JP5377860B2 - 作業機械の角度センサ取付構造 - Google Patents

作業機械の角度センサ取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5377860B2
JP5377860B2 JP2008006896A JP2008006896A JP5377860B2 JP 5377860 B2 JP5377860 B2 JP 5377860B2 JP 2008006896 A JP2008006896 A JP 2008006896A JP 2008006896 A JP2008006896 A JP 2008006896A JP 5377860 B2 JP5377860 B2 JP 5377860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle sensor
fixed plate
mounting structure
attached
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008006896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009167686A (ja
Inventor
亨 飯塚
Original Assignee
キャタピラー エス エー アール エル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キャタピラー エス エー アール エル filed Critical キャタピラー エス エー アール エル
Priority to JP2008006896A priority Critical patent/JP5377860B2/ja
Publication of JP2009167686A publication Critical patent/JP2009167686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5377860B2 publication Critical patent/JP5377860B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、軸線を中心に回動自在に連結された作業機械の一対の部材の相対回動角度を検出する角度センサの取付構造に関する。
作業機械の代表例である油圧ショベルは、軸線を中心に例えばブーム、アームのような部材を回動自在に連結した作業腕装置を備え、この一対の部材の相対回動角度を角度センサによって検出することにより、作業腕装置の作動範囲、吊上げ荷重などが制御される。
作業機械に備えた角度センサは、土砂、障害物などと接触し損傷されやすいので、損傷を防止するために、全体がセンサカバーの中に収容され(例えば、特許文献1参照)、あるいはいずれか一方の部材に形成した収容空間の中に設置されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−256595号公報(第1図) 特開丙6−228989号公報(第2図)
上述したとおりの形態の従来の作業機械の角度センサ取付構造には、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、角度センサ全体を覆うセンサカバーの設置、あるいは角度センサを収容する収容空間の形成は、製造コストがかかる、見栄えが悪くなる、カバーあるいは収容空間を形成する構造物が運転視界の邪魔になる、障害物と接触しやすい、などの問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、軸線を中心に回動自在に連結した作業機械の一対の部材の相対回動角度を検出する角度センサの取付構造を、障害物などから角度センサを保護するとともに、構造をコンパクトにし、製造コストを安くし、かつ見栄えを悪化させないようにすることである。
本発明によれば上記技術的課題を解決する作業機械の角度センサ取付構造として、軸線を中心に回動自在に連結された一対の部材のいずれか一方の該軸線方向外側部に取付けられ相対回動角度を検出する角度センサに重ねられ、該軸線方向に見て角度センサの輪郭と略同一の大きさに形成された固定プレートと、この固定プレートの側から固定プレートおよび角度センサを貫通して該外側部に螺合させた複数個の取付ボルトとを有し、角度センサの外部に出た配線をチャンネル状に覆うように鋼板を折り曲げて形成され、該軸線方向に見て広幅の基部から狭幅の先端部へと台形に形成され、該基部が固定プレートに取付けられた配線保護カバーを備えていることを特徴とする作業機械の角度センサ取付構造が提供される。
本発明に従って構成された作業機械の角度センサ取付構造は、回動自在に連結された一対の部材の一方の外側部に取付けられる角度センサに重ねられ、該軸線方向に見て角度センサの輪郭と略同一の大きさに形成された固定プレートと、固定プレートの側から固定プレートおよび角度センサを貫通して外側部に螺合させた複数個の取付ボルトとを有し、角度センサの外部に出た配線をチャンネル状に覆うように鋼板を折り曲げて形成され、該軸線方向に見て広幅の基部から狭幅の先端部へと台形に形成され、該基部が固定プレートに取付けられた配線保護カバーを備えている。
したがって、角度センサは、固定プレートが重ねられ、固定プレートの側から固定プレート、角度センサを通した複数個のボルトによって、一方の部材の外側部に固定プレートと共締めされ固定されるので、固定プレートによって角度センサは障害物などから保護され、固定プレートは角度センサと共締めにしたので構造はコンパクトであり、製造コストも安くでき、かつ見栄えも悪化しない。また、角度センサの外部に出た配線は、配線保護カバーにより保護される。
以下、本発明に従って構成された作業機械の角度センサ取付構造について、代表的な作業機械である油圧ショベルにおける好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図4を参照して油圧ショベルについて説明する。全体を番号2で示す油圧ショベルは、下部走行体4と、下部走行体4上に水平方向に旋回自在に取付けられた上部旋回体6を備え、上部旋回体6にはバケット8を備えた作業腕装置10が取付けられている。
作業腕装置10は、上部旋回体6に上下方向に回動自在に取付けたブーム10a、ブーム10aの先端に上下方向に回動自在に取付けたアーム10bを備え、バケット8はアーム10bの先端に上下方向に回動自在に取付けられている。
ブーム10aと上部旋回体6の間にはブーム作動シリンダ10cが、ブーム10aとアーム10bの間にはアーム作動シリンダ10dが、アーム10bとバケット8の間にはバケット作動シリンダ10eがそれぞれ取付けられている。
一対の部材、ブーム10aとアーム10bは、軸線Xを中心に回動自在に連結され、ブーム10aとアーム10bの相対回動角度を検出する角度センサ12が、一方の部材ブーム10aに取付けられている。
図1を参照して、角度センサ12の取付構造について説明する。角度センサ12はブーム10aの軸線X方向の外側部14の軸線Xの近傍に取付けられている。角度センサ12の取付構造は、角度センサ12に重ねた固定プレート16と、固定プレート16の側から固定プレート16、角度センサ12を貫通して外側部14のねじ穴15に螺合した複数個(実施の形態においては4個)の取付ボルト18を備えている。
角度センサ12は、平円板状の周知のポテンショメータである。角度センサ12の中心の回動軸(図示していない)から突出した揺動自在な角度検出用のレバー12aが他方の部材であるアーム10bにロッド20により、軸線X方向におけるブーム10aとアーム10bの間において連結されている。かくして、ブーム10aとアーム10bの軸線Xを中心にした相対回動角度が角度センサ12に入力され、回動角度の変化に応じた電気抵抗値の変化が外部に出た配線22を通して出力される。
固定プレート16は、軸線X方向に見て(図1(a)(c))角度センサ12の円形の輪郭と略同一の大きさに形成されている。固定プレート16には、角度センサ12の外部に出た配線22を覆う配線保護カバー24がボルト26、26により取付けられている。
図2を参照して固定プレート16についてさらに説明する。固定プレート16は、角度センサ12に重ねて障害物などから角度センサ12を保護するように比較的厚い平鋼板によって形成されている。角度センサ12の取付用ボルト穴12bと同じ配置で取付用ボルト穴16aが複数個(4個)形成されている。角度センサ12に重ねる側の面と反対側の面には、配線保護カバー24を取付けるための一対のねじ穴付ボス16b、16bが溶接されている。周縁の一部には、配線22を固定するストラップ28(図1(c))の取付穴16cが形成されている。
図3を参照して配線保護カバー24についてさらに説明する。配線保護カバー24は、比較的薄い鋼板を断面チャンネル状に、配線22(図1(c))を覆う、外側部14の方向に折り曲げて形成されている。チャンネルの断面は、広幅の基部から狭幅の先端部へと台形に形成され、基部には、固定プレート16のねじ穴付ボス16bにボルト26(図1(a))によって取付けるためのボルト穴24a(2個)が形成されている。
主として図1を参照して、上述したとおりの作業機械の角度センサ取付構造の作用について説明する。
本発明の角度センサ取付構造は、回動自在に連結された一対の部材の一方であるブーム10aの外側部14に取付けられる角度センサ12に重ねられた固定プレート16と、固定プレート16の側から固定プレート16および角度センサ12を貫通して外側部14に螺合させた複数個の取付ボルト18を備えている。
したがって、角度センサ12は、固定プレート16が重ねられ、固定プレート16の側から固定プレート16、角度センサ12を通した複数個のボルト18によって、一方の部材であるブーム10aの外側部14に固定プレート16と共締めされて固定されるので、固定プレート16によって角度センサ12は障害物などから保護され、固定プレート16は角度センサ12と共締めにしたので構造がコンパクトであり、製造コストも安くでき、かつ見栄えも悪化しない。
また、固定プレート16は、軸線X方向に見て角度センサ12の輪郭と略同一の大きさに形成されている。したがって、固定プレート16の大きさは最小限であるので、コンパクトで、経済的で、見栄えもよい。
さらに、角度センサ12の外部に出た配線22を覆う、固定プレート16に取付けられた配線保護カバー24を備えている。したがって、配線22が損傷を受ける可能性の大きい現場で稼動する作業機械には、配線保護カバー24を取付けて配線22を保護することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施の形態においては、一対の部材として、作業腕装置10のブーム10aおよびアーム10bの例が示されているが、一対の部材はこれらに限定されるものでなく、例えばアーム10bとバケット8の連結部分、あるいは他の回動自在に連結した部分などにも適用することができる。
本発明の実施の形態においては、配線保護カバー24は固定プレート16にボルト26によって取付けられているが、溶接などによって一体にしてもよい。
本発明に従って構成された作業機械の角度センサ取付構造の(a)側面図、(b)A−A矢印拡大図、(c)配線保護カバー未装着の側面図。 固定プレートの詳細図。 配線保護カバーの詳細図。 本発明に係る角度センサ取付構造を備えた作業機械である油圧ショベルの側面図。
符号の説明
2:油圧ショベル(作業機械)
10a:ブーム(一対の部材の一方)
10b:アーム(一対の部材の他方)
12:角度センサ
14:外側部
16:固定プレート
18:取付ボルト
24:配線保護カバー
X:軸線

Claims (1)

  1. 軸線を中心に回動自在に連結された一対の部材のいずれか一方の該軸線方向外側部に取
    付けられ相対回動角度を検出する角度センサに重ねられ、該軸線方向に見て角度センサの輪郭と略同一の大きさに形成された固定プレートと、
    この固定プレートの側から固定プレートおよび角度センサを貫通して該外側部に螺合さ
    せた複数個の取付ボルトとを有し、
    角度センサの外部に出た配線をチャンネル状に覆うように鋼板を折り曲げて形成され、該軸線方向に見て広幅の基部から狭幅の先端部へと台形に形成され、該基部が固定プレートに取付けられた配線保護カバー
    備えていることを特徴とする作業機械の角度センサ取付構造。
JP2008006896A 2008-01-16 2008-01-16 作業機械の角度センサ取付構造 Expired - Fee Related JP5377860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006896A JP5377860B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 作業機械の角度センサ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006896A JP5377860B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 作業機械の角度センサ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009167686A JP2009167686A (ja) 2009-07-30
JP5377860B2 true JP5377860B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=40969173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008006896A Expired - Fee Related JP5377860B2 (ja) 2008-01-16 2008-01-16 作業機械の角度センサ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5377860B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014093625A1 (en) * 2012-12-12 2014-06-19 Vermeer Manufacturing Company Systems and methods for sensing wear of reducing elements of a material reducing machine

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3717026B2 (ja) * 1998-01-14 2005-11-16 株式会社小松製作所 パワーショベルのアーム角検出器の取付構造
JP3900449B2 (ja) * 1998-12-08 2007-04-04 株式会社小松製作所 油圧ショベルのアーム角度検出器取付構造
JP4166925B2 (ja) * 2000-05-19 2008-10-15 日立建機株式会社 2部材連結装置
JP2004278288A (ja) * 2003-02-26 2004-10-07 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械におけるアーム角度センサ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009167686A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6406307B2 (ja) 作業機械
JP2017053174A (ja) シリンダ装置
JP2006220179A (ja) シリンダ装置
JP2005023718A (ja) 建設機械
JP5526106B2 (ja) 建設機械のシリンダカバー取り付け構造
JP5377860B2 (ja) 作業機械の角度センサ取付構造
JP2011241643A (ja) 作業機のカメラ取付け装置
CN103669442B (zh) 工程机械的角度检测装置
JP2010071018A (ja) 作業アタッチメント及びこれを備えた建設機械
JP4425218B2 (ja) 建設機械及びその突出物
JPH09296474A (ja) 建設作業機におけるブーム揺動シリンダの保護装置
JP4145209B2 (ja) 斜面作業機
JP6613804B2 (ja) 作業機械
JP4757272B2 (ja) 建設機械の油圧ホースクランプ装置
JP2013057336A (ja) 建設機械のシリンダ装置
JP4166925B2 (ja) 2部材連結装置
JP4209349B2 (ja) 建設機械のアーム構造
JP4900400B2 (ja) 旋回角度検出装置及びそれを備えた旋回式作業機械
JP2009249922A (ja) 建設機械の下部走行体
JP2023131836A (ja) 保護具及び作業機械
JP4449989B2 (ja) 建設機械の角度検出装置
JP6118274B2 (ja) ミニショベル
JP2006249927A (ja) 超小旋回型作業車
JP2020139324A (ja) 建設機械
JPH11247216A (ja) 建設機械の作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100713

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees