットは振りぬけがよくない。
そこで、図3(3)に示すような1個の細長い貫通孔を設定してテストをした結果、矢印C方向の角からの圧力に対して、捻じれて抵抗を逃がせることが明らかになった。
次に、1個の貫通孔を中途で分断し2個にしてテストしたところ、衝撃時の捻じれを収束して、6本の支柱全体で衝撃を吸収することも判明した。つまり、長さが20mmの1個の長孔よりも、10mmの長孔を上下に2個設けたほうが効果的なのである。
そこで、図3(3)に示すような1個の細長い貫通孔を設定してテストをした結果、矢印C方向の角からの圧力に対して、捻じれて抵抗を逃がせることが明らかになった。
次に、1個の貫通孔を中途で分断し2個にしてテストしたところ、衝撃時の捻じれを収束して、6本の支柱全体で衝撃を吸収することも判明した。つまり、長さが20mmの1個の長孔よりも、10mmの長孔を上下に2個設けたほうが効果的なのである。
以下、このティー1の使用について説明する。
ゴルファーは、支柱31にボールを載せずに、ティー1の脚部21を指でつかみ、地面に突き刺す。地面に突き刺したなら、支柱31の上にゴルフボールを載せる。
ゴルファーは、支柱31にボールを載せずに、ティー1の脚部21を指でつかみ、地面に突き刺す。地面に突き刺したなら、支柱31の上にゴルフボールを載せる。
図4に示すように、ショット時のクラブの面の通過は、支柱31に対して正面方向、右角方向、左角方向と最低でも3方向あるが、いずれの方向であってもクラブがボールに触れて飛行方向へボールを押し出し、各支柱31は飛行方向前方へ倒れる。その結果、振り抜けのよいショットが可能となるのである。なお、図4において左(右)角とは支柱31を外側から内側に向かって見たときの左(右)側の角をいう。
図5に従い、各支柱31のショットに伴う変形状態を説明する。図中、実線の矩形は支柱31であり、破線の矩形は長孔312の支柱長手方向と直交する断面を表す。白抜きの矢印はショットによる衝撃の方向を表す。
支柱31a、31bは、いずれも正面を向いてショットを受け、クラブと同じ方向にまっすぐに倒れる。支柱31c〜31fは、ショットの衝撃を長孔312の角に受け、やや捻じれてクラブの進行方向の前方へ倒れていく。なお、図5において支柱31c〜31fのそれぞれ2箇所を始点とする矢印は各支柱31が捻じれながら倒れる方向を示している。
図6では、支柱31が右角にショットの衝撃を受け、長孔312の幅が狭まって支柱31の形状が変化して、クラブの進行方向の前方へ倒れる状態を説明する。支柱31の左角にショットの衝撃を受けた場合も同様である。
支柱31a、31bは、いずれも正面を向いてショットを受け、クラブと同じ方向にまっすぐに倒れる。支柱31c〜31fは、ショットの衝撃を長孔312の角に受け、やや捻じれてクラブの進行方向の前方へ倒れていく。なお、図5において支柱31c〜31fのそれぞれ2箇所を始点とする矢印は各支柱31が捻じれながら倒れる方向を示している。
図6では、支柱31が右角にショットの衝撃を受け、長孔312の幅が狭まって支柱31の形状が変化して、クラブの進行方向の前方へ倒れる状態を説明する。支柱31の左角にショットの衝撃を受けた場合も同様である。
正面に向かって立つ支柱31a、31bは、飛び出していくボールが当たったときは、ボールの移動方向に折れ曲がり、ボールはその空いた上空間を飛び出していく。一方、斜め方向に立つ支柱31c〜31fは、ショットされたボールがその飛び出し方向に支柱と接触して進む。このとき、長孔が2箇所にあるので、図6に示すように支柱が変形し、ボールに続くクラブは、変形した支柱をかすめて、振りぬけていく。
このように、ゴルフプレーのショット時、ほぼ正面に向く支柱は前後に振れてクラブの衝撃をかわす。斜め方向へ向いている支柱は、角を押されたときは、支柱は捻じれてクラブが振りぬけていく。支柱31の構造は、貫通孔があることで枠組となり、変形が容易に起きる。
ここで、貫通孔が1つであった場合、前傾し90度を超えて捻じれることもあり、これでは支柱の形状が維持できない。これも貫通孔を2個とした理由である。
このように、ゴルフプレーのショット時、ほぼ正面に向く支柱は前後に振れてクラブの衝撃をかわす。斜め方向へ向いている支柱は、角を押されたときは、支柱は捻じれてクラブが振りぬけていく。支柱31の構造は、貫通孔があることで枠組となり、変形が容易に起きる。
ここで、貫通孔が1つであった場合、前傾し90度を超えて捻じれることもあり、これでは支柱の形状が維持できない。これも貫通孔を2個とした理由である。
上記の実施形態では、複数本の支柱31を支柱取付部32に1本ずつ取り付けていた。
しかし、複数本の支柱と支柱取付部とを一体に成形し、これをティー本体2の台座部22に嵌め込んでもよい。
しかし、複数本の支柱と支柱取付部とを一体に成形し、これをティー本体2の台座部22に嵌め込んでもよい。
上記の実施形態では、地中に刺し込む部分に、等間隔に3箇所の矢羽根板23が形成されていたが、複数箇所あればよい。要は、地中での刺し込みの長さが小さくても地中において土砂と接する面積が大であればよいのである。
また、支柱31の本数は6本に限るものではなく、ボールの重量や支柱31の材質などを考慮し、ボールを支持できるだけの本数とすればよい。例えば、8本でもよい。ただし、抵抗の少ないショットをするために、6〜8本くらいが適当である。
また、支柱31の本数は6本に限るものではなく、ボールの重量や支柱31の材質などを考慮し、ボールを支持できるだけの本数とすればよい。例えば、8本でもよい。ただし、抵抗の少ないショットをするために、6〜8本くらいが適当である。
本発明のティーは、ゴルフクラブの良好な振り抜けを可能とし、飛距離がのび、最近の大型のゴルフヘッドにも対応できることから、多くの需要が期待できる。
1:ティー
2:ティー本体
21:脚部
3:ボール支持部
31:支柱
311:先端部
312:長孔
32:支柱取付部
2:ティー本体
21:脚部
3:ボール支持部
31:支柱
311:先端部
312:長孔
32:支柱取付部
Claims (2)
- 先端部が先鋭になっている脚部とボール支持部から成り、
前記ボール支持部は、ゴルフティーの軸を中心とする円周上に等間隔に配置された複数本の支柱を有し、
前記の各支柱の長手方向に、支柱内側から外側に貫通する長孔を上下2箇所に設けたことを特徴とするゴルフティー。 - 支柱の本数は6〜8本であり、各支柱の長さは30mm前後、その頂点の先端部が外側に概ね30度傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のゴルフティー。
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