JP5378146B2 - 分離型基地局および無線部制御装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、無線端末装置と通信する基地局が有するベースバンド部に備えられるMAC処理部の負荷分散に関する。
近年、ワイヤレスブロードバンド技術が発展する中、通信分野における通信速度の高速化や通信機器の多機能化が進んでいる。従来の基地局BS1は、図8に示すように、無線信号を送受信する無線部511と、PHY処理部521およびMAC処理部531を備えるベースバンド部とが一体となった構成が主流であったが、近年、無線部とベースバンド部とが分離した分離型基地局が検討されている。
図8に示す従来の無線通信システムは、基地局BS1〜BS4が基地局制御装置500と接続され、それぞれの基地局BS1〜BS4(以下、基地局BS1〜BS4を総称して、基地局BSと称する。)は基地局制御装置500を介して通信網NWとの通信を行うよう構成されている。1つまたは複数の無線端末装置が基地局BS1の無線部511と無線通信を行う場合、その無線通信のベースバンド処理をPHY処理部521およびMAC処理部531が行い、基地局制御装置500を介して通信網NWとの通信を行う。
このように、無線部511が送受信する信号は、PHY処理部521およびMAC処理部531が処理し、無線部512が送受信する信号は、PHY処理部522およびMAC処理部532が処理する。つまり、基地局BS毎に、無線信号の送受信、PHY処理、およびMAC処理を行い、基地局BSの処理能力は、個々の基地局BSの処理能力が上限となる。基地局BSの各部の処理が各部の処理能力の上限まで行われると、それ以上の処理を受け付けない、もしくは処理を受け付けた上で処理速度を低下させる、というBUSY状態となる。BUSY状態となれば、それ以上の処理を受け付けない場合は、新たな通信接続ができなく、それ以上の処理を受け付ければ処理速度が低下し、通信品質が低下する。
このようなBUSY状態を回避するために、基地局BSの各部は、基地局BSに求められる通常の処理量(スペック)に加え、基地局BSと通信する無線端末装置の増加や通信量の増加に伴う処理量の増加に対応できるよう、各部の処理可能量にマージンを持たせるようにしている。
また、PHY処理部521やMAC処理部531に障害が発生した場合には、その基地局の通信が途絶してしまうため、それを回避するようPHY処理部521やMAC処理部531は冗長構成をとられている。しかしながら、このマージンの分や冗長構成の待機系のPHY処理部521およびMAC処理部531は、処理が常に行われるというものではないため、処理効率が低いという問題があった。
なお、基地局が行う処理の高効率化に関連する技術として、例えば、特許文献1が知られている。
特開2008−147835号公報
基地局BSの処理可能量は、基地局BSと通信する無線端末装置の増加や通信量の増加に伴う処理量の増加に対応できるよう、PHY処理部521やMAC処理部531の処理可能量にマージンを持たせるようにしているとともに、障害への耐性を高めるために冗長構成がとられている。そのため、基地局BSの処理効率が低いという問題があり、これは、現在検討されている分離型基地局においても同様である。
そこで、本発明は、障害への耐性を備えるとともに処理効率の高い分離型基地局および無線部制御装置を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による分離型基地局は、無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局であって、前記無線部制御装置には、前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、このMAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段とを備えることを特徴としている。
また、上記目的を達成するために、本発明による無線部制御装置は、無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局の無線部制御装置であって、前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、このMAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段とを備えることを特徴としている。
本発明による分離型基地局および無線部制御装置によれば、障害への耐性を備えるとともに処理効率を高めることができる。
本発明の一実施の形態に係る分離型基地局の構成を示すブロック図。 図1の分離型基地局の無線部制御装置の構成を示すブロック図。 本発明の一実施の形態に係る無線部制御装置に備えられるPHY処理部およびMAC処理部の処理分担を示す概念図。 本発明の一実施の形態に係る無線部制御装置に備えられるMAC処理部の処理量が増加した場合の負荷分散を示す概念図。 本発明の一実施の形態に係る分離型基地局のPHY処理部が行う負荷の自律分散手順を示すシーケンス図。 本発明の一実施の形態に係る分離型基地局の監視制御部が行うPHY処理部の負荷分散を示すシーケンス図。 本発明の一実施の形態に係る分離型基地局のPHY処理部およびMAC処理部の処理能力のスペックおよびマージンを説明するための図。 従来の基地局装置のPHY処理部およびMAC処理部の処理能力のスペックおよびマージンを説明するための図
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す分離型基地局1の構成を示すブロック図である。
分離型基地局1は、無線端末M1〜Mnと無線で通信する無線部11〜1nと、無線部(以下、無線部11〜1nを総称して無線部10と称する。)と光ケーブル等の伝送線で接続され、通信網NWと接続される無線部制御装置100とを有する。無線部10は、図示されないアンテナ、電力増幅器、および周波数変換器を備え、無線部制御装置100は、変復調等のベースバンド信号の処理を行うベースバンド部200と、監視制御部300を備える。このベースバンド部200は、ベースバンド信号の物理層の処理を行うPHY処理部20およびMAC層の処理を行うMAC処理部30を備える。監視制御部300は、PHY処理部20やMAC処理部30が行う処理の負荷(処理量)や障害を監視する。
無線部10は、無線端末M1〜Mn(以下、無線端末M1〜Mnを総称して無線端末Mと称する。)から受信する無線信号を復調したベースバンド信号を、伝送線を介して無線部制御装置100へ送る。無線部制御装置100では、無線部10から送られてくるベースバンド信号をPHY処理部20およびMAC処理部30でそれぞれ処理し、監視制御部300を通って通信網NWへ送る。また、無線部制御装置100は、通信網NWから信号を受信すると、監視制御部300を通り、MAC処理部30およびPHY処理部20でそれぞれ処理し、ベースバンド信号を伝送線を介して無線部10へ送る。無線部10は、無線部制御装置100から送られてくるベースバンド信号を所定の電力の無線信号へ変換して無線端末Mへ送信する。
次に、図2を参照して、無線部制御装置100の構成について説明する。
図2は、無線部制御装置100に備えられるベースバンド部200の構成を詳細に示すブロック図である。PHY処理部20は、複数の無線部10が接続されるPHY処理部21〜2nを備える。つまり、PHY処理部20はPHY処理部21〜2nの集合物である。また、MAC処理部30は、複数のMAC処理部31〜3nを備える。つまり、MAC処理部30はMAC処理部31〜3nの集合物である。そして、PHY処理部21〜2n、MAC処理部31〜3n、および監視制御部300は、一点鎖線で示される制御バスB1および太い実線で示されるデータバスB2で互いに接続される。また、PHY処理部21〜2nの夫々は、複数の無線部10と接続され、接続された無線部10と送受信する信号の物理層の処理を行う。例えば、その構成は、PHY処理部21が4つの無線部11〜14と接続され、PHY処理部22が4つの無線部15〜18と接続されるというようになる。
次に、図3および図4を参照して、MAC処理部31〜3nが行う処理の分担について説明する。
図3は、図2と同様の構成である無線部制御装置において、負荷分散を行わない場合のMAC処理部31〜3nの処理分担を示す概念図である。図3に示される例では、PHY処理部21は無線部11〜14と接続され、そのうちの無線部11、12がそれぞれ無線端末M1、M2との無線通信を行っている状態で、無線部13が無線端末M3との無線通信を開始する場合である。無線端末M1が行っている無線通信の信号の経路L1は、無線部11、PHY処理部21、およびMAC処理部31を通る。無線端末M2が行っている無線通信の信号の経路L2は、無線部12、PHY処理部21、およびMAC処理部31を通る。つまり、PHY処理部21およびMAC処理部31では、無線部11、12との通信に関する処理を行っている。このとき、無線端末M3が無線部13との無線通信を開始する場合、無線端末M3の通信の経路L3は、無線端末M1、M2の信号の経路L1、L2と同様の経路となり、PHY処理部21およびMAC処理部31は、無線部13との通信に関する処理も行うことになる。
しかしながら、この無線部13との通信に関する処理を行うとMAC処理部31が行う処理が、MAC処理31の処理能力を上回る場合は、新たな処理をMAC処理31で行うことができない。言い換えれば、無線端末M3は無線通信を行うことができない。そのため、図4に示すように、MAC処理部31が行うはずの処理を、負荷が低い状態のMAC処理部3nへ行わせ、無線端末M3の無線通信を開始できるようにする。
上記のような負荷分散の処理は、監視制御部300が夫々のMAC処理部31〜3nの負荷を監視して負荷分散させる監視分散方式と、夫々のMAC処理部31〜3nが自律的に負荷分散を行う自律分散方式とが挙げられる。以下、夫々の方式について説明する。
(監視分散方式)
図5は、監視制御部300が夫々のMAC処理部31〜3nの負荷を監視して負荷分散させる監視分散方式により、MAC処理部31〜3nの負荷分散を行う手順を示すシーケンス図である。ここでは、図4のように負荷分散する処理について説明する。
無線端末M1が、PHY処理部21およびMAC処理部31の処理により無線通信し(ステップS11)、無線端末M2が、PHY処理部21およびMAC処理部31の処理により無線通信している(ステップS12)。また、監視制御部300は、MAC処理部31〜3nの処理量を監視する(ステップS13、S14)。この監視の仕方は、例えば各MAC処理部31〜3n毎に、処理能力(処理可能量)の情報と現在の処理量とを対応付けたテーブルを監視制御部300内に記憶しておき、各MAC処理部31〜3nに対して定期的に問合せを行う、若しくは、各MAC処理部31〜3nにて処理量に変化があったときや定期的に各MAC処理部31〜3nから自発的に現在の処理量を通知する等により、各MAC処理部31〜3nの現在の処理量の情報を取得してテーブルを更新する。
このとき、無線端末Mからの接続要求など新たに負荷が生じた場合には、次にどのMAC処理部31〜3nが処理を行うかを決定しておき、無線端末Mからの接続要求などの新たな負荷が生じたときには、決定したMAC処理部31〜3nにて処理を行うように制御する。ここでは、無線端末M3から接続要求が無線部へ送信され(ステップS15)、決定されていたMAC処理部3nにて処理が行うことになる。そして、その接続要求を許可するようMAC制御部3nが無線端末M3に対して応答する(ステップS16)。接続要求が許可されると、無線端末M3は、無線通信を開始し、PHY処理部21およびMAC処理部3nにより処理が行われる(ステップS17)。
このように、監視制御部300が各MAC処理部31〜3nの処理量を監視することにより、1つのMAC処理部の処理能力の上限まで処理をしているときに、新たな処理を行う要求を受けた場合に、他のMAC処理部へ処理を切り替えることができる。
(自律分散方式)
図6は、MAC処理部31〜3nが自律的に負荷分散を行う自律分散方式により、MAC処理部31〜3nの負荷分散を行う手順を示すシーケンス図である。ここでは、図4のように負荷分散する処理について説明する。
無線端末M1が、PHY処理部21およびMAC処理部31の処理により無線通信し(ステップS21)、無線端末M2が、PHY処理部21およびMAC処理部31の処理により無線通信している(ステップS22)。このとき、無線端末M3が無線部へ接続要求を送信すると、この接続要求はPHY処理部21およびMAC処理部31へ送られる(ステップS23)。接続要求を受信したMAC処理部31は、自身の現時点での処理可能量(自身の全処理能力から現在処理中の処理量を引いたもの)との比較によりこの接続要求を許可するか否か判断する。ここでは、この接続要求を許可すると処理能力を超えるため、接続要求を拒否するようPHY処理部21へ応答する(ステップS24)。接続要求が拒否された場合、PHY処理部21は、接続要求をMAC処理部3nへ送る(ステップS25)。MAC処理部3nは、自身の現時点での処理可能量との比較によりこの接続要求を許可するか否か判断する。ここでは、この接続要求を許可できる場合であるため、接続要求を許可するよう応答する(ステップS26)。接続要求が許可されると、無線端末M3は、無線通信を開始し、PHY処理部21およびMAC処理部3nにより処理が行われる(ステップS27)。
このように、MAC処理部31〜3nが自身の現時点での処理可能量との比較により、接続要求を許可するか否かを判断し、その接続要求に係る通信の処理を行うための処理可能量が不足している場合には、その接続要求に係る通信の処理を他のMAC処理部31〜3nへ切り替えるようにしている。なお、このような自律負荷分散を行う場合は、無線部制御装置100に監視制御部300が備えられていなくてもよい。
(自律分散方式の他の実施形態)
上記述べた自律分散方式では、無線端末M3からの接続要求を受信したMAC処理部31は、自身の現時点での処理可能量との比較により、この接続要求を許可するか否か判断し、拒否する場合は、この接続要求を拒否するようPHY処理部21へ応答し、この応答を受信したPHY処理部21は、他のMAC処理部3nへ接続要求を行う。ここでは、自律分散方式の他の実施形態として、上記監視分散方式で監視制御部300が行っていた処理を、各MAC処理部31〜3nが行うようにすることでも自律負荷分散を行うことができる。
つまり、各MAC処理部31〜3nは他のMAC処理部31〜3nの負荷を監視し、接続要求を受信したMAC処理部31〜3nが、この接続要求に係る処理を行うMAC処理部31〜3nを決定する。
以上が、監視分散方式または自律分散方式による、MAC処理部31〜3nの負荷分散である。
次に、本実施例の分離型基地局1におけるMAC処理部31〜3nの負荷分散による効果について、従来例と比較して説明する。
図7は、本実施例の分離型基地局1におけるPHY処理部21〜2nおよびMAC処理部30の処理能力を説明するための概念図である。本実施例の分離型基地局1では、複数の無線部10をベースバンド部200に接続するようにしている。図7では、4つの無線部11〜14をベースバンド部200に備えられるPHY処理部21に接続している。このとき、PHY処理部21〜2nの夫々の処理能力は、複数の無線部10に対応したスペック(横線塗り箇所)に対してマージン(縦線塗り箇所)を設けている。
また、MAC処理部31〜3nは、各MAC処理部31〜3nの現時点での処理量に応じて、新たに要求された場合の処理の分担を、処理能力に余裕のあるMAC処理部31〜3nへ割り当てるようにしているため、各MAC処理部31〜3nの処理能力は、全てのMAC処理部31〜3nのスペックに対してマージンを設ければよい。つまり、MAC処理部31〜3nの全てがBUSYとなることは頻繁に起こることではなく、処理能力に余裕のあるMAC処理部31〜3nが処理すればよいので、MAC処理部31〜3nの集合物であるMAC処理部30としてマージンを設ければよく、図8に示す従来例のように、各MAC処理部31〜3nにマージンをもたせるよりもマージンを少なくすることができ、その結果、処理効率を向上させることができる。
また、複数の無線部10を1つのベースバンド部に接続するようにし、MAC処理部31〜3nを負荷分散させると、見かけ上、MAC処理部31〜3nの集合物がMAC処理部30となるため、図8に示す従来例のように、無線部、PHY処理部、MAC処理部を夫々1つずつ(もしくはその冗長構成)備えるようにした場合よりも、多くの処理をMAC処理部30で行うことができる。
以上述べたように、無線部10とベースバンド部200が分離した構成であり、複数の無線部10が接続されるベースバンド部200を有する分離型基地局1において、監視制御部300によるMAC処理部の負荷分散、または各MAC処理部自身によるMAC処理部の自律的負荷分散により、BUSY状態を回避することができる。その結果、通信品質を向上させることが可能となる。
また、MAC処理部31〜3nのマージンを少なくすることができるため、処理効率を向上させることができるとともに、マージンを少なくすることができた分、ハードウェアにかかるコストを低減させることができる。
そして、MAC処理部の負荷分散をするようにしているため、MAC処理部31〜3nの何れかに障害が発生した場合においても、障害が発生したMAC処理部で行っていた処理を、正常に機能しているMAC処理部へ切り替えることが可能である。
なお、本発明は、以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、負荷分散を行う際の新たな処理を、無線端末Mからの接続要求としたが、この新たな処理は、通信網NWから無線端末Mへ向けての着信呼であってもよい。また、無線端末は、無線部10と無線通信できるものであれば、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)に限定されるものではなく、無線通信用のインタフェースを備えるモバイルPCやPDA(Personal Digital Assistants)等のポータブル機器であってもよい。
1…分離型基地局、10〜10n,511〜514…無線部、20〜2n,521〜524…PHY処理部、30〜3n,531〜534…MAC処理部、200…ベースバンド部、300…監視制御部、NW…通信網、M,M1〜Mn…無線端末、L1,L2,L3…経路、BS,BS1〜BS4…基地局、500…基地局制御装置、B1…制御バス、B2…データバス。

Claims (6)

  1. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局であって、
    前記無線部制御装置には、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、
    前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、このMAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段と
    を備えることを特徴とする分離型基地局。
  2. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局であって、
    前記無線部制御装置には、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、
    前記複数のMAC処理部の現在の処理量を監視し、監視した現在の処理量を前記複数のMAC処理部の処理能力の情報と対応付けて記憶し、
    前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、当該MAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える制御を行う監視制御部と
    を備えることを特徴とする分離型基地局。
  3. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局であって、
    前記無線部制御装置には、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、
    前記複数のMAC処理部の夫々には、
    前記複数のMAC処理部の現在の処理量を監視し、監視した現在の処理量を前記複数のMAC処理部の処理能力の情報と対応付けて記憶し、
    自らのMAC処理部の処理量が、自らのMAC処理部の処理能力を超える場合に、自らのMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段を備えることを特徴とする分離型基地局。
  4. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局の無線部制御装置であって、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と

    前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、このMAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段と
    を備えることを特徴とする無線部制御装置。
  5. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局の無線部制御装置であって、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、
    前記複数のMAC処理部の現在の処理量を監視し、監視した現在の処理量を前記複数のMAC処理部の処理能力の情報と対応付けて記憶し、
    前記複数のMAC処理部のうち何れかの処理量が、当該MAC処理部の処理能力を超える場合に、このMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える制御を行う監視制御部と
    を備えることを特徴とする無線部制御装置。
  6. 無線端末と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号のベースバンド信号を処理する無線部制御装置とを有する分離型基地局の無線部制御装置であって、
    前記ベースバンド信号の物理層の処理を行う複数のPHY処理部であって、各PHY処理部には複数の無線部が接続される、複数のPHY処理部と、
    前記PHY処理部により処理された信号のMAC層の処理を行うものであって、前記各PHY処理部とそれぞれに接続される複数のMAC処理部と、
    前記複数のMAC処理部の夫々には、
    前記複数のMAC処理部の現在の処理量を監視し、監視した現在の処理量を前記複数のMAC処理部の処理能力の情報と対応付けて記憶し、
    自らのMAC処理部の処理量が、自らのMAC処理部の処理能力を超える場合に、自らのMAC処理部が処理する処理の一部を他のMAC処理部へ切り替える負荷分散手段を備えることを特徴とする無線部制御装置。
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