JP6613804B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、アングルセンサ装置を有する作業機械に関し、特にそのアングルセンサの保護構造に関する。
従来より、油圧ショベル、破砕機のような作業機械のアタッチメントにアングルセンサを設けてアタッチメントの回動角度を検出するものが知られている。
例えば、図11及び図12に示す特許文献1のような作業機では、第1部材104に結合ピン105を介して第2部材106を回動可能に取付け、第1部材104に固設したハウジング体110にアングルセンサ111を固定して取付け、そのアングルセンサ111の検出軸軸心と同心にシャフト部材112を設けている。そして、そのシャフト部材112のアングルセンサ側端面部の軸心に凹部を穿設し、その凹部に上記検出軸を嵌挿し、またシャフト部材112の外側端部と、第2部材106の外側面部とをレバーを介して連結し、第2部材106の第1部材104に対する相対角度を検出するようにしている。このアングルセンサ装置107では、アングルセンサ111における結合ピン105の軸方向のみ保護するようにカバー部材113(図11にハッチングで示す)が設けられている。
実開平6−49938号公報
しかしながら、上記カバー部材113は、シャフト部材112の回動範囲では干渉を避けるためにアングルセンサ111を覆えないので、石などの混入などにより、アングルセンサ111が故障しやすいという問題がある。
また、物理的な接触により、カバー部材113が変形すると、変形したカバー部材113の一部がアングルセンサ111と接触してアングルセンサ111が破損するおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第2部材の第1部材に対する回動を阻害することなくアングルセンサを確実に保護できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、アングルセンサの周りを保護部材で覆って、その保護部材の移動を規制するようにした。
具体的には、第1の発明では、第1部材と、該第1部材に対して接続ピンを中心に回動可能に結合された第2部材と、該第2部材の上記第1部材に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置とを備えた作業機械を対象とする。
そして、上記接続ピンは、上記第2部材と回動一体に上記第1部材に設けられており、
上記アングルセンサ装置は、
上記第1部材及び上記接続ピンの一方に設けたマーカーと、
上記第1部材及び上記接続ピンの他方に上記マーカーの対向する位置に所定距離をあけて設けられ、上記マーカーの回動角度を検出するアングルセンサと、
上記アングルセンサの周囲を囲む保護部本体及び該保護部本体を上記第1部材に固定する取付部を有する保護部材と、
上記第2部材に設けられ、上記保護部本体の移動を規制する移動規制部材とを備えている。
上記の構成によると、第2部材と回動一体の接続ピンにマーカー及びアングルセンサの一方を設け、それに対向する位置に他方を設けることで回動角度を検知するようにしているので、従来のようにシャフト部材を設けて回動角度を検知する必要がない。このため、シャフト部材の回動範囲のスペースを確保する必要がなく、保護部材を接続ピンの全周に設けることが可能となり、アングルセンサが確実に保護される。保護部材が第2部材の回動を阻害しないように設けるために片持ち構造となったとしても、第2部材に設けた移動規制部材で保護部材の変形を防止することで、アングルセンサの保護効果がさらに向上する。
第2の発明では、第1の発明において、
上記保護部本体は、筒状外周壁を有し、
上記移動規制部材は、上記筒状外周壁に対して近接して設けられ、上記保護部本体が移動したときに内側又は外側から当接することで、上記保護部本体の移動を規制するように上記第2部材に設けられている。
上記の構成によると、筒状外周壁に側方から力が加わったときに、変形しようとする筒状外周壁に対して移動規制部材がその内側又は外側から当接するので、それ以上筒状外周壁が変形しない。このため、アングルセンサが確実に保護される。なお、この場合、移動規制部材は、筒状外周壁の内側にあってもよいし、外側にあってもよい。さらに移動規制部材は、連続していなくてもよく、離散的に設けられていてもよい。ここで、「近接して設けられ」とは、移動規制部材と筒状外周壁とが、筒状外周壁の移動による変形を防止できる程度に適度な隙間を持って間隔を空けて設けられていることを意味するが、場合によっては、筒状外周壁が移動していないときに一部が互いに接していてもよい。
第3の発明では、第2の発明において、
上記移動規制部材は、リング状であり、上記筒状外周壁の内側に設けられている。
上記の構成によると、筒状外周壁の側方から荷重が加わった場合に、その内側に設けられたリング状の移動規制部材が、筒状外周壁の移動を全周で規制するので、筒状外周壁が変形してアングルセンサを損傷させることはない。また、リング状の移動規制部材が小石等の保護部本体内への侵入を全周において確実に防止する。さらに、移動規制部材がリング状であるため、第2部材が回動しても、保護部本体との距離が変わらず、回動が阻害されない。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、
上記移動規制部材の高さは、上記筒状外周壁の端部と上記第1部材の側面との間の隙間よりも高い構成とする。
上記の構成によると、移動規制部材が第1隙間から保護部材の内部への小石等の侵入を効果的に防止する。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、
上記保護部本体は、筒状外周壁と、該筒状外周壁に固定された蓋部材とを備え、
上記アングルセンサは、上記蓋部材に対して回り止めされている。
上記の構成によると、アングルセンサを筒状外周壁と蓋部材とで構成される保護部本体で全周に亘って覆うことができるので、小石などの異物によるアングルセンサの損傷が防止される。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記マーカーは、上記接続ピンの一端に回動一体に固定され、
上記アングルセンサは、上記第1部材に対して回動不能に取り付けられている。
上記の構成によると、第2部材が回動すると、第2部材と回動一体の接続ピンがマーカーと共に回動し、その回動角度を第1部材に回動不能に取り付けたアングルセンサが検知する。配線が不要なマーカー側を回動させるようにし、配線が必要なアングルセンサは第1部材に固定するようにしているので、配線が容易で損傷しにくい。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記取付部は、上記第2部材の回動範囲外に設けられており、
上記保護部本体は、上記第1部材に片持ちで固定されている。
上記の構成によると、第2部材の回動範囲外で保護部本体を第1部材に片持ち支持しているので、保護部本体が第2部材の回動を阻害することはない。保護部本体が片持ち支持されていても、移動規制部材によってその変形が防止されるので、アングルセンサが破損しにくい。
第8の発明では、第1から第7のいずれか1つの発明において、
上記第1部材は、アームであり、
上記第2部材は、先端アタッチメントが取り付けられるアイドラリンクである。
上記の構成によると、土砂や金属片が接触しやすい先端部分においてもセンサが保護可能である上に、先端アタッチメントの回動角度が確実に検知されるので、例えば、先端アタッチメントが運転室などと接触するのを確実に防止でき、できるだけ広範囲での先端アタッチメントの安全な使用が可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、マーカーの回動角度を検出するアングルセンサの周囲を保護部材で覆い、この保護部材の保護部本体の移動を第2部材に設けた移動規制部材で第1部材に固定した規制するようにしたことにより、第2部材の第1部材に対する回動を阻害することなくアングルセンサを確実に保護できる。
アングルセンサ装置及びその周辺を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図である。 アームを示す斜視図である。 アーム先端を拡大して示す側面図である。 アーム先端をさらに拡大して示す側面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図6のVII部拡大断面図である。 筒状外周壁及び取付部を拡大して示す側面図である。 筒状外周壁、取付部及び蓋部材を拡大して示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る図7相等図である。 従来技術に係るブーム及びアームの接続部を拡大して示す側面図である。 図11のXII−XII線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−油圧ショベルの構成−
図2は本発明の実施形態に係る作業機械としての油圧ショベル1を示し、この油圧ショベル1は、下部走行体2と、この下部走行体2上で旋回可能な上部旋回体3を備えている。上部旋回体3には、アタッチメントとしてのブーム4がブームシリンダ5で起伏可能に支持されている。上部旋回体3の前側には、運転室3aが設けられている。ブーム4の先端には、第1部材としてのアーム6が回動可能に接続され、アームシリンダ7を伸縮させることにより回動されるようになっている。
アーム6の先端には、先端アタッチメントとしての破砕装置8が、先端シリンダ9、第2部材としてのアイドラリンク10及びバケットリンク11により、回動可能に連結されている。なお、先端アタッチメントは、この破砕装置8に限定されず、各種バケット、リフティングマグネット、グラップル等でもよい。図5等にも示すように、破砕装置8は、アーム6に対してアーム側連結ピン13で連結され、バケットリンク11に対してリンク側連結ピン14で連結されている。
図4に回動範囲を示すように、アイドラリンク10は、左右に一対設けられてアーム6に対して接続ピン12を中心に回動可能に結合されている。本実施形態では、接続ピン12は、アイドラリンク10と回動一体にアーム6に設けられている。そして、アーム6には、アイドラリンク10のアーム6に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置20が設けられている。
アングルセンサ装置20は、接続ピン12の例えば運転室3aから見た左端部に設けたマーカー21と、アーム6に設けられてマーカー21の回動角度を検出するアングルセンサ22とを備えている。
マーカー21は、例えば、円板状又は円柱状のポジションマーカーであり、磁石が埋め込まれている。マーカー21は、接続ピン12の一端に嵌め込み等により、回動一体に固定されている。
アングルセンサ22は、例えば、磁界の向きを集積回路で捕捉し、算出された角度をアナログ信号として出力する磁気式非接触ロータリセンサよりなる。アングルセンサ22のセンサ本体とマーカー21との間の芯ずれや距離は、許容範囲内にあることが必要である。このアングルセンサ22は、アーム6に対して回動不能に取り付けられている。
具体的には、アングルセンサ22は、断面円形キャップ状のセンサ取付ブラケット23に取り付けられている。このセンサ取付ブラケット23の周囲は、保護部本体24及びこの保護部本体24をアーム6に固定する取付部25を有する保護部材26で覆われている。この保護部本体24は、例えば、鋼板を略八角形状に折り曲げ形成した筒状外周壁27と、この筒状外周壁27に固定された蓋部材28とを備えている。例えば、筒状外周壁27の両端に取付部25がそれぞれ形成されている。この取付部25は、そのボルト挿通孔25aに挿通した取付ボルト30によって、アーム6に設けたタップドブロック15に締結されるようになっている。取付部25は、アイドラリンク10の回動範囲外でアーム6に固定されている。
板状の蓋部材28は、例えば保護部本体24の内周に合わせて略八角形であり、保護部本体24の内面に突設された固定部27aに固定ボルト31で固定されている。蓋部材28の裏面側には、回り止めピン28aが突設されており、この回り止めピン28aをセンサ取付ブラケット23に設けた係合穴23aに挿入することで、アングルセンサ22が蓋部材28に対して回り止めされている。そして、図7に拡大して示すように、センサ取付ブラケット23には、例えば双腕形状の板バネ32がバネ取付ネジ32aで取り付けられている。この板バネ32の弾性を有する双腕部が蓋部材28の裏面側に当接することで、センサ取付ブラケット32の嵌合用凹部23bが接続ピン12の鍔部12aに押し付けられてセンサ取付ブラケット32がぐらつかないようになっている。
なお、図9に破線で示すように、固定ボルト31は、蓋部材28を固定部27aに取り付けた状態で、筒状外周壁27からはみ出さない位置としている。このため、固定ボルト31のボルト頭が異物に当たって固定ボルト31及びその周辺が損傷することはない。
そして、アイドラリンク10には、保護部本体24の移動を規制する移動規制部材29が設けられている。本実施形態では、移動規制部材29は、アイドラリンク10の左側面に溶接等により設けられたリング状突起よりなる。移動規制部材29の外径は、筒状外周壁27の最小内径よりも小さく、移動規制部材29の外周を筒状外周壁27が覆うような形状となっている。すなわち、移動規制部材29は、筒状外周壁27の内側に配置されている。
そして、筒状外周壁27のアイドラリンク10側の端部とアーム6の側面との間の隙間を第1隙間C1とすると、移動規制部材29の高さHは、第1隙間C1よりも高い(H>C1)。マーカー21とアングルセンサ22との間の第2隙間C2は、アングルセンサ22の機能を発揮するために予め許容範囲が定められている。板バネ32が設けられる蓋部材28とセンサ取付ブラケット23との間の隙間C3は、これらの隙間C1,C2に比べて大きく設定されている。
図4に示すように、アングルセンサ22のケーブル22aは、アーム6の左側面に取り付けたケーブル保護ブラケット22bに覆われている。
−アングルセンサ装置の作動−
上記のように構成した油圧ショベル1では、破砕装置8の作動中に先端シリンダ9が伸縮してアイドラリンク10が回動すると、アイドラリンク10と回動一体の接続ピン12がマーカー21と共に回動し、その回動角度をアーム6に回動不能に取り付けたアングルセンサ22が検知する。これにより、破砕装置8の作業姿勢も把握できるので、その作業姿勢を元にブーム4の起伏角度制御と合わせて運転室3a等との接触防止をすればよくなる。このため、従来のように常に破砕装置8が最も運転室3a等に当たりやすい作業姿勢とみなして接触防止制御を行うのではなく、破砕装置8の姿勢を把握しながらできるだけ広い範囲での作業が可能となるように接触防止制御を行えばよい。
また、本実施形態では、従来のようにシャフト部材を設けて回動角度を検知する必要がない。このため、シャフト部材の回動範囲のスペースを確保する必要がなく、多角形筒状外周壁27と蓋部材28とで構成した保護部本体24を接続ピン12の全周に設けることが可能となり、アングルセンサ22の全周を覆うことができ、アングルセンサ22及びマーカー21が確実に保護される。しかも、本実施形態では、アングルセンサ22の全周を筒状外周壁27と蓋部材28とで構成される保護部本体24で覆っているので、小石などの異物によるアングルセンサ22の損傷が防止され、アングルセンサ22の保護効果がさらに向上する。
また、筒状外周壁27の側方から荷重が加わった場合でも、その内側に設けられた移動規制部材29が、筒状外周壁27の移動を規制する。また、筒状外周壁27が剥がれるような筒状外周壁27の斜め方向から力が加わっても、筒状外周壁がアーム8の側面や移動規制部材29に当接して剥がれることはない。このため、筒状外周壁27が変形したり、剥がれたりしてアングルセンサ22を損傷させることはない。
アイドラリンク10の回動範囲外で保護部本体24をアーム6に片持ち支持しているので、保護部本体24がアイドラリンク10の回動を阻害することはない。そして、保護部材26をアイドラリンク10の回動を阻害しないように設けるために、一対の取付部25で片持ち構造となっているが、アイドラリング10に設けた移動規制部材29で保護部材26の変形を防止することで、アングルセンサ22の損傷が確実に防止される。
しかも、移動規制部材29は、リング状であり、その高さHは、第1隙間C1よりも高いので、移動規制部材29が第1隙間C1から保護部材26の内部への小石等の侵入が防止される。
本実施形態では、保護部材26に外からの荷重が加わっても、最初に筒状外周壁27の端部がアーム6に当接してそれ以上の変形が抑制されるので、アングルセンサ22が他の部材に接触して損傷するのが防止される。
本実施形態では、マーカー21側を回動させるようにして配線が必要なアングルセンサ22はアーム6に固定してするようにしているので、回動可能なようにケーブル22aをたるませる必要がなく、配線が容易で損傷しにくい。アングルセンサ22のケーブル22aは、アーム6の側面に設けたケーブル保護ブラケット22bで保護される。
したがって、本実施形態に係る作業機械によると、アイドラリンク10のアーム6に対する回動を阻害することなくアングルセンサ22を確実に保護できる。
−変形例−
図10は本発明の実施形態の変形例を示し、接続ピン112とセンサ取付ブラケット123との当接構造が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、本変形例では、図1〜図9と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本変形例では、接続ピン112の鍔部がなく、センサ取付ブラケット123から突出して形成された環状リブ123aの先端がピン挿通孔10aに挿通されて、そのピン当接面123cが接続ピン112の先端に当接している。センサ取付ブラケット123の環状リブ123aの外側周縁とアイドラリンク10の側面との間に第4隙間C4が保たれている。
本変形例でも、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、筒状外周壁27の形状を八角筒状としたが、この筒状外周壁27は、八角筒状ではなく、六角筒状、四角筒状など他の多角形筒状でもよく、円筒状、楕円筒状でもよい。
上記実施形態では、マーカー21を接続ピン12の一端に設けて保護部材26側にアングルセンサ22を設けたが、逆にアングルセンサ22を接続ピン12の一端に設けて保護部材26側にマーカー21を設けてもよい。
上記実施形態では、アングルセンサ22は、磁界により角度位置を検出するセンサとしたが、赤外線センサ他の光学センサなどの非接触式センサを用いてもよい。
上記実施形態では、移動規制部材29の外径を筒状外周壁27の最小径よりも小さくし、移動規制部材29の外周を筒状外周壁27で覆うようにしたが、逆に移動規制部材29が筒状外周壁27の外周を覆うようにしてもよい。また、移動規制部材29は、連続したリング状突起ではなく、途中が途切れた円弧状の突起の集合であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
3a 運転室
4 ブーム
5 ブームシリンダ
6 アーム(第1部材)
7 アームシリンダ
8 破砕装置(先端アタッチメント)
9 先端シリンダ
10 アイドラリンク(第2部材)
10a ピン挿通孔
11 バケットリンク
12 接続ピン
12a 鍔部
13 アーム側連結ピン
14 リンク側連結ピン
15 タップドブロック
20 アングルセンサ装置
21 マーカー
22 アングルセンサ
22a ケーブル
22b ケーブル保護ブラケット
23 センサ取付ブラケット
23a 係合穴
23b 嵌合用凹部
24 保護部本体
25 取付部
26 保護部材
27 筒状外周壁
27a 固定部
28 蓋部材
28a 回り止めピン
29 移動規制部材
30 取付ボルト
31 固定ボルト
32 板バネ
32a バネ取付ネジ
112 接続ピン
123 センサ取付ブラケット
123b 環状リブ
123c ピン当接面

Claims (6)

  1. 第1部材と、該第1部材に対して接続ピンを中心に回動可能に結合された第2部材と、該第2部材の上記第1部材に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置とを備えた作業機械であって、
    上記接続ピンは、上記第2部材と回動一体に上記第1部材に設けられており、
    上記アングルセンサ装置は、
    上記第1部材及び上記接続ピンの一方に設けたマーカーと、
    上記第1部材及び上記接続ピンの他方に上記マーカーの対向する位置に所定距離をあけて設けられ、上記マーカーの回動角度を検出するアングルセンサと、
    上記アングルセンサの周囲を囲む保護部本体及び該保護部本体を上記第1部材に固定する取付部を有する保護部材と、
    上記第2部材に設けられ、上記保護部本体の移動を規制する移動規制部材とを備え、
    上記保護部本体は、筒状外周壁を有し、
    上記移動規制部材は、上記筒状外周壁に対して近接して設けられ、上記保護部本体が移動したときに内側又は外側から当接することで、上記保護部本体の移動を規制するように上記第2部材に設けられ、
    上記筒状外周壁の端部と上記第2部材の側面との間に隙間が形成されており、
    上記移動規制部材の高さは、上記筒状外周壁の端部と上記第2部材の側面との間の隙間よりも高い
    ことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項に記載の作業機械において、
    上記移動規制部材は、リング状であり、上記筒状外周壁の内側に設けられている
    ことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1又は2に記載の作業機械において、
    上記保護部本体は、筒状外周壁と、該筒状外周壁に固定された蓋部材とを備え、
    上記アングルセンサは、上記蓋部材に対して回り止めされている
    ことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の作業機械において、
    上記マーカーは、上記接続ピンの一端に回動一体に固定され、
    上記アングルセンサは、上記第1部材に対して回動不能に取り付けられている
    ことを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載の作業機械において、
    上記取付部は、上記第2部材の回動範囲外に設けられており、
    上記保護部本体は、上記第1部材に片持ちで固定されている
    ことを特徴とする作業機械。
  6. 請求項1からのいずれか1つに記載の作業機械において、
    上記第1部材は、アームであり、
    上記第2部材は、先端アタッチメントが取り付けられるアイドラリンクである
    ことを特徴とする作業機械。
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