JP5967715B2 - 無線アクセス網における冗長化システム及び方法 - Google Patents

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本発明は、移動体通信システムにおける冗長化された基地局構成及び冗長化方法に関する。
無線アクセス網(RAN:Radio Access Network)を構成する方法として、ベースバンド部(BBU:Base Band Unit)機能を多数セクタ分集約するC−RAN(Centralized/Cloud-RAN)構成が提案されている(非特許文献1)。高機能なBBU機能の集約により、消費電力低減や、低コスト化が期待できる。
C−RAN構成においては、数十〜数百セクタ分を収容するBBUと、無線部(RRH:Remote Radio Head)が、CPRI(Common Public Radio Interface)(非特許文献2)を用いて光ファイバ接続される。CPRIは、無線区間のIQ信号を伝送するデジタルRoF(Radio over Fiber)方式の一種であり、同様な方式としてOBSAI(Open Base Station Architecture)がある。以降、BBUとRRHを接続するデジタルRoF方式としてCPRIを代表例として説明する。
BBUはLTE(Long Term Evolution)やW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(HSPA<High Speed Packet Access>)等、Multi−RAT(Radio Access Technology)に対応する。RRHは通常周波数帯毎に用いられ、同一周波数帯内で、BBUと同様にMulti−RATに対応できるものがある。例えば、ある周波数帯において合計20MHzの帯域幅を使用できる場合に、5MHzをLTEに、15MHzをW−CDMAに割り当て、同一のRRHを用いて電波の送受信を行う。
C−RAN構成においては、集約されたBBUに多数のユーザ端末(UE:User Equipment)を収容することから、BBUの故障や罹災により大規模なユーザ影響が生じうる。
C−RAN構成において適用可能な、CPRIによるRRH張出しにおける冗長方法として、特許文献1が知られている。特許文献1では、BBUおよびRRHそれぞれに二つのCPRI−IFを備える。前記二つのCPRI−IFをそれぞれ現用系および予備系として、それぞれBBUからRRHに対し光ファイバを用いて接続する。前記現用系のCPRI−IFを接続する光ファイバ断、もしくはBBUないしRRHのCPRI−IF故障に対し、予備系への切り替えを行うことができる。
CPRIは基地局装置内部IFとみなされることから厳しい伝送遅延制約があり、そのために光ファイバ伝送距離が制約される。中でも、LTEにおける無線基地局装置であるeNB(evolved Node B)の上りHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)プロセス処理に起因する遅延制約が厳しく、そのために伝送距離が20〜40km程度に制限されている(非特許文献1)。なお、LTEではW−CDMA(HSPA)に比べてUEにより高速な伝送帯域を提供できる一方、W−CDMA(HSPA)におけるHARQプロセス処理に要する遅延制約はLTEの場合と比べより緩やかであるため、W−CDMA(HSPA)信号のみをCPRIを用いて光ファイバ伝送する場合には、LTE信号を光ファイバ伝送する場合と比べてより長距離伝送することが可能である。
特許第4953425号公報
"CMCC White Paper", [online], [平成25年1月22日検索], インターネット<URL:http://labs.chinamobile.com/cran/wp-content/uploads/CRAN_white_paper_v2_5_EN%281%29.pdf> "Common Public Radio Interface (CPRI); Interface Specification", [online], [平成25年1月22日検索], インターネット<URL:http://www.cpri.info/jp/spec.html>
従来技術1をもとにする方法によって、BBU故障時や罹災時に他のBBUに切り替えるための構成例を図4に示す。図4においては、BBU10,70と複数のRRH20が、CPRIを用いて光ファイバ30,31により接続されている。また、RRH20は周波数帯ごとに用い、各周波数に対応する複数のRRH20を同一のロケーション25に設置する。また、RRH20あたり二本の光ファイバ30,31とCPRI−IF21,22を備え、それぞれを異なるBBU10,70に接続する。各RRH20が接続されるBBUのうち、一方のBBU10を現用系、もう一方のBBU70を予備系とし、現用系BBU10が故障した際には、当該BBU10が接続されていたRRH20の接続先を予備系BBU70に切り替える。このような構成をとることで、BBU冗長を行うことができる。しかし、この場合、RRH20あたり二本の光ファイバ30,31とCPRI−IF21,22を必要とし、またRRH20ごとに予備系となるBBU70を必要とすることから、冗長を実現するためのコストが高くなる課題があった。
冗長化のためのコストを抑制するためには、複数のBBU間で冗長先BBUを共用する共用予備化が有効である。また、共用予備BBUへの接続はできるだけ長距離伝送可能とし、広範囲にRRHを収容できることが望ましい。しかしながら、同一周波数帯でMulti−RAT対応可能なRRHを用いる場合には、より遅延制約の厳しいRATによってCPRI伝送距離が制約されるという課題があった。また、切り替え時に一律に遅延制約のより緩やかなRATのみを提供することでCPRI伝送距離を拡大することができるが、その場合には、UEへの提供帯域が低下するという課題があった。
そこで、本発明に係る無線アクセス網における冗長化方法は、BBUやRRHに冗長用CPRI−IFを必要とせずに、BBU故障時に共用予備BBUに接続する方法を提供することを目的とする。また、同一周波数帯でMulti−RAT対応可能なRRHを共用予備BBUへ冗長切り替えにより接続する際に、CPRI伝送距離を拡大する方法を提供することを目的とする。その場合、さらに、UEへの提供帯域の低下を抑制する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、移動体通信システムの無線アクセス網における基地局装置を構成しベースバンド信号を処理する現用ベースバンド部と、前記基地局装置を構成し無線信号を処理する無線部と、現用ベースバンド部と無線部とをデジタルRoF方式で接続された第1の光ファイバとを備えた無線アクセス網において、前記現用ベースバンド部を複数備えるとともに複数の現用ベースバンド部に対して1つの予備用ベースバンド部を備え、前記無線部は1つの現用ベースバンド部に対して複数備え、第1の光ファイバにおける伝送信号を分岐させる光カプラを第1の光ファイバに付設するとともに、光カプラと予備用ベースバンド部とを第2の光ファイバにより接続したことを特徴とする。
本発明の好適な態様の一例としては、さらに、予備用ベースバンド部が無線部を用いて提供可能な無線アクセスに係る設定情報を各無線部毎に記憶した設定情報記憶部を備え、予備用ベースバンド部は、無線部の接続先が現用ベースバンド部から予備用ベースバンド部に切り替えられると、接続先の無線部の設定情報を前記設定情報記憶部から取得し、該設定情報に基づき動作設定を行うことを特徴とするものが挙げられる。
また本発明の好適な態様の一例としては、さらに、各無線部は、自身が現用ベースバンド部に接続された際に提供している無線アクセスを示す提供情報を記憶した提供情報記憶部を備え、予備用ベースバンド部は、無線部の接続先が現用ベースバンド部から予備用ベースバンド部に切り替えられると、接続先の無線部から前記提供情報を取得するとともに該提供情報の取得に係る通信の通信状況を計測し、該計測結果及び前記提供情報に基づき自身が接続先の無線部を用いて提供可能な無線アクセスを判定し、該判定結果に基づき動作設定を行うことを特徴とするものが挙げられる。
本発明によれば、現用ベースバンド部や無線部に冗長用の光ファイバ接続用インタフェイスを必要としない。また現用ベースバンド部から予備用ベースバンド部に切り替わった際には、予備用ベースバンド部と無線部との接続状況に応じた適切な無線アクセスサービスを提供することができる。
本発明の実施形態に係る無線アクセス網における冗長化システムの構成図 スタティック設定における設定テーブルの一例 ダイナミック設定におけるフローチャートの一例 従来の無線アクセス網における冗長化システムの構成図
添付の図面を参照して本発明の実施形態に係る無線アクセス網における冗長化システムを説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。図1に本実施例における構成例を示す。
本実施例においては、現用のベースバンド部(BBU:Base Band Unit)10と複数の無線部(RRH:Remote Radio Head)20が、CPRI(Common Public Radio Interface)を用いて即ちデジタルRoF(Radio over Fiber)方式で光ファイバ30により接続されている。1つの現用BBU10には複数のRRH20が接続されている。RRH20は周波数帯ごとに用い、各周波数に対応する複数のRRH20を同一のロケーション25に設置する。同一ロケーション25に設置されるRRH20のうち、特定の周波数帯に対応するRRH20とそれを収容する現用BBU10の間の光信号を、光カプラ40を用いて分岐し、OEO(Optical-to-Electrical-to-Optical)装置50においてOEO変換したのちに、共用予備BBU70の前段に配置した光SW60に接続する。光カプラ40・OEO装置50間、OEO装置50・光SW60間、光SW60・共用予備BBU70間はそれぞれ光ファイバ31,32,33により接続される。前記光SW60及び共用予備BBU70へは、複数の、かつ異なる場所に配置されたRRH20を収容してよい。
なお、上記のOEO装置50は、長距離伝送のためのリピータの意味合いで設けている。もし光バジェット上中継不要であるなら、本願発明ではOEO装置50は必須ではない点に留意されたい。また、CPRI信号の伝送においては遅延・遅延揺らぎ制約がきわめて厳しいために、OEO装置50では単純なOEO変換を想定している。また、カプラ分岐するRRH20の選択や、OEO装置50の有無、光SW60配備有無や配備個所などについても、適宜設計事項の範囲で任意に定めることができる点に留意されたい。
現用BBU10は、任意のRAT(Radio Access Technology)に対応可能とするために、現用BBU10−RRH20間の伝送距離は対応RATに応じて制約される。例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する際には、伝送距離は20〜40kmに制約される。一方、共用予備BBU70とそれに収容されるRRH20間距離は、RRH20が対応可能としているRATのうち、最も長い伝送距離で収容可能なRATを提供可能な伝送距離まで拡大することができる。
現用BBU10が故障した際に、RRH20を共用予備BBU70に接続するために、現用BBU10−RRH20間光信号をカプラ分岐することにより、現用BBU10およびRRH20には冗長用のCPRI−IFを必要としない。同一ロケーション25に設置された複数のRRH20のうち、例えば2GHz帯などの、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(HSPA<High Speed Packet Access>)で広く用いられているIMT(International Mobile Telecommunication)コアバンドなどの特定の周波数に対応するRRH20のみを切り替え対象とすることで、BBU冗長に要する追加コストを抑えることができる。また、光SW60を用いて、故障した現用BBU10に応じて共用予備BBU70に接続するRRH20を選択することで、共用予備BBU70のCPRI−IF数を抑制することができる。
次に本実施の形態に係る冗長化システムにおける現用BBU10から共用予備BBU70への切り替え動作について説明する。
切り替え対象となるRRH20が現用BBU10にCPRI接続されている通常状態では、OEO装置50は、現用系BBU10−RRH20間光信号に影響を与えないよう発光を行わない制御を行う。現用BBU10が故障した際の、切り替え対象RRH20の共用予備BBU70への切り替え動作例を以下に示す。OEO装置50は、分岐された光信号の光パワーを監視することで現用BBU10の故障を監視している。そしてOEO装置50は、現用BBU10の故障を検知するとOEO変換動作を開始し、CPRI信号を共用予備BBU70に中継する。光SW60は、定期的に接続RRH20を切り替えている。また共用予備BBU70は光SW60からの光信号の光パワーを監視している。もし共用予備BBU70で光パワーが検知されたならば、該当するRRH20が接続されていた現用BBU10が故障したものとみなし、光SW60の接続を当該RRH20に固定するとともに、RRH20の接続設定を開始する。以上の動作により切り替え対象RRH20と共用予備RRH70の物理接続が実現できる。
なお、上記ではOEO装置50が分岐された光信号の光パワーを監視することで現用BBU10の故障を監視しているが、他の故障監視方法ならびに物理接続設定方法を採用してもよい。例えば現用BBU10の内部故障により、現用BBU10のCPRI−IFは光信号を送信しているもののユーザ端末(UE:User Equipment)への無線アクセスが不可能となった場合などに備えて、例えば別の監視用のNWなどを用いて現用BBU10の故障監視を行ったり、イーサネットOAM(Operation and Maintenance)などの監視信号を用いて故障検知を行ったりして、それらを契機として当該BBUが送出する光信号を停止したのちにOEO変換を開始し、その後光SW接続を行ってもよく、任意の故障監視ならびに物理接続設定方法を用いることができる。また、その際、故障した現用BBU10からの光信号を確実に遮断するために、光カプラ40と現用BBU10の間に光SWを用いた光遮断器などを設置してもよい。
上述のような方法を用いて切り替え対象RRH20と共用予備BBU70との物理接続を行った後、CPRI仕様(非特許文献2)に従って、CPRI接続シーケンスを動作させ、CPRIレイヤの接続を行う。その後、切り替え対象RRH20に応じて、提供するRATの選択および周波数割当を行う。
次に、切り替え対象RRHに応じた提供RATの選択および周波数割当の手法について説明する。提供RATの選択および周波数割当の手法については種々のものが考えられる。第1の手法としては、切り替え対象RRH20に応じてあらかじめ定められたルールに従って提供RAT及び周波数を決定する方法が挙げられる。図2に本設定方法において用いる設定テーブルの一例を示す。
ここで、切り替え前の通常状態では、切り替え対象RRH20は、全て2.000−2.005GHzでLTEを、2.005−2.020GHzでW−CDMAを提供しているものとする。本設定方法では、切り替え対象となるRRH20のIDと、切り替え後に各RRH20が提供するRATごとの周波数の組み合わせを管理した設定テーブル100を用いる。なお、本設定テーブル100では、必要に応じて他の設定項目を管理してもよい。また、本設定テーブル100は、共用予備BBU70内部に配備しても良いし、外部のサーバに配備してもよく、共用予備BBU70が参照できるのであれば実装位置は不問である。
共用予備BBU70は、切り替え対象RRHのRRH−IDを判別し、該RRH−IDをキーとして設定テーブル100から設定情報を取得し、取得した設定情報に基づき無線アクセスサービスを提供するよう動作する。ここで、RRH−IDは、上述の物理接続における物理接続状態から判別してもよく、また、別の故障監視方法ならびに接続状態監視方法を用いて判別してもよく、任意の方法を用いてよい。
設定テーブル100に設定する各RRH20の提供可能RATおよび割り当て周波数は、当該RRH20において提供可能な範囲であらかじめ定められる。すなわち、提供可能RATの判定は、あらかじめ切り替え対象RRH20−共用予備BBU70間の伝送距離から、許容される伝送遅延の閾値を超えるか否かで判定され、割当可能な周波数は、免許で許可されているか否かを管理している。図2の例では、RRH−ID=1では、CPRI伝送距離や、無線免許上、現用と同じRAT及び周波数割当を行うことができる場合の例を示している。RRH−ID=2では、CPRI伝送距離制約によりLTEの提供を行うことはできないが、当該RRH20で対応可能な周波数帯域を全てW−CDMAに割り当てることができる場合の例を示している。RRH−ID=Nでは、現用と同じW−CDMAの提供のみ可能な場合の例を示している。
以上のように、BBU故障に応じて、RRH−IDを判別し、RRH−IDに応じて上述の設定テーブル100を用いて共用予備BBU70の設定を行い、また必要に応じ切り替え対象RRHの設定を行うことで、RATや周波数帯域に応じた接続を行うことができる。
次に、第2の手法として、切り替え対象RRH20で切り替え後に提供するRATおよび周波数を動的に判定する方法について説明する。図3に本設定方法のフローチャートの一例を示す。
本設定方法は、切り替え対象とするRRH20が多数に上る場合に、切り替え後の提供可能RATや割当周波数の管理を簡易化するために有効である。本設定方法では、切り替え対象RRH20が、通常状態で提供していたRATや提供可能周波数帯域を記憶しておく。現用BBU10の故障に伴い共用予備BBU70に切り替えられ、CPRIレイヤの接続ができたら、切り替え対象RRH20から共用予備BBU70に通常状態で提供していたRATや提供可能周波数帯域を通知する(ステップS1)。共用予備BBU70は、CPRI仕様(非特許文献2)に従って共用予備BBU70−切り替え対象RRH20間伝送遅延dを測定する(ステップS2)。共用予備BBU70では、RATに対する遅延閾値を保持し、それを用いてRAT対応可否を判定する(ステップS3)。図3の例では、LTEに対応する閾値であるDth,LTEを保持し、それを伝送遅延dと比較することで対応RATを決定する。もし閾値Dth,LTE>伝送遅延dであれば、現用系と同じRAT及び割当周波数に応じた設定を共用予備BBU70に行う(ステップS4)。もし閾値Dth,LTE>伝送遅延dでなく、LTEに割り当てられていた周波数はW−CDMAに割り当て可能であれば、対応する全周波数をW−CDMAに割り当てる設定を共用予備BBU70に行う(ステップS5,S6)。もし閾値Dth,LTE>伝送遅延dでなく、LTEに割り当てられていた周波数はW−CDMAに割り当て可能でなければ、現用系で提供していた周波数によってW−CDMAを提供する設定を共用予備BBU70に行う(ステップS7)。また、ステップS4,ステップS6,ステップS7において、必要に応じ切り替え対象RRHの設定を行う。
以上のように、BBU故障に応じて、提供可能なRATや割当可能な周波数帯域を動的に判定して共用予備BBUの設定を行うことで、RATや周波数帯域に応じた接続を行うことができる。
以上本発明の実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものでない。例えば上記実施の形態では通信規格としてLTE及びW−CDMAを例示したが他の通信規格であっても本発明を適用することは可能である。また、前述したように、カプラ分岐するRRHの選択や、OEO装置の有無、光SW配備有無や配備個所、現用BBUの故障監視方法については、適宜設計事項の範囲で任意に定めることができる点に留意されたい。
10…現用BBU、20…RRH、30,31,32,33…光ファイバ、40…光カプラ、50…OEO装置、60…光SW、70…共用予備BBU

Claims (3)

  1. 移動体通信システムの無線アクセス網における基地局装置を構成しベースバンド信号を処理する現用ベースバンド部と、前記基地局装置を構成し無線信号を処理する無線部と、現用ベースバンド部と無線部とをデジタルRoF方式で接続された第1の光ファイバとを備えた無線アクセス網において、
    前記現用ベースバンド部を複数備えるとともに複数の現用ベースバンド部に対して1つの予備用ベースバンド部を備え、前記無線部は1つの現用ベースバンド部に対して複数備え、第1の光ファイバにおける伝送信号を分岐させる光カプラを第1の光ファイバに付設するとともに、光カプラと予備用ベースバンド部とを第2の光ファイバにより接続し
    前記各無線部は、自身が現用ベースバンド部に接続された際に提供している無線アクセスを示す提供情報を記憶した提供情報記憶部を備え、
    前記予備用ベースバンド部は、無線部の接続先が現用ベースバンド部から予備用ベースバンド部に切り替えられると、接続先の無線部から前記提供情報を取得するとともに該提供情報の取得に係る通信の通信状況を計測し、該計測結果及び前記提供情報に基づき自身が接続先の無線部を用いて提供可能な無線アクセスを判定し、該判定結果に基づき動作設定を行う
    ことを特徴とする無線アクセス網における冗長化システム。
  2. 複数の第2の光ファイバと予備用ベースバンド部との接続を切り替える光スイッチを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の無線アクセス網における冗長化システム。
  3. 移動体通信システムの無線アクセス網における基地局装置を構成しベースバンド信号を処理する現用ベースバンド部と、前記基地局装置を構成し無線信号を処理する無線部と、現用ベースバンド部と無線部とをデジタルRoF方式で接続された第1の光ファイバとを備えた無線アクセス網において、
    前記現用ベースバンド部を複数備えるとともに複数の現用ベースバンド部に対して1つの予備用ベースバンド部を備え、前記無線部は1つの現用ベースバンド部に対して複数備え、第1の光ファイバにおける伝送信号を分岐させる光カプラを第1の光ファイバに付設するとともに、光カプラと予備用ベースバンド部とを第2の光ファイバにより接続し、
    前記各無線部は、自身が現用ベースバンド部に接続された際に提供している無線アクセスを示す提供情報を記憶した提供情報記憶部を備え、
    前記予備用ベースバンド部は、無線部の接続先が現用ベースバンド部から予備用ベースバンド部に切り替えられると、接続先の無線部から前記提供情報を取得するとともに該提供情報の取得に係る通信の通信状況を計測し、該計測結果及び前記提供情報に基づき自身が接続先の無線部を用いて提供可能な無線アクセスを判定し、該判定結果に基づき動作設定を行う
    ことを特徴とする無線アクセス網における冗長化方法。
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